The Transhuman(トランスヒューマン)シリーズ シャウド10 パート2

The Transhuman(トランスヒューマン)シリーズ シャウド10 パート2

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トランスヒューマン シリーズ シャウド 10 パート2:
ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマンのチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈 2017年6月3日
http://www.crimsoncircle.com/

私は私であるもののすべて、ホーリー・アダマスです(聴衆、拍手喝采する)。

スピリットとして会うよりも、やっぱり、実際にこうして会った方が、みなさん、とても良い感じに見えますね。さあ、照明を上げてください。私たちは今日ここで、話したり、歩き回ったりしますから(笑いが起きる)。

リンダ:あーあ。

アダマス:うあああああ!

リンダ:あーああ。

アダマス:歩き回る前にいくつか話しておきましょう。

Transhumanism(トランスヒューマニズム)

今行っているのはシャウドです。毎月恒例のシャウドです。現在はトランスヒューマンシリーズを行っていますが、私は狙いを込めて、このシリーズをトランスヒューマンシリーズと呼んでいます。現在この惑星で起きている大きなムーブメントに準えてのことです。この惑星では、ロボットや人工知能に関わる一大ムーブメントが起きています。それはトランスヒューマニズムと呼ばれています。高度な技術、テクノロジーで人間のマインドや身体を入れ替えたり補強しようという動きです。もちろん、みなさんは身体やマインドが何か、どんなものであるかは分かっていると思います。永遠とも思える長い期間、それを駆使して、うろうろとここを徘徊していたわけですから。

進化には長い時間がかかります。非常にゆっくりとしたプロセスを経ることが必要です。しかしそれが、テクノロジーをもってすれば、簡単に拡張(augmented 訳注:拡張現実ARのA)することが可能です。拡張というのは改良、改善、強化(improved)されているということです。それで新しい手足や心臓、肝臓でも何でも手に入れることが可能です。また、拡張は、人間の身体の組織、いわゆる天然のものだけではなく、研究室の装置で生み出され、成長させられた組織を身体に埋め込むことでも可能です。それは、ええと、仮にみなさんがお尻や腕を取り替えるとして、よりスピーディで且つ、痛みが少ないことを可能にします。

その技術はすでに、マインドの拡張に使われています。拡張マインドです。小さな装置を脳に埋め込み、記憶力を強化したり、情緒を安定させたり、知性を向上させることですね。それについてちょっと想像してみてください。それは現実に起こっていますよ。SFの中だけの話ではありません。未来の話でもありません。今現在、現実に、この世界で起こっている話です。

怖いですか? かもしれませんね。人間にとって良いことでしょうか? それは間違いないですね。医学的な処置や改善が必要な状況にある人にとっては、間違いなくそうでしょう。それは非常にポジティブで有益なものになり得ます。人間の身体が生物的な組織のみでなければならないという話は、今でも、今までも聞いたことがありません。分かりますよね。機械で模造されたものでも、その代わりになり得ます。ナノテクノロジーを通して作られたものでも構いません。必ずしも生物的である必要はありません。

とは言え、それが良いことなのか悪いことなのか、は、やはり、これから決まっていくことになるでしょう。今からの10年、あるいは12年ぐらいですかね、この期間は、この惑星にとって、最も興味深い時期になります。前述したような技術の全てが研究所を出て実用化され、みなさん一人一人が利用できるようになるからです。もちろん費用は高額ですが。

ただ、トランスヒューマニズムのムーブメント、技術的、機械的な身体やマインドへと向かう動きは、そこに力、パワー、欲といったものが入り込むと、大災害にもなり得ます。そういった技術に人から意識やハートを奪えるなら、真の自己から人を引き離すことができるのなら、惑星は興味深いジレンマに見舞われます。

だから私は、みなさんが今聴いているこのシリーズをトランスヒューマンシリーズとしたのです。そこには別のアプローチがあるからです。トランスヒューマンとは古い人間の生態とマインドを超越することです。方法は他にあります。そして私たちがやっているのがまさにそれです。

私は別にテクノロジーを発達させるべきではないと言っているわけではありません。ただ常に気付いていましょうと言っています。みなさんには意識と呼ばれるものがあり、そのことには常に気付いていましょうと言っています。みなさんには電気機器などに頼らずとも、複数の現実に同時に存在する能力が備わっています。”and” にいる能力です。言わば、同時に複数であるテクノロジーです。

そうやってみなさん座っていますが、みなさんにはその能力が備わっているんですよ。これを聴いている全ての人にも例外なく、そういう能力がありますよ。みなさんには自身の生体を作り変えることが可能です。身体をより良くする、何も新しい肉や骨に変えるだけのことではなく、ライトボディとしてより良くすることが可能です。

みなさんの身体には、私がアナヤトロンと呼ぶ、身体が持つ光の通信網を通して、病気を手放し、実際に身体にもっと柔軟性なり適応力を持たせたり、身体をもっと効率的でもっとエネルギッシュにする能力が備わっています。いいですか。今、既にあるんですよ。でもほとんどの人はそれに気付いていませんね。それに気付いている人でさえも、マインドから外に出て、身体に若返らせようとはしていませんね。

ところで、みなさん、私はここにいます。あそこにいるのではありませんよ(スクリーンの方を指す。笑いが起きる)。テクノロジーですね。これぞテクノロジーですね! みなさん、スクリーンの方ばかり見ていますね。私はこっちにいますよ。みなさん目を閉じているのと同じですよ(さらに笑い)。

驚くべきことです。本当に驚くべきことです。向こうの私は、向こうを見ているみなさんのことを見ています。これこそが、うーん、バーチャルリアリティ、仮想現実、みなさんがそう呼ぶものの完璧な例ですね(スクリーンが消されると、聴衆、喝采)。ありがとう。邪魔するものが減りました。簡単ですね(アダマス、笑う)。

どこまで話していましたかね? トランスヒューマニズムですね。そうです。みなさんはトランスヒューマニストです。ちなみにですが、スクリーンが消されたことでエネルギーが大きく変わりました。劇的に変化しました。

みなさんは、いろいろな意味で他とは違う、新しいトランスヒューマニストです。みなさんの身体は許しを皮切りにして、アナヤトロンを通し、自ら若返ります。身体にテクノロジー的なものを埋め込む必要はありません。今すぐできます。ライトボディが入ってくるのを許すだけです。たった今でも、それはできます。

深呼吸をしてください。自分の邪魔をするのをやめましょう。みなさんは、私がたびたび、みなさんが食べたり摂取したりするものに関して言及するのを聞いていますね。でもみなさんはアナヤトロンをまだ信用していません。さあ深呼吸をして、シンプルにアナヤトロンを機能させてください。

時にはもちろん、そうですね、深いレベルでの生体的な変化には、痛みや苦痛が伴います。痛みや苦痛は多少ですが、ありますね。でも、大きく深呼吸をして、許しの深いところへ入ってください。アナヤトロンにみなさんの物理的な身体を若返らせるのを許してください。

身体というのは加齢とともに良くなっていくはずのものです。全ての細胞に、より多くの経験と叡智が備わるからです。身体は加齢とともにより良くなるべきであって、古くなったり、擦り減ったりするものではありませんが、みなさんの多くは依然として古い、直線的に老いていく道にいます。「まあ年を取ったからね。視力も聴力も腰も何もかもがくたびれちゃってね。年々老いてるし、そうやって終わっていくんだね」と。ありえませんね! そんなことはありえないです。トランスヒューマニストはライトボディを呼び込みます。拡張です。生物的な身体と融合します。生物的な身体は瞬時に若返り、元気になります。

とすると、理屈としてみなさんが持ち得る最大の問題は「活力に溢れて、精力的で、何にでも融通の利く身体になっちまったな。やれやれ、この惑星にもっと、かなり長くいることになりそうだけど、はてさて、何をしていようかな?(笑いが起きる)何してよっかなあ?」というところですね。今後、対処していかなければいけないことですね。

私たちは心のトランスヒューマニストです。私たちは脳に埋め込まれたチップで何かをするわけではありません。特殊な電気機器を使って脳の限界や制限から自由になるわけではありません。

脳というのは素晴らしいツールです。動物たちにとってもそうですし、車の運転を覚えたり、ワインを注いだりと、何かと機能すべき必要のある、人間にとってはなおさらです。でも脳は創造の源泉、ソースではありません。脳には創造性と呼べるものが、全くありません。そのことについて科学が反論してくるのは分かっていますが、科学者たちもやがては私に同意することになるでしょう。まあ、最終的に科学は、私の言っていることの全てに同意することになるでしょうがね(笑いが起きる)。でも本当のことですよ。それが真実です。控えめに言ってもそうなります(聴衆、喝采)。

許しを通して、みなさんは脳の扉を開放します。マインドを通して自らに課してしまった限界から自由になります。みなさんは単純に、他の領域まで拡大します。

最初は少し変に感じるかもしれません。ちょっと眩暈がしたり、立ち眩んだりするかもしれません。うーん、それはリアルな眩暈であり立ち眩みですが、みなさんが ”and” に入り始め、単なる人間だけではなくなったということです。みなさんは人間であり、マスターであり、アトランティス人であり、マーリンであり、未来の自分であり、他の全てのそういうものです。みなさんは複数の現実を生きています。単一の現実を生きているではありません。単一ではないです。

これが「永久不滅の身体を得て、毎日毎日、何をしよう?」に対する答えの1つです。みなさんは ”and” にいます。そこは、物事はそう線的ではなく、老化ベースでもなく、退屈でもうんざりするものでもありません。感覚的です。

明日ですね。明日には感覚に焦点を当てて話をしたいと思います。これまでも感覚についてかなり多くのことを話ましたが、何故なら、それが大切なことだからです。感覚無しで、みなさんはこの惑星に留まりたいとは思いません。感覚無しであと50年、75年、200年の時を過ごしたいとは思いません。「嗚呼、死ぬほど退屈だ。退屈すぎて死ねる。なんでもいいから何かないかな?」そうなります。しかし感覚的であれば、そんな疑問も出てきません。自分が何をしようかと迷うことも、することを探すこともありません。みなさんは単に深呼吸をして、複数の現実、今も既にある複数の現実に入っていきます。

だから今、トランスヒューマンシリーズなのです。私たちはテクノロジーに頼るのとは別のアプローチを取っています。世間一般とは、かなりかなり異なるアプローチを取っています。

私たちは何年も様々な取り組みを続けてきましたが、私は最近、アダマスとしてみなさんと取り組むその姿勢をシフトさせました。これまで私は、悟りとは何か、ま、認識に至るとはどういうことか、そう呼ぶ方が好きなのですが、そういうことをシンプルに理解してもらうために、何年も何年も語ってきました。認識とはここにあって、いつでも手にすることが可能だと。みなさんはそれに向かって何もする必要はなく、ただ許せばいいのだと。

私たちは認識、身体を保持したままで認識に至ること、その概念について多くのことを話してきました。認識とは単に気付きであり、意識であると。気付いていることだと。みなさんの多くは「ああ、それね。もちろん私は気付いてるよ。自分がここにいることも分かってる」そう言います。うーん、でもそうじゃありませんね。それはあそこのスクリーンにいるようなものですね(アダマス、笑う)。

悟りとは単純に、複数の領域に気付いていながら、感覚的にはもっともっと気付いているということです。複数の領域に同時にいて、たくさん感じているということです。さあ友人のみなさん、トランスヒューマニストのみなさん、そこが我々の向かっている場所です。みなさんが行き着く先です。そして、もう一度念のために言っておきますが、そのことは、機械やテクノロジーを活用して身体の一部を交換したり、マインドとテクノロジーを融合させたりしている方のトランスヒューマニストに反対したり、それらを否定するものではありません。私たちはテクノロジーに反対する者ではありません。全くです。テクノロジーは素晴らしいものになり得ます。ただ私たちとは選んだ方向性が異なるだけです。

さあ、私たちがやっていることに思いを馳せつつ、大きく、ゆっくりと、深呼吸をしましょう。

It’s Happening(まさに起こっている)

私はシャーンブラのみなさんとの取り組み方について、そのやり方を変えました。身体を保持したまま認識に至ることとその理論、悟りについてのディスカッションから、実際に、エネルギー的で、行動的な具現化への取り組みへと変更しました。言い換えると、哲学や概念を語ることから「本当にやってみる」への転換です。

みなさんは実は今もそれをやっています。「本当やってみている」です。本当にそうです。みなさんはたった今もそこに座りながら、進化しています。超越のプロセスを着々と進めています。そしてそれは、みなさんのフォーカスがそこから逸れれば逸れるほど上手く行きます。何も考えていなければ何倍も何倍も事は首尾よく運ばれます。私はしょっちゅう言っていますよね。私は先生でも何でもない。私はただ、みなさんの気を逸らしているだけだと。それだけのことしかやっていません。

ただ、もう気付いているかもしれませんが、我々の、みなさんの、このスタイルにはデメリットがあります。まあ一種の課題ですね。みなさんのスタイルでトランスヒューマニストである、ということには困難が伴います。みなさんは、他の人々とはかなり異なってきています。既に気付いていると思います。それに良い悪いはありませんが、とりあえず他の人々とは、かなり違ってきています。みなさんにも彼らのことは分かります。理解できます。みなさんもそこから来たからです。そして途轍もない共感を覚えます。同情でしょうかね。みなさんには彼らが今どこにいて、どう罪やカルマの型に嵌っているかが分かります。理解できます。かつての自分たちがそうでした。しかし今のみなさんは、全くそうではありません。

家族、友人、社会との関係が変わっていきます。時にぎこちなく感じるかもしれません。周囲に上手くハマっているような気がしません。それどころか、長い時間、人間と一緒にいることでさえ、我慢ならないかもしれません。一人ぼっちの気分になります。全てのアセンデッドマスターがアセンデッドマスターとなる過程で味わった気分です。一人残らずがそうでした。全員に当てはまる話です。

その他大勢と異なるため、みなさんには疑いが生じます。「私は何をやってるんだ? そんなことが本当にあるのか?」という疑いです。疑いが生じた時、みなさんにはもっと頑張ろうとする傾向があります。「もっと瞑想しなきゃ。深呼吸をもっとした方がいいかもしれない。疑う前の意識でいられるよう何かしなきゃ」と。疑いが生じるとみなさんはもっと頑張るべきだと感じます。マインドが口うるさく、働き始めます。何かしろ、と言ってきます。「君はいったい何をぐずぐずやってるんだ? それは起こるだろうって、じゃあいつだよ? 起こすためにできる何かがあるはずだろ? 無いと言うなら、君は愚かにも、現実を直視せず(Fool’s Paradise:愚者の楽園、幸福の幻影、ぬか喜び、現実を直視しないの意(ロミオとジュリエットより))愚者の楽園で遊んでるってことじゃないかな? 本物じゃないんだな。ただただ、おめでたい夢を見ているだけだったんだよな?」と。シェイクスピアから取ってきました(笑い)。

興味深い問いかけですね。とても面白い問いかけですが、明白すぎて答える気もなくなりますね。「それが現実だよ」ぐらいにしか答えられませんね。返ってこっちが訊きたくなります。「愚者の楽園とは何か、その言葉についてちゃんと考えたことがあるのかね?」と。愚者の楽園とは、定義上、幻想の中に生きていながら、それでいて幸せでいられる人たちがいるところです。おめでたい人たちの集まりですね。他の人から「アミールは愚者の楽園にいる。おめでたいやつだ」と言われるような感じです(笑いが起きる)。えっと、引き合いに出して悪かったね(さらに笑いが起き、アダマスも笑う)。「あいつは愚者の楽園にいるね。今を生きてないんだよ。だってあいつは何にも気付いていないもの。自分のラ・ラ・ランドでお昼寝中だよ」と。もちろんアミール、君だけじゃないよ。みんなもそうだよ(さらに笑いが起きる)。

とにかく疑いが生じると、次にみなさんは、迷い始めます。「あれ、自分は単におめでたいだけだったのかもしれない? 自分で勝手に話を作っただけなのかも?」と。そうして今度は、状況をある種、正当化し始めます。「でも、えっと、もし私がでっち上げたのだとしたら、自分だけがそう思い込んでいるのだとしたら、ここにいる他の300人の説明がつかないな」と。確かにそうですね。でも、もしかしたら愚者の楽園で大きな船に乗っているだけのことかもしれませんよ(笑いが起きる)。みなさんはこう自分に説明し、結論します。「まあ、シャーンブラと呼ばれる人が何万も、もしかしたら何十万人もいるのだから、私一人の頭だけがおかしいってわけでもなさそうだ。良かった。愚者の楽園にも同類がたくさんいる(さらに笑い)」

そうして、本当に愚者の楽園にいるのは誰だろうか、本当に自分がそうなのだろうか、分からないぞ、そういう認識が下りてきます。もし私がみなさんに対して「みなさんすみませんでした。今まで話したことは全てジョークでした。申し訳ないのですが、そろそろ現実に戻る時間です。だって全部嘘だったんですから。手遅れにならないうちに、普通の人間の暮らしに戻ってください。私も工場かどこか、9時17時で働ける仕事を探そうと思っています。みなさんも早いうちに再婚して子供を授かってください(笑いが起きる)。そうして同じ家系で延々と生きてください。とにかく申し訳ありませんでした。心より謝罪します。何もかもが本当に壮大なジョークでした。さあ元の世界に帰ってください」そう言ったとしても、抵抗を感じると思います(さらに笑い)。

おっと、ただ帰るだけではすまないですよ。みなさんが帰ったそこには神がいます。神は依然として、まあいつもの彼らしく、なかなかに怒っています(笑いが起きる)。みなさんも彼に対して怒っていましたが、彼もみなさんに激怒しています。彼は「跪いて、祈りなさい」そう言っていたのに、みなさんは完全に無視していましたね。「自己を犠牲にしてでも他人を助け、恵みを、良い暮らしを与えてやりなさい」そう言われたのに、みなさんはどうしていましたか? やれやれ、可哀そうに。神は顔を真っ赤にして激怒りしていますね。

そうして皆さんは一種の板挟みに陥ります。板挟みですね。みなさんは今、ある種、見る人から見ればそうである、愚者の楽園にいます。いますが、そこを出て元の世界に帰りたいとは思いません。その世界こそが愚者の楽園に思えます。

ジレンマがそこにあります。みなさんは戻りたくないのでこう考えます。「よし、愚者の楽園にいるならいるで構わないや。なんとかしよう。ただそうしよう。意識というものを使って、馬鹿みたいに聞こえることがあったとしても、聞こえたとおりに一回、嘘でもいいから、馬鹿みたいなものを作ってみよう。そうだよ。簡単なことじゃないか。身体を持ったままで悟るってやつも同じさ。もしそんなものが存在しなかったとしても、自分で作ってやればいいじゃないか」と。みなさんはあのメリーゴーランドには戻りたくないのです。不毛な人生の繰り返しはもうたくさんだと思っています。

みなさんはこう宣言します。「さあやってやる。身体を保持したままでの悟りだ。やるぞ。今までそうしてきた以上に、もっともっと自分を許すんだ。それが何かなんて誰も知らないんだ。構うもんか。私たちは愚か者だ。構うもんか。さあ開くぞ。開いて受け入れるぞ。気が狂うまでやるぞ。既に周りからはそう思われてる。もっともっとでっち上げてやれ。たとえこれまでに一度もなかった種類のものでも、どんどん現実を創造してやる。それの方がまだ、愚者の楽園でずっとずっとやってきたことよりかは遥かにマシだろうさ」と。

さあ、本当にこんがらがってきましたね。愚者の楽園とは、いったいどこのことなのでしょう? どこの話なんですかね? 古い世界やオールド・アースのことでしょうか? 仕事や、絶え間なき摩擦とも言える人間関係のあるところのことでしょうか? 集合意識と催眠が織り成す色味のない褪せた生活のことでしょうか? もしかしたら愚者の楽園というのは、全ての社会常識、自分を第一にしてはいけないとか、日々変わり続ける無意味なルール、それが政治的な決まりだろうと健康や環境に良いとされていることだろうと、そういうものに従わなければならないと考えてしまっていること、そのことなのではないでしょうか。それが愚者の楽園なのではないのでしょうか。そしてそれを正当化するため、みなさんとは違って、世間の人々は眠ったまま、目覚めないでいるのでしょうか。皆さんは何かに目覚めています。何かにです。何かがあり、みなさんは目覚め、その何かがみなさんをこの場所まで導きました。みなさんを、この愚者の楽園まで導きました。愚者の楽園なら、何をしようとその人の自由です。なら目いっぱいに機能を活かしてください。みなさんが許せばあらゆるものがそうなります。非常にシンプルです。

愚者の楽園? 自分を疑う? これがリアルかどうか分からない? そうですね。そう迷うことは自然なことです。何故なら、マインドにはまだパターンの記憶があるからです。マインドはまだ過去のことを覚えていて、且つ、人々がいわゆる普通の生活をしているのを見ています。迷うのも無理はないと思いますよ。「自分がそう思っているだけなのだろうか? 愚者の楽園にいるのだろうか?」と心配にもなるでしょう。でもそうなった時にはみなさん、深呼吸をしてください。そして「それはそれで上等だ! 成るなら成るように成っちまえ!」と言ってください。それはそう成ります。

では、私たちの愚者の楽園のために、深呼吸をしましょう。でもそれって本当に愚者の楽園なのですかね? あるいは、単に身体を保持したままで悟ったということですかね? 愚問ですね。さあ、大きく、ゆっくりと深呼吸をしてください。

Questions and Answer(Q&Aのコーナー)

ではQ&Aのコーナー入ります。

リンダ:おおお!

アダマス:私が質問をして、みなさんが答えます。ただ今回は少し趣向を変えましょう。ちょっとゲーム的な要素を加えてみましょう。ゲームとテストを合わせたような感じですね。

リンダ:分かったわ。

アダマス:リンダがマイクを持って向かいます。

その間に設定を確認しましょう。最初のセッションでアトランティス人の夢について話しました。覚えていますか? そんなに昔の話じゃないはずですよ(笑いが起きる)。今日の早い時間ですね。アトランティス人の夢です。その夢を身を持って、直接体験してみましょう、というのがその趣旨です。アトランティス人の夢です。

みなさんはリポーターでありジャーナリストです。自分たちをシャーンブラと称する人たちが集まった、えっと、愚者の楽園、でいいですかね、そういうのがあるようです。みなさんはそこに取材に来た記者として記事を書きます。みなさんはセドナ・ガゼットの記者です(笑いが起きる)。シャーンブラと呼ばれるグループがあるらしく、とにかく尋常ではないグループですから、取り上げないわけにはいきません。彼らはいわゆるニューエイジのグループではありません。競合誌であるセドナ・ジャーナルがクリムゾンサークルについて何の記事も書かないことはおろか、一言も触れないことが、ま、それは良いことなのですが、それが何よりもの証拠です。とにかく、みなさんは今、記者としてクリムゾンサークルについての記事を書くことになりました。

記事を良いものにするために、記者が通常入れ込むべき要素がいくつかあります。それはWho(誰)なのか、What(何)のことか、それはWhen(いつ)のことで、場所はWhere(どこ)か、またそれはWhy(どうして)か、です。もしここにジャーナリストの人がいれば分かると思います。フォン・ローア、著名なジャーナリストがいましたね。それが、誰で、何のことで、いつの何処のことなのか、それはどうしてか、ですね。

ただ、、、

ウルフィン:how(どうやって)が抜けているね。

アダマス:うん。今から言おうと思ってたんだ(笑いが起きる)。それは意図的に外したんだよ。でもありがとう。

さあ始めましょう。リンダがマイクを持って回りますが、そうですね、もしみなさんが大人しく手を上げてくれれば、彼女はマイクをやさしく手渡しますが、誰も手を上げなければ、分かりますね、マイクを膝(手)に押し付けざるを得なくなりますよ(笑い)

~Who ?(どんな人たちか?)

では、セドナ・ガゼットの記者であるみなさんに最初に受けてもらう質問に入ります。最初の質問は「それは誰か? どんな人たちか?」です。じゃあリンダ、記事を書いてくれる人のところへよろしく。と言ったところで誰も手を上げませんね。じゃあウルフィンから始めようか(笑いが起きる)。著名人ですからね。先生、法王の前で私が裸になったのは本当の話ですよ。

ウルフィン:誰か、だね?

アダマス:そう。どんな人たちか。

ウルフィン:クレージーな人たちだね。彼らは自らをスピリチュアルだと言っているけど、お酒も飲めば煙草も吸う。一言で表現するなら、イカれた人たちだね。

アダマス:姦淫したりはするのかな?

ウルフィン:イカれてるからね。

アダマス:そうしょっちゅうではないかな(アダマス、笑う)

ウルフィン:いや、彼らは姦淫はしてないよ。最高のファックをしてるだけだよ!(笑いが起こる)。それに彼らはファックの使い方にとても長けてる。いろいろな方法で使うんだ。「ファック ユー!」と叫んだりね(さらに笑い)。

アダマス:君の言うとおりだ!

ウルフィン:チョメチョメ(So-and-So)はファックを綺麗にした言葉だよ。聞いたことはあるかな?

アダマス:もちろん。

ウルフィン:さて、どういうグループか、だけど。星にぶつからんばかりに、ぶっ飛んだグループ、としておくかな。加えて、勢い余って星にぶつかった人もいるぐらいのグループ。

アダマス:いいね。素晴らしい。

リンダ:ワオ!

アダマス:記事として素晴らしい始まりですね(聴衆、喝采)

リンダ:ワオ!

アダマス:良い書き出しだね。

リンダ:ワオワオ!

アダマス:他に「誰」の部分を担当したい人はいますか? シャーンブラとはどんな人たちですか? 誰かいませんか? ウルフィンがとてもよい記述をしてくれました。どんな人たちか、、、

リンダ:彼、クールエイドを飲んでたんじゃないかしら、いや、忘れてちょうだい(笑いが起きる)

アダマス:さあ、どんな人たちか、、、 はいどうぞ。

ジェシカ:ええ。シャーンブラとは、、、

アダマス:みんなから見えるように、立ち上がってもらえるかな?

ジェシカ:ブランケットを掛け過ぎてて。

アダマス:なら仕方ない。そのまま続けて。

ジェシカ:うー! 困っちゃうわね!(笑い)

アダマス:冷えるかい?

ジェシカ:ええ。そうね。

アダマス:寒いかい?

ジェシカ:ええ、寒いわ。

アダマス:困ったね。

ジェシカ:シャーンブラとは、マスターベーションをしても罪悪感を覚えない人の集まりよ(会場は爆笑と喝采)

リンダ:私はもうマイクには触らないわ!

アダマス:興味深い記事になりそうですね。姦淫にマスターベーションですか。いいですね。でもただ、まあ興味から聞くのですが、みなさん、みなさんはそんなふうに認知されたいのですか?(さらに笑い)。ウィキペディアのページが目に浮かびます。「シャーンブラとは、姦淫とマスターベーションに耽るグループであり、そうでありながら彼らは自らをスピリチュアルであると主張している」うあああああ!(また笑い)。いいでしょう。悪くないです。他に付け足したいことはありませんか? シャーンブラってどんな人たちですか?

フィン:そうだね。シャーンブラとは人生を謳歌していて且つ、集合意識に対してファック!と言い放つ人々の集まりである。

アダマス:(笑っている)素晴らしい。シャーンブラが何者なのか、やっと見えてきましたね(笑いが起こる)いいね。好きだよ。他に答えたい人はいるかな?

リンダ:えっと、この人、あの人、わあ! わあ!(笑いが起きている)、ちょ、ちょっと、はいどうぞ(さらに笑い)。

アダマス:はいどうぞどうぞ。どんな人たちかな?

シャーンブラ1(女性):オーストラリアだと「奇妙な集まり(a weird mob)」て言葉で表現しそうな集団ね。

アダマス:奇妙な集まりね。

シャーンブラ1(女性):mob(群衆、暴徒の意も含む)というのは集団のことで、えっと、集合代名詞って言うのかしら? 彼らは着飾って現れるの。彼らは丸かったり背が高かったり細かったりするんだけど、おかしで奇抜な恰好をしてる人たちのこと。

アダマス:参照用に、典型的なシャーンブラの恰好として写しておいた方がいいね。サングラスを後ろに掛けた装い。シャーンブラ的だね。どんな人たちか、だね(笑いが起きる)。姦淫する人たち、パーリーピーポー(さらに笑い)。いいね。素晴らしい。

シャーンブラ1:彼らは仲間とだけで楽しむわけじゃなくって、他のグループとも積極的に楽しむの。踊ったり歌ったりね。

アダマス:いいね。素晴らしいよ。さあ他にいるかな。誰か、について答えたい人。どんな人か?(拍手が出る)

リンダ:U.S.ニュースみたいになってきたわね(彼ら、くすくす笑う)。さて、誰か、、、

アダマス:誰かいませんか? あと1人です。どんな人たちか?

リンダ:あっちね。あっち。向こう側。彼女に回してもらえるかしら? ありがとう。

シャーンブラ2(女性):そうね。私たちは「不可能」とされることを見つけたなら「やった。まだ誰もやってないことがあった」てなる人たちね。

アダマス:素晴らしい。気に入った。

シャーンブラ2:不可能なことなんてないわ(聴衆、喝采)。

アダマス:不可能がない人たち。ありがとう。ありがとう。もう1人行きましょう。もう1人。

リンダ:もう1人ね。手が上がってたと思うけど。

アダマス:どんな人たちか。

リンダ:あ! あそこね。行くわよ。

シャーンブラ3(女性):自分と自分たちのことが大好きな人の集団。

リンダ:わあ。

アダマス:素晴らしい素晴らしい。自らを愛してやまない人の集まり。

リンダ:素敵ね。

アダマス:素晴らしい。では私のバージョンです。どんな人たちか。彼らはアトランティスの時代、ティエンの寺院にいた頃からの知り合いで、その当時の世界が良くない方向へ進んでいるとの認識を共有していた。彼らは、物理的な身体とマインドで明白に分かるもの以外に、もっと何かがあることを理解しており、また、スピリット、意識と呼ばれるものについても承知していて、みんな深く、近い関係にあり、共同で1つの夢を見た。ちなみに、その時見た夢と言うのが、最初のセッションで話したものです。

その時のメンバーの多くが、ヨシュアの時代、イエスの時代としても知られているその時代に戻ってきた。彼らはキリスト意識の種、人によっては神性と呼ぶもの、私が意識と呼ぶものですね、を、その種が芽吹き、広がるまでにかなりの時間がかかることは承知した上で、それを植えるために戻ってきた。彼らは必ず、その時にまた戻ってくると決意していた。種が芽吹き、美しい植物へと成長したその時に、収穫に来ると決めていた。表現を変えるなら、身体を持ったままで食べたり飲んだりできて、且つ神性に入るとコミットしていた。「どんな人たちか」私ならこう書きますね(聴衆、喝采)ありがとう。

~What ?(それは何か?)

では次に「何」に移りましょう。シャーンブラとは何でしょうか? 何ですかね。「誰」の次に「何か」です。

ジャジール:いい質問だね(笑っている)。

アダマス:そうだね。

ジャジール:何か、か、うーん、、、(固まる)、、、うー、、、

アダマス:何でもいいから適当に作った作った。まさに、、、

ジャジール:私にとっては、まあ、我々は最初であり最後である者、かな。それが「何」かな。

アダマス:なるほど。いいね。

ジャジール:だね。

アダマス:悪くない。

リンダ:あなたなら海賊だって言うと思ったけど。どうしてそう言わなかったのかしら?

ジャジール:(笑って)確かに。それもそうだ。ただ、、、

アダマス:海賊か。

ジャジール:そうだよ。我々は海賊でもある。スピリチュアルな海賊だね、実際。

アダマス:いいね。嫌いじゃないよ。

ジャジール:情景が目に浮かんできたね、大好きだよ。

アダマス:ところで、さっきマイクを手にしてから、エネルギーが頭で渋滞を起こしちゃってるね。みなさんももしそんなふうにエネルギーが詰まってしまったら、深呼吸をして、何でもいいから、適当に作ってください。そうすればまたエネルギーが流れ始めます。笑って、本来のみなさんに戻ります。はい。いいね。好きだよ。海賊。

ジャジール:どうも。

アダマス:良かったよ。ありがとう。

リンダ:彼は海賊を運営してるのよ(フェイスブックグループの Shaumbra Pirates について)。

アダマス:シャーンブラとは何か? みなさんはセドナ・ガゼットに記事を書いていますよ。何なのか? 何を、、、はい、どうぞ。立ってもらえるかな。そうすれば、、、前に来てもらった方が良さそうだね。みんなが見られるように、ここまで上がってきてもらえるかな?(聴衆、喝采する。彼女はオレンジ色のぶっ飛んだカツラをつけ、またオレンジ色で特大の眼鏡をかけている)。

アダマス:これが「何か?」に対する答えだね(笑いが起こり、聴衆さらに喝采する)。 可愛らしいね。可愛らしいコスチュームだね。同じようにデコった友達はどこかな? ああ、いた。こっちに来てもらえるかな。これが「何か(what)」ですね。「なんだこりゃ?(what?)」的な意味ですが(笑いが起きる)。私はこういうコスチュームが大好きです。演じるのが大好きです。分かりますよね。エネルギーはややもするとすぐに詰まってしまいます。こう劇場的に、ちょっと演技染みた感じで、何かを、、、(緑色のぶっ飛んだカツラをつけた友人登壇。手にはアヒルのおもちゃ。拍手が起こる)。時に馬鹿に見えるかもしれませんが、、、(鞄に書かれた文字を読んでいる)「地球外のシオスから、こんにちは」シオスから直接来たんだって!(聴衆、喝采する)。いいね。素晴らしい。素晴らしく美しいね。

シオスはどうだい?

シャーンブラ4(女性):悪くないわ。やりたいことはなんでもできるしね。

アダマス:見れば分かるよ!(笑いが起きる)どうして戻ってきたんだい?

シャーンブラ4:あなたと一緒にいたくって。

アダマス:私と一緒にいるため、ここに?

シャーンブラ4:そうよ。

アダマス:だね。楽しむために来たんだよね。

シャーンブラ4:楽しむためよ。

アダマス:うん。実際、楽しめてるみたいだしね。いいね。2人ともありがとう。君たちの姿をカメラで押さえたかったから。リンダに貸してあげたらどうだい(喝采が大きくなる)。

リンダ:何かしら?

アダマス:次。何ですね。何です。何でしょうか?

シャーンブラ5(男性):エネルギーが詰まった時、どうすればいいんでしたっけ?(笑いが起きる)

アダマス:深呼吸をしてだね、、、(アダマス、笑っている)大きく深呼吸をして、何かしら適当に、でっち上げる。何でもいいよ。

シャーンブラ5:やってみます。

アダマス:そう。頭で考えてしまわないこと。それが楽しいんだよ。本当にね(さらに笑う)。さあ君はセドナ・ガゼットに、変わった集団のことについて記事を書いている。彼らとは「何か」について書いている。彼らは何をしてるんだろうね。何をしている人たちだい?

シャーンブラ5:自分を苛めるのが好きな人たちかな。

アダマス:わあ! いいね。「マスターベーションと責め苦を愛する人々」と。ブーン! ブーン! ブーン! ブーン!(笑いが起きる)

リンダ:いい加減にしてちょうだい!

アダマス:よし。すごく良い記事になりそうだね。ありがとう。ただ、今の回答には、実際に真実が混じってるよ。誰にも否定できない真実だね。人はある種、責め苦を必要としていてそれを自ら作ってる。何故って、苦しみがないのなら、頑張れることがなくなるからね。何も起こってないのと同じよね。だからみなさんはそうやって苦痛を得るわけです。でもそんなものはとっとと手放しましょう。オウフ! いいね。さあもう少しやりましょう。「何か」「何をしているのか」

シャーンブラ6(女性):彼らは、彼らにとっては時間は機能していないと信じていて、エネルギーはいくらでもあって、えっと、一般の人がそれはそう機能する、と信じているものが何もない(アダマス、笑う)。えっと、だから、、、

アダマス:変わった人たちだね。

シャーンブラ6:はい。

アダマス:すごく変わってるね。彼らは時間の中にはいないし、エネルギーはタダだと。

シャーンブラ6:彼らはマインドの外に出て、時間の外にも出ています。一般的なルールの外に出ています。だから、、、

アダマス:そうだね。彼らは愚者の楽園にいるに違いないね。

シャーンブラ6:そのとおりです。

アダマス:いいね。もう少しやりましょう。

リンダ:今度はあっちね。あんな遠く。わざと遠くにして遊んでるでしょ!(笑いが起きる)

アダマス:で、次はまたこっち側に戻ってくると(さらに笑い)。デイヴィッドのカメラワークは上々だよ。はい、どうぞ。

シャーンブラ7(女性):彼らはパターンの破壊者にしてカオスの創造者ね。

アダマス:わあ、気に入った!(聴衆、喝采)

リンダ:おおおおおお! おおお!

アダマス:私は、これ、好きだよ。

リンダ:すごくいいわ! ワオ!

アダマス:パターンの破壊者にしてカオスの創造者。

リンダ:ワオ! 表彰に値するわ! フゥーアッ!

アダマス:あと1人いきましょう。

リンダ:あと1人。おっと、面白い人がいたわね。本職の人ね。どうなるか分かんないけどいいわよね。

アダマス:彼らとはいったい何か。

オール:人々が姦淫したがっているときに、他方で意識を探求したがっている。その淵まで行って超えていこうと。

アダマス:ああ、良いね。それも好きだよ。

では私が書く「何か」ですが、彼らは、もっと別の何かがあると分かっていて、それを見つけることになる人たちである。ですね。彼らはそれを見つけます。それが何であれ、見つけます。みなさんは何かがあると分かっていますね。意識、神性、スピリット、他にどう呼ぼうと構いませんが、そういうものです。このグループはそれを見つけると決意している、と。それが「彼らは何か」です。あと、このグループは世に対して「ざけんな。こんな、、、(リンダ息を呑み、笑いが起きる)」言いませんでしたよ。でもみなさん私が何を言いたいか分かりますよね。「ざけんな。こんな、、、(リンダ、また息を呑む)」てね。「ざけんな、、、(さらに笑い)」まあある意味、それが生き方になっています。みなさんは何がルールで何がパターンかを分かっていて、それに対して「ざけんな。こんなファ、、、(リンダ、息を呑む)」と言いますね。私は言いませんでしたよ(さらに笑い)。「こんなファッ、、、(リンダ息を呑み、笑いが起きる)」ですね。そうですよね! 言い換えれば、みなさんは古いパターンやパラダイムをある種、失望させたいと思っていますね。「ざけんな。こんな、、、(リンダ、息を呑む)」私は何も言ってませんよ(アダマス、笑う)。

~Where?(どこか?)

どこ、です。それはどこの話ですか? 次はそれです。誰が何でどこにいるか、です。その人たちはどこにいますか? みなさんは記事を書いています。

シャーンブラ8(男性):知ってますよ。

アダマス:それはどこの話でしょうか?

シャーンブラ8:全てです。

アダマス:全て。

シャーンブラ8:世界中です。

リンダ:おおお!

シャーンブラ8:北朝鮮だけは例外かもしれません。

リンダ:おおお!(笑いが起きる)おおおお!

アダマス:君には腐ったキムチでもくれてやるって思っているだろうね!(さらに笑い)じゃあもう一度、それは何処の話かな。

シャーンブラ8:世界中です。

アダマス:世界中。良いね。良いよ。具体的に、特にそこだって場所はあるかな?

シャーンブラ8:ここですね。

アダマス:ここか。いいね。

シャーンブラ8:そして今です。

アダマス:素晴らしい。

シャーンブラ8:まあヨーロッパやアメリカに、より多くのシャーンブラがいるのは明白ですね。

アダマス:それはどうしてだろう?

シャーンブラ8:まあ、ヨーロッパの人は基本的により意識的で、もっとフ、、、(大爆笑、大喝采)

リンダ:おおおお!

シャーンブラ:えっと、西欧社会には、もっと自由(フリーダム)があるからだと言っておきます。

アダマス:なるほど。もっと自由があるからだと。

シャーンブラ8:そうです。

アダマス:より多くの自由だね。ただ、機会や選択肢がより多いことが、その場所を他と比べてより良くするとは限らないね。もちろん、世界には、独裁者や政治的、宗教的な抑圧の下で暮らしている人々がいて、彼らにとっては素晴らしいギフトにはなりえるけどね。ただ、そうだね、世界にはより自由な場所があって、いろいろと探求する機会を得やすいのもまた事実だね。でも、より大変な文化だったり社会にいる人たちのことは忘れないようにしてほしいかな。彼らはもまた私たちの一部だよ。他の誰とも変わらない。いいね。ありがとう。

シャーンブラ8:こちらこそ(聴衆、拍手)

アダマス:もう1人行こうか。「何処か?」

リンダ:そんなに遠くなくて助かるわ(笑う)

シャーンブラ9:えっと、彼らはライトボディを持っていて、同時に複数の場所にいられると言い張っている。

アダマス:うんうん。いいよ。

シャーンブラ9:彼らはここにもいられるし、あそこにもいられる。複数の現実に存在できる。

アダマス:なるほどね。

シャーンブラ9:分からないけど(I don’t know)

アダマス:うん。分からないか、、、あ、、、「それってとてもフ、、、とても、、、(笑いが起きる)」

リンダ:良かったと思うけど。私は好きよ。

アダマス:「どこか」に対する私の考えですが、結局それは、どの視点から記事を書いているかで変わります。どこか? 世界中です。世界中ですね。もしかしたら、より自由が与えられている国での方が、多少は起こりやすいかもしれませんが、世界中で起こっています。人々が目覚めてマスターへと向かっています。シャーンブラは世界中にいます。

ただ「どこか」は、別の意味でもどこで起こっているかを表せますね。えー、それは、この現実のこの惑星で起こっていると、そういう具合にです。また「どこ」は ”and” でもまた成立します。そこらじゅうです。単一的ではありません。私たちがこうしてここにいる今日、まさにここでだけ起こっているとは言えません。みなさんの夢の中でも起こっています。別のいくつかの現実でも起こっています。みなさんが今行っているとことは、みなさんがこれまでに生きてきた全ての過去生に、大いなる影響を及ぼしています。彼らもまたみなさんと同じプロセスを通っています。過去生は大きく変わります。変わる前のそこからでは、実際そこにいる本人でさえも、認識できないものに変わります。

今はこの話には深入りしたくありません。ただみなさんが行っている全ては、みなさんがこれまでに、あらゆる意味でこれまでにやったことの全てを変えています。ドイツにいるこの今日、に限った話ではありません。今、これを観ている、読んでいるみなさんがいる、そこに限った話ではありません。変わっているのは、全ての過去生です。全ての未来の可能性です。全ての領域です。天使やスピリットのいる領域であり、そして、ここです。単一ではありません。文字通りの全ての場所で起こっています。はい。

~When?(いつ?)

いつ? です。いつですかね。誰が何でどこにいて、それはいつの話か、です。それはいつ起こっているのでしょうか?

リンダ:わあ、手を上げてくれた。

シャーンブラ10(男性):それは昨日であり、今日であり、明日ですね。

アダマス:なるほど。

シャーンブラ10:どこでもです。全ての場所です。

アダマス:どこでも。まさしく。

シャーンブラ10:そう思います。

アダマス:これ以上「いつ」について話し合う必要はありませんね。さきほど私が言ったように、全てが影響を受けています。過去生も4つ前の人生も。そういった生涯は大きな変化を通り抜けています。

生涯には歴史的事実のようなものがありますね。生まれた日、死んだ日、ある出来事が起こった日などがそれですね。その出来事の一連は、生涯のビデオであるとか映画であると言えますね。しかし今、まさにこの瞬間に、みなさんがこの生涯で許し、受け入れた変化は、別のビデオフィルムをその真上に作っています。その上にまた別のフィルムを、その下にも両サイドにも、別の人生のフィルムを作っています。もはや生涯というのは、誕生というポイントから死というポイントへと進む線的な歴史ではありません。そのようにして変わっています。

みなさんがここで行っていることは、過去の全てを変えています。つまり、未来さえも変えていると言えますね。こうしてここに、ジョー・スクモないしはメアリー・スクモとして座っているこの生涯だけの話ではないのです(笑いが起きる)。全てが変化しています。

~Why?(なぜ?)

では続いては「何故か」です。何故でしょうか? どうしてでしょうか? みなさんは誰が何で、いつどこにいるのか、まで書いてきました。では、シャーンブラがそうする理由はなんなのでしょうか? 何故だと思いますか?

オトマール:それが可能だからだね。

アダマス:それが可能だから。悪くない。でも何故だろう? これ以外にも可能なことはたくさんあると思うけど。

オトマール:そうだね。他の全ては途轍もなく退屈だからかな。

アダマス:他の全ては退屈だと。いいね。

オトマール:そうだね。

アダマス:他の全てについては、だいたいやってみたのかい?

オトマール:だいたいね。ほとんどと言ってもいいね。うん。全部だね(笑いが起きる)。そういうのは全部やって、準備が出来たってわけだよ。

アダマス:なるほど。

オトマール:間違いないね。

アダマス:退屈さだね。

オトマール:そう。退屈だから。

アダマス:退屈だからですね。退屈さというのは自らの監獄にいることです。退屈さは、えっと、退屈ですね。うんざりします。最悪ですね。でもそれがみなさんを超越へとインスパイアします。

はい。他にありませんか? 何故なのか?

シャーンブラ11(女性):私たちはずっと長い間、そうするのを待っていたからです。

アダマス:なるほど。それはそれは長かっただろうね。でもどうしてもっと前にしなかったんだろう?

シャーンブラ11:今が適切な時だからです。

アダマス:どうして今が適切なのかな? そんなに待つぐらいなら前チャンスがあった時にすればよかったのに。

シャーンブラ11:そうすることを選んだからです。

アダマス:オーケー。分かるよ。でもなぜそんな選択をしたのかな?(笑いが起きる)

シャーンブラ11:今そうすることを望んでいて、それ以上に望むものがなかったからです。

アダマス:オーケー。いいね。そのへんで良しとしておくかな。いいね(さらに笑い)。

リンダ:もっと「なぜ(whys)」をするかしら?

アダマス:後何人か「なぜ(whys)」をするよ。いいかな?

リンダ:いいわ。さて、どこに、、、

アダマス:賢明(Wise)だね。何故? 何故?何故? 何故? 何故?

デニス:「しない理由なんかあるのかい(Why not ?)」に聞こえるけどね。ま、とにかく、肝心なことは、もう十分に遊びまわった、我々はそう感じてるってことだよ。そうしながら待ってたんだ。そうしようと決めてたけど、一度はしなかった。ただ、今は、情熱が内側で育ってるのが感じられる。私は在る、の最初の情熱に繋がってるんだよ。

アダマス:正しいね。君は知り過ぎてるな。

デニス:その通り。

アダマス:いいね。

デニス:我々にも、感じるものがあるんだね。

アダマス:なるほど。君は感じ過ぎてるかもだね。

素晴らしい。さあ、あと1人やりましょう。何故? 何故?

リンダ:向こうへ行くまで待あああああああっててちょうだい。これはこれで楽しいわ(笑いが起きる)

アダマス:カメラマンを薙ぎ倒さないように!(さらに笑い。彼女が走っていてカメラマンにぶつかったことについて)。はい。何故だろう?

マリアンヌ:何故なら、私たちもまた神だから。

アダマス:素晴らしい。そうだね。創造主でもあるね。

マリアンヌ:創造主でもあります。はい。

アダマス:素晴らしいです。何故か? です。これについての私の答えは、少しあとにとっておきます。何故か? それが可能だから。何故か? 海賊だから。そこにたどり着く最初のグループになりたいから。何故か? なんとなく。この何故か? についてはあとから説明しようと思っています。

~How?(どうやって?)

そして最後に、言うまでもないことかもしれませんが、ま、誰にでも分かるシンプルな答えになりそうですが「どうやって?」です。どうやりますか?

(間を取る。くすくすと笑う声が聞こえる)

どうやりますかね? ここ何年か私が口を酸っぱくして言ってきたことは一体全体、何でしたっけね?(爆笑が起こる)どうやりますか?(全員が声を合わせて「許し!」)許しです! 許しですね。

これはとても自然なプロセスです。進化とでもなんとでも呼べばいいと思いますが、悟りは、いずれにせよ勝手に起こります。みなさんはそのために何かを手に入れる必要も、頑張ることも、賢くなる必要もなく、経験した生涯が多かろうと少なかろうと、そうなることを許せばそうなります。多くの人はそれを理解していません。それがドアを開けるのに必要な鍵であり、秘密です。許しです。ただ許せばいいのです。大きく深呼吸をして、許してください。

許しとは、みなさんがそれを許すという意味です。言い換えると、許さないとは「いつ起こるんだろう? もうすぐかな? すごい体験かな?」そうなることです。みなさんがただ許せば、それは起こります。最初そうだとは気付かないような形で、しかし素晴らしい形で起こります。いずれにせよ「どうやって?」はシンプルに許しです。それだけです。それだけですね。

最初のセッションで言ったとおりです。悟り、認識、好きなように呼んでもらえばいいですが、そこへ向かって意識的に取り組むことをやめた時に、魔法のようにそれは成ります。その日がセットされます。いつかが決まります。もしまだそれに対して何かしようとしているのなら、頑張っているのであれば、どんなものかを理解しようとしているのなら、そのこと自体が日付のセットを解除します。いつのことになるか分かりません。どこでどんなふうになるのか分かりません。しかしみなさんがそれをやめて、シンプルに許したなら、その日は確実に存在します。みなさんはもう、それに対して何も取り組む必要はありません。スキップして踊って、歌でも歌いながら認識に至る過程とその経験を楽しんでいてください。そのぐらいシンプルです。

さあ、大きく、深呼吸を行いましょう。

時間が少し押してますね。はは! スケジュールなんて無視無視です(笑いが起きる)。

The Time of Machines(機械の時代)

「何故なのか」について少し説明をしたいと思います。みなさんのことについて書かれている美しい記事の「何故」を理解する助けになればと思っています。

私が書いた本があります。私の本のサイン会で、何人かにはその本のことを話ましたが、それは私が、私の生涯の最後の数年で、実際、ここからそう遠くはない場所でですね、書いたものです。ある日、私は椅子に腰掛けて、思い出や、後世に残したいと思える事柄について、つらつらと書き連ねていました。そうしていると突然、自分がポータルの中にいるかのような感じがして、壮大な物語の世界が目の前に広がり展開されたのです。それはとてもとても美しい物語でした。みなさんの物語です。アトランティス人が見た夢です。

私は自分が未来へ向かっていることに気が付きました。私が気付いた最初の時代は、産業化時代に通じる機械がまさに開発されていた時代です。機械が馬に取って代わろうとしていました。人間の仕事もまた機械に置き換えられようとしていました。機械が重労働を軽々とこなし、またある機械は別の機械を作ることに使われていました。産業革命として知られる時代です。

本を書き続けている私の前に、また別の時代の光景が広がりました。それは、機械の時代、私がそう呼ぶ時代です。そしてその本のタイトルもまた「機械の時代」としました。そして私にとって、その時代が最も驚くべき時代でした。

すでに気付いているかもしれませんが、当時の私には、見たものが何かの解説書や説明はなく、また、それを記述するための多くの言葉はまだ生み出される前の頃合です。私はコンピューターが何かを知りませんでした。私はシンプルに覗きガラスと表現しました。ただ、そんな私にも、その驚くべき時代には人工知能のようなものが発達していて、それが途轍もないスピードで成長していて、その誕生から50年か60年ぐらいの間までには、特異点と呼ばれる点に到達するであろうことが分かりました。特異点とはつまり、あの世です。

この驚くべき機械の時代の中で目にしたもので、私が最も驚いたのは、人々が一日中、手にしている電子機器に対してでした。岩を軽々と持ち上げる重機でもなく、ビルを建設したり人を運んだりする大きな機械でもなく、その小さな機械、本当に小さくてコンパクトで、にもかかわらず、驚くほど様々な機能を持っている、その小さな機械に最も最も驚かされました。

私は本に、その時は来るだろうと書きました。この惑星にはいずれ、人類が、いつもいつも携えている、あの、おかしな小型マシン、あれが提供するものには説得力があり、また誘惑的過ぎるので、人類はその画面の中、バーチャルリアリティのような世界の虜になる、そういう時が来るだろうと書きました。たとえば歩いている時でさえも(アダマス、歩きスマホの真似。笑いが起きる)、車の運転をしている時でも、誰かとディナーをしている時でも、セックスをしている最中だって(さらに笑い)、あの機械のことが頭から離れなくなるだろう、たとえ何をしていても、歯を磨いていようと櫛で髪をとかしていようと関係なくです。実際、あの種の機械、あの電子機器には、抗しがたいリアルさが備わっていて、本当に別の現実を生み出すことが可能でした。それはゲームや玩具、楽しいこととして発達しますが、やがては多くの人にとって、文字通りに、セックスの代わりになりました。あの機械たちには、別の現実、そこに浸ることの出来るもう一つの現実ですかね、を作ることが可能でした。人工知能です。

機械は驚くほど効率的になりました。その時代は、人間がしなければならないほとんどのことを機械に任せてしまったと言えるような状況でした。そしてついには、機械が人間のマインドの代わりも務められる、言うならば、人間は自分では何も考る必要がないポイントにまで達しました。人間たちはもはや、自分たちが覗き込んでいるバーチャルリアリティの中のこと以外、ほとんど何も気にしていません。それらの機器たちがあまりに催眠的であったために、人々はこの次元との繋がりを失ったのです。この次元が唯一の次元ではありませんが、人々はそれとの繋がりを失いました。その機器たちに夢中でした。

そうして人類は大きな岐路に立たされることになりました。人類の歴史上、これまで一度もなかった大きな岐路です。機械たちはどんどんとその処理速度を上げ、自らのエネルギーでさえも自ら作るようになっていました。分かりますね。人工知能というのはその知性を向上させ続けるように設計されているため、そうすることが可能な全ての場所、あらゆる領域から、知性のかけらを集め続けています。彼らは自身に共有するエネルギーを作り出せるまでに知的になったということです。試しに壁からコンセントを引っこ抜いてみても、機械はなんらかの方法で動き続けられるのです。

惑星のどこを見渡しても機械だらけになっていました。人々は自分とも、自分のアイデンティティとも、魂とも、繋がりを失っていました。機械は相当に効率的であり、且つ、ある種、人間のようになっていました。人工知能を搭載された機械たちは、感覚や感情、人間関係を模倣しようとするところまできていました。機械たちは知的になり、それによって為せること、そのスピードやクオリティは、人間が同じことをした場合のそれを遥かに凌駕してしまっていました。ここで言っているのは歩くとか、考えるとか、そのレベルの全てにおいての話です。感知するとか、呼吸をするとか、そのレベルでの話です。機械たちは呼吸でさえ、模倣するところに達していました。彼らは人間がすること、しそうなことは全て模倣していました。そしてその改善、向上を続けました。もっと他にないかとサーチし続けました。何故なら、人工知能とは、そうするように作られているからです。

そんな状況の惑星の中にあって、小さなグループではありましたが、何が起こっているのかを理解している人々の集まりが存在しました。彼らはバーチャルリアリティとも人工知能とも争うつもりはなく、また、それに反対するつもりはありません。彼らはただ、もっと他に何かがあるはずだと気付いていました。それはスクリーンの中に頭があるようなバーチャルリアリティ、仮想現実の世界ではなく、そんなややこしいことをしなくとも、周囲には、ただただ無数の現実があるのだと。彼らは、ここにはこの次元が存在し、且つ、同時に存在するもっともっと多くの他の現実、バーチャルではない他の現実では、もっともっと多くの他のことが起こっていると分かっていました。

このグループは全ての核、中心、肝、あらゆる全ての、全ての、あらゆる全ての、全ての核は、意識、気付き、エネルギーもパワーも有することなく、測ることも奪われることもない、意識だと気付いていました。全ての全ての大もとには、ピュアで純粋で何の混じりけもない「意識」があるのだと認識していました。

そして物語は進みます。結果として惑星の全てをその支配下においた機械でしたが、その機械にもたった一つ、模倣できないものがありました。そうしたくとも、模倣も、支配も、手に入れることもできないものが一つだけありました。それが「意識」と呼ばれるものでした。意識です。

本では、というか、本当のところ、まさにこの現実で上映されていることなのですが、本の中では、機械たちは、その小さなグループにとっては当たり前だった、その意識と呼ばれるものを手に入れようと必死になります。機械たちはその蓄えに蓄えた知性で意識を理解、解明しようと、模倣しようと、測定しようと、そこから何かしらの力を、エネルギーを得ようと遮二無二遮二無二頑張ります。そしてそれが出来ません。機械たちは、意識を理解しているかのように振る舞うことはできましたが、最高の人工知能をもってしても、意識を感じることさえ出来ませんでした。

物語では、意識をこの惑星に持ち込んでいる意識的なパイオニアたちの傍らで、この惑星にあるもので唯一手に入れられないその意識、意識を知性でもって何とか手に入れようと、あらゆる手を尽くした機械たちは、自らを破壊することでその最後を迎えます。絶対に手に入れられない何かを絶対に手に入れようと必死になり過ぎたことで、自らを破壊してしまいます。意識とは、単純に、人工知能には到達できない領域の話です。結果、機械の気は狂いました。文字通りに、狂ってしまいました。それが機械の時代の終わりです。

私はこの本を1,793年に記しました。みなさんが今知っている用語を用いることは出来ませんでしたが、そういう時は必ず来る、これは本当に現実となる、そう分かっていて、記しました。みなさんが「何故」ここにいるのか、「何故」この時期のこの惑星にいるのかが、この本で説明できそうな気がしますよね。無論、本が理由でみなさんがここにいるのではありませんよ。本は、みなさんの旅を、何故みなさんがこの時期を、何故今のこの惑星を選んで来たのか、何故意識が最高潮に達するこの時期を選んで来たのかを、垣間見ているに過ぎません。そういう本でした。フィクションと言っても差し支えないかもしれません。ただし、この惑星の行く末をしっかりと見据えたものでした。みなさんをここに導いたのは意識であり、みなさんは意識的に身体を保持したマスターとなるために、この惑星にやってきました。

私は、機械との間で大きな戦争が起きるとか、そのような話をしているのでありません。ただ、みなさんが、本に記載の現実をいくらか緩和したとしても、やはりあるレベルでは、現実に起こることです。分かりますよね。みなさんには依然として、バーチャルリアリティと人工知能についての課題があり、惑星は依然として「意識」を必要としています。だからみなさんはここにいます。だからみなさんは今を選びました。だからみなさんは今やっていることを正に今やっているのです。

私は本を書き終えました。原稿は依然として私の最高の叡智の一つとして、存在しています。ただ私は、カウルダーに、みなさんのエネルギーとサポートを借りて、今ある言葉でその本を書き直さないかと提案しています。記事として、物語として、この機械と意識の時代に、シャーンブラとは、みなさんとは何か、シャーンブラとは誰で、いつの何処にいて、そうしているのは何故なのか、を書き直したいと思っています。

さあ、ここまでの話を噛み締めつつ、大きく、ゆっくりと、深呼吸をしましょう。

(間を取る)

Merabh for Consciousness(意識のためのメラブ)

では、Yohamとともに意識のための短いメラブを行いたいと思います。あと、一つ強調しておきたいことがありますが、私がこの本について話す時、まあ、書かれていることを言っているだけなのですが、時に恐怖を感じると思います。「一体、何が起こるんだろう? どんなことになるんだろう?」と。でも、ですが、だからみなさんは来たんですよ。恐怖はそこにありません。惑星が意識を間違いなく必要としている正に今、みなさんは意識を持ち込むためにここに来ました。ずっとずっと昔に植えた神性の種が芽吹いて育って実を付けたので、それを収穫しにきただけです。だからみなさんはここにいるのです。

(音楽、流れ始める)

さあ、大きく、ゆっくりと、深呼吸をしましょう。意識として深呼吸を行いましょう。

機械との間で戦いが起こることはありません。全くです。機械たちは賢明にも、自らを破壊して終わります。でもそれって、実にマインド的ではありませんか? マインドはいつもいつも答えを探し続けています。マインドは常により知的になろうとし、より自身を美化しようと頑張ります。マインドは人を他の現実や感覚から隔離します。生命の壮大さから逃避します。マインド自身にフォーカスします。それが知性です。

マインドは、人工知能ではなく今度は人間のマインドの話ですが、結局のところ同じこと、気が狂ってしまうであろうことは簡単に分かることだと思います。より知的に、より賢く、速く、より多くの力を得ようとそんなことを常に続けていたら、そうなるのは必然です。

マインドと呼ばれるものを手放さなければなりません。みなさんが人生で経験してきたこと、その大部分はマインドが理由で起こってきました。でもマインドそのものは別に悪いものではありません。ただ、それが唯一のものになってしまい、フォーカスされ、力のためのツールになってしまうと、それがみなさんから、感じたり気付いたりすることを遠ざけるようになったのなら、それが、静かにマインドを手放す時です。マインドを手放し、意識を招き入れるタイミングです。

さあ、意識そのもののために、深呼吸を行いましょう。

意識にはエネルギーが含まれていません。力も同様にありません。誰かの意識が他の誰かの意識より優れている、そのようなこともありません。意識は奪われ得るものではありませんし、大きく成長させることもできません。意識とは純真無垢な気付きです。ただ在るものです。それだけです。

意識は測定できるようなものではありません。他の存在よりレベルの高い意識というのも存在しません。しかしそれは、認識され、受け入れられるものです。人生に持ち込むこと、受け入れることができる何かです。

みなさんの一人一人が例外なく、マインドや感情のことで大変な思いをしてきました。みなさんの旅におけるその存在が、疑いと混乱を、みなさんの人生にもたらしました。

私たちはマインドを超越します。マインドを排除したり否定するのではありません。私たちはシンプルにそれを超越します。超越して、意識に、気付きに入ります。それを為せるのは許しだけです。分かりますね。意識について意図して何かをしようとしている時、それを行っているのはマインドです。悟りに入るために頑張っている時、頑張っているのはマインドです。しかし、大きく深呼吸をして、ただ許し、自分を開けば、意識はもうそこにあります。

(間を取る)

「機械の時代」はみなさんについて書かれた本です。みなさんの旅、この惑星にある一つの可能性として意識を持ち込もうとしている、みなさんの物語です。まあ、本の名前、タイトルは変えた方がいいかもしれませんね。「機械の時代」当時はこれが適切でしたが、ま、確実に言えることがあるとするなら、少なくともサブタイトルとしてでも「意識の時代」と付けた方が良いでしょうね。

(間を取る)

さあ、大きく、ゆっくりと深呼吸をして、許しましょう。ただただ許しましょう。

ではリンダにはステージに戻ってきてもらいます。ありがとう。ありがとう。

ステージの、ま、転換作業に入ります。Yohamの音楽とともにリンダと深呼吸を行いましょう。そして私たちの親愛なる友人である、クツミ・ラル・シンを迎え入れましょう(聴衆、拍手喝采)。

ではこれでアダマスはサインアウトします。みなさんと、みなさんの一人一人と一緒にいられて、本当に嬉しかったです。では明日、「感覚の日(A Day of Sensuality)」でお会いしましょう。ではクツミに譲ります。

リンダ:そしてそうなります。そうなります。

みなさん、ジェフが行っているアダマスからクツミへの転換をサポートするよう、お願いします。大きな深呼吸、許しの呼吸、私たち全員を意識へと開く深呼吸をお願いします。

深呼吸をして、クツミのエネルギーを感じてください。わ! もうすぐそこみたいですね(音楽のテイストがインド調に変わり、笑いが起きる。それはカウルダー/クツミをクスクスさせる)。わあ、すごいですね。深呼吸が効いていますね。

深呼吸をお願いします。わあ、なんてことかしら。もうここにいるみたいね。あらら。みなさん、深呼吸を続けましょう。吸って、吐いて、を維持しましょう。呼吸をして、感じ、許しましょう。

音楽に合わせて呼吸しましょう。ウーハ、ウーオ。

いいですね。深呼吸です。大きな深呼吸です。

全員でエネルギーを流すように、大きく吸って、吐きましょう。意識を、気付きを許しましょう。わあ! すごいすごい! 深呼吸を続けましょう(笑いが起きる)。ああああ、わあ、こんなのそう滅多にないことよ。さあ続けましょう。わあ!

(音楽のテンポが速くなる)

さあ、吐いて! 吸って!

すごいすごい! 吐いて! 吸って! ナマステー!(さらに盛り上がる)

吐いてー!(ゲルハルト歌い始め、皆、手拍子をする)

I am the Simple Master (私はシンプル・マスター)
Good fortune on my way (私の道に幸福あれ)
I am the King of Disaster (私は不幸の王様だ)
Don’t you [beep] my brain (私の脳を 〔放送禁止音〕 してくれ)
I am the Simple Master (私はシンプル・マスター)
Good fortune on my way (私の道に幸福あれ)
I am the King of Disaster (私は不幸の王様だ)
Don’t you [beep] my brain (私の脳を 〔放送禁止音〕 してくれ)
Inside out, upside down (もう滅茶苦茶、もう滅茶苦茶)
Life’s a rollercoaster sometimes (たまにはジェットコースターを楽しもうか)
High or low, rich or poor (もう滅茶苦茶、もう滅茶苦茶)
It’s really just a state of mind (それがマインドってやつじゃないか)

(音楽は流れ続け、聴衆は手拍子を続けている。そこにクツミ)

クツミ:ナーマース―テー―――!(さらに聴衆、喝采する)。ナマステ―! ナマステ―! 私です。クツミです。シャーンブラの皆さんと年に一度の遭遇ですね(笑いが起きる)。とても幸せです。皆さんの一人一人と一緒にいると、本当に温かい、幸せな気持ちに包まれます。ナマステーー!(リンダと聴衆「ナマステ―!」)

アダマスですね、彼は少なくとも月に一度はこういったステージの場でみなさんとご一緒していますね。しかし私、クツミは、みなさんと常に、共にあることを、喜びと楽しみにしています。いつもです。ずっとです。日々の暮らしから夢の中まで、みなさんと共に歩いています。みなさんが、辛く大変な時には、ジョークを言います。また笑顔になってほしいとそうします。マスターへの道のりなんて、所詮、許し受け入れること、それ以外の何物でもないのだよ、と思い出してもらうためにそうします。それでみなさんの足取りが、マインドが、少しでも軽くなれば幸いです。それが私にとっての喜びです。それが、私が、みなさんの一人一人にしたコミットです。

そうやって私は、年に一度しか来ないように見せかけて、実はみなさんと一緒にいます。いつもいつも一緒です(誰かが「結婚してー」と声を上げ、笑いが起きる)。おっと、私にはすでに22人も妻と呼べる人がいるのですが!(さらに笑い)

今日、私は、認識に至った後の私の生活について、少しお話ししたいと思います。その頃の話はこれまでにも何度も何度もしてきましたが、少し視点を変えてお話ししたいと思います。「どうなるんだろう?」みなさんの多くがこの疑問を持っていますね。認識に至った後、どうなるのか? 「退屈なんじゃないのだろうか? 一日中、何かやることを探し回るのだろうか? アダマスがたまに仄めかすように、この惑星に残ることに耐えられなくなるんじゃないのだろうか?」と。

しかし私は昏睡に陥ってですね、それから認識に至った後の数年をこの地球で過ごしました。えっと、昏睡についてですが、マインドが崩壊したんですね、私にとってそれは最高の贈り物だったと思っています。本当です。それまでの私は精神に囚われていました。数学、科学、哲学の中に答えを求めて求めて求め続けて、完全に身動きが取れなくなっていました。そうしてマインドが壊れました。はい。でもそれは、私にとっての最高の出来事です。私は二年間、ベッドの上で寝ていましたが、その結果として受け取ったもののことを考えてみると、二年なんて一瞬です。

はい。「認識に至って、身体を保持したままのマスターになって、日長一日、何をしているんだい?」これが、みなさんからの質問ですね。それについて、私の時のことを簡単にお話ししたいと思います。

Kuthumi’s Story(クツミの話)

私はとりあえず歩き始めました。昨年、そうお話ししましたね。私は片方の足を前に出し、次にもう片方をその前に出す。それを繰り返して歩き始めました。私は、自分がどこに向かっているのか、全く分かっていませんでした。よろしいですか。私のマインドはもうそういう質問をしませんでした。そういったことの全ては、とうに超越していました。そもそも私が何処へ行こうと、大した違いがないのです。私は単に片方の足を前に出し、次にもう片方の足をその前に出す、をやっていただけですから。

そうして私の旅は始まりました。それは自分自身へと向かう旅でした。この惑星を訪問しているような、シンプルな、旅でした。私は歩き、訪れ、話しました。全ての物と話しました。遭遇したあらゆる物に話しかけていました。木に話しかけるなんて頭がどうかしている、そう言う人がいるかもしれませんが、試してみてください。それがアセンデッドマスターの素晴らしさです。よろしいですか。木もまた、あなたに対して話をします。

ある日、私はいつものように歩いていて、美しい大木の下でふと足を止めました。「やあ、木さん。調子はどうですか?」そう話しかけました。木は答えました。木は答えて言いました。「私は確かに木である。調子は良い。お前さんはどうだい?」

「私はマスターです。調子は良いです」私はそう返しました。すると木は「お前さんは、他の人間とは少し違っているようだね」と言いました。「私に対して話しかけてくるとは。ほとんどの人間は、私にしょんべんを引っかけることはあっても、話しかけたりはしない。お前さんはここへ腰かけて、私に向かって話をしている。その違いはなんだい、人間さん」

「私は、ただマインドの外に出ているだけです。私は頭が狂っていて、私はそれが気に入ってます(笑いが起きる)」

私はさらに言いました。「木さん。あなたの姿は、頭が狂う前の自分のことを思い出させてくれます。私もかつては、あなたのように足が土に埋まって、動くことが出来ませんでした。本当に動くことができなかったんです。もちろん私には足がありましたが、その時やっていることをやっているので、動けなかったのです。冒険も探検もすることが出来ませんでした。ある意味では、あなたのようです、木さん。あなたのように私にも枝がありました。枝というのは家族であり家系であり先祖です。枝のような家系図の中にはめ込まれていたのです。先祖なり、過去生のゴースト、自分の幽霊でさえも、後生大事に抱えていました。木さん、そういう意味で、私はあなたみたいでした。でも今は自由です。今はどこへでも訪ねていくことが可能です。歩き回ったり、木さんと話すことが可能です。木さん、私が自由の祝福を受けたように、あなたにも祝福を。あなたは本当は土に埋まっていないし、古い家族の記憶、歴史に縛られてもいません。木さん、あなたは自由です」すると木は、本当に、文字通りに、特に長い二本の枝を使って、優しく柔らかく、私をハグしてくれました。

私の頭は狂っていたのでしょうか? アダマスが話していた愚者の楽園にでもいたのでしょうか? いいえ。友人のみなさん。そうではありません。私は自由だったのです。自由だっただけです。

私は歩き、いろいろな場所を訪れていました。ある日、川に行き当たりました。私は川のほとりに腰を下ろして言いました。「やあ、川さん」と。そうすると川は「やあ、人間さん」と返事をしました。

よろしいですか。認識に至った中、自由の中には、退屈な日なんてあり得ません。木や川と話すことができるのです。

川は言いました。「人間さん、君は何をしてるんだい? ほとんどの人間は僕を渡っていく。君は座って僕に話しかけている。 どういうことだい?」と。私は返しました。「分かりません。私は自由なので、特に理由はありません」

「川さん。私もかつては、あなたのようでした。常に動いて動いて動いていました。そうしてソースを、故郷を見つけようとしていました。大きな海、ワンネスに戻ろうとしていました」私は続けました。「でもやめました。探すことも迷うこともやめました。それがどこなのか、何なのかも分かりもしない、覚えてすらいない場所へ戻ろうとする、そんな馬鹿なことを考えるのやめました。海に戻ろうとするのをやめたんです。私は自由になりました。だから川さん、海へ、ワンネスへ、ソースへ戻ろうとすることから、あなたが自由になれるように、祝福を送ります。川さんの独立、自由に祝福を」そうすると、愉快なことに、川は私を覆うように水しぶきをあげて、私を完全に綺麗にして、リフレッシュしてくれました。

私は歩き続けました。そしてある日、美しい鳥と遭遇しました。私は言いました。「やあ、鳥さん。ご機嫌いかが?」すると鳥は応えて「とっても良いわ。あなたはどうかしら、人間さん」と言いました。

「私も良いです。自由です」そう返した私に鳥は言います。「でもあなたってとても変な人間よね。ほとんどの人間は鳥に話しかけたりしないわ。あなたって何なのかしら?」

「鳥さん、私は自由なんです。とても自由なんです」そう言う私を鳥は遮って「でもあなたには私のような翼が無いわ。それでどうやって自由になれるのかしら」そう言いました。

「鳥さん、もっと近くでよく見てください。翼が見えると思います。あなたの翼のように物理的なものではありませんが、翼です。翼は私の夢でもあり、願いでもあり、それが私を自由にしました。物理的な身体の制約でさえ、超えていくことを私に許してくれています。この天使の翼は私が ”and” に入ることを許してくれます。鳥さん、あなたの翼があなたを空に運ぶように、私の翼は私を ”and” に運んでくれます」

鳥はとても喜んでいました。私への感謝の印として、身体から羽を一枚取って、文字通りの祝福として、私に与えてくれました。

そうやって私は歩き続けます。そうしていると今度は蝶との面会です。「やあ、蝶さん。いかがお過ごしですか?」蝶は興奮気味に羽根をパタパタさせて言いました。「僕はいつだってハッピーだよ。君はどうだい。いかがお過ごしかな、人間くん」

「私もハッピーです。とても自由なので。歩いて、感じたり、知覚しているだけでいいんです」と私。蝶は「うーん、君は他の人間とは違うようだね。ほとんどの人間は僕を捕まえてピン留めして壁に飾ろうとするね。しかし君は僕に話しかけている。僕が思うに、君は変わっているよ」そう言いました。

「だと思います。頭がおかしいと言われることもありますが、私が自由だってことが事実です」

私は訊きました。「蝶さん、昆虫でいるってどんな感じですか? 芋虫からさなぎになって、蝶として羽化するってことは?」すると蝶は笑いました。「人間くん、悪いが、そんな過去の話は忘れてしまったよ。それが大変なことだとは知っているけど、ちょっと、思い出せないな。何故って人間くん、蝶になって自由になった今からすれば、そんな過去には意味が無いからね。僕ってやっぱり変わってるのかな」

私は歩き続けました。そしてある日、小さな村に入りました。人間のいる小さな村です。そこで人々は日々の雑事や仕事に勤しんでいました。村にたどり着いた私は、エネルギーが変わったことを感じました。よろしいですか。人間と一緒にいる、人々と一緒にいる、というのはそういうことです。それは蝶と会ったり、木と話したり、川とコミュニケーションを取るのとは、全く違うものでした。私は村に入るやいなや、荒い、そして、それまでとは異なっている感じを受けました。

それでも私は、笑顔のままでいました。ある意味では、本当にそれはそれで楽しかったのです。私は口笛を吹いていました。その音色は私の心も魂をも満たしていました。私は村へ入り、遭遇した人に笑顔で頷きながら挨拶をしました。「やあ、村のみなさん。調子はどうですか?」そしてすぐ、ショックを受けることになりました。彼らは蝶や木、川や鳥のように楽しそうでも幸せそうでもなく、何も返してきませんでした。もちろん、彼らが何を思っているのは感じられるし、想像するのも簡単でした。あいつは愚者の楽園の住人だ。頭のおかしいやつが来た。

誰も何も言いませんでしたが、彼らがどんなことを言っているのか、私のことをどんなふうに歌っているのかを感じることができました。

エイナット: He’s gonnnne …(彼は逝ってるうううう、、、)

ゲルハルト: … nuts, bonkers, wacko and so crazzzzy!(馬鹿でカラでキチガイだ。気が狂ってるうううう!)

エイナット:Staring at the walllllllls!(だって壁を見つめてるうううう!)

ゲルハルト:But not because he’s laaazy.(でもただのんびり屋ってわけじゃない)

アミール:His mind is just a messsss!(奴のマインドは滅茶苦茶さ!)

エイナット:But his senses are ignited!(奴の感覚は爆発してる!)

ゲルハルト:His aspects are rebelling.(奴は我を失っている)

エイナット、ゲルハルト、アミール:なのに、奴ときたら、とても楽しそーーーーーーーーにしているぜ!(笑いが起きる)

クツミ:村の人から聞こえてきたのがこれでした。友人のみなさん。これが私に聞こえたものです。

自然の中で、木や蝶、川と話した後にこれを聞かされると、なんとも悲しくなりました。私が自分を解放して自由になった、それが理由で、馬鹿だの、愚か者だのと言われるのが、どんなに悲しく切ないものか分かりますか?

みなさんも、身体を保持したままで悟っていると、そういう経験をするかもしれません。時に村の人々の声が聞こえてくるかもしれません。あいつは頭が狂っている、声はそう言っているかもしれません。みなさんはある意味では、その通りです。もしかしたら、最も近い人からも、そうした声が聞こえてくるかもしれません。友達や、この惑星で何度も何度も生涯を一緒に送った人の声が、そう言っているかもしれません。行く先々で聞くことになるかもしれません。でも、友人のみなさん、よろしいですか。何が愚者の楽園かをしっかりと覚えておいてください。本当の愚者の楽園はどっちで、本当に頭がおかしいのはどっちかを、忘れないでいてください。

私は旅を続けました。村から村へ、森から森へ、私は、空や岩、ある時は地球そのものに話しかけながらその旅を続けました。そうしてみれば分かると思います。分かるようになるでしょう。もしみなさんがそういった存在たちに話しかければ、人間の言葉を使ってではないかもしれませんが、彼らはちゃんと答えてきます。

そしてまた、素晴らしい人間にも出会えます。そんなに多くはないかもしれませんが、村の人々から聞こえる声の合間合間の時折ですが、それでも旅を価値有るものにするのに十分な数の、素晴らしい人々にも出会えます。もちろん、みなさんのことを狂っていると考える人たちの声が止むわけではありません。その声というのは、

エイナット: He’s gonnnne …(彼は逝ってるうううう、、、)

ゲルハルト: … nuts, bonkers, wacko and so crazzzzy!(馬鹿でカラでキチガイだ。気が狂ってるうううう!)

エイナット:Staring at the walllllllls!(だって壁を見つめてるうううう!)

ゲルハルト:But not because he’s laaazy.(でもただのんびり屋ってわけじゃない)

アミール:His mind is just a messsss!(奴のマインドは滅茶苦茶さ!)

エイナット:But his senses are ignited!(奴の感覚は爆発してる!)

ゲルハルト:His aspects are rebelling.(奴は我を失っている)

エイナット、ゲルハルト、アミール:なのに、奴ときたら、とても楽しそーーーーーーーーにしているぜ!

クツミ:本当にそうです。実際に。そうなんですね。

友人のみなさん、こういう形でみなさんとまた会えて、光栄でした。忘れないでいてください。身体を保持したままのマスターに退屈な日なんて、絶対に絶対に絶対に、ありません。全ての存在と話ができます。全ての存在が音を持っています。それが人間の言葉ではなく感覚的なものでも、全ての存在との間で意思の疎通が可能です。全てが全てがとてもオープンで、感覚的です。

ただ、時には、みなさんのことを理解できず、狂っていると考え、貶したり馬鹿にしたりする、村人たちにも遭遇する、そういうことがあることも忘れないでいてください。でもそれは、大きく深呼吸をして、全てを許すための合図です。深呼吸をし、許して、シンプルに感じてください。

はい。では本日の締めくくりとして、深呼吸をしましょう。さあ一緒に、Yohamの音楽とともに、大きく大きく、深呼吸をしましょう。

これをもちまして、私でした。私です。クツミです。ナマステ。

リンダと聴衆:ナマステ。

クツミ:ありがとう。ありがとう(聴衆、喝采)。

翻訳: Ito Satoshi


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