ウィングス シリーズ シャウド8:
ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマンのチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈 2018年4月7日
http://www.crimsoncircle.com/
私は私であるもののすべて、瞭然たる存在にして至高のアダマス・サンジェルマンです。
ああ! ここに戻ってこられて嬉しいです。これで美味しいコーヒーがあれば尚のことです。今日は紅茶にならないことを願います。やあ、何か私に伝えたいのかな?
リンダ:ええ。あなたって、ハンサムね(アダマス、コーヒーを啜る)。
アダマス:ところでアセンデッドマスターズクラブでのことだけど、私は最近、セント・ジャーメインではなく、セント・ピーコック(Peacock/クジャク)と呼ばれてるよ(笑いが起きる)。
リンダ:ええ?!
アダマス:セント・ピーコックだよ。私がクジャクのようにして、誇らしげに歩き回っているからね(「確かに!」と声が上がる)。私は、私たちがここで行っていることを、とても誇らしく思っています(聴衆、喝采)。私たちがここで行っていることというのは、本当に驚くべきことです。
先月のあれ、直接そう伝えたそれ以降で、クリムゾンサークルを去った人はどのぐらいいるのでしょうかね?
リンダ:1万人。
アダマス:、、、私がしたのは真摯で正直な提言です。えー、リンダは1万人と言っています。みなさんは、実際、どのぐらいの人が去ったと思いますか? 何人が私の言ったことで、そこまで気分を害されたでしょうか?「エネルギーが自分に仕えることを許すこと。それをしっかり意識しなければならない時に来ています」私はそう言いました。で、何人ぐらいだと思いますか? 誰かいますか(「一人もいない」と誰かが答える)。いない、か。いいえ、ゼロではありません。実際のところ、27です。27人でした。悪くないですね。
リンダ:27人? すごいじゃない。
アダマス:でもその27人は実際、かなり怒ってたね。
リンダ:わお。
アダマス:彼らはクリムゾンサークルの本を全部捨てて焼いてしまったよ。メンバーズカードも破り捨てたよ。
リンダ:わお!
アダマス:彼らはケープもベストも脱ぎ捨ててこう言った。「クリムゾンサークルには、もううんざりだ(No More)」
リンダ:わお。
アダマス:本当のところ、私はもっともっと多いだろうと思っていました。アセンデッドマスターズクラブでも、そう思われていました。彼らは舌なめずりをしながら「クリムゾンサークルから抜けた人を誘ってみよう。自分のグループに入ってもらおう」そう思って待っていました。しかし、やれやれですが、その抜けた27人について、彼らも自分のグループに入って欲しいとは思わなかったようです(笑いが起きる)。
とにかく、抜けたのはたったの27人でした。そのことが私にはとても誇らしく思えるのです。もちろん、あのメッセージは非常に明快で、且つ、決して軽くも優しくもないものでした。「自分にエネルギーを仕えさせる準備が出来てない者は、今すぐ出ていけ。他のみんなのためにそうしてくれ。我々が向かう先にそんな者のための場所はない」私はそう言いました。そして実際、私たちが向かっているその先に、そんな場所は本当にありません。
その27人のここ1か月の様子は見ていて面白くはありましたよ。一方で、ここにいるみなさんは、自分がどこにいて、どこに向かっていて、どうエネルギーを使っているかを理解した上で、内面を見つめ、自身にこう問うていました。「私に、その古い課題を手放す気があるのだろうか?」と。そして分析したり考えたりせず、戦わず、ただ「はいおしまい。私にはそれを手放す意志がある。それだけだ」と言いました。そしてその意志、意欲というのが、全てを変化させるものなのです。そして実際、そのことで最も美しいところは、そのことに関して、みなさんはさほど何もしなくてよいということです。その意志が、想いが、叡智が入るためのドアを開けるのです。マスターが入ってきてこう言います。「エディス、全ては私が引き受けたよ」と。君はまだいくらか、そうだね、でもいい線まで来てるかな、とにかく「君のあれこれは全部私が引き受けよう。君はただ手放す意志を持っててくれればいいよ。私が、、、」(アダマス、彼女のスカーフを取る)「私がそれらを叡智に変えてあげるよ。私が古い課題たちから絞り出してあげよう(そのスカーフをギュッと丸める)。そうして叡智に変えてあげるよ。それだけだよ」(アダマス、そのスカーフをポイと脇に置く)それだけだよ。嗚呼、彼女はそのスカーフがあまり好きではないようです(笑いが起きる)。本当に嫌みたいです。
みなさんの課題を手放そうとするその意志、意欲が、マスターを、みなさんの全生涯から来た叡智を受け入れることに繋がります。マスター、叡智、全てが入ってくることを許します。お金の問題、人間関係、健康、自己評価に関わる課題、全てが叡智に持ち込まれます。そのことに関して、みなさんの側にしなければならないことはありません。みなさんは、朝起きて、コーヒーを飲んで、一日やりたいことをやっていてください。それだけです。楽しんでください。人生を、日々の暮らしを満喫していてください。それだけです。そうしようとする意志、意欲が全てです。それだけです。
そのことに関して何も考える必要はありません。どうするかを考えて見つけるのは、そもそも不可能です。このことは、どれだけ強調しても足りませんが、考えてどうにかするのは純粋に不可能です。あるポイントまで来ると「私の旅」のような本に仕立てたい、そう考える人がいるかもしれませんが、そんな4221ページにも亘る大作「私の歩んだ悟りへの道」なんて(アダマス、ほがっ、と声を出す)そんなもの、、、
リンダ:今のは何かしら?(アダマス、再び「ほがっ」と言う)
アダマス:そう大したことではない(ほがっ!)そこまで大したことではないけど(ほがっ!)、ちょっとゲーとなりますね。みなさんにもそれが何故か分かる時が来るはずです。何故か? だってこれは、ただのストーリーだからです。本を書くかのごとく考えて練ってと、どうこうできないものだからです。みなさんに出来るのは許し、受け入れることだけだからです。と同時に、みなさんはそれを許し、受け入れることが出来るからです。豊かさでも人間関係でも人生で起こるあらゆる全てを、許し、受け入れることが可能なのです。それだけです。
というわけで、セント・ピーコックです。私はある種、気取ってアセンデッドマスターズクラブを闊歩しています。そりゃそうなりますよね!(「ウー、フー!」と声が上がる)。フーワッ! 羽をこう、広げています(笑いが起きる)。分かりますね。あれこれ喋る必要もありません。「羽をこう、見せつけてやれ(さらに笑い)。私はシャーンブラが誇らしいのだ」と。(「ウー、フー!」とまた声が上がる)私たちは時に型破りだったりするわけですが、、、(聴衆、喝采)、私はみなさんのことを誇らしく思っています。
私たちはだいたいにおいて型破りです。因習に囚われません。けれど、同時に、私たちは型破りでなければなりません。何故なら、私たちは古いパターンから抜け出さなければならず、それが簡単ではないからです。みなさんはみなさんがどうしてしまうか分かっていますね。みなさんは古いパターンから抜け出そうとして「パターンから抜け出そうとする、というパターン」を新たに作ってしまっています。それでは上手く行きません。というわけで、今日は、終わりから始めたいと思います。私は最後の場面から始めるのが大好きです。しかし、それでもまだ、単に逆から進んでいるというだけで、まだまだ線的なので、多少は、あっちへこっちへとジャンプしたいと思います。そのことがリンダを困惑させるのは分かっています。彼女の他にも、始めから終わりへとストレートに、簡潔であることが好ましいと考える人はいますよね。
しかし今日は、あっちへこっちへ跳ね回りたいと思います。まずは終わりから始めます。
リンダ:話があっちへこっちへ行くのは、いつものことじゃないかしら。
アダマス:それでこそのアダマスだからね。でも実際、私がセント・ジャーメインである時というのは、自分でも本当に退屈です(笑いが起きる)。私はアダマスであることの方をより楽しんでいます。事実、Master’s Life 7, I AM Creation の収録をしましたが、最初は、セント・ジャーメインとしての私が講義を担当しました。しかし、その私自身でさえちょっと退屈して、最後のセッションには、アダマスとして出てしまいました。そうして楽しい時間を過ごしました。6つとか7つのセッションをここで、単に、立ったままでやるのがどんなに大変か、みなさんには分からないと思います。「であるからして、オホン、みなさんが創造を、、、(深刻なトーンで言い、リンダが冷笑する)許し、受けれること、、、」このような感じです。最後にはそこから飛び出して、アダマスになってしまいました。ちなみにアダマスというのはみなさんでもありますよ。アダマスとは、私たち全員が作り出したペルソナです。
リンダ:まるで多重人格者ね!
アダマス:それで楽しいこともあれば、そうでないこともありますね(さらに笑い)。
No More(もう十分だ)
では、最後のところから始めましょう。振り返ってスタッフのリアクションを見てみてください。はい、では、エンドクレジットのビデオを流してください(リンダ、息を飲む)。
リンダ:わあ、面白いわね!
アダマス:もちろん。さあ早く早く、、、
リンダ:さあやってやって!
アダマス:なんたって終わりから始めるんだからね。
リンダ:そうねそうね。
アダマス:その前に、ちょっとその前に、1点述べておきたいと思います。私は、みなさんにしっかりとポイントが伝わるように努めています。そうです。私はある種、ぐるぐると同じところを回っています。繰り返しです。あることをある方法でその月に言ったかと思うと、別の方法で別の月に語ります。その内容がみなさんの中にしっかり染み込むまで、例えば6か月後にまた別の言い方をしたりします。みなさんは新しい情報を求めてここに来るので、時に、またか、と思うことは知っています。しかし、その新しくはない情報が本当に消化、吸収され、本当に感じられるまでは、新しい情報の入る余地が無いのです。あったとして、それは混乱を生むだけなのです。
そういうわけで、私は何度も何度も同じ話を繰り返すのです。何時間も話すのです。質問をとおしてみなさんとのやり取りを続けてきました。しかしそこへ来て、先日、面白いものを見つけました。それは私の目を引きました。それは、私がずっとずっと言おうとしてきたことを、5分で完璧にまとめたものでした。全てが詰まっています。エンドクレジットの直前に来るにあたって相応しい内容です。ちなみにそうすることで、ここが、私たちはFuture Now(今未来)と呼ぶところになっています。これは未来で起こっていたことです。今、それは今にあるのです。未来から来た今が今現在にあるのです。意味が分かりますかね(笑いが起きる)
ではエンドクレジットのビデオをお願いします。照明を落としてください。それに続く内容はボブ・ニューハート(訳注:アメリカのコメディアン、俳優)による私のチャネリングだと言っている人もいるようです。はい、照明を落としてください。
(エンドクレジットが出て、ボブ・ニューハート・ショーでの寸劇が流れる)
Thank you for adding your energy to today’s Shoud
Now presenting Bob Newhart (channeling Adamus…?)
(訳注:以下、番組内の寸劇)
キャサリン・ビッグマン(患者):シュワイツァー先生、よろしいでしょうか?
ドクター・シュワイツァー(ボブ・ニューハート):どうぞ、入ってください。今ちょっと、手を洗っているところでして。
キャサリン:キャサリン・ビッグマンと申します。ジャネット・カーライルから紹介されて。
シュワイツァー:ああ、聞いてますよ(聴衆、喝采)。確か、箱に生きたままで閉じ込められることに対する恐怖症でしたね。
キャサリン:はい。そうです。私です。横になった方がいいですか?
シュワイツァー:いえいえ、結構です。その手のことはやめてましてね。座ったままで結構です。では診療の前に、費用についての説明をさせていただきます。診療の最初の5分間は5ドルです。そしてそれ以降は、無料です。一切請求いたしません(笑いが起きる)。それでいいでしょうか?
キャサリン:素晴らしいわ!(彼女、クスクス笑う)でも実際、良い話過ぎて信じられないわ。
シュワイツァー:いえ、診療に5分もかけない自信があります。保証しますよ(笑いが起きる)。あと、保険でのお支払いは不可ですので、現金か小切手でお支払いください。
キャサリン:分かりました。
シュワイツァー:あと、私にはお釣り(change/チェンジ)も出せませんので悪しからず。
キャサリン:(含み笑いをする)分かりました。
シュワイツァー:さあ、、、ゴーしましょう!(笑いが起きる)
キャサリン:ゴー、って何に、ですか?
シュワイツァー:じゃあ、あなたが対処したいと思っている問題について教えてください。
キャサリン:ええ、分かりました。私には、生きたままで箱に閉じ込められることに対する恐怖症があります(笑いが起きる)。生きたままで箱に閉じ込められることを考え始めてしまって、それでパニックになるんです。
シュワイツァー:誰かにそうされそうになったことがあるんですか?
キャサリン:いいえ。全く。でも、本当に、そのせいで、私の生活は滅茶苦茶です。トンネルも通り抜けられませんし、エレベーターにも乗れません。それどころか自分の家にも、、、とにかく「箱っぽい」ものが、ダメなんです(笑い)。
シュワイツァー:つまり、あなたは自分が閉所恐怖症だと言っていますか?
キャサリン:そうです。はい。それですね。
シュワイツァー:分かりました。では、診療です、キャサリン。これからあなたに2つの単語を伝えます。それを注意深く、慎重に慎重に聞いてください。そうして、その言葉を携えたままでここから出て、あなたの生活に組み込んでください。
キャサリン:メモを取った方がいいでしょうか?
シュワイツァー:その方が良いのであればどうぞ。ただ、たったの二言です。覚えるのにさほどの苦労は無いと思いますよ(笑いが起きる)
キャサリン:分かりました。
シュワイツァー:準備はいいですか?
キャサリン:はい。
シュワイツァー:では、言います。それをやめろ !! (STOP IT!!(笑いが起きる))
キャサリン:え、えっと、すみません?
シュワイツァー:それをやめろ!
キャサリン:それを、やめる?
シュワイツァー:そうです。ソ・レ・ヲ・ヤ・メ・ロ!
キャサリン:言っている意味が分かりません。
シュワイツァー:不思議だと思いませんか。私が言っているのはたったの二言なのに、みんな、あなたと同じことを言うんです。でも意味は分かるはずですよ。これはイディッシュ語ではありませんよ、キャサリン。これは英語です(さらに笑い)。それをやめろ! です。
キャサリン:私はそうなるのをやめるべきなのですね。
シュワイツァー:ほら、分かったじゃないですか。それにあなたも、生きたままで箱っぽいものに閉じ込められることに怯えながら生きていたいとは思わないんじゃないですか? 私に言わせれば、箱っぽいものより、そっちの方が恐怖ですよ(笑いが起きる)。
キャサリン:確かに。
シュワイツァー:だったら、今すぐにやめてください!(さらに笑い)
キャサリン:それが出来ないんです。子供のころからずっとそうでしたから。
シュワイツァー:わあわあ、違う違う、その話はどうでもいいです。四の五の言わず、単純に、ただ、それをやめるんです(笑いが起きる)。
キャサリン:生きたままで箱っぽいものに閉じ込められることに恐怖するのを、ただやめると。
シュワイツァー:そうです。分かったじゃないですか。はい、では、ええっと、、、今の時点で3分ですね。ということで3ドルの請求になりますね(さらに笑い)
キャサリン:あ、今は5ドル札しか、、、
シュワイツァー:私にお釣り(change)は出せませんよ(笑いが起きる)
キャサリン:だったら、5分間、目いっぱい話したいです。
シュワイツァー:なるほど、よろしいでしょう。じゃあ、あなたが対処したいと思っている他の問題について教えてください。
キャサリン:ええ、私は過食症でもあります。私はよく指を喉まで突っ込んで、、、
シュワイツァー:今それはやめて !!(笑いが起きる)あなた、頭が変なんじゃないですか !? そんなことはやめてください!
キャサリン:でもそう強要されてきたんです。母が私のことをデブだと言って、、、
シュワイツァー:わあわあ、違う違う! そんな話はどうでもいいです(笑いが起きる)。
キャサリン:そういう夢をずっと、しょっちゅう見ています、、、(さらに笑い)
シュワイツァー:その話もどうでもいいです。そんな話は要りません。
キャサリン:でも星占いが言うには、、、
シュワイツァー:その話も、全くもってどうでもいいです(笑いが起きる)。四の五の言わず、単純に、ただ、それをやめてください! はい。他に何かありますか?
キャサリン:そうですね。私には男性と自己破壊的な関係を持つ傾向があります。
シュワイツァー:そうするのをやめてください !! そんなに男性と一緒にいたいのですか?
キャサリン:え、うーん、まあ、えー、そうです。
シュワイツァー:迷うぐらいなら、やめてください(笑いが起きる)。甘えないでください(さらに笑い)。
キャサリン:私は手をしょっちゅう洗ってしまいます。
シュワイツァー:それは続けてください(笑いが起きる)。
キャサリン:いいんですか?
シュワイツァー:私もしょっちゅう手を洗っていますよ。世の中、ばい菌だらけですからね。心配するような習慣ではありません(さらに笑い)。
キャサリン:車の運転をするのが怖いです。
シュワイツァー:なら運転するのをやめてください !! (笑いが起きる)どうやって乗ってるんですか? 車に乗って、アクセルを踏んで、それから前を見ると! 運転するのはやめてください!
キャサリン:やめてください! やめてください!
シュワイツァー:キャサリンさん、いったいどうしました?
キャサリン:こんなの変だわ! このセラピーは最悪だわ。あなたはやめなさいしか言わないもの!
シュワイツァー:あなたは、それがおかしいことだと。
キャサリン:おかしいわよ!
シュワイツァー:あなたは、私たちがあまりにも性急にことを進め過ぎた、そう思っているのですか?
キャサリン:ええ。そうです。
シュワイツァー:分かりました。では10語だけ言わせてください。それですべてがクリアになると思います。それを書き留めてもらえますか?
キャサリン:分かりました(笑いが起きる)
シュワイツァー:準備はいいですか?
キャサリン:ええ、はい。
シュワイツァー:ではお伝えします。「それをやめろ。さもなくば、私はお前を生きたままで箱の中に閉じ込めてやる!」(聴衆、喝采)
(訳注:寸劇は以上)
(画面)見たい人は”Bob Newhart” “Stop it”をyoutubeで検索。
アダマス:シャーンブラのみなさん、これ以上に的確に述べることは出来ません。もう十分です!うんざりです(No more)。ボブ・ニューハートが言ったようにたったの「二言」です。「それって書き留めておくほど難しいことですか?」です。みなさん、それを書き留めておく必要なんかありません。たったの二言です。No moreです。もう十分です。やめてください。さもなくば、みなさんはまた別の生涯を同じように生きるか、箱に閉じ込められるかするでしょう。もう十分ですよ。考えたり分析する必要もありません。あのシャーンブラの女性の件からも分かるはずです。寸劇の中の女性のことです。私たちは幼少期や子供の頃のことには向かいません。占星術やそんなものにも向かいません。そういうのはもう、単純に、十分です。もう十分だ。うんざりだ。と、それだけを言ってください。それだけでいいにもにもかかわらず、まだ課題を抱え続けている人が多くいるのは、驚きです。
「もう十分だ。これをやめるぞ。それはもう終わり」それだけでいいのです。豊かさの問題はもう終わりです。本日、私たちは、エネルギーがみなさんに仕えるそのやり方に関して、次のレベルに進みます。もう十分ですよ。やめてください! それでもあなたがまだそれに固執して、言い訳をしたり「いえ、やってみてはいるんです」などと言うのなら、それもすぐにやめてください。もう十分です。これはやってみる、やろうとするという類のことではありません。もちろん、42%のシャーンブラが先月「いやいや、ずっとそうしようとしてるよ。してきたよ」そう言ったことは分かっています。でも、そうはしていませんね。その人たちは、自分の問題についてずっと考えていただけですね。みなさんは、それがどう解決されるか、まだどのぐらい続くのかと、考えていたに過ぎません。私たちは、そんな内容には向かいません。「もう十分です。終わりです」単純にそうです。そうやって、深呼吸をして、エネルギーにエネルギーの仕事をさせてください。深呼吸をして、自分に、受難とも言うべき古い課題を手放す意志があることを、しかと認識させてください。
多くのみなさんが頭の中でこう言っていますね。「そうです。私は本当に手放す準備が出来ています」と。でも出来ていませんね。何故なら、まだその問題があるからです。あなたがそれを望んでいるから、それはそこにあるのです。今の言葉で、私にムカッと来ましたか? 知りませんね。あなたがそれがそこにあることを望んでいるんですよ。肌触りの良い毛布みたいなものです。それはあなたのアイデンティティの一部のようです。壮大なストーリーです。壮大な記憶です。そしてあなたはそれを手放したいとは思っていません。言い訳ばかりしています。「でも、それをどう排除すればいいのか分からないのです」と。単純な話です。「私はそれを排除する。もう十分だ。この件は終わり」です。そうして先に進んでください。それだけです。
だから、この寸劇が私の意識に入った際に、私の言いたいことを、これ以上のやり方で的確に言ったものは他に無いと思いました。設定の全てというか、全体として、、、ゲーリーが、えっと、ゲーリー先生(シャウドに参加している心理学者)が同意するかどうかは分かりませんが、カウンセリングに行く人のほとんどは、その人に関わる物事に、本質的な意味での変化があってほしいとは思っていません。カウンセリングに行く人というのは、彼らの酷い話を聞いてもらう相手を求めているだけであって、真の意味では、それを改善させようとは望んでいません。本当にそうです。驚くべきことです。
現代的な心理学が確立されて、どうでしょうか、ざっくり120年から150年ぐらいになりますが、それはそれで一定の役割を果たしてきました。それはそれで、そのレベルでの気付きをもたらすことが出来るからです。とは言え、カウンセリングというものは、エネルギーの詰まりを生み出します。問題がより深いところで同じようにパターン化するだけのことですね。「嗚呼、私には傷があるんだ。私は被害者なんだ。私にはお金を得る能力が欠如しているんだ。本当に陰謀があるんだな」という具合に、信念がセットされてしまうからです。そうしてそのような経験を通り抜けることになるのです。そしてその現実において、それをまた信じます。では、仮にあなたがそういう現実で、それを信じたとして、エネルギーに何が起こると思いますか? 分かりますね。エネルギーは全力でそれをサポートします。100%のフルサポートです。
だからこのポイントまで来た私たちには「もう十分だ。それをやめろ」なのです。みなさんは今後も私が「やめろ! 今すぐやめろ!」そう言うのを、何度も聞くことになるでしょう。しかしそれだけなのです。それだけでいいんです。だから今すぐにやめてください。そうすれば先に進んで行けます。
さあ、深呼吸をしてください。
Trash Days(ごみの日)
みなさんは身体においても、凄まじい変化を通り抜けています。DNAが変わっています。そして科学にも、DNAが変わり得るものであることが分かり始めています。「DNAは常に複製され続ける。変わることはない」そう思われていたのもそう遠い昔ではありませんが、DNAは変わります。
NASAの研究だったと思うのですが、最近の研究で、人が宇宙空間にいて重力から解放されていると、えっと、重力というのは一般的な意味での、文字どおりの重力ですが、人が重力から解放されていると、DNAが変化することが分かりました。この変化というのは実際、意識の変化に対する反応です。
たった今、こうして話をしている間も、みなさんのDNAは変わっています。みなさんの身体は変わっています。もちろん、みなさんがその輝けるライト・ボディを直ちに手に入れたがっているのは分かっていますよ。しかしながら、みなさんは、みなさんが圧倒されてしまわないペースでもって、その大きな変化を通り抜けています。
マインドもまた、えっと、マインドもなんだかすっかり過去の存在に思えますね?(アダマス、笑う)みなさんのマインドさんもまた、多くの変化を通り抜けています。私がかつて、よく言っていたことを思い出してください。「みなさんがその暮らし、生活の中で通り抜けている全て、全てのことは、1つ残らず、身体を持ったままでの悟りのためです」です。だから、別に身体に問題があるわけではありませんよ。年を取って、記憶を失くしているわけでもありません。その手のことではありませんよ。みなさんの精神が以前に増して病んできている(笑いが起きる)、そういったことではありません。そのどれでもありません。全ては身体を持ったままでの悟りのためです。全てが、どんなに些細な些細なことでも、全てがそうです。みなさんがそれを理解した時、その核であり基本であるそのことを理解した時、心配はピタと止むでしょう。「どこか変なんじゃないか。明日死ぬんじゃないか。どこかで何か変なことをしちゃったかな」などと心配することは無くなります。深呼吸をして、手放してください。今すぐに手放してください。全ては悟りのためなのです。
みなさんが今通り抜けている変化というのは、完全に常軌を逸したレベルにあります。だからこそ、私は先月、みなさんが今通り抜けていることを鑑みて、みなさんがまだ死んでいないことに驚いていると言ったのです。みなさんには、全ての人が必ずしも持っているわけではない、素晴らしい、今の状況に対処するためのメカニズムが備わっていますね。みなさんには不愉快さであったり、身体的な痛み、精神的な不安定さなどに対して、それに耐えようとする意志、意欲があります。みなさんには、なんと呼ぶのでたしっけ、ノボカインなど麻酔を打たれたような感じがあって、頭を狂わせたり、身体をバラバラにすることなく、身体を保持したままでの悟りへと導く、本来耐えられるべきではないはずの変化を通り抜けることが出来ています。これはもう奇跡と呼んで差支えのないレベルです。
さて、これからのみなさんに起こることです。みなさんは古い課題を手放したいと言いましたが、みなさんは、これからしばらくの間、一種のサイクル、そこまで固定化されたパターンではありませんが、ある種のサイクルを、そうですね、次の数年を通して、通り抜けていくことになるでしょう。おっと、カレンダーに印をしたところで意味はありません。が、だいたい、まあ、だいたい14日ごとに、調整の時期を迎えます。その調整というのは、ある1日の数時間か、あるいは2-3日続くこともあるでしょうが、48時間を超えて続くことはあまり無いと思います。
みなさんはそうやってさまざまな調整を行っていきます。これまでももちろん行ってきました。しかし、これからはもっと、14日に1回より、もしかしたら多少早いペースで、そうします。1日かあるいは2日ほど、気分が優れなかったり、物事に上手くフォーカス出来なかったり、言葉が上手に出てこない、あるいは車のキーを見つけられない、どころか自分の名前さえ、ど忘れするようなことになるでしょう。1-2日ほどの間、気持ちが混乱するでしょう。というのも、それは、みなさんがみなさん自身を再構築しているからです。みなさんはそういう時期を通り抜けています。それは睡眠の間も進行します。みなさんは24から48時間程度は続く急激な変化が起こることを許し、そして受け入れて、それから、再び生活をエンジョイしに戻ります。新しい日常(new normal)に戻ります。そしてその「新しい日常」自体もまた、2-3週間ごとに変わります。
このプロセスの進行を自分に許してやってください。パニックにならないでください。これを毎日のように味わっている、既に味わった人もいますね。上記で私が述べたようなものとは異なって、不規則にこれを味わう人もいるでしょう。1週間ほど、本当に本当にキツい時期があって、それでやっと沈静化する、そういう人もいるでしょう。
私たち、クリムゾンカウンシルは、みなさんと共に今を通り過ぎています。みなさんの今いる位置、身体、マインドの、エネルギー的な状況などを踏まえて、どんな流れが適切かを、逐一みなさんに伝えています。今適切な流れというのは、今まさにそうしているように、一種の調整時期を設けることです。14から21日ごとにそうすることです。時には14日かもしれません。そうかと思えば18日とか20日のこともあるでしょう。そうやって、よりスムーズに、より優雅に進んで行きます。そして毎回、ドーン! と新しい壁にぶつかります。
そのドーンは、決して、逆戻りではりません。それもまた身体を持ったままで悟るためのプロセスです。身体もマインドもお色直しには多少の時間がかかります。リハビリのため、状況をチェックしているようなものです。完全に新しいレベルへ進むために必要な、身体とマインドのためのリハビリです。わあ、今みなさんのマインドが通り抜けている内容というのは、本当に驚くべきことです。その中で、みなさんが自己を失っていないことに私は正直、驚いています。もちろん、そういう人もいるようですが(笑いが起きる)。とにかく、驚くべきことです。嗚呼、マインドはそれを恐れ、反抗して、今の生活にしがみ付こうとしています。が、それと同時に、今語ったような全部をしています。とにかく、みなさんが今通り抜けていることというのは、真に、真に、驚くべきことなのです。
だから覚えておいてください。みなさんは14日かそのぐらいごとに、バランスを欠くことになります。そしてそれはそれでオーケーです。2-3日、気持ちが落ち着かなかったり、どこかが痛かったりしても安心していてください。それに、そもそも痛みなんか存在しません。痛みが存在する証拠なんか、どこにもありませんよ。それは全てマインドの中の話です。
それでもみなさんは痛みを通り抜けることもあるでしょう。あるいは「私は何者なんだろう? 今こんなことをしているべきなんだろうか? そもそも身体を持ったまま悟るなんて本当なのか?」そんな思いを抱えることもあるでしょう。分かりますかね。ごみの日みたいなものですよ。時々、ごみをまとめて出さなければなりませんよね。そしてごみ捨て自体、楽しいものではありません。臭いますね。臭かったりしますね。でもだからこそ捨てるんですよね。そういうことです。14から21日に1回、もしかしたら2回、ごみの日が来るようになるでしょう。
ごみの日があると予め分かっていれば、いつ収集してもらえるか(笑いが起きる)を分かっていれば、ことはより楽に運ぶと思います。出すべきものをちゃんと出せます。分かりますか。みなさんが今やっているように、家の周りに放置したり、見えないところに押し込んで隠したりしているのとは違いますね。家というのは文字どおりのそれではなく、みなさんの身体や精神という意味です。みなさんはそこにたくさんのごみを隠してきました。「わあ、汚ね! これどうしよう? とりあえずここに押し込んでおこう」と隠して、無視しようしてきました。「さて、これはどうしたものかな」と、とりあえず食器棚の引き出しに入れておくことを続けてきました。あるいは洗濯機、みなさんの内面的な洗濯機に放り込んで、蓋を閉めました。けれど、みなさんは、洗剤を入れることはおろかスイッチを入れるのも忘れていて、放り込まれたそれらは、今や信じられないような悪臭を放っています。その臭いが家中に、人間という家中に、広がり漂い始めています。
だから私たちは、ごみの日を、まあ2週間に1度ぐらいは設けたというわけです。もちろん、そのスパンは人によって異なります。あっと、知りたがっている人がいるようですのでお伝えしますが、ごみ収集車を運転しているのはクツミです(笑いが起きる)。彼はそれをとても楽しんでいます。その仲間として助手席に座る人を募集しているみたいですね。それにはまだ誰も応募していないようですが(アダマス、くすくす笑う)。
みなさんは時々これを行うだけで構わないところまで来ています。そういう、身体的に、あるいは精神的に厳しい、ごみの日、を常に常に通り抜ける必要はありません。大丈夫です。だから、そういったことを気楽に他の人に共有してください。ごみの日のことについて話してください。何を捨てたとか全部です。そして良いニュースは、ごみの日とごみの日の間には、みなさんはマスターとして生き始めるということです。本当にマスターのように生き始めます。
ということなので、あなたが何を抱えていても、あなたの課題がなんであれ、豊かさ、人間関係、健康、自己評価、その課題が何であっても、その二言を言いましょう。
アダマスと聴衆:それを、やめろ!(Stop it!)
アダマス:素晴らしいです。ありがとう。あ、あと、もしさっきのを観てメッセージが掴めなかったとしても大丈夫です。あのビデオは最後にまた流れます。
リンダ:あれま。
アダマス:ただ、それをやめてください。ボブ・ニューハートに言えて、私に言えないわけがありません。
Shaumbra Wisdom(シャーンブラの叡智)
さあ深呼吸をして、次のパートに入りましょう。エネルギーがシフトするのを感じてください。でも、2週間に1回かそこらのペースで、ごみの日がある、それを分かっているというのは素晴らしいことだと思いませんか? みなさんは、絶え間ない苦悩、ストレス、そういうものを通り抜ける必要はありません。はい。リンダが考えています。「それってもしかして、、、、」と。君の好きな占星術的な状況はなんだっけ? 海王星の上昇かな、、、
リンダ:水星の逆行よ。
アダマス:水星の逆行ね。でもそれは、ごみの日とは関係ないかな。
さあ、深呼吸をしてください。私の好きな時間の1つ、私が質問をして、みなさんが答える、Q&Aの時間です。シャーンブラの叡智の時間でーす。
(“Shaumbra Wisdom” の映像が流され、聴衆、喝采、笑いに包まれる)
素晴らしい(アダマス、笑う)。これだよ、これ。シャーンブラの叡智に相応しい、素晴らしいイントロ、、、もう一度観たいですか?(聴衆「イエス!」)ですね。もう一度、流してもらえるかな。そう、シャーンブラの叡智です。照明を落として、さあ、もう一度観ましょう。
(“Shaumbra Wisdom” の映像が再び流れる)
素晴らしい。この辺に座ってヨガをやるのでもいいですね(笑いが起きる)。私は、あの不遜な感じが気に入りました。
では照明を上げてください。本日のシャーンブラの叡智の質問に備えて、リンダがみなさんの中に割って入ります。彼女が犠牲者を見つけたところで、私が質問を繰り出します。
リンダ:あら、今日はまず犠牲者をご所望ね。
アダマス:まずはシャーンブラの叡智からだね。
リンダ:了解。
アダマス:さあ、誰が今日のシャーンブラの叡智で最初の人になりますかね?
リンダ:申し訳ないけど、頼んだわね、、、
アダマス:きたきた。さあ、彼に大きな拍手を。
リンダ:待ち構えてたって感じよ! 準備万端ね(聴衆、喝采)
アダマス:(笑っている)素晴らしい。ではアンディ、これはぴったりな、君にぴったりな質問だと思うけど、知性、あるいは知能(intelligence)って何かな? これって何なんだろう?
アンディ:(考えて)論理的に考える能力。
アダマス:論理的に考える能力。分かりやすいね。
アンディ:悪くないと思います。
アダマス:そうだね。悪くないね。実際、君がそう言った時、君はとても知的に見えたよ(アンディ、笑う)。間の取り方もそうだった。慌てて言葉を出したりすることなく、僅かな時間でしっかり答えを吟味して、それから自信を持って声に出した。「論理的に考える能力」と。
アンディ:なかなか大したものに見えたんじゃないですか?
アダマス:うん、まあ、あとで映像を観てみるといいよ。見栄えは特にそう大したものでも、、、(笑いが起きる)
アンディ:頑張ったんですが。
アダマス:頑張ったね。ところでアンディ、君は知的な人なのかな? 知能は高いかい?
アンディ:うーん。
アダマス:君のIQはいくつだい?
アンディ:私は、、、えっと、彼らに言わせると高いそうです。数字は忘れましたが。
アダマス:彼らって誰だい?
アンディ:高校にいた誰かしらです。
アダマス:彼女かな(笑いが起きる)
アンディ:ええ、おそらくそうです!(2人、笑う)
アダマス:きっとそうだね。「あなたって頭がいいのね、アンディ(アダマス、くすくす笑う)。だってあなたは私のことを選んだんだもの」みたいに。
アンディ:ええ。
リンダ:彼にマイクを投げつけちゃだめよ。
アダマス:で、君は実際、知能的に優れているのかな?
アンディ:自分では優れていると思っています。はい。
アダマス:なるほど。なら、この惑星全体の中でどの辺かな。上位10%、5%ぐらいかな?
アンディ:うーん。
アダマス:全ての人を考慮して。
アンディ:そうですね。そのぐらいだと思います。もちろん、記憶に基づく知性というものが全てだとは思いませんが。
アダマス:その辺に位置していると。ただ、さっきの数字は、当てずっぽうを言っただけだよ。はい。
アンディ:思うに、、、
アダマス:じゃあそれが全てではないとして、他にどんなものがあるのかな?
アンディ:感覚です!
アダマス:感覚か。なるほど。
アンディ:感覚の方が知性より遥かに優れていると思います。
アダマス:その感覚に裏切られたようなことはないのかな?「自分はもう、あんな馬鹿なことはしないよな?」と思ってしまうような。
アンディ:あります。でも、私は知性にも裏切られたことがあります。
アダマス:あるの? どうやって?
アンディ:これが進むべき正しい道だと論理的に推測できて、私はその道を進みますが、そこで何かをしでかします。思いもしなかったことが起こります。そして、、、
アダマス:彼女の言うことをちゃんと聞いておくべきだったと思うわけだ。
アンディ:彼女の、、、感覚の言うことを聞いておくべきでしたね。
アダマス:「アンディ、そっちはダメ!」だね。
アンディ:そうして泥に嵌りこんで「チッ、上手く行かなかったや」そう言います。
アダマス:確かにそうだね。
アンディ:ええ。
アダマス:よし。いいね。じゃあ質問をもう1つ。知性、知能というのはどこから来てると思う?
アンディ:(再び考え込んで)うーん、やはり脳からだと思います。
アダマス:脳から来ていると。なるほど。じゃあそれというのは、脳がある時、知能というものを発明したということかな? あるいは脳には最初からそれがあったということかな? もしくは両親から受け継がれてきたとか? ご両親はどちらも知的な人だったかい?
アンディ:そう思っています。
アダマス:なるほど。分かった。じゃあ、彼らの知性はどこから来たのかな?
アンディ:進化的なものなのか、才能として与えられるものなのか、難しいですね。
アダマス:知性評議会から与えられた才能ってことかな?
アダマス:セルフからです。スピリットからですね。
アダマス:セルフ、スピリットから、と。
アンディ:ええ。
アダマス:君が言っているのはつまり、スピリットが施し物をしているというわけだよね。「フーワ! アンディが数日中に生まれるぞ。さあ、彼にはどのぐらいの知能を与えようかな? うん。たっぷり与えてやろう。彼はガラクタを背負ってばかりになりそうだから、このぐらいの備えは要るだろうな。少しおまけして多めに与えてやるか」と。それって何かの委員会で決まってるのかな? 偉大なる知性カウンシル、みたいなところで?
アンディ:いいえ。それというのはもっと、なんと言うか、もっと内面的なことだと思います。
アダマス:内面。
アンディ:ええ。
アダマス:内面にある評議会かな。
アンディ:ええ。まあ、どう言うかな。スピリットはいろいろ与えるわけです。スピリットは人間と常にコミュニケーションを取っているわけではないので、放っておいても、人間が自分であれこれ出来るように、、、
アダマス:なるほどなるほど。
アンディ:おかしなものですが、、、ええ。
アダマス:スピリットは君とのコミュニケーションを止めることがあると、、、
アンディ:まあ、、、
アダマス:、、、君には十分な知能があるから放っておいても大丈夫だと。
アンディ:えっと、と言うか、スピリットは常にいますが、人間が聞く耳を持たないということです。
アダマス:わあ、素晴らしい。じゃあ、聞く耳を持たないことで人間は馬鹿になってるかな? あるいはより知的になってるかな?
アンディ:両方ですね。
アダマス:両方か。いいね。
アンディ:両方というのは、えっと、何故なら、、、
アダマス:ということは、スピリットに対して聞く耳を持たない人間のために用意されたのが知能であって、でもそれがあるのに、聞く耳を持っていないと馬鹿になる?
アンディ:もう一度言います。両方です。思い出してください。我々は地球にいるという冒険をしています、、、
アダマス:そうだね。
アンディ:冒険です。スリルがあるというか、それこそが楽しいところです。だから、もし人間がそれこそロボットのように同じ毎日を規則正しく繰り返すのであれば、、、
アダマス:うん、うん。
アンディ:そうです。冒険にはなりません。だからミックスしています。
アダマス:なるほど。
アンディ:それにスピリットというのはよく変化球を投げますよね。だから朝起きたら、腕を骨折していたりと、まあ、イベントが起こるわけです。
アダマス:君はよく、朝起きて「嗚呼、クソ! いったい何があったんだ ?!」なんてことがあるのかい?(笑いが起きる)
アンディ:前夜に深酒でもしていれば、、、
アダマス:「昨日は普通に床に入って、それまでなんでもなかったんだけど、朝起きたら、あー、忌々しいスピリットめ! 人の腕を勝手に折るのは勘弁してくれないかな!」て話だよね。なんだか馬鹿みたいに聞こえるけど。
アンディ:ですね。
アダマス:だよね。ありがとう。アンディ、今日の私はみんなを混乱させてやろうと、わざとやってるんだよ。
アンディ:それはどうも。
アダマス:頭が痛くなった人はいますか? 深呼吸をしてリラックスしてください。
リンダ:アンディ、ありがとう。
アダマス:まさに。素晴らしい。では次の人。
リンダ:また大変なことになりそうね。
アダマス:いいことだね。いいね。素晴らしい。ああ! さあ、知性ってなんだろう? アンディは理論づけられることだと言っていたね。実際、良い答えだったと思うよ。
アリス:私も似たようなことを思ってるわ。あなたがこの質問をした時、私は人工知能のことを考えたわ。何が彼らに知能を与えているんだろうって。で、論理的であったり、理論づけられるようなことじゃないかって思ったわ。それがどこから来てるか? そうね。どこかに始まりがあるはずよね。コンピューターが考えてもそうだけど、1+1は2よね。
アダマス:そうだね。
アリス:2+2は4と、どこまでいっても変わらないわね。でもそれを可能にする知能を私たちはどこで手に入れたか? 私は、それは直観とか閃きと呼ばれるものとは全く違うものだと思うわ。
アダマス:ほほう、なるほど。
アリス:まだ考え中なんだけど、そうね、私たちは生まれてから、何かしら教えられるわね。すぐに学べることもある。人間的な本能もあるわ。泣いたり、お腹を空かせたり、笑ったり、お腹をなでたりね(アダマス、笑う)。そんな感じで、この言葉について考えてたの。
アダマス:なるほど。であれば、3語かそれ以下でまとめてもらえるかな。君は知能、知性を何だと捉えているか。
アリス:ステップバイステップ(Step-by-step)で(彼女、笑う)。
アダマス:ステップバイステップね。いいね。
アリス:学習(Learning)する(彼女、また笑う)。
アダマス:学習か、いいね(アダマス、笑う)
アリス:4語になったわね。
アダマス:ステップバイステップは1語と考えていいね。
アリス:そうね。
アダマス:学習する、ということだね。なるほど。とすると、知能とはある種、進化するものということだね?
アリス:うーん、まあ。
アダマス:だとすると君は進化していると言えるね。君の知能は進化をするわけだ。じゃあどうして、同じ文化圏の同じような環境で生まれ育った人がいるとして、どうして、人によってすごく頭が良かったり、そうでなかったりするんだろうね? 何が違いを生んでるんだろう?
アリス:ええ、それについても考えてたわ。トイレ送りにはなりたくないわ。
アダマス:それは嫌だね。それはそうだ(笑いが起きる)
そうだ。私たちはトイレ送りになる人のために面白い準備をしています(彼女、笑う)。ちょっと見せてもらえるかな? そうすればみんな、何が起こるか分かるから。
リンダ:あら、これは警告ね。アラートね。
アダマス:そうだね。これが「I don’t know」を言ってしまった時に起こることだよ。準備出来てるかな?
アリス:まだみたいね。
アダマス:出来ないか。仕方ないね。
アリス:良かったわ!
アダマス:ラッキーだね(彼女、笑う)。で、話を戻すんだけど、君は医者だったよね?
アリス:引退はしたけど、そうね。
アダマス:引退はしてるね。何を専門にしてたのかな?
アリス:産科よ。産婦人科医ね。
アダマス:産科、、、なるほど。君は自分のことをインテリだと思ってるかい?
アリス:私の定義によると、そうなるわね。
アダマス:その定義とは?
アリス:段階を経て学んできたってことかしら。
アダマス:素晴らしい。じゃあ君の知能指数は、世界の中で、上から何%ぐらいに入ってるかな? 上位2%かな?
アリス:10%かしら。医者になる人というのはだいたいその辺だと知ってるの。
アダマス:そう願いたいね。
アリス:そうね(笑いが起きる)
アダマス:頭の悪い医者以上に害なものはないからね(リンダ、吹く)
アリス:そうね。そうね。でも私は、、、
アダマス:まあ馬鹿な医者には馬鹿な患者が引き寄せられるわけだけど。
アリス:私は、知性について確固たる定義を持ってるわ。
アダマス:なるほど。確かにそうだろうね。
アリス:私は、、、
アダマス:じゃあ、その知性というのは、どこから来るのかな? その核は何か、何に由来するものなのか、でもいいよ。
アリス:学習ね。だから、、、
アダマス:学習と。でも学習される前からどこかにある気がしないかい? 思考力についてはどうかな? アンディはスピリットだと言ったね。ある朝、唐突に彼の骨を折る存在がそれだとね(笑いが起きる)。ただそれをするのはスピリットではなく、きっと彼の奥さんだけどね(アダマス、笑う)。
アリス:えっと、でも、、、
アダマス:知性、知能、思考力、そういったものはどこから来ているのか?
アリス:、、、動物も学習をするわ。私たちもそう。
アダマス:もちろんもちろん。ただ、それはどこから来てるんだろう? 動物たちはその学習するという能力をどこで得たのかな?
アリス:神のおならかしら(笑いが起きる)。でも真面目に言ってるの。答えとしては悪いものじゃないはずよ! そうじゃない?
アダマス:(笑っている)そうだね。分かったよ。神から与えられた、ないしは神の放屁だね(さらに笑う)。つまり結局のところ神から来ていると。なるほど。ワオ、だね。となると、したくもない質問をせざるを得ないんだけど、神って賢いのかい? それとも馬鹿なのかな?
アリス:おならはするわ。
アダマス:もし全ての、、、
アリス:であればイケてないかな。
アダマス:イケてないと。
アリス:とてもガスっぽいわ!(彼女、笑う)
アダマス:でも、もし、全ての人間の知性が神から来ているのだとしたら、神のことを無邪気に賢いとは言えないよね、、、
アリス:そうね。神から来てるのではなさそうね。
アダマス:神は気にしやしないよ。自由に言うといいよ。
アリス:ええ。
アダマス:神は馬鹿だと言っていいよ。
アリス:でもそうすると論理的には、神の存在を認めざるを得なくなるわね。
アダマス:わあ! 面白いね。面白いよ。
アリス:神がたくさん存在しているのと同義になって、、、
アダマス:たくさんいるね。
アリス:、、、それに私たちはみんな馬鹿だと(彼女、笑う)。
アダマス:地球上にはうん万もの神がいるような感じになるね、、、
アリス:やられたわ! 私はトイレ送りになりそうね!(彼女、笑う)
アダマス:十万といるヒンドゥーの神みたいなものだよ。名前なんかとても記憶してられないよね。カンニングシートがいるよね。
アリス:デビッドも神ね。
アダマス:だね。でも君は神の存在を認めたくはないようだけど。
アリス:当然よ。でもそういう話じゃないの、、、(彼女、ため息)。私が知性をかなり絞って定義するのは、それにそもそも始まりなんか無いと思うからよ。そんなもの、ただ現れたか何かしたのよ。だから神のおならと言ったのよ。で、それから私たちは学習を始めると。犬は犬で勝手にいて、ただ彼らも存在する以上は、学習するのよ。
アダマス:なるほど。
アリス:馬も最初から馬だけど、馬として学習を始めるの。
アダマス:じゃあ、この惑星で最も知能の高い動物って何だと思う?
アリス:この惑星。クジラかしら? もしかしたらイルカかしらね? その手のものだと思うけど、ブタだったりして?
アダマス:ブタだと。
アリス:そうね。
アダマス:そうだね。ブタはとても賢い生き物だよ。
アリス:ええ。
アダマス:ある種、、、そうだね、ブタのどこがって、、、
リンダ:ブタってうんこを食べるのね。やばい ?!
アダマス:腹を空かせていても、やっぱり賢いね。そうすれば食べるものを探し回って遠くへ行く必要がないからね。
アリス:本当に賢いわね。私のも食べてくれればいいのに!(彼女、笑う)冗談よ。
アダマス:とても面白いよ。
アリス:ブタさん、ごめんね。て、彼らは今の話、聞いてないわね。
アダマス:だね。はい、素晴らしい回答をありがとう。さあ、まだ何人かやりましょう。
リンダ:了解。
アダマス:知性とは何か?
リンダ:(囁く)ごめんなさいね。ごめんなさい。
アダマス:あらあ、彼女は謝っていますね。
リンダ:(囁き続けている)ごめんなさいね。
アダマス:わあ、わわ、わ!
リンダ:(テレビモニターに頭をぶつける)わあ!(聴衆から「嗚呼~」と声が上がる)でも別に痛くなかったわよ。音が派手だっただけね。
アダマス:神の裁きじゃないのかな?
リンダ:「嗚呼、すっごく痛かったわ! ふーふー!」でも全然、痛くなかったのよ。
シェリル:わあ!
アダマス:それでも仕事を続けていますね。
リンダ:だから私、あのモニターは大き過ぎだって言ったのよ!
アダマス:たしかに賢明じゃなかったかもしれないね。ということで、賢さって何かな?
シェリル:コンビネーションだと思うけど、まずは直観だと言っておくわ。
アダマス:直観。なるほど。
シェリル:論理付けや学習がそれに加わるの。
アダマス:なるほど。
シェリル:しかもそういったものの単なるコンビネーション以上のものだと思う。
アダマス:まあ、直観に、学習、つまりは蓄積された情報をブレンドしたものだと。
シェリル:そうね。
アダマス:じゃあ、直観と学習の比率はどんなものかな?
シェリル:私にとって、かしら?
アダマス:それでいいよ。
シェリル:50%ぐらいかしらね。
アダマス:50%だけじゃ分からないよ(彼女、笑う)。彼女がちゃんと起きてるか確かめなないといけませんね。
シェリル:ごじゅう、、、
アダマス:どっちが50%なのかな?
シェリル:50%なのは、、、
アダマス:直観なのか、、、完全に寝てますね。
シェリル:直観が50%。
アダマス:直観が50%ね。素晴らしい。
シェリル:ええ。
アダマス:じゃあ残りの50%は何かな?
シェリル:コンビネーションだから、論理付けと学習よ。
アダマス:いいね。じゃあ論理付けはどのぐらいかな? 何%かな?
シェリル:思い付いたのは25と25よ。
アダマス:なるほど。いいね。じゃあ君は自らを知的な人間だと思ってるかい?
シェリル:ええ。
アダマス:上から何%ぐらいかな?(彼女、止まる)さあ答えて! これは君と私の間でだけの話にするから、、、(彼女、笑う)2人だけの秘密だよ。いいかな。
シェリル:分かったわ。本当のことを言うわ。
アダマス:本当のこと。
シェリル:上から90%ぐらいよ。上から90%。
アダマス:なんてこったい。君はもっと優秀だよね。私は君がもっと優秀だと分かってるよ。
シェリル:えーと、上から10%の間違いだったわ、ごめんなさいね。
アダマス:私だったら、そうだね、もし私が、君は上から2%にいる、そう言ったらどう感じる?
シェリル:うーん、お世辞だと思うわ。
アダマス:嗚呼、これが彼女の課題ですね。こんなもの「あらそうかしら。まあ、そうね」で良かったのです。そうだよ。そうすれば君は誰よりも賢くって、他のみんなが馬鹿になるんだよ(彼ら、笑う)。でも君は実際、上から2%に入ってるよ。
シェリル:まあ、ありがとう。
アダマス:絶対にお世辞じゃないとは言いえないけどね(笑いが起きる)まあ、自分できっと気が付くよ!
リンダ:わあ!
シェリル:分かったわ!
アダマス:うーん、でもやっぱり、、、
リンダ:ブー!
アダマス:お世辞でもあるし、お世辞でもない。今伝えている内容は君のためにもなるし、その逆になることも有り得る。
シェリル:逆も有り得る。分かってるわ。
アダマス:だね。じゃあその知性というのはどこから来てるのかな?
シェリル:(考える)そうね(彼女、笑う)。
アダマス:トイレだったらあそこにあるよ。
シェリル:分かってるわ。私は、、、
アダマス:うーん。私には感じられるよ(彼女、また笑う)。さあ、知性はどこから来たのかな?
シェリル:(また考える)思うに、直観については、神性なる存在としての自己が自分に与えたギフトね。
アダマス:じゃあその直観自体はそもそもどこにあったのかな?(彼女、考える)私はこの時間が大好きです。この部屋にも、オンライン上にも、あらゆるところに緊張感があるね。さあ、直観自体はどこから来たのかな?
シェリル:(考える)それは自分が自分に与えたギフトなのよ。
アダマス:そのギフトはいったいどこで手に入れたんだい? メイシーズ(訳注:百貨店)にでも行ってきたのかい? オンラインで買ったのかな?(アダマス、くすくす笑う)。
シェリル:学習プロセスから来たものよ。
アダマス:学習プロセス。
シェリル:そうよ。
アダマス:そうかい。わあ、しまった! リンダ、忙しそうだからやめにしたけど、本当は書いておいて欲しかったんだよ。学習プロセスです。頭に置いておいてください。いいね。ありがとう。いい答えだったよ。
シェリル:どういたしまして。
リンダ:やれと言うなら、だいたい何でもしますわよ(笑いが起きる)。
アダマス:それは私、アダマスに対して言ってるのかな? あるいは夫の方に言ってるのかな? それって非常に大きな違いですよね(聴衆「おおー」と唸り、笑い)。
リンダ:しっかり線引きしてるわよ。
アダマス:それは良かった(さらに笑い)
リンダ:くっきりと分けてるわよ。
アダマス:なんだか図太い線だね。はい、次。
リンダ:了解。
アダマス:はい、どうぞ。
ヘンリエッタ:嗚呼。
アダマス:あーあー。
リンダ:嗚呼。
アダマス:こうなることを予期しておくべきだったね。うん。じゃあ、知性って君にとってなんだろう?
ヘンリエッタ:(考える)今出てきてる内容以上に、何も付け足せるものはないわ。
アダマス:本当かい? 誰かが彼女にそうさせてるのかな? おい神さんやい、君が彼女を留めてるのかい? 違うみたいだね。誰に遠慮することもないよ。好きなだけ付け足せるよ。
ヘンリエッタ:じゃあ、気付き。
アダマス:気付き。いいね。なら、君は自分のことを賢いと思うかい?
ヘンリエッタ:ええ。
アダマス:そうかい。上から何%ぐらいかな?
ヘンリエッタ:考えたこともなかったけど、上から10%にはいると思うわ。
アダマス:上から10%か。私の感覚だと2%ぐらいだけど。
ヘンリエッタ:ありがとう。
アダマス:うんうん。お世辞じゃないかもしれないよ(笑いが起きる)。でもそう言いつつも、そんなに賢明でもないかな。だって、みなさんもですが、私に対して他とは違う反応を期待しながら、同じような答えばかりしています。それはそれとして、君には課題があるようだね。
ヘンリエッタ:ウーオ。
アダマス:いいね。「ウーオ」はいい回答だよ(彼ら、笑う)。君はその知性、知能でもいいけど、それに関して、内なる戦いを抱えてるね。君はいわゆる頭の良い人たちと働いてるね。
ヘンリエッタ:ええ。
アダマス:うん。その彼らが、もちろん意図的ではないのだけど、彼らの存在が君に、自分は大したことないかもしれない、そんなふうに感じさせてる。君はプログラミングのコードを書いたり、そういうことが出来るわけじゃないからね。君は自分の賢さにジレンマを抱えているというか、自分の賢さが分からなくなってるね。そしてその賢くないかもしれないことを埋めようとして、ちょっと別なことをやろうとしてる。君は自分にこう言ってる。「まあ、私はガリ勉してきたタイプじゃないから」と、「彼らにあるスキルが、私にはただ無いだけなのよ」と、埋め合わせじゃないけど、別の手段で、なんとか対抗しようとしているね。
ヘンリエッタ:そのとおりね。
アダマス:君は、知性とか賢さ、と私はここで表現しておくけど、そういうものを使わないで済むように、それとは別の手段でもって、行きたい場所へ行こう、生きていこうとしてる。
ヘンリエッタ:ええ。
アダマス:職場にいるインテリたちにある種、憤りさえ感じている。そう言えなくもない。どうしてそんな状況になったんだい?
ヘンリエッタ:学習ね。
アダマス:学習。学習って何だい? 何の? 誰の? 1つ言っておくけど、あいつらはただの技術オタクだよ。
ヘンリエッタ:真実ね。
アダマス:私は別に否定的な意味は込めてないよ。で、学習ってどういうことだい?
ヘンリエッタ:統合することを学ぶ。
アダマス:何を統合するんだい?
ヘンリエッタ:全てを統合するの。アダマスも、ここでの教えも、、、
アダマス:マキョーだね。
ヘンリエッタ:まさかそんな!
アダマス:いいかい、それこそマキョーの道だよ。分かるね?
ヘンリエッタ:そうね。
アダマス:よし。であれば状況をまずは認めること。君はその職場での葛藤を抱えるべくして抱えてきた。そして今日、君は、その件で大いなる解放、安心をもたらす何かをここで見つけることになると思う。
ヘンリエッタ:すごいわね。ありがとう。
アダマス:君はもう内側でそんな戦いをしなくなるよ。君は他の大勢と同じだよ。多くの人が「うーん、自分がそこまで賢いか分からないな」だよ。上から10%だなんて言うと、自分が身の程知らずになった気さえする。でもそれじゃ息が詰まるよ。うーんと、まあ、ここにいる全ての人で、上から数えて、、、ちょっとチェックしてみるかな(彼がカメラを覗き込むと笑いが起きる)、みんな上から数えて、ここにいる人のほとんどは、上から4%に入ってますね。うん。かなり優秀です。でもそう言うと「うーん、でもそれって、この惑星のほとんどの人より上じゃないか。そんなことがあるのかな(笑いが起きる)」と思いますね。「自分はそんなに上かな?」と。でもそうです。
というわけでもう1つ。知性はどこから来たのかな?(彼女、考え、くすくすと笑う)。さあ、何でもいいからでっち上げて。
ヘンリエッタ:思い浮かんだのは、エネルギーね。
アダマス:知性はエネルギーから来ていると。なるほど。ということは、エネルギーの粒子に知能が組み込まれているような感じだね。それがあるから、何かを形作ったり、パターン化したり出来ると。
ヘンリエッタ:ええ、そうよ。
アダマス:いいね。素晴らしい。
ヘンリエッタ:全てのものに知性があるのよ。
アダマス:全てのものに知性がある。
ヘンリエッタ:そういうことよ。
アダマス:なるほど。動物にも?
ヘンリエッタ:あるわ。
アダマス:じゃあ、君の周囲にある空気には?
ヘンリエッタ:あるわ。
アダマス:ワオ。だとすると君はものすごく知的な現実の中にいるわけだね。
ヘンリエッタ:知的な宇宙よ。
アダマス:なるほど。宇宙は知的だということだね。なら、逆に、知性が一切存在しない次元や現実にいたとしたら、どんな感じがするかな?
ヘンリエッタ:もう既にお腹の調子が良くないわ。
アダマス:わあ! わあ! 胃のむかつきかな。どうしてかな。何故だろうね? とにかく、ちょっと想像できるかな、私たちが人工知能搭載のすごいメカを作ってだね、そのメカでもって現実のような夢の中に君を送る、まあ映画みたいなものかな、そしてそこには知性が一切無いとして、そこでバケーションを取ったとする。どんな感じになるかな?
ヘンリエッタ:悪夢ね。
アダマス:フォートローダーデール(訳注:南フロリダの都市。運河、セレブの別荘が多い。様々な意味で開放的なエリア)みたいな場所だと思うよ(いくらか笑いが起きる)
リンダ:おおおおお!
アダマス:(笑っている)自分で言って笑ってしまいました。誰も笑ってないですね。でも私は笑ってしまいました。ということで、どうなると思う? 知性も何もない場所にいるとなると。
ヘンリエッタ:非現実的になるかしら。
アダマス:非現実的か。非現実的。みなさん聞こえましたか? 知性が無いなんて非現実的だそうです。オーケー。
ヘンリエッタ:うーん。
アダマス:素晴らしかったよ。じゃあ次の人。君の答えはどれも知的でとても良かったよ。
リンダ:後のお膳立てが出来たのかしら。
アダマス:必ずしもそれだけが、良い答えだったという理由にはならないよ。さあもう1人。
リンダ:何かのための伏線よね。
アダマス:まあそうだね。君もそのためだって分かってるよね。はい。
マシュー:また僕だ。やあ(彼、笑う)
アダマス:みんな盛り上がって、盛り上がって! そうそう。
マシュー:どうも。
アダマス:うん。君の話はとても面白いからね。
マシュー:(笑っている)変なアクセントですから。
アダマス:質問に入る前にちょっと訊くけど、君はどんな仕事をしてるんだい?(マシュー、ため息)わああ! わあ!
マシュー:アンビエントAI、これは世界的な大企業と繋がって、社会を、そのテクノロジーでもっと意識的になるように再形成するためのAIですが、そのAIが普及した現実をこの世界に作っています。というわけなので、、、
アダマス:それはソフトウェアで制御するのかな?
マシュー:いいえ。あらゆる種類の様々なアスペクトを使います。
アダマス:あらゆる種類の様々なアスペクト。
マシュー:というわけなので、世界的な大企業と仕事をしています。
アダマス:ワオ! ワオ! 頭が良さそうな感じだねえ。だって、喋り方からしてそうだよね。君はそういうふりをしているだけかもしれないけど、聞いたみんなは「わあ、なんてこった! こいつ滅茶苦茶、頭が良いぞ!」そう思ってるよ。
マシュー:ですね。実際、そういう人間に分類されると思います。
アダマス:そう分類されると。ちなみに、その分類をしてるのは誰だい? CIAかい?
マシュー:えー、まあ。
アダマス:「おっと知能の高い人物がいたぞ。これは監視が必要だ」
マシュー:うーん、まあ。
アダマス:IQはどのぐらいあるんだい?
マシュー:知りません。
アダマス:嘘だあ! 絶対知ってる。
マシュー:私はソースにアクセスするので、無限です。そういうことです。
アダマス:なるほど、なるほど。で、君のIQは?
マシュー:分かりません。
アダマス:分かってるね。
マシュー:分からないです。
アダマス:何か言えることはあるはずだよ。
マシュー:言えることはありますが、今ここで公にする気はありません(2人、笑う)。
アダマス:君がいいって言うまで他の人には言わないから。
マシュー:あなたにも言いません。
アダマス:仕方ないね。いずれにせよ、君はとても賢い人間というわけだ。大きな目標も夢も持ってる。物事を理解するのに長けている。素晴らしいね。じゃあ君は自分を何%のところに置くのかな?
マシュー:上から0.1%です。
アダマス:なるほど。いいね。すごいね。私はてっきり彼が、、、
マシュー:ここにいる他のみんなと同じぐらいですね。
アダマス:謙遜なんかいらないよ。トップの1%だと、彼はそれを恥ずかしげもなく言えています。
マシュー:0.1%ですよ。
アダマス:0.1%! なおのこと恥ずかしがらないのが素晴らしいよ。じゃあ次の質問だけど、その知性はいったいどこから来てるのかな?
マシュー:ソースです。
アダマス:何のソース?
マシュー:ソース、源です。
アダマス:だからそれって何だい?
マシュー:ソースというのは、、、
アダマス:あれ、もしかしてソースってあっち(料理用)のソースのことだった?(笑いが起きる)アクセントの影響もあるけど、どっちかな?
マシュー:あなたのそういうユーモアは好きですよ。根源の方です。
アダマス:そっちのソースね。
マシュー:無限の中にある。
アダマス:無限ね。それはどこにあるんだい?
マシュー:みんなそこから来ています。私もそこから来ています。全てがそこから来ています。
アダマス:君はソースからやってきたのかい?
マシュー:そうです。
アダマス:ソースが出産したとかそういうこと? あるいは宇宙のおならのことかな?
マシュー:そうと表現出来なくはないですね。ただ、基本的に、ソースがまず我々のハイヤーセルフをこの宇宙なり現実なり他の現実なりに創造しました。
アダマス:なるほど。
マシュー:私たちは神と言ってもいいですね。
アダマス:なるほど。君はその考えを手放す、捨てることは出来るかな?
マシュー:いいえ。それが真実なので。
アダマス:(少し考える)悪くないと思います。私はその、彼の姿勢は悪くないと思います。ただ、まあ、ねえ、君は今日、14日サイクルのごみの日が今日で良かったと思うだろうね(笑いが起きる)。
リンダ:わわわわ!
アダマス:ほら、クツミがクラクションを鳴らしながらやってきたよ! プップー!
マシュー:参りました。
アダマス:他の皆さんも、古いものはどんどん手放して捨ててください。
マシュー:そうします。
アダマス:本当にそうだよ。間もなくそれについて説明するよ。
マシュー:もちろんお願いします。
アダマス:君はとても賢いよ。その才能ですごい仕事もやってるね。ただエネルギーが、君の期待どおりに動かないね。
マシュー:そのとおりです。
アダマス:何故だか分かるかい?
マシュー:教えてください。
アダマス:たくさん考え過ぎるからだよ。おわ! 君の頭が良過ぎるんだよ(リンダ、ため息)。
マシュー:ちょっと納得しかねますね。実際、私は、、、
アダマス:君は、何に対してでも納得しかねる自由があるよ。
マシュー:私は感情的な知性に全てを導かさせています。
アダマス:感情的な知性というと。
マシュー:直観に入ると言う意味です。私のハイヤーセルフに入ります。即ちソースに入るという意味です。
アダマス:ごみ収集車行きだね。ほら、すぐそこに来たよ。「バックします! バックします!」
リンダ:わわわわ!
アダマス:バックでつけてくれてるよ。
マシュー:すいません。
アダマス:もちろん、君にその気があるのなら、、、
マシュー:もちろんそうします。真面目に、あなたのやり方で進んで行く気です。
アダマス:君は賢いよ。とてもね。そしてそれは良いことだよ。それに知能というのは、おそらく人間の資質の中で、現在、最も尊敬と称賛を集める資質だよね。大昔それは腕力だった。肉体的な強さだったけど、今は知能だ。そして君は知能的に優れているね。でも、足りない。まだ気付くべき何かが残っている。たから君は今日ここにいるんだよ。
マシュー:ええ、そうです。それに我々全員にソースがある以上、知能の優劣はそもそもつけられません。
アダマス:オーケー。
マシュー:結局、自己の神性を信頼できるかどうかだと思います。
アダマス:プップー、プップー! バックします、バックします!(笑いが起きる)
マシュー:すみません。
アダマス:やっとついたかな。
マシュー:長く話し過ぎましたかね?
アダマス:みんなの様子で分かるかな。別にまだ大丈夫だよ。
マシュー:1日中こうして話していたいです(彼、笑う)。
アダマス:まあ実際、、、やれなくはないよ(2人、笑う)。やれなくはない。ひとまずここで言っておけることがあるとするなら、本当に賢い人というのは、現実の見方、捉え方が変化するのを、許し、受け入れる人のことだよ。それがここでみんながやっていることだよ。その変化のためには、ここも、今やっている仕事も不可欠だよ。
マシュー:はい。まだまだ学ぶことがあるので、私はここにいます。
アダマス:違うかもしれない。
マシュー:何かを聞くためにここにいます。
アダマス:違うかもしれない。
マシュー:かもしれません。
アダマス:うん。そうだね。私たちはただ単に、楽しむだけだよ。単純に良く眠るために来ているといってもいいね。今もこれを観ている人の半数が眠り込んでる(笑いが起きる)、ぐっすりと眠ってる。何故って、ゆっくり昼寝が出来る場所なんて他にないからだよ(さらに笑い)。眠っている人たちは後に、1週間後とかになって「あれ、確かにあそこにいたんだけど、うーん、もう1回聴いた方がいいかもしれない」と、なるよ。ま、もう少し真面目に言うなら、ここに来る本当の理由は単純に、自然にプロセスが進むことを許せるように、気を逸らすためなんだよ。
マシュー:はい。
アダマス:そのプロセスは頭で考えて進められるものじゃない。
マシュー:はい。同意します。
アダマス:ね。素晴らしい。ありがとう。
マシュー:ありがとうございました。
アダマス:楽しかったね。ところで、私は、君が気付いている以上に、しょっちゅう君の周囲をうろうろしてるよ。
マシュー:ワオ。嬉しいです。ありがとうございます。私にはあなたの助けが必要です。
アダマス:助けたりなんかしないよ。私はうろうろしてるだけだよ!(笑いが起きる)たまに笑ったり、たまに、、、
リンダ:彼にマイクを投げつけないでいてくれて、ありがとう。
アダマス:もう1人やりましょう。
リンダ:もう1人ね。
アダマス:もう1人。
リンダ:誰かこれだという人がいるのかしら? いればその人にするわよ?
アダマス:その選択は宇宙の知性に任せるとするよ。
リンダ:おっと、誰か手を上げたわね。
アダマス:はい、知性ってなんだろう? 何か答えてくれるかな?
ホレース:知性というのはフォーカスの感覚から来ています。
アダマス:フォーカスの感覚。なるほど。どうやって? 何がどうフォーカスされるのかな? ギュッと知性を絞り出してるのかな?(笑いが起きる)
ホレース:昨年、映画を観た時のことですが、、、
アダマス:オホン!
ホレース:私は、、、
アダマス:オホン! 少し待ってもらえるかな。酷い邪魔が入ったね(タッドの電話が鳴っている)。
リンダ:(息を飲む)あーあ!(彼女がこっそり逃げようとすると笑いが起きる)
アダマス:もう私がどうこう言わなくっても大丈夫ですね(さらに笑い)。私はここに立っているだけでいいですね(アダマス、笑う)。映像に残ってると面白いです。古典的な、シャーンブラNG集が作れます。よし、さあ、知性とはなんだろう?
ホレース:映画を観ていると、なんだか映画にものすごくフォーカスしている自分に気付きました。すると突然、私のI Amがそこにいた大勢の感覚に入りました。
アダマス:それで?
ホレース:全てが私の前で動いているだけ、そんなふうに世界を知覚していました。私は全く動いていません。その時に分かりました。なんと言うか、、、マインドはここにいるだけではないと。マインドは実際、私たちの外側にあって、信じられないぐらい巨大なフィールドにあるんです。それが知性ではないかと。
アダマス:なるほど。
ホレース:知性というか、、、
アダマス:じゃあ知性とはある種、集合的なものなのかな?
ホレース:違います。
アダマス:あるいはマインドが群れているような?
ホレース:違います。それは、その人が数々の生涯で集めた何かで、その人はそれをその人のエネルギーの身体に持ち込み続けています。
アダマス:なるほど。
ホレース:転送されています。
アダマス:分かった。彼は、知性とは、みなさんは情報を蓄積し続けているそのこと、そういったことだと言っています。じゃあどこまで集めれば十分なのかな? どのポイントまで行けば「もう全て手に入れた。この惑星で学ぶべきことはもうないや」と、そうなるかな?
ホレース:思うに、、、
アダマス:聖書を暗記したことはあるかい?
ホレース:思うに、私はそのポイントにいます。私たちはそのポイントにいます。私たちはもう十分な知識を手に入れました。みんなその先に進みたいのです。
アダマス:なるほど。そうだね。分かったよ。で、君の知能はどの辺りに位置しているかな?
ホレース:私は叡智へと移行しているので、知能という観点からは外れていると思います。
アダマス:分かった分かった。とは言え、それでも、君は自分をどの辺りに置くのかな?
ホレース:他のみんなと同じです。1%です。
アダマス:上から1%。すごいね。すごいよ。じゃあ知性はどこから来たのかな?
ホレース:知覚です。フォーカスの感覚の中の経験から来ています。
アダマス:いいね。知覚か。
ホレース:私たちは経験を蓄積して、この私たちのホログラムに、どんどん積み上げている感じです。
アダマス:なるほど。素晴らしい。
ホレース:経験の事実を溜め込むのではなく、エネルギー的にそうしています。
アダマス:エネルギー的にね。いいね。素晴らしい回答です。良い答えです。リンダ、マイクはもういいよ。
さあ、深呼吸をしましょう。知性です。たくさんの興味深い回答がありました。
ところで、みなさんは、単に楽しんだり気逸らしすることに加えて、今何をやっているのか分かっていますね。みなさんは、みなさんの後に続く人たちのために、ある種、ガイドブックを書くようなことをしています。彼らもまたこのポイントまで来るでしょうし、知性に関することで課題も抱えていると思います。知性とは何か? 何なのか?
Intelligence(知性/知能)
何が知性であり知能(intelligence)なのか、ですが、まずは語源を見てみましょう。この言葉の語源は「記憶(remembrance)」です。この言葉は元々、記憶、記憶する能力のことを意味していました。それがある頃「理解する(understand)」を含んだものへと進化しました(タッドがこっそりと席に戻ってきたので、笑いが起きる)。おかえり(アダマス、笑っている)。こっそりこっそり、巧みだね。でも全部カメラに写ってるよ(さらに笑い)。
繰り返しますが、intelligenceという言葉は、「記憶」を意味するかなり古い言葉です。そしてそれが「理解する」という意味を持ちました。言い換えるなら、記憶をして、そこに、何かしらの意味を持たせる、という言葉になりました。それがこの知性、知能を意味する言葉です。そして、それに加えて、その言葉が意味するもの、知性/知能は、長い時間をかけて、この惑星上で最も重要とされる資質の1つになりました。現実に、裕福であることよりも、人は高い知能を求めています。当然です。考えれば分かると思いますが、十分に高い知能があるのであれば、裕福になることも、欲しい物を手に入れることも、様々なことが出来得るからです。非常に大きな要素です。
もし知能なり知性を手放せと言われたら、人はパニックになるでしょう。もしマインドを手放せと言われたなら、もしこれまで蓄積してきた全ての知識、情報を捨ててしまえ、その人のアイデンティティの核を為すもの、この現実に自分を繋いでおく金のコードを、解放しろと言われたなら、それで家は大パニックに陥ります。私たちが今日行っているのはまさにそれです。
ここで強く強く述べておきますが、知能とはリアルなものではありません。知性はリアルではありません。それはある種、創作された資質であり、しかしそれは人間の深いところに埋め込まれていて、リアルだと信じられているだけのことです。リアルと信じ、それを積み上げているだけのことです。みなさんがした回答はどれも興味深く、且つどれもが正しいです。知性も知能も、そのほとんどは記憶です。思い出す能力です。事実と数字、情報を置いておいて、再び取り出す能力です。
才能と呼ばれるものの多くは、多くの生涯をかけて行った、学習の成果です。それは叡智ではありません。経験でもありません。単純に、事実、数字、情報の学習です。とは言え、その成果の80%は、全くの間違いであったり、真実ではありません。古典的なもので例を述べると、地球は平らであると信じたり、学んだりして、実際に平らな地球で生きていた頃に得た情報などはそうですね。それがあなたの地球に関する知識でした。しかし今みなさんは、それを過去のものと分かるまでに進んでいます。
みなさんがそうやって過去に得た情報の80%は正確ではないか、真実ではありません。みなさんがスピリチュアルな旅の途上で知ったこと、たった今、このクリムゾンサークルで学んでいる内容でさえも、多くが、みなさんが向かっている先、その場所では、真実ではありません。それは、地球が平らであった当時はそれが真実だったかもしれませんが、今では真実でないのと同じです。十分な数の人が平らだと信じれば、信じていれば、地球は平らです。それはそういうものであり、そう演じられているものだからであり、それは誰かが「うーん、今日から地球は丸いことにしよう。平らのままだとつまんないな。でもオーストラリアが転落しちゃうかな」そう言い出すまで平らなのです(アダマス、笑う)。すみませんね。もちろんオーストラリアの件はジョークですよ。でも散々使い古されたジョークです。
知能はこの惑星で敬われた挙句に、今や、人工知能と呼ばれるものを作っています。ただここで、1点強調しておきますが、そもそも知能というのは、その始まりから人工物です。つまりみなさんの周りで最近流行っているあれは、人工人工知能なのです。人間に知能というものが持ち込まれた、それは本当にあったことです。その昔、レムリアにまで戻りましょうか、みなさんが天使としてこの惑星にやって来て、自然、地球、フォーカスの中に入ってきた時に、それは起こりました。ホレース、君は完璧に正解だよ。フォーカスの中にいるから、知性があります。
彼らは経験をしにやってきました。学習しに来たのではありません。経験です。フォーカスの中にいることです。ただ、やって来たばかりの彼らは、ふわふわしていて、物理的にはっきりしたものではありませんでした。そこで彼らはまず、ヒッチハイクと言いますか、クジラやイルカ、そこにブタが含まれていたかどうかは疑わしいですが、そういった生き物に相乗りさせてもらうことにしたのです。彼らはこの現実に入り、そこでバランスを取れるようになろうとしたのです。
ちなみに、この現実をですが、もし外から眺めたなら、かなり強烈に圧縮されているのが分かります。みなさんには想像できないレベルで圧縮されています。何十億、何十億psi、1平方インチあたりの圧力、ポンドですね、がかかっています。何兆、何十兆psiの圧力でもって固くぎゅっと凝縮されています。そんなところへ蝶のような存在が、分かりますね、こことは別の領域で飛び回っているような存在がここに入ろうとすると(アダマス、上方の蝶をぐいと思い切り引く)地球にこうなります(彼が蝶を下まで引っ張ると、いくらか笑い)。引っ張られてここに来ます(笑いが起きる)。地球に来るというよりはむしろ、爆撃機から落とされた爆弾のようにまっすぐこの圧縮、重力、密度の中に入っていく感じです。そこがフォーカスの世界です。みなさんはそうしてフォーカスの感覚に入りますが、そこでみなさんは、しばらくの間、死ぬような痛みを味わいます。そしてやがてはポップコーンのように弾けます(アダマス、蝶をポンと投げる)。物理的な身体にいるのであれば、それが死ぬということです。すると今度は、その固いフォーカスの中に自分を置いておくことが出来なくなります。それは熱い熱い、本当に熱いお風呂に足を付けるようなもので、すぐに跳び出してしまいます。勢いに任せて入ったところで、地獄の苦しみを味わいますね。そして同じ結果に行きつきます。とにかく、みなさんはそんな天使の羽の中、この地球に、降りてきました。その時のみなさんにとって、ここに留まることは非常に困難なことでした。
ではみなさんはどうしたのか? みなさんはそこで押し潰された経験から、次に来た時、そこへ留まるために何をすべきかを考えました。現実に何をすべきだったと思いますか? はい、ここにある何かを食べることです。みなさんはエネルギーのために食べているのではありません。この現実に上手く留まる、融合しているために食べています。ここに留まるためにはある程度は何かを食べなければなりません。他には、例えばですが、恐竜はみなさんと比較すると巨大であり、そんな恐竜の前に不用意に跳び出さない、そんなことをすれば踏んづけられてしまう、というのもそうですね。とにかく、みなさんはそういったことの全てを覚えておくことに決めました。1日3回は歯を磨こうも同じです。無論、それはレムリアでのことではありません。て、今日はたくさんの人が眠りこけていますね!
みなさんは、岩壁から足を踏み外してはならないことを覚えました。今であればみなさんは「それはそうだろう」と思うかもしれませんが、当時の、小さなふわふわしたあなたにとって、それはそうではありませんでした。人間になろうとしている蝶にとって、そうではありませんでした。それを知ればこそ、そこでは蝶に戻ればいいと分かるのです。とにかく、みなさんはそういったことを次から次へと記憶し始めました。つまり、フォーカスの感覚、圧力、重力が、みなさんに考えることを強いたのです。そして考えたことを記憶しました。そこから関連性、相関性に全てが基づくロジックと呼ばれるものが生まれました。「火に手を近づけるな。火は熱いから怪我するぞ」です。
そうしてみなさんはそれらを集め続けました。それが人間の「知性/知能」と呼ばれるものになったのです。物事を理由付けたり、合理化したりすることです。しかしそれは結局のところ、情報を覚えている、たったそれだけのことなのです。それだけです。そしてそのどれもが、全く重要ではありません(くすくすと笑い)。
1点述べておきますが、みなさんは知性、知能において完璧になることはできません。過去に1度でも、なれたこともありません。そもそも覚えることが多すぎます。マインドにそんなキャパはありません。にもかかわらず、完璧になろうとする人は結構いますね。彼らは知性、知能でベストを極めようとしています。
さきほど私は、人間の知能に関して、みなさんは全員上位にいると言いました。人間の中で上から4%にいると言いましたね。でも、ちょっとここで、そういうのをやめてみましょう。みなさんはまだ、人生、生活、この惑星、エネルギーに、知性や知能でアプローチしています。
しかし、I Amの意識には知性も知能もありません。ないです。
あなたがもしI Amの存在を感じたり聞いたり出来ないのなら、それはあなたが「どこだ? どこだ?」と言いながら走り回っているのが原因です。何故なら、あなたは知能を持たないI Amと知能で繋がろうとしているからです。ピュアな意識であり、気付きであるI Amに何故、知性が必要だと思えるのですか? そんなものはありません。
ショックですかね。人間は圧倒されるかもしれませんね。人間は、高次の知性、みたいなものを求めるからです。「高次の知性なんか無いよ。君のそれが最高次だよ」そう言われると人間は裸の生身になったような気がして不安になります。怯えます。しかしそれが真実です。
I Amはいかなる知性も知能も持っていません。情報やデータを溜め込むこともありません。みなさんは天使だったりアセンデッドマスターやI Amが全てを知っていると考えますが、全くそんなことはありません。もしI Amに比較的シンプルなものでも数学の問題を出したなら「知らないね。てかそれって、どうでもよくない? 誰がそれを気にするの?」と返ってきます。10のルートは? 50の、100のルートは? と出してみてもI Amは「どうしちゃったんだい? 私が答えるだろうと思って馬鹿な質問を繰り返しているけど、知らないよ(「それをやめろ!」と声が上がる)。やめてくれ! まさに(アダマス、笑う)今すぐやめろ!」と言うでしょう。
それでも人間はそこに自分よりも上の力を感じます。神に高い知性を期待します。宇宙が何かを、もたらしたり導いたりすると考えます。くだらないです。宇宙はそういう意味では、全く何ももたらしません。何もです! 宇宙はあなたの腕を折ることもありません。宇宙は何も行いません。宇宙は人間のことにいちいち関心を寄せませんし、仮に寄せたところで、その人間がどうなるかなんて、本気でどうでもいいと考えるでしょう。そのことは、何かしら高次の知性を信じたい人たちを当惑させることと思います。
しかし一旦ストップして感じてみてください。I Amには知性も知能もありません。そしてそれこそが自由であると。人間がそのことをしっかり理解さえしていれば、知性、記憶、事実や数字を理解するのも、ある程度まではオーケーです。完全自動運転の車に乗っているのではない限り「運転中にハンドルから手を放す」のはよろしくないですよね。「火に手を入れてはいけない。ガソリンは飲み物じゃない」は、少なくとも、現時点では分かっておいた方がいいですね。
もちろん、人間の旅の中で知る事柄には、悟りに至ったとしても、そこに持ち込む、持ち込みたくなるであろう、良いものも存在します。そういったものについての記憶を持っておくのは大切です。ただ、その記憶の基地、その保管場所は変わることになるでしょう。仮にあなたがコンピューターだとして、あなたの保有するデータベースは、あなたの外へと完全に出されて「どこか」に置かれることでしょう。はい、どこかです。そう言われると「どこですか? もっと大きなコンピューターですか?」そう訊きたくなるかもしれませんが、それはどこでもありません。それは、どこにもない場所という場所(Nowhere Land)です。エーテルへと行くわけです。それは場所ではありません。それは私が今未来、未来の今、と呼ぶところに行きます。それはそこに行くでしょうが、それはそこには無いでしょう。ま、とりあえずそれは、少なくともここ(脳)に置かれることはありません。何故なら、そんなことをする必要がないからです。
私がコンピューターを引き合いに出して話したせいで「あー、クラウドみたいなものかな」そう思っている人もいるようですが、いいえ、全然、違います。何故なら、クラウドは、いくつかの場所であるからです。私は無い場所に行くと言っています。それがある場所はありませんが、それはあると言っています。さあインテリさんがしゃしゃり出てきましたね「いや、それはどこかであるはずだ。それはどこで、どのぐらい遠くて、そこへ行くのにどのぐらいの時間が、、、」そういうのはインテリたちの会話です。実に知的な会話ですね。私たちはそんなものは超えて行きます。
I Amには知性も知能もありません。それを必要としていません。一切必要としていません。I Amにあるのは気付きだけです。「私は私である。私は在る」です。決して「私は在る。私は知的だ。私はより知的になるため存在している。もっと知るために存在している」ではありません。そういうのはありません。どれもI Amには当てはまりません。そして、その美しさを感じてみてください。いかに自由であるかを感じてください。I Amには知性が無いのです。それはとても偉大なことです。
分かりますかね。例えば道を歩いていて、あなたが、あなたのI Amと出くわすとします。あなたは、I Amが知性を必要としないと分かって、とても安心するでしょう。I Amといると、あなたは徐々に、知的であろうとすること、知性に頼っていることの方こそ、馬鹿なんじゃないかと感じます。「わあ、ここはとても圧縮されたフォーカスの中だ。私たちは手を火傷しないよう、崖から落ちないよう、そんなような全てのことを生涯から生涯へと受け継いできた。でもちょっと冷静になって考えてみると、それらを常に、四六時中、断続的に、大事に大事に、後生大事に抱えておく必要があるかね。そんなに大切なものかね」と。
あなたは思い始めます。「そういう学んできたことのエネルギーのエッセンス、猛スピードで走る車の前に出るな、みたいなことを、脳に保っておく必要なんかないな」と。そしてそのことは脳の解放に繋がります。実際、そうした記憶、学んだことというのは、エネルギーの刻印だからです。そんなもの、そのエッセンスは、頭に保っておかなくても、常に常に、利用できます。それというのは、非常に素晴らしいことですよね。
さあ、深呼吸をしてください。
意識にも無論、知性はありません。だからこそ、友人のみなさん、みなさんはこの現実でどう生きるか、そのことについての情報にアクセスし続け、しかしその情報に頼ることなく、自ら進む方向を決めて、自らを楽しませて、また自らが創造すると選択したところへ自らを連れて行くことが出来るのです。それは知性、知能とはまるで関係のないことです。
加えて言っておくと、エネルギーにも知性はありません。これってちょっと怖いですが、エネルギーにも知性も知能もありません。よく誰かが「これが宇宙の有り方だ。宇宙はこうやってこれをもたらした」みたいなことを言っているのを耳にしますが、ノーですよ。違います。エネルギーに知性はなく、というか、あろうはずがありません。もし仮にエネルギーが知性を持って、様々な責任を与えられたとして、何が起こると思いますか? それこそ本当の恐怖です。人間がパッとやりそうなことをやりますね。全てを破壊してしまうでしょう。
たった今もみなさんの人生に流れ込んできているエネルギーですが、それらには考えも何もありません。エネルギーはそんなものを必要としませんし、気にしもしません。知性を持つことはありませんし、今後も永久に持ちません。だから時にみなさんが外に向かって「さあて、エネルギーは私にどうしてほしいのかな?」みたいなことを言いますが、エネルギーからすれば「は? どういう意味だい。我々にそれを考える頭はないよ。アホでマヌケの我々に何を言ってるんだか」です。しかし、エネルギーとはそうあるべきです。エネルギーは仕えるためにあるのです。みなさんに指図するためにあるわけではありません。あなたに先入観を持たせたり、右へ左へと、進ませたり戻らせたりするためにあるのではありません。エネルギーはあなたに仕えるためだけに存在します。
にもかかわらず、何か高次の知性、人間以上の知性があるという考えが広く行き渡っています。が、そんなものはありません。どこにもないです。それでもなお、エネルギーにも知性があると思われています。人間というのはそういう意味で底の底の底の底の、そういった尺度における最下層だと見なす向きもありますね。「我々は無能だ。エネルギー、神、宇宙人、プレアデス人には、人間には到底及ばない知性がある」と。そんなわけがありません。プレアデス人なんて、、、(アダマス、ため息)地球人の半分ほどの知性もありません。彼らには人間とは違うものがあるだけのことです。そこを除けば人間の方が遥かに知的でスマートです。そことは「嗚呼、神様、助けてください。プレアデス人よ、教えてください。嗚呼、魂よ、宇宙よ、エネルギーよ」です。しかしそのどれにも知性なんかありません。
知性はよく、順序的で、構造的、パターン的なものだと見なされます。実際、人間はそれに囚われているのですが、それというのは、人間がフォーカスの感覚の深いところにいるからです。みなさんが深いところにいるせいで、マインドは順序を好むようになっています。全ては整理整頓されていて、2+2は常に4です。しかし、それは真実ではありません。本当にそうです。もっとあります。マイナス4でもいいでしょうし、あんな4、こんな4、あるいは2+2=無、ゼロでさえない、なんてのもありですね。無です。
I Amには知性は無い。スピリットにも神にもない。ま、神なんてものはアホですが、そのことがやがて認識できるようになるでしょう。何故、神がアホかですか? だって神は人間の創作だからです。人間の知性が彼らの外部により高次の知性とされるものを作っただけです。無論、みなさんがソースと呼ぶもの、そこにも知性はありません。
そこに入るのを想像してみてください。あなたのセルフ、あなたであるI Amに。
知性もバイアスも持たないエネルギーに入る。そのことを想像してみてください。エネルギーはあなたが今日の午後に車に跳ねられようとどうしようと気にしません。本当にそうです。エネルギーは純粋にあなたに仕えているだけです。何も考えたりしていません。
そして、あなたが知性だと思ってきたそれ、それを必要とすること自体も手放すこと、そのことを想像してみてください。ちょっと脇に置いておくような感じです。それはあなたがずっと溜め込んできた、数字、事実、それらに対する理解です。それらの多くはたった今も、叡智化されています。叡智化されて捨てられています。そのごみは週2回、トラックが来て持って行ってくれます。本当です。
想像してください。知性でもなく、賢さでもなく、基本である「私は私である。私は在る」を、気付ける能力を、それを選ぶ自分を想像してみてください。
分かりますね。I Amは知性など必要としません。たとえそれが何であれ、I Amが気付きたいと思ったその瞬間に、そうなっているからです。だからわざわざ事実や数字を持ち運んだりしないのです。前世での名前が何だったかとか、誰があなたに悪事を働いたかなど、そんなくだらないことには取り合う気さえないのです。どうでもいいのです。それでももしI Amがそれを選択するなら、その気付きに至ることは可能です。そしてそれというのは、みなさんと同じです。
みなさんにも知性は必要ありません。気付いている(awareness)かどうかだけの話です。あと、お願いですが、私が気付き(Knowingness/知っていること)と呼ぶものと知性を混同させないようにしてください。私は長くこの言葉を使ってきましたが、これにも知性はありません。賢さもありません。バイアスも無いです。分かりますかね。みなさんの現実の基盤、みなさんの現実の捉え方は、古いガラクタ、真実でさえない古い事実から出来ています。
知性、みなさんが誇っているそれ、その知性を私が取り上げると言ったら、みなさんは必死に抵抗するでしょう。何故なら、それがアイデンティティの源だからです。真実でさえない事実や数字の塊が知性であるのにです。
知性はクオリア、マインドが常に何かを参照しているという意味ですが、クオリアだらけです。マインドの知性にとって、新しいものはもうどこにもありません。新しいものが無いのです。それにマインドは新しいものが嫌いです。マインドはパターンを愛します。新しいものは求めません。
私たちはそこを通り抜けています。通り抜けているところです。私たちは知性と呼ばれるものをある種、再配置しています。それを、具体的な事実や数字の無い記憶、とでも呼びましょうか、みなさんはそれをいつでも使うことが可能です。みなさんは火の中に手を突っ込んだりはしないでしょう。
しかしこの新しい生活のガイドは、知性ではありません。I Amや神、そういうものの知性でもありません。それはその瞬間に在る、みなさんです。みなさん自身の気付きです。みなさんは、考えて事にあたる、それをしない自分に気付きます。そして怖いと感じます。みなさんは事にあたるに際して、考えること、熟考して納得しておくことが好きだからです。みなさんは、論理的な筋を通しておきたいと思います。しかし私たちが次に向かうのが、人間には依然として記憶があり、しかしその人間には記憶が保管されていない状態です。みなさんはその詳細も重さも持ちません。それでも、何か驚くべきことが起こり、それはそこにあるでしょう。みなさんは、知性を持たないエネルギーやI Amをそこに配置したのです。
みなさんは突然に、神性で優雅な存在として生きている自分に気付き始めます。マインドはそれに反抗するでしょう。ギャーギャー叫ぶと思います。みなさんの多くが今そうしているように、周囲で目まぐるしく事が起こっていて、何が起こっているのかはっきりわからず、そのことを必死に考えようとしています。みなさんもそうですよ。全てのみなさんがそうです。考えてどうにかしようとしています。
そうするのをやめてください。許し、受け入れてください。
Merabh Beyond Intelligence(メラブ 知性を超えて)
では照明を落としてください。ちょっとした音楽をかけて、メラブをしましょう。
深呼吸をしてください。そうです。あー、分かりますよ、マインドがあっちへこっちへ動き回っていますね。でも嬉しいことに、論理的でも線的でもないにせよ、あなたの一部は、そのことをしっかり理解することが可能です。
(音楽、始まる)
そのあなたの一部はこんな感じです。「わあ、そんなの全部知ってたよ。いつどうやって知ったかは知らないけど」
さあ、深呼吸をしましょう、、、途轍もない速さで進んでいますね。未来から、逆方向へと動いています。私たちはそれを今に持ち込みます。
知性、それはまあ、悪いものではありません。しかしリアルなものでもありません。力、パワーのようなものと同じです。本当にリアルなものではありません。ただ、十分な数の人間がそのゲームに興じているので、そういう意味では、リアルです。
今、I Amを感じてください。それはソースではありません。そんなものはありません。
マインドには理解が難しい内容ですが、あなたは何にも創造されていません。魂として、スピリットの子宮から咳と一緒に出てきたのではありません。あなたは常に在りました。マインドや、知性から考えると、これは全くのナンセンスだと思いますが、このことこそが解放です。あなたが創造されていない以上、あなたを解体するのは不可能です。
I Amです。それに知性はありません。そのことを感じてください。
(間を取る)
あなたのI Am、それは純粋な気付きです。
(間を取る)
エネルギー、それはI Amの情熱です。尋常でなく情熱的な意識です。それにも知性はありません。それもまた、あなたにとって解放です。
あなたが多くのトラブルに巻き込まれてきたその原因の1つが知性です。知性が有り過ぎること、論理的になり過ぎること、本来のナチュラルな自分から離れること、もしくは、知性が無さ過ぎること、自分を馬鹿だと感じ、他者をより優れていると感じること、自分が劣っていると感じること。
今進んでいるこの旅の中で、私たちはそういった知性の問題を超越します。それを脇に置いておきます。言い換えると、記憶やそういったものに、人生のハンドルを渡しません。そんなものに、どうすべきか、何をすべきか、の指図をさせないということです。知性/知能、それはただの記憶です。それらはあなたに仕えるべきで、あなたに指図すべきではありません。
記憶は「これをするな。あれをするな」そう言います。時に記憶は、両親、教師、牧師の声でそう言います。「それをしてはダメだ。あれをしてはダメだ」と。それが今、変わります。記憶、知性もまたそうですが、それらは、あなたにあれこれ指図をするのではなく、あなたに仕えるために戻ってくるものに変わります。
ここから数か月がそこらで、あなたはその古い声を聞かないようになるでしょう。そもそも、それらは、人間の形態でするこの惑星の旅、それを楽に、安全にするために集めただけのものなのです。もうどこかへ行ってしまっていいものです。そんなものはもう不要です。
あなたが宇宙と呼ぶものに知性なんかありません。ありません。知的な宇宙なんか無いのです。それは、宇宙が知性を必要としないからです。宇宙にデータを保存しておく必要はありません。分かりますね。もし目的を、データ、経験でも記憶でも構いませんが、それを集めること、それを目的にしているなら、あなたはずっとそこにいます。それはあなたがよく嵌る知性の罠です。知性はさらなる知性を求めます。きりがありません。
しかしそれが再配置され、知性があなたを純粋にサポートする、もはや何をすべきか指図しないものとしてあなたの後ろに控えた時、あなたは、全く新しい自由の感覚を味わうでしょう。そして二度と知性を元の場所には戻しません。念のために言っておきますが、今話しているのは、もっと凄い知性、神の知性になる、そういったことではありません。知性が従属する立場になる、一歩下がるということです。
I Amを感じてください。気付きです。「私は在る」
知性をガイドして全てを決めたいとは思わないはずです。これまで判断をしていたのは知性だったと分かるはずです。あなたは賢い、あなたは馬鹿だと、良い悪い、闇だ光だ、知性がいつも口を出していました。知性だけが、そうしてきました。
しかしあなたがより真のあなた、気付きとしての存在、創造する者、に戻るにつれて、その声も鎮まっていくことでしょう。どうぞ現実を存分に創造してください。そこで経験をするためだけに知性を活用してください。
あなたは知性と知性の必要性から自由です。この宇宙に知性などありません。そのことを本当に感じてください。宇宙というのは、ただの宇宙です。ただのエネルギーです。単なる巨大なエネルギーのプールです。それだけです。星やブラックホールがあって、太陽系が存在している、とそんなふうに捉えないでください。宇宙はただのプールです。そして実際、あなたはエネルギーのために宇宙と再び関わる必要もありません。そうする意味がありません。あなたがあなた自身のエネルギーだからです。
もう何も集めに行く必要はありません。エネルギーのために宇宙へ行く必要はありません。あなたはあなたのエネルギーです。こうやって座っている今の瞬間、I Amとその情熱を感じているその時も、あなたは自分のエネルギーを動かし続けています。それは集合的なものではありません。神や宇宙に属するものではありません。それはあなたのエネルギーです。
I Amにも意識にもエネルギーにも、知性は一切ありません。であれば人間さん、これから何をすればいいでしょうかね? ワオ。
うーん、まずは脳を引退させますかね。引退する時が来ましたね。人生の判事や陪審員としてトップに座っているのは終わりです。これで、宇宙が何かを配って回っていると考えることもありませんね。そう思っていたのはもう昔の話です。
知性を手放すと、妙な感じがするはずです。ただその後にくるのは、、、ああ! 言葉では表現出来ません。であれば感じてみましょう。
それはそうです。言葉は知性から来ています。だからある種のことは説明するのが困難なのです。そういう意味では、あー、言葉は単なる音声上の知性です。とにかく、知性から自由である、そう自分で分かるポイントまで到達した時、あなたは知性のコントロール、その力から解放されたということです。ハッ! エネルギーでさえそうなります。あなたは、エネルギーに知性がある、そのことから解放されます。
そして不意に、自由の感覚に包まれます。
(間を取る)
マインドは言うかもしれません。「じゃあその知性を、もっと飛び切りの聡明さと入れ替えようか?」と。ご遠慮します。I Amで結構です。
(間を取る)
I Amには力も、知性もありません。
I AmはただI Amです。それだけです。それはそのままで十分です。
(間を取る)
このメラブ、気付きがシフトしている中にあって、もしかしたら、記憶であり事実であり数字である、そんな知性もまたシフトしていると感じられるかもしれません。知性はもう、あなたの人生の取締役ではありません。
それでもマインドは抵抗します。「しかし、数字や数学的なことは必要だろう。仕事で必要なこともある。必要なことは全部知っておかないとダメだろう」と。知っておく必要はありません。それは過去の方法ですね。全てはシフトしています。身体の中、脳の中にも、気付きへと通じる道が出来ています。
であるからして、何かの事実や数字があるべき時、思い出す必要が生じた時、データが必要になった時、それはそこにあるでしょう。それをあなたのところに来させるのに、マインドは何も課せられることがありません。言い換えると、あなたはそのことについて考えさえしません。そういう時に自分が今どうしているか分かりますね。何かを思い出そうとしている時、あなたはウーンと顔をしかめて、それについて考えて、脳をプッシュしますね。違いますよ。そういうのはもう終わりです。
深呼吸をしてください。
それはシンプルに、I Amとマスターの叡智からやってきます。
みなさんがたった今、通り抜けている変化がそれになります。I Amにもスピリットにも宇宙にも、エネルギーにも知性なんかない、そういう認識が訪れています。
そのことはあなたの知性にたくさんの乱れを生じさせます。たくさんです。でも覚えておいてください。それらはごみ収集トラックによって、すぐに回収されていきます。もしかしたら最初はごみ捨て場まで2往復も3往復もしなければならないかもしれません(笑いが起きる)。何故なら、みなさんはひっくり返された、ごみ箱さながらの状態です。嗚呼、マインドはしつこく抵抗するでしょうね。自分が馬鹿になっているんじゃないかと考えてしまうかもしれません。しょーもないことがなかなか思い出せなかったり、あれがこれがと、、、、でもその時は考えるのをストップして、認識してください。I Am、エネルギーに知性なんか無い、と。
それが身体を持ったままのマスターの生き方です。
さあ、大きく、深呼吸をしましょう。深く、大きく、してください。
なんという日でしょう。
みなさん、相当なスピードで変化していますね。ちょっと尋常じゃないレベルの速さです。あまりに速いので、クリムゾンカウンシルがてんやわんやになっています。
最後に、今後混乱した時のため、簡単に今日のおさらいをしておきましょう。もし混乱する状況になったなら、こうしてください。「それを、やめろ!」(笑いが起きる)
もしこれが覚えられなくても、いつもの7語は覚えていてほしいと思います。もし必要なら、メモを取っても構いませんよ。私が締めくくりの前に言う7語です。はい。創造において、全ては正しい(All is well in all of creation)。
シャーンブラのみなさん、ありがとう。ありがとう(聴衆、喝采)
翻訳: Ito Satoshi
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