Teacher(ティーチャー)シリーズ シャウド1

Teacher(ティーチャー)シリーズ シャウド1

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ティーチャー・シリーズ シャウド1: 
「ティーチングが始まります・・・」 
クリムゾン・サークル 2006年8月5日

そして、このように、(And so it is)親愛なるシャーンブラの皆さん、私たちはこの空間に、私たち特有の次元に、シャーンブラという私たちのエネルギーにともに集い、次のシリーズである - ティーチャー・シリーズを始めます。私たちが待っていた時です。待ち望んでいた時です。あなた方が皆、随分、長い期間、準備してきた時です。ええ、私たちが話していく物語は、そのいくつかは今のことですが、あなたがここに戻ってからも、コテージを訪れる時にも、あなた方とシェアしなければならない物語があります。過去7年間にあなたに起こった、驚くべき物語です。あなた自身の物語を書くだけで、何冊も本が書けるほどです。
あなた方が7年前に、シャーンブラとしてエネルギーを集め始めた時、地球上に何か特別なことが起こるであろうことが、私たちには分かっていました。この移行の時期を、私たちがどのように通過するのかは、はっきりとは分かっていませんでした。私たち側では、地球の破滅的状況というようなものはない、というのを、おおむね、感じていました。つまり地球のエネルギーは - とりわけ、クライオンが準備してやってきたものですが ― 地球の上の、そして地球のなかのマグネティック(磁気の)・グリッドを調整し、バランスをとり、内部に蓄積していた圧力や緊張の多くを取り除きました。けれど、自分たちをスピリチュアル・ワーカーや、神聖なる人間の天使と呼ぶ人たちを代表して、熱心なワークがいまだ、必要とされていました。人類の意識を進化させ続けるための、途方もないワークが。
私たち側では、この意識が開花するプロセスそのものを妨げるような戦争があるのではないか、と疑問視されていましたが、ありませんでした。大規模な戦争はありませんでした。常に、まさにぎりぎりの状況であるように思われるのは私たちも分かっています。たった今、中東の地ですら、ぎりぎりの状況です。けれど、行き過ぎないようにする何かが、常にあるようです。その何かとは現在、惑星上でワークしている人たちの意識です - スピリチュアルなエナジー・ムーバーたち(エネルギーを動かす人)や、スピリチュアルな教師たちが - 行き過ぎるのを防いでいます。自分の人生で意識をシフトさせたい、と願う人たちが行き詰まることなく、できるように。

このようなすべてのことに、企画書があったわけではありません。私たちは、あなた方もそうですが、物事がどのように進むか、ということへの夢と望みを抱いていました。私たち側からすれば、そしてあなた方の側から見ても、私たちには時間があまりありませんでした。さかのぼって、1999年の8月に、シャーンブラのエネルギーが一緒になった時・・・ その時点であなたがクリムゾン・サークルのことすら知らなかったにしても、あなたはシャーンブラとともにワークしていました。私たちがこちら側でワークしているように、あなた方の側で、これらのエネルギーを一緒にし始めていました。

7年の間に、あなたは、途方もない進歩を遂げました。タイミングというものがあるのを、私たちは知っていました。この「クォンタム・リープ」と呼ばれるものがあることを、私たちは知っていました。当時、私たちですら、はっきりとした日にちは分かりませんでした。それがいつ、起こるのかは分かりませんでしたが、近づいているのは知っていました。あなた方の側で莫大な量の意識のシフトがなされる必要がありました。これもまた、それがどのような結果になるのか、私たちの誰にも分かりませんでした。

そこには - 今も - 入って来る準備ができている、いわゆる別のチームがいます。人間たちが - 現在は人間の姿をとっていない人たちで、天使の領域にいる存在ですが - この仕事であなた方の誰かが、あまりにも打ちのめされてしまった時のために、このシャーンブラのグループそのものが、次の波に入って来てもらい、引き継いでもらうことに決めた場合に備えて、入って来るのを待っている存在がいます。入って来て、人間の身体をまとい、あなた方がやり残したものを引き継ぐ準備ができている天使の存在たちです。でも、あなた方は途中でやめませんでした。耐えてきました。本当に、ごくわずかなシャーンブラしか、実際、ドロップアウトしませんでした。私たちの側に戻った者は数人いますが、それは、ここにいる方がずっと助けになると感じたからでした。途中で数人が、いわゆる、ドロップアウトしましたが、あるいは別の方向へ進みましたが、シャーンブラのエネルギーの完全性は、そこなわれていません。人生で想像できるなかでも最大級の、数々の困難な状況を体験しながら、あなたはそこなわれてきませんでした。ですから、光栄なことです、今日は実際、私たちがこの「ティーチャー・シリーズ」を始めるための式典でもあります。

あなたがエネルギーを感じてみれば、この部屋のなかにいようと、どこか別の場所から参加していようと、何か違うものがあります。私たちがやってきたどんなシャウドとも違います。ただ単に「ティーチャー・シリーズ」の始まりというだけではなく - 画期的な新たな始まりですが - でも、少し時間をとり、エネルギーをただ感じてみると・・・ そうしたければ、それを吸いこんでみて下さい。身体で、マインドで、スピリットで、そしてもちろん、ナストでも感じてみて下さい・・・ 私たちが「ティーチャー・シリーズ」を始めるにあたって、もう、養われることが行われていません。養い、養われることが、もはや、ありません。

私たちが何年も前に、シャーンブラとして初めてあなた方と集まった時、様々なレベルで、養われることが行われていました。ええ、それはとても重いものでした。あなた方はここにエネルギーを感じるためにやって来て、そこから養われていました。それが悪いことだというわけではありません。当時、あなた方にはそれはただ、必要なものだったからです。そのような補充が、元気を回復するためのものが、あなた方には必要でした。私たちには心構えができていましたし、実際、それを与えてきました。私たちはゲストを通じて、エネルギーをもたらしました。他の領域からのエネルギーをもたらしました。あなたが元気を取り戻せるように、ガイアからもエネルギーをもたらしました。あなたがエネルギーを補強できるように。

いわゆるシャーンブラとは呼べない、他のたくさんの存在が養われていました。ヴェールの私たち側で集まって来た存在たち・・・ 彼らには当然、その権利はあるのですが・・・ 彼らはそれだけでなく、この部屋のエネルギーからも養われていたのです。私たち側にいる、もう肉体を持たない存在で、混乱し、途方に暮れている者がいます。そのなかには、吸血鬼のエネルギーのようなものを持つ者もいます - どんなものからも養われようとします - 彼らもまた、部屋に入って来たものです。いわゆる、闇のエネルギーが、ここにやって来たものです。あなたは時々、彼らを感じることがありました。怖れが、冷たさが、空虚さが入ってくるのを感じたこともあります。当然ながら、ほとんどの場合、あなたは、それはただ、自分のことだと思っていました。けれども、このような存在は、養われるために入って来たのです。なぜならそれが、シャーンブラのギャザリングが行われている時のエネルギーのバランス、比率だったからです。

けれども、ここ数ヶ月であなたが体験してきたことにより、あなたが創造し、伝える助けをしてきたシャウドにより、あなたはこれらのシャウドに、違う種類のエネルギーもまた、創り出したのです。それはつまり、養わない、ということです。今日、気づかれたなら、ここには外から来ている存在はいません。この部屋からエネルギーを奪う幽霊や天使ですら、いません。たった今、私たちが話をしている間にも、あなた方は私たちからエネルギーを奪ってはいません。あなたは至高の存在として、養われる必要も、奪う必要もなく、ただ、ここにいます。あなたは、あなた独自のエネルギーを築く、至高の創造者であり、実際、そのエネルギーを使って、将来のある時点でこのマテリアル(教材)に出会うすべての人に向けて、輝きを放っています。あなたは彼らにあなたの光を、あなたの愛を、あなたのエネルギーを、与えています。ですから、今日、この部屋は随分、違います。違う種類のシャウドです。

私たちは、「ティーチャー・シリーズ」に入って行きます。本当のワークへ、あなたがこの地球にやって来た理由です。今日、私たちは少し、楽にやっていくつもりです。今日は、直接のゲストはありません。いつものように、とてもたくさんの存在が、3番目のサークルから、ただ見物するためだけに参加しています。あなた方がこの地球でどうしているかをただ、見るためです。私たちは時々、彼らのエネルギーのバランスを添える直接のゲストをよびますが、今日は、私たちはこのシャウドでは、「あなたの」エネルギーを感じてもらいたいのです。特定のゲストは必要ありません。

この2ヶ月の間に、あなたの意識に多くのことが起こりました。この2ヶ月の間、あなたはあらゆるものを加速させてきました。もしかするとそれはまだ、あなたの物理的な人生には、必ずしも実現化していないかもしれませんが、あなたは意識が加速するのを許しました。私たちがこのシリーズを始められるように、ティーチング・ワークが始められるように。あなたは、クォンタム・リープよりも前に始めたいと思いました。なかには、このようなすべての教えをシャーンブラのエネルギーがシフトするのを、クォンタム・リープが過ぎてから、あるいはその時点まで待たないのかと疑問に思った人もいました。シャーンブラ全体が、今、それをするのが重要だと感じたからです。ティーチング・ワークを始めるのを、今、教師として経験を積むのが。そうすれば、クォンタム・リープの時に入って来るこれだけのエネルギーに対処していく心構えができて、準備ができていることになると思ったからです。

ですから、この日、私たちは少し違うエネルギーを準備しました。ゲストは、なしです。長い講義もなしです。チャレンジもなしです。あなた方を限界まで徹底的に押しやるようなことはしません。時々、そうすることで私は知られていますが - もちろん、アダマスほど、ひどくはありませんが! 私は、このシリーズでまず、教師についてのディスカッションから始めたいと思いました。教師とは何でしょうか?

あなた方の多くが - 全員が - 教師についての何らかの固定観念を持っています。幼児期や小学校時代の教師たち。中学・高校の教師たち。大学時代の教師たち。彼らは、あなたにとっての教師という見本、固定観念になりました。あなたにはまた、スピリチュアルな教師もいました。彼らのクラスに行き、コースに参加しました。ですからあなたには、教師とはどんなものか、という観念があります。その土台があります。

けれど、「新しいエネルギー」の教師は、また、違うものです。必ずしも教室で前に立つ必要はありません。必ずしもグループに対して、という必要もありません。あなたの人生の日々、あらゆる瞬間にあなたは教師なのです。あなたがずっと就いてきた仕事に出勤し続けても、人間が集まる教室に行って前に立たなくても、あなたはそれでも、教えています。それでもあなたは、お手本です。あるいはセント・ジャーメインの言い方では - スタンダードです。

人々がふだんとは違う形であなたのもとへやって来ることになるでしょう。もしかすると、店で買い物をしている時に、話しかけてくるかもしれません。あるいは、ほとんど話したことのない同僚がある日、やって来て、質問を始めるかもしれません。あるいは家族の誰かが、特に、しばらく疎遠になっていた家族が、前夫や前妻、名前すら良く知らない近所の人が不意にあなたのもとへやって来るようになります。時には彼らは、どうして自分がそこにいるのか分からず、恥ずかしそうにしたり、少し、戸惑っていることもあるでしょう。その時が、ティーチングの始まりです。

ティーチングは、何より、「講義すること」ではありません。誰かのシャツの袖をつかんで、そこに座らせ、あなたがこの7年間に生み出す助けをしてきたレッスンをすべて、学ばせるということではありません。ティーチングは、聞くことから始まります。ティーチングは、完全なエネルギー - 私はこう言いますが - 完全なエネルギーのスキャン(読み取り) - に始まります。彼らはいろいろな言葉をあなたに向けて話すでしょうが、そこにはずっとたくさんのものが進行しているのに気づいて下さい。顔の表情や、身体のジェスチャー、目の動きはありますが、 - それらは明白なものです。そこに進行するあらゆるものを観察して下さい。

彼らが「言わないこと」があります。それは、彼らが実際に「言うこと」と同じくらい、重要なものです。このすべてを観察して下さい。それから彼らのエネルギーを観察して下さい。さて、こう言うのは分かります。「でも、エネルギーの読み方なんて、分からない。色も見えないですし。」 それは実際、良いことです。ただ、彼らのエネルギーを感じて下さい。これはナストをもたらすのに最適の時です。ナストとは、創造的なノウイングネス(知っている状態)です。ナストは、マインドを超えたものです。ナストで聞く時です。不意にあなたに近づき、言葉をかけてきたこの人に、本当は何が起こっているのだろう? 講義する前に、話を始める前に、聞いて、彼らのエネルギーを感じて下さい。

それから、いくつか、質問をして下さい。何を聞けば良いのか、分かります。彼らがなぜ、そのように感じるのかを聞いて下さい。以前にこのように感じたことがあるかどうかを、聞いて下さい。「内面で、本当は何が起こっているのか?」と聞いて下さい。それは、最も重要な質問のひとつです - 内面で、本当は何が起こっているのか?

つまり、あなたのもとへやって来る人間は - 生徒は - 彼らはひとつのことを言いますが、そこにはとてもたくさんの他のことが進行しています。あなたのもとへ生徒としてやって来る人間は、おそらく自分にとっていちばん歴然とした、明白な問題や状況に焦点を合わせています。短期間、痛みを和らげるための方法に目を向けていますが、通常、彼らが言っていることは、内側で本当に進行していることとは一致しません。あなた方のなかでカウンセリングやヒーリング・ワークをすでにしている人は、このことを知っています。彼らが初めてあなたのもとへやって来た理由は、現実の状況とは何の関係もないものだというのを、あなたは理解しています。ですから、表面的なものを超えて行って下さい。彼らが話している言葉をただ、超えて行って下さい。注意深く、聞いて下さい。

これはまた、グループやクラスのような集団とワークする時にも使えます。注意深く、聞いて下さい。ここで何が起こるかと言うと、あなたが人間対人間という基盤をもって彼らとつながりを持つと・・・ あなたは彼らの言葉を聞き、身体の動きや行動を観察しているわけですが、ナストのエネルギーに働きかけると、あなたはすべてのレベルで聞くことになります。すると、あなたはすべてのレベルで彼らを聞くようになるのです。

それは驚くべき、興味深い体験です。あなたは彼らのマインドを超えて行き、彼らのハートを感じ始めます。彼らの過去を、過去世ですら、感じるようになります。文字通り、彼らのナストとつながり始めることができるようになります。それは彼らの内側では活性化されていませんし、それが何なのかさえ、彼らは気づいていないのですが。それは、そこにあります。彼らのエネルギー・フィールドにあります。それは休止状態にあります。待機しています。

あなたがそれを認めると、彼らの神性を認めると、彼らの内なる神が・・・ それもまた、ただ、休止状態にあるか、熟睡しているわけですが、というのは、彼らがそれを寝かしつけたからです・・・ あなたがそれを認め始めて、メンタルではないやり方でそれにつながると、ハートや、何と呼んでも良いのですが - 神性対神性で - そのようなものでつながると、彼らの物語全体が、あなたの目の前に姿を現します。あなたが質問をするよりも速く、答を受け取るようになります。彼らの過去をかいま見るようになります。彼らの怖れの感覚をかいま見るようになります。あなたが彼らについておそらく、知りたいと思う以上のものを、理解するようになります。

私たちが何度も繰り返し、「それはあなたのことではありません。」と言ってきた理由は、ひとつには、教師になることに向けた準備でもありました。なぜなら、彼らの思考や感覚や、感情を拾い上げやすくなるからで、気をつけていないと、それを自分のものとしてとらえてしまうからです。あなたはとても共感しやすいからです。あなたは実に、感じる存在だからです。ですから、あなたがこのような状況にある時は、それはあなたのことではない、というのを理解しておいて下さい。ただ、彼らのものを感じ取っているだけです。

教師は、答を与えることはできないのを理解しています。あなたが答を与えることはできません。教師は、自分がガイドとしてそこにいるのを理解しています。指針となる光として教師はそこにいます。「スタンダード」として、安定したバランスのとれたエネルギーとして、そこにいます。彼らの問題を肩代わりするためにそこにいるわけでもありませんし、解決するためですら、ありません。それが、「新しいエネルギー」の教師としての、ひとつのことです。彼らの代わりに問題を解決するために、そこにいるわけではありません。

彼らが自ら、答を見出す助けをするためにいます。自分の力で解決策をひも解く助けをするために、あなたはいます。これが、自信を持たせるための、最高の形です。ティーチングの最高の形です。おそらく気づかれたでしょうが - 何より最高の教師は、講義する人のことではありません。演壇に立ち、何をすべきかを人々に話す人のことではありません。彼らは単に、安定であり、スタンダードであり、バランスです。他の人が自分の力で発見することができるように。

私たちは「教師」という言葉を話しますが、それについて不安になる人がいるのは、私たちも知っています。なかには、教師になる条件を自分は持っているのだろうか、と思う人もいます。自分が人々の前に立つのを思い描いては、それを遮断します。「人の前に立つなんて、とてもできない。」と、あなたは言うのです。なかには、教師とはカウンセラーだと思い、「自分でもこれだけ、問題を抱えているのに、いったいどうやって他人をカウンセリングできるだろう?」と思います。

けれども、シャーンブラの皆さん、問題を解決する必要はありません。講義する必要はありません。ただ、ガイドする、ということなのです。ただそこにいて、安定しているということです。彼らの人生が混沌状態に、混乱状態にある時、自らの幻想のなかで途方に暮れていて、頭が混乱していて、どのようにそこから抜け出せば良いのか分からない時、彼らに対して、安定した状態でいる、ということです。あなたは手本になります、あるいは、セント・ジャーメインが言う、「スタンダード」になります。何と呼んでも、それはあまり重要ではありません。あなたは、このバランスのとれたエネルギーの、統合されたエネルギーの、あらゆるレベルで統合された、手本となります。男性と女性が統合され、人間と天使が統合され、古いエネルギーと新しいものが統合された、あなたの「存在」のすべてが統合された。そうすることで、あなたは彼らの手本になるのです。

さて、ええ、あなたがティーチング・ワークに関わると、たくさんのことが起こります。彼らは話をしたり、泣いたり、あるいは、飛び跳ねたりして、精神浄化のブレイクダウンのようなものを体験します - それは、進行していることとはほとんど、無関係です。つまり、このようなものに注意をそらされてしまいやすくなります。彼らのブレイクダウンに、メルトダウンに、あなたの注意のすべてを注ぐことになるのは、簡単なことです。それがその時点に、彼らにとって必要なことだからです。あなたのような、あるいは、誰でもいいから、自分に注意を向ける人が彼らには必要なのです。そしてこの注意は、彼らを養わせています。

誰かと一緒にいて、ただ単に解放のための涙だけではなく、激しいブレイクダウンを彼らが体験している時、彼らはあなたのエネルギーを使い果たしているのに気づいたことがありますか。彼らは、養われています。ブレイクダウンをすませて、あなたをぎゅっと抱きしめて、あなたをものすごく愛しているわ、とても助かりました、と言う時、あなたはそこに座り、疲れ果て、衝撃のなかで、ただ何が起こったのか、不思議に思っている自分に気づいたことはありませんか? 彼らは気分が良くなっているのです。ドアを出て行きながら、今までいたなかで最高の親友だ、とあなたに言います - それは、当然のことながら、深夜に彼らからかかってくる電話に、あなたが出なくなるまでの話ですが!

ですから、ティーチングは、少し違うものになります。あなたが、この教える、という概念そのものについて、先入観を持っているのは、私たちも知っています。ええ、なかには、人間のグループの前に立つことに関わる人もいます。あなた方のなかには、そうすることに、とても大きな喜びを見出す人もいます。週に一度か、月に一度、グループの人たちをガイドすることに。けれども、それ以外の多くの人たちにとっては、自分の人生を続けて行くことであり、人生を楽しみ、あなたのもとへやって来る人たちのために、その手本を必要とする人たちのために、ただ、そこにいることです。

バランスのとれたエネルギーという、あなたの手本は - それはええ、あなたには本当に、それが備わっていますが - そのようなバランスのとれたエネルギーは、彼らにとって、鋳型(テンプレート)になります。彼らはあなたのバランスを、あなたの光を、あなたの完全性を、文字通り、感じることができます。そして彼らはこう言うことができるのです。「私もまた、内側で、それができる。」 彼らはあなたを基準に、手本にします。この時点で彼らがあなたのエネルギーを奪うことはありません。彼らはただ、「それは可能だ。」と言っているだけです。あなたを、自分の内側に映し出し、ちゃんとやれば、自らの内なる資源を使って、あなたが内側に持つものと同じような完全性を、自分たちで発展させるようになります。

私たちが続けて行くと、「ティーチャー・シリーズ」へと入って行くと、あなたが実際、教師になるところへ入って行くと、あなたが考えていたであろうものとは随分、違うものになることに気づくでしょう。あなた方のなかには、違う形で教師になる人もいます。仕事で昇進するでしょう。他の人たちに対して責任のある職へ昇進するでしょう。彼らの上司になるのです。それが、教師です。あなたが昇進するのは、なぜかと言うと、その会社のエネルギーがどこかで、経営者が、あなたがその分野に異動するのがふさわしいと感じるからです。この数年間にあなたが体験してきたこれだけのことを彼らが理解しているわけではなく、意識の動きを理解しているわけでもありませんが、あなたには何か違うものがあるのを彼らは知っています。あなたにはその資質が備わっているのを。彼らは、「安定している」とか、「賢い」とか、「いつも答を知っているように見える」というような言葉を使うでしょう。彼らのなかには、頭を掻いて、何だか良く分からないけど、あなたには何かあるとただ、知っていることになります。あなた方のなかには、昇進する人もいるでしょう。

なかには、家族の誰かを教える状況が出て来る人もいるでしょう。あなた方のなかには・・・ 深刻な感情的問題や、感情的な虐待、それがいくつもの生涯にわたる虐待であり、今、クリアーされる必要のあるエネルギーを抱えている家族に転生している人がいます。教師という役割に移ると、あなたは、自分の家族の最前部に移ることになります。彼らは、これまでとは少し違う形で、あなたのもとへやって来るようになります。教師として、手本として、このとても古い家族の傷を、カルマの傷のようなもののバランスをとり、癒す手助けができる人として、あなたのもとへやって来るでしょう。あなたが内側でそれをクリアーしたために、やって来ます。あなた個人のカルマをクリアーしたからです。家族のカルマを、祖先のカルマという問題をクリアーしたからです。ですから、あなたは自分の家族に対する、新たな役割に移って行きます。

ティーチングは、たくさんの様々な形で入って来ます。なかには、もちろん、本を書く人もいるでしょう。それについては補足をつけておきたいのですが、つまり、あなた方の多くの方がフラストレーションを感じていたからです。あなたはずっと本を書きたいと思っていました。素晴らしいアイデアを持っていました。別の領域には、クリスタルの、天界の領域には、倉庫いっぱいのアイデアがあります。地球上でまだ、実現化していないあなたのアイデアで、そこはいっぱいです。

なかには、発明や歌、たくさんの様々なものについてのアイデアを持っていながら、それが実現しないことにフラストレーションを感じてきた人もいます。いろいろなものが邪魔をしているように思え、フラストレーションを感じて、自分を責めます。腹を立て、動揺します。なぜ、そのための時間がとれなかったのか? インスピレーションがなぜ、そこになかったのか? 率直に言って、それはあなたが他のたくさんのことに取り組むのに、あなた自身の意識の進化に取り組むのに忙しかったからです。

気づかれたでしょうか? 特にこの数ヶ月の間、新しいプロジェクトを始めるのが、とても難しかったことに? 着手したプロジェクトをやっていくのは、苦しみ抜くようなものでした。なぜなら、あなたのエネルギーの多くが、あなたが起こしているこの意識のシフトそのものに費やされ、内側が忙殺されていたからです。それももう、変化します。変化します。さて、すべてが楽になると言っているわけではありません。あなたはいまだに二元性にあり、周囲のいたるところにある「古いエネルギー」に対処しているわけですから。でも、どうやってすれば良いのか、解決策としての、実現化としてのこのナストを、どう使えば良いのかについて、あなたなりの新たなクラリティの感覚を持つようになるでしょう。

ですから、本を書くことができないことや、その歌を生み出せないことにフラストレーションを感じ、最近、どうしてしまったのかと不思議に思っている人に言いますが、あなたはただ、他の様々な物事に忙殺されていただけのことです。それももう、言ったように、変化します。もう、コンピュータの前に座り、絵筆を取り、ノートやスケッチブックを取り出す時です。

少し、話がそれますが、あなた方の組織であるクリムゾン・サークルでのすべてのワークは偶然ではありません。彼らが現在、ワークしているのは - あなたが今、ワークしているのは偶然ではありません - あなたのアイデアや概念をサポートし、意識でサポートするか、財政的にサポートするか、地球上で実現化するのをサポートするために、(組織が)創られているのは、偶然ではありません。クリムゾン・サークルはあなた方のものです。あなた方は、独自の、ふ卵器のようなものを、あなた方のアイデアや創造を発足するための開発マシーンのようなものを築いているのです。

言うまでもなく、私たちはこの教師についてのシリーズのなかで、多くを話していきますが、つまり、教師になるというのはどんなものなのか、「古いエネルギー」の世界で「新しいエネルギー」の教師になることのチャレンジについて。教師とは何なのか、ということについての、様々な概念に対して、オープンでいて下さい。とりわけ、この時点から先は、あなたの人生にやって来るものに対して - 人々や状況を - 観察して下さい。間違いは何もありません。すべてが、理由があってあなたのもとにやって来ます。その時は、注意深く聞いて下さい。スキャンして、すべてのエネルギーを感じて下さい。あなたのナストのエネルギーをもたらして下さい。何が起こっているのかについての、ずっと壮大で、広範な理解が得られるでしょう。

この数ヶ月に起こったことについて、少し、振り返りたいと思います。「クラリティ・シリーズ」の最後のシャウドで、私たちは、もうその時だ、と言いました。ティーチングを始める時だと言いました。そのためにあなたは地球にやって来たのだ、と。あなたは、カルマを一掃するためにここに来たわけではありません。ただ、木陰に座るためにやって来たわけではありません。「スピリット」がうっかりと方向を間違えて、ここにあなたを連れてきたわけではありません。あなたがこの生涯でここにやって来たのは、「教師」になるためでした。前例のない意識のシフトの時期に、準備ができていて、応じられるようにするためでした。

このようなシフトは、かつて一度も人類に起きたことはありません。アトランティスの時代ですら、そうです。時々、私たちもあなた方も、アトランティスやレムリアについて、とてもロマンティックな調子で話をします。でも、実際、その時代はとても困難でした。当時は、意識はもっとずっと、ゆっくりと動いていました。私たちはまだ、なじもうとしていたからです。肉体にいることに慣れていませんでした。私たちはある意味で、仮にも肉体をまとい、地球へのこの旅に同意してしまったことに、まだ、うんざりしていました!

けれどももう、あなたは冷静に受け止めています。肉体に慣れていて、物理的な、物質世界で機能するのに慣れています。もう、習性のように受け止めています。今、あなたはより速い意識のペースに入る準備ができています。この数年間で私たちが一緒に過ごしたことで分かったように、意識の変化は、困難で、試練を伴うことがあります。意識のシフトは必ずしも、あなたがこうなる、と思うようなものではありません。意識のシフトは時に、古い概念や、古い考え方を吹き飛ばしてしまいます - スーパー人間であるという考え方を。意識のシフトは、あなたをそのようには見ません。ただ単にスーパー・パワーを持った、スーパー人間として見ることはありません。本当に、そのようには理解しません。それはあなたを、スピリットとして、神性として見ます。ですから、過去7年間で、意識のシフトの仕方、そしてそれに順応するやり方について、あなたは途方もなく、学んできました。

けれども現在それは、さらに加速しています。ええ、戦争が起きたり、潜在的な戦争の可能性をあなた方が見ているのはなぜかと言えば、意識があまりにも速く動いているため、このような問題点を表面化しているのです。(リンダがくしゃみをする) お大事に(Gesundheit)・・・ ナスト!(イントロの部分でジェフとリンダがナストについて面白いことを話していたので、笑)

あなたは、周りのいたるところにそれを見ています。あなたがこの数年間、ずっと体験してきたことと、それは何ら、変わりはありません。自分自身との闘いや、小競り合いを覚えていますか? あなたの内側の意識が変化しているがゆえに、表面化した問題を? あなたが体験してきた困難、試練、苦難を? 自らの内なる闘いを。あなたは今、それをただ、自分の外側に見ているのです。

あなたは古い問題を見ています。たとえば、ハプルー(Hapuru)に - ハプルーの家族に - それは、ユダヤ人とパレスチナ人両方のことですが。ユダヤ世界と、イスラム世界のことです。それは前線に押し出された、古い家族間の問題です。現在、解決が求められているものです。エネルギーは長い間、バランスを欠いており、解決を求めています。どのように解決するかは、彼らにかかっています。破壊を通してやることもできますし、それは時にあなた方が自らの人生で見出したように、とても興味深い、解決のエネルギーです。破壊は確かに、古いエネルギーを一掃して、エネルギーを再び動かすことができます。あるいは、他のやり方で、もっと平和的なやり方で、賢明なやり方でやることもできます。

ですから、この2~3ヶ月は、とても速く進んでいました。あなたが何か特定のプロジェクトに行き詰まりを感じていたとすれば、物質レベルで物事が進んでいなければ、それはあなたが自らの変容を体験していたからです。

さて、私たちは、年に一度のギャザリングで、このナストというエネルギーについて話しました。あなたのものであるエネルギーについて。それは私たちから来るものではなく、あなたのものです。それはずっとそこにありました。ただ、活性化されていなかっただけです。様々な理由から、使われていない状態でした。アトランティスの時代に、私たちが基本的に意識からそれを締め出して以来です。また、ただ単にあなたがそれをほしいと思わなかった時代まで戻ります。あなた方は、ナストを使わない、違う種類の体験がしたかったのです。身体とマインド、スピリットだけを活用するのは、どんなものなのか? 私はここでは、スピリットを、生命力のエネルギーと定義します。

時々、質問があります。「スピリットとは、どういう意味ですか?」 私は神について話しているわけではありません。ある特定の存在や、特定の神について話しているのではありません。生命力エネルギーとしてのスピリットについて、話しています。あなたはただ、身体、マインド、スピリットだけを持つのがどんなものなのか - それらが、このナストという要素なしに機能するのがどんなものなのかを知りたかったのです。けれども、最近のギャザリングで私たちは、デイ・ウーン・ナストを呼び戻しました・・・ あなた方のなかで、それを使うのを選択した人に戻しました。

ナストは見事なエネルギーです。ナストは、創造的なノウイングネスです。ナストはエネルギーであり、あなたの一部です。アイデアや概念を、とても創造的なものを - インスピレーションを - そのようなエネルギーをあなたの次元間の領域に送り、この領域で実現化させる手助けをする、あるいは揺るぎなくさせ、安定させ、バランスをとるための、あなたの側面です。

あなたは生来、実に次元間的な存在です。あなたは内側にたくさんのレベルを持っています。現在、人間としてあなたは、狭い範囲のレベルで機能しているに過ぎません。ナストは、あなたの内側で、このような多くの次元間レベルを統合するための入口を開きます。このナストのエネルギーは、計り知れないほど貴重なものであるのが分かるでしょう。この現実でアイデアや夢を実現させてくれる、驚くべきツールです。繰り返しますが、ナストについて話をするのはとても困難です。なぜなら、それはマインドから発生するエネルギーではないからです。マインドで操作することはできません。完全に抵抗するでしょう。マインドから制限されることはあり得ません。つまり、ナストのエネルギーは、独自の領域にあるのです。

さて、興味深いことに、あなたのマインドは、ナストと協力してやっていくのに、このうえない幸せを感じます。マインドはあなたがそれを使い始めると、足並みをそろえるようになります。マインドは新しい友人ができたことを、マインドの重荷の多くを取り除いてくれる仲間ができたことを、理解します。始めのうちは、マインドはコントロールしようとするでしょう。なぜなら、現在に至るまで、マインドはそのようにプログラムされてきたからです。でもあなたがナストを使い始めると、マインドは手放します。マインドはコントロールしようとするのをやめて、ただ、このナストという解決策が入って来るのを許します。

するとマインドは、それが得意なことをするようになります。物事を組織化したり、情報のデータベースやデータバンクを管理して、最終段階で具体化する手助けをします・・・ 現在、地球に生きる創造者として、あなたに必要な物事を実行に移すことです。マインドは、たとえば、車の運転のやり方を知っています。ナストは必ずしも、どうやってやるのかを知りません。マインドは、あなた方のコンピュータ機器の扱い方を知っています。ナストは、それをさらに充実した、創造的な体験にしますが、手や指や、あなた方が使っている言語のような保存情報をコントロールするのは、マインドです。マインドはこのようなことには優れています。

ナストは、あらゆる苦労なしにあなたが実現化したり、創造できるようにしてくれます。これもまた、何より、使ってみる必要があります。それがあなたの人生に入って来るようにさせてあげる必要があります。それが少々、パラドックスのようであるのは、私たちにも分かります。あなたはこう言います。「でも、どうやってそれを使えば良いのか? ナストを定義して下さい。イメージが描けるようにして下さい。」 私たちにはそれはできません。そのようなものは何もありません。ただそれをもたらして、あなたの人生で使うことしかできないのです。

さて、より多くのシャーンブラがナストのエネルギーに働きかけ始めると、もっと良く、より正確にそれを描写することができるようになります。それについて話したり、ディスカッションするための、さらなるデータベースが、体験をベースにしたものを持つようになります。けれども今は、ナストはシンプルで、美しいエネルギーです。繰り返しますが、これは私たちから来るものではありません。どこか遠くの神の存在からやって来るものではありません。地球から来るものではありません。あなたから来るものなのです。

私たちは、ナストは基本的に長い間、失われていた、活性化されていなかったと述べました。もうそれが戻る時ですが、私たちがナストの活性化をしなかったことにお気づきでしょう。なぜなら、私たちは以前にあったものを文字通り、復活させようとはしないからです。アトランティスの初期の時代にあなた方が知っていたナストを、呼び戻そうとはしないからです。今は違います。完全に違うエネルギーであり、それはあなたに違う形で役立つのです。最近、私が話した、欠けているピースのことです。

私はお願いしたいのですが - お願いし続けたいのですが - 何度も繰り返し、それを使って下さい。フラストレーションを感じることもあるでしょう。使い方が分からないので、時に、とらえにくく思えることもあるでしょう。これを今、あなたの物質的な人生に再び統合するには、しばらく時間がかかるでしょう。これに取り組み続けて下さい。これとともに呼吸し続けて下さい。そしていつも、それがあなたの外側からやって来るものではないことを、覚えておいて下さい。それはすでに内側にあります。

それはあなたが地球にやって来るずっと前に、人間の設計図に組み込まれた4つの要素のひとつです。あなたには肉体があります。マインドがあります。スピリットはあなたの生命力のエネルギーです。そしてナストが、創造的なノウイングネスがあります。ナストを神性と勘違いしないで下さい。それはまったく違う話になります。私たちは人間が、神聖なる存在が地球に連れてきた4つのツールについて話をしてます。

さて、私たちはナストについて話をしました。数週間前に会った時に、その記憶を呼び戻しました。それからクツミがやって来ました。帰って来ました。彼が戻って来たのは、本当にうれしいことでした。本当に喜びでした。ちなみに、彼はいない間、本を書いていたと言っていましたが、それにはまったく時間がかかっていません。(少々、笑) 彼は文字通り、別の領域に行っていました。地球の領域をはるか遠く離れた、別の次元です - 描写するのはとても難しいのですが - エネルギーを調整する、とても重要なワークをしている、天使の、銀河の領域です。

私たちは以前に話しましたが・・・ あなた方が地球にやって来る前の、いわゆるスター・ウォーズの時代に・・・ あらゆるものが停止しました。あらゆるものがストップしました。すべてのエネルギーが流れを止めました。その時が、それが「なぜか」という解決策を見出すために、この地球と呼ばれる場所を創造するのが決められた時でした。「故郷」の外側のすべてのエネルギーが停止したのはなぜなのか。

さて、それらのエネルギーは最近、目覚めつつあります。それらのエネルギーは、息を吹き返しつつあります。この地球と呼ばれる惑星で解決に至るまで、「アークのオーダー」を通じて何らかの解決に至るまで、あらゆるものがただ、凍結し、あらゆるものがストップしているのを想像できるでしょうか。「故郷」の外側にあるすべての創造の部分がストップしました。それは最近になって、目覚めつつあります。深い凍結状態から出て来て、息を吹き返そうとしています。これらのエネルギーが再び、動き始めています。

あなた方のなかには、深い夢の状態でこれを感じた人もいました。なぜなら、ずっと保留になったままの、昔に起こった出来事と、あなたは密接につながっているからです。そういうわけで夜になるとあなたに妙なことが起こるのです。それらのエネルギーが今、息を吹き返しているからです。それが息を吹き返す時は、あなた方が眠りから覚めるときのような感じです。つまり、意識がもうろうとして、周囲の状況が良く分からないような状態です。何曜日なのかさえ、分かりません。昔に戻ってみると、これらのエネルギーは、そのような感じです。過去に起きたことでありながら、あなたがいる現在とほとんど変わりません。

ですから、そのような古いエネルギーが目覚めると、混乱しがちになります。少々、不機嫌になる傾向があります。エネルギーに飢えていることがあります。クツミは、これらの目覚めつつあるエネルギーのもとへ行くチームとともに、何が起こっているのかを、この地球と呼ばれる場所が創造されたことを、彼らの問題を解決するために創造されたことを理解してもらうために、ワークしていました。この地球という場所は、ついに意識のレベルを上昇させ、他のすべての領域や次元を目覚めさせています。

ですから、これらのレベルでは、かなりのことが進行しています。あなた方のなかで注意が散漫になったり、少しフラストレーションを感じる日々を体験している人は、それが理由です。あなたは、あなたの故郷を、あなたの天使の家族を感じているのです。そういうわけで彼は、この1年間、そこに戻って、過去の目覚めつつある次元や現実に働きかけてきました。

そこには多大なインパクトがあります・・・ 説明するのは難しいのですが、地球上で起こることは、他のすべての領域に起こることに多大なインパクトを与えます。たとえば、あなたの思考を取り上げてみましょう。ここで少し、ひとつの思考を、「ああ、もうトバイアスが、こんな調子で続けてくれないと良いのだけど。椅子に座っていると、とても眠くなる。」(笑) さて、そのひとつのシンプルな思考には、特有のアイデンティティがあります。特有の - あなた方の世界で現在、使われているものをたとえにとってみるなら - 「0」と「1」という特有のコーディングがされています。デジタルパターンに似ていますが、それはデジタルではなく、意識です。特有の刻印があります。

さて、そのたったひとつの思考は、基本的に別の領域に出て行きます。そしてヴェールの私たち側では、その1個の思考が、1000を加算した反応を引き起こすのです。そのようなエネルギーのバランスをとり、行き来させるためにワークする天使たちがいます。このようなあなたが抱いている思考の1つひとつが、私たち側では1000になって反響します。その反響は時すら、さかのぼり、あらゆるものが停止した時までさかのぼります。ですから、ここでなされる必要のあるワークの多さについて想像してもらえると思います。要するに私たちの側で、あなたが展開するあらゆる意識の断片のバランスを絶えずとり、調整しているわけです。

私たちはずっと昔に、あなた方は最前線にいる、と言いました。天使の領域の後部にいるわけではありません。あなた方は最前線にいます。あなたがするあらゆることが、ここではインパクトがあります - ですから、あまり考えすぎないで下さい!(笑) 1日くらい休みを下さい!

冗談抜きに、あなた方の意識の変化というインパクトは、このすべての他のエネルギーを目覚めさせました。クツミはそれで忙しかったのです。彼はなかなかのキャラクターですが、たいしたコメディアンですが、親愛なるクツミは私がこれまでに出会ったなかでも、最も賢明で、シンプルな存在です。私が「シンプル」と言うのは、最高の敬意の表れです。1人の存在が - どんな存在でも - 自分のエネルギーを単純化できるなら、自分自身についてのあらゆるものを単純化できれば、本当に至高である、ということになります。至高の存在とは、複雑な存在ではありません。至高の存在は、内側にこれだけの、あらゆる複雑なシステムを持ち合わせていません。彼らはとてもシンプルになるのです。なぜでしょう? あらゆるものが統合されているからです。あらゆるものが、とてもシンプルな天使の共鳴へと統合され、戻るからです。

クツミはシンプルです。クツミは素晴らしい存在です。「アークのオーダー」が、とりわけ大天使ミカエルが彼に、目覚めつつあるこの古いエネルギーに戻って働きかけるように頼んだのは、それが理由です。彼はまた、最近、あなた方に、ナストのエネルギーについて、解決策について、いいえ、あなたは本当は、問題を抱えていないのだ、という事実を、人生にまだ、解決策を、本当には入って来させていないだけだ、という話をしました。私はただ、シャーンブラだけに話をしているのではありません。聞くつもりのある人すべてに話をしています。あなたはただ、解決策を持たなかっただけです。クツミは実に美しく、シンプルなやり方で、それをもたらしました。

それから、もちろん、セント・ジャーメインが入って来て、実際にあなたを挑発しました。セント・ジャーメインは、地球の「クリムゾン・サークルのオーダー」のイニシエーションについて話しました。覚えているでしょうが、セント・ジャーメインはエネルギーの編成と管理、具現化に関与しています。セント・ジャーメインは、エネルギーをグランディングさせ、固める手助けをしています。彼は専門家です。石を金(ゴールド)に変えることができる人は、彼のことです。砂漠のど真ん中であっても、どこからともなく水を出現させることができるのが、彼です。彼はすべてのエネルギーが利用できるのを理解しています。すべてのエネルギーは、彼のキャンバスです。彼はアーティストであり、それを構造へもたらすことができます・・・ 幻想へと、あるいは幻想という構造へ・・・ どんな形でも彼に奉仕する構造へ。彼は理解しています。あらゆるエネルギーを奉仕させるマスターです。さて、彼は地球のクリムゾン・サークルのイニシエーションを行うためにやって来ました。

クリムゾン・サークルのエネルギーは広く、美しいものですが、もう、本物のワークをする時でした。ただ、話しているだけのところを超えて行く時でした。ただ、月に一度、集まり、人生についてディスカッションをするのをやめて、あなたが実際に、ワークをする時でした。「クリムゾン・サークルのオーダー」のイニシエーションをすることで、アダマス・セント・ジャーメインは、このようなエネルギーを固め、構造化する手助けを - あなたとともに取り組んでいます。

クリムゾン・サークルの建造物を目にするようになるでしょう。なかには少し、怖れを感じる人もいるかもしれません。ひとつの建物を、そして2つの、また3つ、そして世界中に見るようになるでしょう。シャーンブラ・サービス・センターを、構造物として、建物として見ることになるでしょう。そのエネルギーを、構造物をできる限り健全な状態に保っておくために、そこにエネルギーの流れが、エネルギーのガイドラインができるのを見るでしょう。

クリムゾン・サークルそれ自体が、ただ別の領域で機能するだけにとどまらないのを、あなたは見ていく出しょう。私たちは、ずっと前に言いましたが、シャーンブラ大学は何年も前に - 何十年も前に - 別の領域で創られました。あなたはそれを地球にもたらすのを切望していました。そしてセント・ジャーメインが、エネルギーのイニシエーションを行うことで、エネルギーの構造化を行うことで、それがより簡単に、より速く入って来れるようになりました。「新しいエネルギー」の教師として、あなたが必要とする、あるいは欲するツールが持てるようになりました。

彼は「新しいエネルギー」の「スタンダード」となる気がある人たちにイニシエーションを行いました。イニシエーションは、承諾、ということです。彼は基本的にあなたにこのように聞いています。「あなたはこの役割を受け入れますか? 前進するのを選択しますか? 人生でのあなたの情熱を行う選択をしますか? あるいは、傍観者になって、それについて話し続けたいですか? ただそれを夢見ていたいのでしょうか、それとも、それをやりたいのでしょうか?」

それは、答が明白な、分かりきった質問のように思えますが、やらずに、夢を見るのを好む人たちがいます。夢を見ることは、あこがれや欲求の感覚を創り出します。それ自体が、中毒性のあるエネルギーです。夢を見ることは、常にあなたの外側に、本当には責任を負わなくても良い状態にそれをとどめておきます。夢を見ることはとても - 何と言えるでしょう - 夢見るようなエネルギーで、やわらかく、フワフワしたエネルギーです。あなたはこれだけの素晴らしいことを夢見ますが、夢想家であることを超えて、創造者になれるでしょうか? この地球という領域に、それをもたらすことを。そのために、あなたはここにいます。それをするために、あなたは地球にやって来ました。知り得る限り、最も濃密なエネルギーのなかでそれを実現するために。

ですからセント・ジャーメインは、こう聞くことで・・・ イニシエーションを受けるのを選ぶなら、ということは、あなたにこう聞いていたのです。「夢見ることを超えて、それを実現して、実際にやり、その責任をとることを選択しますか?」 彼や私、トバイアスに、あなたの代わりにやってもらうのではなく、自分のために、自分の力でやるということです。

当然ながら、それは問題を提起しました。表面的な問題は、あなたが見てみるなら、それはあなたの「オーダー(結社)」での過去世のものです。セント・ジャーメインは言いましたが、あなたは追放されました。去るように言われました。でも、あなたが去るように言われたのは、何か悪いことをしたからではありません - それがあなたのハートで感じたことであったとしても - 立ち去るように言われたのは、あなたがそれ以上に成長したからであり、私たち側の天使の存在とともにワークしていた、それらのオーダーのエルダーたちが、オーダーの内部にとどまることで、あなたがエネルギーを停滞させているのを知っていたからです。あなたは自らの成長を抑制していました。オーダーが与えられるものをあなたは超えていましたし、あなたがオーダーに戻せるものも超えていました。ですから、あなたは去るように言われました - 自分の力でやっていくように - あなたがまず、自らの至高の「オーダー」になれるように。

ですから、セント・ジャーメインがイニシエーションについて話した時、そのようなあらゆるイメージが、去るように言われた時の過去の記憶が上がってきました。

でも、本当に進行しているのは、とても困難な問題は、挑戦を受けていることは何かと言うと、「夢を見ることを、願い、望むことを超えて行く準備はできていますか? あなたが睡眠の状態でやっている、アストラルの領域でやっている、この創造的なワークを - 創造者としてのワークを - 超えて行き、もう、地球にそれをもたらす意思があなたにはありますか?」 それは、難しい質問です。

夢を超えて行き、本当にこの地球にそれを実現するには、違う種類の人間の天使のあり方が必要になります。なぜなら、とても明白になるからです。いったん、それを実現し、あなたの現実へもたらすようになると、それはつまり、あなたの目の前にあるわけです。そこで、これだけの質問が出てきます。「私は、創造者として、それだけの資格があるだろうか?」 あるいは、「創造者としてはでき過ぎだろうか?」 実に優れた創造者であるゆえに、天と地を動かすことをジョークにして、気がつくと、家の外では家を壊し、木々をなぎ倒す勢いの大嵐が吹いているというわけでしょうか? そのようなことは、あなたが自分の能力に、あなたの創造者としての能力に対して二の足を踏む原因になるでしょう。

ですから彼は、あなたにこう、挑戦しているのです。「あなたは、本気ですか? あなたは本気ですか、それとも、ただそれを夢見ていき続けるだけでしょうか?」 厳しい問題です。頭の痛い問題です。

彼はまた、あなたがイニシエーションを選べば、「クリムゾン・サークルのオーダー」の「スタンダード」になることを選ぶなら、あなたは通信員(コレスポンデント)を持つことになる事実について話しました。彼は、通信員という言葉を、注意深く選びました。「ガイド」とは言いませんでした。「ガイド」は、まったく違う含みがあります。けれど、通信員は、私たちの領域から入って来る天使の存在のことです。それは、ランナーとは違います。ランナーは、エネルギーのバランスをとり、行き来させる役目を持っています。

通信員は、基本的に、かつて地球にいたことのある天使の存在であり、私たち側にある学校のなかで、「新しいエネルギー」について、教師としてのあなたの役割について高度な訓練を受けた存在です。通信員は、私たち側からあなたへの、1対1の連絡係です。通信員は、あなたの代わりに何かをやる存在ではありません。私たち側でのあなたのエネルギーのバランスを絶えずとっていきます。通信員はまた、あなたに向けて、クリムゾン・カウンシルから、絶えず情報やエネルギーを伝えていきます。

通信員はおそらく、いわゆる、教師の助手とも言えるでしょう。特にティーチング・ワークにおいて、あなたのヘルパーになります。あなたの通常の人生で、ということではありません。あなたの請求書の支払いのようなものを引き受けるわけではありません。通信員は、天使の領域と、あなたが地球の領域でやっていることとの連絡をとりあっていきます。

つまり、あなたが生徒たちの前に、人間の生徒の前に座っている時に、たった今、私たちがしているように - 素晴らしい神聖なる人間たちに話をしていると - 連絡係の天使が今、入って来て、カウルダーと私たちが、あなた方が、小さな狭い範囲の意識以上のものが見れるように手助けをしています。通信員は、私たちの領域と、あなた方の領域で起こっていることを、広範囲に見させてくれます。ですから、あなたには、そのような協力してくれるエネルギーがあります。

セント・ジャーメインがたくさんのボタンを押したのは(挑発した、怒らせた)私たちも分かっていますが、彼はそのつもりでした。それをするのが大好きなのです!(トバイアスがくすくす、笑っている) 古いことわざでは何と言うのでしょう・・・ 彼はもっと押せるように、あなた方に実際、いくつかボタンを取り付ける手助けまでしました。(笑)

ですから、シャーンブラの皆さん、この数ヶ月は、とても速いペースでした。たくさんの意識の変化がありました。あなたは、日常生活でそれを実現し始めるでしょう。

私はまた、今日は短い物語を話したいと思います。短いものを。あなた方の旅を、そしてあなたがワークしていくことになる生徒たちの旅を描いたものです。

ではここで、皆で深呼吸しましょう・・・ 私たちの次元のエネルギーを再び、感じて下さい。私たちが創造した空間を。ここでは、養うことは行われていません。驚くべきことです。養うことがありません。あなたがここにいる時に時々、感じるような、エネルギーが引っ張られるようなものはありません。エネルギーが抜き取られるのを感じません。あなたはこの至高のエネルギーのなかに、ともに座っています。

では、私はジョリーの物語をします。ジョリーは美しい、美しい若い女王でした。彼女が治めていたのは、タイバスという王国です。これは半分フィクションで、いくぶん、本当の話です。あなた方の多くの方のエネルギーを寄せ集めたものです。ですから、今、私が女王ジョリーの話をする時に、自分自身を感じて下さい。

また、私がこの物語をする時に、特に、目覚めようとしているエネルギーを感じて下さい。クツミがワークしていた場所の。ずっと昔に存在した場所であり、あなたがやって来た場所であり、現在、あなたに様々な多様な形で手を差し出している場所です。あなたが教師になるのだ、と言った時、私はあなたがただ、この地球にいる人間たちを教えていくだけだ、とは言いませんでした。それについては後ほど、さらに話をします。

さて、ジョリーは美しい若い女王で、タイバスを治めていました。タイバスの地は、見渡す限り広大な、目で見える以上に広大な地でした。ティブでは決して日が沈むことはない、と言われたこともありました。それほど大きく、広大でした。当然のことながら、女王として彼女は、女王だった母親から王位を継承しました。その母親もまた、王であった父から王位を継承したのです。彼女は王族の家系に生まれました。

さて、成長する段階で、若いジョリーはめったに宮殿の壁の外に出ることはありませんでした。タイバスの地に出かけて行くことはほとんどありませんでした。彼女はごく幼い頃から、君主となるために、王族としての訓練を受けてきました。その地の規則や法律を理解するように構造化され、しつけられてきました。彼女はまた、女王になればやがて、自分のもとにやって来る人たちの判事になるために、陪審員になるための、訓練を受けました。

彼女はごく若い時期に王位を継承し、苦情を聞いたり、訴訟を審理したり、王国の人々の間に起きている様々な論争を聞き、決定を下し、規則を定め、判断を下す責任を負いました。毎日、人々は彼女のもとへやって来ました。

時には、新婚のカップルが口論し、喧嘩して、互いの違いを解決できずに、女王ジョリーの前に連れて来られ、裁定を下されました。彼女はそうしました。両方の側のエネルギーを考慮し、判断を下し、それで終わりました。質問はなく、首が飛ぶこともありませんでした。

時には土地争いがありました。地主が彼女のもとへやって来て、誰かが誰かの土地を盗んだ、土地の区分けを記した標識を動かした、と苦情を言いました。本当に何が起きているのか、その知識はほとんどないまま、彼女はいずれかの側に裁定を下さねばなりませんでした。

人々はあらゆる種類の問題と争いごとをもって彼女のもとへやって来ました。彼女の毎日はただ、裁定や規則を言い渡し、裁定の言葉の1つひとつに違反がないかを確認することに費やされました。彼女はできる限り公平で、正直でいました。王国のすべての人に対して、自分に責任があるのを彼女は理解していました。彼女の言葉がすべてを意味するため、言葉をとても神聖に扱わなければならないのを理解していました。彼女の前に出される件について、その1つひとつを、敬意をもって、バランスをもって処理しなければなりませんでした。

けれども、裁定を言い渡すようになって数年がたつと、彼女は自分の仕事にとてもうんざりして、フラストレーションを感じるようになりました。彼女は毎晩、自分の部屋に戻ると、こう思いました。「もっと良いやり方があるはずだ。争いを持つ人たちに対して、ただ裁定を言い渡す以上の、もっと良いやり方があるはずだ。彼らは何も学んでいない。問題の解決の仕方を学んでいない。自分たちの間で解決する方法を学んでいない。彼らはただ、最終的な判断と最終決定のためだけに、ここに来る。」 女王ジョリーは、自分にこう言うこともありました。「私が正しい決定を下したのかどうかも、分からない。私の前にやって来る人たちのことを、私はほとんど、知らない。ほとんど知らない。彼らは問われている罪を本当に犯したのだろうか? 家族や友人から、本当に盗んだのだろうか?」

彼女は、女王としての役目を果たし続けました。裁定を言い渡し続けました。でも、この苛立たしさの感覚は、落ち着かない感覚はひどくなるばかりで、激しい偏頭痛を引き起こすほどでした。激しい偏頭痛の合間には、当然ながら、彼女が抱えていた訴訟は滞り、彼女を頼みにして、狼狽して答を求める人々はさらに増える一方でした。偏頭痛がない時には、風邪をひいているか、インフルエンザにかかっているか、何か悩みを抱えていました。自分がしていることに満足していなかったからです。ですから毎日、そこへ戻って裁定を下すのを避けるために、このようなものを自分に与えたのです。当然、王国では物事が悪化していました。どうすべきか言い渡す、統治する人がいなくなったからです。

ある日、完全に不満をつのらせ、絶望しきった彼女は、護衛に、森に住む年老いた賢人を呼ぶように言いました。ええ、良い話には森に住む年老いた賢人がつきものですから(笑)、彼女もそのような話をいくつか知っていましたので、王国のどこかに年老いた賢人がいるはずだと知っていました。そこで彼らは賢人を連れて来ました。彼女のプライベートな部屋に連れて来て、彼女は年老いた賢人に話をして言いました。「私は自分がしていることに、とても不満を抱いています。喜びや幸福感はありません。いちばん不満を感じるのは、誰も学ばないということです。彼らはただ、絶えず同じことをやり続けているだけなのです。最悪の状況になったら、裁定のために私のもとへやって来ることになります。私はまるで彼らの罪悪感や不名誉をすべて、彼らの問題のすべてを拾い上げているかのような気持ちでいます。もう、それはやりたくありません。」 彼女は言いました。「私は教師になりたいのです。判事ではなく、教えたいのです。統治するよりも、教えたいのです。ですから、賢人よ、私はどうすれば良いのでしょうか?」

そこで、年老いた賢人はくつろいで、深々と深呼吸をしました。年老いた賢人は、そういうことをするものだからです。(少々、笑) そして彼は言いました。「女王としての肩書きをあきらめなければなりません。この美しい、壮麗な宮殿から出て行かなければなりません。平民に変装しなければなりません。どこか、あなたのことを誰も知らない小さな村へ行けば、教師としてのあなたのワークを始めることができます。」

さて、ジョリーは、このすべてのことに、少し不安になりました。それは彼女の人生が大きく変化することを意味していましたし、自分が本当に変装できるのか分かりませんでした。この美しい邸宅の、彼女が暮らしていた美しい宮殿の快適さをあきらめることができるのか、分かりませんでした。でも、少し熟考して、これからまた30年、40年、50年と毎日、裁定を下し、判断を下すことを考えて、彼女は言いました。「私はやります。」 さて、年老いた賢人は、もちろん、こう言いました。「常に、予期しないことが起こり得ることを、覚えておきなさい。物事は見た目どおりではありません。(笑、トバイアスもくすくす笑う) 目を見開いていなさい。バランスのとれた、安定した場所に自分をおいていなさい。」

さて、数週間後、女王は、ひとりきりで外国の地を訪れるという長いメモを書きました。海の向こうに何があるかを見たいから、と。彼女は誰も彼女をみつけにこないように手はずを整え、いつの日か戻るから、と言いました。その間、問題や争いごとを抱えた人たちは、裁定が必要な人は、王宮の他の者のもとへ来るように、と。彼女は平民として変装するために、ほんのわずかな荷物だけを手にして、それまで言ったことのない小さな村へ行きました。そこは、「普通の村(コモンヴィル)」という名の村でした。(少々、笑、トバイアスはくすくす笑う) 彼女は言いました。「ここで私はティーチング・ワークを始める。」 「ここが、私の本当の情熱を見出し始める場所だ。」 彼女は、コモンヴィルの人たちに、あらゆる素晴らしい、賢明なことを教えられるのだと思うと、とてもワクワクしました。

彼女は、部屋を貸していた、ある家族のもとに住むことにしました。彼らには余分なお金が必要でした。その家族は問題をたくさん、抱えていました。金銭的な問題も抱えていました。家族の間で問題がありました。常に争っていました。ジョリーはこう思いました。「私のティーチング・ワークを始めるには、うってつけの場所だ。」

そうして彼女はそこに移り住み、荷ほどきをすると、すぐに彼らを教え始めることにしました。教えるというのがどんなものなのかは、実際には知りませんでしたが、それがいったいどんなものなのかは理解していませんでしたが、彼女はその家族の父親のもとへ行って、こう切り出しました。「あなたがこれだけの金銭的な問題を抱えている理由は、収支が合っていないからです。稼ぐ以上に使っているからです。あなたは週に数日しか働いていないので、家族を養う十分なお金が入ってこないのです。ですからあなたの家族は互いに言い争ったり、喧嘩するのです。」

家族の父親であるボブに話しながら、彼女は大きな笑みを浮かべました。彼はテーブルをドン!と叩いて、その音があまりに大きかったので、ジョリーは少し、おびえましたが、彼はこう言いました。「俺の金のことに口出しするなんて、何様のつもりか? おまえには分かっていない。部屋から出て行って、俺の立場になってみるまで、俺がどう対処すべきかというようなことに口出しするな。」

彼女には分かっていました・・・ 家族の間にはたくさんの問題がありました。スーザンという10代の女の子は、家族と、またボーイフレンドと、人生の様々なことで問題を抱えていました。そこで彼女は思いました。「では代わりに、スーザンの教師になろう。」 そこで彼女はスーザンのそばに座り、言いました。「あなたがこの男の子との間に問題を抱えているのは、彼があなたをコントロールしようとしているからで、あなたが与えてほしいと思っている気遣いがないからで、だから、あなたがする必要があるのはこういうことです。」 そして彼女はスーザンに少し、アドバイスをしました。するとスーザンは席を蹴って、顔をしかめて言いました。「私がボーイフレンドとどうすべきか言うなんて、何様のつもり? あなたは結婚もしていないじゃないの! 多分、これまで男の人とつきあったこともないでしょう。なのに、こうしてやって来て、私の問題を解決しようとするつもり? すぐに部屋から出て行ってちょうだい。」

数日間のあいだに、ジョリーはその家の人たち全員に教えようとしましたが、実際、説教までしようとして、放り出されました。彼女はここで、貴重なレッスンを学びました。問題を解決したくない人たちが実は、たくさんいるのだというレッスンを学びました。教師になりたいのなら、自分の問題にしがみついたままでいるのを選んでいる人たちに、無理強いしないことです。

さて、ジョリーは、コモンヴィルではあきらめませんでした。じきに彼女はレストランで時間を過ごしているうちに何人か友達を作り、バーバラという素敵な若い女性と知り合いになりました。彼らは話をするようになりました。バーバラはあらゆる種類の問題や争いごとを抱えていました。もちろん、ジョリーは何とか彼女を助けようとしました。問題を解決しようとしました。でも、どうもこの新しい友人のバーバラには、話が通じないようでした。バーバラはただ、自分の健康問題や、感情的な問題について際限なく、話し続けました。自分が何回、結婚したのかについて、延々と話しました。子供たちがこれだけのトラブルに巻き込まれているのだということをずっと話し続けていました。

ジョリーはとても不安になりました。友人であるバーバラも助けられなかったからです。やがて、ただ、立ち去るしかありませんでした。ただ去って、バーバラの教師になるのをやめるしかありませんでした。ここでも彼女は、貴重なレッスンを学びました。本当には助けをほしくない人がいるということです。自分たちの問題がどれくらい壮大なものかというのをただ、話したいだけの人たちがいるというのを。彼らは解決策を求めているわけではありません。時に彼らはただ、自分の問題がより大きく、より良いものであると、他の人間よりも特別だと知るためのエネルギーがほしいだけでした。

さて、ジョリーは、この教えるということそのものに、少々、打ちひしがれていました。でも、彼女はやり続けることにしました。そして若い男性に出会いました。彼女に興味を持ち、ジョリーもまた、彼に興味を持ちました - 彼を教えることに。この時点で彼女は、教えるためなら、何でもするつもりでした!(笑) 彼女は、毎晩、毎日を彼と一緒に過ごしました。話したり、おしゃべりをしたのですが、彼のもとを去る時はいつも・・・ 彼の名はジムと言いましたが・・・ 彼と別れるといつも彼女は消耗したように感じ、また病気になってしまうくらいまで、疲れ果ててしまいました。完全に消耗してしまうように感じて、ある日彼女は言いました。「もう、あなたに会うことはできない。あなたの教師になろうとすることはもう、できない。」 ここでも彼女は、貴重なレッスンを学びました。本当には変わりたくない人がいるということを。彼らはただ、あなたのエネルギーを奪いたいだけです。彼が彼女に対してしていたのは、まさにそれでした。彼女のエネルギーをただ、奪っていました。

さて、長い話をさらに長くするなら・・・ (たくさんの笑) 長い話をさらに長くするなら、ジョリーはコモンヴィルで教えようとすることに、あまりにも不満を募らせてしまい、とうとうそこを去りました。彼女は森に住む老人を探しに出かけました。事実、彼女は彼をみつけ、そこに座って言いました。「私は教師になりたかったのです。本当に情熱を持っていました - 本当に情熱を - でも、どれもうまくいきませんでした。人々は、変わりたくありませんでした。自分たちの問題にしがみついていたいのです。ただ、私から養われたかっただけでした。自分たちの問題が、いかに壮大で、特別なものかを話したいだけで、どうにかしたいとはあまり、思っていないのです。ですから、私はどうすれば良いのでしょう? どこに行けば良いのでしょうか?」

すると、森に住む年老いた賢人は深呼吸をすると、つまり、年老いた賢人はそういうことをするものだからですが、(笑) 言いました。「問題になっているのは、あなたに警告しようとしたことは、ひとつには、あなたには経験がないということでした。本当に教師になるための、ノウイングネスがなかったのです。あなたには情熱がありましたが、経験がありませんでした。あなたはこれから、別の町に、別の場所に行かなければなりません。ふつうの人々が抱えている、あらゆる問題を引き受けて、体験しなければなりません。このプレインフィールド(質素な、平原)と呼ばれる場所へ行く必要があります。結婚して、子供を生んで、職に就くのです。自分が女王だったことを忘れる必要があります。教師になりたかったことすら、忘れる必要があります。そこに行き、そのようなあらゆる問題や争いごとを抱えているのがどんなものかを、ただ体験し、それを生きるのです。あなたが教えたいと思う人たちに対して、本当の、深い共感を持てるように。

ジョリーは、自分が生まれた場所について考えました。王国について考えました。自分の情熱について考えました。他にどこに行けば良いのか分からなかったので、彼女は老人のアドバイスに従って、プレインフィールドに行きました。彼女は結婚し、子供を生み、じきに忘れてしまいました。なぜ、自分がそこにいるのかを、忘れてしまいました。他の人たちのように彼女は暮らしました。

これは何年も、何年も続きました。このタイバスという雄大な地の女王であったこともまったく、忘れて。ある日、当然の成り行きとして、彼女は、何かが胸によみがえるのを感じました。内側が震えるような、ガラガラと音を立てるような感じがありました。人生のあらゆるものが変わり始めるのを、感じました。彼女はもう、自分がどこから来たのか、思い出せませんでしたが、何かが起こっているのは分かりました。彼女は再び目覚めようとしていました。

さて、どこからやって来たのか忘れてしまい、なぜ、このような長い旅を続けてきたのかも忘れていましたが、内面で何かがおかしいと感じながら、とても混乱して、フラストレーションを感じながら、他に頼るところもなく、彼女はある日、森をさまよっていました。そして、当然の成り行きとして、年老いた賢人に出会いました。彼女は言いました。「年老いた賢人よ、」 - もちろん、彼は彼女を覚えていました - 「年老いた賢人よ、私の人生は何かが変化していて、それが何なのか、私には分かりません。何かが不満なのです。私は妻でした。母親でした。良い職に就いていました。でも、このどれも、もう私を満足させることはありません。いったい何が起こっているのでしょうか? あなたは私を助けてくれる、年老いた賢人だと聞いたのですが。」

そこで年老いた賢人は、彼女を座らせました。もちろん、彼は彼女を、女王として覚えていました。教師として覚えていました。そこで彼は、その話をしました。彼が覚えている彼女のことを。彼女は当然のことながら、それを信じませんでした。自分が女王だったという事実を受け入れることはできませんでした。それはあまりにも大げさな話でした。自分がタイバスの広大な地の女王でいることをあきらめて、教師になるために出て行ったという事実を、彼女は受け入れることはできませんでした。それはクレイジーなことに思えました。プレインフィールドまで出かけて行き、自分が誰であるかを忘れ、ふつうの人の人生に入って行ったという事実を、彼女は受け入れることはできませんでした。すると、年老いた賢人は言いました。「あなたがそうしたのは、共感を持つためでした。教師になることができるようにするためでした。あなたの国の人々を助けるためでした。」

彼女は彼に対して、とても腹を立てました。怒りました。彼女は怖れを感じました。吐き気を感じました。不安を感じ、うろたえました。なぜなら、そのすべてが、彼女の現実を揺るがしたからです - 自分はただのふつうの人だ、という現実を。

年老いた賢人は言いました。「ええ、そうです。あなたは私に、あなたに話をして、あなたが誰なのか、思い出させるようにと頼んだのです。他の人たちのように生活し、幻想のなかに生きて、集合意識のなかに生きることで、あなたが共感を培った今、教師になれるのだ、と思い出させてほしいと、あなたが頼んだのです。以前は、あなたは説教師になろうとしていました。以前はあなたは、人々のところに行って、生きる方法を教えようとしていました。でも、もう、彼らが体験したことを、あなたは本当に感じることができます。あなたにはハートがあり、魂があり、共感があります。もう、最初に志したことが、あなたにはできるのです。」

その瞬間、ジョリーはすべてを思い出しました。自分が女王だったことを思い出しました。コモンヴィルに行き、あらゆる人を変えようとしたことを思い出しました。深い眠りに入り、この意識の昏睡状態に入ったことを思い出しました。忘れるために、他の人たちのように生きれるように。自分の王国と、そこにいるすべての人々に、本当に役に立つために、これを始めたことを。

その記憶により、彼女は目覚めました。彼女は年老いた賢人をじっとみつめて、言いました。「ありがとう。ずっと私とともに、最後までここに一緒にいてくれて、ありがとう。驚くべき旅でした。もう私は出て行って教えることができます。果てしなく求め続けた情熱を、もう持つことができます。」

彼女は彼を抱きしめて、キスをして言いました。「ところで、あなたのお名前を聞くのを忘れていました、年老いた賢人よ。」 彼は微笑んで、オットーマン(足置き)に足を上げ、ワインをひとくち、飲み、葉巻を一服して(笑)、言いました。「私の名は、トバイアスです。」(爆笑)

さて、シャーンブラの皆さん、私は長い話をしましたが・・・ ちなみに、もっとずっと長くすることもできましたが・・・ (笑) 私がこの話をしたのは、それがあなただからです。私はあなたとずっと一緒にいました。あなた方のなかには、自分が天使の家族の指導者であり、統治者であったことを、なかなか受け入れられない人がいます。そのバランスをとることが、なかなかできないのです。そうではないですか? それは、何というか、あなたの感情に訴えるものなのです。

あなたは、自分が天使の家族の代表として、選ばれてこの地球にやって来たことを、「アークのオーダー」の144、000のエネルギーのひとつを代表してやって来たことを、なかなか理解できずにいます。自分の天使の家族のために、王族でいるのをあきらめたことを、あなたはなかなか、理解できません。それをあきらめることで、彼らを教えていけるということを、彼らがあなたから学ぶことができるということを。自分が仮にも天界の故郷を去り、人間に変装し、ボブとして、パットとして、メアリーとして、誰であろうと、ふつうの人に変装したことを、なかなか理解できません。他の人たちのような身なりをして、他の人たちのようにふるまい。

セント・ジャーメインは、あなた方と話した時に、少し、あなた方を挑発しました。彼は、あなたは特別だ、と言いました。あなた方は、教師です。これは、特別なグループです。いくつか、挑発をしました。あなたがなかなか、それを受け入れられないでいるからです。あなたはあまりにも人類の意識のなかで - ふつうの意識のなかに - 自分を見失ってしまいました。

けれども、私はあなたに思い出してもらうために、ここにいます。私が、年老いた賢人です。あなたがなぜ、去ったのか、なぜ、あなたの天使の家族を去ったのかを、思い出させるために、私はここにいます。あなたが教師になるという、この情熱をいかに実現しようとしたのかを思い出させるために、ここにいます。あなたは過去に数回、つまずきました。どれくらい、あなたがこの地球という、そして人類というエネルギーのなかに、本当に没入し、内面に共感と智慧を培ってきたのか、そして今、教師になることができるということを。

あなたは、教師になります。この地球の人間たちに対してだけではなく、「故郷」で目覚めつつある、あなたの家族の教師に。

そして、そういうことなのです。
(And so it is.)

translator: mayumi(林 眞弓)


クリムゾン・カウンシルのトバイアスは、コロラド州ゴールデンのジェフリー・ホップにより提供されています。聖書のトビト記からのトバイアスの物語はクリムゾン・サークルのウェブサイトwww.crimsoncircle.comで見ることができます。トバイアスの資料は、世界中のライトワーカーとシャーンブラ達に、1999年8月(トバイアスが人類は破壊の可能性を脱して新しいエネルギーに入ったと話した時)以来、無償で提供されています。

クリムゾン・サークルは、新しいエネルギーに入る最初の人々に含まれる人間の天使の世界的なネットワークです。彼らがアセンション状態の喜びと挑戦を経験するに従い、彼らは他の人々の旅をシェアリングと世話とガイドによって支援します。毎月、7万人を越える訪問者がクリムゾン・サークル・ウェブサイトを訪れ、最新の資料を読み、自らの経験をディスカッションしています。

クリムゾン・サークルはコロラド州デンバー地域で毎月集まりがあり、そこでトバイアスはジェフリー・ホップを通して、最新の情報を提供します。トバイアスは、彼と天界のクリムゾン・カウンシルの他の存在達は実際には人間達をチャネルしていると述べています。トバイアスによれば、内側でそれを経験しながら、それを外側から見られるように、私達のエネルギーを読み、私達自身の情報を翻訳して私達に戻しています。クリムゾン・サークルの集会は一般に公開されていますが、予約をしていただいたほうがいいです。クリムゾン・サークルはその豊かさを世界中のシャーンブラの開かれた愛とギフトを通して受け取ります。

クリムゾン・サークルの究極の目的は、内なるスピリチュアルな目覚めの道のりを歩む人々に、人間のガイド、教師として奉仕をすることです。これは福音伝道の任務ではありません。むしろ内なる光は、人々をあなたの思いやりと世話を求め、あなたのドアステップに案内するのです。“剣の橋”の旅に船出しようとする比類なき、尊い人があなたのところにやって来る時、あなたはその瞬間に何をし、教えるべきかわかるでしょう。

もし、あなたがこれを読んでいて、真実と繋がりの感覚を感じるのなら、あなたは本当にシャーンブラです。あなたは教師であり、人間のガイドです。神性の種を、この瞬間に、あなたの内で花開かせ、そしていつもやって来させてください。あなたは決して一人きりではありません。世界中にファミリーがいて、あなたの周りの領域にも天使達がいるからです。

どうぞ、このテキストを非商業ベース、無償ベースで自由に配布してください。どうか情報は完全に含めるとともに、これらの脚注も含めてください。他のすべての利用については、コロラド州ゴールデンのジェフリー・ホップによる書面の同意が必要になります。

コピーライト2006  ジェフリー・ホップ コロラド州ゴールデン80403 私書箱7328 Eメール  Tobias@crimsoncircle.com このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください  著作権所有 クリムゾン・サークルについてのより詳しい情報は email@crimsoncircle.com このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください までメールください。