Merlin I Am(マーリン・アイアム )シリーズ シャウド9

Merlin I Am(マーリン・アイアム )シリーズ シャウド9

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マーリン・アイアム シリーズ
シャウド 9- ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマン
のチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈
2021年6月5日
http://www.crimsoncircle.com/

私は私である全て。何人にも侵され得ない領域、アダマスです。

シャウドへようこそ。マーリン・アイアムのシャウド9、ここコロラドの、クリムゾンサークル・コネクションセンターからのライブにようこそ。さっそく、今日のセッションを始めるにあたって、深呼吸を行うとしましょう。

このセッションには、すべきこと、カバーしていくべき内容がたくさんあります。なので、このギャザリングを始めるにあたって、大きくゆっくりと、グラウンディングの深呼吸を行いましょう。大きくゆっくりと深呼吸をしましょう。

はー! 地球に戻ってくるのは良いものですね。カウルドゥラの身体に、そしてみなさんの1人1人とともにこの物理的な領域に戻ってこられるのは良いものですね。はい。ただ、ここから先へと進む前に、いの一番にすべきことがありますよ。偉大なるアセンデッドマスターがやって来たわけですから、コーヒーぐらい出してくれますよね? コーヒーが飲みたいですね。わあ! まさに、というタイミングで来ましたね。ケリー、ありがとう。

ケリー:お菓子もいかがかしら?

アダマス:今はコーヒーだけにしておくよ。

ケリー:了解。

アダマス:でも置いておいてもらえるかな。カウルドゥラかリンダが食べるかもしれない。ありがとう。

ケリー:あなたのものよ。

アダマス:あー! シャーンブラ・ランドのみんなに挨拶したらどうだい?

ケリー:シャーンブラのみんな、こんにちは! みんなに会いたいわ。ここへ来たら、キスをしましょう。

アダマス:私にはしてくれないのかい?

ケリー:あー、そうね、そうね!

アダマス:だよね。

ケリー:キス出来るわね。

アダマス:ムーーーンワッ! あー!

ケリー:ありがとう。

リンダ:みんな、いつもケリー・ギャランには感謝してるわ。彼女が提供してくれる素晴らしいサービスにね。本当に、彼女は素晴らしい働きをしてくれてるわ。

ケリー:愛してるわよ、リンダ!(アダマス、笑う)アダマスも。

アダマス:リンダにもキスをしないと。

リンダ:おおお!

アダマス:ムーンヮワ!

リンダ:私って、ツイてるわね!

アダマス:ここ1年、あらゆる面で社会的な制約を許容しなければなりませんでしたが、そのうちの半分程度が、そろそろ終わりを迎えつつある、そう理解しています。ハグをしてキスが出来るというのは嬉しいものですね。それに関してさほど嬉しいとは思わない、そんな人にとっても、やはり他のことでも、今はやることができますね。

今日はカバーすべき内容が盛りだくさんです。ここで重要になってくるのは、物事は多くの様々なレベル、階層で起こるだろうということです。そのことに慣れてください。様々な階層にわたって生きるということですよ。

そのことに対して時に、当惑することがあるのは分かっています。時に、あなたは、留まっていたいと感じる、ある快適な階層、そこだけにいたいと思うことは分かっています。が、シャーンブラとして私たちは、あなたは、そういうところを目指してはいません。私たちはたくさんの階層、様々なレベルにわたって、機能していこうとしているのです。

今日、言葉としてそれを話します。もちろんです。私たちはある意味、少なくとも差し当たってしばらくは、そうしないわけにはいきません。しかし、私たちが今日やることには、これまでで最も多くの、エネルギー的なコミュニケーションが含まれています。

あなたは言葉を聞くわけです。が、私はカウルドゥラを、もっとエネルギー的なコミュニケーションをするよう、チューンアップしています。そういうところへ向かっています。キーハックで向かっているところ 向かうであろう場所がそこなのです。私たちはそのことに関して、ライブのギャザリングで、クラウドクラスで、他の全てで取り上げていきます。たくさんの階層、レベルで為されるコミュニケーションに慣れてください。複数のレベルで通信する、放射することに慣れてください。ただ1つの階層だけでそうするのではなく、複数の階層でそうするのです。そうして、また複数のレベルで受信をして、その内容を理解してください。言葉も言語も必要としない、生来の理解力を発揮してください。耳に向かって話してもらったり、何かを読み上げてもらう必要などないのです。あなたにはそれが何のことかが分かるのです。

というわけで今日は、大きく深呼吸をして、複数レベル、複数次元、複数のコミュニケーションへと向かいましょう。

分かりますか、あなたが過去に行ったシャウド、他のそういったものに戻ったとして、そこには当然、言葉があります。が、そこには埋め込まれたエネルギーもあるのです。そのエネルギーは生きています。それは、古い、もう終わったエネルギーがそこを漂っているのではありません。私たちがやってきた全てのシャウドで、あなたがプロダクトと呼ぶ全てにおいて ―「プロダクト、製品」という言い方はあまり好きではないですが― そこには、私とみなさんとでやってきたその全てには、生きたエネルギーがあるのです。エネルギーは依然として生きていて、展開し続けています。固定されてはいないのです。あそこにはエネルギーの52番が入っている、といったものではないのです。違います。エネルギーは展開し続けています。そしてそれこそがエネルギーの美しさというものです。それが、私たちが今話している通信のパッケージ、その全体を構成する一部なのです。

というところで、大きく深呼吸をしてください。様々なレベル、階層を感じてください。自分を信頼してください。とても重要な要素です。自分を信頼してください。

今日のディスカッションは7章構成になります。7つの異なるレイヤーがあります。はい。

リンダ:ワオ。

アダマス:まあ、いいよね? もっと欲しいかい?

リンダ:悪くないわね(彼女、笑う)

アダマス:もっと少なくかな(アダマス、笑う)。

リンダ:そうね、多いかしらね。多く感じるわ。

アダマス:いや、実際とてもシンプルだよ。十分に機能できるよ ―みなさんはたった今だって、少なくとも10の異なったレベルで夢を見ています。自分は目が覚めている、そう思っていたとしてもそうなのです。あなたはそういった全ての層で本当に夢を見ているのです。あなたはただ、それらを意識していないだけです。つまり、7つなんていうのは、無いのと同じです。私はよりシンプルにしようと思い、考え始めました。今日ここに来るための準備として、アセンデッドマスターズクラブでいろいろメモを取ったわけですが、42の異なったレベルになっていました。私はこう思いました。これは単純化することを目的として、濃縮した方がいいと。ところで、一口もらってもいいかな、、、(クッキーを手に取る)先に食べたいかい?

リンダ:いいえ、遠慮するわ。

アダマス:ふむ。人間の食べ物ですね。興味深くもあり、アセンデッドマスターズクラブで出されるものと比べて、非常に非常にリアルです。美味しいです。ただ、、、

リンダ:「オートミールのはちみつがけ」はどうなのかしら? それって、あなたにとって気分がすごく上がるもののはずよね。

アダマス:それはたまたま最後の生涯で好きになったものだよ。あれにはとても満足しててね、、、

リンダ:それよりこれが美味しいとは思わないわけね?

アダマス:これにはいくらか興味深いフレーバーが含まれているけど、私の好きなオートミールとナッツのはちみつがけのようにはなっていないね。実際はロールドオーツだね。ただのオートミールじゃなく、ロールドオーツだよ。アセンデッドマスターズクラブのメニューの中で一二を争う人気じゃないかな。

リンダ:(小声で)当然よね。

アダマス:(笑う)アダマスが食べているならと、みんなもそうするんだよ。

リンダ:どうもメニューを決めているのはあなただけみたいね。

アダマス:そうだね、キッチンは私のものだよ。私たちはそこから出てきたものを食べるわけだ。で、今日は7つの異なるレベルの話だよ。

リンダ:了解。

アダマス:じゃあ最初のレベルから始めるとしよう。

リンダ:ええ。

1 − 疑い

アダマス:先月のギャザリングで、疑いについて話しました。疑いについてでです。疑うというのは、ある意味で、人間の性質として染み付いてしまったものとなります。疑いはマインドからやってきます。疑いとは、あなたが自分を制御、管理するために使うものです。それはとても奇妙なやり方ではありますが、自分自身を疑うというのは、マインドからの、自分は何か過ちを犯すかもしれない、という信号なのです。マインドは「前にそれをした結果が最悪だったんだから、また同じことをするんじゃない」そう信号を発するわけです。マインドはとても線的であり、たくさんのデータを扱うのは分かっていますね。だからマインドはそういう信号を送ってくるのです。その信号は、生存に関わる部分、脳にある生存を司る部分、そのアスペクトから来ています ―まず自分を疑います― そしてそれは他者によって強化されます。他者とは本当はあなた自身ではありますが、いずれにせよ、疑いはそうして強化されます。マインドの中で疑いの声が聞こえます。それを発しているのが親であれ、自分であれ、何らかの困難を味わった過去の自分、アスペクトであれ、そういうものの声として聞こえます。人によっては、そういうものを一度も受けたことがないにしても、頭の中で、精神科医、心理学者の声として聞いています。それは、自分が脳の中で演じている心理学者であり、それは個人的にかかりつけの心理学者で、それは常に常に疑うということをしています。「それって、本当にしたいと思っていることなのかい? 本当にそうだと感じているのかい?」と常に常に確認、チェックをしています。掘って掘って掘り下げて、そそのかして、自分で自分を疑うように仕向けています。

疑いです。もうそんなことをして得られるものはありませんよ。リンダ、書いてもらえるかな。その驚くべきファンシーな魔法のタブレットに。

リンダ:了解。

アダマス:あなたはもう、疑いからは何も得られない。

リンダ:ということは、1番目は疑いかしら。ただ疑いと書けばいいのかしら?

アダマス:君はもう、疑っても何も得られないよ。

リンダ:あら!

アダマス:そうです。得るものは無いのです。それはただのゲームです。ここで疑いが何であるかを考えてみましょう。疑いとは、マインドの中で行われていて且つ、それを日常で外に向かって演じるゲームです。もうそんな無意味なことはやめるべきです。ただの無駄です。あなたをどこへも導かないゲームです。みなさんの多くが、ボードゲームに馴染みがありますよね。サイコロを振って、他のプレーヤーを倒そう、上回ろうとしますよね。疑いがボードゲームであったのなら、それはどこにもゴールのないゲームです。円をただただ回るだけのゲームです。前進というものがありません。何の進歩もしないのです。実際のところ、疑いの人生ゲームでは、それはほぼ間違いなく後退です。全ての賽の目が悪い結果に繋がります。全ての ―おー、素晴らしいね、リンダ。ワオ(リンダの板書について)。

リンダ:長い間やってなかったから。ちょっと練習が必要ね。

アダマス:何の?

リンダ:書く練習よ。

アダマス:あー、書く練習ね。書くことだね、うん。私は単に、私たちが何について話しているかを明確にしておきたいだけだよ。

というわけで、疑いがボードゲームであったなら、どれだけサイコロを振ろうとも、そのどれも、全てが全て悪い目です。順番が回ってきて、山から引いたそのカードは、どれもが悪いカードです。疑いはあなたをどこへも導きません。で、疑うことの利点って何でしょうか? そもそも疑うことに利点などあるのでしょうか? まあそうですね、先ほど言ったように、疑うことで自分を制御できますね。自らを疑うことで、一種の境界が作られます。周囲を壁で囲うことができますね。自分自身という箱ができます。

そうすることで得られるものはありません。

あなたは、自分を疑うことで、あなたがこの惑星でやるであろうこと、向かうであろう場所を無駄にすべきではないのです。疑わないというのは、一方でワクワクさせられることではありますが、もう一方で、とても怖くもありますね。少し想像してみてください。疑いから解放された人生を想像してみてください。それを書いてもらえるかな。「疑いの無い人生」

それを感じてみてください。

(間を置く)

1日を通して、いったいどれだけ自分で自分を疑っているかに気付きますね。疑いはコンスタントに発され続けて、あなたを足止めしています。あなたを小さなままにしています。あなたは非常に平坦で、線的で、限定的な状態に留められます。もうこれ以上、疑うという不毛なことは、人生においてやめるべきです。本当に質の悪いゲームです。それ以上でも以下でもありません。

誰もあなたに疑うことを押し付けてはいませんよ。人類の中央司令部があなたに疑うことを強いているわけではありません。あなたはそういうゲームの中にいただけです。そして今が、そこから退場する時なのです。

疑いです。これも書いてほしいんだけど、箇条書きでもいいし、それを含んだ文書にしてもいいんだけど、疑いとはレイプ魔です(リンダ、息を飲む)。なんだい? 私には何の迷いも疑いもないよ。自分がどんな言葉を使っているのか分かっているよ。疑いとは泥棒だ。

リンダ:同じページでいいかしら?

アダマス:どうぞ、お好きなように。それは君のデバイスだからね。疑いとは泥棒です(もぐもぐしながら言う。もう一口食べる)。

リンダ:泥棒?

アダマス:ここで食べておきたいですね。ずいぶんと長い道のりでした。ええ。アセンデッドマスターズクラブを出てここまでは、かなりの長旅でした。ちょっとお腹が減っています。

疑いは泥棒であり、そしてまた疑いは、人殺しです、、、

リンダ:(息を飲んで)ワオ!

アダマス:、、、エネルギー殺し、あなたのエネルギー殺しです。疑いはレイプ魔です! 泥棒です。あなたのエネルギーを殺すものです。疑いがやるのは、まさにそういうことなのです。そのために強い言葉を選んだことに私は満足しています。何故なら、疑いとは、まさにそういうことだからです。ぼやかすのはやめにしましょう。疑いとはレイプ魔です。疑いはあなたのエネルギーをレイプします。あなたのエネルギーを押しのけて、あなたにあなたのことを疑わせます。疑いとは泥棒です。あなたからあらゆるものを奪います。あなたの身体やマインドから生命力を奪うだけではなく、それはあなたの真のアイデンティティさえも奪います。疑いは人殺しです。疑いは、あなたである真のI Amを殺します。マーリンを、魔法使いであるあなたを、殺します。そんなゲーム、そんな不毛なことはもう続けるべきではありません。それはもう終わりです。

疑いを感じた時は、それを超越してください。疑いが浮かんでくる、そう感じられた時は、それを超えるようにしてください。そのために1つ言葉を用意します。疑いの反対の言葉って何ですかね? 間もなくそれについて話しますが、その言葉を取り入れて、疑いを超越してください。

私たちが向かっている場所には、疑いの入れる余地は全く全くありません。あなたが疑いをいくらかでもを抱えていると ―ちなみに、先へ進む前に言っておくと、ドラゴンがそういった疑いを見つける助けをしてくれていますよ。あなたに最近起こったその手のことが、まさに起こったのはそういうことです。あなたの中にある濁った汚水溜から疑いが掻き出されてくるような感じですね。起こっているのはまさにそれです。ドラゴンが疑いを見つけてくれています。何故なら、私たちが向かっているところには、疑いの入れる余地が無いからです。

私たちは向こう側へ行く、そう言えます。私たちは別の数々の領域へと入っていっているのです。私たちはこの惑星で、マスターとして真に生きる、そこへ向かっているのです。疑いがあったのではそれは出来ません。だからドラゴンが見つけて、持ってきてくれているのです。

私たちは疑いなど入る余地が無い場所へと向かっているのです。そこでは、疑いはあなたを引き裂きます。本当にあなたを引き裂きます。宇宙へ打ち上げられた宇宙飛行士がいて、その宇宙船には多くのものが詰め込まれている、そんな様を想像してみてください。過積載の状態です。その宇宙飛行士は、打ち上げの直前、誰も見ていない隙に、大量の追加物資、毛布に食べ物に道具類、サバイバルキット、他のあらゆるものを飛行船に載せたのです。彼は恐れていました。それらが必要になるかもしれないと思っていました。いずれにせよ、彼は宇宙空間にいます。宇宙船はある重さを前提として設計されていますが、今はそれより遥かに多くの荷物を抱えています。で、何が起こると思いますか? 荷物が宇宙船を中から引き裂きます。宇宙船はそもそも行こうとしていたところに行けていないか、予定のコースから大きく外れるか、単純に端からバラバラになるか、引き裂かれるかするでしょう。

疑いとはそういうものです。余計な荷物のことです。あなたが何故それを持って搭乗しようとするのか私には全く分かりませんが、あるいは疑うことが当たり前になり過ぎているからそうなのでしょうね。疑いとは、いつでも近くにいる古い悪友と同じです。あなたはその悪友に頼ります。決断をしなければならない状況に置かれた時、3つか4つの中でどれかを決めないといけない時、あなたはその決定をする助けとして、疑いを連れてくるのです。で、あなたには、疑うことを基盤として為される決定が、どれだけウンコみたいな決定かを想像できていますか?

そうですね、ではここに何か新しい、エキサイティングで、珍しくて、冒険心をそそるような、そんな機会があるとします。そして今がそれをするかしないかを決める時だとしてみましょう。疑いはすぐにやってきてこう言います。「まあ、本当にやれるかどうかは分からないよね」や「もしかしたら、自分が勝手にそうだと思っているだけかもしれないな」と。あー! 分かりますか、私にはシャーンブラに関して、気に入らないと思うことが少々あります。それ以外であれば、したいようにしてほしいと思っていますが、私はみなさんが「分かりません」(リンダ、息を呑む)のフレーズを口にするのが気に入りません。私は、分かりませんとは言ってないよ。私はみんなが「分かりません」と言う、と言ってるんだよ。

リンダ:そうね。そうね。

アダマス:それに加えて疑うこと、みなさんが自分を疑うことに関しても同じです。私たちが向かっている場所には、そのための余地は無いんですよ。それがあるせいで、あなたはバラバラに引き裂かれます。私たちは外へ出ようとしています。超越しようとしています。私たちは全く新しいレベルの意識、コミュニケーションへと向かっていますが、疑いと一緒にいるのであれば、離陸することは絶対にありません。仮に離陸することが出来たとしても、それは快適なものにはなりません。

さあ、ここで世界中のシャーンブラと一緒になって、少し時間を取りましょう。大きく深呼吸をして、疑いを超越していきましょう。で、訊きますけど、そもそもあなたは、いったい何を疑っているのでしょうか? 唯一疑えるのは、あなたが単なる人間であるということぐらいですよね。唯一疑えるのは、あなたが空に舞い上がることはない、そう告げ、あなたをここに押し留めている人間としての疑いについてぐらいですね。

疑いについてはいくらでも、長く、長く議論することが可能ですが、その根源を言ってしまうと、人と違って見られたくないということです。失敗をした、間違っていると、他の人の目に映りたくないということです。分かりますか、失敗は実際、自分自身の目からすると、自分自身の受け止めからすると、そう大して悪いものでもありません。自ら立ち直ることができるものです。自分にこう言えたりしますよね。「まあ、あれは失敗だった。思ってたようには事が運ばかなかったな。ただ、本当の意味での失敗ではないかな。だって、まだ継続中の案件だから」と。それでどうエネルギーが回ったり、戻ってきたりするかを見てください。それは本当に、失敗ではないのです。それは単に、人生経験という大きなプロセスの一部でしかないからです。失敗ということには、なり得ません。あなたがその渦巻くエネルギーを受け入れ、それがオープンに、開いていくことに全てを委ねられたら、失敗は全くもって失敗ではないことが分かるでしょう。

つまり、あなたが本当に心配しているのは、あなたが気にして考えているのは、他の人たちのことなのです。他の人から見て、あれは失敗だったのか? です。彼らが自分に対して「やれやれ、間抜けだな。本当に馬鹿だな」(リンダ、泣いている真似をする)「お前はどうしてあんなミスをしたんだ?」そう言うだろうか? です。そして彼らは、面等向かってそう言わないにしても、まあ普通は言わないですね、しかし彼らは失敗であると思っていて(リンダ、泣き真似を続けている)誰かとそのことについて話します。「見たかい? あの時リンダが、、、」と。悪いね、君は聴衆全員の代表だからね。

リンダ:あら、嬉しいわ。

アダマス:「リンダがしでかしたことを見たかい? 彼女した馬鹿馬鹿しいミスを見たかい?(リンダ、嘘泣きを続ける)」と。そういうのを、、、(アダマス、笑う)。あなたが本当に気にしているのはそういうことなのです。つまり、自分自身としては、失敗を犯すことも、くだらないことをしてまうことにも、ある種の対処ができるのです。何故なら、あなたには分かる時が来るからです。私たちは時間の性質に本当に踏み込もうとしていますが、あなたはそれが実は失敗ではなかったと分かるようになるからです。あれはただの踏石、過程であったのだと。その石に足を置いた瞬間は、仮にも良いとは感じられなかったにせよ、しかし一方で、それは、最終的には自身に仕えることになるエネルギー全体の渦において、重要な部分だったのだと分かるのです。

しかし、人間は思います。「そうだよな。でも、他のみんなはどう思うだろう?」と。これがかなり手強いですね。先ほども言いましたが、あと数分後には、疑いに苛まれる状況に陥った際にすべきことについて話します。ただ、今は、疑いの無い人生、そのことを想像してください。分かりますか、パワー、力が不要な人生について話したことがありますね。今は、疑いが不要な人生について想像してください。

そのことを胸に、大きく、深呼吸をしてください。

(間を取る)

2− 時間

2番目です。時間です。時間とは魅力的なテーマです。時間とは、物理学者でさえ、納得のいかない何かです。時間は一定ではありません。あなたは時間は存在する、そう考えますが、科学的、物理学的にも、時間は定義できていません。それは実際、リアルなものではないのです。時間とは、人間が作り出したデバイスです。素晴らしいデバイスです。その中で生き詰まってしまわない限り、とても楽しいデバイスです。がその中で詰まってしまうと、厄介なものへと変わります。退屈なものになります。時間は死にもなりますね ―死そのものです― 何故なら、ほとんどの人間は、誕生のトラウマから苦悶の死へと繋がる、線的な時間の上に乗っているからです。その人たちはみな、死を待つタイムラインに乗っているのです。悲しいことです。とてもとても悲しいです。そう思わないかい?

リンダ:思うわ。

アダマス:惑星の意識がそのように影響されているのが悲しいです。まあ、これも私たちが超えて行こうとしているものの1つです。私たちは実際に、時間の中にいて且つ同時に時間の外にいることを可能にする、時間に対する理解に至ろうとしています。時間がガラクタから楽しい玩具に変わります。ツールになります。それを使って遊べるツールになります。

みなさんの多くが最近 ―私が最近と言うのは― カウルドゥラは「最近とは、どの程度か?」といつも確認を求めてきます。私にとって、それは普通とは少し違っていますかね。ここ数百年というのは、最近です。が、ここではみなさん人間にとっての最近で、みなさんの多くが、ここ数ヶ月、特にここ数週間に、時間の歪みを感じていますね。混乱します。そしてある意味で、少し楽しくもあります。が、やはり混乱するし、1日のルーチンを守ろうとしているなら、ちょっとストレスが溜まりますね。

あなたは時間の歪みを感じているわけですが、それは良いことです。起こることが起こっているのです。先月、これについて少し話しましたが、たった今この旅をしているのは、あなただけではないのです。毎日鏡で見ている「あなた」だけではないという意味です。今のあなたには同行者がたくさんいます。ともに旅をする関係者、同僚が大勢います。彼らはあなたの過去であり未来です。あなたは彼らの重み、そして喜びを、こう言えると思いますが、背負っているのです。あなたは彼らに対する責任、その全てをたった今、担っています。

そういうことが起こっているのです。リンダ、ちょっとチャートを描いてもらえるかい、シートを完全に丸々使って。

リンダ:了解。

アダマス:漏斗のような形を描いてもらえるかな。

リンダ:分かったわ。

アダマス:下へと狭まる様を、丁寧に、芸術的に描いてもらいたい。

リンダ:そうね、iPadでそれをやるのは得意じゃないわ。

アダマス:で、漏斗の下には、、、

リンダ:ええ。

アダマス:この漏斗には「今という瞬間」と書く。

リンダ:了解。

アダマス:単に「今」だけが良いね。で、下の部分には人間。

リンダ:オーケー。

アダマス:棒人間でいいよ。

リンダ:こんな感じになるわね。

アダマス:歩兵でも何でもいいけど、いずれにせよ、人間がここ、今にいると。で、今度は矢印を、1本は10時の方向から、もう1本は2時の方向から、漏斗に沿うように伸ばす。

リンダ:こうね。

アダマス:素晴らしい。で、左のものには「過去」、右のものには「未来」と言葉を付ける。これがまさに、たった今、みなさんが時間を拡大していく中で起こっていることなのです。

これが起こっています ―惑星にではなく、シャーンブラに、です― 今起こっているのは、あなたの過去が、過去生の数々が、今の生涯でもそうですが、開かれていっているということです。一直線の線上にあるのではなく、開かれていて、それがあなたの今に流れ込んでいるのです。あなたの未来としての可能性の数々 ―ちょっと難しいね、分かるかい(画面上で正しい側を指そうとして、笑う)。

リンダ:そうね!

アダマス:あなたの未来、その可能性の数々はもう、離れた未来にあるのではありません。未来の可能性の数々は、私たちが時間に縛られない意識的な存在になるにつれて、開いていっています。未来は開いているのです。それは漏斗を流れ落ちてもいるのです。あなたが最近、時間の歪みを感じるのはそれが理由です。時に、グラウンディングの歪みとしてそれが出ることもあるでしょう ―あなたはある特定のやり方でグラウンディングすることに慣れていました― そして今、あなたは、その手のあらゆる歪みを感じているというわけです。それはあなたが開いていっているからです。あなたは過去にも、未来に対しても、自分を開いていっています。過去、未来は今に流れ込んできています。しかもそれだけではなく、君のグラフィックに戻ってみると、その上段、ちょうどここには「魂」があるのです。

リンダ:おお。

アダマス:そして矢印が今に向かって真っ直ぐ下へと伸びています。というふうに魂、そして下へ降りていく全てのものが、あなたがそれを受け入れることによって、流れ込んでいるのです。それが委ね、受け入れることの物理です。それが起こっていることです。

過去が、時の牢獄から解放されています。未来、それはあなたにある全ての可能性ですが、それもまた時の牢獄から自由に外へと出ています。そして魂、マスター、あなたの可能性の全て、あなたのエネルギーの全てが、あなたが委ね、受け入れることで、流れ込んでくるのです。これは Allowing の基本の図解ですね。これが起こっていることです。全てがあなたのところ、漏斗の下にいる人間のところに降りてきます。どうして、ですか? あなたがそれを求めたからです。あなたがそれを欲しがりました。あなたは「この生涯がそれだ。私たちの総仕上げだ。私たちはマスターを体現する者としてここに留まる。私たちは魂の意識になるんだ」そう言ったのです。そしてそれをする中で、あなたはまた、過去の歴史とでも呼ぶようなもの、すぐにそのことについて話しますが、あなたはその鍵も開けることになるのです。歴史それ自体がアンロックされるのです。

既に起こったことというのは、石やコンクリートで閉じ込められているわけではありません。が、ほとんどの人にとっては、そうですね。彼らの受け止め方はそうであり、そのことに従って行動します。それはキング・アーサーがソードを石から引き抜いた話と同じようなものです。アーサーがそうする前に、多くの人が引き抜こうと挑戦して、失敗しました。彼はそこへ来て、単純にソードを石から引き抜きました。それは彼が、彼にとっての時間の鍵を開けたという意味です。つまり、あなたの過去 ―あなたが過ちを犯したと考えているその全て、やってしまったとあなたが考えている全ての失敗、抱いてきた疑いその全てを― 突然に、あなたは時間の牢獄から解放します。それはとてつもなく大きなことです。それは突出して大きなことであり、ウルトラ大きなことであり、クオンタム大きなことなのです。そして、それと時を同じくして、同時進行的に、あなたは未来をも、どこか別の場所にあるもの、別のこと、そういうものとして規定してきた未来をも、解放して、今に用意されたものにします。

ちなみにその全ては、こう言えますね、ごく自然に、ナチュラルに起こっています。あなたにはその研究をする必要がありません。私は今、結果を、あるいは今まさに起こっているであろう事実をただ述べています。これは、私たちが目指してやろうとする何かではないのです。次に何が来るかを、私が広げて見せる、そういうものでもありません。これは、たった今のあなたの話です。あなたの人生で起こってきたことの話です。私は単に、言葉を通して、そしてもっと重要なことに、エネルギーでのコミュニケーションを通して、それがどういうものかを定義して見せているに過ぎません。

つまり、事実として、時間がその流れ方を変えています。もう線的ではありません。時間は、あなたそれを選ぶのなら依然として線的です。しかし今、時間は過去からも未来からも解放されているのです。そして流れ込んできています。と同時に、魂としての気付きの全てが、その受け手、漏斗の下、今という瞬間に流れてこんでいます。非常に大きなことです。とても大きなことです。少し時間を取って、そのことを受け入れてください。そのことを感じてください。

(間を取る)

時間を取って、全てが漏斗を通ってたった今のあなたのところに流れ込んでいるのを感じてください。あなたは過去を開放し、また未来も魂も解放しました。

私は魂について話します。Master’s Life 14では魂を定義します。みなさんの大好きなクリムゾンサークルストアで手に入りますよ。少しプロモーションをしておいたよ、リンダ。

リンダ:ええ、素晴らしい情報が提供されていたわね。

アダマス:素晴らしい内容です ―感嘆すべき情報です― 何故そうなのか分かりますか? それはあなたの情報だからです。無論、私が転送し、言語化してはいますが、あなたの情報だからそうなのです。あなたが通り過ぎているものですね。仮にあなたがそれを通っているのでなかったなら、このどれもを私たちはやっていません。シャウドと呼ばれるものをともにやり、ある種グループの声、グループとしてのコミュニケーションの全てに、マスターズ・ライフのようなものにチューンするというのは、あなたがちょうどそのための場所にいるからです。

3− 歴史はハート中にある

次は3番目の章ですね。本当の歴史、あなたの本当の歴史は、あなたのハートの中にあります。マインドの中ではありません。歴史はデータではありません。本当の歴史というのは、データとは全くもって違います。

みなさんは歴史を、そうですね歴史の本、惑星の歴史、国の歴史、みなさんそれぞれ国の歴史であったりを目にしますね。

リンダ:3番目は「歴史」でいいのかしら?

アダマス:そうだね。「歴史」とするのではなく「歴史はハートの中にある」としてもらおうかな。そうだね。歴史はハートの中にある、で。

歴史の本を見ると、そこには数多くの事実、データがありますね。たくさんの名前やデータが納められています。そこにはたくさんの事実、数字もありますね。人々が歴史だと信じているのがそれですね。そしてある程度はそうですが、ただ、それはたった1つの側面でしかありません。何十、何百、もしかしたら何千とある、リアルな歴史全体に含まれている層の、たった1つにしか過ぎません。

最初は理解するのが難しい概念です。で、これこそが、私があなたに、ただ感じてほしい、そう言っているものなのです。その種のことがどういうことか分かり始めている人もそれなりにいます。過去とは、あなたがそうであったと思ったり、疑ったりしているものではないのです。私がここで疑うと言ったのは、疑いとは過去から来るという意味です。そんなものはありません。

あなたにあるのは通常、これこれこれが過去を構成しているとあなたが考えているデータ参照点の連続です。あなたはそれがマインドに保存されていると思っています。そこには歴史の全てがあり、数々の短編映画があり、写真があり、記憶があり、感情があります。が、それらは、ここ、マインドに保存されているわけではありません。ここに入るようなものではありません。なら、それらはいったいどこにあるのでしょうか? それらはマインドにある液体、アミノ酸、脳の中にある何らかの物質にあるのでしょうか? 違います。そんなところにはありません。そんなところには何も保存されたりしていません。

感情というものの全ては、クラウドの中にあるようなものなのです。そして、はい、それは、データを扱うコンピューターのシステムが、どうデータをクラウドに入れていくのかと、明確に類似しています。分かりますか、その場合、データはコンピューターそのものの中にあるのではありません。そうしたやり方は全て模倣です。人間の行うプロセス全体の、ある意味でコピーです。

というわけで、データの参照点、記憶の数々があるのです。それらは保存されています。クラウドの中にそうされるように、それらは格納されています。しかしクラウドは、特定の場所ではありません。つまり、あなたがそれを天国で見つけようとしたところで見つかりません。惑星のものでも、宇宙のものでも、アカシックレコードなどないのです。クラウドはただあるのです。そこにあるのです。

と、そこまで言ったところで、あなたの歴史全体、あなたがこれまでに行い、経験したことの全て、あなたの知っている全て、あなたがした思考の全ては、どの場所にも保管されてはおらず、しかしそれらはある、そう言っておくとしましょう。ならそれらはどこにあるのでしょうか? それらはただあります。空気中に漂っているようなもの、という意味です。それらはどこかで見つかるわけではありません。奇妙ですね。ただ、その全てには、検出可能な電磁気的な性質があるのです。それらが検出されるのは ―今もそれに関して少しは研究が進んでいますが、大して多くはありません― が、今から3年か4年ほどのうちに、その研究によって、私が、うーん、人の周囲にある思考の繋留所、記憶の繋留地、とでも呼ぶものの検出が可能になり始めます。とは言え、それらは、あなたが引き込んでそこに置かない限りは、本当にどこにもないのです。それは、漏斗から流れ込んでくるような感じです。それらには電磁気的な性質が備わっています。つまり、研究者たちは、他に的確な言葉が無いこともあって、あなたの周囲には一種のオーラ・フィールドのようなものがあり、あなたの思考、記憶の全てはそこに保存されている、そう結論付けるのです。それは実際、真実ではありません。が、検出されるのならそこなのです。さあポイントに戻りましょう。

あなたという歴史はあなたのハートに存在します。このここにある(身体の)ハートのことではありません。私がここで言っているハートの意味は分かりますよね。歴史はあなたの気付きの中にあります。ナストの中に入っています。で、それはいったどこでしょうか? そうですね、それは頭の中ではありませんし、心臓の中でもありません。ただここにあるのです。それはあなたである全ての一部です。それは存在するために時間も場所も、全くもって、必要とはしていません。その必要がないのです。

人間のマインドは、歴史はどこかには存在している、そう考えることでしょう。それと限定された場所、それと限定された時間の中にあるべきだと。しかしそうではありません。その必要がないのです。それが美しいところなのです。自由なのです。定義される必要がないのです。

あなたの本当の歴史はあなたのハートの中にあるのです。繰り返しになりますが、「ハート」という言葉を使うことで、私はそれがあなたの気付き、パッション、真のセルフ、魂でも、呼びたいように呼べばいいですが、それであると言っています。歴史はそこにあるのです。それは起こったことの記憶の中にはありません。記憶はとても歪んでいます。私はシャーンブラ、みなさんの中から、記憶にあるのは単なる1つであるとの認識に至って ―どう呼びますかね― その認識に至ってオーマイガー、「私は、過去の歪んだバージョンを見ていただけなんだ。それがゆえに私は、人生を広げることを抑制する数々の疑いを抱き、自分をこの物理空間の檻に閉じ込めていたんだ。そして私は今、脱獄しようとしている。自分を自由な存在として目にしている」と、もっともっとブレークスルーする人が出てくるのを待ちきれません。

あなたの本当の歴史はあなたのハートの中にあります。それはあなたの気付きにあります。

あなたが疑いを超えて「私は自分が知っていると知っている」そう言えるというのは、あなたが自らが得ようとしているものを疑うのやめたということ、あなたはあなたに向かって入ってくるものを疑わず、あなたが自分自身とのコミュニケーション、あなたの過去、未来との間で行われるコミュニケーションを信頼しているということです ―分かりますね、あなたはまだそのコミュニケーションを信頼していません。あなたはまだ言葉を待っています。そしてそれが言葉で来た時でさえ、あなたはそれを疑います。結局のところそれは、既にそこにある全てのコミュニケーションに、そこで起こっている全てのことにも、全くもって気付かないまま、ぼーっと歩いているのと変わりません。

あなたは既に時間をブレークスルーしています。あなたは既にあなたの歴史というデータベースをブレークスルーしています。しかし疑いが、あなたにそれを感受させないようにしています。疑いが、あなたに、ただあるそれが無いものとして振る舞うように仕向けます ―あなたはノイズさえも耳にしません。たまにあるとすれば ―そうですね、あなたが必死の必死になっている時が顕著ですが、時々は― それを感受、知覚できます。しかしいつものルーティン、人間としての日常に戻った途端、あなたはそこにある全てを無視します。

あなたの歴史、あなたが誰であるかという真の歴史、驚くべき存在たるあなたというのは、あなたに取り付き、影を投げかける疑いという殺人鬼、モンスターの影響無しに、あなたのハートの中にあるのです。データの中ではありません。それは個人にも当てはまりますし、人類についても言えることです。それはあなたの国についても当てはまりますし、それが何であれ、どんな歴史であれ、そうなのです。歴史は本当にデータの中にはありません。それがあなた、個人の場合、あなたのハートの中に存在します。そしてあなたは既にそのことを分かっています。しかしあなたはそのことを劣悪なまでに酷く疑ってきました。あなたはドアを閉ざしていました。そして私たちはそのドアの数々を開けようとしています。私たちはそれらのドアを開けるでしょう。そして時間そのものを超えて行きます。それはとても重要なことになるでしょう ―たった今も重要です― 私たちがやっていること、やっていくであろうことにおいて重要です。

が、そのために必要となってくるのは、真のレベルでの自分に対する信頼です。言葉でそう言うだけではなく、真のレベルで信頼することです。さて、ここで元の流れに戻りましょう。

4− ブレークアウト

次の章です。ブレークアウト、脱獄ですね。

リンダ:4番目は、ブレークアウトでいいかしら?

アダマス:4番目は、ブレークアウトで。

ブレークアウト、脱獄とはどういう意味で言っていると思いますか? ええ、人々は箱の中で生きています。比喩的な言い方ではありますが、人々は箱の中で生きています。箱は彼らに対して、一定の寛ぎを提供します。壁ははっきりしています。屋根、高さも決まっています。箱に関する全てのパラメーターははっきりと決まっていて、仮に毎日毎日、一日その不満を口にしていたとて、そのことが人々に、途轍もないレベルでの安心を与えます。彼らは人生に不満を抱えています。私はこう質問したいですね。それが嫌なのなら、どうして変えないのですか? と。それが嫌なら、どうして別のことをしないのでしょうか? シャーンブラにも言いたいですね ―私はそのことをずっと批判してきましたが、みなさんがそうであることが同じぐらい好きなのですが― 人生に何か気に入らないものがあるとしても、それがあるのは、あなたがまだ、その何かから得ているものがあるからです。あなたはまだその何かから、快楽、経験、新しい理解か何かを、得ているのです。受けて然るべき、そう考えている苦しみを受けるというのも同じです。

人々は箱の中で暮らしています。彼らは、非常に制限された視界の中にある自分自身、そして惑星の歴史の中で生きています。彼らは壁について不平を言います。彼らは暮らしについて不満を述べます。にもかかわらず、彼らは来る日も来る日も同じことをしています。全く意味が分かりません。彼らはいつも他の全てのせいにします。彼らはそれを親や文化、社会のせいにします。彼らにとっては、理解のない他者が悪者です。彼らはマイノリティーであることを、マジョリティーであることを理由にします。彼らは男性であること、女性であることのせいにします。それが何であれ ―今日という日が悪い― そう言うことで、自らを箱の中に留めています。

何人の人が本当に立ち止まって、こう言うでしょうか。「このうんざりする制限をどう超えていけばいいのだろう? どう冒険に出ればいいのだろう?」と。それについて考えはしますかね。

彼らはそのことを空想するかもしれません。が、その空想から出てしまうと、誰かか他の何かを非難し続けます。仮に非難をしないにしても、少なくとも言い訳をします。「子どもたちが大学を出るまでは無理だな。彼らが私を必要する以上、超えてはいけない。離婚をするまでは向こうへ行けない。だって配偶者は理解してないだろうから、私の奇妙な行動に関して、弁護士か裁判所に言うかもしれない」と。その手の言い訳は無限にあります。「それを今するわけにはいかない。まずは違う仕事を見つけてからだ」などありますね。私はその手のあらゆるものを聞かされました。「言い訳全集 ―本当の自分にならないための10億の言い分」という本を書きたいぐらいです。私はあらゆる言い訳を聞いてきました。そしてそのどれもが実際、筋が通っていないですね。「私はこの生涯でこうであることを選択した」以外に、筋の通ったものはありません。言い訳として通るのはそれだけです。「私はこうであるために間抜けなんだよ」か、見方次第で、こうであれるぐらい賢い選択をした、ぐらいです。そうでない限りは、箱の中で生きています。では、シャーンブラはというと。

シャーンブラはまだ箱の中で生きています。シャーンブラは各々、その箱を少しは大きくしました。シャーンブラは箱を少し広くして、少し広くなった箱に少しだけ多くの意識を入れました。が、それは依然として箱なのです。私はみなさんの全員がそうだとは言っていません。みなさんの大部分について、そうだと言っています。

あなたは外へ出ることについて話します。脱獄について話します。あなたは自分を反逆者だと思っていますが、実際のところ、反逆者ではありません。本当に違います。あなたは反逆者のような格好はしています。反逆者のように話します。しかし箱の中の反逆者は、結局箱の中の反逆者です。ええ、なので、実際に箱から出るまでは、反逆者ちっくな振る舞いに関して、あまり自慢はできませんね。自慢をするのは本当に外に出てからにしてもらいたいです。そうなれば、あなたはただ反逆者の格好しているだけではありません。あなたが外へ出たあかつきには、私がバッジをあげましょう。海賊バッジです。

私はみなさんを見下しているわけではありません。私はみなさんのケツを蹴り上げています(リンダ、息を飲む)。悪いことではありません。違います。全くです。だって、実際に私がケツを蹴ったなら、、、

リンダ:物理的にケツを蹴ると言ってるのかしら?

アダマス:そうだね。そうだよ。クリムゾンサークル・コネクションセンターでケツ蹴りの日を開催したとして、100ドルで私にケツを蹴り上げてもらえるんだ。で150ドル出せばもっときつく蹴ってもらえる。250ドルともなるとケツ蹴りに加えて、顔に平手打ちまで付いてくる、そういうのをやっていたとして、これが不思議なことに、人がドアの外から通りまで、ブロックも一周してハイウェイの方まで列をなしているといった具合だね。で、私たちはそのため、ケツ蹴りのためにここにいる。ケツ蹴りは、クリムゾンサークルの核を成す内容だ、そうだよね? そうだね、たまにはケツを蹴られたいと思わないかい?

リンダ:思わないわ。

アダマス:みんなが見ている前じゃなきゃどうだい?

リンダ:嫌よ。

アダマス:君はみんなを代表しているわけだ。

リンダ:今日は別よ。

アダマス:今日は違うか。なるほど、仕方ないね(アダマス、笑う)。いや、思うに、さっきのは素晴らしいアイデアだと思うよ。この夏のどこら辺かでみんなが参加出来るようになったら、ケツ蹴りの日を開催しよう。

リンダ:損害に対する情報開示をして署名をもらっておいた方がいいかしら、、、

アダマス:ほらね。みんなすぐ誰かのせいにするから、情報開示やら弁護士やらそういうものが必要になるんだ、、、

リンダ:そうね。免責事項もそうね。

アダマス:必要と思うなら。

リンダ:そうね。

アダマス:まあ実際は、同意書にサインしてもらうだけでいいと思う。「私はアダマスからケツを蹴り上げられることを希望します。そのための支払いを拒むことはありません」と。名前を書いてもらってね。完璧な情報開示契約だね。法に則った契約だ。

リンダ:面白いわね。

アダマス:そうだよ。「私はアダマスにケツを蹴り上げられることを選びます」と。その後には小さなバッジがもらえるんだ。自慢の証になるような。「私はアダマスにケツを蹴り上げられました」と書いてあるんだ。で、そこに100ドル追加すれば、ケツを蹴り上げられている最中に撮られた写真ももらえる。素晴らしいアイデアだと思うけど。

リンダ:あなたは今、何を飲んでるのかしら?

アダマス:さあ ―ケリーが作ったものだからね。とても珍しい味だね。土っぽくて、舌がピリピリするような匂いがする。私にはこれが何かは分からないよ。

リンダ:メリー・ジェーンか何かかしら?(アダマス、笑う。メリー・ジェーンはマリファナの隠語)

アダマス:これぐらいにして、ポイントに戻ろうか。箱から飛び出す話に。

私たちは飛び出さなければなりません。飛び出すことについて考えるだけでも、箱をより大きくするだけでもダメなのです。その飛び出すにおいて難しいのが、疑いがそれを止めようとするところです。「狂ってしまうぞ」そう言ってきます。疑いは囁きます。「そんなことをして周りの人たちが何と言うか」と。疑いは口を閉じません。「精神の地獄をさまよい続けることになるぞ」と。その手のあらゆる思考が浮かんできます。「仮にここから出たとして、戻ってこられる保証はないんだぞ? 外へ出て、そこに何もなかったらどうするんだ? 外へ出て、これまでよりさらに酷い人生になってもいいんだな?」と。外へ出ることに関しての疑いが無数に浮かび上がってくるのです。

しかし、友人のみなさん、焦りもあるので言わせてもらいますが、私たちは今、飛び出さなければなりません。私たちは飛び出す必要があるのです。あなた自身を完全無欠に信頼するということです。私を信頼するのではありません。他の誰かでもありません。自分のことを絶対的に信頼してください。あなたは長い時間をかけてこの瞬間へと向かっていました。そしてあなたは、長い時間、この瞬間に来るのを避けてきました。

あー、あなたは訊きます。「飛び出すって、何からですか?」と。そうですね、時間からですね。それはとても良いことのように聞こえますが、あなたがその寸前、時間という崖の端から一歩を踏み出す、まさにそこにいるのであれば、ちょっと怖くはありますよね。パラシュートジャンプをするような感じです。あなたは飛行機に乗り込んで、パラシュートを身に付けます。そのことについて友達と夜のバーでお酒を飲みながら話していた時には、とても面白いアイデアだと思っていたのに、それが急に、飛行機が離陸を始めるや「嗚呼、やるんじゃなかった」という後悔の瞬間に変わります。そして必要な高度まで上がってきて、いよいよ飛び出すという時が来ます。周りを見ると、全員が「おいおい、急に怖気づいたんじゃないだろうな?」そんな目であなたを見ています。恐怖がやってきますが、やらなければならないことは分かっています。つまり、本当にやらなければならないわけではありませんが、いよいよその場に来たのであれば、やらないよりはやった方がマシだと思うわけです。それが一線を超える時です。時間の外に出るというのも、それと同じ種類のことなのです。

飛び出すとはまた、マインドの箱から飛び出すということでもあります。ここで知っておくべき真実を言うなら、マインドは正直、どっちでもいいと思っています。マインドは、あなたが箱の中にいたいと思うだけの間、あなたを箱の中に閉じ込めます。あなたとのゲームに付き合ってくれます。マインドは疑いを、制限を演じてくれます。マインドはあなたに仕えるマシーンです。あなたに本当の準備が ―泣き言を言ったり、不平を言ったり、ただ想像したり夢見たりするのではなく、あなたが本当に箱の外に出る準備ができたのなら― マインドはあなたに協力をします。

マインドはあなたを箱に入れておくためのツールでした。あなたが箱の中にいたがっていたからそうでした。マインドはツールです。それはある意味で宿敵とさえ言えるものになりました。あなたを箱に入ったままにしているものが、それだからです。重力的な力があるところで、マインドは疑い、恐れ、生存、その他の全ての要素を駆使しています。しかしマインドは、あなたには本当に本当に、本当に、箱から出る、気付きの中にいる、別の領域へ行く、超越する、複数次元とでも呼びたいように呼べはいいですが、そこへ行く、本当の真のセルフに入っていく、その準備ができている、そのことを知ったなら、あなたに協力をするでしょう。が、それ以前の段階では協力はありません。段階的に手を差し伸べてもらうことを期待しないでください。マインドはあなたが飛行機から飛び出す瞬間、その一歩を踏み出す瞬間にのみ、スイッチを切り替えて、あなたを外に出してくれます。それまでは、あなたが最後の一歩を踏み出すまさにその瞬間までは、マインドはあなたを守ろうとして、箱の中にいさせようとするでしょう。

箱を超越するということ、その中で最も怖いところというのが、気が狂ってしまうのではないだろうか? というところです。気が狂っている、それが何かを定義します。私にとって狂っているとは、自分が箱の中にいると分かっていて、いつでもその箱から出られることも分かっていながら、その箱の中に留まることです。箱の中が快適であり、自分は疑いのゲームも含む、大きな大きなゲームの中にいると分かっていて、そこに留まることです。

つまり、私が言っているのは、今が超えていく時であり、本当にそうする時だということです。時間を超越してください。マインドの制限を超えてください。物理的な現実の制限を超えるのです。それらは本当に、実際に、リアルなものではないのです。単なるゲームの一部です。

飛び出す時です。最初に誰かがやるのを待たないでください。それもまたみなさんの多くが繰り出した言い訳です。「そうだね、シャーンブラの誰かがそれをするの待ってみるよ。その人たちがその後でも存在してるか見てからね」と。シャーンブラのみなさん、今ですよ。今なんです。そのための努力も不要です。ただ受け入れて、委ねてください。特別な儀式もお経も、そういうものは一切無しで出来るのです。ただ受け入れればいいのです。それは奇妙に感じられます。最初はとてもとても奇妙な感じがするでしょう。しかし、その初期の奇妙な感覚を通り過ぎれば、次に実際にそれが、いかにも自然であると感じられて、圧倒されて、その奇妙な感じは治まります。

全てが奇妙で、荒れていて、歪んでいて、混沌としている、そんな初期の廊下を通り抜けます。それはある種の時空と時空のはざま、その混沌とした中を歩いているような感じです。その混沌の中であなたはどうしますか? 大きく深呼吸をするのです。それと戦うことはありません。あなたはそれを受け入れます。すると突然あなたは、それが、途轍もなく自然なことである、という感覚に圧倒されます。

みなさんの中の何人かが質問しています。「それは死のプロセスと似たものですか?」と。死のプロセスは今話しているものと似ています。しかし、今の話の中では、あなたが死ぬことはありません。死のプロセスでは死にます。が、死のプロセスとやっていることは同じです。死のプロセスでは、物理的な現実を手放して、自分としての自然な状態へと戻っていく。そこには混乱の廊下があり、やがて私たちが地球周辺の領域と呼ぶ場所に取り込まれる。そうしてそこも超えていき、死のプロセスでは、そこで自身の自然な状態を思い出し始めます。

私たちが私たちの脱獄方式を推し進め、線的で、局所的な頭で考えられる現実から飛び出した際は、まずは奇妙な感じがして、次いで唐突に、自然であるという圧倒的な感覚が訪れて、自然な状態に戻ります。そうなるとあなたは、ついさっきまで自分がいた場所を振り返って「異様だな。本当に本当に異様だった」思わず、そう言うことでしょう。あなたはその異様な状態に、そうしたいと思った時にはいつでも戻ることが可能です。今以降、私は頭で考え、線的である人間の状態を異様な状態である、そう呼びたいと思います。あなたはその異様な状態にいつでも戻ることが可能ですし、あるいはあなたとしての自然な状態であることも可能であり、またその両方の状態に同時であることも可能です。

とにかく今という時は、まさに驚異的な時なのです。みなさんの全員が付いていけているかどうかは分かりませんが、今惑星で起こっているのはトンデモナイことなのです。先のプロナスト・アップデートで話したいので、ここであまり情報を出し過ぎたくはありませんが、私たちはそこでその異様さ、人間という条件の中で生きる能力、そしてあなた自身の自然な状態、本当であるあなたに戻る能力、そして同時進行的にその両方であれる、その能力について話します。どちらか一方であるのではなく、どちらかでも、両方でも可能なのです。

今、この惑星における物理学、特に量子コンピューターに関して起こっていることが何か知っていますか? 文字どおりに、みなさんが行っていることの結果として ―これに関して、私は一般化して述べているのではありません。文字どおりにみなさんが行っていること、Andの中でやっていることの結果だと言っています― 物理学は今、Andへとなり始めています。彼らは量子コンピューターに関する発見で ―私はコンピューターに関して酷く馴染みがありませんが、私はエネルギーを見て、言葉によって伝達しようとしています― 彼らはもう、0か1ではないことを発見しているところです。量子コンピューターは両方を抱えることができるのです。Andでいられるということです。現時点では彼らはそれを脆い状態と呼んでいますが、彼らはそれを活用することを学んでいます。0・1・両方になりつつあります ―同時にです。0であり、1であり、Andであることができるのです。そのことが為されているのは、意識に従ってのことになります。そのことが量子コンピューターに関する分野で、本当の意味での発展を遂げています。それは何百どころか、何千でもなく、何万、何百万倍も効率的で安全なものになります。そういった通信、伝送を扱うにおいて、あといくつかの方法を見つけるだけのところにいます。

友人のみなさん、少し見てみてください。私たちがやっていること、それに釣られて現れることの類似性を。かつてそういったものは現れるまでに10年、20年、30年ほどはかかっていました。今は、私たちがやっていることは、その1年後、あるいは2年か3年後には出てきてます。時間軸が非常に凝縮されています。みなさんはAndへと入っています。私たちは脱獄しているわけですが、人間の状態という異常な状態でいることも可能なのです。

そのことを胸に、大きく深呼吸をしましょう。

これは私たちがそうしようと頑張っている何か、声高に「私たちは1年のうちにそうなるぞ」と叫んでいる、そんなものではありません。みなさんはそれをたった今、通り抜けています。私はみなさんが通り抜けていることに関して、レポートしているに過ぎません。

5− 疑うことの対極

リストの次に映ります。これで5つ目だと思うけど。

リンダ:イエッサー。

アダマス:疑うことの対極とは、究極的に何でしょうか? 疑いについてはよく分かっていますよね。とても近い友人です。お金、時間、エネルギー、あらゆるものを借りていって、決して返すことのない友人ですね。その対極の話です。言葉があります ―リンダ、それを今から言っていくよ。

リンダ:了解。

アダマス:それとは t-r-é-s-o-r-t、trésort です。eの上にダッシュをつけて “e” だね。Trésort だよ。

キーハックで同じような言葉について話しました。“t” の無い trésor についてです。Trésor とはフランス語の言葉でトレジャー(treasure/宝)を意味していて、trésort は trésor の派生ですが、“t” の付いた trésort は「疑いが無い」ことを意味します。疑いが無い、です。それは、自分自身を完全に、無条件に信頼するという真のトレジャーを見つけることを意味しています。自分に対する無条件の信頼、そして自分という自然な状態に戻ること、それがトレジャーであることは、たった今の人間のマインドには理解し得ないものでしょう。私は今、ゴールドやシルバー、ルビーやダイアモンドについて話しているのではありません。それらはそれらで良いものですが、私はあなたというセルフ、この物理的な階層に身体を持ったままで、あなたの自然な状態に戻ること、そのトレジャーについて話しています。Trésort です。

あなたは箱を超えていくにあたって、疑いに直面します ―もう一度言いますが、私たちはより大きな箱を作ろうとしているのではありません。そういうのはとっくに卒業しています。私たちは箱を大破させて、外に出ることをやっています― あなたが飛行機から一歩を踏み出すような決定的なポイント、崖の先端に足を置いたギリギリの場所、自分の中に不安を感じ、深呼吸をしなければならない時、疑いはあなたに引き返させようとして「それをしてはいけない。箱の外に出てはいけない。箱の中だって悪くないよ。そうだ、もっと綺麗にしてもいいかもしれない。箱を良くするため、より素敵にするためにもう少し何か買うとしよう。色を変えるのもいいかもしれない。でも行っちゃいけない。ダメだよ。あらゆる災難が君に降りかかるかもしれない」そう言います。その瞬間こそが、大きく深呼吸をして、既にあなたの中にあるエネルギーを、エネルギーとのコミュニケーション― trésort を感じる時なのです。それこそが自分信頼するというトレジャーなのです。それは「他の人はどう言うだろうか?」と想像するマインドのゲームをするのでもなければ、自分という存在が消滅するかどうかを心配することではないのです。

Trésort はあなたのセプターです。Trésort はあなたの内にあるトレジャーです。それは信頼を通してやってきます。

この旅で次へと進んでいく ―時間を超え、線的であること、頭で使える類のデータも超えて、今そうだということになっている、そんなあなたの歴史をも超えていく― にあたって、あなたは疑いに直面します。あなたはそれを超越し、あなたという自然な状態、つまり trésort に戻るのです。そのことを少し感じてください。

Trésor はフランス語の言葉でトレジャーを意味します。Trésort は自分自身を信頼するというトレジャーです。

あなたはそれを必要とします。それが欲しくなるでしょう。あなたには、これは雌雄を決する時である、自分でそうだと分かる瞬間が、その数々がこの生涯でやってきます。あなたにはそれが、箱を超えるかどうか、それを決めるポイントだと分かります。あなたがそこで遊んでいることを選ぶなら、箱は依然としてそこにあります。しかし、今はもう箱を超えて進んでいく時なのです。そういう出来事がいくつも起こります。この生涯でそういう経験をいくつもします。機会がいくら無駄にされようとも、疑いによって殺されたり、レイプされたり、あるいは単純に信頼し、Trésort して、自分を信頼するというTrésort に至ろうとも、そういう経験がやってきます。そのことを、trésort を、感じてください。あなたがあなたに寄せる最大級の信頼です。その時点でそれは、頭で分かることではありません。それはどこかの場所に置かれているものではありません。それは生来のものなのです。生来の信頼です。それは ―私はこう呼ぼうと思います― あなたの徳です。あなたにはそれが正しいものであることが分かっています。あなたはこの trésort のポイントまでやってきました。トレジャーの全てがそこにあります。それは箱を吹き飛ばし、開きます。あなたは外にいるのです。

最初は変に感じるかもしれません。しかしついにあなたは出たのです。あなたはもう時間にも、あなたの歴史にも、あなたの物理的な身体にも規定されません。そしてまた、それはフリー・エネルギー・ボディに関して、本当の意味で取り組みを開始できるところでもありますよ。分かりますか、こう訊いてくるシャーンブラが後を絶ちません。「いつになったらフリー・エネルギー・ボディについてやるんだい?」と。あなたが箱から出たらやりますよ。そうでないなら、あなたは一人遊びのゲームに夢中になっているということです。あなたは装っています。あなたは物理的な身体を否定しています。あなたは箱の中のゲームに興じていますが、それを続けていれば最終的に、全てがバラバラに崩れ落ちます。しかし、私たちは trésort を、自分自身に対する完全無欠な信頼を携え、そして超えていき ―他の人から、私から、他からの信頼はどうでもよく、しかし、あなた自身の完全無欠の信頼です― あなたはトレジャーの全てを手にします。

大きく深呼吸をして、trésort を感じてください。

それはあなた自身への信頼です。それはマインドから来る必要はありません。「私は私を信頼している。私は私を信頼している」と言い聞かせる、そんなお遊びをする必要はありません。信頼とは、ただあるものです。あなたはただ、あなたのことを信頼しているのです。

言い換える必要なんかありません。決り文句も要りません。気分を良くする言葉なんか不要です。みなさんの中にまだそういう人がいるようですが、その手のポスター、楽観主義的な主張のポスターを壁に貼っておく必要もありません。そんなものは破り捨ててください。

Trésort です。それはあなたの中にあるものです。壁のポスターや車のバンパー・ステッカーに書かれたものではありません。

自分への信頼です。あー、それがどういうものかは分かりますよね。ある種のインスピレーションを得たり、何をやるか、どこへ行くかが分かっていたり、そういうものです。そこに疑いがやって来るのです。殺人鬼が入ってきます。泥棒が入ってきて、あなたからそれらを盗んでいくのです。その時こそ、セプターを手に trésort を感じてください。ただ言葉だけではなく、あなたの魂から絶えず放射され、発されているエネルギーのコミュニケーションを感じてください。Trésort です。

そして今、あなたの過去があなたに向かって流れ込んでいます。あなたの未来が流れ込んできています。あなたの魂が、全てがナウに入ってきています。その全てが今起こっていることをサポートしています。箱の中にいるのは小さな虫です。疑いです。あなたはその虫、そんな小さな小さな虫に、あなたは奪われていたのです。セプターを ―trésort を手にする時です。

そのことを少し感じてください。感じてください。

(間を置く)

6− 孤独

リストで次に来るのは、次の章でお話するのは、ここで伝えておくべきことですね。

というわけで、あなたはそういう全てを通り抜けます。そしてそれは、気持ちが上がるようなことでもあり、また同時に困難なことであったと分かっています。しかし、もう1つ起こっていることがあるのです。みなさんの中にも、最近これを本当の意味で経験している人がいますね。結構大変なことですよね。それは孤独です。孤独であることです。これは脱獄のプロセスの一部です。超えていく際に起こることです。あなたは、孤独がどういうものかは過去のことから分かっている、そう思っていると思いますが、その孤独というものが全く新しいやり方で感じられるようになるのです。それは手招きです。集合意識、過去のアスペクトのいくつかから来る、引力と言っていいものです。

家族を、家系を手放すことには、孤独があります。集合意識を手放す際も孤独です。そしてみなさんの中にそのことを話していた人たちがいますが ―様々な意味でその話されていた内容に同意できます― 「1人になりたい」結局、そう言っていましたね。1人になることと、途轍もない寂しさを感じることには違いがあります。

そうやって起こっていることの肝は、あなたが自分だとしている人間のセルフ、あなたが自分自身について実際に本当に知っている唯一の存在であった人間のセルフが、それが変容しているのだとしても、どこかへ消えていっているように見えているということです ―実際はそうではなく、単純に進化しているのですが― それで突然に寂しさが湧いているというわけです。家族も友達もいなくなり、集合意識の一員とも感じられず、人間のセルフさえもがどこかへ行こうとしているということで、抗いがたい孤独の感覚があるのです。

ただこれも単純に、今進んでいるプロセスの一部なのです。そのことで動揺し過ぎないようにしてください。やがて過ぎます。それはあなたがかつていた場所、かつてそうであったあなたから、今なろうとしているあなたへの単なるトランジッションです。自分は完全に孤独である、という知覚はそれなのです。

そこには戻りたいという気持ちが伴います。戻りたいと思うのです。もしかしたら、あなたも家族や友人のところ、元、のところに戻ろうとしてみるといいかもしれませんね。あー、首を横に振っている人がいますね。それは「嫌だ」ということですね。それが何であれ、かつてそうであったもの、社会的な組織単位、家族という単位の快適さが懐かしくなります。

分かりますか、それはあなたがそこから去った際に起こったこととは違います ―みなさんの中のほとんどが― 怒り、唾を吐き捨てそうしましたが、違います。あなたはただ、去るべき時だと分かっていたというだけです。あなたには、多くの古いパターンの鎖を引きちぎらなければならない、そのことが分かっていたのです。それはあなたのためだけではなく、彼らのためでもあったのです。それは、彼らが憎かったから去った、という出来事ではなかったのです。あなたには、自分は何かのために自分だけが行かなければならない、そういう気付きがありました。あなたが本当に見つけようとしているもののために、群れから離れる必要があったのです。

そこには多過ぎるノイズ、混乱、判断、箱箱箱があったため、あなたは彼らの全員を置いて、出ていかなければなりませんでした。あなたはそれをしたのです。しかしその時点では、あなたはそのことを知りませんでしたが、そうやってあなたがやっていたこと、たった今もやっていること、その美しさは、それが自分自身を自由にしていて且つ、またその結果として、彼らのことも自由にしているということなのです。彼らにはそれが理解できません。そうであるとは分かっていません。しかし究極的には、あなたがその鎖を引きちぎって回っているのです。ここの繋がりをいくつか、あっちの繋がりをいくつか、とそうしている内に、もう間もなく、ドミノ倒しが起こるところにきています。鎖によって繋がれたリンクの数々が外れ始めます。まずはあなたの家系、血筋から、次いで過去生における繋がりが、そして最後に集合意識に波及します。そうして自由になる、本当に自由になる準備が出来た人は、単純にその束縛から離れます。

ポイントに、孤独の話に戻ります。はい、孤独である、とても寂しいと感じる日々は出てきます。箱から出たあなたは、自分だけが外にいるものと考えています。あなたには、それは真実ではないことが分かります。が、初期の段階では、あなたは自分1人だけが外にいるのだと思っています。自分は、あるいは、自分しか存在しない孤独な現実に迷い込んだのだ、そう思います。あなたがよく知る「あなた」さえも、人間のあなたさえも、そこにいないのです。そして、自分が自分だけのスペースにいる、それは喜び、満足の感覚をもたらすものだ、そう思うポイントに達します。あなたはあなたの、自分だけの領域にいるのです。あなたはこう思うでしょう。それは祝うべきことだと ―唐突に深い孤独感はやってきます。それもまた過ぎていきます。それは、あなたがあなたの真の主権者へと至るにあたってのプロセス全体の一部です。

そこへきて、あなたはかつて一度も、そして今後も、決して1人きりではない、なかったことが分かります。今やファセットとなったアスペクトの全て、過去生の全て、未来としての可能性の全て、他の魂を持つ存在たちの全て、その美しさが、全く完全に新しいレベルで、理解できます。

その全てを胸に、大きく深呼吸をしましょう。

孤独感がやってきたなら、それに入るように、私はここでお願いをしておきます。それを経験してください。それと戦わないでください。出口を探そうとしないでください。その孤独さに自分自身を浸らせてください。その中にはトレジャーがあるわけですから。

さあ、大きく深呼吸をして、この全てをミラーブヘ持ち込みましょう。

リンダ:(囁く)7番目は?

アダマス:ミラーブがそれだよ。

リンダ:おお!

アダマス:7番目は、ミラーブです。

リンダ:イエイ!

アダマス:ミラーブは章じゃないかな?

7− 夢の中でのギャザリング ミラーブ

音楽をかけて、深呼吸をしましょう。

今日はたくさんのことを行いました。

(音楽、流れる)

でも、そんなに長いとは思えませんでした、よね? 私たちは非常に多くのことを話してきたわけですが、たったの数分であった、そんなふうに感じられます。

今、非常に多くのことが起こっています。そのペースはとても、とても速いです。時に頭がおかしくなりそうですね。

私たちは、これまでのいつよりも、より多くの議論を、ギャザリングを、みなさんが夢と呼ぶ状態の中でやっています。時に、あなたが夢の中でのギャザリングの1つに来るまでに、何ヶ月もかかってしまうこともあります。それらは、別の階層、別の種類の次元、現実世界で行われているギャザリングです。あなたは時に何ヶ月も立ち寄ってくれないこともありますが、このところの私たちはそれでかなり忙しくしています。

とにかく速いスピードで進んでいます。

私たちはある晩に大きなギャザリングを行いました。そのギャザリングには8,000人ほどのシャーンブラが参加していました。ちなみに、そこでは誰もスペースを占拠することはありませんので、そういう心配の必要はありません。私たちはCOVIDも無い次元でやっているので、マスクも不要の催しでした。

私たちはただ集まるためだけに集まりました。講演者や講義の数も知れています。それは単に集まる時だったということです。それは、自分は1人ではない、そのことを認識するためのものであり、仲間と集う時であり、何故自分はここにいるのか、そのことを思い出す、認識するためのものでした。

あー、そういうギャザリングでは、長い講義はやりません。私はたまに話す程度です。クツミもいました。彼はいくらかジョークを言いました。彼はある意味、私のために会場を温めておく前説ですね。彼は私がそう言うのを、あまり良くは思っていません。

私たちは、今日話したことほぼそのものをそこで話し合いました。「私たちが話す必要があるのはこれだね。全部で7つの章にしよう。人間が聞いておくべき7つのポイントだね。エネルギーを通してやる必要があるね」そう私たちで決めたのがこれだったからです。

みなさんがその全てを抽出しました。私はそれをさらに進めて、50あった微妙なポイントの数々を、7つにまで絞りました。しかし実際にコミュニケーションされたものを感じてみれば、そこには何千も、何千ものレベルがあることが分かるはずです。話されたのは7つのポイントに関してですが、エネルギーとしては何千ものレベルにわたっていました。

このギャザリングの極致は、多くのシャーンブラがあそこにいて、その際の極致として、このやり方でやる、としたことです。多くの人がここへ至るまでに脱落しました。この旅は様々な、多岐にわたる意味で過酷になるだろうというのは、グループのコンセンサスとしてありました。が、私たちはそのためにここに来たという、まさにそれをやっているのです。

あれは、このギャザリングにおける、私たちがやっていること、あるいはスロットルを全開にしたままで、ただ全てに追いつかせて、吸収していくという、次のフェーズへと進んでいくための分離の時だったのです。シャウドの数々は、既に話されていることのある種の言い換えかもしれません。本当の意味での新しいことなどありません。それは、その内容を染み渡らせる、それを実行させるための、さらなる機会であるというだけです。

この夢状態でのギャザリングには8,000人を超えるシャーンブラが参加しています。これよりも速いスピードで先へ進みたくはない、そう言ったのは実際、たったの6人だけでした。そしてその6人は、たった今これを見ているみなさんの中の誰かではありませんでした。それ以外の人たちはみんな「そうだ。これがその方法だ。私たちはそのめにここにやってきた」そう言いました。全てが途轍もなく速く変化をする中で、その全てを内側に抱えているのは時に困難なことではありますが、それはまた、あなたのパッションでもあるのです。

みなさんはこう言いました。「アダマス、私たちが今日ここ、夢の中のギャザリングで話したことを私たちに話してくれないか。整理してほしい。カウルドゥラのチャネルによって、あなたが整理して話している間、私たちはその背後から、この夢の状態から、この6月の、この2021年6月のシャウドで、私たちのエネル−を流れさせる。あなたはここで既に話した言葉を言う。私たちは、8,000人での強い流れを起こす。これがそのやり方だよ。だから私たちはここに来た。私たちは躊躇しない。スロットルを緩めたりはしない」と。

私たちが今日ここでしたのはそういうことです。

このシャウドのエネルギーはこの先長く、長く、生き続けます。ここで終わりではありません。エネルギーは他の全てのシャウドのもの、私たちでやってきた全てのことと同じように、展開を続け、開き続けるのです。

あなたには、私たちが何年もかけてやってきたこと、あなたがトバイアスとともにいた頃のものでさえも、全てのコンテンツ、その集大成たるライブラリーが感じられると思います。それらは全て、たった今も生きています。活気に溢れ、展開し続けています。それらはこのライブラリーに収められています。それはあたかも孵卵器のようであり、エネルギーはただただ成長を、展開を続けています。

みなさんは言ったわけです。夢の中のギャザリングで、8,000もの強い声で「いや、私たちは躊躇しない。これがそのやり方だ」と。私には、それなりの不安、恐れ、疑いを感じることができました。私には分かりました。そしてあなたもここ数日間、それを感じてきたことは分かっていると思います。

その時、私はこう言いましたよね。「分かりますか、たとえ何が起ころうとも、その結果として出てくるものは、それまでに想像のできた何よりも良いものです。私たちは何に直面しようとも、どんな経験をしようとも、ただ思い出してください。創造の全てにおいて、全ては正しい」と。

というところで、数日前の夢の中のギャザリング、そこからハシゴをしているアダマスでした。

ありがとう。

翻訳: Ito Satoshi


後書き