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アート・オブ・ベンチングシリーズ
シャウド 7 – ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマン
のチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈
2022年4月2日
http://www.crimsoncircle.com/
私は私である全て、アダマス・サンジェルマンです。
さて、私たちはハワイはコナのヴィラ・アミヨー、そのシャーンブラ・パビリオンに来ています。月1回のシャウドで、私たちは再びここに集ったわけです。私たちがシャウドを続けてきて、もう何年になりますかね。いったいどれだけこの、美しい、本当に美しい年月の間、これを続けて、私たちはこの今、私たちの光を輝かせるところにまで達したのでしょうか。私たちはあらゆる課題を通り過ぎて来ました。私たちはあらゆる種類の涙を経験しました。そして今、私たちが、それを行うためにここにやって来た、まさにそのこと ―私たちが光り輝くこと、を真に行える時なのです。それは難しいことではありません。費用は一切かかりません。多くのレッスンを受ける必要もありません。が、私は本日、いくつかレッスンをします。単純に、光り輝くためのポイントについてです。私たちは今も、このシャーンブラ・パビリオンから光を放射しています。
それを行っていると、みなさんが惑星へ向けて光を放射していると、ええ、世界からの光に対するニーズを、熱望を、もうほとんど渇望に近いものさえ、感じることができるのではないかと思います。加えてまた、あなたが自身の光を放っていると、あなたの人生にもまた、何かしらが起こっていることに気付くものと思います。疑い、そのようなものが消え始めます。分かりますか、内なる戦いや葛藤の中にいる間、自分に歯向かい抵抗している間、疑いがある間、あなたはその光を押し留めていました。しかし「私はそれを超越した。そんなものは、とうに超えた。疑い続ける理由が無い」そう言った途端 ―疑いを超えた途端に― 疑いは消えていきます。あなたはあなたのエネルギーの流れに乗るようになっていきます。あなたは、どうせ起こることはないであろう未来のこと、そういったことに関して、心配をしなくなります。あなたは「私は在る」ということの意味を真に理解し始めます。気付きというものを理解するのです。
あなたが光を放っていると、ふとした瞬間に、その手のものが、消えているように思えてきます。何故なら、まあそれは、あなたがあなたの光を放っているから、と言う他ありません。あなたは、本当はそうである、本当のあなたに対して、自分をオープンにしているのです。もう、自分のアイデンティティをクラフトしようとはしていません。アイデンティティを作っていくというのは、たくさんのたくさんの人間の生涯において、とても興味深く、また楽しいゲームでした。「私は誰なのか?」です。「こうだったら、ああだったら、どうなるか試してみよう」です。そしてあなたは最後に、それらは全てただの配役であり、意識の演じる一幕であったこと、とにかく全てはただのお芝居であったことが理解できるポイントに至るのです。そしてまた、あなたは、もうこれ以上自分のアイデンティティをクラフトする必要がない、それを理解するところにも至るのです。あるのはシンプルに「私は私である全て」です。それでこそ、あなたはあなたの光を、私たちがこのヴィラ・アミヨーから今行っているように、輝かせることができるのです。目的、狙いは無しにしてください。ただただ私たちの光を放つのです。それを受け取る人がいるかどうかも関係無しです。それはどうでもいいことです。私たちは、私たちにも、どの誰にも、どのシャーンブラにも、何かを与えようとすることなく、ただ光り輝き、ただ光を共有します。
そうしつつ、再び言及しておきますが、それをする際、それ、光はまずあなた自身に届きます。最も偉大なる光が、あなたへ向けて輝きを放ちます。人間部分はそれで、過去がいかに狂ったものだったのか、自分自身で全てを解決しようとすることがいかに馬鹿げていたのか、自分を完璧にしよう、リアライゼーションに相応しい人間になろうとすることがいかにクレージーなことだったのかを認識し始めます。
分かりますね、リアライゼーション、リアライゼーションに至ること、それに相応しい人になると言ったところで、そのために受けなければならないテストなどありません。試験なんかありません。天から雷が落ちてくることも、ちなみに、落雷を受けたところで、大した浄化作用はありませんが、とにかくそんなものはありません。リアライゼーションに至るにあたって、躓いたり転んだりすることはありますよ、実際。ただ、思うに、少なくとも今起こっているそれは、プログラムの一部です。あなたは文字どおりに躓いたり転んだりすることもあれば、広い意味で躓いたり転んだりもするでしょう。いずれにせよ、少々躓くこともあれば、転ぶこともあるでしょう。が、それは時として起こる、ドンとして入れる、なのです。場合によっては、あなたは、頑張って頑張って頑張って、そして何度も何度も躓き、転んで、それに飽きて、やっと気付くかもしれません。「そうなろうと頑張るのはもうやめだ。シンプルに、それであろう。私は既にそれなのだ」と。なろうとするのと、そうであること、その間には大きな大きな違いがあります。あなたが一生懸命クラフトしてきた人間のアイデンティティは「違う! 違うよ! まだやるべきことが残ってるんだ。まだまだ完璧じゃないんだよ。もっと頑張らないといけない。あらゆる苦難を乗り越えてこそ、それでリアライゼーションに至れるってものだ」と叫ぶかもしれません。が、あなたにはそれが大間違いであると分かるでしょう。結局それは、あなたが自ら光り輝くかどうかだけの単純な問題です。そのぐらい単純な話です。
もしあなたがまだ、あなたが既に認識したと認識していないとしても、あなたがあなたの光を輝かせれば、あなたにはそれが認識できます。話はそこからであったことを認識できます。あなたがそれまでやってきたのは全て、それを避けるためのことか、もしくは、それになろうとすることか、そうでなければ、他の誰かの方法を真似しようとしていただけなのです。そういうのは機能しません。あなたは突然に認識します。「私は、認識した者だ」と。それは、大きな落雷のようなものではないと思います。それで、10歳若返ったりもしないと思います。そういうのはどうでもいいことです。大事なのは、あなたはあなた自身に、認識することを許しているということです。
たくさんのシャーンブラが既にそのことを認識しています。本当にそうです。彼らには、それが、能力の獲得ではないことが分かっています。あー、いえ、リアライゼーションは ―うむ、ふむ― 力を獲得することではありません。それは、途端に、人生において、自分に対して、他人に対して、もっとパワフルになるという話ではありません。それは、途端にそういった全てを得られるとか、全てが出来るようになるというものでもありません。それらは、本当に、間違ったストーリーです。マインドに刷り込まれた嘘の話です。人間はもしかしたらそういったものを欲しがるかもしれませんが、リアライゼーションに至るというのは単純に「私は私である全て。私は認識した」なのです。
そのことが認識できたら、自身の内側からそれを真に感じられるポイントにまで到達すれば、エネルギーの全てが、とてもシンクロした、その人特有のものに変わり、調整され、流れるようになるでしょう。その時点ではもう、そのために何かを頑張ろうとは思いません。リアライゼーションとともに栄光がもたらされるという期待はなくなっています。自身が認識していることを認識したみなさん、シャーンブラにとって、リアライゼーションは栄光でも何でもありません。リアライゼーションは、力に関するものではありません。もっとたくさんのエネルギーを持っているということでもありません。そういった一切のものではないのです。それは単純に、本当の自分を認識しているというだけの話です。人間だけに限られたものではないですよ。外へ出て探求し、演じ続けている人間の偉大なるアスペクト、ファセットだけではなく、それを言葉には出来ないかもしれませんが、「私は私である全て」を認識するのです。ただ、それを本当に定義することは出来ないかもしれません。リアライゼーションに至ったばかりの人に対して私はよく、それを定義しようとはしないよう伝えます。ただそれであろうとし、それを生きるようにと伝えます。時間が経てば、それをより上手に定義し、伝えられるようにもなるでしょう。が、今は、ただ大きく深呼吸をして「私は認識している」と認識してください。
そうして、私たちはこのヴィラ・アミヨーから世界へ向けて私たちの光を放射しているのです。何の狙いもなくそうしています。このウェブキャストに参加しているみなさんの1人1人へ向けて、そしてそのそれをぞれを通して、輝いています。私たちは私たちに向けて、光を放っています。みなさんはそれを受け取るに相応しいのです。ここまで通り過ぎて来た全てを鑑みて、みなさんは完全にそれに相応しい人たちなのです。
では、そのことを胸に、大きく深呼吸をしましょう。私たちがここにいる理由はそれなのです。
私たちはシャーンブラとしての、新しい時代にいるのです。リンダ、気付いてたかい? 私たちはシャーンブラとしての完全に新しい時代にいるんだよ。
リンダ:だと思うわ。
アダマス:君はいつもシャーンブラと一緒にいるね。
リンダ:だからそれが感じられるわ。本当に、感じることができるわ。
アダマス:そうだね。
リンダ:最近やったいくつかのイベントでは特にそうね。そうよね。
アダマス:だよね。君は最前線にいるからね。君はシャーンブラととても個人的に、愛情を持って接している。15年、20年前にやったワークショップやギャザリングと比較して、大きく変わっていることが分かるよね。その時の彼らはその時の彼らとしてワンダフルではあったけど、今とは全然違うよね。
リンダ:ジェフ、ここ数年でも、、、あっと、アダマスだった。
アダマス:私はアダマスだよ(アダマス、笑う)。
リンダ:ごめんなさい。えっと、分かるかしら、たまにどっちか分からなくなるのよ(アダマス、笑い続けている)。とにかく、ここ数年だけでも、、、
アダマス:夜に君の横で寝ているのはどっちだい?
リンダ:私はジェフとそうしようとしてるわ。でも、あなたがしょっちゅう割り込んでくるわね。
アダマス:割り込んじゃいないよ。私は単純にカウルドゥラとスケジュールを合わせるためのミーティングをしているだけだよ、、、
リンダ:私たちのベッドでね。
アダマス:、、、時にはね。ただ、その時の彼はベッドにいないよ。他のどこかにいるよ。彼の身体はベッドにあるけど、彼の意識は別のどこかにいるよ。
リンダ:詳しく教えていただいたことに感謝するわ。
アダマス:そういうことだよ。君は彼の身体といて、私は彼の意識といるんだ。オーケーだね(リンダ、顔をしかめ、アダマス、笑う)。いいね。素晴らしい。で、そうそう、はっきりと分かる違いがある。私たちは完全に新しい時代にいる。本当に、、、
リンダ:ただ、それは ー10年前とも違うわね。ここ数年の話よね。
アダマス:ここ数年だね、間違いなく。思うに、最も大きなターニングポイントは ―たくさんのターニングポイントがあったけど― 最も大きなシャーンブラにとっての分離の地点は、2020年の夏だよ。
リンダ:同意するわ。
アダマス:それはCOVIDと一緒になってやってきた。そこで世界中にいる本当にたくさんのシャーンブラが、ただ深呼吸をして、自身がリアライゼーションに至ったことをようやく認めた。「私は認識している」と。それだけだと。これが起こる、あれが起こるという期待も無い、必要なのはそれだけだった。何かしらが起こるのはその後だよ。エネルギーのバランスが再調整されて、それまでとは違う働き方をするからね。それより何より、自身の見方、受け止め方が変わるからね。
リンダ:完全にそのとおりね。
アダマス:認識に至ろう至ろうとするのでもなく、認識に至ることを妨げていると思われるあらゆるものと戦うのでもなく、ただ認識していればいいと。新鮮な空気を思い切り吸ったような感じです ―スハァー!― そういうことがCOVIDの最中に起こったわけです。そこから、今も、私たちは私たちがここへやりに来たことをやっています。二十何年という準備を経て、私たちは、私たちはそのためにここに来たという、光を輝かせることですね、それをやっているのです。みなさんは「うーん、簡単過ぎやしないかい。20年も準備が必要だったかな?」そう言いますね。なら、どうして20年もかかったのか自分に問うてみてください。その答えがどうであれ、私たちは今、ここで、それをやっているのです。まさにそれをしているのです。
リンダ:進化ってことよね。目でははっきりとは分からない。
アダマス:そうだね、まさに進化だね。そして今は、全体として、シャーンブラのエネルギーは本当に熟成が進んでいる。成熟している。壁にぶつかって跳ね回ったりしていない。パニックでもなければ、必死でもない。そういった状態を通り抜けている最中のシャーンブラもまだいるけど、いずれは私たちで彼らのケツを蹴り上げて、そんなことを続ける必要はないことを分からせることになるだろうね(リンダ、反応する)―まあ、時にはそういうことも必要だよ。瞑想してもいいけど、そうすれば彼らの状態は悪化するね。
リンダ:あなたは絶対に言わないやり方ね。
アダマス:私のやり方ではないね。私は提示しないやり方だよ。いや、瞑想が悪いとは言っていない。人々がやっているようなやり方をしなければね。みんながやっているやり方でなければ、瞑想はとても偉大なツールだよ(アダマス、笑う)。と言ったところで、本日の内容に移りましょう。今日はカバーする内容がたくさんあります。その中で、私が最初に話したいのは、コミュニケーションについてです。
Communications(コミュニケーション、交信)
コミュニケーションはあらゆる全てにおける核となるものです ―あらゆる全てにおいてです― エネルギーとはコミュニケーションである、という議論をとおして、みなさんが知っているとおりです。それはもう、e=mc2 ではありません。e=c であり、「c」とはコミュニケーション状態(being communications)にあることです。違うものですが同じものです ―エネルギーとコミュニケーションです。
私たちは最近、このシャーンブラ・パビリオンで Masters in Communications という、シャーンブラが、言葉や映像を要せずとも、物事を受け取ること、感知すること、物事に気付くことを習得していく、ワンダフルなギャザリングを行いました。序盤、参加者は苦戦している様子でした。何故なら、マインドが受け取っている物事に対して、言語的、ないしは映像的なものを参照して差し込もうとしたがるからです。が、そんなことする必要などなく、「人間の限定的な定義がなくとも感じることができる」ことが理解できます。
参加者たちは、かつてであれば圧倒されたかもしれない、天使の感覚をオープンにすることができることを認識し始めるようになります。今の彼らには、そういった天使の感覚を、自身の美しさ、その全てに対して、開くことができるのです。天使の感覚は20万ほどありますが、今は、定義をすることなく、美しさを感じるところに足を踏み入れたところです。
それは、天使の感覚の1つとなった愛を、私的には廃れた用語と呼ぶものを使用しない、つまりは真の愛を感じることです。そういった全てが今、どんどんと開いていっています。私たちには、コミュニケーションというものに対しての全く新しく、偉大な理解があるのです。
コミュニケーションとは、SMSを通して行われるチャット(texting)のことだけではありません ―そう呼ぶ人もいれば、あるいは人によっては、SEX(sexting)ですかね― インターネットを通して、他のそういう手段を通してのものだけに限定されたものではありません。それは、コミュニケーションの形式の1つです。が、私たちはその核、受け取る能力、そして、天使の感覚を通して発信する、放射する能力へと迫りつつあるのです。その方が遥かに簡単なのです。その方が遥かに速く、欠損も少なく、より報われるものなのです。それが、エネルギーに乗っかる、エネルギーで遊ぶということ、その全てなのです。何故なら、それがエネルギーの何たるか、だからです。
私は、エネルギーとはコミュニケーション以上の何ものでもない、世界はそう遠くないうちに、そのことを理解し始める、そう言いましたが、今はタイミングとして理想的です。何故なら、現状、エネルギーは力と関連付けて考えられているからです。
リンダ:そのとおりね。
アダマス:力、動力だね。
リンダ:そうね。
アダマス:人々はエネルギーという言葉と、力という言葉と同じようなものとして考えています。彼らは、エネルギーもしくは力が十分ではないと考えて、それを得ようとしています。私たちはそれをひっくり返そうとしています。私たちは私たちの光を輝かせることで、エネルギーとはコミュニケーション以上の何ものでもない、ということを意識に持ち込んでいるのです。エネルギーは言葉を話しません。エネルギーはチャットをしません。エネルギーはあなたに何をしろとも言いません。エネルギーが何を言っているのか突き詰めていくと、それは単純に「私は在る。私は存在する」です。さらには、エネルギーは全てあなたのものである、です。
みなさんが生きているのはそういう非常に興味深い時代なのです。そのことを少し感じてほしいと思います。今というのは、みなさんの全員の、誰にとっても例外なく、恐ろしく魅力的な時代です。困難がいろいろあることは分かっています ―苦労があったことは否定できません― しかし、それでもあなたは、今というこの惑星の歴史上最も魅力的かつ、素晴らしい時代にいるのです。
そのことを少し感じてください。あなたは、単に別の生涯、その1つとしてここにいるのではありません。あなたは、A地点からB地点を経てC地点へ向かっていて且つ、他のどこにも行かない、というレールの上にいるだけではないのです。あなたは、まず、リアライゼーションに至る、自分は認識していると認識するためにここにいます。そして、惑星が助けを、真に光を必要とする変化の時代に、変化の促進、その助けになるためにここにいます。また、その経験に加わるためにもここにいます。経験に加わるとは言っても、それは他の人々が経験しているものとは異なります。人々は今を、苦難という視点から経験しているかもしれません。世界は崩壊しつつあると感じていたり、砂の中に頭から隠れているかもしれません。が、あなたは、自身の光を放つという、意識的な視点を有しながら、経験をするためにここにいるのです。惑星にとっても、そしてあなた自身にとっても、今の時代より良い時代というのはありません。
そのことを少し感じてください。全てが収束し、1つに集まっている様を感じてください。寸分の違い無しに、あなたはいるべき時代の、いるべき場所にいるのです。
(間を取る)
たった今の惑星では、全てという意味で ―システム、テクノロジー、エネルギー― 全てであらゆることが起こっています。前に話しましたが、今の惑星において、それを推し進めている要素の最たるものは ―個人主権、自由です。人類は、未だかつてないレベルで自由を渇望しています。が、人々は自由とは何かは、本当には分かっていません。彼らはそれを求めていますが、どこへ行けばいいのか、どう見つければいいのかは、分かっていません。
人々はまた、真実も求めています。善良なる今の時代の神様には、どこで真実が見つかるかが分かっています。真実はどこで見つかるでしょうか?
リンダ:チャレンジングね。
アダマス:ニュースメディアでしょうか。インターネットでしょうか。あるいは友達ですかね。地元の陰謀論者の集まり、その手のものでしょうか。どこで真実は見つかりますか? 1箇所だけありますね。それはあなたの内側です。あなたの光の放射するあなたは、あなた自身とコミューン、交信しているということであり、それであなたは、直感的に、真実を知るということです。それであなたは、辺りを飛び交うガラクタに囚われることはないでしょう。
リンダ:それって実際、本当に勇気づけられるわ。とても上手にまとめてくれたわね。ワオ!
アダマス:ありがとう。ありがとう。
リンダ:値段を付けられないわね。
アダマス:無論、私はマスターだからね。というふうに人々は真実を求めています。で、みなさんも、好きな時に賞賛を溢れさせてもらって、構いませんよ。と冗談を言っていますが、ただ、みなさんの多くに言いますね ―自分からの賞賛を素直に受け入れてください。他者からの賞賛も同様ですよ! それはエゴで頭がいっぱいというのとは違いますよ。真のあなたであるマスターであることを、ただ認めているだけのことです。なので「いやいや、私にそんな価値は無い」みたいな、シャイに謙遜するゲームはやめてください。あれ、賞賛はあれだけかな?
リンダ:あら、あって当然よ。あなたってすごいわ。
アダマス:うん、ありがとう。
リンダ:またそうやって私たちを助けてくれて、神だわ。
アダマス:当然のことだよ。ありがとう(アダマス、笑う)。
リンダ:何を言わんとするのか、ふわっとしたわね。
アダマス:賞賛を受け取ってください、てことだよ。いいね。
というふうに、個人主権があります。真実もそうです。加えて、惑星において、最も物事を突き動かす要因となっているエネルギーがあります。先月、それらについて話しましたよ。シャーンブラはすぐ忘れるので、念のためです。
リンダ:私は、忘れないように STEP という言葉を作ったわよ。
アダマス:STEPね、なるほど。そうだね。Sovereignty(個人主権)、Truth(真実)、Energy(エネルギー)か。今の惑星におけるエネルギーに関してですが、今起こっているあらゆる衝突に関して、その背景でそれを突き動かしているのは、エネルギーです。ある意味、エネルギーとは、戦争を、経済戦争をするためのツールの1つです。で、最後の「P」は何なんだい?
リンダ:Passion(情熱)だったかしら?
アダマス:違うね。
(間が空く)
Power(力)だね。
リンダ:あー!
アダマス:力だよ!
リンダ:そうだとは思いたくなかったよの!
アダマス:力だね。そう言ったはずだよ。
リンダ:分かってるわ。
アダマス:力です。ええ、それもまた大きな要因の1つです。人々はそれを掴もうと ―藁をも掴む、の藁を― 力を掴もうとしています。それについてはすぐに話します。
とにかく、エネルギーが何であるかを理解した上で私たちが行っている全てにおいて、コミュニケーションはとても重要です。エネルギーとは何かについて、私は、もう間もなく公になると言っていましたが、最近その兆しのようなものを目にしました。リンダさん、後でそれを読み上げてほしいんだけど。
リンダ:了解。
アダマス:いろいろと物議を醸すタイプの物理学者から出たものです。ま、優秀な物理学者というのは物議を醸すものですね。何故なら、彼らは古いパラダイムを壊そうとするからです。
リンダ:そのとおりね。
アダマス:物理学とは、ま、物事がどう機能するかについて、が全てです。で、この次元の物理だけではなく、そこを超えて遥かにもっとたくさんある、それらを探求するのなら ―箱の外に出る必要があります― どうにかして箱の外にいる必要があります。で、最近見たと言ったその引用ですが、、、
リンダ:(正しいとされてきたものの)間違いを証明しようとすることから、人々は多くのことを学ぶだろう。
アダマス:そのとおり。
リンダ:そのとおりね。
アダマス:誰が言ったんだっけ?
リンダ:オーケー。これは、ナシーム・ハラメイン(Nassim Haramein)の言葉ね。
アダマス:ナシーム・ハラメイン。そうだね。
リンダ:物理学者ね。
アダマス:そう。そうだね。いいね。彼は、その手法のせいで、物議を醸しているね。ただ、彼の手法はそうでなくてはならないんだ。だって、彼は、既存の古いシステムの泥沼にはまっていたいとは思っていないからね。
リンダ:彼はどこの人かしら? 彼の出身を見つけることができないわ。
アダマス:いいよ、先へ進もう。
リンダ:了解。「この、整然と秩序の保たれた宇宙は、全てのスケールにおいて、複雑且つ、コミュニケーションが取られた構造で成り立っている」
アダマス:オーケー。全てのスケールにおいて、コミュニケーションが取られている、と。構造、システムにおいて、この宇宙は全てのスケールにおいて全てがコミュニケーションを取っていると。素晴らしい。
リンダ:オーケー。「そのコミュニケーション、交信は情報交換の力学 ―フィードフォワード、フィードバック、ないしはフィードバックの循環増幅― を促進し、システムに自己学習をさせることで、進化、自己認識へと至らせる」
アダマス:自己認識へ至らせる。基本的にナシームが言っているのは、大量のコミュニケーション、通信が交わされている、ということです。宇宙は、何もない空間ではありません。間抜けな粒子が集まっているだけでもありません。全てが交信をしているのです。彼はまだそのことを知りませんが、しかし、私たちには彼を助けることが可能なわけで、そのミソは、全ては自分のエネルギーであるということです。その事実自体、大きな飛躍となります。いずれにせよ、彼が主張しているのは、全ては通信によって接続されているということです。
彼が踏み出す次の1歩として、今年のどこかのタイミングで、エネルギーとはコミュニケーションである、ないしはその逆で、コミュニケーションとはエネルギーである、という理論が出てきます。それは、私たちが長く話してきて、また実行してきたことにおける初めの1歩です ―で、もう一度引用が見られればと思いますが― 全てのスケールにおいて、全てが交信をしている、と言っていますね。あなたの身体の中にある全て、あなたの現実にあるあらゆる全てが、互いに交信をしているということです。全てはあなたの中、あなたというワンネスの中で接続されているということであり、それは驚くべきことです。コミュニケーションが取られることで、情報の交換は促進され、システムはそれ自身について自己学習を行い、自身を進化させ、自己に気付いた存在となるのです。そうですね。これって、アダマス作の脚本から出てきたような内容ですね。そして、そうなのかもしれません。
ここで重要なこと、ここから引き出されるシャーンブラにとって重要なことは、コミュニケーションが特に、次なるステップになるということです。言葉も映像も使うことなく、いかに、本来の状態にある自分に、コミュニケーションをし返すのか、について理解し、それを最終的に使いこなすようになるのか、ということです。それをどうやるのか、それについての理解に立ち戻る時が来たのです。身体全体が今も、全てのニューロン、細胞、分子間でコミュニケーションを取り合っていることを認識するのです。それらは全て、交信をしています。あなたの現実にある全てが交信をしています。そこにある空気は全てコミュニケーションを取っています。コミュニケーションを取るのに、必ずしも粒子などの形態を取る必要はありません。それらは話したり歌ったり手紙を書いたりと、そういったことをする必要はないのです。全てはたった今もコミュニケーションを取り合っているのです。その全てはあなたのもので、あなたはその中心にいるのです。
それはとても重要なポイントであり、自身にあるそのコミュニケーションを感じることも、また重要です。しかし、言葉を期待しないでください。全くです。あなたに備わった天使の感覚で感じてください。その天使の感覚が、どのどんな感覚なのかも定義不要です。あなたはただ、それらは既に備わっている、そう知っているだけでいいのです。それこそがセンシュアルであるための能力であり、たくさんの、たくさんの、無数に、たくさん、多くある、様々なレベルで気付いていられる能力です。それによって、あなたは、ある意味であなたが存在しているこの物理的な現実だけではなく、他の全ての次元、その周囲に在る全ての現実を、認知することができるのです。というわけで、コミュニケーションというのが、私たちが今行っていることの肝なのです。それを理解すること、あなたがそのコミュニケーションについて理解することで、あなたはエネルギーについても理解できます。し、その逆もしかりです。
最終的に、それは、核の核に行き着きます ―気付きです。気付いていられるということです。気付きとは、あなたに得られるものの中で最高のギフトです。気付きとは最高のギフトであり、それは「私は在る。私は気付いている。私は在る」から始まるものです。仮にあなたが存在をしていなければ、あなたはあなたが存在していることに気付くことはありません。つまり、それはそのぐらい基本であり、核なのです ―「私は在る」そして「私は私である全て」、つまりは、あなたがこれまで行ったかもしれない、考えたかもしれない、行うかもしれない、考えたかもしれない全てのこと、その全てはあなたであり、全ては今という瞬間にあるということです。気付いていること、それは、あなたに与えられた最高のギフトです。
で、それに関して起こっているのが、今、私たちがより多く交信をするようになるにつれて、みなさんが自身のエネルギーとの交信方法を学んでいくにつれて、気付きが開かれているということです。時にそれは、人間のマインドによって完全に理解できるレベルであったり、あるいは別の時には、よりオープンであり、みなさんにそもそもあるコミュニケーション、受け取る能力、気付いていられる能力、交信の全てを感じられる感覚を要求されるものであったりします。かと言って、それに圧倒されてしまうことはありません。
「わあ、全ての小さな原子がコミュニケーションを取ってきてるな」そう思うだけです。圧倒されることはありません。原子たちはあなたにああしろこうしろと言っているのではありません。そういう考えは捨ててください。それらは絶対に、あなたに何かを指図することはありません。選ぶのはあなたです。I Am や魂でさえ、あなたに何をしろとは言いません。あなたはその交信で、セルフと再接続できるだけのことです。魂との再接続を受け入れることで、あなたはバランスの取れた本当のあなたに戻れるのです。何故なら、それがあなただからです。それが全てです。全てはあなたの叡智であり、全てはあなたのエネルギーです。そして、そのどれもが、あなたにあれをしろ、これをしろと、指図することはありません。私はもう、その手の不平を聞かされるのはゴメンです。私たちは既に、スピリットガイドに関するその手のことを過去のものとしましたが、それに飽き足らず、今度はこんなことを言っている人がいます。「魂がこれをしろと言ってきたんだ」と。いいえ、魂はそんなことは言いません。魂は絶え間のない光として、安心を司る者として、あなたのエネルギーと叡智、可能性の貯蔵庫として、ずっとそこにあるだけです。魂は「これをしなさい」「あれをしなさい」とは絶対に言いません。何をするかを決めるのはあなたです。それはあなた次第です。あなたは、その選択をする自分の助けになるような叡智を持ってくることもできるのです。いずれにせよ、全てはあなた次第なのです。
コミュニケーションの全てにおいて最も基本となるもの、全てにおいて最もベーシックなもの、それは「私は気付いている。私は在る。私は私である全て」です。その内容が常に交信されています。最近のワークショップで経験しようとしたことですが、完全に静かな環境、音の無い場所に行ったところで、その交信は依然としてあるのです。ただ、それはけたたましいノイズであったり、頭の中に出てくる親の声、そういったものではありません。それはただただ「私だ。私だ。私は在る」なのです。その交信が絶え間なく為されているのです。
そのことを少し感じてください。
(間を取る)
それ、言葉を超えるのは最初は難しいことです。しかしそれでもあなたはあなたの本来の状態に返ります。するとあなたには、言葉を使ったり、言語を学習したり、言語や映像で制限を加えることの方が遥かに難しいことであったと分かります。
では、これに関して、次の大事なポイントに移ります ―コミュニケーションについて話し、そして気付きが出てきましたので― 気付きについてやりましょう。
Awareness in the Now(この今の中で気付いていること)
分かりますか、非常に多くのシャーンブラが ―非常に多くの人たちが― 一般の人たちのことから始めます。非常にたくさんの人たちが、そうですね、ある種、気付いていない状態にありますね。彼らの気付きは非常に制限されていて、彼らは彼らの現実の中で、非常に制限されたことにだけ気付いています。彼らはおそらく、家族のこと、仕事のこと、外は寒いかもしれない、といったことには気付くかもしれませんが、とにかく、その気付きは非常に制限されています。それはある意味、はい、悲しいことです。ある意味それは不幸です。何故なら、気付いていられることは遥かにもっとたくさんあるからです。
ほとんどの人は、自分の身体の外にいます。彼らは、自分の身体にも、マインドにさえも、上手くグラウンディングできていません。かと言って、彼らは他のどこか、たとえば意識のより高い位置にいるわけでもありません。彼らはある意味、どこでもない場所、にいます。そして、ここ、にいないのです。彼らはとりあえずそうやって、1日を過ごします。それは、そうですね、苦痛が多過ぎたり、身体に完全にグラウンディングしておくには痛みが多過ぎるからそうしていると、そう言えるかもしれません。いずれにせよ、そこに痛みがある理由の1つには、身体が「ここから早く、ずらかろうや」と伝えようとしているということがあります。感情的な苦痛があり、だから今にいたくない、といったところです。彼らは他のどこかにいたいと思っていて、その感情的な痛みが強過ぎるので、ただ1日をやり過ごすのに十分なだけの気付きを残しているのです。ある種、その場を離れるのです。が、繰り返しになりますが、それをすると、感情的な痛みはいよいよ、それまでなかったぐらいに声を上げます。彼らに戻ってきてほしいからです。あなたに戻ってほしくてそうします。そうすればこそ、あなたはそういった痛みから解放されて、それを手放すことができるのです。そうしてこそ、あなたはあなたの光を輝かせることができるわけで、ちなみにそれこそが、痛みを解き放つのには、最も有効な方法なのです。
そして多くのシャーンブラが、依然として、ここに本当にはいたいと思っていません。身体的な痛みがあるのかもしれません。心理的な問題、感情的な苦痛があるのかもしれません。そういった人たちは、ある種、どこか他の場所にいるのです。ええ、あなたがそういう状態にある際、あなたはここにはいないのです。あなたは全てに気付いているわけではありません。あなたは、喜び、幸せ、健康、豊かさといった全てのギフトを受け取れる、ここ、にいないのです。
究極的に、全ては、私が今の瞬間、今、ナウ、と呼ぶところに帰結します。が、先に挙げたような人たちは今にいません。この瞬間にいないのです。それが何にせよ、何かが起こるのは、今、だけなのです。今という瞬間以外の場所では、コミュニケーションは成立しません。そこには過去の記憶と未来に関しての心配、見立てしかありません。いずれにせよ、そこでは交信が成立しないのです。全ての交信はナウモーメントの中だけで行われています。コミュニケーションを取りたいですか? なら、この今の瞬間にいるしかありません。
過去生も含めて、今という瞬間に全てはあるのです。過去生は本当の意味では、過去にはありません。今という瞬間に、豊かさの全ては存在します。豊かさは未来にはありません。それは未来にはないんですよ。もし健康に問題を抱えているなら、健康があるのも今という瞬間です。健康は、あなたがもっと若かった過去にあるのではありません。それは、奇跡的な治療法が確立された未来にあるのでもありません。奇跡的な回復をしたいですって? なら、今という瞬間にいてください。何故なら、そここそが、気付きの全て、コミュニケーションの全て、ギフトの全て、受け取れる全てがある場所だからです ―たった今のここです。
あなたの過去生は、たとえあなたに認識できていなくとも、この今の瞬間に起こっています。あなたはある種のブラインダーを下ろしているのと同じです。あなたの将来の可能性は、実際は未来にあるのではありません。可能性はたった今にあるのです。それらはあなたを待っています。今の瞬間というのは、広く巨大な、どこまでも続く現実の世界と言えますね。その美しい現実の景色があなたのことを待っています。全てはここ、たった今にあるのです。
時間など存在しません。時計を着けていればそこに時間はありますが、リアルな意味で、時間などありません。無限や永遠について考えた際 ―過去にそういうことを考えてみたことがある人には― それってとても長い、長い、長い、長い、長い時間のように思えましたよね。永遠について考えてみて、誰かと永遠に結婚していると想像できますか? それってとても長い時間ですよね。
リンダ:それはとても長い時間ね。
アダマス:永遠は、とても長い時間であり且つ終わりの無いものです。ちなみに、宗教によってはそれを実践しているものもあるね。とても長い期間にわたる、大きな誓いだね。
永遠について熟考してみたところで、マインドにはそれが分からないのです。時間はとりあえず、次から次へと続いていくものなのです。あなたが、全ては今の瞬間に起こっている、そう認識するまではそうなのです。この今に全ては起こっている、そう分かるまではそうなのです。そういうやり方で考えてみれば、永遠なんて、全く長くないですよね。全部この、ここにあるものです。永遠とは、広大な空間を、どこまでもどこまでも広がって伸びていくものではありません。永遠はすぐここにあるものです。みなさんは一度も生まれてはいない。天使としてスピリチュアルな誕生なんかしていない。私がそう言うのはそういう意味です。人間としては生まれましたが、そもそものあなたは、何かしらの神が手を振って、それで突然に存在として現れたわけではありません。あなたという存在は消えることはないのです。何故なら、全てがここにあるからです。全ての全てが全部ここにあるにも関わらず、過去や未来があると言うことにこそ、無理があります。
あなたがあなたに与えるギフトの全て、魂から贈られるギフトの全ては、ここ、たった今にあるのです。では ―これはミラーブではなく、ただただ感じる時間を持ちましょう、ぐらいのものですが― 少し音楽をかけて、そのことを感じてみましょう。それは美しいまでにシンプル且つ、この今にあって、必要不可欠なものなのです。
(音楽、流れる)
全てはここにあります。この今の瞬間にあるのです。全てがそうです。今の瞬間の外側では、コミュニケーションは成立しません。この今の瞬間以外の場所で、癒えることはありません。その外側には豊かさはありません。それだけのことです。
今という瞬間に気付いているということが必須であるというのは、そういうわけがあるからです。
このたった今に、今という瞬間と交信し、この今という瞬間にあなたの光を輝かせるのは、絶対に必要なことなのです。
過去や未来、線的に進む現実に囚われやすいことは分かっています。しかし、それは単純に、そういうものではないのです。現実は円的です。全ては今の瞬間に含まれています。あなたの過去生の全てが含まれています。
あなたの過去生の数々は今、とても興味深い状況となっています。彼らはリアライゼーションをしようとしています。たとえそれが過去のもの、少なくともあなたがそうと考えるものであっても、それはたった今、起こっています。誰かが「うーん、それはもう歴史だろう。彼らはそれぞれ、ある時にあることをして、そして死んでいったんだよ」そう反論してきたところで、違います。本当にそうではありません。それらは全てたった今、変化をしています。何故なら、それらは今、今の瞬間にあるからです。
時間を遡ることで過去へ行くことはできません。しかし、そういった表現の全てを感じることは可能です。あなたはこの今の瞬間で、彼らとコミュニケーションを取ることができるのです。全てはここにあるのです。
豊かさの全てはここにあります。みなさんの中にはまだ「豊かさはどこだ? どこにある? どこにもないぞ」と探し続けている人がいます。見つからないのは、外側を探しているからです。
全てはこの今の瞬間にあるのです。創造の全てに、それ以外のものは無いのです。何もありません。ただ、今の瞬間だけがあるのです。
非常に遠くの惑星から輝いて見えるその光は、200万光年向こうから届いているのではありません。線的な現実だけが気付いているものの全てであればそうですが、違います。その光は、この瞬間にある輝きです。
200万光年離れた場所にあるように見える星、太陽系は、本当に離れた場所にあるのではありません。もちろん、人間が計測のために使う機器はそれに異を唱えると思いますが、しかし違います。全ては実際にすぐここにあるのです。遠く離れた惑星は、全て実際にここにあるのです。そうでないとおかしいのです。
この今という瞬間の外には、記憶と希望以外に、何もありません。過去の記憶、何かが来るだろうという希望はあります。しかし、そういった希望の全て、あなたの選択になるであろうその全ては、ここ、今の瞬間にあると分かることでしょう。
過去からは何のコミュニケーションも届いていません。全てはここにあるのです。それは円的な現実にあるのです。
あなたのリアライゼーションは、未来のどこかにあったものではありません。ずいぶん前に ―ええ「ずいぶん前」― 数年前に、私はシャーンブラに対して、そこから1週間かそこらで、リアライゼーションに至るだろうと言いました。そう言った私は、未来を見ていたわけではありません。私はあなたの今という瞬間を見ていたのです。
全てはここにあるのです。時にそれは、大きく深呼吸をして、少しばかりリラックスをして、そうして気付きながら、交信をするかどうか、それだけの問題です。何かを要求したり、欲しいものを伝えたりするのではなく、ただ自身のセルフ ―あなたのエネルギー、叡智、可能性、魂― に触れるだけです。そしてそれを感じるのみです。全てはそこにあるのです。
あなたの死は、この今の瞬間、ここにあります。
全てはここにあるのです。答えの数々、全てがあります。それは、あなたが光を輝かせるにあたって、そしてその光がまずはあなたに届くという意味で、とても重要なことなのです。
あなたは光を放ち、あなたの全て、未知の部分、未発見の部分と、交信をしますが、彼らは全員、ここにいます。どこか別の場所にいるのではありません。
気付いている状態にあってください。あなただけが、あなたの今の瞬間に気付いていられるのです。今の瞬間に気付いていられるのはあなただけなのです。いったいどうやって未来に気付けるというのでしょうか? どうやって本当の意味で、過去に気付いていられるのでしょうか? それらは古い記憶です。それは頭の中にあり、頭の中にある以上のものではないのです。それらは全て、今にあります。
大きく深呼吸をして、今という瞬間に存在し、在り、交信をしてください。全てはここにあるのです。それだけです。
その偉大且つシンプルな認識を経ることで、あなたは線的な現実という古いレールから下りられます。電車は全く動いていてなどいないことが分かります。動く必要がないのです。全てはそこにあるのです。
そもそもレールが無いのです。どこかへ行くことになってしまう、そんなエネルギーは必要ないのです。ここに既に無いエネルギーは、どこにも無いということです。
あなたの現実、その瞬間の現実の外には何も存在していません。何もです。全てはここにあるのです。
そして、このことに関して頑張らないでください。取り組むべき内容だと頭に入ったり、「今という瞬間、今の瞬間、、、」と考えようとしないでください。そうではありません。これは、大きく深呼吸をして、今という瞬間の中でリラックスしていればいいものです。必要なのはそれだけです。
ええ、線的な現実に押し返されることもあるでしょう。その時は、再び大きく深呼吸をして、あなたの本来の状態に立ち返ってください。全ては今にあるのです。
全ては今にあるのです。全てはここにあるのです。全て含む全ての全て全て、あなたがこの生涯で必要としたり欲したりする可能性あるものの全ても含んで、全てはここにあります。全てはここにあるのです。
そのことを胸に、大きく、深呼吸をしましょう。今というこの瞬間から、光を放射しましょう。
みなさんの中には、やれやれ ―過去や未来、ゾンビのいる次元のどこかで、そうしている人もいましたよ。違います。全てはここからです。
大きく、深呼吸をしましょう。
次のトピックに移るにあたって、ゆっくりと、大きく、深呼吸をしましょう。
(音楽、終わる)
The World(世界)
では、世界について話しましょう。みなさんについては十分に話したので、今度は世界について話します。世界について、少し感じてみてください。
興味深くないですか? 興味深いですね。私は完全に驚いています。
世界を感じてみて、たった今、今のこの瞬間ですね、たった今が、とても大きな分離の地点となっていますね ―惑星にとっての分岐点です― これまでには一度もなかったレベルでです。「未だかつてなかったこと」という表現は何度も聞いたことがあるとは思いますが、これは、惑星にとって、これまで未だ、決して決して、なかったレベルでの話です。
それを転換点と呼ぶ人もいますね。トバイアスは「分離の地点」という言葉を使っていました。私はその言い方が好きですが、いずれにせよ、惑星にとって今は、変化をするための史上最大の絶好機なのです。今はチャンスの時であり、あなたもまたここにます。それって興味深くありませんか? 少し後ろに下がって、少し距離を取って、低い壁のこちらから今起こっている全てのことを観察してみてください。時に、圧倒されるようなことがあるのは分かっています。時に、気が滅入ったり、悲しくなったりすることは分かっています。みなさんが、それらをドラマ的に仕立て上げることがあるのも分かっています。いずれにせよ、今というのはそういう時なのです。
このシャウドの残りの間で、そのことを本当に感じてほしいと思います。何かの合間にでも、そうしてください。
惑星における戦争というものの終わりに関して、今のような機会はこれまでになかったのです。惑星で起こる戦争の終わりです。惑星にある飢餓の終わりに関しても、今はこれまでになかった機会なのです。この惑星は、そういった古い事柄を手放すまで、もう少しのところに来ています。そして私たちはまさにその転換点のところにいて、現状は、結果は、まだどうとでもなる状態です。いずれにせよ、私たちは分岐点にいるのです。
惑星は、古くなった経済システムのいくつかを手放す目前にまで来ています。人々がそれを望もうと望むまいと、それはそうなるべきものであり、そうなっていかざるを得ないでしょう。限られた人に恩恵がもたらされ、多くの人には恩恵のない、古い経済の仕組みですが、これは変わらざるを得ないでしょう。前に言ったことですが、指をチチチと振っているいくらかの人に言いますね。私は共産主義やその手の話をしているのではありません。共産主義は機能しませんでした。あれはアトランティスから続く、たちの悪い二日酔いです。共産主義は単純に機能しませんでした。そもそも機能する見込みがないものでした。共産主義は、アトランティスの時代から何かしらを引っ張り出そうしただけの試みであり、機能するようなものではないのです。
私がここで話しているのは、経済においてグローバルにもっとバランスが取れるというものです。これも再び言っておきますが、私は今の時点では、その詳細にあまり踏み込みたくありません。それに関しては私が新しく始めた「オン・トピック」の1つでやると思います。いずれにせよ、経済において、惑星上で公平な分配が為されるようになる、といった話です。私たちはそのすぐ目の前まで来ています。
今、全てがフォーカスされ、ギュッとタイトに固まって、変化に備えている状態です。そして、そこには、その変化の可能性を後押しするたくさんの要素があるのです。テクノロジー、科学、古いシステム、あらゆるシステム、物理学でさえも含めて、全部そうです。それらは今、分離の地点で、惑星を後押ししています。そして、それを何よりも強烈にサポートしているのが意識です。意識です。
戦争が過去のものとなった世界を想像できますか? 戦争はもはや起こらず、独裁者や最も酷いやり方で人々を統治しているリーダーたちが、もはや許容されなくなった世界を想像できますか? それが今、起こりつつあるのです。
分かりますか、みなさんは今、惑星が乱気流に巻き込まれていると感じています。カオスがあり、動乱があり、あらゆることが次から次へと進捗します。「嗚呼、惑星はいったいどうなるんだ?」と言いますね。はい、低い壁のこちら側に戻ってきてください。大きな変化の前に、混乱はつきものです。そして今起こっているのは、惑星に十分な意識があり、十分な数の人々が「もうたくさんだ」と、古いやり方に声を上げているということです。もちろん、古いやり方は、露骨に最後の抵抗を試みます。いずれにせよ、この惑星で今起こっていることを感じてみて、本当に、私に、真に感じられるのは、人類がその手のものに関して「もういい加減にしてくれ」と、そう言っているということです。
すると1つの大きなクエスチョンが浮かんできます。つまり、前にも言いましたが、シナリオとしては、惑星における意識の進化と惑星に溢れる思いやりが、その手の古いものを駆逐する、という内容です。ウクライナでの衝突が最後の戦争になるとして考えてみます。
そうして私が感じるクエスチョンとは「人類にその準備はできているのか? 人類はそれに対しての用意があるのか?」です。
何年か前に私はシャーンブラに問いました。「人類は自由に対する準備ができていると思いますか?」と。そして私が言ったのはトータルすると「ちょっとまだだね。そこまでじゃないね」でした。人々には、真の自由が何であるかを理解する、その準備ができていませんでした。何故なら、自由とは、自分がやることの責任を全て受け入れるということだからです。
そして今、私はこの分岐点で問います。みなさんがどう考えているか聞きたいと思います ―ソーシャルメディアに投稿したり、私宛のメールを出してください。カウルドゥラが、私にはメールアドレスが無いと言っていて、それは間違っていませんが、だから私は「私宛のメールを出してください」と言ったのです ―とにかく、今の人類はそういった全てに対して準備ができているのか? です。「そういった全て」というのは戦争の終わりです。「そういった全て」は飢餓や貧困の終わりも意味しています。その手のものは存在している意味が全くもってありません。惑星には今の時点で、十分な資源があります。少なくとも研究や開発における試算では、惑星で苦しむ人が出てはおかしい計算です。
この惑星には、虐待、様々な虐待、人が人にする虐待、性的な虐待を克服する準備ができているでしょうか? 人類には、互いに心理的に虐待し合うようなことを、やめる準備があるでしょうか? 人々にその覚悟はありますかね? それらは今まさに、現れようとしています。全てが、この分離の場所に立っています。リアルな疑問として、人々にその準備はできているのだろうか? と思います。
人々には、自由を理解することへ最終的に到達する、その準備ができているのでしょうか? 自由とは、したいことを何でもやれる、ということではありません。自由とは、自身の為すこと全てに自身で責任を持つということです。自分がやったことの責任は全て自らが負う。それが真の自由です。
この惑星には、エネルギーを理解する準備ができているでしょうか? 惑星における燃料としてのエネルギー問題の解決策は、比較的シンプルです。それは驚くほどシンプルですが、人類にはまだ、それを目にする準備ができていません。人類はまだ化石燃料、文字どおり、そして比喩的にも、古いエネルギーを使い続けています。今から3年ほどで研究所から外に出てくる可能性のある、ほとんどタダの、加えてクリーンなエネルギーに対して、人々にそれを受け入れる準備があるでしょうか?
何かが変わらなければなりません。何かがシフトしなければなりません。ほんの少しです。大きくはありません。この分岐点での後押しとなる何かが必要であり、その何かとは意識です。意識、もしくは光です。
人類はあらゆる戦争を終わりにする、すぐ目の前にまで来ています。すでに戦争を許容してはいませんね。ウクライナの状況に関するニュースを見れば、何が起こっているのか分かると思います。力の集団演舞が繰り広げられていますね ―ええと、憤慨している人がいますが、落ち着いてください。最後まで言わせてください。あれが力の問題なのです。古いパワープレーが繰り広げられているのです。あれは広い意味で、今の経済の問題でもあります。あれは、古い力、軍事力の展覧会なのです。世界がそれに対してどう反応しているか分かりますか? 人々はうんざりしています。嫌気がさしてしまっています。あんなことが起こっていると、俄には信じられない気分です。人々は自国のリーダーに、そして世界のリーダーに、今すぐにでも何かを変えろと、しかし力で力に対抗するなと、圧力をかけています。もっと大きなミサイル、もっと強力な武器を、と言っているのではなく、人々は基本的にこう宣言しています。「あれはもう終わり。我々は今後、あれを一切許容しない」と。ええ、もちろん、力の側はその肥大化した醜い頭を上げてこう言っています。「お前らに決める権利はない。私が力の全てなのだ」と。が、力はやがて崩壊します。崩壊してしまいます。
それに関して、最近やった Saint or Satan? の議論で取り上げています。今話している内容の大きな全体像について話しています。惑星はそのような分岐点にいて、その大きな変化に対しては、準備が整っています。が、準備ができている人の数は十分でしょうか? そこでみなさんの出番です。だからこそ、みなさんはこの惑星の今にいるのです。
Power(力)
もう少し、力というもの、力とは何か、について話しましょう。力です。
力とは ―私は単純化して言います。単純化し過ぎるぐらいに単純化します。カウルドゥラには私が何を言いそうかが何となく分かっていて、それに抗議しています。が、私は言います。力、力に溺れた人というのは ―これは依存症なのです― 力に依存し、溺れた人というのは、被害者か、自分は被害者であると考えている人なのです。そういう人は、過去に何かしらで傷ついた経験があるのです。過去生で戦士だった時に何かが起こったとか、あるいは両親からまともな世話を受けなかったとか、何でもですが、そういう経験があるのです。
力に溺れた人というのは傷ついた存在であり、彼らはその傷に、どう対処していいのかが分からないのです。彼らは被害者となり、被害者というのは往々にして、さらなる力、力をもっともっととなるのです。それは彼らにとっては防御であり、彼らは、同じようなことが二度と起こらないように、自分を守らなければならないと考えているのです。
想像してみてください。たとえば、一般的な人で、最悪の人間関係に見舞われたとか、結婚をして、それがどんどん酷い有様になったとします。彼らは心を痛め、傷つきます。彼らはそのエネルギーを手放していません。それを消化させることもありません。そうしてそれは、彼らの体内、マインド内だけで演じられます。そうなった彼らがやること ―彼らは被害者です― 彼らはまた別の人間関係を持つわけですが、それらのエネルギー、被害者のエネルギーを全て持ち込み、被害者のゲームを行うのです。彼らは新しい関係を楽しむというよりは、むしろ、新しい関係から撤退するか、あるいはより力を発揮しよう、高圧的になろうとするのです。彼らは怒りっぽく、暴力的になり、過度の飲酒、薬物の乱用に陥ることもあるでしょう。何故なら、彼らは傷ついていて、そういうディフェンシブな動きをしてしまうのです。
世界というステージで、今、ほとんどそれと同じことが起こっています。権力者たちは、あるレベルで、自分たちは被害者だと思っています。世界が彼らに対して間違いを犯していると。他の誰かが彼らに良くないことをしていると。その結果として、彼らは今、誰からも同じことをされないように、もっと力を集めようとしているのです。彼らは力に溺れています。力に取り憑かれています。力が完全なる幻想であると認識することはありません。力が過去の傷を癒やすことはなく、力がエネルギーを動かして、被害者である彼らを解放するということはありません。結果、彼らは、さらなる力、さらなる力と、集めることになるのです。軍を通してでも、お金を通してでも、個人のレベルで他者を操作することを通してでもです。が、その根本として、力を追いかける人々は、本質的に実際は、被害者なのです。
そのことを理解していれば、今起こっていることに関しても、より理解できている状態で、光を放てるものと思います。誰も本当の意味で、世界を支配したいなどと思っていません。そうしようとした人物はいくらかいますが、その誰も本当の意味でそうしたいとは思っていません。彼らは単純に、世界に自分を支配されたくないだけなのです。だから彼らは力を求めるのです。
あなたがあなたの光を放つ際は、そういうことも認識しておいてください。また同じことを言いますが、彼らを変えようとはしないでください。あなたは彼らを良い人にしようとしているのではありません。あなたは単純に光を輝かせるのみです。場合によっては、その光のおかげで、彼らが彼ら自身の傷、痛みを目にできるかもしれません。
力とはとても、とても、依存性の強いものです。しかし今の惑星は「もうたくさんだ」と言っています。それが政府の力でも、独裁者のものでも、ビジネスにおける力でも、世界はこう言っています。「我々はもう、そのやり方とは付き合っていけない」と。ビジネスは実際、非常にフレキシブルであり、その考えと上手くやっていくでしょう。それがビジネスの宿命です。ビジネス、商売とはそういうものです。商売を続けたいならそうするしかありません。意識が変われば、ビジネスはそれを受け入れ、上手に合わせていくでしょう。
今、惑星には、みなさんの多くが、長い長い間、希望し、思い焦がれて、夢にまで見てきた、そういった事柄を終わりにする、その大きな大きな可能性があるのです。力を、虐待を手放す時です。戦争はもはや無く、また誰もそれを許容しない世界です。人々は、そういう戦士モードにいる人たちを隔離する方法を見つけます。侵略者、捕食者がやるようなビジネスは、すぐに廃業するでしょう。また言いますが、それは力を使って為されるのではなく、意識によって為されます。
今の内容から、どうして今の惑星にみなさんがいるのか、この歴史的な時代、分岐点の時代に自分が何をやっているのかの、より良い、より正確な全容を掴んでいただけたとしたら幸いです。
このみなさんの生涯、次の10年ほどで、人類がそういったナンセンスに終止符を打つことが想像できるでしょうか? 人類は、在る必要のない飢餓に終止符を打ちます。人類は、戦争、紛争、サイバー攻撃など、そういった戦いに終止符を打ちます。何故なら、そういったものが存続するのが困難なほどに、意識が大きくなるからです。惑星上のとてもとても暗かった場所でさえ、光が溢れ、単純に存在できなくなるのです。
今起こっているそういった大きな変化が、テクノロジーといったものによっても、促進されていることは想像できますか? テクノロジーはそういった変化を促していて、それもあって、古いものの居場所が無くなっているのです。私は夢物語をしているわけではありません。私は目の前に広がっている現実と、この惑星にいるみなさんの全員を見ながら話しています。今がその分岐点です。いったいどっちへ進むでしょうかね? セイント(聖人)ですか? サタン(魔王)ですか? どっちでしょうか?
Benching(ベンチング)
では、ここから少しベンチングについて話をします。ベンチングです。
ベンチングが難しすぎて分からないという人はいませんね。ただベンチに座るだけですもんね! 普通の椅子に腰かけても構いませんし、公園にあるベンチに座るのでも構いません。バスタブの中でやっても構いません。いわゆるベンチが無くても構いません。みなさんの中には原理主義的になっている人もいますが、それがベンチである必要はありません。どこでやっても構いません。それは単純に、目的も狙いも無しに、あなたの光を放射するだけのことです。
それが今、ベンチングをして光を輝かせるということに関して、大きな論争、議論が巻き起こっています。ここで私に整理させてください。
まず、人間として、あなたには、物事にはこうあってほしいという、あなたなりの願いがありますね。私にも、人間ではない私にだって、私なりの願いがあります。カウルドゥラにもあります。思うに、ほとんどのシャーンブラは戦争の集結を見たいと思っていますが、それは狙いです。はい、目的です。飢餓の終わりをこの目にする。はい、これも狙いです。惑星にしつこく蔓延るあらゆる問題、メンタルバランスの欠如、メンタルの不調が解決されていく様を見る。今の状況でマインドは変わらざるを得ず、しかしマインドはそれを好まないので、惑星には多くのメンタル的な不調が広がっている。誰もそんなものは見たいとは思いません。多くの人は、そうであると願いたいですが、それを見たいとは思いませんね。
私たちは、もう苦しみたくはありませんし、誰かが苦しむのを見るのもゴメンです。そして、はい、それらは全て、課題感から来る狙いです。それはあなたの願望です。誰かの願望ではないかもしれず、それで平気だと言う人もいるでしょう。たとえば、癌に消えてほしいと望むのは結構ですが、癌は惑星から憎しみが根絶されて初めて無くなるか、少なくとも、消えていくものとなるでしょう。癌とは単純に、憎しみと怒りが身体のネットワークを阻害して、通信不良を起こし、それが集合意識に持ち込まれるので、あるのです。
あくまで例ですが、そういう意味では、ほとんどのシャーンブラは癌の終焉を見たいと思っていますが、それもまた課題感から来る目的です。それはバイアスです。その思いを個人として持つのは構いません。あなたには好きなものも嫌いなものもあるからです。これが最後の生涯ということもあるので、この惑星で、望ましいと思う、ある状態を見たいと思いもするでしょう。物事が進化したり変わったりして、全てが終わり、晴れ晴れした気持ちでドアを開けて「フーア! 私たちが、全てを終わらせる変化を起こした」と言い、笑顔のままドアを閉めて、アセンデッドマスターズクラブへと旅立つと。そういうふうにしたいと思うのは構いません。そういう思いを持つなと言う方が間違っています。
しかしながら、ベンチングをする時だけは、そういうのは脇へ置いておいてください。ベンチングをする時は、望ましい結果も、ゴールも、好き嫌いも、何も無しでやってください。そういうのは個人として持っておくものであり、ベンチングをする時には、ただ光を放射するだけにしてください。ベンチングは願掛けではありません。惑星の平和を望むものでもありません。何かしらを受け入れるための新しいボルテックスを宇宙に開くことでもありません。単純に、あなたの光を放つだけです。思うに、みなさんには、苦もなくそれができるはずです。
はい、そうしていると、これで惑星における戦争を集結させるぞと、そういう考えが浮かんでくることもあると思いますが、それにフォーカスしないでください。そのことを考え続けないでください。何かを外に投影しているのではないのです。あなたは何の目的も狙いも無しに、ただあなたの光を輝かせているだけなのです。あなたはあなたの意識を、その純粋な状態のまま、輝かせるだけなのです。あなたはこの今という瞬間にある、あなたの気付きを輝かせているだけなのです。あなたがやるのはそれなのです。はい、個人的な好みを持つことはできますよ。しかし、ベンチングをやる際は、ただ光輝くだけにしてください。簡単なことだと思います。
Shining in the Now – Merabh(今の中で輝く- ミラーブ)
では今からやってみましょう。今ここでやりましょう。
今というのは、この惑星の歴史において、それほどまでに凄い時代なのです。繰り返しになりますが、だからあなたはここにいます。
(音楽、流れる)
その全てを理解するのは、それほど難しいことではありません。
あなたはただ今という瞬間にいて、そこには全てがあるからです。
あなたは光を輝かせるためにここにいます。24時間営業をする必要はありません。あなたはあなたのすべきことをやって、人生を楽しみます。今かな、そう感じた時にやればいいだけのものです。あなたにはそのタイミングが感じられます。それは、私からの呼びかけでも、他の誰かのそれでもありません。それは、あなたがあなたの内側で感じるものです。「光を放射しようかな」と。狙いも目的も無しにしてください。
世界平和も、癌の撲滅も、願わないでください。
しないでください ―お願いですから― あるフットボールチームに勝ってほしい、負けてほしい、と願いをかけるようなことをしないでください。それは個人の時に個人としてやってください。それを望めば、二元性の中で遊ぶことはできるのです。しかし、光を輝かせる時には、ただ光を輝かせるだけにしてください。
さあ、ゆっくりと、大きく深呼吸をして、その光を輝かせましょう。分岐点にある惑星、光を必要としている惑星に、その輝きを送りましょう。その結果として、それを使いたいと思うかどうかは、受け取った人が決めることです。
ただただ、光を輝かせてください。言ったとおり、その光はまずあなたに届きます。
このナウモーメントの中で光を輝かせてください。
今という瞬間の外では、コミュニケーションは成立しません。何も交信されません。だからこそ、この今というここにいて、気付き、生きることが重要なのです。
その光を受け取った人々がどうするのか? それは彼ら次第です。いずれにせよ、今は分岐点にいるのです。
それは彼ら次第です。何をするかは完全に彼らが決めることです。しかし、少なくとも、光は彼らのもとに届いています。少なくとも、より高いレベルの意識が届いています。
今、本当にたくさんの人が願ったり祈ったり求めたりしています。本当に多くの人が希望と夢に満ちています。
人類は希望し、夢を見る能力を失った、そう言っている人がいくらかいますが、違います。失われてはいませんね。人類は、様々なレベルで、混乱しているだけなのです。それでも今、人々は夢と期待を持ち続けています。彼らは何かしらの答えを待っています。誰かを、何かが起こるのを、待っています。
そうですね、エイリアンが宇宙船に乗ってやって来るというのはなさそうですね。何故って、私たちが彼らを追い出したからです。彼らは干渉ばかりしていました。また、洪水や、昔の神がやっていたような、人間の考え出した神もやって来そうにはありませんね。
やって来るのは意識です。みなさんのような人間、実際に存在する、今という瞬間に在る、惑星上の人間たちから来る意識です。そういった人間たちは、意識をただ輝かせるというのがどういうことかを分かっています。
それが私たちがやっていることの全てです。ここへ至るにたくさんの年月がかかりました。そしてそれは、このためでした。
本当にとてもシンプルなことです。何が起こるかを観察すると、本当にとても素晴らしいことであるのが分かります。観察してください。それを目にするまでに、そう長く待たされることはありません。
光とは面白いものです。光は時間の中を進みません。それは、今という瞬間の中で起こっています。
物理的な光、フォトンなどは進むのに時間がかかる、そう言う人もいるかもしれません。が、意識の光は即時です。その瞬間です。光が惑星に広がっていく様を見るために待つ必要はありません。
さあ、光り輝いてください。それだけです。
何の努力も要りません。その間にコーヒーを飲んでいても、音楽を聴いていても、本を読んでいたって構いません。私であれば、もし私が惑星にいたとして、私はヘッドセットをして音楽を聴いていたいとは思いませんね。私はずっと交信していたいと思います。人生の美しさそのものを聴いていたいと思います。そのためにヘッドセットなんか要りますかね? 外側の音楽なんか要りますかね? 私は、ミュージシャンであった私の前の生涯の音を聴くのです。いや、私は私の周囲に在るあらゆるものとただ交信するだけですね。
「ベンチングとは何か?」に関して、多くの議論が交わされています。そして ―おおお!― シャーンブラの中に、二元性に囚われ、2極に分かれて戦っている人たちがいますね。
そうやって戦うことは、光を輝かせることではありません。それは、二元性に留まっているということです。議論を勃発させようとしているだけのものですね。やりたければそれでも構いませんが、光を輝かせる時にはしないでください。光り輝かなければならない、そう思うなら、そのようにしてください。
あなたの光を輝かせるというのは、ただそれをするということです。
あなたがここにいる理由、実際にそれをしていることを胸に、大きく、深呼吸をしてください。何よりも、惑星にとっての分離の地点は今なのです。たった今です。
あらゆる場所でそれを促す流れが起こっていることからしても、これより大きなチャンスは無いでしょう。ウクライナへの侵攻だけではなく、あらゆる領域でそのような流れができています。流れ、人類がこう言っている流れです。「もうそれはやらない。それはもう卒業したよ。それをどうやるかを語る政治家ももう要らない。それはもう終わりだよ」と。
惑星上にいる、1,000人、2,000人、10,000人もの人間が彼らの光を輝かせる様というのは壮観且つ、本当に美しいものです。それが実際に変化をもたらしているというのは、本当に本当に驚きです。
変化をもたらす、というのは、ソーシャルメディア上に、たくさんの言葉を投稿することではありません。そうすることに、変化に与えるリアルな影響は、ほとんどありません。変化をもたらすというのは、ディベートすることでも、議論を戦わせることでもありません。変化をもたらすというのは、陰謀論の類に関わることでもありません。
変化をもたらす、もう少し適切に言うと、変化への可能性を示すというのは、まさに私たちがここでやっていることなのです。そして、あなたがあなたの光を輝かせる時に、あなたは本当に、自分自身を、気付きを、「私は私である全て、私は在る」ということを照らし出しているのです。そうして、この今という瞬間に在り、交信をしているのです。
とても美しいループです。あなたがあなたの光を輝かせ、それを世界に共有すれば、それは巡り巡って、あなたのもとに、あらゆる形で戻ってくるのです。
と言ったところで、シャーンブラのみなさん、今回もまた、特別なシャウドとなりましたね。この惑星にいる、留まっているみなさんの1人1人全員に、私からの感謝申し上げます。
加えて今、FMからショートメッセージが届きました。「あなたの魂からのコミュニケーションを、常に理解し、常に感じていてください。それが最も偉大なる真実です。それが、あなたが手にすることのできる、最高の自由です」と。
私たちには、地球を去り、こちら側へとやってきて、みなさんとともにあり、みなさんのことをアシストしてくれている、たくさんのシャーンブラと、彼らとともに取り組みを続けるFMがいます。しかし、究極的には、違いを生むのは、人間としてこの惑星にいるみなさんの光です。
あなたの光を輝かせてください。そして、何が起ころうとも、認識しておいてください。創造の全てにおいて、全ては正しいと。
では、アダマス・サンジェルマンでした。
翻訳: Ito Satoshi
注記: どうぞ自由にこのテキストを配布してください。ただし、一部を抜粋するのではなくこの注記も含め完全な形で、非営利かつ無償で配布してください。それ以外の利用については、コロラド州ゴールデンに住むジェフリー・ホップの書面による許可が必要となります。
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