Emergence(エマージェンス)シリーズ シャウド6

Emergence(エマージェンス)シリーズ シャウド6

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エマージェンス シリーズ
シャウド 6 – ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマン
クリムゾンサークルへ献呈 2019年2月2日
http://www.crimsoncircle.com/

私は私である全て、アダマス・サンジェルマンです。

ああ! 深呼吸をさせてください。みなさんがリンダとやっていたように私にも深呼吸をさせてください。ハワイのビッグ・アイランド、ヴィラ・アミヨーの美しい空気を吸い込みます(アダマス、吸い込む)。私はワークショップやシャウドにこうやって訪れた際、ま、私たちは世界中を回っているわけですが、私は深呼吸をして、その場のエネルギーのエッセンスを嗅ぐのが大好きです。その場所のエネルギーの全ては、たとえそれが何処であっても、空気中に漂っています。もちろん地面にもありますが、ただ、やはり呼吸を通して持ち込むことで、真に知覚することが出来るのです。

無論、私は今、カウルダーを通して呼吸をしているわけですが、それでも私には彼が感じていることが感じられますし、さらには、彼が感じていると気付いていないことさえも、同様に感じることが出来るのです。私には漂うフルーツの香りが感じられます。この辺りの木々には多くのフルーツが実っています。私にはコーヒーの香りも、このカウルダーの、というかこれは私のコーヒーですが、このコーヒーからだけではなく、この辺りで栽培されている全てのコーヒーの香りが嗅げるのです。海の香りも感じられます。

私にはペレのスピリットも感じられます。わあ! ペレですね。彼女のスピリットは辺りの島々にまで行き渡っています。そして、大きな火山のあるこの島では特にそれが顕著です。ちなみに、彼女はリアルです。何故なら、彼女を信じる人たちがいるからです。分かりますか。つまり、ある意味で、どこにでもいるような存在なのです。もしそこにその存在を信じる人たちがいるのであれば、それはそうなるのです。そうなります。まあ、一種の、真実になるわけです。ペレを信じる人が十分に存在したため、彼女はリアルになったのです。

それはシャーンブラと同じようなものです。シャーンブラとはシャーンブラという存在です。それは、世界中にいるみなさんの寄せ集めではありません。シャーンブラという存在です。もちろん魂を持った存在ではありませんが、これは一種の集合的な意識であり、そうなのです。つまり、シャーンブラと呼ばれる何かが、別の領域にもこの惑星にも、本当にあるのです。

そういった意味でも、私はこのペレのような、この惑星にいて、ここで驚くような歴史を経てきた、存在の香りを嗅ぐのが好きなのです。ええ、観光客の匂いも漂っていますよ。ただ、彼らは、ここの自然ほど良い香りはしませんね。彼らは、彼らの場所から、別のエネルギーを運んできています。

そしてここ、ヴィラ・アミヨーで、私はアミヨーの香りも嗅いでいます。その香りは特に強く、また美しいものです。何故なら、それはまさに、このヴィラ・アミヨーの美しい土壌で育まれているからに他なりません。エネルギーが動き出し、進化し、拡大していくのに十分な数のシャーンブラが既にここを訪れました。たとえあなたが一度もここへ来たことがないとしても、あなたはこのアミヨーの美しさに入ることが可能です。

The Ahmyo Life(アミヨーライフ)

アミヨー、それは良い暮らしのことです。マスターとしての生き方です。分かりますか。私は今、キーハックのセッションで、シャウドで、ワークショップで、多くの内容、本当に様々な事柄を取り上げているのですが、ある意味で、それら内容の全てが導く先にあるのは、アミヨーな暮らしです。私たちはエネルギーとの新しい関係について話しています。エネルギーがどう、あなたに仕えるかを話しています。私たちはエネルギーと意識の物理学について話しています。そのように、私たちは本当に様々なことを話していますが、究極のところ、全てはアミヨーに関連する話です。

アミヨーとは、エネルギーがあなたのところに来ていることを表す言葉です。アミヨーとは友達です。あなたに仕えているものです。良い暮らしです。あなたはもうエネルギーのために苦労をしたり、脅かされることはありません。アミヨーはあなたに戦いを挑むものではありません。あなたを整えようとしたり、変えようとしたり、あるいは敵対することもしないものです。アミヨーとは、私たちが今、まさに突入している美しい意識のことです。

何年か前の段階で、このアミヨーについて取り上げたのには重要な意味がありました。何故なら ―みなさんはこの惑星に留まりたいと思っていて、且つ、それを望む人の数が驚くほど多かったこと。みなさんは物理的な身体に留ることを選びましたが、そもそもそれ自体はとても退屈なことであって、不自然であること。そして、みなさんはそれでも何年も何年も何年も、お手本として、惑星に留まり、且つ生活を楽しんで、また究極的には、そのことを別領域に持ち帰ること。惑星での全てを楽しめなければならないことー が、分かっていたからです。アミヨーのコンセプトを先に持ち込んでおくのは非常に重要なことだったのです。エネルギーはあなたのところにやってくる。そのエネルギーとは、吸い込むこと、感じることも出来る友達であり、あなたに仕えるものなのだと。アミヨーライフとはこうなのだと。

そしてこのヴィラ・アミヨーがその完璧なお手本です。エネルギーが自由に動き回っています。とてもリラックスしたエネルギーです。いつ何時でも仕えてくれます。ワークショップやギャザリングで数日間ここにいるだけでも、癒され、慈しまれた感覚を得るでしょう。何故なら、ここでアミヨーが体現されているからです。それはあなたの生活の一部にもなるでしょう。

ということで、アミヨーの中で深呼吸をしてください。あなたがここへ来たことがあろうとなかろうと、今何処にいようと関係ありません。アミヨーを吸い込んでください。エネルギーがあなたに仕えているということです。良い暮らしです。あなたが他のいかなる事に対しても、ストレスを感じることのない場所のことです。

分かりますね。私たちはここ数年でずいぶんと進みました。比較的短い時間で、多くの傷を超え、多くのアスペクトを統合してきました。もちろん、短くなんかなかった、そう思っている人がいるのは分かっていますが、短い時間と言っていいものです。あなたはこの10年、カルマの概念を手放し、惑星にいることによるトラウマを解放してきました。もうカルマなんか嫌だからです。あなたはそのサイクル、パターン、苦しみ、義務の回収を続けたいとは思いませんでした。1,000を超える生涯で負った傷を乗り越える10年でした。そしてその10年というのは、統計的に見て、それだけのことにかける時間としては、決して長いとは言えません。1,000の生涯で負った全ての傷をこの10年で解放して、いよいよ、私たちはアミヨーライフに突入します。

さあ、大きく深呼吸をしてください。あなたがこの人生に創造しているものの中で、その美しさの中で、深呼吸をしてください。

現時点で、あなたにはまだ、残存する課題、なんとかしようとまだ取り組んでいる課題がいくらかあることは分かっていますが、それらはやがて手放されます。中にはまだ、豊かさの欠如という課題を抱えている人がいますが、それももう過ぎ去りつつあります。あなたがここまで来ていて、あなたにまだ自分がシャーンブラであるという自覚があるなら、それらの課題は自ずと過去のものになるでしょう。それらは大したものではなくなって、すぐ、人生から消えてしまいます。

私たちはこのところ、頑張ること、戦うことを手放すことについて、多くの話をしてきました。あなたにはあなたの問題、ま、人間的な感情の問題ですね、を解決することは出来ないでしょう。マインドがそれを糧として欲するからです。マインドは問題に取り組み続けることで生きています。そういうわけで、あなたには問題を解決することは出来ません。しかし解放することは出来るのです。あなたはアスペクトを癒すことは出来ませんが、彼らが統合のために戻ってくることを許すことは出来るのです。

それから、そうですね、まだ残っているものはありますね。ただ、それについて感じてみれば、日常の中で以前と比較して、より少なくなっている、日々少なくなっているのが分かると思います。人生が、頑張るものではないものになっていっています。そのせいか最近、ちょっと退屈に感じている人もいるようです。しかしそれは、必死に生きる暮らしからアミヨーライフへと移行しているフェーズにいるからそうなのです。

さあ、深呼吸をして感じてください。あなたにとってのアミヨーライフを知覚してください。あなたのアミヨーライフです。そこには多くの異なるもの、アミヨーライフとは何か、について人によって異なる真実があるでしょう。あなたにとってのアミヨーライフを感じてください。

ざっくり一括りにして言うならば、身体とマインドが穏やかであることでしょうかね。戦いがない、というのは、常に続く内面での頑張りがないということです。それは過去のものになるでしょう。それは実際、叡智へと変わるでしょう。

それは叡智へと変わります。さあ、深呼吸をして、あなたがこれまでしてきた全ての頑張り、全ての苦労から抽出された全ての叡智を、吸収してください。

(間を取る)

わあ! 私たちはただここに座っているだけなのに、エネルギーが大きく変わっているのが感じられます。

Friends and Communication(友達、コミュニケーション)

前回のシャウドで、まあ、2019年について話しましたが、新しい友達のことについて、特に多く話しました。私は、今年は新しい友達がやってくる、そう言った時に、みなさんの中に沸き起こった苦しげな、悲しげなうめき声を忘れることが出来ません。確かに、友達というものについての記憶は、全てが良いものではありません。友達というものからたくさんエネルギーを奪われました。ただ、前回話した新しい友達というのは、そういう意味合いでの友達とは違っていましたね。

やってくる新しい友達ということで、覚えていますね、マスターについて話しました。友人としてのマスターです。聞こえが良いだけの概念ではありません。どこか他の世界にある神性のことでもありません。文字どおりに、あなたとマスターが一緒に、互いの意識を共有、交流させながら、歩いていくということです。あなたは、マスターの声、あるいはマスターのエッセンス、それが何であっても、その意識に気付きます。

それからウィーゴ―についても話しました。覚えていますかね。イーサのリンダとピーターが散々苦労してやっとモニターに書き出しましたね。そしてあれは単なる技術的な問題ではなく、ジョン・クデカから来たものでした。いずれにせよ、私たちは苦労の末に ーウィーゴ―を手に入れました。それはエゴのようですが、「ウィー(we)」が入っています。「ウィー」です。それはマスター、I Amもいるということですー 新しいアイデンティティです。必死に人生を生き抜く孤独な人間としてのアイデンティティではなく、ウィーゴ―です。「私たちで行くんだ。私たちはさらなる発見のために私たちの創造の中にもっともっと入っていく。そしてもっともっと創造するんだ」です。ウィーゴ―、一種の新しいエゴですね。

前回のセッションの後に、私はジグムント・フロイトのところへ行きました。私は彼に対して、エゴを悪者にしたと、シャウドの中で結構キツく当たりましたが、彼は実際にそうであったと認めました。私はかれにウィーゴ―の概念を説明しました。彼は理解するのに少し苦労していました ―彼はまだ心理分析的なやり方にはまっていたのですがー 彼はそれを感じ、理解出来るようになり始めました。

無論、彼は私たちが使うマスターやI Amといった言葉は用いませんが、潜在意識と超意識という形で、意味を理解したようです。彼はそれを感じ、人間の旅というものは、人間だけで行われる経験ではなく、それはウィー(私たち/we)、I Amとマスターと人間とで行われるのだと分かり始めました。私がそこから去るまでに、彼はウィーゴ―が新しいアイデンティティであることに同意しました。私は彼からフィードバックを、彼なりの意見を聞くために、時々、彼を訪ねていく旨を伝えました。

というウィーゴ―について取り上げました。そして第3の友達は、エネルギーであるとも話しました。現時点で非常に重要な要素の1つ ―エネルギーです。エネルギーはどこにでも、全ての場所に存在します。エネルギーとは全てに定義を与えるものです ―地球、現実、全てです。私はエネルギーが友達になると言いました。そしてそれを聞いた多くの人が「うーん、いったいどうやってやるんだい? どうやって単なるコンセプト以上のものになるうだろう」そう思ったこと、ただでさえ逆行して働いているように見えるそれをどうやって、そう感じたことは分かっています。「エネルギーとの新しく美しい関係だって?」

そしてそのシャウドの後半に、私たちはジョン・クデカを招き入れました。彼は、彼がある種の特別なリンク、人間とマスターとを繋ぐことを特に意図した、究極的にはI Amにまで到達出来る、通信の為の回路、通り道、そのリンクの開発を行っていることを思い出させてくれました。スタジオの機材で少し悪戯をしましたが、それは彼が本当にそこにいることを示すためにしたのもでした。

彼はそれを境に、彼をFMという新しい名前で呼んで欲しいと頼んできました。FとMです。最初、たった2文字なので、これは何かの略だろうと思いましたが、ジョンいわく、FとMだけだそうです。私にはその意味は定かではありません。みなさんもソーシャルメディア上で推測を始めるとは思いますが、FMというのはFMラジオのFMかもしれません。AMラジオに対してのFMラジオ、周波集の変調に関することかもしれませんが、ジョンはその新しいニックネームのFMに関して、好きに推測してほしいと言っています(アダマス、笑う)。

そのジョンが来て、その新しいリンク、接続に取り組んできたその話をしましたね。そして美しいメラブも行いました。そのマスターと人間とI Amとの間をつなぐ新しい通信を深く感じました。

さあ、そのことを踏まえて、大きく深呼吸をしましょう。

とても美しいメラブでした。あなたは、あるいは、マスターは必ずしも言葉を使って喋るわけではない、そのことに気付き始めているかもいしれません。I Amは必ずしも、目の前の藪を発火させたり、そういうことはしないでしょう。しかし、あなたは唐突に、その存在を感じます。それが、あなたとの間、ウィーゴ―との間に開かれた通路なのです。新しい通信経路です。

そして、それらの核として、それ自身が通信、コミュニケーションであるエネルギーがあることを忘れないでください。エネルギーはI Amの歌声です。ただのコミュニケーションです。このマスター、人間、I Amの間に開通した通信、コミュニケーションの道を感じてみれば、エネルギーとは通信であり、全てを繋げているものであるのが分かると思います。全てがとても美しいです。

さあ、少しの間、この内容を感じてください。先月にしたメラブの内容、かつてジョン・クデカとして知られたFMの存在を感じてください。

(間を取る)

大きく深呼吸をして、その通信、接続が開かれるのを感じてください。私はこのことが意味するのは、人間、マスター、I Amそれぞれのエネルギーの解放でもあるとも考えています。

分かりますか。これまでは、人間とその他のセルフの間には一種のバリアがありました。人間と自然との間にさえバリアがありました。しかし今、私たちは、人間と意識全体との間の回路を開いています。繰り返しになりますが、言葉や何かしらのサイン、そういうものを期待しないでください。それは捉えがたく、そして優しい感じです。共振している感じです。ただそれを振動している、とは言いたくないですね。まあ、そうですね、ハミングしている感じです。みなさんは、そこにどんどん、時を追うごとに、近づいていると感じます。

(間を取る)

新しいコミュニケーション、通信のための新しい導管です。私たちが先月のメラブで開通させたこの回路、通路に関して、重要な要素があります。みなさんの中には「どうしてもっと早くこれをやってくれなかったんだろう?」とか「リンクって、具体的に何のことだい?」といった疑問を持った人がいたようですが、これもまた先月のシャウドで、それは必ずしも新しいものではない、そう言いました。これはFMがラボでデザインし、生み出した新しい何かではないのです。彼はただ、彼の知覚、感覚をとおして、この回路、通路を再発見出来ただけのことです。

これに関しての重要なこと、その重要なことというのは、私たちが真実(truth)と呼ぶものです。真実です。わあ! 真実とはとてもトリッキーです。真実は時に誤解されます。真実はあなたを困難な状況に陥れ、行き詰らせることもあります。真実はとてもとても哲学的になれますし、かといって全てが意義深いわけでもありません。ただ、FMことクデカが持ち込みに寄与したこのリンクというのは、基本的に、全部、真実に関することなのです。真実です。

Truth(真実)

人間は、長い長い間、真実というものを探し求めてきましたね。しかし常にそうであったわけではありません。ずっとそうではありません。レムリアやアトランティスの初期にまで遡れば、真実を表す言葉はありません。それは意識の中にありませんでした。真実についての議論が無いのはむろんです。レムリアの時代は他に発見すべきこと ーこの惑星こと、エネルギーがこの領域でどう結合して、機能するのか、地球にある様々な世界のこと、妖精界から動物界、森の王国、水の王国まで様々あってー それを探求すること、転生しストーリーを紡ぐことに忙しく、そんな暇がなかったと言えなくもありませんが、真実というものは全く、意識の中にはありませんでした。言葉にはありませんし、話し合われることもありませんでした。

それが出てきたのはアトランティスの後半です。人間が、特にソースの発見を試みていることにそうなりました。彼らには神という言葉はありませんでした。神という考えは意識の中にはありませんでした。しかし彼らはソースを見つけ出そうとしていました。全てはどこから来たのか? 彼らはエネルギーを表す言葉は持っていませんでしたが、エネルギーはどこから来るのか?ということを探していました。ソースへ向かい、ソースを発見するための彼らの冒険中で、彼らは、私たちが「真実」としているものを表す言葉を思い付きました。「何が真実なのか? 生命の全ての意味、真実はどこにあるのか?」

ただ、真実ということの概念は、かなりかなり長い間、忘れ去られていました。アトランティスの崩壊から、地下で暮らし、また人々が、徐々に世界中に広がっていっていたころには、真実というものは意識の中にありませんでした。真実にとっての暗黒時代ですね。そしてそれはエジプトの初期になって初めて、再度ですが、真実という概念が、再び世に現れ始めました。真実は長い間、失われていたのです。というか、真実の探求は、本当に長い間、失われていました。

そしてギリシャ時代がやってきました ―ああ!― 真実は流行になりました。ギリシャ時代はとても哲学的で、とてつもない意識の拡大があった時代です。真実はそこで、また言葉として使われるようになりました。再び意識に持ち込まれたというわけです。ただ、ちょっと哲学に寄り過ぎていたような気はします。真実に関する多くのディベートが行われていました。何が真実であるかについて、口論や喧嘩も多くありました。そして面白いことに、それだけ真実について議論しても、真実について本を山のように生み出しても、真実を見つけた者はいませんでした。彼らは真実を見つけることはありませんでした。

真実の概念で面白いのは、その人が意識的であればあるほど、真実に対する欲求が強いことです。その社会が意識的であればあるほど、真実をより求めます。彼らは真実を探求し始めます。答えを、意味を、物事の中にある真理を見つけようとし始めます。そしてここで興味深いのは、真実というものの概念が一旦出来て、それがマインドに入ったなら、そう意図されていないにもかかわらず、それは精神論的な概念に置き換えられます。それがマインドに入ったなら、マインドはそれで遊ぶ方法を見つけます。自身でディベートを始めます。たくさんの迷宮に入ります。そうしたところで、答えに行きつかないことを何処かで知りつつ、そうしようとするでしょう。

つまり、真実とは、マインドのしているゲームです。マインドのための最高のゲームです。マインドにとっての、究極のゲームと言ってもいいですね。しかし、それは、マインドが感覚を模造するのと全く同じで ―マインドには真の感覚は分かりませんー その真実の探求自体がリアルなものではありません。精神的、頭で行う試みですね。ただ、マインドには、それで真実、真理が見つからないことは分かっています。実際、真実を見つけたいとも思っていません。それは、マインドにとっては、哲学的なゲームなのです。意識的ではない者ではなく、意識的な者のための遊び場です。

少し感じてみてください。考えてみてください。仮に ―見下しているわけではありません。ただ、仮に、どちらかというと意識の低い人がいたとして、そういう人は、一日をとおして、彼らはただ生きていますー そういう人のことを感じてみてください。真実、という概念さえありません。嘘か本当か、といったシンプルな真偽の概念ではなく、もっと深いレベルでの真実、意味、目的、といったことについて、考えることはありません。

真実は、マインドにとっての壮大なゲームです。認識に至るための道にあっては、大いなる邪魔となり得るものです。私がこれまで真実や愛について話してこなかったのは、もちろん、区別して議論してくことになるとは思いますが、しかし、今まで、マスターと人間、I Amの間のコミュニケーションのリンクが繋がるまで、真実ということについて大して話してこなかった理由の1つがそれなのです。

真実、そのことを感じてみてください。

(間を取る)

真実、それは、マスターと人間、I Amとをつなぐ、究極のコミュニケーションリンクです。真実、それは人間が長い、長い間、探し続けて、それでも見つからなかったものです。

分かりますかね。私にとって真実とは、2つあります。まずは外部の真実です。そこには1つの真実というものはありません。全てが真実です。私の背後に広がる海は真実ですし、背後の木々も真実です。真実はとても外面的なものになり得ます。基本的にこの場合の真実とは、何だと知覚されているか ―何だと知覚されているかー です。それは物理的で、区別しえます。ヤシの木と海だという知覚、受け取り方です。真実とは、何だと知覚されているか、あるいは何だと信じられているか、になり得ます。

真実とは、ある意味で、意識の中にある階層です。あなたが男性あるとか女性である真実があります。あなたが何歳で、どのぐらいの体重であるかの真実があります。毎晩、ある程度の睡眠時間が必要だという真実もあれば、あなたは車を運転する、グロースリーストアがある、という真実もあります。それらは全て真実(truths)です。しかし、唯一の真実(the truth)ではありません。全て外部にあるものだからです。そして人々が真実を求める際、ほとんどの場合、彼らは外へと出ていきます。彼らは真実を求めて、その世界を探すのです。そして惑星上に真実が無いことが分かって、真実を求めて、星々に、宇宙に出ていきます。そこを超えて別領域に向かいます。無論、そこにも真実(truths)がありますよ。しかしそれらは、意識的な存在が本当に求めているものとは違いますよね。

別領域にも真実はあります。宇宙にも星々にも真実が無いと分かれば、人々は別領域へ向かいます。人々は別の領域で真実を探します。彼らは、永久に真実にはなり得ない神をとおして、真実を探します。そんなことはないと思いますが、彼らを訪れたらしい、天使をとおして知ろうとします。彼らはあらゆる全て ―スピリットたち、妖精たちもです― で真実をさがします。彼らは科学や物理に真実を求めます。彼らは外部で真実を探しています。それってとても可笑しいのですが、それで真実(the truth)が見つかるわけありませんよね。だって全てが真実(truths)だからです。本当に探しているそれではないかもしれませんが、全てがある意味、それなのです。

で、ここで、内なる真実、となるわけです。これから話していく内容ですが、それはあなたの真実です。そして、やはり興味深いことですが、意識的な存在は真実を得ようとすればするほど、外側を探し始めます。そしてそれでは何を見つけることが出来ず、そこへ内側へと向かいます。「内側に何か真実があるのか? 私の真実とはなんだろうか?」です。嗚呼、そうなった存在は、いよいよ、真実を見つけるための大変な旅を始めるのです。

そしてそこでもまた、鏡に映った自分を見るたび、その全てに真実が存在します。彼らは鏡に映った自分に直面させられ、それが真実かどうかを問うのです。そして全てのアスペクト、全ての過去生、全ての弱さと思えるもの、全ての見えるものに「これは真実か? これは私の真実だろうか? 違うだろうか?」と問うのです。

私はこれまでに何度となく、あなたのマインド、身体を通り抜けるほとんどの思考はあなたのものではない、そう言ってきました。思考とは集合意識から、先祖、過去生、そして先祖から受け継いだ身体から来ているのだと。つまり、あなたが内側を探求し、思考や身体の中で真実を見つけようとしたところで、あなたが目にするのは、まあ、多くの不正確で、歪んだものばかりです。もちろんそれはそれで真実です。もう1度言いますが、私は、真実とは、何だと知覚しているか、だと定義しました。あなたが知覚しているもの、特にこれは外側の世界に関連した話に思われますが、内側でも同じことです。あなたの真実とは、あなたがあなたをどう知覚しているかに他なりません。

この真実の話に関して、さらに混乱するような内容になりますが、世界は嘘で溢れています。私はそれを「真実としての嘘(truthful lies)」、と呼んでいます。世界は真実としての嘘だらけです。あなたもまた、他の人間とこの惑星で暮らしていますが、嘘は当然のものとして受け取られています。嘘も受け入れられている、と言いましょうかね。それを人々が必ずしも好んでいるかどうかは分かりませんが、少なくとも、人々は嘘というものを受け入れています。

全てのものに嘘があります。友達の中にもあるでしょうね。この中に、友達や親せきで、嘘を一度もついたことが無い、そんな知り合いがいる人はいますか? 実際に騙されたことが分かった際には落ち込みますね。信頼というものがあったとして、それはどこかへ消えていきます。あなたはある意味で、外の世界や人々を、あまり信用しないことを学んできました。自然、自分を信じるしかないというプレッシャーが出てくるわけですが、あなた自身さえもまた、嘘に塗れています。嗚呼、あなたも他人に嘘をついたことがありますね。もちろんですよね。あなたは自分にさえ、多くのことで嘘をついてきましたね。

というわけで、あなたは嘘に塗れた世界に生きています。で、そんな中で簡単だと思いますか? あらゆるものに嘘がある中で、真実を見つけることが簡単なわけがないですよね? たとえばニュースメディアがありますが、あれはあれで真実です。しかしかなり歪んでいます。嘘ですね。広告もそうですね ―商品の広告や宣伝を見たり聞いたりして、実際に買ってみたら、宣伝されていたほどではない、実物はまるで違っていることがないですか?

ここは不確実で、歪んだ世界です。人は自分を守るために、どの瞬間にでも嘘をつき得ることは分かりますよね。当然、真実の探求、これ自体、非常に困難で歪められたものになるのです。しかし、それでさえ、真実になります。何故ならその背後には意識があるからです。信念、信仰のようなものが背後にあります。うーん、仮に誰かが嘘を言ったとして、自分が嘘を言っていることも分かっていても ―ストーリーの創造です。ある種、もう1つのストーリー、嘘のストーリーですー それでも本人はそれを信じ始めます。本当に嘘の才能がある人は、実際にその嘘を信じ、その嘘を実際に生きます。そういう意味でも、私は哲学的に、全ては、たとえそのベースが嘘だとしても、全ては真実だと述べています。

あなたの生涯の多く、あなたの旅は、真実としての嘘でした。この生涯に来た時のことを考えてみてください ―あなたは職を得る、教育う受ける、家族を得るといった普通の暮らしを送ろうとしましたー それは真実である嘘です。あなたはある意味で自分は本当の自分ではないと分かっていました。しかしあなたはあなたとして前へ進み、生きました。つまり、そういう意味でも、あなたは自分に嘘をついていたということです。私は「嘘をつく」という言葉にいかなる含みも、判断も込めていません。私は単に、歪んだ真実のことを言っているに過ぎません。

あなたは嘘に塗れた世界で生きているのです。あなたは多くの嘘がベースとなった内なる世界に生きています。しかしそれは、ある意味で、あなたの真実になっています。あなたはそれを生きています。しかし ―これは大きな、しかし、ですがー あなたはそれがリアルでないと分かっています。あなたはそれがあなたではないことを知っています。あなたにはそれが真の真実でないことが分かっています。

ここで、私が、外部の真実の中に真の真実はない、そう言ったことを思い出してください。もしあなたの願いが、外へ出て行って、全てのショーを生み出している神というものを見つけることなら、あなたはそれを見つけることはないでしょう。外で哲学的に人生の意味を、たとえその一端でもを見つけようとしたところで、それは見つからないでしょう。真の真実は外では見つからない仕様になっています。

物理学者、科学者は、物理的な現実に関して、いくらでも、さらにさらに、もっともっと学ぶことは可能です。しかし、彼らが真の真実を見つけることはありません。神学者も哲学者も、意識、気付きにかんしていくらでも、もっともっと発見をするかもしれませんが、彼らは外で真の真実を発見することはないでしょう。唯一の真理は、内に残されています。唯一の真理です。

FMことジョン・クデカがその通信のリンクを探していた際、分かりますね、彼は最も最近の生涯ではソフトウェアプログラマーであり、電機系のエンジニアでした。彼が、人間とマスターとI Amとの間を繋ぐ効率的なリンクを探していた際、彼はエネルギーのエッセンスを見ていました。彼は究極の真実を見ていました。真実です。おっと、ヴィラ・ドッグのベルがやって来ましたね。真実について触れるところで、ヴィラ・ドッグがやってきました(アダマス、彼女を撫で、ベルは小さく鳴く)。わあ! 見てください。この素晴らしい犬にある美しさと溢れんばかりの真実を。

リンダとカウルダーいわく、ベルは近所で飼われている犬とのことですが、本当にそうなのか疑わしくなってきていますね。ベルは ―抱える、とは言いたくないかなー アミヨーのエネルギーを放出し始めています。彼女は、ここで走り回ったり、ヴィラで何時間も寝ているので、ここのエネルギーを拾っています。彼女はアミヨーのエネルギー全体を拾い始め、アミヨードッグになりつつあります。リンダのイーサさん、もしかしたら名前をアミヨーに、少なくともベラ・アミヨーぐらいには変えてもいいかもしれないね。素晴らしです。はい、真実について話す中で、ちょっとした気分転換になりましたね。

唯一の、リアルな真実は、内側にあります。ただ、そのことは他のあらゆることを真実でないものにすることはありません。それはそれで全て、たとえそれが嘘であっても、外側にある真実です。それらは全て、たとえそれがリアルだと呼ばれるものをベースにしていなくとも、それらは全て、ストーリーです。はい、ポイントに戻りましょう。

真実とは受け取り方です。見方です。あなたがどう知覚し、受け止めているかです。受け止めるとは気付くことです。気付きとは意識です。

もう一度おさらいしましょう。真実とは知覚です。あなたがどう外の世界を知覚してるかです ―そして、あなたはあなたが望むように知覚しますー 自分をどう見るかもです。知覚とは単純に、気付き、気付いているということです。人によっては見方が制限されています。気付きが制限されています。前にアメリカのインディアンや、世界中の原住民の話をしたと思うのですが、彼らには近づく船が見えていませんでした。彼らに、それに対する気付きがなかったからです。船が入ってきても、彼らの知覚の中にはありませんでした。そしてこれでも話したと思いますが、アトランティスの時代でも、アトランティス初期の時代には、夜空に星は見えませんでした。あなたは星々が輝く夜空を見ているので、俄かには信じがたいと思いますが、そうでした。気付きにそれが無かったのです。それを受信できる帯域の幅が無かったとも言えますね。なのでそれはそこにありましたが、そこには無かったのです。そこでは星が無いのが真実でした。あなたがそう知覚しているからです。星は無いと。

私たちには知覚があります。真実とは知覚し、受け取っているもののことです。知覚し、受け取るとは気付くことです。気付きとは意識です。気付き、知覚する能力です。あなたは、あなたが暮らす物理的な現実に気付いています。しかしその周囲に広がる別領域の話になると、それほど気付いていませんね。つまりそれはそこには無いのです。全ての領域、次元はここ、全てここと重なっています。しかしあなたはそのことに気付いていません。その理由の一部は、あなたにまだ準備が出来ていないからです。このことで、脇道に逸れてしまう可能性が少しですがあるからです。そしてまた別の一部は、マインドがブロックしているからです。

マインドがブロックしている、そう言いました。そして合わせて言うと、マインドはある意味で、ブロックすることによってあなたに仕えているのです。さらに加えて言うならば、このアミヨーライフへとあなたがシフトしている中で、マインドはリラックスし始めています。コントロールを、制限を、目や耳、人間の感覚、マインドの記憶やクオリアさえも超えて、知覚できるところまで、手放そうとしています。あなたはとても美しい方法で、別領域のことを知覚し始めるでしょう。圧倒されたり、当惑することはありません。とてもシンプルで、美しい方法でそれが出来るようになるでしょう。

さあ、そのことを踏まえて、深呼吸をしてください。真実、知覚、気付き、意識、外を全てを知覚できるその能力、それらが実際には全て内側から来ていることを踏まえて、深呼吸してください。

驚くべきことです。結局、全ては内側から来ています。あなたは外側でそれを知覚していますが、全ては内側で知覚されたものなのです。夜空の星、宇宙、銀河、ここから見える広い海、全ては知覚であり、全てがあなたのエネルギーです。それらは全て、あなたのエネルギーです。

さあ、大きく、深呼吸をしてください。

ではここで、長い間欠けていた、人間とマスターとI Amのリンク、コミュニケーション、通信のリンクの話に戻りましょう。長い間、通信不能になっていましたね。しかし実際それは、知覚の外、気付きの外にあったということです。

The Dragon(ドラゴン)

では少しギアをシフトさせて、プロナストについて話しましょう。一番最近のプロナストです。あれはこれまでにやってきたどのプロナストとも趣の異なるものでした。もともとプロナストとは世界について取り上げるものでしたが、今回はみなさんのことも取り上げました。今回は、他のどのプロナストよりも、個人に焦点が当たっていました。

私たちには、テクノロジーや現れつつある新種の人間たちとともに、世界が何処へ向かっているのかを話す必要がありました。このドラゴンが入ってくるポイントにたどり着くために、惑星の流れ、向かう方向、意識がどの辺りにあるのかについて話す必要があったからです。今回のプロナストで私は、ドラゴンが入ってくると言いました。惑星、今の惑星にだけではなく、みなさんの生活にも、それが惑星にもたらす影響とは異なる影響を持つものですが、ドラゴンが入ってくると言いました。いずれにせよ、ドラゴンは入ってきます。

ドラゴンは、他の何よりも長く、シャーンブラと関わってきたものになります。ドラゴンが象徴する何かに対して、親和性があり、ドラゴンに対する親近感もあり、世界中のシャーンブラが何らかの接点を持っています。みなさんの多くが、今入ってきているドラゴン、そのドラゴンとの過去についての個人的なストーリーを持っています。

そういうわけで、私たちはプロナストで、ドラゴンが今入ってきていることについて話しました。あなたの個人的な暮らしの中でドラゴンが果たす役割、それは古い罪の意識、恥の感覚の一掃です。この生涯のものだけではなく、他の生涯から来る罪悪感、恥についても同様です。あなたは罪や恥の意識を抱えたままで、認識に至ることは出来ません。不可能です。私たちはスレッシュホールドのイベントで、長い時間それについて話し、多くの経験をしています。

あなたは罪や恥の意識を持って、認識に至ることは出来ません。それを抱えたままでそこに挑んだ人も存在しますが、その人は滅茶苦茶に ー噛み砕かれて、吐き出されました。それは、永遠にも思える昔にウォールオブファイアを超えた時よりも、酷く厳しいものでした。あなたは罪や恥の意識を持ち込むことは出来ません。

ドラゴンはまた、どこに嘘があるかを見つけ出します。どこに嘘が、歪みがあるかを見つけます。分かりますね。そのことを少し感じてみれば、罪と恥の意識が、最大の嘘生成器であるのは明白です。人々は罪や恥の意識に対処するため嘘をつきます。原初の嘘の全ては、その全てが、恥の感覚、人間あることに対する恥の意識から始まったと言ってもいいぐらいです。罪や恥の意識を強く感じた時に、人は自分に、他人に対して嘘をつきます。そうして現実の歪み、真実の歪みを創り出します。

それは必ずしも悪いことではありません。ただ、あなたには今、多くの様々な知覚、受け取り方のレイヤーがあり、時にそれらが反発しあっています。仮にあなたが嘘をついても、それはそれでオリジナル、そこにある真実と呼べるものですが、それはそれで続いていきます。嘘のストーリーもあるということです。ある意味で、互いに相反し合った、時に矛盾する2つのストーリーが展開されていることになるのです。あなたはその嘘の上にさらなる嘘を重ねます。そうするうちに、多くの異なる様々なストーリーをベースにした古い人間のエゴが形成されていくのです。ストーリーは基本的に同じものでも、嘘、歪みをベースにして進んでいくものが生まれます。

あなたには何が起こっているのか、感じられると思います。誰しもがそういったストーリーを持っています。意図的な嘘がベースになったもの、半ば無意識の嘘から育ったもの、そういったストーリーを持っています。誰しもが、そういう全てを同時に進めていて且つ、真実を見つけようとしています。意識的になりつつある存在とはそうするものです。真実を見つけようと努めています。それは、意識に近づく存在にとっては深い何か、抗しがたい何かであるからです。

分かりますかね。私は、あなたの旅が様々な意味で困難、非常に困難なものであると言ってきました。そして、その全ての苦難、挑戦の中で、もう諦めたと観念した時、もう砂の中にでも隠れるしかないと覚悟した時、何かがあなたを、このポイントまで連れてきました。何かとは、気付き(knowingness)です。私はこの言葉について何度なく話してきましたが、気付きです。深い深いところにある内なる気付きです。それはマインドで合理的に考えられるものではありません。その正しさを証明することも出来ません。自ら設定することも出来ません。それは内なる気付きです。あなたが「うーん、ただ何か、もっと何かがある気がするなあ」と言ったであろうそれのことです。こう言い換えてみましょうかね。「私には私の真実があるのが分かっている。私の真実があるのは分かっている。どこかにある。感じられる。それはある。全てが静まり返ったその瞬間に、私にはそれが感じられる」

それは、何かの気付きであり、それは内なる真実に対する気付きです。そして何が起こるのかというと、ドラゴンがあなたの人生に入ってきます。それは、あなたをあなたの真実から、それに気付くことから、あなたを遠ざけているものの後を追いかけ回します。

Your Truth(あなたの真実)

さあ、あなたの真実について少し話しましょう。

あなたはそれを言葉で定義出来るようにはならないでしょうし、私はそうすることをお薦めしません。それは言葉を超えたものです。マインドはそれを何かでクオリア出来ません。言い換えるなら、理論的な関連性が無いのです。しかしあなたは真実を、絶対的な感覚、気付き、感じ、として認識するようになるでしょう。それはあなたに向かってやってきます。あなたの真実は、他のいかなる誰のものとも違っています。どんな不変の真実とも違っています。いかなる外の真実も異なっています。

あなたの中に真実はあります。それはあなたの歴史ではありません。あなたが本当は誰なのか、は歴史のようなものではありません。それはただ真実なのです。そしてそれは常に、常に、常に、あなたの一部としてありました。たとえあなたが真実から外れたとしても、それは依然としてそこにあります。たとえあなたの知覚が制限されていたとしても、それはそこにありました。真実はあなたの中にありました。そしてそれこそが、FMが「どうやってゲートウェイを、通信のポータルを開けばいいのか? 人間とマスターとI Amを間をどうやって繋ごうか? この魂レベルの通信をどうやって人間のレベルへ、人間の日常へ導入すればいいのか?」と、本気で取り組んだことなのです。そして、彼はそこに生きました。それは、ソフトウェアプログラムっぽくない響きなのですが、それが、真実、でした。

人がその人自身の真実に気付いた時、それはどんな言葉でも表すことが出来ない素晴らしいことなのですが、人が自身の真実に触れたその時が、マスターとの通信、コミュニケーション、その接続に美しく気付く時なのです。繰り返しになりますが、言葉を期待しないでください。そうではなく、音楽を、感覚を、気付きを期待してください。

真実とは実際、感覚です。それは最もややこしい感覚の1つです。分かりますか。私たちは天使の感覚、20万を超える感覚に取り組んでいて、シャウドや、キーハックではもちろんのこと、その中のいくつかについて扱ってきました。そして、真実もまた、感覚です。しかしこれは他のものとは全く全く違っています。思い出してください。感覚とは、現実の受け止め方です。感覚とは、現実をどう知覚しているかです。それを人間の感覚、物理的な感覚と混同しないようにしてください。ここで言っている感覚とは、現実をどう知覚しているかであり、その方法はたくさんたくさん存在します。あなたにも出来ますよ。1度に1つだけではなく、複数の感覚を使うことが出来ますよ。

しかし真実は、全ての感覚の中で最もあなたに親しい感覚です。それは「あなた」という感覚です。

真実は最もユニークな感覚です。真実は、より意識的になり、より気付けば気付くほど、探し求めたくなる対象です。それはあなたの目覚めの中で聞こえてくる合図です。何か内の深いところからくる呼びかけです。そしてそれが真実です。それは宇宙についてではありません。宇宙の真実など、誰も見つけることはないでしょう。そんなものは無いからです。それをあなたの外側に求めること、それは大いなる余興です。大いなるマキョーです。

しかしこのポイントにまで達したあなたは、真実が内にあることを分かっています。そしてそれこそが、FMが研究中に思い付いたことなのです。マスター、I Amとの間の通信リンクをどうやって開けばいいのだろうか? 真実の感覚、あなたの真実、という経路を使えばいいのです。

ドラゴンはその真実の中にあるべきでないもの、その掃除を手伝ってくれるでしょう。ドラゴンは何が嘘をベースにしたストーリーなのかを識別する助けをしてくれます。もちろん、全ては嘘であり同時に真実である、そう哲学的に主張することは可能です。そして私たちは、その立場を取ることに同意したいと思います。全ては嘘であり真実です。しかしそれは「あなたの真実」、あなたの内なる真実とは異なるものです。

私たちが先月のメラブで行ったのは ―あなたの真実― を持ち込み始めることでした。それを今回のシャウドでも続けたいと思います。

Merabh of Your Truth(あなたの真実のメラブ)

さあ、深呼吸をしましょう。バックグラウンドミュージックを流しましょう(音楽、始まる)。

全てはあなたの真実、気付き、真実の感覚に関することです。

真実とは感覚です。現実を知覚する、その1つの方法です。あなたの現実から始まり、大きく拡大するものです。真実は全ての中で最も単純且つ、素晴らしいものです。

あなたの真実、あなたの個人の真実を感じても、言葉にはしようとしないこと、このことを忘れないでください。それをただ知覚し、感じて、それがそこにあると知ればいいのです。

言葉を当てはめようとはしないでください。それでは頭の中に行くだけです。それはマインドを困惑させます。あなたは出口のない迷宮に入り込みます。なので、言葉にはしないようにしてください。

そこを超えて、感じてください。

あなたの真実です。

(間を取る)

今は、それがどう定義されるべきかを正確に知っておく必要はありません。言葉に置き換えたり、頭で組み立てようとしないでください。ただそれがそこにあると知ってください。

大きく深呼吸をしてください。あなたの真実、他の誰にも、何にも属していない、あなたの真実を感じてください。

その真実はあなたから取り上げられることはありません。不可能です。あなたと世界中の全ての嘘をもってしても、その真実が取り上げられることはありません。

(間を取る)

深呼吸をしてください。真実がマスターと人間、I Amの間のコミュニケーションを開きます。

(間を取る)

繰り返します。あなたの真実を定義しないでください。ただそこにあると知ってください。そこにあると知るだけ ーそれで十分です。

(間を取る)

そうなのです。あなたは長い間、いくものいくつもの生涯をかけて、外側に真実を求めてきました。そしてまた、内側に真実を求めて、全てのストーリーの複雑さ、嘘、歪み、その混乱の中で自身を見失ってきました。

真実とは感覚です。全ての感覚の中で最も親く、個人的な感覚です。

大きく深呼吸をして、それがただそこにあることを知ってください。それがそこにあるとただ知る、それが全てです。

それを知るいつの日か、その日はとても近いですが、その日には、真実は深い深いレベルであなたとマスター、全ての叡智、I Amとを接続してくれるでしょう。さらにそれだけではなく、真実はあなたとエネルギー、あなたとエネルギーそのものもまた、接続します。

真実はその関係を創造します。何故ならそれが真実だからです。真実とエネルギー、わあ、まるで美しい恋人同士のようです。パートナーです。彼らは互いとどう踊ればいいのかを知っています。とてもよく分かっています。

大きく、深呼吸をしてください。真実がそこにあることを知ってください。それは一度もそこを離れたことはありません。ただ忘れられていただけなのです。

一度も消えたことがありません。ただ見過ごされていただけなのです。

深呼吸をしてください。今、あなたの真実が戻ってきたことを知ってください。

(間を取る)

その真実で、全ての通信経路が開放されます。その真実で、新しいエネルギーとの関係、アミヨーライフが訪れます。

深呼吸をしてください。あなたの真実が再び、あなたとともにあることを知ってください。

(間を取る)

そしてそれが定義さえされないことを許し、受け入れてください。そのことこそが真実の感覚の美しさなのです。

あるいは時間がたって、そのことを詩的な形式ででも、書きたくなるかもしれません。しかし今は、あなたの真実がそこにあることを知る、そのことだけを自分に許してやってください。それは知覚です。現実を捉えるやり方の1つです。あなたに来るエネルギーを仕えさせる、そのやり方の1つです。

(間を取る)

真実です。それはもしかしたら、人間とマスター、I Amを繋ぐ、最も効率的な接続方法かもしれません。

(間を取る)

真実、それは人間の言葉で表現するのがとてもとても難しいもの ―しようとすれば嘘になってしまうものー ただ感じられ、あるとだけ分かるもの、そう理解しておくのが良いでしょう。

(間を取る)

真実とは、あなたの外側、宇宙、地球の深い深い地面の中でも、絶対に絶対に見つからないもの。真実とはただ内側から訪れるもの。

あなたの真実はそこにある。それが分かることを自分に許してください。すぐここにありますよ。

(間を取る)

失われていたわけではありません。ただ忘れられていただけのことです。

それを忘れていたせいで、あなたはマスター、I Amとちょっと疎遠になっていました。

(間を取る)

私たちはプロナストで、そしてスレッシュホールドのイベントでは特に集中的に、ドランゴンの目を見ることについての話をしました。それは本当のところ、その目の中に、あなたの真実を見ることについての話です。もしそこに歪みがあったり、罪や恥の意識の重荷があるなら、あなたは自分に真実を見るのを許していないということです。

(間を取る)

あなたが全ての罪悪感、恥の意識、そして苦難を求めたりエネルギーの奴隷になることを超えられて初めて、あなたはあなたの真実を見始め、また、感じ始める場所に立つのです。あなたには真実があなたとともにあることが分かります。そのことがアミヨーライフをもたらすのです。

覚えておいてください。真実とは感覚です。判断の結果ではありません。何が良くて何が悪いのか、そういうことではありません。それは単なる感覚です。最も純粋な、現実の知覚の仕方です。

あなたはまた、真実とは外に持ち出して外在化させたいとは思わないもの、そう分かっていくと思います。それは内側で照り輝く炎です。あなたの真実とは、世界に持ち込まれるものでも、与えれるものでもありません。しかしただ放射されます。あなたの真実という光、それが意識に届いたなら、それが思い出されたなら、あなたの光は世界の隅々までもを照らすでしょう。あなたはそれを外に出そうとしているのではありません。ただその輝きが、世界を照らしているだけなのです。

深呼吸をして、あなたの真実がそこにあるのを知ってください。数々のストーリーを覆うオーバーレイ、嘘、自己欺瞞、よそ見、外部の探求、それらの全てはどうでもよくって、ただ、あなたの真実はそこにある、そのことを知る、分かっていることを楽しんでください。

そして忘れないでください。それを定義しようとさえしないでください。今は言葉にしようとしないでください。それは知覚です。感じるものです。自分にそれを感じさせてやってください。あなたにあなたの真実を感じさせてやってください。

(間を取る)

そこに恥の意識などないことを感じてください。そこには、あなたを恥じる感覚などありません。真実から離れていたこと、そんなことは恥でも何でもない、そのことを感じてください。

(間を取る)

深呼吸をして、あなたの真実は、今ここにあるのだと知ってください。

(間を取る)

この真実が新しい友人たち、私たちがウィーゴ―と呼ぶ、新しいエゴとの、マスターとの、エネルギーとの、通信、交流をもたらします。

深呼吸をしてください。あなたの真実がそこにあることを知ってください。

(間を取る)

中には、自分みたいな者は、真実に、自分の真実になど値しない、今の今まで、そう感じてきた人もいると思います。中には、真実からは遥か遥か遠いところにいる、真実は自分には絶対に発見出来ないところに隠されている、そう感じてきた人もいるでしょう。

あるいは、今の今まで、真実など単なる哲学的なコンセプトである、そう考えてきた人もいるでしょう。しかしこの道をここまで来たのなら、大きく深呼吸をして、あなたの真実はここにある、そう分かってください。それはもう、絶対に絶対に、分からないところへは行きません。

あなたはもしかすると日によって、真実により気付いていることがあるかと思うと、あまり気付いていないこともあるでしょう。しかしそれは絶対に絶対にどこかへ行くことはありません。以前のように闇の中に消えてしまうことはありません。もう失われることはありません。あなたの真実は、この惑星における、このあなたの旅の残りと、アミヨーな暮らしの全てにおいて、あなたから離れることはありません。

さあ、このヴィラ・アミヨーで、私たち全員で、大きく深呼吸をしましょう(音楽、終わる)。わあ、この美しい場所で行った初めてのシャウドでした。

さあ、大きく深呼吸をして、あなたの真実はそこにある、その気付きに入ってください。

そして忘れないでください。あなたの創造の全てにおいて、全ては正しい。

アダマスでした。ありがとう。

翻訳: Ito Satoshi


注記: どうぞ自由にこのテキストを配布してください。ただし、一部を抜粋するのではなくこの注記も含め完全な形で、非営利かつ無償で配布してください。それ以外の利用については、コロラド州ゴールデンに住むジェフリー・ホップの書面による許可が必要となります。
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