Wings(翼)シリーズ シャウド11

Wings(翼)シリーズ シャウド11

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ウィングス シリーズ シャウド11:
ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマンのチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈 2018年7月7日
http://www.crimsoncircle.com/

※訳注 :本シャウドの内容をフルに経験するため、シャウド10の読後、30日間程度の期間を設けてから先へ進むことをお薦めします。

私は私であるもののすべて、アダマス・サンジェルマンです。

さあ、ウィングスシリーズ最後のシャウドを始めるにあたって、まずは深呼吸を行いましょう。わあ! 今日のみなさんのエネルギーは豊かでリッチですね。

私は今日、いつもより多少、セント・ジャーメイン寄りになりそうです。アダマスは、カウルダーの説明によるなら、アダマスというのは、セント・ジャーメインとみなさん全員を合わせたものです。カウルダー、リンダ、その他全員を合わせた存在です。アダマスを創造した意識の働きはとても興味深いものでした。無論、目的があってそうなりました。何十年も前から、私から出たたくさんの良い情報がありました。多くの人がまだそれを読み、それを参考にしています。しかし、シャーンブラたちには、ちょっと異なるデザインが必要でした。もう少し何かスパイスの効いた、何かもっと、海賊的なエネルギーの混じった、何かもっと無礼で不遜なものが必要でした。そうでなければ、みなさんは毎回退屈して、眠りに落ちていたことでしょう(笑いが起きる)。毎回それでは困りますね。

みなさん、眠くってたまらなくなるような、ニューエイジ的なものに、これまでどのぐらい参加しましたか? 本当に眠くなるものがありますよね。そして実際、それらの多くは、みなさんに目を閉じるように言ったりもしますね。しかし私たちはそれをしません。目は開いたままでいます。私たちは目をしっかり開けて、自分がどこへ向かっているかを見ています。だからこそ、みなさんは経験の中にいられます。たとえそれが最悪の日、くだらない、馬鹿げた一日に思えるものであってもです。素晴らしい経験ですよね! アセンデッドマスターズクラブで語るストーリーのネタになりますよね。

アダマスというのは、そういった狙いを込めて丁寧に組み上げられた意識、その働き、機能、だというわけです。なのでいつの日か、いつの日にかは、私たちはアダマスを吹き飛ばします。そうなります。そうなればもう、アダマスはどこにもいません。みなさんは彼を必要としません。世界もまたそうでしょう。何故なら、この世界にはアダマスの代わりに、みなさんがいるからです。私たちが、アダマスとして知られる意識の機能と共に行ってきたこと、そのこと自体の素晴らしさは、どう表現すればいいか分からないほどです。

そしてそれはまた、セント・ジャーメインである私にとって、どのキャラクター、シェイクスピアとしてのキャラクターも含めて、どのキャラクターでいることよりも、間違いなく楽しいです。ずっと楽しかったです。本当にそうです。何故なら、アダマスはみなさんの全員を含めたキャラクターで、私も含まれていて、他のどんな存在よりも、もっと衝動的でユーモラスで挑発的で、驚くべき存在だからです。ええ、ずっと驚かされてばかりです。きっと、あるポイントを超えると、私たちが皆で演じているアダマスというキャラクターを終わりにするのは、私たちにとって難しいことになるでしょうね。とは言え、まだしばらくの間、私たちにはやることがあります。やらなければならないことがまだあります。

The New Series(新しいシリーズ)

ウィングスシリーズはこれで終わりです。翼が蛹から外に現れて(emerging)、最後の準備、蝶として完成される間際にあります。私たちは次の月から次のシリーズに入ります。いろいろな事が変わります。みなさんに、そして私に対するエネルギーの流れ方が変わります。私は次のシリーズについて、、、えー、実際、この名称を決めるのには少し時間がかかりました。アセンデッドマスターズクラブで相談もしました。ところで「本当にそんな場所なんてあるのか?」そう思っている人がいると思いますが、ありますよ。本当にあります。9,700を超えるマスター達が集まれる場所は本当にあります。私たちの全員がかつては人間でした。クラブというものがどんなものか分かっています。私たちはそこに集って会話を楽しんだり、二日酔いの心配も無しに、たくさん飲みます。そこでは良い葉巻も、不味い葉巻も吸われています。いずれにせよ、そういう場所は存在します。そしてみなさんがそこを訪れるのも、アセンデッドマスターズクラブの会員になるのも、そう遠い先の話ではないでしょう。

私は先を見据え、次に何が来るかも考慮に入れて、次のシリーズの名称を考え出しました。私はアセンデッドマスターズの何人かにその考え出したものを伝えました。すると彼らは少し呆気に取られた様子で、私が次のシャウドのシリーズに用いた言葉について「本当にその準備が出来てるのかい? 本気でそう思ってるのかい?」と、聞いてきました。私はこう答えました。「うーん、確かに、私は確かに、そう感じてるよ」と。

「でも、アダマス」彼らはこう返してきました。「多くのシャーンブラは、彼らが今取り組んでいることに取り組み続けていたいように見えるけど」と(笑いが起きる)。「彼らはまだ探求を続けていたいんだよ」とも言いました。それに対して私はこう返しました。「うーん、それはそれで真実だよ。でも、私たちは彼らにそれをさせないよ。何故って、すでに十分な数のシャーンブラが認識に達しつつあるからね」と。少しずつで、ムラもあると思いますよ。ある日、大部分で認識に達したかと思えば、次の日にはゴミの中に埋もれているようなことももちろんあります。しかし十分な数のシャーンブラがそこに至りつつあり、また、十分の数のシャーンブラがこの世を去って向こう側へ行き、今日の時点で、この数は偶然ではないと思いますが、144人のシャーンブラがこの世を去り、向こうで、悟ることを許し、受け入れました。彼らは物理的な身体には留まりませんでしたが、特に後悔はしていません。彼らは、まあ、物理的な身体を持ってここにいたいと望んではいました。が、認識がそのポイントにまで達していれば、死の床にいてそうなる間際にあって、ここに留まらないことに対する後悔はありません。

とにかく、私たちはこのポイントまでやってきました。十分な量に達しました。私たちがやっていることにおいてその成否を分ける、その分岐点を超えました。準備が整ったということです。それでも、私のメッセンジャーであり、チャネラーであるカウルダーでさえもまた、私に疑問を呈しました。信じる信じないは自由ですが、彼は「本当にそんな名前にするのかい? 私たちにその準備が出来てると思うのかい?」そう言いました。私は同じことを聞き返しました。「君にその準備は出来てるかな?」と。すると、分かりますか、彼は、みなさんがマイクを受け取った時と同じようになりました。どうなったと思いますか? 私はカウルダーに「その準備は出来てるよね?」と聞き、彼は「ちょっと考えてみる。考えてみるよ」そんなふうに答えました。答えとしては、イエスかノーで十分なのにです。それってなんだか(「分かりません(I don’t know)」と声が上がる)と同じですよね。私からすると「は? 分かりませんだって?」です(笑いが起きる)。みなさんの多くと同じだと思いませんか? でもそれはここにあります。準備は整っています。だから私は新しいシリーズを「エマージェンス シリーズ」と呼ぶことにしました。(訳注:emergence/羽化、出現、浮上、進化、突然変異、等々)

分かりますか。みなさんはある種、この惑星での生命のサイクルに沈んで、浸されていました。みなさんは天使の領域から来て、この惑星、ガイアの中に飛び込みました。彼女は今、去りつつありますが、彼女のところにダイブしてきました。そして物理的な身体を持ちました。それはとても不自然なことでした。それでもみなさんは、まさに神のみぞ知るというべき何十億年にも及ぶ月日を通して、それに慣れてきました。物理的な身体に慣れてきました。しかし、それは依然として不自然なものです。その特異性、奇妙なところについて、みなさんはよく分かっていますね。身体は病んでみたり、オナラをしたり、太ったりします(笑いが起きる)。とても不自然です。一度たりとも自然な状態であった試しがありません。しかし、神様ありがとう、ですね。みなさんは今、その状態から抜け出しつつあります。

みなさんはここまで沈みました。スタートしたのはここ(円の上の部分を示す)でした。みなさんはこの惑星に飛び込んで、生涯から生涯へ、また次の生涯へと、生涯を繰り返しました。その目的は経験以外にはありません。これはテストではありません。神に認められるためのものでもありません。そもそも神はそんなことをしませんね。それが神のいいところです。ええ、ずいぶんと昔に気付いたことですが、神はくだらないことは一切しませんね。この私の物言いを聞いて畏れ多いと思う人がいるかもしれませんが、神はそんなくだらないことは行いませんよ。神からすれば、誰がどうしたかなんて、どうでもいいことだからです。もしこのことが分からない人がいればですが、ま、いずれ分かる時が来るでしょう。神にとって、どこの誰ががどうしたかなんて、どうでもいいことです。

みなさんは、ま、ここまで下りて、経験だけのために、たくさんの生涯を生きました。そういうことです。力を得るためではありません。神の仲間入りをするためでもありません。その手のことは一切無く、単に経験のためだけにそうしました。みなさんはそうしているうちに一番の底まで到達し、再び浮上することを始めました。生涯から生涯へのループから抜け出しています。みなさんはみなさんなりの目覚め、それ以降のあれこれを通り抜け、今にいます。それが私たちがいるところです。円が完全に完成し、今、不自然な状態から羽化しています。物理的な身体から羽化しています。マインドの制限、古いアイデンティティ、美しい物語から、外に出ています。それらを通り抜けて、羽化しています。

だから私は来月から始まるシリーズをエマージェンスシリーズと呼ぶことにしました。アセンデッドマスターたちやカウルダーから、私たちの準備は本当に整っているのか、本当にここ、今が認識に至るその時なのか、について疑問は出ました。答えは、間違いなくそうである、です。本当にそうです。だって、これ以上、長引かせる理由がありますかね? 今の状態を延長する意味が一体どこにあるのでしょうか? 既に十分な数のみなさんが、認識に達しつつある状況です。十分な数のみなさんが、重力に反することをしています。十分な数のみなさんが、単にフェンスの上に立っているだけではなく、認識に至るそのことにつま先でちゃぷちゃぷと触れています。もしその必要がある際には、私がみなさんを突き落とせる状態です。

それをまだ待つ必要がありますか? 何故、そのことを考え続けているのですか? どうして、そのために頑張ることをストップ出来ないのでしょうか? 様々な課題、行く手を邪魔するものですね、私たちはそれらを吹き飛ばします。私たちは単純にそれらを吹き飛ばしますよ。そのために今、みなさんに伝えておくべきこと、それは、みなさんの行く手を邪魔するもので最も大きなものというのが、みなさん、つまり、あなた、だということです(アダマス、くすくす笑う)。人間です。私たちは楽しんでそれを吹き飛ばします。私たちは楽しんでそれを退けます。道に落ちた大きな岩みたいなものですね。それが、自然な流れが起こることを妨げています。私たちはそれを単に、吹き飛ばします。そのプロセスで人間の心配をする必要はありません。人間は本当のところ密かに、それほど隠してもいないかもしれませんが、人間は、密かに、私たちにそういった全てを吹き飛ばしてほしいと願っています。

ただ人間は、こうも叫んでいます。「嗚呼! ただ吹き飛ばすなんてダメだよ。アダマス、それは乱暴だよ! 愛と平和と喜びの中で吹き飛ばすんだよ」と。えーっと、ま、私たちはただ吹き飛ばします。そして人間もそのことに感謝するはずです。何故なら、人間はずっとずっと道にある岩を見ながら、考え続けていたからです。「この岩はどうしてここにあるんだろう? この岩は私に何を伝えたいのだろうか?(笑いが起きる)」と。「誰か岩の言葉が分かる人を連れてこようかな(さらに笑い)」と。結局、岩を前にして何も行っていませんでした。

とは言え、そういったものも大して多くは残っていません。それって怖くもあり、楽しくも感じますよね。いずれにせよ、次のシリーズで私たちはただ吹き飛ばします。新しい人生です。浮上です。その辺に散らかっているごみを過去のものとして通り過ぎます。そうなる時です。

分かりますよ、、、この部屋、そしてオンライン上に流れるエネルギーを感じてください。ただエネルギーを感じてください。

(間を取る)

私がエマージェンスシリーズを始めると言って「わあ、拍手拍手! やった! 拍手拍手!」となりました(笑いが起きる)。そして次にこうなりました。「本当にその準備が出来てるのか? とてもそうは思えない」と(さらに笑い)。少し身を引いて感じてみると、面白い差異があることが分かりますね。人間は無論「何が起こるんだろう?」で、マスターは「別に何が起こってもいいけどね」です(笑いが起きる)。I Amは「君自身の創造に入ればいいじゃん」です。そういうことです。実際、何が起こるかは問題ではありません。エマージェンスするというのは、みなさんがみなさん自身の創造に入っていくということです。神のした創造ではありませんよ。そもそも神は創造を行いません。神が創造をするというのは間違いです。みなさんはみなさんの意識である創造の中に入ります。であれば、そこで何が起こるのかを心配することなんか無いですよね? だってそれはマスターの叡智であり、I Amの意識であるわけです。私たちはそれをしています。エマージェンスです。

もし何か、そうですね、心配する必要はなくとも、今後、この認識に至る流れにおいて、みなさんが気付いておくべきことがあるとするなら、それは、みなさんがこれまでよりもっと、集合意識、世間の人々から離れていくということです。これまでより世間との違いを感じます。物事の種類によっては、対処が難しいと感じるかもしれません。とは言え、その感覚も少しの期間で落ち着きます。そして、みなさんは自分が、うーん、自分を許し受け入れている、自らを受容し、自らが受容されている場所にいる、そのことに気付くはずです。カウルダーはピース(peace)と言おうとしたのですが、私はその言葉を使いたくありません。

みなさんはそういう自己、人間、マスター、I Amを許した場所にいるでしょう。他人、世間の人にそう煩わされることもなくなります。みなさんの中にはノイズや他人のエネルギーにとても敏感な人がいますね。都市の中で、その空気、周りにある全てのもの、携帯電話やテレビ局から出ているもの、目に見えないものまで全部含めて、それらに対して敏感です。過敏とさえ言える状態になっています。が、それもすぐに収まります。何故なら、みなさんは驚くべき認識、単に頭でそうなるのではなく、本当に「それは私のものではない。これらは全部、私のものではない」と認識が出来るからです。みなさんはそれらを易々と受け入れて、煩わされることがありません。そういうエネルギーや敏感さに苦しむことはないでしょう。ある瞬間を境に、それらは通り過ぎていくものとなり「わあ、それがそこにあるのは分かるぞ。わあ、あの人たち、なんて酷いエネルギーを放ってるんだろう。それも分かる。でも自分のものじゃないし、いっか」そうなります。

そうしてその後には、時にドラマが恋しくなることにも気付くでしょう。時々、ドラマに興じたくなるはずです。「良いドラマも味わいたいな」そう思うかもしれません。それというのは、みなさんが自身の食生活を観察してみて、もちろんそうすべきではありませんが、それというのは「うーん、ピザばっかりだな。2か月間、ピザばっかり食べちゃってたな。たまには他のものも食べてみるか」みたいなものですね(笑いが起きる)。しかしどうしてですかね。私には理解出来ませんが、世界中の人間がピザとフライドポテトを欲していますね(さらに笑い)。みんな大好きですよね。とにかくみなさんは認識します。「わあ、私はピザをいつでも食べられる。ちょっとぐらいドラマを味わって、楽しんでもいいよね」と。マスターとして「私は単純にアミューズメント、経験としてこれをやる。しかし私のものではない」との認識があります。

と、そんなふうに、みなさんの羽化に関して何があるにせよ、しばらくの間は、他の人々や集合意識から離れているように感じます。そしてそれは良いことです。そうです。分かりますかね。みなさんはずっとずっとそこへ行こうとしていたのです。言い換えると、みなさんは、自分が部外者であるという感覚をずっとずっと、いくつもの生涯に亘って抱えていました。実の両親、家族でさえ、自分のものではないと感じてきました。自分は養子なのでは、そう考えたことがある人はどのぐらいいますか?(笑いが起きる)とにかく、アウトサイダーとしてのエネルギーをいくつもの生涯で抱えてきました。そして、みなさんと共に取り組みを行っていた際のトバイアスが最も苦労したところというのが、フィットしようとするのを止める、みなさんにそれを分かってもらうことでした。そんなことをしても無意味です。みなさんはフィット出来ません。にもかかわらず、いろいろと違うところがあるにも関わらず、そうしようとしましたね。結婚して、一般的であろうとした人はどのぐらいいますか? 上手く行きませんでしたよね。ま、今のみなさんはこのポイントについては大丈夫だと思っています。このことについては手放せますね。

そういうこともあり、多くの人に囲まれていると、少しぎこちないに感じになるでしょう。集合意識のエネルギーが周りにある、そうなりやすいとは思いますが、ま、それもやがてスムーズに、滑らかになっていきます。そうなると本当にスイスイ、何でも出来ますよ。そして私はそれが起こるのに20年かかるなんて言ってませんよ。かなり早い段階、ほんの少しの期間を経た時点で、全てはスムーズになるでしょう。みなさんの中に他の人々を受け入れられる感覚が出てきます。彼らに申し訳ないと感じることもありません。彼らの中に、ある種のユーモラスなものを感じます。でも彼らを笑うことはありません。ただ彼らの中に、何か、愛すべきユーモラスさが感じられます。もしかしたらみなさんの中には「わあ、この人にちょっと気付きの刺激を与えてあげよう」そう思って捕まえて「さあこれが基本です。ベーシックです。はい、許してください。はい、深呼吸をしてください(笑いが起きる)。これこれが基本です」そうしたくなる人も出てくるでしょう。しかしそれは苦笑いで終わります。彼らにとって何の意味もないことに気付くでしょう。彼らは彼らの旅をしています。彼らは彼らに準備が出来た時、あるいはすでに準備が出来ているのであれば、彼らの方から、あなたか、あなたのような人のところにやって来ます。嗚呼、最悪、最低の深い闇夜の期間、全てが崩れ落ちている時期でしょうか。でも、みなさんにはそれがどんなものか分かりますね。その時にこそ、彼らはみなさんのところにやってきます。「秘密は何ですか? 教えてください。あなたが私のような変化を通り抜けたのを知っています。どうやって切り抜けましたか? どこの神聖なる水を買えばいいか教えてください」と(アダマス、くすくす笑う)。「どの神聖なるサウンドトラックを聴けばいいでしょうか?」と聞いてきます。あなたには全て分かっています。

あなたは一旦止まって、深呼吸をします。それはとても単純なことなのだと認識します。あなたは自分の旅と、それが実に単純なものであったこと思い返します。それを複雑にしていたのは自分なのだとも思い出します。それはとても美しいことであるのに、あなたはいつも認識、認識に至るその道中にある暗部、急所、良くないところばかりを見ていました。

面白いと思いませんか。それというのは、トバイアスがいた頃のみなさん、その頃のみなさんと取り組んでいるのと同じです。やれやれ! 毎日、アームレスリングをしているようなものでした。私も彼も、様々な攻撃を受けました。汚い言葉、怒り、抑えられない感情をぶつけられました、、、それでも私たちはただ深呼吸をして、微笑みました。何故なら、みなさんが今いるここに来ることが分かっていたからです。それが旅の、最も自然な成り行きです。私たちはみなさんがこのポイントまでたどり着くと分かっていました。だから私はただ、同じことを繰り返し言っていただけです。私はトバイアスが何年も前に言ったことを繰り返していただけですよ。繰り返し繰り返し「Andと許し。Andと許し」そう言ってきました。そして今、それがついに起こっています。私たちはここで羽化しています。

とても興味深いことになるでしょう。私たちの集まり、シャウド、私たちがこうして一緒に集った際に扱う内容は、ちょこちょこ方向を変えることになりそうです。何故なら、シャウドが単に、みなさんの古い課題を乗り越えようとするためだけのものではなく、そうですね、新しい生き方、暮らし方、その中でみなさんがどうしていて、何が起こっているか、それらについてのものになるからです。もちろん過去からの残留物はまだあります。古いものに誘惑されたり、重力が古いやり方へ引き戻そうとすることはあるでしょう。しかし、分かりますか、私たちはそういったものとは戦いません。私たちは壮大なる叡智とユーモアのセンスを携えて、それらをただ観察します。

叡智とユーモア。それが、エマージェンスシリーズで私たちが向かう先と言ってもいいですね。クツミがたくさん持っている特質です。叡智とユーモアです。みなさん自身の生活が、叡智とユーモア、そしてエネルギーが仕えることで進んで行く。そのことを想像できるなら、叡智とユーモアがあるというのは、なんと素晴らしい生き方かが分かります。賢くそして同時に面白い、ですかね。とても驚くべきことです。

そういった全てが起こっていて、その全てが驚きです。もしかすると、、、人によっては、事が起こるペースが速すぎる、そう思うかもしれません。それは惑星が変化していることによって、全てが変化しているからでもありますね。私は惑星的な変化についても話します。もちろん、そういった内容を、私よりたくさん話す存在は結構いますね。しかし私は、人間という意識レベルでの惑星的な変化について話します。また、グリーン・プラネットレベルの話もします。しかし、まだそういった変化を拒絶する人が多いですね。みんな変化を拒否していますね。必ずしも、シャーンブラが、という話ではありませんが、だいたいの人が、惑星で起こっていることに関して、否定的に見ています。そういった変化は起こって欲しくないと思っています。しかし変化はあらゆる場所で起こっています。毎日毎日起こっています。起こるペースは日に日に速くなっています。それで多くの人がある種、殻の中に隠れている、家や仕事、古いやり方に閉じこもっている状況です。彼らは物事に変化してほしいとは思っていません。物事にはこれまでそうであったようにあってほしいと思っています。もしかすると、もう少し磨かれていて、もう少し便利で、とは思っているかもいしれませんが、それは変わっていないに等しいです。が、変わっていかない、そのままであるというのは現実として不可能です。結果、世界中で起こっている変化、その変化のスピードがかつてない速さで起こっていくことに目を瞑って、見ないようにする人が増えるでしょう。

みなさんの中にも、この惑星に対して、かつてそうであったままであってほしい、そう考える傾向があると思います。しかしそうはなりません。それは悪くなるとか良くなるということではありません。ただ変わるということです。ただ変わっているということです。

大事なのは、そういった変化をみなさんは、通り抜けてきたということです。実際に、みなさんが意識における多くの変化を先導してきました。今、それが世界中に現れて起こっていて、人々は、すぐにでも目を覚まして、彼らがかつて知っていた世界、いくつもの生涯を送ってきた世界が、速いペースで変わっていることを、認識せざるを得なくなります。それはガイアが去っているからだけではなく、テクノロジーもまたその原因です。そしてそれ以上に、結局、人々の意識がその原因です。人々の意識、本当の意味で変わっているのはそれだといえます。この惑星を本当に変えるものは、みなさんのように身体を持ったままでここにいることを選択し、且つ認識に至っている人たちです。その人たちは、木箱の上で説教するのでもなく、誰かを変えようとするのでもなく、自転車で街を走り回って家々を訪ねて回るのでもありません。ただそこにいて、ただ光を放射します。それが他の何よりも大きな変化をもたらします。

私は何年も前、Quantum Leapの際に、同じことについて話しました。この惑星において医療、テクノロジー、金融、製造、エネルギー、その他の全てにおいて、この惑星で起こっている変化について、そしてその原因は意識にあることを話しました。それはこの惑星にいる多くの人間が原因でそうなったのではありません。みなさん無しで、意識というものに起こることでなければ、起こっていない変化でした。

さあ、大きく、ゆっくりと、深呼吸をしましょう。

私たちはエマージェンスシリーズに入っていきます。オープニング用に良い映像が欲しいですね。エマージェンスシリーズです。私たちはそれをします。ま、それを行っています。

で、そのために家の掃除をしたわけです。私たちは私たちのしていることにフォーカスしておかなければなりませんでした。本当に、本当に、本当に、認識に至ることを自分に許せる人だけが良かったのです。そうでない人はシッシです。ええ、その点に関して、私に遠慮はありません。だって彼らはただのエネルギー泥棒ですからね。彼らはみなさんが真摯に行っている内容に、便乗しているだけでした。彼らはエネルギーを盗もうとしていて、私たちは彼らに去るように伝えました。そして彼らはそうしましたね。だからここから2-3年は、みなさん、他のシャーンブラたち、私で、しっかりと、、、フォーカス、だと意味が少し変わるかな、私たちはしっかりと私たちの経験に入っていきます。次の2-3年で私たちがしていくことははっきりしています。クリアです。しかしその後については、目を離さないようにしていてください。局面がまるで変わります。いずれにせよ、次の2-3年、私たちは、緊密でタイトに一塊になったグループになります。自分たちが何をしているのか、何を経験しているかがはっきりと分かっているグループです。素晴らしいです。

大きく、深呼吸をしてください。

Shaumbra Wisdom(シャーンブラの叡智)

ではリンダがマイクを持って回ります。はい、これは私の大好きなことの1つです。シャーンブラの叡智の時間です。リンダ、マイクをよろしく。

(シャーンブラの叡智のオープニングが流れ、いくらか笑いが起きる)

はい。マイクはオンになってるかな?

リンダ:まだよ(さらに笑い)

アダマス:マイクを渡されていざ叡智を共有しようとして、、、こうなったら(アダマス、口をパクパクさせる)ちょっと格好悪いからね。

リンダ:どうして私の方を見てるのかしら?

アダマス:君がマイクを持ってるからだよ。

リンダ:私は、、、これはただのコントローラーよ。

アダマス:なるほど。じゃあ質問に入ろう。

リンダ:私は私の役割を果たすだけよ。

~ Question 1(質問1)

アダマス:先月の集まりの最後の方に、私たちはある内容について話しました。私は「みなさんには何が起こっているか分かっているはずです。そういうエネルギーがここにあり、そういうふうに流れています。私たちは真の認識にどんどんと近づいていて、にもかかわらず、一体どういうわけでしょうか? 何故、物事が崩れ落ち続けるのでしょうか? 何故みなさんは2歩進んで5歩戻るような感じになっているのでしょうか? それってどういうことでしょうか?」そのようなことを言いましたね。「それは、みなさんがみなさん自身をテストしているからです」と。

そのテストについてですが、スピリットがやっているわけではありませんよ。何も、みなさん以外の誰も、そんなことは行いません。ただ、みなさん、あなたですね、あなただけが、あなた自身を試しています。それはごくごく自然に発生する、不自然と形容すべき症状で、全てのアセンデッドマスターに起こったことです。みなさんは自分をテストする、試す、確認する、そういう時期を通ります。たとえ意識していなくとも、そうしています。みなさんは認識に至る間際まで来ていて、その味さえ分かるようなところにいます。それが何かは分かりませんが、何かが分かった感じがしています。そういう経験を、もしかしたら何度もしているかもしれません。アハ体験がたくさんあったかもしまれません。みなさんにはただ分かります。それがそこにあるのだと、間違いなくそうなのだと分かります。匂いさえも嗅げるような距離にありますね。それがそれなのだろうと分かりますね。それはリアルで、夢の中にさえ入ってきます。みなさんの夢の中で今起こっていること、それはマスターの叡智の流入と、深く埋もれていた多くのことの叡智化です。だからそれらは夢の中に入ってきて、ごみの片付けさえしていきます。このところの夢が、あまり心地よいものではなく、その心地よくないものがいつまでも続くように思えますね。それはみなさんがそういった課題を手放さないからです。しかし、自分自身を試すこと、それは全てのアセンデッドマスターが認識に至る前にやったことです。認識に至るまでもうすぐだ、そう認識した時、つまり、認識に至るのだという認識ですね、そのことが自分自身を試すように仕向けます。

だから私は先月「私はしばらく距離を取ります。休暇を取ります」そう言ったのです。普段、私は、ほとんどの時間、みなさん全員、一人一人の傍にいます。ずっとと言ってもいいぐらいそうしています。長い会話をしたりもします。そして時に、みなさんは私を罵ります。それはそれで大丈夫です。そのために私はいるのです。しかし先月、私は去り、みなさんはみなさん自身と、その自分が課すテストに、自分で対処しなければなりませんでした。

ということで質問です。今日はシャーンブラの叡智のための質問がたくさんありますが、最初の質問は、みなさんはどう自分を試してきましたか? です。みなさんは、自分を試すためにどんなことをやってきましたか? リンダ、マイクを頼むよ。

リンダ:うわわ! 足から手を放して。うわわ!!(笑いが起きる)

アダマス:うーん、なんて言うんでしたっけ、リンダとマイク用で、抗菌シートが要りそうですね。

ステファン:手遅れかもね。

アダマス:マイクを渡される前に足を触るのはご遠慮ください(笑いが起きる)

ステファン:マイクも今は僕のものだよ。

アダマス:(笑って)それはそうだ。

ステファン:僕がどう自分を、、、

アダマス:君は自分にテストを課したことがあるかい?

ステファン:この1か月で、特にそんなことをした記憶はないかな。

アダマス:なるほど。もちろんそんなことをする必要はないからね。でも、今は、ゲームをするような気持ちでいいから、何か言ってもらえるかな。

ステファン:分かった。

アダマス:私はそれをAct of Consciousness(意識の一幕、幕劇)と呼んでるよ。君が自分をテストしていたとして、どんなふうにしてたと思うかな? さあ2人でゲームをしよう。

ステファン:うん。

アダマス:どんなテストをしただろうか?

ステファン:そうだね。たとえば新しいソフトウェアや何かを手に入れたとする。その時には、それが正常に動作するか確かめたくなるね。

アダマス:確かに。

ステファン:だから、何か半信半疑なことがあるなら、あらゆる種類のテストをして確かめる。

アダマス:なるほど。ソフトウェアのテストだね。君の人生についてはどうかな? 君は人生に対してもソフトウェアにするようなテストをしてるのかい?

ステファン:ある意味ではそうだね。だって、不確かなことは無いようにしておきたいからね。

アダマス:うーん、なるほど。正しいね。確かにそうだね。じゃあ君は君をそういうふうにテストしてきたと?

ステファン:(考える)えーっと、それって良い質問だね(彼ら、笑う)

リンダ:おおお! それって、、、

アダマス:大丈夫かい! もちろん、良い質問だよ。

ステファン:良い質問だね。

アダマス:それって、分かるね。「答えを認識するところにまだ至っていません」いつだってそんなふうに答えることは可能だよ(笑いが起きる)。

ステファン:確かに。

アダマス:「分かりません(I don’t know)」ってことだね。でも、そうは言わなかったから良しとしよう。で、自分をテストしている件に戻るよ。さあ、そんなふうに装って。

ステファン:自分が自分をテストしていたとして。

アダマス:そうそう。どんな感じだっただろうか?

ステファン:実際、どうやってやるのかな?

アダマス:うーん。そうだね。ま、君はたった今もそれをしてるよ。

ステファン:なるほど。

アダマス:そうだよ。

ステファン:で、えっと、何をテストしているかについてだよね?

アダマス:そうだね。

ステファン:そうしてみて、無意味だと気付いたこと。

アダマス:それでいいよ。

ステファン:それは、、、

アダマス:なら、無遠慮にこちらから言わしてもらおうかな。でないと、いつまでも今みたいな状態が続くからね、、、

ステファン:そうだね。

アダマス:今の有り様がまさに、君が君にしているテストだよ。はっきりしないこと、がそれだね。「どこに行けばいいか分からないな。何をすればいいか分からないな。何もコミットしたくないな。あれもしたくないな、、、」と、はっきりしないこと。君は自分をそんなふうにして試してる。

ステファン:うーん。

アダマス:まさに今君がマイクを持ってやってるように、のらりくらりしてね。そして、、、

ステファン:そこははっきりしてるね。うん(彼ら、笑う)。

アダマス:だね。君は君がはっきりしないことについてはっきりしてるね。言い換えるなら、自分自身に対して自分がテストしてるってことだよ。私は君をからかってるわけじゃない。いや、からかってる、だって、ここに座ってる人たちに私はそうするからね。それに罪悪感はないよ。いずれにせよ、分かるかな、いろいろはっきり出来ないこと自体が、君が仕掛けているテストだよ。

ステファン:そうだね。

アダマス:うん。「このまま何もはっきりしないままでいるはずがない」その検証をやってるようなものだよ。で、ある日には、はっ、と何かに気付いて、はっきりしていて、でも「あれ? 答えがあったと思ったのに」となる。そうして「いや、答えは来る。気付きはすぐそこにあるはずだ。全てがはっきり分かるはずだ。けどそうならないな。じゃあ、まだはっきりしないままでいよう」とこうなる。テストだよ。しかも狙いと逆行したテストだよ。

ステファン:その通りだね。そういうことはあるよ。突然、いろいろとはっきりするんだけど、なんていうか、そうやって数日過ごしても何も、、、

アダマス:何故、そこでまた元に戻るんだい?

ステファン:はっきりしない状態に。

アダマス:そう。どうして戻るんだい。戻る必要はないよ。

ステファン:うーん、それって分かるかな、人間であるがゆえみたいなものかな。

アダマス:違うね。

リンダ:うーん。

アダマス:そうじゃないよ。うん。違うよ。君の人間としての経験かもしれないけど。

ステファン:そうだね。

アダマス:ただ、本には何も書かれてないけどね。人間であることについての本を読んでみたけど、人間はいつもはっきりしない、していないはずだ、そんなことは書いてなかったよ。

ステファン:でも過去から来た、分かるかな、残飯みたいなものがたくさんあると思うんだ。

アダマス:なら一層、はっきりしない状態に戻るというのが、大きなテストになってるってことだね。

ステファン:なるほど。

アダマス:自分がその辺をはっきりクリアにさせられるかどうかを見るためのね。

ステファン:それが出来た自分を誇るためでもあるね。

アダマス:そう。でもこれは批評じゃないからね。観察だよ。それに実際、それをやる人はたくさんいる。「よし、少しの間、どっちつかずで決めないでおこう」とね。でも変なテストだよ。で、君ははっきりしたいかい?

ステファン:もちろん。

アダマス:素晴らしい。今のはっきりしてたね。いいね。素晴らしい。はっきりさせられないことで自分を試すのはもう終わりだよ。

ステファン:分かった。

アダマス:うん。そういうことだよ。

ステファン:簡単だよ。

アダマス:みんな「簡単だよ」そう言うよね(彼ら、笑う)

ステファン:ありがとう。

アダマス:ありがとう。はい、みなさんはどう自分をテストしていますか? です。どうやって自分自身を試してきましたか?(リンダがマイクを拭くと笑いが起きる)。

ステファン:足を綺麗にしてたんだ。だから足は綺麗だよ! それははっきりしてるよ!

アダマス:鼻もほじれば鼻は綺麗になるね!(さらに笑い)

リンダ:ブギィ!(マイクの頭でアリスを叩く真似をする)

アダマス:リンダ、、、(アリスがマイクに対して物言いたげな顔をし、リンダ、息を飲む)

リンダ:ちょっと、あれを、、、そうよ、そう!

アダマス:ビニール手袋でもするかい。

リンダ:ビニール手袋がいるわ。

アダマス:うん。そうだね。

リンダ:どこにあるかしら。(アリスがまた何かをする)わあ!(笑いが起きる)ちょっと、、、

アダマス:ヘーイ、私たちはみんな家族じゃないか!(アダマス、笑う)

リンダ:うがあ!

アダマス:私たちは家族だよ! リンダ、テストの調子はどうだい? 君はどんなテストをしてるのかな?(さらに笑い)はい、君は自分をどうテストしてるかな?

アリス:ええ。ステファンが話してる間、ずっと考えてたんだけど、私も同じようなことを言い始めてたと思うわ。私は自分をテストするようなことを、自分がしたことがあるとは思わないもの。

アダマス:本当かい?

アリス:でも待って。

アダマス:うんうん。もちろん。

アリス:待って、えっと。先月、キーハックの際、ここでやっていたことで、認識に至ることについてたくさんのことを感じたの。

アダマス:そうだね。だね。

アリス:でも、それを感じたことがない時があったわけで、それを感じたことがなかった感覚値では、感じたそれが消えてしまうと「いったい、どうして?」と言っちゃってたわね。どうしてあそこに私は留まれないんだろうかって。今は、それが完全には、まだ起こらないのは、それが起こるということが身体、人間の身体にとって強烈過ぎるからだと分かったわ。

アダマス:そうだね。

アリス:だからもし私に自分を試しているようなことがあるとするなら、認識をちょっとだけ感じてみて、どうなりそうか見てみるってこと。「わっ! ハッ! 刺激が強すぎるわね。ふー! 一旦戻ろう」って。

アダマス:なるほど。

アリス:私的にはそれね、、、そういう意味の話かどうか分からないけど。

アダマス:大丈夫。水の中に飛び込む前に、つま先でどんなものか確認してるってことだよね。

アリス:ええ、そうね。

アダマス:君が抱えている最大の恐怖、他の多くのシャーンブラにとってもそうだけど、それは身体のことだよね。「私の身体はどうなってしまうんだろう?」って。

アリス:ええ。間違いなくそうね。

アダマス:君はマインドと上手くやっているね。マインドのバランスが取れてるね。

アリス:うーん、そうね。

アダマス:でも「これが私を殺すのかしら?」という考えがあるね。

アリス:ええ。

アダマス:心臓発作かい? 何か大きな病気かな? ま、その手のものだね。君は医療のプロで身体の異変についても分かっている。だからこそそれが怖い。正直、君は医療の知識を忘れてしまった方が遥かに良い状況になれる。

アリス:そうね。まったくそうよね(彼女、笑う)

アダマス:大きなことだね。君はそうやって君を試している。「自分に少し気付きを与えてみて、一旦、戻る」みたいなこと。「まだ私、生きてるかしら?」

アリス:そうね。

アダマス:「何かの病気になってないかしら?」

アリス:完全にそう。

アダマス:そうだよね。

アリス:ピンポイントで当たり。

アダマス:だだ1つ言っておくと、、、この道にあって、身体は確かに痛みを覚えることがあるけど、でも、君がそうして毎回スタートに戻るせいで、結局のところ、身体は本来受ける以上の攻撃を受けてる形になってるよ。

アリス:ふむ。

アダマス:このまま同じことを続けているとどうなるか? 分かるね。これ以上のテストは不要だよ。最悪の場合、君の身体は潰れてしまうよ。

アリス:ええ。そうね。子供たちにも言ってるものね。「起こり得ることで最悪のことってなんだと思う? 所詮、死ぬってだけのことよ。死んだって戻ってまたやり直せるのよ」って。

アダマス:違う違う。戻ってやり直す必要なんか無いよ。

アリス:確かにやり直したくはないわね(彼女、笑う)。そうね。

アダマス:とは言え、死の恐怖というのは大きいものだね。ま、これもまたテストの一形式ではあるけど、今の話とは若干ポイントが違うかな。とにかく死に対する恐怖、君がこれを超えたなら、、、君は死ぬ。いくつかの集まりで、この恐怖を終わりにしたと思ったけど。死に君の邪魔をさせるのではなく、死を道にする。いずれにしたって、君は死というものを通り抜けていくんだからね。

アリス:ええ、そうね。

アダマス:君が好むと好ままいと、君は死へと入っていくということだよ。でも、新しい身体を持ってこようじゃないか。そのためには、医学のレベルではなく、エネルギー的なレベルでの身体に対する理解にチューニングしなきゃいけない。とは言え、その辺の理解について、君はパーフェクトだよ。ライトボディと呼ばれるものが入ってくることに関してね。だからただやるだけだよ。みんなのお手本になってほしい。

アリス:そうね。そう。そのとおりね。

アダマス:君の医学、そしてエネルギー、両方に対する理解を持って、お手本になるべきだよ。ライトボディを持ち込むこと。テストするのをやめること。

アリス:あなたの言うとおりだわ。

アダマス:そうだよ。素晴らしい。

アリス:いえいえ。

アダマス:ありがとう。ありがとう。フゥー! 楽しみだね。うん。君は単に許可を必要としてただけだね。それだけだよ。「それをやっても大丈夫です。ただやればそれでオーケーです」ってね。うん。さあ、あと何人かやりましょう。はい、君は自分をどうやって試してきたかな?

アンディ:テストだね。そうだね。してきたかな。

アダマス:テストしてきた。

アンディ:うん。えっと、私はかつて、自分をもっと疑ってたかな。何年も前は、、、

アダマス:それはテストじゃないね。

アンディ:うん。その頃は「私は、恐怖を取り除かなければならない」そう思ってたよ。

アダマス:なるほど。

アンディ:で、分かるかな。「私は何も恐れない」そうやって生きてたんだけど、そこにあなたがやってきて、私のスイッチを押した(アダマス、くすくす笑う)、それで、、、私は私自身を恐れているのだと思ったよ。思うに、私は私が成功することを恐れてる。

アダマス:そうだね。でもどうして?

アンディ:何故かと言うと、、、

アダマス:君は、おかしなことが起こってると言ってるんだよね? 君が小さな成功を収めたり、物事が上手くいきそうになると、途端にドカーン! 全てがフシュシュュュー! とそれが消えてなくなると。

アンディ:楽しくなかったり、成功していない、何か、過去生のイメージがあって。

アダマス:君の銀行口座にはたくさんお金が入ってるかい?

アンディ:いくらかはあるよ。

アダマス:たくさんかどうか聞いてるんだよ。

アンディ:なら、たくさんではないよ。

アダマス:6桁ぐらいかな?

アンディ:うーん、多分ね(笑いが起きる)

アダマス:7桁は行きたかったね。

アンディ:あー、そうだね、うん。おそらく、、、

アダマス:うんうん。

アンディ:、、、いくらかは入ったんだよ。うん。

アダマス:ここで私が言いたいことというのは。

アンディ:うん。

アダマス:成功を恐れているのは「君」なのかどうかで、君は自分に、、、

アンディ:私だね。

アダマス:、、、君は自分に、それらに関連する安心、と呼ぼうかな、を自分に与えている。でもたくさんじゃない。それはお金だけに限らない。私はお金を例として使っただけで、、、

アンディ:うん。全てにおいてそうだね。だって、、、

アダマス:人間関係もそうかな?

アンディ:成功すると何かのターゲットになるかもしれないからね。「おお! こいつ金を持ってるぞ。なんとかして奪ってやろう。こいつは儲かるビジネスをやってるな。なんとか組めないものかな」となる。それって、、、

アンディ:成功するとそんな声しか聞かなくなると。

アンディ:そうだね。

アダマス:でも世の中にはお金をたくさん持っていて、且つ全く目立たない人がたくさんいるよ。何故って、彼らは、、、えっと、彼らは「クソ野郎」じゃないと言おうとしたんだ(リンダ、息を飲む)。

アンディ:言っていいよ。大丈夫だよ。

アダマス:もちろんね。とにかく、彼らは見せびらかしたりしないわけだね。分かるかな。この惑星には、本当に豊かで、且つ静かに生きている人が大勢いる。彼らはそのことを大勢に知らせるために、エネルギー的なのろしを上げたりはしない。彼らは彼らの生活が豊かであることを許していて、且つ、それを無暗に外に見せない。君が言っているターゲットになるような人というのは、ターゲットになりたい人だよ。そうでなければ彼らは発炎筒を掲げたり、みんなが集まってくるような花火も上げない。

アンディ:すごくよく分かったよ。ありがとう。

アダマス:何に対するお礼かな?

アンディ:情報だよ。

アダマス:あー、なるほど。うんうん。

アンディ:思ってたのと全く違う考えだから。

アダマス:だから君は、そうだね、力や成功、自分がどんな人であるのか、といったところで自分をテストしているね。人間関係についても、基本、同じことをしてるように見えるよ。

アンディ:そうそう。うん。

アダマス:そうそう。うん。そうだよ!(アダマス、笑う)

アンディ:うんうん。そう。

アダマス:まさにね。うん。

アンディ:核心に迫ってるよ(いくらか笑い)

アダマス:そうそう。でもどうしてだい、アンディ? どうしてそんなテストをするんだい?

アンディ:(考えて)自分に対する恐れからだと思うよ。

アダマス:なるほど。

アンディ:成功している自分が怖い、だね。

アダマス:うん。でもじゃあ、認識に至ること、それっていうのは今の君が求めている成功と言えるんじゃないのかい? 自分が成功することを恐れていて、どうやって認識に至れるんだろう?

アンディ:その恐れをなんとかしなきゃいけないね。

アダマス:そうだよ。いいね。でもどうして、今までそれをしなかったんだい?(笑いが起きる)

アンディ:「それをやめろ!」の動画をもう一回観る必要がありそうだね。

アダマス:素晴らしいことになるだろうね。

アンディ:そうそう。あれは良かったよ。好きだよ。

アダマス:でも答えは実にクリアではっきりしてる。だって、君は今そうしていることを楽しんでいるからね。そうでなければ、そうはなっていないはずだからね。これこそが「ユーモアと叡智のドッキング」のシンプルな例だよ。「もし君が嫌いなことをやっているとしたら、君はそれをするのがまだ嫌いじゃないんだ」だね。君はそれからまだ何かを得ているはずだよ。そこから何かをね。そこを見て、、、君は何を得てるのか? を見て、そしてそれは終わりにする。

アンディ:うん。うん。安心を得ていたのだと思うよ。古いことわざであったよね? 知らぬ神より、馴染みの鬼。

アダマス:そう。そのとおり。うん。でもこれは別にお金や成功についての話じゃないよ。これは認識に至るかどうかについての話だよ。君が自分をそうやって恐れ、疑っていると、認識に至ることにおいても、同じことを適用してしまうだろうと言ってるんだ。

少し距離を置いて、君の人生におけるエネルギーのパターンを見てみるといい。人間関係、お金とかね。君は過去、お金のことで苦しんできたけど、このところ、楽になってきたね。人間関係、お金、身体、体調、そのどれもが大した課題じゃなくなってるね。にもかかわらず、だよ。君はこんなふうに推定している。「羽化した私はこんなふうになるだろう」と。そう推定して「そうなっても、自分がしっかり出来るかを今のうちに確かめなければいけない。ちょっと障害物をおいて、自分を苛めてみよう。そうしてこれこれの問題についての解決策を見つけておかなきゃいけない」

アンディ:退屈な考え方だね。

アダマス:そう。素晴らしい認識だ。

アンディ:でも、ほぼ確実に、それを私はやってるってことだよね?

アダマス:ほぼ確実に、そうだね。おそらくね。私には分からないね。ただ、前回のシャウドでポイントとして言いましたが、この羽化するところ、認識に至る目の前までやってきて尚、ま、よく
あることと言えばそうなのですが、みなさんは自分を試し続けています。多くの人がテストに戻って、試して試して試して試して「自分にその価値があるのか? 準備は出来ているのか?」と確認を続けています。それはまた、そのことに関して、多くの人が、実際にやる、よりも考えることの方を好んでいるからでもあります。分かりますか。時に夢というのは、現実よりも素晴らしいからです。人によっては、実際に悟るよりも、悟りを夢見て、それについて語り合ったり、クラスを受けたり、そういったことをしていたいと思っています。この話をしたかったから、今の流れで際立たせたわけだよ。うん。

アンディ:ありがとう。うん。思うに、私は自分が惨めであることに慣れきって、それに安心してたんだね。

アダマス:そう。そう。素晴らしい。でももうこんな話をしたから、ここからは、惨めであれば、それは本当に惨めな気分にしかならないよ(彼ら、笑う)。

アンディ:マシになってくはずだよ。うん! ありがとう。

アダマス:こちらこそ。さあ、あと2人やりましょう。

リンダ:了解。

アダマス:あと2人。はい、君はどう自分をテストしてるかな? わあー、あー(アダマス、くすくす笑う)。

シャーンブラ1(女性):まさか来るとは!(笑いが起きる)

アダマス:考え得る中で最も怖い状況だね(さらに笑い)。シャウドでマイクを渡される。

シャーンブラ1:そうね!

アダマス:立ってもらえるかな?

シャーンブラ1:あら、そうね。

アダマス:ステージに上がってもらってもいいんだけど、そのままで許してあげるよ。さあ、君は自分にどんなテストをしてるかな?

シャーンブラ1:うーん。分からないわ(I don’t know)。ケリー、私ってどう自分をテストしてるかしら?(彼女、笑う)分からないわね。それって、、、(リンダ、息を飲み、聴衆、ざわめく)。

リンダ:おーわ! それってトイレ行きワードよ(「やっちまったね!」と声が上がる)。

アダマス:このチャンスを使ってトイレを済ませられるよ。

シャーンブラ1:あーらら。やれやれね。分かったわ。

エディス:よろしくなかったわね。

リンダ:彼女にもう一度チャンスをあげたらどうかしら。

アダマス:嫌いな人にマイクを渡してから行くといい。誰でもいいから(アダマス、笑う)。

リンダ:すぐ目の前。目の前よ(「手を洗ってこれるよ」と声が上がる)。

シャーンブラ1:彼女と面識はないわよ。

アレイア:私?

シャーンブラ1:そうよ(さらに笑い)。つい言っちゃったわ。分かってたのに(さらに笑う)。

アダマス:2分でいいよ。えっと誰か、、、男性トイレじゃないとダメだから(さらに爆笑)。

リンダ:わわわ! 連れてけるわけないじゃないの!

アダマス:2分でいいよ。2分経ったら、誰か出してあげて。いいね。で、君のところにマイクが来たわけだけど、テストについて話してくれるかな。君はどう自分をテストしてきたかな?

アレイア:お金を利用して。

アダマス:お金を利用とは。

アレイア:「私にこれが払えるか? 払えないか?」みたいに。

アダマス:なるほど!

アレイア:「私はあれにお金を使うべきか?」そんなゲームを少しやってるわね。

アダマス:本当かい? まだそんなことをしてる人がいるのかい? お金をたくさん持てば持つほど、考えることが増えちゃいそうだね。

アレイア:ん、うーん。

アダマス:ワオ! ワオワオ。まあいいよ。うん。なら、最近はどんなことをしたか教えてもらえるかな。いい車を買うかどうかについて、みたいな。

アレイア:実際、家を買うことよ。

アダマス:家か。なるほど。

アレイア:そうよ。

アダマス:そうだね。

アレイア:家を購入。

アダマス:素晴らしい。

アレイア:すべきかどうか。

アダマス:あれ、買ったんじゃないのかい?

アレイア:まだよ。

アダマス:どうして?

アレイア:どっち付かずでいたほうがいい気がしてるのよ。何がどうなってもいいように、その場所に根が生えてしまわないように(アダマス、くすくす笑う)。私は、、、(笑いが起きる)

アダマス:マキョーだよ! オホン!

アレイア:何にでもなれるようにしていたいだけ。

アダマス:何だって?! 何て言った?!

アレイア:もっと自分がどうなってもいいように。分かるかしら。もっと、、、

アダマス:だね。そうだね。

アレイア:身動きが取りやすいように。

アダマス:私はそれを「クソのような生活」と呼ぶよ(彼女、笑う)。ちなみに、家が欲しいと思ってどのぐらいになるかな? どのぐらいホームレスだったんだい?

アレイア:私はホームレスじゃないわよ。

アダマス:どのぐらい、自分の家にいないんだい?

アレイア:6か月ぐらいかしら。

アダマス:なるほど。

アレイア:ええ。

アダマス:家が欲しいと思ってどのぐらいになる?

アレイア:自分の家ってこと?

アダマス:そう。

アレイア:子供のころ、庭に小さな家を持った時からよ。

アダマス:なるほど。なら私の言いたいこと。

アレイア:私、家は好きよ。

アダマス:でも君は今、フレキシブルにいたいと言ってたね。

アレイア:そうね、、、

アダマス:何があってもいいように、と。

アレイア:そうね。

アダマス:君の周りには、家というものの、エネルギーが埋め込まれてるよ(彼女、笑う)。そうだよ。遊牧民的な人がいるのは分かるね。で、君は定住型の人だよ。どこかにしっかりと腰を下ろす。それが自分の場所だとね。自分の聖域だとね。でも君は、安全な自分の家を自分が持たないようにずっとしてきた。

アレイア:うーん。

アダマス:クソッたれな人生をとおしてね。

アレイア:泣いちゃいそう(彼女、くすくす笑う)

アダマス:君がまだ子供のころ、君がホームレスだったころ、もちろん今は住む場所はあるけど、そのどれもが、君のものじゃない。安全で安心できる君の場所、君はそこから旅にも行けるし、何をしたって構わない。何をしようとそこは君が最も落ち着けるマイホームだ。君のハートを見ていると、そこにあるよ。で、君はテストについてこう言った。「フレキシブルでありたい」と。違う違う。ダメダメ。全然違うよ。

アレイア:どうとでも出来るようにって言ったの(彼女、笑う)。

アダマス:どうとでも出来るよ。どうとでも出来る、何を始めるにしても、最も良い場所というのは、君自身の家だよ。それは単に、、、私は君にこうしろ、こうするな、と言うべきじゃないけど、ただ、、、

アレイア:怖いのよ。怖い。

アダマス:どうして?

アレイア:私は、えっと、うぐぐ、、、トイレには行かないわよ(彼ら、笑う)。

アダマス:大丈夫、大丈夫! 一度に付き2人は無理だからね。あれ、そういえば、個室はいくつかあるのかな?(笑いが起きる)

アレイア:男性トイレが空いたみたいよ!

アダマス:いや、今は家の話をしてるんだったね。

アレイア:家の話をしてたわね。

アダマス:そう。家を買う時だよ。自分を試すのはやめることだよ。

アレイア:分かったわ。

アダマス:家(house)を手に入れるんだよ。君が君自身の中にいて落ち着いていられる場所だよ。うん、家(house)についてもう少し話すかな。

アレイア:ホーム(Home)ね。ホームがいいわ。

アダマス:ホームか。ホームがいいね。

アレイア:私は好きよ。そうね。

アダマス:そもそも、家を持つことと君が自由であるかどうか、その関連が分からないね。

アレイア:私は単に、それが生む面倒が嫌だと言いたかっただけで、、、

アダマス:それも君の課してるテストだよ。結局は同じことだよ。

アレイア:あなたが何をテストしてるか聞いたんじゃない!(彼女、笑う)

アダマス:同じことをしてると分かるはずだよ。しっかり聞いてほしいのだけど、、、あ、(トイレから戻ってきたシャーンブラ1に)終わったかい?

シャーンブラ1:ええ、終わったわ。

アダマス:流す音が聞こえなかったけど(笑いが起きる)、ま、そういうこともあるよね。

で、しっかり聞いてほしいのだけど、君は結局、同じことをしてる。君は「家を買おうかと考えてる。でも、もっと縛られないでいたい。機会やチャンスに対してオープンでいたい」そう言っているけど、君は全く同じことを自分の悟りに対してやっている。「うーん、自分を縛るようなコミットは自分にしないでおこう。スピリットにも人生にも」と。君はチキンだよ(いくらか笑い)。そうだよ。君はそれを言い訳にしてる。間違いなくそうで、マキョー100%だよ。クソだね!

アレイア:そうね。

アダマス:私たちは今、その家のゲームについてはっきり分かって、君は「そうね」と言った。でも、いつ君は自分が認識を至ることを始めるのか、そう聞くと「うーん、今は適切な時じゃないかもしれない」とか「他に何かすべきことが出てこないか様子を見るわ」とか「オープンなままでいて、マスターがどう言うか聞いてみるわ」と言っている。クソだよ。

アレイア:分かったわ。

アダマス:分かったね。

アレイア:分かったわ。

アダマス:家を手に入れることだよ。

アレイア:つまり、悟りに至る、ということね。

アダマス:家を手に入れ、悟りに至る。好きだよ。うん。

アレイア:悟りの家ね。

アダマス:それ! それ!

アレイア:分かった。イスを変えろ!ね。(アレイアがエディスの方を見ると笑いが起きる。エディスは顔をしかめていて、アダマスは彼女に投げキッスをする)。

アダマス:はい、じゃあ、もう1人やりましょう。それで次の質問に移ります。今日は本当に長い、クソな1日になりそうですね。みなさんは、このところ、どう自分を試していますか? わあ! カメラにはマイクを渡された人の表情をしっかり押さえて欲しいですね。はい、君は自分をどうテストしてきたかな?

スー:そうね。ここ何か月か、私は途轍もない怒りに対処してるわ。

アダマス:うん、うん。いいね。

スー:怒りを外に投影しているわ。

アダマス:なるほど。

スー:内側へは、そんなにないと思うわ。「それをやめろ(Stop it !)」が自分のものに出来てるから。

アダマス:そうだね。じゃあ、君は近所の犬を蹴って回ったりとか、そういうことをしてるのかい?

スー:違うわ。車のドライバーなんかに対して怒鳴るのよ、、、

アダマス:相手にそれは聞こえてるのかい?(彼女、頷く)聞こえてるんだ!(笑いが起きる)じゃあ手でジェスチャーを入れたりもしてるのかい?

スー:それはないわ。

アダマス:それはないと。怒鳴るだけで十分だと。

スー:ええ。声だけでも十二分に伝わるわ。

アダマス:何て怒鳴るんだい? 私は車に乗ったことがないからね。家にはたくさん訪れたことがあるけど、車にはいたことがないな。どんな感じだい?

スー:えー、まあ「さっさとどけよ、このどあほ」とか。

アダマス:なるほど。

スー:他には、、、

アダマス:窓が閉まっていて、どうして彼らに聞こえるんだい、、、

スー:窓は開けてるわ。

アダマス:わあ、開けてるんだ(彼女、笑う)。実際、どうやるのかな? 私が例えば別の車を運転していて、急に割り込んだとする。どう言うかな?

スー:リアミラーで気付いた時点で「すっこんでろ、クソ野郎が!」ね。

アダマス:振り返って言うのかい?

スー:そうよ(彼女、笑う)

アダマス:へえ、そうなんだあ。

スー:実際は、リアミラーで見てるってことだけど。

アダマス:ああ、なるほど。なるほど。

スー:だからエネルギーが、、、

アダマス:本当にそういう場で本当にそういうことが起こってるとして、えっと、私が君の前に割り込んだか、後ろから煽ってるとして、さあどうぞ。

スー:クソ野郎はすっこんでろ!

アダマス:ウーガア! いいね。素晴らしい。素晴らしいよ(笑いが起きる)。ということで、怒りがそれだと言ってるんだね。

スー:ええ。

アダマス:で、それがどう君のテストになってるんだろう? なんだか相手のテストになってる感じもするけど。

スー:ちょっとした気付きがあって、そのことが私から私が私であることを遠ざけてると思ったの。でも私にはまだ怒りがあるから投影しているわけよね。

アダマス:うーん。

スー:怒りじゃなくって、明晰さが必要なのよ。

アダマス:この生涯で、どのぐらい怒りを抑えてきたのかい?

スー:やれやれよ! 生まれた瞬間からよ。

アダマス:なるほど。さぞたくさん抑圧されてるだろうね。

スー:ええ。

アダマス:気付いてると思うけど、それが身体に影響を与えてる。

スー:ええ。

アダマス:それって、いいことじゃないよね。

スー:ええ。

アダマス:だから私は、それをテストだとは考えないよ。怒鳴ってしまうことをね。だって、バットを持って車から降りるまではしないよね? 車の中で言ってるだけだよね?

スー:(笑っている)そうよ。

アダマス:そうだね。怒鳴ってるだけと。で、みなさんもこれが何か分かりますか? みなさんの多くが、透明化する技を覚えていますね。言い換えると、みなさんは好きなだけ悪態を、分かりますかね「すっこんでろ」と、、、

スー:クソ野郎。

アダマス:「クソ野郎」と。大きな声で罵れます。そしてそれは相手にとって明白なはずなのですが
彼らにはみなさんが見えません。みなさんの声が聞こえません。でもみなさんは、それでも、大声でそれを言えて気分がいいわけです。とは言え、この話からそれ以上のことは出てきませんので、えっと、これは君がしているテストではないので話を戻すけど、君はどう自分をテストしているのかな?

スー:うーん、他にあっと気付いたことがあるなら、自己愛についてかしら。その瞬間、私は自分が自分をとても深く愛していることを感じたの。

アダマス:そうだね。

スー:思わず涙が溢れたわ。

アダマス:いいね。

スー:そして、、、そうね。

アダマス:で、君は、その手のことを頭へと持っていって、そこで自分がそれを概念、コンセプトに変換出来るかどうかをテストしている。君はマインドに物を貯めていくにことにおいて、とても興味深い方法を取っているね。たとえそれが偉大なる「アハ」から来たものだとしても、君はそれを、マインドのファイルキャビネットにある該当分野に入れておこうとするね。オープンに、そのことを感じる、自分に感じさせるよりも先に、そうしている。君は自分を「私は認識に至れるほど、賢いだろうか?」とテストしている。このことは君の実生活に起こる課題にも繋がってる。「私は十分に賢いのだろうか?」

スー:うーん、感覚に自分を開くこと、感覚を許して、受け入れることが必要ね。

アダマス:まさに。で、今のもまさに、君が頭に向かった時に起こることだよ。君が美しい感覚、自然で、生のままの、直観的な感覚を得て、それというのは、ある種、認識に至ったに等しいものだけど、君はそれを感じると、人間をすぐそこに送り込んでジャンル分けして、ファイリングし、頭のキャビネットに入れようとする。そしてそれが、君のやってるテストだよ。もちろん、多少は、感覚を開くことに対する恐れもあるにはあるけどね。特に、君は、自分で自分は怒るだろうと分かった時には、君はそれを抑え込もうとする。でも、そういうファイリングはすぐに止めた方がいい。

スー:そうね。

アダマス:自己愛を得たのならその感覚に浸ればいい。それについて分析したり、あるいは「よし、これはキャビネットの『自己愛』のところに入れておこう。こうしておけば後でゆっくり考えられる」と分析しようとする代わりにね。それをやめるべきだ。君の歩みをスローダウンさせるだけだよ。

スー:分かったわ。

アダマス:クールだね(彼女、笑う)。いいね。

スー:ありがとう。

アダマス:素晴らしい。こちらこそありがとう。

はい、大きく、深呼吸を行いましょう。

みなさんの全員が様々な方法で、認識に至るにあたって、自分のことを試しています。ただ、それはごく自然なことなので、そのことで自分を悪く思わないようにしてください。そんなことをして、自分にしんどい思いをさせるのをやめてください。みなさんはそれをします。結局のところ自分にこう迫っています。「準備が出来ているのか? 自分は本当に、本当に、本当に、一点の曇りも疑いもなく、本当に、その準備が出来ているのか? そう断言出来るのか?」と。そうして、それを確かめるテストをします。

みなさんの生活の中にある習慣やパターンを見るようにしてください。さきほど話に出たような家問題のようなことです。分かりますね。自分を試すようなことはやめましょう。みなさん、本当に奇妙なやり方でテストをしていますよ。とにかく、テストすること自体をそろそろ超えて行きましょう。いいですね? 以後、そういったテストについて、もっと気付くようになると思います。

しかし、今という時においては、重要なことが他にもあります。私はこの件を、このウィングスシリーズ最後のシャウドで取り上げたいと思います。何故なら、みなさんの翼が、今にも開かんとしているからです。みなさんは蛹、その蛹という目覚めの段階を経て、外に出てきています。伸びをするように翼を広げ始めています。しかし、翼にはまだ、何かネバネバベトベトとしたものがついています。本当にネバネバしていて取れにくそうです。私たちはそのことについて話し合う必要があります。

~Qustion 2(質問2)

では質問から始めましょう。リンダがマイクを、えっと、汚れたマイクを持っていきます(笑いが起きる)。では質問です。あなたは被害者ですか?

リンダ、マイクをよろしく。あなたは被害者ですか?

デイヴィッド:そうだと間違いなく言えますね。

アダマス:ほお、なるほど。説明してもらえるかな。

デイヴィッド:あなたを前にして、マイクを渡されたからですよ!(爆笑が起こり、拍手喝采)

アダマス:ふふーん。

デイヴィッド:1,500もの生涯を、メリーゴーランドでぐるぐる回った後にして思うことですが、そういうこともある、そう結論付けていい気がします。

アダマス:なるほどね(いくらか笑い)。で、君は君が何の被害者だと思うのかな? オホン。

デイヴィッド:そうですね。私にとって大きなものは、疑いです。とは言え、自分で作ったものですが。

アダマス:そうだね。

デイヴィッド:自分で自分の人生にブレーキをかけています。厳密には、被害者ではありませんが、そのせいで、人生にブレーキがかかっているのも事実です。

アダマス:うーん。なるほど。君は自分が被害者だと感じていると?

デイヴィッド:実際には違います。

アダマス:いいね。素晴らしい。君はSESを受けているし、そもそもSESの講師だったね。被害者のエネルギーのあれこれについて、しっかり理解している。理解しているその君が、被害者ではないと言ってるわけだね。

デイヴィッド:確かにそう言いました、と言っておきます。

アダマス:なるほど(デイヴィッド、笑う)。なるほど。いいね。で、えっと、、、

デイヴィッド:何故、自分がそんなことを言ったか分かりません!(アダマス、笑う)

アダマス:素晴らしい。ありがとう。はい、次の人。あなたは被害者ですか?

シャーンブラ2(女性):あーらら。

アダマス:マイクを受け取った時、私は被害者だと言わんばかりの顔をしてたね。誰か、クソッたれなマイクを受け取って、微笑んでくれる人はいませんかね。「わあ、ありがとうリンダ。これをずっと待ってたんだ」と。はい、君は被害者かな?

シャーンブラ2:そうではないです(彼女、笑う)。前は被害者だと考えていました。集合意識と私の生活が、、、

アダマス:マイクを受け取りたくなかったわけじゃないんだね?

シャーンブラ:いいえ。

アダマス:マイクは受け取りたくなかったと。

シャーンブラ2:そうです。

アダマス2:そうだね。

シャーンブラ2:ちょっと怖いですね。

アダマス:今日、君はカウルダーに自分の英語力が心配だと伝えてたね。

シャーンブラ2:はい。

アダマス:君の英語は大丈夫だよ。うん。ウーフ! だね。で、今のは簡易版の気逸らしだったんだけど、ということで話を元に戻そう。君は被害者かな?

シャーンブラ2:今は違うと考えています。

アダマス:違うと。

シャーンブラ2:前は、そうでした。

アダマス:前はそうだったと。であれば、一番大きなもので、君は何の被害者だった?

シャーンブラ2:集合意識です。

アダマス:あー、なるほど。確かに巨大だね。

シャーンブラ2:恐れです。

アダマス:でも君は美しい人々が暮らす美しい国から来ているよね。そこはかつて攻撃され、蹂躙され、多くの人が殺されたけど。

シャーンブラ2:私はポーランドから来ました。

アダマス:衝突の中心地だね。

シャーンブラ2:ええ。16年前に国を変えました。だから今は良い気分です。仕事は問題なのですが(彼女、笑う)。

アダマス:どんな仕事をしてるんだい?

シャーンブラ2:言いたくありません。すみなせん。何故なら人々が、、、

リンダ:言わなくていいわよ、、、

アダマス:彼女はスパイです。スパイです(笑いが起きる)。スパイは本当の職業を明かしません。そういう意味で、彼女は素晴らしいですね。で、質問は「君は被害者か?」だったね。君は、被害者の意識に広く覆われた国の出身だね。私たちはあそこでもギャザリングをしたし、また行きたいと思ってるよ。何故って、ポーランドのシャーンブラとやらなければならないことがまだあるからね。

シャーンブラ2:ええ、もちろん。

アダマス:まさにその意識を手放すことをね。

シャーンブラ2:特に宗教も一緒にそうすべきです。

アダマス:で、君は被害者かな? イエスかノーで。

シャーンブラ2:ノー。

アダマス:ノーだね。いいね。

シャーンブラ2:今は違います。

アダマス:素晴らしい素晴らしい。君がそこを通り過ぎているのが見れて嬉しいよ。はい、まだ何人かやりましょう。

シャーンブラ2:ありがとうございました。

アダマス:サンプリング調査みたいなものだよ。はい、君は被害者かな?

ララ:違うわ。

アダマス:最近は、という意味だよね? 5年前とか10年前はどうだった?

ララ:その頃はそうね。

アダマス:だね。

ララ:被害者ね。

アダマス:ワオ! で、何の?

ララ:自分の不確かさ、かしら、、、

アダマス:モーフォ(彼女の夫)と暮らしてるってことで、直ちに被害者だってことにはならないからね。

ララ:それよ。その被害者よ!(笑いが起きる)

アダマス:暮らしてるってだけで自動的にはね(彼ら、笑う)。とは言え、違うようだね。少なくともそれで君は被害者になってないね。じゃあ何に対して被害者だったんだろう?

ララ:私自身の不確かさ、はっきりしないところ、落ち着きの無さ。

アダマス:ふーむ、なるほど。それは過去、子供の頃とかの話かい?

ララ:違うわ。

アダマス:違うか。違うと。

ララ:違うわ。

アダマス:違うんだね。

ララ:大人になってからの経験よ。たぶん。

アダマス:なるほど。でももう過去のものなんだよね?

ララ:違うわ。

アダマス:とすると、今も被害者、、、

ララ:それも違うわ。被害者としてものを感じたくない、てこと。

アダマス:被害者のように感じたくない?

ララ:うーん。

アダマス:とりあえず、矛盾したことを言ってるね。

ララ:えーと、私は、、、

アダマス:被害者じゃない。でもいくらかはその要素がある、と。どういうことだい?

ララ:(くすくす笑う)自分に対する不確かさ、落ち着きの無さをまだ感じてたってこと。

アダマス:不確かさ、というのは正しい表現じゃないね。

ララ:うーん。

アダマス:どう言えばいいか分かるかい?

ララ:どう言うのかしら?

アダマス:それは私の台詞だね。

ララ:お願い。

アダマス:ダメだよ。君に言ってもらわないと。

ララ:私に分かるかしら。

アダマス:どうしてそれを不確かさと呼ぶんだい? 確かに、そう言ったよね?

ララ:うーん。そうね。

アダマス:何故、そう表現したのかな? 何を思ってそう言った? 君には分かってるはずだよ。

ララ:優柔不断さ、かしら?

アダマス:うーん、まあ、それじゃないね。

ララ:それじゃない。

アダマス:君は核心の周りでダンスをしてるよ。

ララ:うーん。

アダマス:さあ何だろう?

ララ:恐れ。

アダマス:惜しい。

(彼女、考える)

さあ言葉を。もう、すぐそこだよ。半分、分かってるようなものだよ。

(彼女、再び考え込む)

いいシューズだね(座っているジェイソンに)。

ジェイソン:ありがとう(彼、笑う)。

アダマス:うん。そういうの好きだよ(いくらか笑い)。カウルダーにもこういう切れ端の寄せ集め(カウルダーのサンダルについて)じゃないものを身に着けさせた方がいいかもしれないね(笑いが起きる)。おっと、ごめんよ。えっと、どこまで行ってたっけ?

ララ:恐れと言って、惜しいと。

アダマス:今探してるその言葉を言えたなら、君は君自身の中にあるたくさんのものを掃除出来るよ。

ララ:分かったわ。

アダマス:そう。私たちは不確かさ、疑いについて話した。で、君はもう被害者のようには感じないと言った。ちょっとマキョーっぽい感じが含まれてるね。

ララ:そんなことないわ。

アダマス:君は実際、外部のものに囚われてるわけじゃない。でも何かが起こってるね? 君がこの10年間で抱えてきた、最も大きな感情って何だい?

ララ:うーん。

アダマス:さあ。

ララ:行き詰まった感覚。

アダマス:違う。

ララ:感覚、、、うーん、分からないわ、悲しみ。

アダマス:ちなみにあの言葉が聞こえたけど。

ララ:分かってるわ。

アダマス:だね。

ララ:トイレには行かないわよ。

アダマス:いいよ。仕方ないね(笑いが起きる)。だね。お互いに核心に触れないまま話を続けて、ちょっと緊張感が増しちゃったね。だね。ま、このままだと2人で一緒にあそこへ行かないといけないし、ここまで話してそれではちょっと残念だから、さあ、続けよう(笑いが起きる)

ララ:カメラマンも一緒に来ることになってたわね。

(しばし間が空く)

アダマス:君がその言葉を言えば、君の中にあるものの解放という意味で、その半分に等しいインパクトがあるよ。その言葉を吐き出せば、一緒にどっかに消えてしまうよ(彼女、ため息)。でもマインドがそれをブロックしてるね。それって可笑しいと思わないかい? とにかく、君は私が言っているそれが何かについて、確実に分かってるはずだよ。でも言葉が思い付かないね。それっていうのは、、、

ララ:感じられるのよ。

アダマス:もちろんそうだよ。で、それもまた自分をテストしてるってことだけど。

ララ:そうね。

アダマス:たぶん、30-40%ぐらいは分かってる様子なんだけど、うーん、わあ! どうしようか?

(彼女、考える)

アダマス:さあ言えるかい?

ララ:ええ。

アダマス:うん。じゃあ、そこまで来たのであれば、リンダにマイクを戻してもらえるかな。私たちのやり取りはこれぐらいにして、ポイントに入っていくよ。でも、本当に、本当に、私が言っていることを感じるんだよ。何故って、ボン! それで君は本当に多くのものを手放せるんだからね。いいね。さあ、リンダ、戻ってきていいよ。

ここで今、話さなければならない課題があります。これは本当にネバネバしていて、しつこい課題です。そしてみなさん自身、是非手放したいと思うものです。そして、すぐにそうも出来ないかもしれません。多少は出来るかもしれませんが、本当にネバネバしています。みなさんの中に深く埋め込まれています。非常に醜く、それがみなさんを被害者にします。それがみなさんを被害者にします。

みなさんは長い長い道のりをここまで来ました。多くの叡智を取り込み、もはや両親の被害者であることはやめています。でも、家族関係という文脈で、彼らを批難していたのはそう前のことでもありませんね。でもみなさんは、元夫や元妻といったパートナーや恋人、そういった関係による被害者になるのもやめています。何故なら、みなさんはそんなことは、より多くの大きなごみを余計に引きずって歩くのと同じだと認識したからです。みなさんはそういったものの被害者になるのをやめています。

みなさんはまた、集合意識の被害者になるのも、まあ大体において、やめています。みなさんはまだそれがそこにあると分かっていて、時に魅かれることもあるのですが、それに自分を好きにさせない、それに自分が煩わせられるのをやめるようになっています。しかし、みなさんには被害者の意識が残っています。被害者の意識、これは非常に大きなものです。みなさんは罪の意識の被害者になっています。罪の意識、罪悪感です。

Guilt(罪の意識)

これがみなさんを被害者にします。「私には罪がある。だって他人に酷いことをした。私には罪がある。だって私がいい人ではないから。私には罪がある。だって、ずっと前にしたこと、それについての秘密を持ち続けているから」といった具合です。それが汚い秘密でも、深く暗いところに沈められた秘密でも、何でもです。罪の意識は、外部の要因、他人などがそうするよりも、遥かに的確に、みなさんを被害者に仕立て上げます。翼を広げ、今にも飛び立とうとしている私たち、その翼にそんなものがこびり付いていたのでは、上手に飛ぶことはできません。飛び立ったところで、きりもみになり、落ちますね。今こそ、内側にある罪の意識、その感覚を改めてじっくりと見てみる時です。

見てみて、面白いのは、罪悪感は確かにあって、みなさんにもそれがあるのが分かっていて、それが何かも分かっていて、にもかかわらず、マインドがそれでゲームを続けていることです。マインドはこれを使って壮大なゲームをしています。マインドは、みなさんが、自身の罪の意識こそが、みなさんに持ち得る最大最高の被害者的な感覚だと分かって、そうと知った上で、自身を被害者にしています。自分の犯した罪、それに対する感覚は、酷い家庭、酷い結婚、酷い仕事、そういったものの被害者であることよりも遥かに遥かに巨大です。

みなさんは罪の意識を持ち続けています。恥の感覚から、そうしています。自身に課せる最難関のテストとしてそうしています。みなさんは、自分に罪、非があり過ぎると思っているため、それを手放すことが出来ません。みなさんは自分が途轍もなく酷い何かをしてしまったと感じています。そのため、それを手放すことが出来ないでいます。それをどうやって手放しましょうかね? 指をパチン!と鳴らせば消えますかね? みなさんの内側では「あんな罪を犯した自分を、そんなに簡単に解放するのは正しくない。同じことを二度と繰り返さないように、時々リマインドするためにも、しっかりと持っておかなければならない」そんな声がしています。みなさんはその罪の意識を使って、自分を犠牲者にしています。一般的に、犠牲者というのは何かしら外部のものによって作られるものですが、実際、最大の被害者、というか、みなさんを被害者足らしめる最大の要因は、みなさん自身とそれが持つ罪悪感です。

罪悪感は、ある種の、興味深いジレンマを生み出します。それについてどうするんだ? その罪悪感をどう扱うんだ? とそれ自身が迫ります。が、私に言えるのは、まあみなさんの多くも気付いていると思いますが、罪悪感と戦うことは出来ません、ということです。みなさんに対処を迫るその罪悪感は必ず勝ちます。だって、あなたの罪悪感はあなたの弱点を熟知しているからです。であれば、さて、実際、それに対してどうしますかね?

被害者である限り、みなさんは身体持ったままでの認識には至れません。もしかすると外部に対しての被害者意識は克服できているかもしれませんが、内側から来るものはどう対処しますかね? 罪の意識をどうしてやればいいのでしょうか?

私はこうやって話をしつつ、この部屋に集まったみなさんのエネルギーを感じています。たくさんのフラッシュバックが起こっていますね。みなさんにもエネルギーがそんなふうに飛び回っているのが感じられると思いますが、みなさんの全員が、自身の持つ罪悪感、その発生源が何だったかを見ています。そして、面白いことに、マインドはそれを隠す術を持っています。みなさんにはそれがそこにあると分かります。あると分かるのですが、それを表す言葉が言えません。最も簡単な言葉であるはずなのに、口に出すのは困難です。

それが、罪の意識がやることです。いいですか。私たちはそれ、それらについて、分析することは行いません。いいですね。実際、そんなことをする人に対して、私に容赦するつもりはありません。私たちはそれを単純に廃棄しますよ。そうしても(アダマス、くすくす笑う)やれやれ、罪悪感を簡単に捨てるような自分に対する罪悪感が出てきますかね。

A Question(質問)

では、ここから先に進む前に、面白い質問をしたいと思います。リンダ、マイクを持ってもう一度よろしく。では、罪の意識が物だとして、そしてあなたが大きな家を持っているとして(彼がアレイアを見ると、笑いが起きる)、たくさんの部屋があって、地下室もあって屋根裏部屋もあるような、本当に素敵で大きな家を持っているとして、罪の意識はどこに置かれていると思いますか? リンダ、マイクをよろしく。照明を少し上げてもらえるかな。はい、罪悪感は家のどこにありますか? 家の中のどこかで答えてください。

ジェーン:地下室ね。

アダマス:地下室。どうして?

ジェーン:必要とされない物だから。

アダマス:必要とされないか。でも、閉め切りで深い暗い所だとしても、わざわざそこに置いてあるんだよね。

ジェーン:そうね。

アダマス:だよね。なら聞くけど、君には罪悪感はあるかい?

ジェーン:あるわ。

アダマス:なるほど。それは今、地下室にあるのかな?

ジェーン:違うわ。

アダマス:どこにあるんだい?

ジェーン:ここにあるわ。

アダマス:なるほど。さしずめリビングルームってところじゃないかい?

ジェーン:寝室ね。

アダマス:あー、なるほどね(笑いが起きる)。リビングと寝室かな。

ジェーン:似たようなものね。

アダマス:そうだね。そうだね。

ジェーン:同じよ。

アダマス:うん。私がリビングと言ったのは、実際、多くの人がそこにそういう意識を持ち込むからだよ。でも地下室に蓄えておくよりは遥かにマシだね。だってそんな所に入れておくと、それがそこにあったことさえ忘れてしまうからね。それでもエネルギーだけは浸み出してくるからね。

ジェーン:そうね。

アダマス:じゃあリビングと寝室にそれがあるということだけど、そんな家では、とても生活出来たもんじゃないね。

ジェーン:無理ね。

アダマス:無理だよ! 続けて聞くけど、君が本当に悪いと感じなければいけないのは、何についてだと思う?

(彼女、止まる)

私は、どんな答えも期待していないよ(笑いが起きる)。ちょっと緊張が走ったね。「神様ありがとう!」だね(アダマス、くすくす笑う)。修辞的な質問だよ。君が本当に悪いと思わなければいけないのは何か? つまり、罪の意識を生み出してるのは誰だろうね? って話だよ。

ジェーン:私。

アダマス:そう。人間だね。

ジェーン:そうね。

アダマス:マスターは何がどうしたって、どうでもいいと思ってるからね。

ジェーン:まさに。

アダマス:神もI Amもそんなことは気にしない。人間は、そういった存在が、そんなことを気にしていると考えたがるけど、彼らにとって、そんなことは所詮、そんなことだよ! 人生の中の何かについて、そこに罪があるとジャッジしてきたのは君で、その罪の意識を抱え続けてるのもまた君だよ。

ジェーン:そのとおりよ。

アダマス:そういう罪にまつわることについて考えたりするかい? 月に1-2回、浮かび上がってくるとか?

ジェーン:最近、それより頻繁になってるわ。

アダマス:頻繁に、と。そうなった理由は分かるかい? シャウドだよ(彼ら、笑う)。えっと、ここにいる人もオンラインで観ているみなさんもそうなのですが、私たちはこの話題、罪悪感関連の話をする必要がありました。そして私が30日間いなくなったのも、そのためです。罪の意識、罪悪感をしっかりと呼び起こしてもらうためにそうしました。おそらく、みなさん、快適とは言い難い時間を過ごしたのではないかと思っていますが、罪の意識、そのケージがあったのでは飛び上がることも出来ませんからね。単純に無理ですよ。で、ここで1つ言っておきますが、みなさんがこれまでに行った最低、最悪のこと、それは、大して最低でも最悪でもありません。

しかし君はそうだ、いやあれは最低だった、最悪だ、そう考えるのが好きだよね。そしてそれが、私がゲームと呼ぶものだよ。もちろん君だけじゃないよ。(聴衆に)みなさんですよ。それが(カメラに向かって)みなさんがしているゲームですよ。それがゲームです。みなさんがプレーしている大きな大きな罪にまつわるゲームです。

質問コーナーの後、その話に入っていきます。ひとまず、ありがとう。答えてくれてありがとう。

はい、あなたの罪の意識は家のどこにありますか? どの部屋を使っていますか?

リンダ:もう1度チャンスが来たわね。

シャーンブラ1:逃がしてくれないのね!(アダマス、笑う)えっと、分かるかしら、、、

アダマス:わあ。「分かりません(I don’t know)」から「分かるかしら(You know)」に進化したね。

シャーンブラ1:ええ。

アダマス:いいね。素晴らしいよ。

シャーンブラ1:そうよ。

アダマス:良かったよ。

シャーンブラ1:今回は言えることがあるわ。

アダマス:なるほど、いいね。ところで立ってもらえるかな?

シャーンブラ1:多くのシャウドを聴いてて分かったんだけど、あなたはいつも「手放すんだ。解放するんだ」そう言ってるわよね。

アダマス:うん。そうだね。

シャーンブラ1:「もうこれは君のものじゃない」と。

アダマス:確かに確かに。で、君の罪悪感は家のどこにあるんだい?

シャーンブラ1:どこにも無いわ。私はもう罪悪感も持ってないもの。だって、私は何をするにしたって、ベストを、最善を尽くしたと考えてるもの、、、

アダマス:残念ながら、君にはあるよ。あるね。無いと思ってくれて嬉しいんだけど、でも、、、

シャーンブラ1:無いようにしてるもの(彼女、笑う)。

アダマス:、、、でも、あるよ。

シャーンブラ1:私に?

アダマス:うん。実際、あるよ。全ての人にある。この惑星の人間、1人残らずに、どのレベルでかは別として、なんらかの罪の意識は存在してるよ。うん。

シャーンブラ1:私たちって人間だったわね。

アダマス:そうだよ。

シャーンブラ1:私が言いたかったのは、分かるかしら、私たちは古いエネルギーと新しいエネルギーの間を行ったり来たりしているの。何故って、この時のこのポイントにいるんだから。私たちは繋がってるの。

アダマス:私には君の言っている意味が、全く理解出来ないんだけど。

シャーンブラ1:分からない? 理解出来ないかしら?

アダマス:全く、全く、全く、分からないよ。

シャーンブラ1:分からないなら、、、

アダマス:言葉はちゃんと聞いてるよ。ただ、私には、、、

シャーンブラ1:分かるかしら、私には分かるんだけど、気にしないで、、、

アダマス:で、君の中に罪の意識はあるのかい?

シャーンブラ1:うーん、そうね、あるとするなら、短気なことについてかしら。

アダマス:短気であることにね。なるほど。

シャーンブラ1:ええ(彼女、ため息)。

アダマス:それで誰かに酷いことをしたのかい?

シャーンブラ1:うーん、たまに旦那を怒鳴るわね。

アダマス:もう少しマイクを近づけてもらえるかな。そうすればみんな、君の告白を聞けるから。

シャーンブラ1:(笑っている)旦那を怒鳴ると、罪悪感を覚えるわ。

アダマス:旦那さんを怒鳴る。

シャーンブラ1:ええ。

アダマス:なるほど。なるほど。彼のことは愛しているかい?

シャーンブラ1:そうね。だから罪の意識を感じるのね。

アダマス:マイクはそのままで、、、君は彼を愛しているのかい?

シャーンブラ1:もちろんそうよ!(リンダ、息を飲む)

リンダ:んー。

シャーンブラ1:あと、そうね、思うに、、

アダマス:ほらね。少しかもしれないけど、罪の意識はあるね?

シャーンブラ1:そうね。そう。怒鳴った時は特にそうね(彼女、くすくす笑う)。

アダマス:でもどうして怒鳴ったりするんだい?

シャーンブラ1:だって彼が、、、

アダマス:時にマヌケだからかな(笑いが起きる)。いつもじゃないよね。

シャーンブラ1:そうね。

アダマス:時々だね。

シャーンブラ1:明言は避けておくわ(彼女、笑う)。

アダマス:えっと、もしかして彼って、この近所に住んでないかい? 大きな身体の、、、

シャーンブラ1:うーん、分かるかしら、誰にでも問題はあるのよ。

アダマス:だね。

シャーンブラ1:で、時に彼に同意出来ないことがあったりするんだけど、分かるかしら、そういう時の彼って、本当に馬鹿みたいなのよ。だから怒鳴っちゃうってわけ。それでも罪悪感はあるわね。

アダマス:ちなみにどうやって怒鳴るのかな? 彼の名前は?

シャーンブラ1:(ため息をつき)マイケルよ。

アダマス:マイケルね。どうやってマイケルに怒鳴るんだい? 興味があるね。

シャーンブラ1:「あんたはどうしてそう馬鹿なの ?!」

アダマス:なるほど。時にもっと大きな声になったりするかな?

シャーンブラ1:それはそうよ。

アダマス:そうするとマイケルはどうなるのかな?

シャーンブラ1:ただ私を見てるわ。

アダマス:こんな感じで、、、なるほど。典型的な旦那さんだね(笑いが起きる)。「聞こえないね。知らないないね」かな。

シャーンブラ1:ん、もう!(彼女、くすくす笑う)

アダマス:じゃあ君の罪悪感の話に戻ろうか。それは必ずしもマイケルに関したことである必要はないんだけど、、、

シャーンブラ1:ええ。ただ、そんなふうにする必要もないと思うのよね。もっと良い扱い方があるんじゃないかって。

アダマス:そうだね。

シャーンブラ1:事実、毎回後から自己嫌悪に陥るわ。

アダマス:うん。でも私たちは今日、そういうことを心理学的に扱ったりはしないよ、、、

シャーンブラ1:彼にただ分かってもらえばいいだけの話だもの。

アダマス:罪悪感にまつわる問題。私たちはもっと深いところにあるそれを、吹き飛ばすんだよ。

シャーンブラ1:えっと、聞いてなかったわ。

アダマス:(笑っている)罪悪感の問題は、マイケルだったり、彼を怒鳴ること、そういう物事とは別で、もっともっと深いところに根があるんだ。そして私たちはそれを心理的に分析したりはしない。私たちはただそれを吹き飛ばす。新しいエネルギー的な精神分析、治療ってところかな、プヒュー! ただ吹き飛ばせばいい。

シャーンブラ1:そうね。だからこそ、あなたは前に進めて行くしかないのね。

アダマス:そうだね。そうだよ。

シャーンブラ1:そうね。

アダマス:素晴らしい。

シャーンブラ1: それが私がすることね。トライするわ。自分が何をしたか分かったし、それに罪の意識は感じてるわ。

アダマス:なら、それは家のどこにあるんだい? どの部屋に置かれてるのかな?

シャーンブラ1:さあどうかしら、リビングかしら。

アダマス:リビングね。なるほど(彼女、笑う)。寝室は?

シャーンブラ1:そこには無いわ。

アダマス:本当に寝室には無いのかい?

シャーンブラ1:んー、もう! 私たちは歳を取り過ぎたわ(彼女、笑う)。

リンダ:(笑っている)ワオ。フー、フー、フー、フー!

アダマス:それって一種の「分かりません」じゃないかい。歳を取り過ぎた?

シャーンブラ1:違うわ!

アダマス:記録に残す目的もあるから言っておくけど、人間は歳を重ねれば重ねるほど、セックスに関して良くなっていく。

シャーンブラ1:うー、私たちは一緒に寝てさえいないもの。

アダマス:君たちは一緒に、、、

リンダ:分かるわ。そういうものよ!

アダマス:なるほど。そんなものかな(リンダ、クスクス笑っている)。でも、、、まあ、、、いっか。

シャーンブラ1:どんどんパーソナルな話になってるわよ!(彼女、笑う)

アダマス:リンダ、邪魔をしないでいてもらうよ!(笑いが起きる)でも、パーソナルな話をしているわけじゃない。それが人生だよ。生きるってことだよ。歳を重ねれば重ねるほど、身体はいろいろな意味で良くなっていく。

シャーンブラ1:うーん、そうでもないみたいだけど。

アダマス:、、、エネルギーがそうで、実際、50や60、80を超えると、寝室でやることがもっと良くなる。であれば、100歳だと、どんなことになるか想像出来るかい? ドーン!(笑いが起きる)

シャーンブラ1:無理よ。私には想像出来ないわ!(彼女、笑う)

アダマス:何故だい? どうしてだい? 分かるかい、それって、、、

シャーンブラ1:そりゃ長生きをしなきゃいけないわけね。

アダマス:長寿だね。君は長寿を望んでるのかい? ならセックスしないと。

シャーンブラ1:うーん、そうね、私たちって、、、

アダマス:別に他人とだけでなく、自分とセックスしてもいいわけだよ。それが長寿の秘訣の1つだよ。セックスをやめるのは生きるのをやめるのと同じだよ(彼女、肩をすくめ、アダマス、くすくす笑う)。いずれにせよ、、、

シャーンブラ1:彼は病気をしてるし。

アダマス:それは関係無いと思うけどね。

シャーンブラ1:でも、そうなのよ。

アダマス:でも、君は自分とそれを出来るんだよ。私が言いたいのは。

エディス:マスターベーションすればいいのよ。

アダマス:わわわ、エディス!(大爆笑に包まれる)エディスが大きな声で「マスターベーションすればいいのよ!」と言いました(さらに大爆笑)。何が起こったか見てください! 座る場所を変えただけで、彼女は、、、(拍手喝采、そして笑い)私が「ファック」と言うのさえ嫌ってた女性なのに、今やマスターベーションについて話しています(さらに笑い)。セックスと同じことだよね?(アダマス、笑う)ごめんごめん。リンダにマイクを戻していいよ。はい、もう1人。もう1人やりましょう。

リンダ:そうね、そうね。

アダマス:罪の意識についてです。

リンダ:もう1人、もう1人、と。

アダマス:それはあなたの家のどの部屋にありますか?

アダマス:はい、どうぞ。

ポール:ハロー、セント・ジャーメインさん。

アダマス:ハロー。今はほとんどアダマスだよ。

ポール:アダマスか。

アダマス:うん。で、君には罪悪感があるかい?

ポール:もちろん。

アダマス:なるほど。何について?

ポール:逃した機会についてかな。そう選択したことによって。

アダマス:なるほど。なら、どうして機会を逃したことに罪悪感を抱くんだろう?

ポール:過去を振り返ってみると、、、実際それって馬鹿馬鹿しいことなんだけど、過去を振り返って、その時々のことを考えると「他に何か出来たんじゃないか?」って思えてくる。実際、自分が進んできた道は、それはそれで良かったには違いないけど。

アダマス:マスターは、しなかったことを後悔することなく、過去を見るよ。マスターは過去を振り返って、実際それもAndとしてあったことだと認識する。あらゆる全てのことは為されている。過去を振り返って「嗚呼、あれをしておけばよかった。これをしておけばよかった」とはならない。「私はこれをした。私はあれもした」だよ。もしそれらに関して、自分がでっち上げたもので、実際にしなかったことのように思えてもね。何故なら、君は常にAndにいるからね。過去は1つじゃないし、線的でもない。だから君も、自分を過去に行かせて、必ずしもここのレベルに持ち込む必要のなかった可能性を、自分に経験させてあげるといい。で、罪悪感はどの部屋にあるんだい?

ポール:キッチンにあるよ。

アダマス:何故? 何故キッチンなんだい?

ポール:家族がみんないるのはキッチンだったからね。

アダマス:なるほど。

ポール:食卓でみんなのあれやこれやが出てくるのが常だった。いろんな意味でそりゃ消化不良にもなるよね(笑いが起きる)

アダマス:君も食卓でみんなと同じように、あれやこれやを出したのかい?

ポール:ノーだね。

アダマス:違うと。

ポール:しなかったよ。

アダマス:罪悪感は?

ポール:それはそれであったよ。

アダマス:そうだね。いずれにせよ、食卓であれやこれやの話題は持ち出さなかったのは正解だね。袋叩きにされて、売り切れになるまで罪の意識を感じるはめになったかもだね(アダマス、笑う)。

ポール:こっちから話題を持ち出さなくても、誰もそれを見逃さないしね。

アダマス:そのとおり。それに、内なる罪の意識はいずれにせよあるからね。それが何であるかについて、議論する必要は全くない。私たちはそのためにここにいるんじゃないからね。今はもう、それをただ、手放す時だよ。

ポール:そうだね。

アダマス:それでいい。よし、ありがとう。

ポール:ありがとう。

アダマス:こちらこそありがとう。

Stopping the Game(ゲームをやめる)

罪悪感はどこにあるのか? このことをしっかり感じてほしいと思います。みなさん自身が大きな家だとして、罪悪感を他のどの場所よりも、地下室に隠しておきたくなる人がいるかもしれません。そういった人は、罪悪感を取り除いて捨てるのではなく、その半分か、いや80%はありますかね、そのぐらいを取り置きしています。後に取り出すつもりも予定もありませんが、リマインダーとして一応、取っておきたいと思っています。結局のところ、それを手放したくはないのです。

あるいは、天井裏や屋根裏、とにかく上の階のそういった場所に置いている人もたくさんいます。そういう人も結構いますね。先の地下室と比べて、潜在意識に置くか超意識に置くかだけの違いなのですが、そういった人は超意識に罪悪感を置いておいて、ま、この場合が最もやっかいなのですが、置いたきりで、その場所のことについて、あまり考えることはありません。実際、上を向いても天井にブロックされていて見えませんよね。超意識、その空間はある種ブロックされて、視界に入らないようになっています。そういった人はそこに罪悪感を置いておいて、それについて忘れます。しかしそれは、その人がどこに行っても、ずっとそこにあり続けます。

あるいはまた、寝室であるという人も少なくないと思います。性的なことに関する罪の意識は、その中でも最も最も強いものです。他者を傷つけること、場合によっては殺人よりも、実際、罪の意識として重たいです。性に関連する罪悪感は、そのぐらい強く、重いのです。その発端が変態的な行いによるものでも、他者を操ったことでも、たとえそれが過去生でのことであっとしても、罪の意識は残っています。セックスを用いた魔術はとても効果的で威力があり、非常にパワフルです。そういった人の中には、過去生でそれを用いた人も少なからずいます。もし罪悪感が寝室にあるのならば、それはとてもしつこく、且つ、汚く醜いものでしょう。

そしてまた、リビングに置いている人もたくさんいますね。それは本当にそこにあります。そういった人は罪悪感をリビングに留めておいて、自分が真に生きることを妨げています。そういった人は、リビング、文字どおり生きている場所にある、罪悪感の周りで踊っています。

それから先ほどポールが言ったように、キッチンというケースもあるでしょう。自身にエネルギーを持ち込み、自身を養い、自身を育む場所ですね。もし罪悪感がキッチンにあるのであれば、それは身体に現れます。

また、クローゼットの場合もあるでしょうね。が、トイレという人はほとんどいません。不思議なことですが、トイレに罪悪感はあまり置かれていない様子です。これは単なる推測ですが、思うに、そこには、ま、排除する、捨てる方法があるからかもしれません。

いずれにせよ、見てみてください。罪悪感はどこにありますか? あなたのどこに居座っていますか?

それが分かったその次、ですが、私たちはそれを理解しようすることも、それを心理学的に分析することも行いません。ただ、それが、みなさん自身が興じている、本当にくだらないクソなゲームであると認識します。それだけです。みなさんは被害者のゲームをやっています。被害者に対して自分を被害者にするゲームです。人間に対する被害者です。しかし、いつまでもこれを続けるのは不可能です。終わりです。罪悪感を癒す、癒そうとすることは無理なのです。何故なら、そうすればするほど、罪悪感は育つからです。罪悪感にエネルギーを与えているのと同じだからです。しかし一旦、それがクソなゲームだと分かったなら、それは単なる自分を試すためのテストであり、足止めでしかなく、単にポイと捨てられます。それでみなさんはいつでも好きなタイミングで、外に出ます。大空に舞い上がることが可能になります。

ただ、みなさんがそれをさせまいとしています。みなさんはたくさんのマキョーを行おうとするでしょう。今日ここで聞いた全てがそうでしたよね。マキョーだらけでした。脱線ばかりです。質問に対する答えとは、とても言えないものばかりがありました。たくさんのお荷物があり、それに対して、まだ何かをしようとしています。マインドで解決しようとしています。「私は何に対して罪の意識を感じているのだろうか?」です。断言しますが、みなさんの全てが、罪悪感に関わる課題を抱えています。自分を犠牲者にしています。もうそんなゲームはやめる時です。

しかし、罪悪感というのはおかしなものです。それは人間にだけあるというか、少なくとも、ここで発生するまで、そんなものは世界のどこにもありませんでした。他の領域へ行って、そこにいる存在たちに会ってみれば分かると思います。彼らには罪悪感とそれに関わる課題がありません。人間だけが、ある意味で、それを完璧にこなしています。

罪悪感というのは最初、判断から生まれます。人間のマインドが「これは良いことなのか、悪いことなのか?」をジャッジしますね。それが、その結果が、罪悪感へと変わります。それはもう頭、知性に属するものではありません。それは感情的なものであり、それはあなたの血管の中へと入り、循環します。その血管とは文字どおりの血管ですが、あなたの人生の血管でもあり、エネルギーの流れの血管でもあり、とどのつまり全てです。そしてその罪悪感はあなたを酷く損ないます。あなたを酷く疲れさせます。

罪悪感はドラマを呼び起こします。多くのみなさんが、自身の人生を振り返ってみて、そこでは常に何かしらのドラマが起こっていたと思います。罪悪感とドラマには直接的な関係があります。何故なら、罪の意識を感じ始めると、そのことがエネルギーの自然な流れを断ち切るからです。みなさんは、再度エネルギーを動かそうと、ドラマを起こさざるを得なくなります。そしてそのドラマに関して、また罪悪感を抱きます。これは自己永続的な性質を持った課題です。

このポイントについては、過去からずっと話してきました。特にSESでは、外の世界で被害者になること、加害者になることについて取り上げました。しかし今は、自分がいかに罪悪感を使って、自分を被害者にするゲームをしているのか、そのことをしっかりと見てください。

いい加減、もう認める時です。あなたに準備が出来ているのであれば、すぐにでも、そのゲームをやめる時です。罪悪感はもうたくさんです。罪の意識には飽き飽きです。それでもあなたの一部は、それを抱えたままでいようと抵抗します。「私は悪い人間だった。罪を感じる必要がある」そう主張します。でも、もう十分です。たくさんです。終わりです。全てを白紙にしてください。すると「白紙の状態になんか出来るのか? していいのか?」という、課題、これこそがそうですが、課題が浮かび上がってきます。罪悪感は「ダメダメ。無理だよ。そんな簡単には捨てられないよ。もっと時間をかけて、そのためにすることをしないとね。まずはインナーチャイルドについて、しっかりと分析して、対処しないと」などと言ってきます。くだらないです。ゲームを今すぐにやめてください。

さあ、メラブへと移りましょう。これ以上、このことについて考えても無意味です。さあ、大きく、深呼吸をしてください。

Blowing Up Guilt – Merabh(罪悪感を吹き飛ばす – メラブ)

人間の経験には、罪の意識が付きものです。

(音楽、流れる)

それが積りに積もって、積もって積もって、積もったそれが、人を大きな被害者に仕立てています。

私たちはこのポイント、真の身体を保持したままでの悟りを迎える、ここまで来ました。私たちはもう、あなたの側が決断をするべきポイントにまで来ています。それを待ちわびているI Am、マスターとともにする意識的な決断です。あなたに、自分を被害者にし続ける、このゲームをやめるつもりはありますか?

外部のものに対して被害者になるというのが、どういうことかは分かっていますね。酷い家庭に生まれる、最悪の人間関係を築いてしまう、経済的な損失を被る、その手のことです。私たちは既にそこは超えています。今、私たちは、自分は被害者であると、罪の名のもとに自分を被害者にして遊んでいる、自分自身に向き合わなければなりません。見てください。その罪の意識がどれだけあなたの生活、決断に影響を及ぼし、また、損なってきたかを。それがどれだけあなたの人生から、多くの楽しみを奪ってきたかを。

罪悪感に対して行うことで最悪なのは、分析したり、詳細に調べたりして、その解決を求めることです。それこそが、罪悪感の望むものです。

だからこう言ってください。「もう、被害者ゲームは終わりだね。ゲームオーバーでいいよ。いい、いい。罪悪感はもうたくさん、ケッ」と。単純にそれを吹き飛ばしてください。それこそが、私たちがここでやることです。無論、これは全ての人間に適用出来るわけではありませんよ。それは単純に無理ですね。これはみなさん、あなたのための話です。私たちは今、そういう場所に位置しています。

言い方を少し変えるなら、人間、ほとんどの人間には、まだ罪悪感が必要です。彼らの生存のため、またアイデンティティのためにも、罪悪感が必要です。彼らには罪の要素が要るのです。彼らの人生にはそれがまだ不可欠なのです。

しかしみなさんは違います。みなさん、あなたにそれもう、不要です。あなたには、自己を律したり、自己に悪事をさせないために、罪悪感など抱えておく必要はありません。

しかし、多くのシャーンブラが罪悪感依存になっていますね。人間関係における罪悪感を持っています。

(間を取る)

だから私たちはここにいます。私はそれが単なるゲームだと、みなさんに伝えるためにここにいます。

非常に奇妙で、スピリチュアルな罪悪感があります。そのほとんどは過去生から来たもので、ヨシュアの時代にまで遡るものもあって、みなさんはそんなふうになっていますが、ヨシュアの時代の叡智、その神聖さを維持、保持するため、そのつもりで生涯を何度も重ねていて、自分がそれを真面目に行わなかった、そうすることをサボった回があったことに、大きな罪の意識があるようです。しかし、そうは言っても、それの何が罪であるのか、何故罪だと感じるのかは全く重要ではありません。それが何かについて理解しようすること自体、無意味です。

私たちが蛹から外に出る、羽化するにあたって、重要で意味があることというのは、この1か月間の不在から明けて、私があなたに聞きたいこと、あなたと私、2人きりの1対1で聞きたいことでもあるのですが、それというのは、このゲームをやめる準備は出来ていますか? です。

イエスかノーです。それだけです。イエスかノー、それ以外はありません。それ以外の言葉を挟まないでください。

罪悪感、自分を被害者にすることを諦める準備は出来ていますか? これは壮大なゲームです。あなたはきっと、抜けることに躊躇します。

(間を取る)

この罪の意識があるおかげで、失敗を繰り返さないで済んでいる。あなたはそう言うかもしれません。あるいは、罪悪感そのものが、自ら課した罰である、そう言うかもしれません。もしかすると、罪悪感、これはただあるのだから自分では制御出来ない、悪魔である、そんな主張さえするかもしれません。自分ではどうすることも出来ない、得体が知れないものだ、そんな反論をしたいのでしょうか。でも違います。全ては、ただのゲームです。

(間を取る)

それをシンプルな質問に換言するなら、あなたは被害者でいるのをやめられますか? です。で、そんなものすぐに、簡単に手放せます。こう、プシュシューッ! と。

(間を取る)

被害者という言葉は通常では、外部での経験、そこでの関係性を表すために使われますね。外の誰か、周囲の環境の被害者になる、という理解でいいですよね。だから、罪悪感、あるいは恥の感覚でもいいですが、それを持つことによって自分で自分を被害者にする、そんなこの言葉の解釈、私は聞いたことがありません。人間であるという恥。惑星で物理的な身体を持ってしまった、堕ちた天使ですか。

(間を取る)

断言してもいいですが、そうは言っても、あなたは、自分で自分を、本当の意味での被害者にしようと、考えたことはありません。ただ、そこに何か、ちょっと好きな要素があったのです。罪人であることで、得られる何かを、あなたはとても気に入っていました。

私はそれを伝え続けるためにここにいます。

(間を取る)

罪悪感は、ある種の感情に紐付いたものであり、これを抱くというのは、実に興味深い、人間の特徴の1つですが、罪悪感というのは、それをゲームだと認識し、ゲームをやめるその瞬間まで、それは、しつこく、汚く、恥に塗れて陰険で、あなたの周囲、あなたの家、形而上的な家中を、這い回るゴキブリやシロアリと同じです。それらはあなたに頭で考えてほしいと思っています。取り除くのは困難であり、自分にはそれに相応しい程度の価値しかなく、今のままで構わない、そう考えてほしいと思っています。

そしてあなたは実際にその感覚が好きなのです。ええ、そうです。好きですね。あなたは罪悪感を抱くのが好きなのです。そうでなければ、そんなものは無いはずです。

加えて、罪悪感について他に何か言えることがあるとするなら、結局のところ、あなたがそれをどう見るか次第だということです。見ようによって、それはテフロン(訳注:フッ素樹脂の一種。フライパンなどの加工に使われる)と同じです。その表面に物に付着する要素、機能は皆無です。もしあなたからそれに関わろうとしなければ、あなたが分析したり、解き明かそうとして、感情的な癖、習慣にさえしなければ、それはテフロンと同じですよ。擦らずとも簡単に落ちていきます。シュシュシュー! とどこかへ行ってしまいます。

ということです。あなたが、それをしつこくて、汚く、家のどこかに潜んでいるものであり、取り除くことは出来ない、そう見ているなら、つまり、それがあなたのしたいゲームなのであれば、あなたは罪悪感の被害者に陥ります。

あるいは大きく深呼吸をして、ゲームをやめてしまうのなら、罪悪感はどこかに消えます。すぐに消えてしまいます。

同じコインの表と裏のような関係です。汚く、古い罪悪感から被害者になるか、それを単に手放すか、です。シュシュシュー! はい、さいなら、です。

ここで、もう一度、質問したいと思います。答えはイエスかノーの1つだけです。あなたは自分を被害者にするこのゲームをやめますか?

深呼吸をしてください。

罪悪感、恥の感覚、それらは時に、深い所にまで食い込んでいます。しかし、ここのような安心できる、落ち着ける場所、セーフスペースにいることで、それらから簡単に離れることが可能です。手放すための簡単な方法の1つですね。

とは言え、時に人間はそうすることに苦労します。彼らは必死になって「ただ手放すなんて無理だよ」とか「宇宙に、私がしてしまった過去のこと、その記録が残ってるんじゃないのか?」などと言ってきます。ちなみに、宇宙は何の記録も残していませんよ。宇宙は、どこの誰がどうしたかなんて、いちいち気になんかしていません。そんなものを記録して宇宙に何の得があるのでしょうか? 無いですね。あなた以外に、誰もそんなことは気にしていません。

少しの間、そのことを感じてください。マスターを感じてください。マスターとは、あなたの全生涯から来た叡智です。

しばし感じてみてください。マスターは記録なんか残しませんよ。マスターは全てを叡智に変換します。評価も判断もなく、そうします。

I Am、意識そのものは、これは善、これは悪と、判断するためのガイドブックなんか持っていません。I Amはカルマと呼ばれるものが何かさえも知りません。知っていたとして、気にすることはありません。それらは人間が勝手にそう見ているだけのことです。

そうです。簡単に立ち去ることが可能です。いつでも、望んだ時に、罪の意識を捨てられます。あなたは好きな時に、このゲームをやめられます。

(間を取る)

次回のシャウドまでの1か月、みなさんには自分を観察してもらいたいと思います。

罪悪感、あるいは恥の意識、そこから来る課題に、自分がどのぐらい頻繁に苦労するか、頭を使うかを見てください。いかに自分が被害者であるか、それを考えるメンタルのエクササイズをしてしまっていますかね? 罪悪感や被害者意識が根っこにあるストーリーをソーシャルメディアにアップしそうになっていますかね? もしそうであるなら、あなたにはまだ、ネバネバしたエネルギーがまとわりついています。あなたはまだ、あなたのゲームをやっています。他の誰のものでもない、あなたのゲームをしています。あなたはまだドラマの中にいるはずです。

が、ただ立ち去ることも可能です。ゲームをするのをやめてください。

ゲームをやめることで、ペナルティや罰を課されることはありません。もし今ゲームをやめたとして、それはあなたをより良い人、あるいはより悪い人、より良かったり悪かったりするスピリットにすることもありません。認識へと至るための道において、後ろに戻されることも、前に余分に進められることもありません。

違いは、あなたがそれをやめたのか、続けているのか、それだけです。そこだけです。はい。ゆっくりと、大きく、深呼吸をしてください。

来月から、私たちはエマージェンスシリーズに入ります。私たちは、自分たちに翼があることを認識するだけではなく、それを使い始めます。だからこそ、このウイングスシリーズ最後のシャウドで、この確認をしたのです。「あなたには、この、罪悪感の被害者になるゲーム、これをやめる準備は出来ていますか?」と。それだけです。

(間を取る)

さあ、大きく、深呼吸を行いましょう。

(間を取る)

感じてください。罪悪感を手放した後、それを二度と持つことがなくなった後、どんな感じがするだろうか、どんなことになるだろうか、どうなるのか、と。

(間を取る)

それで、あなたのする決断、選択が変わります。あなたのエネルギーの流れが変わります。翼を広げる能力が、間違いなく、変わります。

(間を取る)

そうですね。最初は空っぽになった、胸にぽっかり穴が開いたような感じがするかもしれません。「罪悪感の被害者にはもうならない」そう言ってしまうと、自分が空っぽになったような気がしてきます。何故なら、あなたは本当に長い、長い、長い、長い、長い間、罪悪感で自分を満たしてきたからです。

でもその穴、空っぽさは、すぐに真の感覚、偽物ではない真の感覚、意識によって満たされます。

罪悪感は、あなたの知覚機能の中で、大きな場所を取っていました。それが、他の感覚、これまでに私たちが話してきた真の感覚、を知覚し経験することを妨げてきました。

(間を取る)

あなたは罪悪感をいかようにでも見られます。それがどこから来て、何故そこにあって、そこまでどうやって来たのかについて見ることも可能でしょう。しかし、そのどれもが、本当にどうでもいいことです。

ゲームをやめるのか、続けるのか、それだけです。確かにこれは大きなゲームです。人間が行ってきたゲームの中でも最大級と言っていいでしょう。罪の意識、それ抱いて自分を被害者にするゲームです。

(間を取る)

私はみなさんのエネルギーを感じながら、話を進めてきたわけですが、私たちは混乱から、強い不快感を経て、怒りさえ含まれる状態へと移ってきました。このメラブで、混乱、怒りも無論ありますが、最後には、悲しみを含むものへと変わりました。

今、私が感じているのは、多くのみなさんが深呼吸をしてこう言っていることです。「そのゲームは、たった今終わった」

マインドにさえ、このゲームの話についてどう考え、どう分類してファイリングすればいいのか分かりません。しかしみなさんには直観というか、内なる感覚があり、それはこう言っています。「もう終わり終わり。こんなこと、いつまでも続けてらんないや」

これは外部で行われているゲームではありません。内側で行われているゲームです。それが罪悪感です。

さあ、大きく、深呼吸をしてください。

(間を取る)

大きく吸って、吐いてください。

(音楽、終わる)

みなさんの内の38%の人が「あなたはゲームをやめますか?」の質問に対して、クリアに回答しました。

でもこれは競争ではありません。38%以外のみなさん、タイムリミットはありません。でも、みなさんの中には考え続けている人がいますね。「イエス」と答えた後、少し経つと「ノー」に答えが変わりますね。そうしてまたゲームを始めています。ですので、私は敢えて、みなさんに24時間という制限を与えたいと思います。その間にイエスかノーか決めてください。そして繰り返しになりますが、決して決して、分析したり考え過ぎないようにしてください。何故って、罪悪感なんて所詮は、自分がゲームのために課しただけのものだからです。それだけです。ゲームのため自分に課したもの、それ以外の何でもありません。これはあなたのエネルギー、認識と密接に関連しています。あなたが「もうゲームは終わった」そう言って手放すことが出来たなら、それについて心配するのをやめてください。分析したり考えたりしないでください。すると罪悪感は自分で勝手に落ちていきます。テフロンです。しかし、分析することによって、あなたからそれに手を出すと、手は、本当に、本当に、本当に、信じられないぐらいのレベルで、ベットベトのニッチャニチャになるでしょう。

では、深呼吸を行いましょう。24時間あります。24時間でしっかりと決めて、エマージェンスへと向かってください。

そして忘れないでください。あなたがどんな決断をしようとも、、、

アダマスと聴衆:、、、創造において、全ては正しい。

アダマス:ありがとう。ありがとう。(聴衆、喝采)

翻訳: Ito Satoshi


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