The Transhuman(トランスヒューマン)シリーズ シャウド7

The Transhuman(トランスヒューマン)シリーズ シャウド7

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トランスヒューマン シリーズ シャウド 7:
ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマンのチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈 2017年3月4日
http://www.crimsoncircle.com/

私は私であるもののすべて、瞭然たる存在にして、とっても気分の良い、アダマスです。やあ、みなさん、ようこそ(聴衆、拍手喝采)。

ああ! この部屋にいると本当に気分が良くなります。今日は本当に ”いい感じ” ですね。オンラインで聴いている人もそうじゃないですか? ”いい感じ” ですよね。とっても気分がいいですよね。シャウドの始まりに相応しい(最初に流れたYohamの曲について)美しい楽曲でした。全てが ”いい感じ” です。

Energy scents(エネルギーの香り)

実を言うと、私には白状しておかなければならないことがあって、すぐその話をしたいのですが、しばし、この良い気分に浸っていたいと思います。みなさんもここの ”いい感じ” に気付いていると思います。この空間に入るまでは、みなさんは家だったり職場だったり、まあ何にせよ、ここの外にいたわけですが、それが、ドアを抜けてここに入ると、途端に良い気分になったと思います。”いい感じ” がしましたよね? それって、ここにいる人たちのせいでしょうかね? もしかしたら淹れたてのコーヒーの香りのおかげかもしれません。それとも用意されている食べ物のおかげですかね? あるいはこの建物自体にそう感じさせる何かがあるのでしょうか? とにかく良い気分になりました。理由はよく分かりませんが ”いい感じ” がします。クルーのみんなが良いものを作ろうと懸命に動いている情熱のせいでしょうか? 私が向こう側へ座れば、あるいは彼らの様子もオンエアされるんじゃないでしょうかね(聴衆、喝采)。ああ、”いい感じ” です。

ちなみに、みなさんにもそういうことが増えたと思いますが、いかがでしょうか。よく分からないけど何かに対して ”いい感じ” がする、そのようなことが頻繁に起こっているのではないでしょうか? 私はこれを、そういう現象を起こす種のことを「エネルギーの香り」と呼んでいます。ボードに書いてもらえるかな。今日はボードにたくさん書くことになるかもしれません。このことについて、すぐに説明しますが、とにかく、私は「エネルギーの香り」と呼んでいます。エネルギーのオーラみたいなイメージです。

みなさんも経験したことがあるはずです。例えば家の中でも、とりわけお気に入りの部屋だったり場所だったりがある、それが何故なのかは分からないけど、そういうお気に入りの場所がある、、、わあ、すごいね。まるで魔法だね(単語がスクリーンに映し出されたことについて)。書いているとおり、香りです。フレグランスです。匂いのような感じです。Scent(香り・匂い・臭い)です。この言葉は ”sentient” というラテン語から来ていて、その言葉の意味は「感覚」です。このところ私がよく話しているあれです。正気に返れ、感覚に戻れ、と言っているあの「感覚」です。香りというのはそういうものです。ただ、確かにこの部屋にはいい匂いが漂ってはいますが、単なる物理的な現象に限った話ではありません。この部屋のエネルギーがそうなのです。紛れもなくエネルギーです。家の中で気に入っている場所があるとして、それが寝室でもトイレでも、その臭いが、、、まあ、そういうことです。

リンダ:わー!

アダマス:実際に家の中でトイレが好きな人は、少なくないと思うけどね。出来の悪いジョークでもユーモアでもなく、家の中で他から逃避できる場所がそこであり、外の世界から自分を隔離できる場所だからね。きっとバスタブという人もいるだろうね。みなさんは他の誰のものでもない、自分の汗を流します。他の誰のものでもない自分の汗であり、そういうエネルギーの香り、そういう感じ、がそこにはあります。

例えばカフェですが、みなさんにも、無数にあるカフェの中にあって、特に居心地良く感じるお気に入りのお店があると思います。それは、もしかしたらみなさんが何度も足繁く通ったせいかもしれませんし、あるいは逆に、みなさんはそこのエネルギーの香りが気に入って、足繁く通うことになったのかもしませんが、エネルギーのハーモニー、調和、一致がそういう場所には必ずあります。いい感じがするのです。

みなさんがお気に入りのカフェに座っているとして、もちろんそこには他の人のノイズや匂い、コーヒーが淹れられている香りだったりがあるのですが、、、(コーヒーを啜る)、熱っ! 熱いけど、それでこそコーヒーだね。美味しいです。とにかく、そういう中で、そういう空気に囲まれて座っていて、みなさんは寛いでいられます。安心して落ち着ける場所という感じです。もしかしたら他の人たちはいない方がいい、少しはそう思うかもしれませんが、いてもいなくても大して気になりません。依然として安心して落ち着いていられます。

あるいは、インターネットで見るサイトやウェブページでも同様に、とりあえずそこを訪れるのが好きになることもあるでしょう。もしかしたらそれは、クリムゾンサークルのウェブサイトかもしれませんし、他のサイトかもしれません。が、寛いで感じられる、良い香りのする場所があるはずです。そこには、他の人にはそうでもなくとも、その人だけには “いい感じ” と思えるオーラがあります。気分の良くなる音楽なようなものが流れています。とにもかくにも、理由はよく分かりませんが ”いい感じ” なのが分かります。

みなさんは、今後、もっともっとそういう種類の反応をするようになっていきます。そういう感じ、香り、が分かるようになっていきます。例えばこの部屋、この建物、クリムゾンサークルコネクションセンター(CCCC)にはとても良いエネルギーの香りが漂っていて、私はここに来るのが大好きです。分かりますか。アセンデッドマスターにとって、この世界に降下するのは、、、降下というのは適切な表現ではないですね、えっと、降下、まあいっか、降下するのは、簡単なことではありません。分かりますか。ここは重力が非常に強く、ある種、ズボッと吸引されます。もちろん物理的な重力の話をしているわけではありません。みなさんを真の感覚から切り離し、この世界にフォーカスさせる吸引力の話です。みなさんがフォーカスすることを望まなくとも、みなさんの注意を吸い付けて、動けなくしておく重力です。

その力は、私がみなさんと一緒にいる間も常に影響しています。例えば私が個人的にみなさんの家を訪問したり、あるいは誰かの散歩に付き添ったりしている時でも常にそうです。この重力の中で、長い時間ここに留まるのは、実のところ大変です。全てにおいて影響を受けます。

分かりますか。悟りに至れば、みなさんもその暮らしも本当の意味で自由です。考えられるどの意味合い、どの尺度、どんな観点から見ても、自由です。全てが既に常にあるので、豊富さが故の苦労からさえも自由です。感覚においても自由です。指で数えられる程度の数しかない、鈍い感覚だけに制限されてもいません。全てのどんな意味においても自由です。次の瞬間の心配とは無縁です。計画も立てませんしゴールも目標を定めません。真に自由です。自由の概念からも自由です。だからこそ、そんな私がここへ来ると、重力を感じます。吸引されている感じです。これが案外、大変です。

前回のシャウドで、ハードな人生について話しましたが、それが重力のせいであることに疑いの余地はありません。重力とは時空が意識を通り抜ける際に出来てしまう副産物であり、この現実に、現実としての物事を吸い付けます。断っておきますが、私はここに来たくないと言っているわけではありませんからね。私はここにいるのが大好きですよ。このCCCCに来るのが本当に大好きです。ここには独自のエネルギーの香りが漂っています。それは壁の色や照明や音楽とは関係なく、もちろん、それらによって増幅されてはいるのですが、その前に、それ以前に、まずもって、みなさん自身のエネルギーの香りです。みなさんがここを創り上げたのです。

興味深いことが1つあります。仮にここが、もっと少数の人の出資によって出来ていたなら、何千も何千人もの人の結集ではなく、もっと少数の人からの出資で出来ていたとします。その場合には、ここのエネルギーの香りは、今とは異なるものになっていたでしょう。何故なら、今のここはみなさんの貢献により出来ているからです。みなさんは愛を持って、オープンな姿勢で、そしてここの所有権、エネルギー的にも所有権を得られることも分かっていて、素直に貢献を行いました。

そしてそれに、ここで我々が行ってきた作業を組み合わせて、作業ではありませんね、ここで起こった変容ですね、ここに来てから2年と半年で経た変容とが組み合わさって、ここの今のエネルギーのオーラを形成しました。

私たちは、毎月のシャウドだけではなく、他にも素晴らしく重要なことを行ってきました。アダムの傷(Wound of Adam)もその1つです。最近だと ”The Masters Life 4” の収録もここで行いましたし、他にもたくさん ”Aspectology” や ”Sexual Energies” なども行っていて、こういうのもまた、この場所のエネルギーの香りに含まれています。

それは、ドアは北側にあるべきだとか南側にあるべき、といったお堅い風水の話ではありません。アセンデッドマスターにとって風水など、知っておく必要もありません。アセンデッドマスターにとっては、ある意味では、全てが風水的に正しいのです。全てが常に機能します。もしドアが間違った場所にあったとしても、ドアはマスターに合わせて自らを調整し、正しい場所を見つけます。

とは言え、このことについて少し感じてみてください。場所、物、人、みなさんの周囲にいる、みなさんにとって ”いい感じ” な人のことを感じてください。そういう人は、もしかすると、大したことも言わず、また特に賢いわけではないかもしれません。もしかすると全然違う文化的な背景を持っていたり、全く違う政治思想を持っているかもしれません。しかしながら、そういう人を ”いい感じ” だと思ったり、一緒にいて気分が良いと思うのなら、それはエネルギーの香りが原因です。

そしてもちろんですが、みなさん自身もまた、香りを放っています。ちなみにサート、君も結構、臭ってるよ。

サート:だろうね。

アダマス:うん。かなり臭ってるよ(笑いが起こる)。

サート:仕方ないやね!

アダマス:そしてみなさんに今、何が起こっているのかと言うと、うーんと、どう言えばいいですかね、みなさんは未だかつてなく、香りを放っている、匂いを放射していると言えるでしょう。こうやってここに来たり、あるいはどなたかのところへ個人的に訪ねて行っても、芳香、エネルギーの香りが明らかに変わっているのが分かります。今一度、念のため言っておきますが、嗅覚、鼻で感じる物理的な匂いだけに限った話ではありませんよ。エネルギーの調和についての話です。みなさんと私の調和ではなく、みなさんとみなさん自身との調和の話です。

みなさんはより香りを、エネルギーを放つようになっています。それでいて、間違ってエネルギーを他人に明け渡したり、自分自身を明け渡したりすることもありません。みなさんは過去に、散々そういうことやってきました。自分をドアマットのように扱って、他の人のために踏まれてきました、が、今は全く違います。みなさんはもっと自由闊達、且つオープンでいることができています。

みなさんが自分自身と寛いで過ごせるようになった時、それはみなさんの香りに現れます。自分自身との間に摩擦がないからです。自分自身とリラックスしていられるようになった暁には、みなさんはこれまでとは全く異なるタイプの香りを放つでしょう。

そして他の人々はその香りに気が付きます。そうなります。彼らには何に気付いているかは分からないと思いますが、ちょうどみなさんがコネクションセンターに入ってきて、良い気分になり、何がそうさせるんだろう、そう考えるのと同じようなものですが、気付きはします。分かりますよね。「照明の具合かな? 什器の配置やデザインがいいのかな?」と、そんなものはただの演出ですが、そんなふうに考えるのと同じように、何がどうそうなのかは分かりませんが、同じ気分を感じます。とにかく、エネルギーの共鳴が相応しくなれば、全ては自然と、そうしようとしなくとも、何に気付いているのか分からなくとも、一致します。言い換えれば、このCCCCを形にするための、そして実際に形にした、それに相応しいエネルギーの共鳴、一致があったということです。

だからこそ、壁の色がどうであれ、天井がどんな見かけをしていたところで、みなさんに気付けないことはないのです。間違うことはないのです。自然と勝手に、そうなるようになっています。そうしてみなさんがこの建物を創造し終えた時「うーん、どうやったっけ?」と、そんなふうになりましたが、単に全てが集まっただけのことなのです。一致したエネルギーが調和してここに集まり、この場所、そのエネルギーにとって安全で寛げる場所を、驚くべき芳香のエネルギーを帯びたこの場所を、創り出したというわけです。このエネルギーの共鳴は、ここに足を踏み入れたなら、シャーンブラでなくとも、誰にでも、シャーンブラが何を行ってきたかについて何も知らない人にも分かります。きっとここに入ってくるや否や、5フィート、まあ1メートルですかね、それぐらい進んだところで、立ち止まってきょろきょろと周りを見るでしょう。その人は圧倒されて、みなさんが何か話しかけても言葉が耳に入らないかもしれません。何がそういう特別な雰囲気をつくっているのか、何が落ち着ける雰囲気を作っているのか、その人には分からないと思いますが、エネルギーの香りが、そうなのです。

さきほども言ましたが、みなさんにはそれぞれ、お気に入りのレストランといった、そういうものがあると思います。そこへ行くと不思議と居心地良く感じます。エネルギー的にいい匂いがするからです。それは店のオーナーの影響かもしれませんし、あるいは何度も行ったことがあるからかもしれません。いい匂いがする理由は無数にあります。それは場所によりけり、千差万別ですが、ただ、それは実際にどうでもいいことなので、分析的にならないようにしてください。ただその香りを感じてください。

みなさんには実際、気に入っていてよく行くお店がありますよね。もしかしたら車の運転席というケースもあるでしょう。とにかくそういう場所では、みなさんにとってエネルギー的に良い香りがしています。そこでは不思議と落ち着いていられます。時にエネルギーが見せることがある、他を侵食しようとする、そんな性質はほとんど感じられないでしょう。

ちなみにですが、エネルギーはしばしば他を侵食しよう働きます。もし誰かが、、、そうですね、いい例がありますね。犬です。犬。犬はその飼い主、マスターに適応する能力が高いです。彼らは、そのマスターのエネルギーを受け入れます。当然ながら、マスターが不安定なのであれば、その不安定さも受け入れます。マスターのエネルギーにどっぷり浸かって、スポンジのように吸収します。それが犬というものです。猫もそうと言えなくもありませんが、犬ほどではありません。とにかく犬とはそういうものです。

そういう犬の中にあって、中でも会った途端にお気に入りとなる犬がいます。彼らには彼らのエネルギーの匂いがあります。必ずしも見栄えのする犬ではないかもしれません。必ずしも賢い犬ではないかもしれません。大した芸もしないかもしれません。それでも、みなさんにはそれが何故なのかは分からないかもしれませんし、その犬のことを特に知っているわけでもありませんが、どういうわけか思わずハグしたくなるような犬がいます。

かと言えばその一方で、どうにも癇に障る犬がいます。見ていて不愉快に感じる犬がいます。必ずしもギャンギャン鳴いてうるさいわけでもなく、特に臭いわけでも、いつも口元に泡がたまっているわけでもないのに、嫌な感じがする犬がいます。

その嫌な感じの香りは、十中八九、その飼い主と同期されたエネルギーの結果です。そういう犬は四六時中、口から涎を垂らしていて、カーペットの上にこう、お尻をつけて、ズリズリさせながら進んでいます(アダマスがズリズリ進む真似をすると、聴衆から「うわあ、あらあ」と声が上がり、笑いが起きる)。そうやっているのを見たことがあります。みなさんの飼っている犬も、みなさんの留守中にやってるんじゃないですか。だから、、、えっと、私に「うわあ」とか言わないでください。「あらあ」とか止めてください。「うげえええ」な状態なのは床ですよ(さらに笑い)。でも、私はそういう犬の姿を見るたびに、人間が何故それをしないのか不思議に思います。つまり、エネルギーを受け入れた犬がそんなことをするのであれば、エネルギー元の飼い主も同じことをしてしかるべきと思うわけです。アミール、私がこんなこと言ったからって、そんなことをしちゃだめだよ。だめだからね(さらに笑い)。

リンダ:アミール、どうやってやるか見せてちょうだい。きっとあなたが一番上手だと思うんだけど。見せて見せて。

アダマス:いやあ、これはファミリー向けの番組だからね。さあ、元のポイントに戻ろうか(笑い)。

はい、ペットについてです。愛すべき犬には愛されてしかるべきエネルギーの匂いがあります。もう一度言っておきますが、なぜ愛すべきと感じるのか、これを論理的に説明することは不可能です。「この犬と絆があるように感じる理由はなんだろうか? そして他の犬にそれを感じないのは何故か」そんなことを考えても無意味です。あなたにとって煩わしいと感じる犬はただあなたにとって煩わしいと感じる犬なのです。そういうエネルギーの匂いを持っているだけのことです。

もちろんみなさんにも同じことが言えますよ。みなさんにもエネルギーのオーラがあります。匂いが光のごとく放射されています。光輪があるような感じです。そして私は、みなさんのそれが変化していることに気付いています。前までのみなさんは、人間の言葉で言うのなら、多分に悪臭を放っていました。もちろん文字どおりの臭いではありませんが、しかしがならありました。みなさんの内面的な葛藤、摩擦が悪臭の元になっていました。

分かりますか。例えばあなたが深い浄化のコースを受けたとします。分かりますね。3日間のプログラムで「さあ自分の頭を撃ち抜きましょう」みたいな類のコースがありますね。3日と言わず、7日間ぐらいのもあるようですね。あらら、中には21日間のコースをやった人もいるようですね。本気ですか? その後にはさぞ酷い臭いだったことと思いますよ。そうしてトイレと呼ばれるエネルギースペースで悪い悪い臭い臭いことしましたね。それはエネルギーの摩擦が原因です。

リンダ:今日はうんこの話が頭から離れないのかしら?(笑い)。

アダマス:恐れながらも、私は単なるメッセンジャーだからね。みなさんが聞くべきことを述べるのみだね。もし私が言っている内容が気に入らないとしても、もしみんながうんこのことばかり考えているなら、、、分かるね、その話をするのみだよ。実際、その質問は質問として有効だね。だってみんなしょっちゅう、うんこのことばかり、、、

リンダ:その質問ってどの質問のことかしら?

アダマス:君のだよ。私がどうして下品なことを話しているのかって。何故かって、それは簡単だよ。みんな長い間、いろいろと大変だったからだよ。うんざりして、疲れることばかりだったからだよ。そう面白いこともなかったしね。

思い出してください。先月みなさんに聞きましたね。「もっと速く進みたいかどうか?」と。そして多くの人がもっと速い方を希望しました。そして実際、なかなかのペースで進んでいますね。そりゃ臭いますよね。まあ正直に言って、結構臭いです。速いペースで多くの変化を通り抜けているせいで、みなさんは内面にも外の世界にも多くの摩擦と抵抗を作っています。本当に多くの変化が起こっています。その臭いはすぐに分かります。無論、人間の鼻で分かる臭いではないですが、変化にまつわる臭いです。バランスを欠いて、不快で腐ったような、、、

リンダ:うんちっち。

アダマス:そう。まさにそうだね(笑い)。それがよりきつくなることもあるからね。鼻が曲がりそうで、ちょっとみなさんの近くにはいられない感じですね。「うわ! 今日はいつにも増して臭いがきついな」ってね。でも今日わざわざこの話をしているのは、それも変わりつつあるからです。マシになってきてますね。多少はみんなに近づきやすくはなっています。まだまだ臭ってるけど、これまでで最もマシな状態ですね。鼻を摘まんでいればなんとかなります(笑いが起こる)。

そして私はみなさんに、そのことに気付いていてほしいと思っています。自分自身のエネルギーの匂いについてです。ほとんどのみなさんにとって、この概念を扱うのは初めてのことだと思います。何をどう見るかという話ではなく、どう感じるかという話でさえなく、単に匂い、香り、芳香、なんだっていいですが、エネルギーの香りがみなさんからは出ているという話です。そしてそのことで私が喜ばしいと思うのは、その匂いから、みなさんが今では、よりオープンになっていることが分かることです。これまでのみなさんは繭の中で固くじっとして閉じこもっていました。この繭の時期はマスターへの目覚めの過程で必ず通るところです。みなさんは繭、さなぎになって、しばらくの間、そうしてじっと過ごします。分かりますよね。太古の昔から掃いて捨てるほど聞いてきた話だと思います。このことについて、トバイアスは、幼虫はそうしてしばらく繭に籠り、やがて蝶として現れる、そんなふうに表現しましたね。みなさんは繭の中で、全てをギュッと抱きしめて動きません。繭に守られ、自身の内側へと深く潜って、変容のプロセスを進めています。みなさんは変容していて、人間としての自分を、殺している、と言いそうになりますが、変容させています。まあ言い方によっては、みなさんは人間の部分を殺していますが、それは決して死なないことが分かっていながら、殺しているとも言えますね。人間部分はちょっと黙ってろ、大人しくして待ってろ、ということです(笑い)。

サート:イエイ!

アダマス:みなさんは人間の変容を進めていて、それはとても臭い臭いプロセスですが、本物の繭の芋虫も臭いです。本当にそうです。この中に、繭に鼻を近づけて臭いを嗅いだことがある人はいますか? 実に臭いですよね。もし中を開けて、本当にそうしないでくださいね、大切なプロセスを経ている最中ですからね、でも、もし中を開けてみたら分かると思いますが、本当に臭いです。なぜならエネルギーの変容に対する抵抗があるからです。繭の中の芋虫は変容に抵抗しています。最後の最後の最後の時まで、ひたすらに抵抗を続けています。それが繭の中って起こっていることであり、それはごく自然なことです。

(少し間を取る)

今話していることについて、なんとなく想像はつきますかね? とても臭い臭い(odorous)プロセスであり、とても辛い辛い(arduous)プロセスです。大変なプロセスです。でも、分かりますか、その時期を過ぎると面白いことが起こります。蝶がまさに羽化する時、ちょうどまだベトベトネチャネチャしている時、まさに蝶として完成されるその直前には、とてもいい香りがしてきます。花と焼きたてのクッキーを混ぜたようなとても良い香りがしてきます。繭の匂いはそうなります。

そういうわけで、、、分かりますかね、ほら、アセンデッドマスターには眼がないのです。もちろん過去にはありましたが、今は眼玉を持っていません。なので少なくとも、ありがたいことに、みなさんのようなやり方で物を見ることはないのです。私たちは幸いにも、人間のような、制限の多い映像、を見ることはないのです。その代わりに私たちはエネルギーに敏感です。エネルギーに気付いています。そのおかげで繭が震えたり動いたりしているのを見なくとも、蝶が今にも羽化することが分かるのです。眼でいちいち確認するわけではありません。フレグランスを、エネルギーの香りを、その調和の高まりを、変容に対する抵抗ではない香りを、感じます。全てが調和に向かっていて、とても甘い香りに包まれます。とにかく良い香りです。

リンダ:(あくびをする)ふわああ。

アダマス:(リンダの匂いを嗅いで)うーん、あんまり面白くなかったかい?

リンダ:まあそうね。

アダマス:コーヒーでも飲むかい?

リンダ:遠慮するわ。

アダマス:了解。とにかく、その美しいプロセスが今、みなさんにも起こっているのが分かります。既に大きく変わっています。匂いが全然違います。ほとんど抵抗が無くなっている感じですね。みなさんの中には、ここ2週間ほど地獄のような期間があって、何かが急に変わった人もいるようですね。何かが本当に変わりました。私たちはこの最近に、非常に大きく、深く、変容的で、ぎこちなくもある何かを通り抜けました。全てが変化しています。

ここで2つ言っておきます。まず1つ目ですが、みなさんはもっともっと、エネルギーの香り、匂いに気付くようになっていきます。ですが、その際にあれこれ考えないようにしてください。ただただ感じることを許してください。もし気に入ったカフェに行ったのなら、そのエネルギーに浸ってください。そこには何か共鳴、共振するものがあるはずです。何かがあなたと調和していて、好感できる何かがあります。もしそれが他の人間だとしても、ただそうすることを許してください。もしかしたら何故彼らに対してそう感じるのか、そんな匂いを感知するのか全く分からないかもしれません、が、構いません。とりあえずそうさせる何かがあるのです。家にあるお気に入りの部屋でも場所でも、その対象が何であれ、そういう気付きがもっともっと増えていきます。「なんかこの場所いいな」と、単純に居心地良く感じたりします。それについて理由を考えるのはよしましょう。ただただそういう気分でそこにいるの許せば良いです。

More Comfortable with you(自分とより快適に)

そして2つ目が、みなさんは自分自身とより快適に過ごせるようになっていきます。自分自身と共にいることが、ここへ入ってきた時であるとか、お気に入りのレストランへ行った時のような感じになります。自分が自分にとってのお気に入りの場所になります。とてもいい匂いがします。自分が自分にとっての過ごしやすい場所となります。現時点では、そうと気付いていないかもしれませんが、今から2-3カ月の内に、その感覚が強くなります。みなさんのエネルギーの匂い、みなさん自身がどんどんと変化をしています。

そうなってくると「なんでこんなにオーケーな気持ちでいられるのだろうか? 1人でいて、こんなに快適で楽しいのはなぜだろうか」そんなふうに思います。が、今一度注意しておきますが、心理的な評価や分析はしないでくださいね。「なんで?」や「どうしてこうなった?」も「どうなっていくだろう?」も「一時的なものだろうか?」とも考えるのは止めてください。単に匂いに、感覚を通して気付いていればいいのです。何故調和しているのか、その理由はどうでもいいです。もしそうなのなら、その場所と調和していてください。繭から、さなぎからの羽化です。自分に気付いていてください。

さてと、そろそろ白状する時が来ましたね。

リンダ:おっと。

アダマス:みなさんの気を逸らして、時間稼ぎができましたね。

A Shaumbra Celebration(シャーンブラのみなさん おめでとう)

昨晩、私はアセンデッドマスターズクラブに遅くまでいて、まあ、認めないわけにはいかないので認めますが、えっと、私は今日、二日酔いです。あーあーあー(聴衆は「オオオ」)。そして、、、

アミール:確かにそういう臭いがするね。

アダマス:まさにそうです!(笑い)そういう香りがしますよね。普段の私であれば、シャウドの前の晩は、いつもほどほどにしています。みなさんと時間をとって、シャウドのリハーサル、事前の打合せなんかをするからです。いつもなら、何をするか事前にみなさんにお知らせします。だからこそ、シャウドで私があることを言った時に「どこかで聞いたことがあるぞ、知ってたぞ」となるのです。そうです。私たちはシャウドの前に予め会っていますし、みなさんはそこで私に対し、ここですることになる、どうでもいい話を聞かせてくれます。そしてここで、また同じ話をするのです(笑い)。みなさんは「わあ、なぜアダマスは私が言おうとしたことを知っているんだろう、、、」と思うかもしれませんが、だって、当然です。みなさんが前の晩に同じ話を私に聞かせるわけですから。

えっと、とにかく、私はアセンデッドマスターズクラブにいて、お祝いに参加していました。そしてそれは、なかなかの規模のパーティーで、つい長居し過ぎました。ただそれは、盛大な祝いの席ではありましたが、即席のパーティーでもありました。特に計画されたわけでもなく、カレンダーに記しも何もありません。無論、私たちの世界にはカレンダーなどありませんが、とにかく、募集や宣伝、告知をしたパーティーでもありません。ガブリエルがトランペットで開始の宣言をしたわけでもありません。それはただ起こりました。始まりました。

うーん、実を言うと、私は、ここ、今いるここの領域でうろうろしたあと、アセンデッドマスターズクラブに戻ったのですが、正直に言うと、ちょっと、重力にのぼせていました。みなさんと長い間一緒にいすぎると吸い付けられる、そんな話をしましたね。そして実際、私は少し、まあマスターは疲れるということはありませんが、重力でのぼせて、圧縮された感じになっていました。分かりますか? オープンでいることの逆ですね、ぎゅっと、圧縮された感じです。もちろんそう酷くはありませんが、圧縮されていました。ちなみに、みなさんは落ち込みます(depressed)が、私たちは圧縮(compressed)されます(笑い)。みなさんが落ちて沈むケースで、私たちは圧縮されます。

そういう意味で、アセンデッドマスターズクラブに戻った私は、ちょっと圧縮気味でした。そんな私に、アポロンが声をかけてきました。「ヘイ、アダマス、どうしてたんだい? 最近見なかったじゃないか? もしかしたら人間界の新年以降、君を見てないかもしれない。だよね?」「かもしれない。そこそこに忙しかったからね」と私は返しました。「シャーンブラたちと忙しくしてたってわけさ」みなさんには何故私が忙しかったか分かりますよね。私はこう続けました。「ProGnost2017のキックオフもやったよ。あれはとてもビッチだったな(笑いが起こる)」

リンダ:なんてこと!

アダマス:なんてこともないよ。私は「とてもビッチだった」そう言っただけだよ。アセンデッドマスターズクラブでは「     」みたいな言葉でも、特に悪い意味を含んじゃいないよ。「     」も単なる言葉だよ。我々は人間みたいに、特定の言葉に悪い意味を含ませたりしないからね。もしかしたら今日は、ピー、ばっかりで何言ってるか分からないかもれいないね(笑い)。

リンダ:本当にそう言ったのかしら?

アダマス:私が言ったのこういうことだよ。「アポロン。君に分かるかな。私はこのところタフでワイルドなところにずっといたんだ。まあそのせいもあって、圧縮され気味だね。ProGnost2017を行って、まあそれは、、、えっと(「ビッチだった」と聴衆から助け舟が入る)」そう。ビッチ。私が言う代わりに、君が言うように仕向けたんだ。ありがとう。とにかくビッチだったからそう言った。そうするとアポロンは「はあ? ビッチ? 君は私のことをビッチと呼ぶのか?!」と驚きました。違う違うと私。「ProGnost2017がビッチだった。そう言ったんだよ」その頃にはもう、他のアセンデッドマスター達が集まってきていて「何故だい?」と聞くわけです。私はこう答えました。「まあね。あれは決して、みんなが聞きたいような話ではなかったからね。みんな耳触りの良い、楽しいメッセージを期待してたろうと思うよ。クンバヤの感覚に浸れるような、暖かいエネルギーのこもったようなのをね。何故って、向こうは今、かなりタフでワイルドな世界になってるからね。無論、今までもずっとタフでワイルドだけどね。まあ先だっても、ちょうど選挙を見てたんだけど、見てたんだよ、あれはタフでワイルドだったよ(笑い)」もちろん選挙はジョークで、この惑星のトレンド、向かう方向についての論評です。だから私は「私のしたことが君らに分かるといいけど、私は親愛なる友人であるシャーンブラたちに、悪いニュースもたらしたんだ。オールドアースとニューアースは一緒にはならないってね」そう言いました。「オールドアースとニューアースは一緒にはならない。その意味を理解できた人は少なくなかったよ。中には大喜びした人もいたね。何故って、今の惑星の状態がどれだけ荒々しいかが分かってるからだよ。彼らは私が本当に言いたかったことを理解したんだ。あの惑星はもう、自分自身を愛するには安全な場所ではないと」

まだ私は喋りました。「少なくない人が理解したよ。でも、実際、困惑した人の方が多かった。嘆いてたね。落ち込んでたよ。そのことが理由で、私とは異なる、チャネリングされた別の存在のところへ行った人もいる。もう私のことは好きじゃないってね。彼らは、、、(誰かが「ああああ」と声を上げる)」まさにそうです。でも少数ですが、そういう人もいました。君かな?「彼らは私のメッセージが気に入らなかったんだね。そういう意味でも私にとってはタフだったよ。そしてそれからそう間を置かずして ”Wound of Adam(アダムの傷)” についてもやったんだよ」

私が”Wound of Adam”について言及したころには、40から50人ぐらいのアセンデッドマスターが集まっていました。ちなみにその集まったマスターのほとんどが女性です。かつて女性だった人たちです。女装癖がある人も含みますし、もう性別どころか何がなんだか分からない人も含みます(笑いが起こる)。まあ最後の生涯で女性であった人が多いです。ただ、向こうでは、性別と言ったところで、何がなんだか分かりませんよね。ややこしいです。非常にややこしいです(もっと笑い)。

とにかく、ちょうど40人だか50人が集まったころ、私はそのことに言及しました。「Wound of Adamの収録をしたよ」と。すると、いろいろと声が上がりました。「わああ、ついにやったのね! シャーンブラのみなさんと同じように、私もいつやるのかとずっと気になっていたのよ」

「しかるべきタイミングを待ってたんだよ」私はそう言いました。「実際あれは、いつやってもいいという代物ではないからね。少なくともエネルギーの流れ、香りが相応しいものになるまで待つ必要があったんだよ」すると一人のアセンデッドマスターが訊ねてきました。「うーん、アダマス、香りを待つ、というのはどういう意味なの?」と。私は「ProGnost2017とWound of Adamをやり、それを総括するシャウドをやるのには、タイミングを見計らう必要があったんだよ」そう答えました。実際、シャウドまでの3つ全てが繋がっています。全てに関連があり、補完関係にあります。そのことを彼らに知っておいてほしかったのです。「愛が十分に行き渡るのを待たなければならかったんだ」私はそう言いました。実際、愛が行き渡るのを待つ必要がありました。もしそのタイミングを見誤れば、例えばWound of Adam を性急に、もっと早いタイミングでやってしまう、あのストーリーに入ってしまうと、結果はみなさんにとって厳しいものとなったでしょう。ストーリーの内容や言葉ではなく、Wound of Adamの持つエネルギーの香り、中にはそれが見えた人もいますが、あれにはあれの香りがあります。それが良いとかどうとかではなく、あれにはあれのそれと分かる香りがあります。

もちろん、愛を切望したり、恋人が欲しいと思ったり、ソウルメイトに逢いたいと希う気持ちは分かっていると思いますが、しかし、Wound of Adamには、そういうものを遥かに超えて、そういうものを、そういうものから愛に対する究極の理解へと変化させる何かがあります。「だからこそ」と、私は再び言いました。「愛の雰囲気が相応のレベルにまで行き渡るのを待つ必要があったんだ」と。でも、実際にそういう変化を視覚として経験した人もいますね。とにかく、あれにはあれの匂いがあります。あなたに涙をもたらし、あるいはちょっと笑みをこぼさせるような何か、匂いがあります。心を温めるような、そしてあなたの中で深く眠った知識を呼び覚ますような、何かがあります。耳から入ってくる言葉自体は、さほど重要ではありません。ただ、言葉として話される前からみなさんには何が話されるか、どんな話になっていくかが分かっています。分かる人には分かる美しい香りがしています。

だからこそ私はアセンデッドマスターたちに言いました。「何かが確実に変わっているよ。最近、匂いを嗅いでみたから分かるよ」と。「そしてまあ、何よりもかによりも、収録を終えたばかりの ” Master’s Life 4” なんだけども、エヘン、あれはMaster’s Lifeシリーズの中で、個人的には、ベストな出来だね。Master’s Life 4:Sensuality(感覚)というタイトルさ」

そこで彼らは静まり返りました。部屋全体が水を打ったように静まり返りました。「感覚についてやるだって?」誰かがそう言いました。「アダマス、それは、シャーンブラたちが真の感覚に対して準備ができたという意味かい?」私はこう答えました。「いや、それはあやしいね(笑いが起こる)。でも出来ていると思うけどね。少なくとも私はそう思う」と。
※ ” Master’s Life, Part4 – Sensuality” は2017年4月1日公開予定

私は続けます。「結構タフで辛かったよ。最初の2日間は、エネルギー的に圧縮気味で、辛かったよ。しんどかったね。でも、エネルギー的に、ブレイクスルーできたと思う。壁を突破したね」そこで部屋の奥から1人のマスターがこう言いました。「感覚って、真の悟りに至る前、最後の最後に分かるあれのことかい? 君は、そのことを言っているのかい? 目覚めという本の最終章の、あの感覚のことを言ってるのかい? マインドのバリアをぶち破って、マインドと人間の感覚を通して見える現実とその概念をぶっ壊す話かい? 本を読み終えるということかい?」

奥の反対側にいた別のアセンデッドマスターが叫びました。「私がそうだったよ。感覚を理解すること、それって私自身が悟る前にやった最後のことだよ。感覚を理解する。真の自分の感覚に返る。それが最後にしたことだったな。深く沈んだところから、自らを愛するように、感覚に自分自身をオープンにするように」

そこでしばし部屋はざわつきました。皆、自分自身が真の感覚に返り、マインドを、五感に視野を限定された現実の受け止め方を、超越したその瞬間を思い出していました。真の、その中でも愛は偉大で且つ難しく、チャレンジグであったことも覚えています。線的で一義的でフォーカスされた感覚を超えた感覚に向かっていくこと、それが全てです。みなさんが今まさに行っていることです。視覚、聴覚、脳、他の全ての感覚、どの感覚も全ては、全ての感覚の部分集合として機能します。それが感覚のメカニズムです。フォーカスと呼ぶことも可能です。それが天使の感覚です。そこには利点がたくさんあります。以後、みなさんがここから永遠へに向かって進むにせよ、以後、胸につけることができる勇気と名誉と悟りの証、そのバッジがそれになります。フォーカスされた感覚を通り抜けてきたこと、それはとても気高いことです。

もう一度、言いますが、その時の部屋には思わずしみじみと「ああ、そうだったな」と、声が出てしまう雰囲気がありました。そこにいた全員が、マインドと物理的な身体の中に、凝圧縮されて閉じ込められて、そこから必死に、自由になろうとした、その記憶、経験を持っています。皆、生きるのが嫌だったからでも、出来の悪い人間だったからでもなく、単に閉じ込められたが故にそうでした。みなさんと同じように、そこにいた誰もが、非常に濃密で且つハードな世界にいたのです。

誰しもがその記憶を持っています。昨晩、私も他のみんなも、悟りに至るために、もっといい人になるために、もがき苦しんだ、その道のりがいかに辛いものだったか、その努力、頑張り、意志、そのための苦しみが進歩に繋がると、命を懸けてさえ頑張った、その当時のことを思い出す瞬間がありました。辛いですよね。分かりますよ。みんなそのことを思い出していました。私は昨晩の、そういった経験を思い出した瞬間のことを忘れません。そういう時を思い出し、そして次の瞬間、認識に至った自分がいます。みなさんと同じです。ふと気づくと、みなさんは認識に至った自分でいます。

みなさんにはそれがどういうことか分かると思います。人生で一生懸命に頑張って、自分の中の何かを変えようと頑張ります。そしてそれが何であれ、努力をするうち、それがどうも達成できそうにないように思えてきます。出来そうな気がしたけどやっぱり自分には無理だったな、そう思っていたことがある日、何故だか知らないけど、出来るようになっている。そういうことがあると思います。出来なかった時のことが思い出せないぐらいに、苦も無くできるようになっています。朝、目を覚ますと、自分が、かつて必死にそうなろうとしていた自分になっている、指をパチンと鳴らし、自分がパンと変わっています。まさに、そういうことが起こっています。みなさんは懸命に、本当に必死に頑張って頑張って、疲労困憊、もうこれ以上は頑張れないという限界点にまでやってきました。もう知らない、成るように成れ、の境地です。打ちひしがれた気持ちになって、1週間かそこら、ベッドのシーツの下でもぞもぞと過ごすだけの人もいるでしょう。そうして、成るように成れ、に至ります。成るように成れ、ということはそれ以上、何も抱えないということです。何も気にすることがない、気にすることも気にしない、という意味です。全てを手放して、手放したら、パン、変化が起こります。

ただしそれは、ここ(頭)でやることはできません。これ(筋肉)でもダメです。力ずくでどうにかすることは出来ません。そうではなく、ただ、深呼吸をしてください。ある時、ふとした瞬間にシフトします。

えっと、私たちがここ2か月ほどで行ったことについて彼らに話すと、ProGnostから愛、真の感覚(sense)についてまで、まあ、マインドは全く意味をなさず(mind doesn’t make any sense:直訳/マインドは感覚を作れない)、みなさんはそのことで笑うことになるでしょうが、とにかく、そういったことを行って正気に返る、みなさんが正気に返るぞ、と、そのことを話した時、誰かが「なら祝いだ、祝い! ボトルを空けようぜ! 快気祝いだ!」と叫びました。そしてそのとおりのことを行いました(笑いが起こる)。私たちは特性のサンジェルマン・リキュールとワインを夜通し飲み続けました。私たちは遅くまでずっと祝宴を続けました(聴衆は拍手喝采)。

Coming to Your Senses(正気に返る)

みなさんがどのぐらい正気に返っているかが分かる、指標をお伝えしておきます。これから何か月かの間、特に今から2-3か月、みなさんはとある部屋の感じであったり、人の雰囲気、ペットでもネットのサイトでも森の中を歩いていても、“いい感じ” にもっと気付くようになるでしょう。落ち着いて安心していられます。そこへ行ったこと、前から知ってる知らない、そのあるなし関わらず、親近感を覚えます。エネルギーの親和性が高いことが、ただ分かります。エネルギーが調和し、共振していて、抵抗が感じられません。抵抗がある場合に、どんな感じなるかはなんとなくは分かりますよね。そういうのがありません。美しいエネルギーの共振が起こっています。とてもいい匂いがしています。そしてまた、みなさんは、自らの香りにも気付きます。匂いの変化にも気付くでしょう。先ほど言ったみたいに、花と焼きたてのクッキーに、ほんの僅かワインを垂らしたような、それらを合わせたような香りになります。みなさん自身とみなさん自身の間で、これまでにないレベルで調和が取れます。みなさんはみなさん自身といて ”いい感じ” でいられます。

自分と居心地が悪くなってから、とても長い時間が過ぎています。分かりますか。ありのままの自分でいることが、ずっと上手ではなくなっています。自分といるのが下手過ぎて、自分といるだけで気持ちが沈み、鬱アベニューまで進んで行く人だって少なくないです。「チキショウメ!」って感じですね。他人と関わるのは嫌だけれど、自分1人でいても気が塞ぎます。1人で何をすればいいのか分からなくなり、仕方がないので眠ります。ふて寝ですね。ただ残念なことに、特に最近は、ふて寝では解決策になりませんよね。寝たら寝たで酷い夢を見ることになります。

とにかく、正気に返るその瞬間は、ふとした時に起こります。朝起きた時かもしれません。車の運転中かもしれません。いつどこででも、ショッピングの最中でもガソリンの給油をしている時にでも、ふとした時にやってきます。いつどこででも起こり得ます。必ずしも象徴的であったり記念碑的で壮大な瞬間でもありません。ただふとした瞬間そうなるだけです。「ああエネルギーのいい匂いがするなあ。自分の匂いだなあ。外のことは忘れて自分といよう。ああいい感じだ。いい気分だ」と。

いいですか。今もし、どうやってその瞬間に向かうかとか、そういうこと考えているなら、それを止めて、深呼吸をしてください。また実際にそういう ”いい感じ” になった時も、何故、何がどうなってそうなったのか「うーん、天気がいいからかな。給料日だからかな」などと考えるのは止めてください。ノイズはオフにしてください。そうなる理由は単純です。あなたが正気に返ったからです。本当の感覚に戻ったからです。それがあなたのエネルギーの香りです。いい感じならいい感じで、その匂い、気分とともにいてください。それを評価したり分析することはしないでください。どう行動し、何処にいたおかげでそうなったのか、と、心理学的に、あるいは風水的に、再度それを起こす方法を考えても無意味です。考えるの止めて、ただ香りと、気分とともにあってください。それは何度でも何度でも何度でも何度でもやって来ます。ただし、それはおそらく、別の場所、別の波打ち方でやってくると思います。その出来事と次の出来事の間がイージーなのかハードなのかは知りません。ただそれはそこにあります。起こります。これが1つ目の指標です。

もう1つエネルギーの匂いの変化で気付くことがあるとするなら、他の人々が、みなさんに寄って来やすくなることでしょうね。みなさんはもう臭っていません。胡散臭くはありません(笑いが起こる)。

リンダ:おおお。素晴らしいわ!

アダマス:おっと、今の言葉を選んだのはカウルダーだよ! ちょっときつい言い方だよね! 彼がそんなことを言うなんて信じられないな。そんなに人を寄せ付けない感じじゃなるくなるってことだよ。ん、まあ、ある種の胡散臭さは出てたかもしれないけどね(笑い)。

分かりますかね。みなさんはずっとずっと繭の中に閉じこもっていました。その臭いの話はしましたね。要は、みなさんは周りの人に対してそういう臭いのエネルギーを出していたということです。その臭いエネルギーが周りの人にどう言っているのかは分かりますね。「近寄らないでくれ。私をそっとしておいてくれ」ですね。みなさんは詮索されたり侵入されるのを望んでいません。みなさんはエネルギーの奪い合いにはほとほと疲れ果てていて、やる気もないのですが、かと言って何をどうすればいいのかも分かりません。だから繭に入りました。自分を包み込みました。そうして臭いを外に送り出して「私に関わらないでくれ。あんたたちと一緒にすることは何もないよ」そう伝えていたのです。臭いはそう言うと同時にこうもメッセージを出しています。「私には救いが必要だ。助けてほしい。おっと、でも助けるのは、あんたたちじゃないよ。あんたたちの誰でもない。もっと別の何かだよ。どこに行けばいいのか分からないし、分かったところで行けるかどうかも分からない。いや、でも私に救いは必要だ」(笑いが起こる)

みなさんは、私が絶対に言ってはいけないと禁止していた「分かりません(I don’t know)」のエネルギーの香りを発していました。繭の中で「分かりません」と言い続けていました。「分からない。分かるわけないだろ。クソッタレ!」と繭の中ではぶちまけていました。「奴さんはクリムゾンサークルでは ”I don’t know” は禁止と言うけど、分からないものは分からない!(更に笑い)」みなさんのその、分からないというメッセージは、外にずっと出ていました。みなさんにとって、またみなさん自身とみなさんの周囲の人にとって、それは混乱でしかありませんでした。「わけが分かんないな。何故分かんないと思うのかも分かんない、本気でわけが分かんないな」

それが故、みなさんが放つ香りは、鼻を突く腐ったような、ま、ざっくばらんに言って、悪臭でした。もう一度言っておきますが、鼻で嗅ぐ、いわゆる嗅覚で察知できる匂いのことだけを言っているのではありませんよ。ただ、そういう内面の葛藤に由来した、いろんな意味での、香りが出ていたということです。何かを求め、にもかかわらず人を遠ざける、もちろん好きにすればいいのですが、そういう矛盾、というか葛藤がありました。みなさんは何か、既知の人や物以外の何かを求めていました。

Free to be You(ありのままで)

それらが今まさに変わっています。みなさんにはもうこれ以上、戦う気力も体力も残っていません。くたくたです。また、マインド、気力、意志の強さでどうにかなるものでないことも、納得感を持って腹に落ち始めています。それが故に変わっています。そのやり方ではどこへも行けないことがようやく分かり、ただ自分に対して自分をオープンにすることを許しました。

繭の中で、自らをオープンにすることを許した時、何が起こるか分かりますね。エネルギーの繭が壊れ始めます。繭にはもはや、あなたが守られている必要がないことが分かっています。それどころか今、繭は繭自体が、あなたが本当にやりたがっていることの障害になっていることさえ理解していて、自ら剥がれ落ちています。あなたは自分でそれをする必要はありません。繭はどうやって自分を崩壊させるか、その方法を知っています。そしてそれが出現です。羽化の時です。羽化はあなたがあなたであることを、あなた自身の立場から見て、ありのままでいることをもはや恐れなくなった時、起こります。

あなたがありまのままであること、あなた自身と共にあること、それは恐れの最たる原点です。であるがゆえに、それを恐れなくなった時、あなたはもはや、他の人と共にあることも恐れなくなっています。あなたはクッキーと花を合わせたような香りを漂わせていて、人々はそんなあなたに引き寄せられます。おっと、かと言って、ここは1つ強調しておきますが、かつてみなさんの馴染だったエネルギー泥棒たちは寄ってきませんよ。分かりますね。バランスを欠いた人のところにバランスを欠いた人はやってくるのです。絶望した人は絶望した人を引き寄せます。絶望のレベルは異なるかもしれませんが、そういうエネルギーからは、そういうエネルギーを引き寄せる、そういう種類の誘引物質、そういうエネルギーのフェロモンが出ています。

とにかく、あなたはあなたのままでいられます。あなたは、何の心配もすることなく、良くない人であるとか、酷い一日、不運、その手のものを恐れることなく、自由にエネルギーを放出します。ありのままにエネルギーの香りを醸し出します。シンプルに、あなたは今までしていたような、その手の心配、心配という心配をしなくなります。エネルギーに力学があるとするなら、あなたの設定が、自然にそうなるようになっているからです。そういう力学が働いています。考えてどうこうしたり、するものではありません。あなたは自然に、意図することなく、そういう人に引き寄せられるか、あるいはそういう人があなたの周りに集まります。ただ自然とそうなります。意図も思考もしないところで、そういう状況が引き寄せられ、そういう状況なりに、展開します。

これまでの人生を思い返してみてください。みなさんは心配したり計画することに多くの時間を使ってきました。私から見れば、心配も計画も同じカテゴリーに入ります。結局のところ、どちらも、被害を避ける、あるいは、防止することに多くの時間を使っているだけにしか過ぎません。しかしながら、みなさんはエネルギーが磁石であることは分かっていますね。みなさんは人生の多くの時間を、災害を心配してそれを防ぐことに費やしています。3万フィートも上空の飛行機から氷の塊が落ちてきて、世界中の他の誰でもない、自分の頭に、しかも綺麗にクリーンヒットすることを心配しています。(笑いが起こる)。だから私は外に出ない、そう言って家に引きこもる人もいるようですが、本当にそんな氷が落ちてきたなら、屋根なんか簡単に突き破ると思いますがね(さらに笑い)。とにかくみなさんは真に生きることではなく、避けることに人生の多くを使っています。もちろんみなさんは繭の中に籠っていて、そしてそれが繭の役割である以上、それはそれで良いのですが、ただ、外に出た時のことを心配ばかりしていると、何が起こるかは分かりますよね。先ほどの例で続けるならば、ある日、外に出ている時に限って、ひょうの嵐に出くわします。そして案の定と言いましょうか、大きなひょうの塊がガツンと頭にヒットします。ひょうはひょうであり、飛行機から落ちた氷ではありません。が、空から落ちてきた氷という点では同じです。自分で引き寄せたのです。

そしてみなさんは、まさにそういうことをしています。悪い考えを持たないように年中、朝から晩まで気にして過ごしている人はいませんか? そして、そんなことを気にしている人に限って、何をするか分かりますね。そうです。自分の中で悪い考えを見つけます(アダマス、笑う)。その人は年中、浮かんでくる悪い考えと戦い、そのせいで何か良くないことが起こるかもしれない、誰かに攻撃されやしないか、お金を失ったりしないか、と心配ばかりしています。財産はどう失われるのか、どんな怪我を負うのか、どんな病気にかかるのか、毎瞬毎瞬心配していて、そしてそれが起こります。もちろんそれは起こらざるを得ません。エネルギーの誘引です。そういう香りのエネルギーはそういう香りのエネルギーを引き寄せます。みなさんはそれを「引き寄せの法則」と呼んでいるかもしれませんが、私は「エネルギー臭気の法則」と呼びます(アダマス、笑う)。類は類を呼び友は友を呼ぶです。

それが今は変わっています。みなさんがある事を避けようとして結果、深みにはまるのと同じ原理が、ある意味、逆に適用されています。自分が何をどう思考しているのか、それが次の瞬間、どんな結果をもたらすのか、を心配する代わりに、依然として同じ原理の適用ではあるのですが、何も心配する必要がない、つまり何も心配しなければ原理上、何も心配することは発生せず、であれば事実何も心配する必要がない、ということで何も心配しない、そういう境地に至っています。みなさんには既に、自分が何かについて心配をする心配がないとの気付きがあります。もう心配する必要性は生じ得ず、心配する必要性が無い以上、例え望んでも心配することはできない、と。このことは全てをみなさんにもたらします。

分かりますね。エネルギーは常に、何がどうあっても、みなさんに向かってやってきます。何がどうあってもです。そして今、みなさんの匂いが変わっています。つまりは意識、気付きが変わっています。原理は依然として変わりませんが、作用の方向(芳香)が逆転しました。依然として物事はみなさんに向かってやってきます。やってきますが、かつて簡単でも楽でもなかったもの(dis-ease≒disease:病気)が、簡単で楽に(ease)なり、もがき苦しむ、必死さと表現されたものが優美、優雅であると表現できるほどに逆転します。そして全ては相変わらず、みなさんのところにやってきます。全ては既にそこにあります。

実際、多くの人がその質問しましたが ”Masters Life 4” を受けてまず疑問に感じるのが「アセンデッドマスターって退屈なんじゃないの? 何やって過ごしてるの? ただうろうろしてるだけで全てが解決されていくわけ(笑い)? 何もやることなくて退屈でしょ?」というところだと思います。私には、それは実に人間らしく思えます。また人間とはつくづく挑戦が好きなのだなあとも感じます。人間は基本的に、苦しむのが好きなんですね。なので人間は物事をあえて難しくします。そしてそれは単一的な感覚が理由です。それ以外に何も知らないことが原因です。もっと良い、マシな何かがあるのが分かりません。人間とは、意識から切り離され、非常に限定されたところで生きています。

“Masters Life 4” でも言いましたが、想像してみてください、、、えっと、いやいや、ネタバレはしないよ。カウルダーとリンダ、それにアランが、私がセッションの内容を話してしまうの心配してるね。大丈夫。そんなことはしないよ。

ちょっと想像してみてください。仮に、あなたがずっと1つの感覚のみで生きてきたと。そうすれば私の言っていることが分かると思います。1つの感覚です。5つではなく、6でもない、1です。1つの感覚です。その1つの感覚だけで千を超える生涯を送り、それに適応し、それなりに快適でさえあったとします。あなたは他の感覚を知らないので、それはそれでとても快適だと思っています、、、ん、リンダ、どうしたんだい。彼女が何か物言いたげにこっちを見ていました。話を進めろって? 座れってことかな? あるいは、、、なんだかコーヒーが欲しそうな顔をしてるね。

リンダ:ちょっとショックを受けてオオって感じだけど、汚い言葉を使わないようジェフリーに誓ったから。それで毎回、あなたの話を止めるしね。続きをどうぞ。

アダマス:それより何故、そんな誓いをカウルダーに立てたんだい? 汚い言葉を使わないなんて。

リンダ:脅されたのよ。

アダマス:彼に脅されただって?(彼女は頷く)まだ私は使っても大丈夫そうだね。

リンダ:ええ。ちなみに大丈夫だとして、何について何て使うのかしら?

アダマス:思いつくさ。私はアセンデッドマスターだからね(アダマス、笑う)。さあ、さっきの話に戻ろう。

さっき言った内容を想像してください、繭から出る時に起こることが正にそれです。あなたはずっと、たった1つの感覚で、現実をたった1つの狭い狭い方法で認識していて、その繭の中から外の五感の世界に出て行きます。あなたは脳みそから外に出て行きます。脳のコンクリート壁をぶち壊します。そういうことです。壁に穴を空けるため、壊すためにエネルギーがどんどんと集まっています。そういうことです。

突然、あなたは、、、(コーヒーマシンの音が聞こえてくる)ああ、いい音ですね。大好きです。えっと、外に出ると、あなたには五感が備わっています。人生が変わると思いませんか? ずっと1つの感覚で生きてきたあなたにとって、その5つの感覚で感知できる現実がどれほど拡大されたものか分かりますよね。あなたには今、五感があり、それはやがては10、50、100と増えていきます。それがどんな感じになるのかマインドには全く想像ができません。「アセンデッドマスターって退屈じゃないんですか? ただ毎日、じっと座っているだけですよね」想像もできないからこそ、こんな馬鹿な質問が出るのです。

マインドはこんなふうに考えますね。「うーん。アセンデッドマスターも釣りに行くみたいだけど、魚から釣られにやってくるわけだよね。魚が自ら針に食いついて『オッケー、引っ張って』みたいな感じになるんだよね(笑いが起こる)」と。でもそれは、非常に人間的な感覚で見たアセンデッドマスターの有り様ですね。その感覚で見たアセンデッドマスターはただただ座って「あーあ、楽しくないな。もう400匹も釣っちった。ほら、また馬鹿な魚が釣れたよ。あーあ、いったい誰がこの魚の山を片付けるんだろう?」もちろんそこはアセンデッドマスターの成せる業、そう思った途端に、そこに現れた誰かがどんな理由でかは分からないけど魚を全部持っていく、と。「そんな暮らし退屈だよ。もう少し苦労がないと、いまいち達成感がね」

でも実際はそういう感じではありません。アセンデッドマスターは釣りへ行き、人間がするようなプロセスを普通にやりつつ、釣りを楽しみます。ただアセンデッドマスターはそうやって釣りを楽しみつつ、人間には無いもっと多くの、もっと様々なレベルの気付きに対しても開かれています。1人であることの喜びだとか、全く異なる存在になることを想像するとか、自分がそれまで想像したものを超越したレベルの気付きにあるとか、そういうことです。アセンデッドマスターが釣りに出かけて、投げてはリールを巻き、釣った魚をリリースして、をしている間、それと同時に、マスターは想像の感覚にも浸っていて、行きたい場所へどこへでも行き、なりたいものに何にでもなって、自由の感覚を謳歌しています。

新しいコーヒーが来れば、いよいよ話すべきことを話そうと思っていますが、少し付け加えておくと、羽化が進むにつれ、エネルギーの香りに対する感覚が発達するにつれ、場所でも物でも人でも何でも、夢でもそれが何であれ、エネルギー的に調和しているもの、そうでないもの、が、より分かるようになっていきます。例えば、歌のように、ただいい気分でいられるものから、圧縮された醜い世界で生きているということにさえ、より敏感に、認識できるようになっていきます。みなさんは自らと人生の中に美しさを探していて、それが見つからないのは何故かと訝っていますが、美しさ自体もまた感覚であり、狭い中にフォーカスしたままでは、見つけることは不可能です。

さあ、大きく、ゆっくりと深呼吸をしましょう。

コーヒーの準備ができたみたいです。さっそく次のパートへ移りましょう。

Adamus’ Confession(アダマス、白状する)

さて私のストーリーに戻りましょう。昨日はかなり遅い時間までパーティーで大騒ぎをしたことは認めざるを得ません。もしかしたら「アセンデッドマスターなのに二日酔いなんかするの?」と聞きたくなるかもしれませんが、します。私はなりますね。二日酔いをしますよ。特に最近は地球に長くいすぎたせいで、圧縮気味でもありました。だから遅くまでパーティーで大騒ぎをしたその影響は結構あります。今朝、目が覚めた時には、頭痛さえしていました。自分のエネルギーのレベルを感じて「あーあ」という感じです。みなさんと2ヵ月ほどずっと一緒にいて、しかも忙しなく活動的に過ごし、そこへきて昨夜のパーティーですから、仕方ないと言えばそうですが、、、ああ、コーヒーが来ましたね。えっと、まあ、とにかく、朝目が覚めて、気付いたわけです。「あー、まずったぞ! シャウドの準備が、何一つ、全くできてねーや」と。(笑いが起きる)

リンダ:わあああ! やっとわけが分かったわ! なんかいつになくグダグダしてると思ってたけど、納得行ったわ! そういうことね。

アダマス:無論、自問しましたよ。「さてと、偉大なるアセンデッドマスターである私がだ。その私が、あそこへ降りていって、誰にも今一つピンとこない話を(さらに笑い)、グダグダと1時間も続けていれば、そのうち誰か怒って殴りかかってくるかもしれない」と。「そうなれば私はまたグダグダしてのらりくらり、かわそうとする(笑い)。みんなはポカンとして、そしてこう思うに違いない。『今日のアダマスはどうしちゃったんだろう?』と。みんなはより私をしっかり見て、もっとしっかり私の話を聞こうとする。『いや、アダマスは今までになく深いレベルの話をしてるんだな。理解できないのは自分がまだそのレベルにないからだ。頑張って聞かないとマスターには到底なれない』と(更に笑い)。それは困るな」

リンダ:あり得ないわ。

アダマス:返ってみんなが一生懸命に理解しようとするだろうからね。「アダマスは何をしてるんだろう? 気を逸らしてくれてるのかな?」と。二日酔いでグダグダしてるだけなのに。

リンダ:もう15:30よ! 話しはいったい何処へ向かってるのかしら?。

アダマス:もうすぐ、これ以上グダグダできないポイントまで向かってるよ(笑い)。もうこれ以上グダグダできないところにたどり着くよ。

私は自分を鼓舞しました。「よし。お前は偉大なアセンデッドマスターだ」と。「さて今日は何をやるべきか? とは言え、机に向かってスクリプトを書けるような気分でもない」さらに自分を励まします。「ただ登場して正直に言えばいいじゃないか。私は二日酔いだよ。シャウドの日に二日酔いで且つ、何の準備もしてないなんてイカすじゃないか」と。

そしてこうも思いました。「ちょっと待てよ。バレるまでやれるだけグダグダしてみるのも面白い。みんなの気を逸らすのは簡単だし、ちょこちょこコーヒーを頼むのも悪くない。やろうと思えば出来ることはたくさんある。45分は持たせられるな」と。そして今どうでしょうか? 1時間と5分やれました。でも実際、そう思いませんか?「いや、そのやり方こそ、マスターのやり方じゃないんですか」と。私は確かに、そうも言いたくなりました。が「方法論に縛られず、計画をせず、スクリプトも書かないのが、、、いんや、とは言いつつ、どこで誰が何を言うかのリハーサルさえしてないし、事前の打合せはいるよなあ」とやはり、思います。私がそう思うのは、みなさんがまだ計画を必要としているからです。みなさんがまだそのレベルにいるから、私は毎回、シャウドの計画をするはめになっています。分かりますか? 私はみなさんに合わせています。みなさんのエネルギーの香りとあえて調和しています。

リンダ:ほんとかしら?(誰かの声が入る「こっちのせいにしようとしてるよ」)。本当とは思えないわねえ(笑い)

アダマス:いいニュースがあります。その前にマイクをミュートにしてもらってもいいかな、、、(リンダが大笑いをして、聴衆も大笑い)。電池を抜くとか何かしないと。

要するに、私が言いたいのはこういうことです。「これは本当の話であり、だとすればかなり面白い。私は遅くまで遊んで何の準備もしていません。それはそれでいいでしょう。認めます。ただ一方で、みなさんも、そろそろ筋を通そうとするのを止める時期だと思いますよ。今の私のように、全てを練って計画するのを止めてみてはいかがでしょうか? 自分から取りに行くのではなく、自分のところへ来させる時だと思いますね」と。もちろん「これは面白い。明らかにやらかした私が、そんな状況でも全てを上手くやるのを見て、みんなはなんて私が聡明なのかと目を見張るだろう」そう思ってのノープランです。(笑い)

リンダ:自分でそれを言っちゃ台無しね。

アダマス:「うん。これはいい。面白い。計画を立てること、それに対する脅迫観念をそろそろ止めようというメッセージとして活用しよう。計画を立てることと心配すること、言葉は違えど全く同じことである。そろそろコントロールをするの止めて、全てをあるがままにしておくのを許すころじゃないですか? 自ら取りに行くのではなく、自分のところに全てが来るのを祝福とともに許しませんか?」

それから私はひげを剃りはじめたわけですが、剃りながら、それは400年ぶりのことだと気付きました。「どうして今更?」と思うわけです。アセンデッドマスターになればひげを剃る必要はありません。ひげを剃り始めて間もなく、私はそのことに気付きました。不安にもなります。私は手を止めて自分にこう言いました。「大丈夫、全て上手く行くって! チキショウメ! どうなるかは分からないけど、俺は聡明だろ? なんだかんだ上手く行くさ。なに、二日酔いだからこそ上手く行くさ。今日のプログラムは作ってないけど、まあ、今日は何もしなくっていいだろうな。Yohamがいるし。あ、そうだ。Yohamがいるんだ。わあ! 俺はなんてラッキーなサノバ・アセンデッドマスターなんだろう(笑いが起こる)」と。「ああ、1日中メラブをしたって構わないや。とりあえず壇上に立って、オープニングで軽く喋って『さあ、メラブの時間です』そう言えばいいんだ」

考えれば考えるほどその方が面白そうです。そんな中でYohamがどんなふうに登場するかを考えると面白くないですか? 私はスクリプトを作っていないし、そもそも何も決めていなくて、そんな中に彼らがいる。私はみなさんのために何の準備もしていないのに、なんだかんだで上手く行く。そう思っている私の頭にまた1つの疑念が浮かびます。「ああしまった! なんのメラブにするかも決めてないや(笑いが起こる)」と。私たちはあれのメラブもやったし、これのメラブもやった。ドアノブ磨きのメラブもやった(笑い)。水道水のメラブもやったし、洗濯の仕方のメラブもやった(更なる笑い)。そういうことです。「ぐわ! あらゆるメラブをやっちゃってる。他になんのメラブをやればいいんだ?」そう思った途端、みなさんと数か月ここで濃密な時間を過ごしたせいで圧縮気味だったことも手伝って、私は軽いパニックに陥りました。私は大きく、深く、深呼吸をして ”and”に入っていきました。「私はアセンデッドマスター(and=でも)ある」そうなりました。そして思いました。「なんてことはない。いつものやり方でやればいい。ずっとやってきた方法で。みんなに考えてもらえばいいや」

便利ですね。二日酔いの愉快ではないエネルギーに苛まれていたところで、それで全てが解決されたようです。私はアセンデッドマスターとしてここに座って、まあ今出来るベストをですね、尽くすことに決めました。

リンダ:なんのベストかしら?

アダマス:それを今からみんなで決めるんだよ(笑いが起こる)

さあリンダ、マイクを準備する時間が来たよ。

リンダ:おおお!

アダマス:私たちは今から、、、あ、そうだ、みなさん次第ですね(更に笑い)。私は1時間と10分ほどダンスを踊り続けました。今度はみなさんのターンです。

First Question(最初の質問)

ではリンダがマイクを持って回ります。私が訊ねるのは、悟りに関したことで、目覚めから熟達者として体現するまで、、、ところで、クリムゾンサークルは、目覚める前であるとか目覚めつつある人、そういう人のための集まりではありませんよ。クリムゾンサークルはもう目覚めていて、マスターへと向かっている、最も大変な時期を過ごしている人のためのものです。最もきつい期間です。目覚めつつある頃の方が遥かに楽だとは思いますが、私たちは戻りません。前進あるのみです。

しかしながらそういうタフな旅の中にあっても、素晴らしい贈り物は存在します。美しく、素晴らしい贈り物です。中には経験が入っています。本当に驚くべき贈り物です。みなさんはそれを一時も欠かすことなく受け取り続けています。例えどんなに固く、固く、繭の中に籠っていても、1人きりであったり、コンクリートのように硬い脳みそとセメント補強の頭で考えたり挑戦をしていても、経験というギフトは常にあります。実際、これからする最初の質問は、そのあとすぐに2つ目の質問に移りますが、まず最初にする質問は「ハードモードの世界にいてなお、あなたにとって、これまでで最高のギフト、経験、瞬間はどんなものですか?」です。分かりますね。それは昨夜のアセンデッドマスターズクラブであったアハ体験のことでも構いません。一見すると大したことがないように思えても、あなたにとってそうであれば、ちょっとした経験でもオーケーです。

あなたがこれまでに受け取った最も素晴らしいギフトについて教えてください。さあ、、、マイクを。

リンダ:それがいつ、どういう時期に起こったかは気にしなくていいのね?

アダマス:もちろん。まあ、そういう意味で言うと、みなさんのほとんどにとっては、ここ10-15年ぐらいの間が一番激しかったと思うけど、いつのことでも構わないよ。さあ早く始めよう。みなさんにとって、これまでの人生で起こったことで、最も貴重だった、そう思える瞬間はどんなものだろうか?

リンダ:それって、みんなに共有すべきことかしら?

アダマス:できればお願いしたいね。

リンダ:仕方ないわね。

アダマス:それは一瞬の出来事かもしれないし、とある1日のことかもしれません。なんでもいいです。そういう瞬間の話を聞かせてください。

アリス:あー、変な人に喋ってほしかった?(笑い)私は二日酔いのためのメラブをお願いしたいわ。

アダマス:二日酔いのためのメラブ(笑いが起こる)。それはまだやってなかったね。二日酔いメラブか、いいね。迎え酒のことは知ってるね。もし私たちがそのメラブをやるのなら、ワインをたくさん持ってこなきゃね。いいね(彼女、笑う)。では、美しい瞬間について教えてもらえるかな。

アリス:私のそれは、2013年にあった3日間のことになるわ。私がサウナの中で、腕から流れる汗を何の気なしに見てたら、突然バン!と感覚が拡大して、、、なんと言うか、フォーカスは相変わらず1つだけど、それが一気に拡大した感じね。そんなことが起こったの。何マイルも向こうの物音が聞こえるし、色も分かる、、、それが3日間続いて、天にも昇らん気分だったわ。でもひどく疲れたわね。

アダマス: 疲れるね。うん。

アリス:それ以降は、もう少しゆっくり進んで行くよう自分に言い聞かせてるの。でもあれは、、、

アダマス:サウナには近寄らないようにって(彼女、笑う)。

アリス:まさか! また同じことが起きないかって、何度も何度も行ったわよ!(笑う)

アダマス:それで同じことは起こったかい?

アリス:全然。

アダマス:だろうね。

アリス:やれやれよね。

アダマス:起こらないね。でもそれが何故だか分かるかな? それは、マインドがそれをもう一度起こそうと、計画を立てているだけのことだからね。無意味だよ。それよりも、次にまた、そういう経験をすることを自分に許せばいい。それだけでいいよ。

アリス:あー、なるほどね。

アダマス:いいね。ありがとう。では、次の人に行きましょう。今はそうベラベラとコメントしないようにしてるからね。興味はあるんだけど。はい、美しい瞬間について、どうぞ。

ビッキ:アダムとイシスの隔たりを埋めるメラブを希望するわ。

アダマス:悪くないね。

ビッキ:そういうメラブがしたいみたい。

アダマス:オーケー。その話は改めてするとして、まずは、君にとってこれまでで最も素晴らしいと思える瞬間や経験について話そうか。マスターへ向かう道すがらで受け取った、忘れられない体験とかね。何か感動した話でもいいよ。

ビッキ:そうね。トバイアスとカウアイ島の洞窟に行ったことかしら。確か1月だったわ、、、

アダマス:(囁く)私じゃなく、トバイアスだって。

ビッキ:そう、、、2004年。

アダマス:いいね。何があったの?

ビッキ:たくさん起こり過ぎて言い出すとキリがないんだけど、、、

アダマス:それ自体が天啓だったんじゃ?

ビッキ:そうね。カウアイであった全てが私にとって素晴らしい瞬間だったわ。

アダマス:いいね。

ビッキ:そうね。

アダマス:悪くない。

ビッキ:しかもそのことで驚いたのが、その時のワークショップのCDを帰ってから聞こうとしても、音が出ないことね。

アダマス:わあ! 面白いね。

ビッキ:そのこと自体も、私にとっては貴重な経験よ!

アダマス:面白い。

ビッキ:でしょ。

アダマス:うん。いいね。さあもう少し聞いていこう。貴重な体験でも忘れない瞬間、マスターへの道であったこと。

スウェイサ:”Wound of Adam(アダムの傷)”です。

アダマス:”Wound of Adam”か。またずいぶんと最近の話だね。

スウェイサ:はい。

アダマス:2-3日前のことって感じだよね。

スウェイサ:はい。

アダマス:うん。いいよ、いいよ。で、何があったの? 単純な興味から聞いているけど。

スウェイサ:(少し考えて)あの話のほとんどを、私はすでに知っていて、でも知っていること自体も、忘れていたような感じがしました。たくさんの、、、えっと、どう説明すればいいのか分かりませんが、一種のアハ体験でした。

アダマス:うん。間違いなくあっただろうね。

スウェイサ:それが、えっとそれが、、

アダマス:うん。うん。苦労しているのを見かねて言うけど、君は本当に頭がいい。だからかどうか、そんな美しい体験を説明するにあたって、君はここ(頭)で説明しようとしているね。そうしないのはそんなに難しいことかな?

スウェイサ:はい。

アダマス:その香りと一緒にいるだけのことだよ。その感覚と。

スウェイサ:はい。

アダマス:難しくない。深呼吸を(二人で深呼吸をする)だけだよ。いいね。ありがとう。

スウェイサ:ありがとうございます。

アダマス:あと2人。瞬間、経験、なんでもいいから美しいもの。貴重なもの。

サート:今朝ちょうど、同じ道を進んでる友人たちとここ2カ月の話をしてたんだけど、あんたが来たような感じがしたね。そういう感じがすごくしたよ。二日酔いだったとは言え、いい感じだったよ。

アダマス:場合によっては、その方が感じてもらえやすいからね。

サート:すごかったよ。いい感じだった。

アダマス:最近は君への抵抗も多少はなくなってきたかな。

サート:(吹いて)そりゃありがたいね。

アダマス:ありがとう。さて、あと1人。部屋の半分よりこっちを忘れてないかい?

リンダ:行けないのよ、、、

エイプリル:昨晩のことね。政治的な議論に巻き込まれて完全に参っちゃってて、なんとなく見た友達のフェイスブックのページに歌があって、それが私を全く別のところに連れて行ってくれたの。全く別のレベルへ(感極まる)。そこで私は、音楽、そして情熱がどんなに尊いものかに気付いたの。

アダマス:うん。そのとおり。

エイプリル:私はまた閉じこもろうとしていて、だからこそ尊いと気付いたのだと思う。

アダマス:そうだね。音楽、情熱、他もそうで、私はそれらについてたくさん ”The Masters Life”の感覚編の中で話しているけど、実際に尊いものだよ。それは君が、自分がどれだけ圧縮された世界で生きてきたのか、そしてその真の理由に気付いた時、感極まり、同時に歓喜するのと同じだよね。本当に興味深く、意義深く、尊い、経験というのは存在する。君が羽化して繭の外に出る時、君はきっと涙する。今までどれだけ自分の美しさが損なわれていたのか、そして本当の、真の美しさがどれほどのものなのかが分かった時、それが本来の美しさであり、そもそも最初からあったのだと気付いた時、きっと感極まることになるだろうね。ここにいる人もそうだけど、多くの人はこれまで、人生において美しさを作り出そうと、、、ベストな言葉じゃないな、えっと、人生における美しさを生産しようと、つまり計画をして組み立てようとしてきた。でもそれはあまり機能しなかったね。でも美しさは最初からそこにあるんだ。ただ有り様が、ちょっと思ってるのとは違うだけだよ。ありがとう。

ああ、みなさんは「じゃあなんでこんなふうに生きてるのか? そんな美しさがあるのにどうして閉じこもっているのか?」と考えていますね。それはみなさんが何かに失敗したとか、何かが間違っていたから、そういうことではありませんよ。心理学的な理屈ではありません。みなさんは何も間違ったことはしていません。過ちは無いです。みなさんがしたのは選択です。美しく、尊い、選択です。そしてみなさんは今、そこから外に出つつあります。はい、次の人。

ロマーナ:私にとって最も尊い瞬間は、2014年の8月、人工の崖を登ろうとしていて、そこから落ちたことですね。最初は恐怖を感じていたのに、最後は自分への信頼を感じていました。

アダマス:そうだね。

ロマーナ:全てが流れるように進んでいました。

アダマス:崖から落ちている時、一種のスローモーションだったのかな。

ロマーナ:崖の上から。

アダマス:そうだね。どのぐらいの高さだったのかな?

ロマーナ:最初、見えていたのは地面です。でもある瞬間から海沿いにある崖に変わって、眼下で海面が波打っていました。

アダマス:夢じゃないよね。リアルな話しかな。

ロマーナ:違います。本当の話です。

アダマス:うーん、、、

ロマーナ:落ちている間、私は飛んでいるようで、ある意味では、、、

アダマス:自由だった。

ロマーナ:、、、自由で自分を深く信頼していました。

アダマス:なるほど。

ロマーナ:その瞬間、地面自体がなくなりました。私は落ちてもいませんでした。飛んでいました。その瞬間の出来事は私の人生を完全に変えました。それが私にとって最も、、、

アダマス:尊い瞬間だね。

ロマーナ:はい。

アダマス:なるほど、なるほど。

ロマーナ:私はまた、、、

アダマス:みなさん、彼女がマインドではなく、感覚に入っていたことを感じられますか? その匂い、エネルギーを感じられますか? それはある意味では、マインドで分かるよりも、よりくっきりしています。

ロマーナ:それ以降、私はまたその瞬間を生み出したい、あの尊い瞬間に戻りたいと思っていますが、上手く行ったことはありません。でも私はあの瞬間を思い出せます。人生で何か大変なことに巻き込まれても、あの瞬間を感じられます。自由で、完全に自分を信頼していた瞬間です。それが本当の自由だと思います。あの最中にあっても、全てを感じ、落ちないことも選べました。

アダマス:美しい。美しいです。ありがとう。

ロマーナ:こちらこそ。

Second Question(2つ目の質問)

アダマス:いいですね。では質問を少し変えましょう。私は酷い二日酔いで、ですが、Yohamがいてくれています。何かメラブを選んでください。みなさんはここに至るまでたくさんの贈り物を受け取ってきました。今日はみなさんが私たち自身、つまりはみなさん自身に、何か贈り物をする日にしましょう。

今からみなさんに行ってもらいたいのは、もし投票の準備が出来ているなら、これから聞いて回りますので、自分に対して何を送りたいかを教えてください。時間軸的には今ですね。今日から2-3週間ぐらいにしてください。何がいいですかね。ブレークスルーでもいいですし、悟り、でも構いません。何でも自分が欲しいと思うものを選んでください。そうそう、ビッキは既に希望を表明してたね。男女の性交渉についてだっけ? 溝を埋めたいとかなんとか、そういう話だっけ(笑いが起きる)? 今日は頭痛がしてるからね。記憶があやふやで(さらに笑い)。そういうつもりで言ったのかな? そうじゃないのかな。いいかな。君はそう言ったということで。

ビッキ:男女の溝が消えつつあるっていう意味よ。

アダマス:亀裂が小さくなってると。そうだね。

ビッキ:亀裂は閉じるわね。

アダマス:いいね。そうだね。一緒になるね。

ビッキ:セックスである必要はないわね。

アダマス:ならそうであってもいいってことだ、、、

ビッキ:必ずしも、ぺネトレーション(侵入・挿入)である必要はないわ。

アダマス:ああ、ごめんごめん。今日は調子がいまいちだから、、、二日酔いだよ(彼女、笑う)。ぺネトレーションは無しか。仕方ないね。

ビッキ:必ずしも必要じゃないわ。

リンダ:また茶化してるわね!

アダマス:彼女がそう取れるような言葉を出したからね。

ビッキ:必ずしもそういう意味では言ってないわ。

アダマス:分かったよ。溶け合うということだね。

ビッキ:溶け合う。いい響きね。

アダマス:融合。

ビッキ:融合。

アダマス:統合だね。

ビッキ:統合されているのね。

アダマス:いいね。

ビッキ:協調というのはどうかしら。

アダマス:いいね。悪くない。

ビッキ:そして情熱も。

アダマス:そうだね。

ビッキ:ええ。

アダマス:オーケー。いいですね。それが最初の立候補案だね。念のため、今やろうとしていることを言っておくけど、我々はここに上から候補を書いていって、そこから選ぶ、、、どのエネルギーのエッセンスに入って行くのかを決めるということです。まずはこれというエッセンスを決めておいて、それについてのメラブをします。(Yohamに)分かったかい? みなさんもまさか、二日酔いじゃないですよね?(聴衆から「はい」と「いいえ」の声がそれぞれ)

アダマス:(笑っている)いいですね。みんな二日酔いみたいです。素晴らしいですね。よし、では次の人。どんな贈り物を選びますか? 特に今日、送りたいもの。

チャイタニヤ:明晰さを送りたいです。

アダマス:明晰さ。いいね。好きですね。明晰さは私のお気に入りの1つです。今日は贈り物メラブの日ですから、みなさんは何をするか、したいかを選んでください、、、いいね。

リンダ:まだ続けるかしら? もうメラブを始めるからしら?

アダマス:どうしようかね。(Yohamに)とりあえず上がってきて、準備をしておいたらどうかな。壇上に伝わってくるエネルギーを感じておいた方がいいね。そうしてメラブの準備が整ったら、それから始めるので遅くはないね。

さあ今のところ候補は2つです。男性と女性の統合に対する明晰さ、といったところですか。さあ次の人。何がいい?

ヘンリエッタ:解放。

アダマス:自分からの解放かい? そんな話はしたかな。うんにゃ、私は、、、

ヘンリエッタ:ええ。圧縮、あるいは重い抑圧からの解放ね。ここでは常に、

アダマス:ああ、そういうことか。君は自分で自分にそんなものを与えているんだね。

ヘンリエッタ:ええ。

アダマス:あーああ! 可哀そうに。マイクを渡してもらえるかな、、、ハグしてあげよう(彼らがハグをし合うと共感の声が上がる)。君は常に自分を虐待しているんだね。ところでこれは誰に渡せばいいのかな(マイクを別の人に渡す)。そうだね。うん。自分からの解放のメラブだね。古い自分からのね。

ヘンリエッタ:ええ。

アダマス:いいね。君はそれをすべきだね。本当だよ。オーケー、分かった。ありがとう。いいのがたくさん出てきてます。はい、次の人。今日のギフトは何にしようか?

ジョー:明晰さ。許し、、、

アダマス:ああああ! それはもう出たよ(笑いが起こる)。却下だね。というのはジョークだよ。明晰さに2票。明晰さに何か足せるかな。

ジョー:許しと明晰さ。

アダマス:許しと明晰さね。いいね。好きだよ。とても良いメラブになりそうだね。準備はいいですかね。おっと(リンダがアミールにマイクを渡す)彼が何か追加してくれるそうです。

アミール:リンダ。

アダマス:リンダが贈り物かい。

リンダ:違うわよおおおお。贈り物を言うのよ。さあ、何、何かしら。

アダマス:いや、悪くないよ。リンダも贈り物の候補に追加しよう。リンダは美しいから、美しさの贈り物ってことだね。いいね。

アミール:これで十分だね。これ以上、他にする必要もないと思うけど。

アダマス:何でもいいよ。何でもいいから他に上げてもらえるかな。

アミール:これ以上、課題は無いよ。はい、リンダ(誰かが「課題無し」と言う)

アダマス:課題ね、、、

リンダ:いつから無いの?

アダマス:まあいっか。課題は無しと。贈り物ならなんでもいいのに、、、

アミール:であれば、自らを愛することかな。

アダマス:、、、別に解決ではなくても、贈り物だから、欲しければ何だっていいのに、、、

リンダ:自らを愛することだって。彼はそう言ったわよ。

アダマス:自らを愛する。

アミール:自らへの愛があればいい。

アダマス:なるほど。悪くないね。そのとおりだ。

リンダ:そうね。

アダマス:ちょっとマキョーっぽいけど、まあいいか。であれば私は私用の贈り物を加えるとするかな。私はね「何でも」がいいな。何でももらうよ! さあ彼らが歌うよ「何でももらうよ~♪ 遠慮なく~♪(アダマス、歌っている)」てね。

リンダ:うーん。

アダマス:そろそろ書ききれなくなってきたかな。もう一台モニターをもってこれられるかな?

リンダ:無理よ無理。新しいページに書けばいい。彼女が右サイドを残してくれてるじゃない。

アダマス:わあ、ミラクルだよ。

リンダ:ちょっと待って。

アダマス:まるで魔法だね。

リンダ:私たちの間だけで効果があるの。

アダマス:そうかい。

リンダ:アダマスも加えてあげるわ。

アダマス:ありがとう。

マリカ:簡単さの贈り物ね。

アダマス:簡単さの贈り物。好きだね。簡単だね。

リンダ:なるほど。

アダマス:いいね。続けよう。私たちは今、候補の統合というか、全部を溶け合わせようとしているからね。

リンダ:ほらね。彼女はちゃんとスペースを見つけたわ(全てがスクリーン上に記載されている)

アダマス:そうだね。じゃあ君、、、

ルル:ただ自分と踊ってるってのはどうかしら?

アダマス:もちろんもちろん。広くオープンであることの贈り物だね。どう表現しようかな、、、

ルル:卒業ってのはどうかしら。もう他には何もないってことで。

アダマス:そうだねえ。

ルル:ただエンジョイすればいいのよ。

アダマス:そうだね。じゃあ音楽が流れ始めたら外へ出て踊ろうか、、、いや、ここで踊ることもできるね。好きなところで好きなように踊ればいい。

ルル:いいわね。それで問題無いわ(笑っている)。

アダマス:いいね。とっても好きだよ。楽しさという贈り物。

ルル:楽しさという贈り物。

アダマス:楽しさのギフト。いいね。次の人。

リンダ:了解。

アダマス:おっと、少し止まってください。考えたり筋立てたりするのは止めてくださいね。感じてください。みなさん自身の感覚に入ってください。感じるのです。みなさんはここに候補を追加していますが、それらはみんなリストに吸収されています。私たちはみんなでそういう何かを作っています。計画を立てる必要はありませんよ。私がアセンデッドマスターズクラブで机に向かって「さあて、今日は何をやればいいのかな」と考えたり、準備しなかったのと同じです。自由に飛んでいきましょう。同時進行的でありましょう。いいですね。はい、次の人。

アリ:今日いる場所から全てを許す。

アダマス:なるほど。

アリ:前に許しのメラブをやったのは分かっていますが、今日ここにあるエネルギーとして、心配も計画もなく許すことをやりたいです。

アダマス:許し。オープンさ。自由。

アリ:そうです。物事にただ起こってほしいですね。

アダマス:いいね。

アリ:はい。

アダマス:あと2人。

リンダ:なんかインスピレーションを受けてる人がいるわ。ちょっと待って。

アダマス:(アダマスはカメラに向かって手を振っている)オンラインで見ている人は、私たちがここで何をやっているのか不思議に思っているかもしれないね。挨拶ぐらいしとかないと(笑い)。

いいね。どこまで行ったっけ? そうだ。自分への贈り物として今日はどんなメラブがやりたいかな? 「メアリーに捧ぐメラブ」がいいかな?

メアリー:勇気ね。

アダマス:勇気か。悪くない。実際いいね。じゃあ勇気もちょっと付け足すことにするかな。ちなみに、君にとっての勇気ってどういう感じ? 勇気の香りってどんな感じ?

メアリー:自信があって、全てを分かっていて、力づけるもの。

アダマス:そうだね。ちなみに男性的かな、女性的かな?

メアリー:どっちでもないわね。

アダマス:なるほど。

メアリー:どっちでもあるとも言えるわね。

アダマス:うん。いいね。悪くない。

リンダ:もっと聞くかしら?

アダマス:もう1人かな。それでまとめに入ろう。いいのができるよ。

リンダ:ララに渡してちょうだい。

アダマス:お、いいね。

ララ:アイデンティティーを手放すこと。このアイデンティティーとしての人生ね。

アダマス:間違ったアイデンティティー。ないしは制限されたアイデンティティーを手放すと。

ララ:そう。

アダマス:素晴らしい。気に入った。これで全部かな。彼女はちゃんと同じモニターの中に書いてくれたね。

リンダ:へっへーん。

アダマス:ワオ。では今やったことを感じてください。Yoham、私が邪魔じゃないかな? これでスクリーンが見えるね。みんなと同じように感じてくれるかな。ここにはエネルギーのエッセンスがあります。そこにはエネルギーの匂いがあります。バックライトは消してもらって構いません。エネルギーの香りです。スクリーンの文字を見なくとも、何か感じられてしかるべきです。それはモニターからモヤモヤと出てきているわけではありません。この部屋にある香りです。今みなさんの目の前に広がっているこの部屋です。みなさんがみなさんに贈ると言ったギフトの香りです。

私はあまり喋らないかもしれません。二日酔いなのでどうか勘弁してください(笑う)。ここをオープンで開けた状態にしておくためにも、、たくさんの言葉を使うことはないでしょう。今日はみなさんがどうなれるかを、みなさん自身に見せる日です。みなさんは心配することも計画することも、考え過ぎることも、抵抗することも止められます。みなさんは全ての努力を止めて、自分自身でいることが可能です。

Yohamは匂いを拾いましたね。私には感じられます。もうそうなれば、彼らは匂いには逆らえません(笑い)。彼らは、たとえそれが何にせよ、何が起こるにせよ、ギフトをメラブの形へ変えてくれます。「何でも起これメラブ」です。私はここでみなさんに少し勇気を出してほしいのですが、私はみなさんに、何でも起これが、何でも起これるように、許すようにお願いしたいと思います。いいですね?

ああ、みなさんが既にたくさんのことを考えている、考え過ぎているのが分かります。考えることはみなさんを何処へも連れていきません。きっと何が起こっているのか、と不思議に思うかもしれませんが、その時には、大きく深呼吸をして、それはみなさんがみなさん自身における、マスターへの旅の途中に、みなさんがみなさん自身へ贈った美しく、素晴らしいギフトであることを思い出して、期待することもなく、ただそれが起こるのを許してください。計画する必要はありません。リハーサルも不要です。強要することも制限することも試みる必要もありません。何も必要ないことである必要さえありません。単純に、純粋に、音楽を聞いてください。音楽は、本日のみなさんにとって、みなさんを完璧に反映したギフトとしては、最も適切なものですから。

Merabh of the Gift(贈り物のメラブ)

ではモニターの電源をオフにしてください。大きく、ゆっくりと深呼吸をして、今日私たちがここに来た、本当の目的、その内容から始めましょう、、、

(音楽、流れる)

、、、それを受け取ってください。完全に無防備に受け入れてください。

あなたは美しい、美しい場所、ここにいます。たとえあなたがオンラインで観ていたとしても、文章で読んでいたとしても、あなたはここにいるし、私たちはそこにいます。そういうエネルギーの香りがここにはあります。エネルギーが美しく共鳴しています。

今はただシンプルに許してください。受け取ることを許してください。それが統合に関わることでも、男性と女性の統合でも、あるいは明晰さであっても、ただ静かに受け取ってください。たとえそれが何であっても、最後にはそのどれもがあなたのところにやってきます。一緒になります。

Yohamが今ここにいて、この美しい場所で、物理的に、そしてそうでない方法でも、美しい音色を奏でているのは驚くべきことだと思いませんか? 私たち全員がその場所に集い、それが計画されたものでないというのは、驚嘆に値します。彼らもまさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。一切が計画されていませんでした。

あなたもあなたの人生、生活で計画など不要であると気付くことになるでしょう。それどころか、心配すること、計画すること、押し進めること、それらは実際には、エネルギーを損なっていると、もっと厳密に言うと、エネルギーがあなたが思ったように動くことを邪魔しているとさえ、気付くようになっていきます。あなたは考え、もがき、頑張り、戦うことに慣れ過ぎています。それが、美しいエネルギーがあなたのもとにくることを妨げています。

ちょっと怖いと思うかもしれません。たった今でさえ、頭がメラブから離れて「でも物事にはしっかりと状況を把握しながら、進捗を確認しながら取り組むべきなんじゃないのだろうか。ちゃんと勉強してからやるべきでは」と考えていますね。そんなことは不要です。

むしろ、そんなことはしない方が適切だと言っています。

さあ、大きく、ゆっくりと深呼吸をしてください。あなたをあなたのエネルギーの香りに浸してください。

自分のエネルギーの香りを記録してみてください。物理的な匂いだけではなく、あなたの美しく愉快なエネルギーのエッセンス、それがここ2か月でどう変わるか、変わっていくかをメモしてください。

(長い間を取る。Yohamの演奏は続いている)

分かりますか。エネルギーの香りは全てのものに存在します。全てです。それが森の中の木であっても、いつも使う部屋であっても、カフェであっても、たまたま手にした本であっても、全てのものに香りがあります。エネルギーの香りです。当然そこには共鳴があります。共鳴とは、あるエネルギーとエネルギー、粒子と粒子が、どう整列し、位置調整できて、どう協調するか、統合できるか、あるいはどう協調できないか、の比率のことです。

エネルギーの香りです。オーラとか光輪のような感じです。全てにあります。1枚の葉っぱから何平方キロメールも広がる牧草まで、何にでもそれは存在します。

あなたにもエネルギーの香りがあります。その香りは、あなたの意識に対してエネルギーがどう位置調整できるのか、あなたが、どこまで、あるいは完全に調整させることを許せるのか、その割合で決まります。つまりは、香りは、あなたがどれだけ自分に生きることを許しているのか、ありのままでいられるのか、そうあることを許しているのかの反映です。

あなたは匂いに気付くようになっていきます。他人のそれに対してもそうなります。その人がオープンなのかそうでないのか。圧縮されているのか自由なのか。古いガラクタを背負っているのか、自由な人生のために手放したのか。それらが分かるようになっていきます。

全てにものに匂いがある。そして、またそれが故、真のマスターは目や耳から得られる情報を超越して、感覚に入ることができるのです。そこには評価や判断はありません。匂いは匂いです。そういう匂い、それ以上でも以下でもありません。みなさんの中には、判断することを恐れている人がいるのは分かっています。しかしながら、洞察すること、ないしは気付いていることと、判断すること、評価することの間には大きな大きな違いがあります。いずれにせよ、あなたは匂いが分かるようになっていきます。

それは、あるものを定義したり測ることなく、また人間の線的なやり方で考えることもなく、ただそのエネルギーを感じることです。良いとか悪いとか決める必要はありません。軽いか重いかもどうでもいいです。そういう匂いがするのならそれがそういうエネルギーの香りなのです。

メラブの次のパートでは、自分の匂いを感じてもらいたいと思います。自分の匂いに気付いてください。さきほどお伝えしたように、あなたは繭から外へ出つつあり、匂いは変化を続けています。かつて匂いからは想像もできないほどに変わっています。私にそれが分かるのは、目で見たり耳で聞こうとしないからです。私は単に、エネルギーに気付いています。気付いていようとしているだけです。

この美しい音色を聞きながら、判断や評価を行わず、また定義しようとすることもなく、自分のエネルギーの香りに気付いてください。ここ数か月、深いところで自分がどれほど変わったのか、感じでください。

では大きく、ゆっくりと深呼吸をしてください。気付きの中に入ってください。

(長い間。音楽は続いている)

これを贈り物のメラブと呼びましょう。あなたが何の計画もなく、心配も考えることもなく、あなた自身に送るギフトです。

今日がそうであったように、計画を立てることも心配することもなく、ただこの場に現れましょう。現れて、エネルギーがこちらへ来るのを許しましょう。現れて、全ての贈り物がそこにはあり、こちらへ来ることを知り、信頼しましょう。

それが今日、私たちがやったことです。気逸らしとジョークをいくらか混ぜつつ、他愛もない議論をしましたが、私たちは本当にやったことは、ただここに現れ、ギフトを受け取ることでした。

さあ、深呼吸をしてください、、、深く、ゆっくりとしてください。

贈り物のメラブです。あなたは何を望みましたか? どんな贈り物を望みましたか? さて、これから起こることをしっかりと見ていてくださいね。あなたは、創造主の意に反応してエネルギーが動くのかを本当に理解することになっていきます。創造主はあなたです。

さあ、クロージング前に、みんなで大きく、ゆっくりと、深呼吸をしましょう。

ひゅう、今日はやはりしんどかったです。そろそろ二日酔いらしく、自分の時間を過ごさせてもらとします(笑いが起こる)。

シャーンブラのみなさん。私はみなさんと一緒にこうやって活動するのが大好きです。そしてこのことを忘れないでください。たとえ何が起ころうとも、たとえどんなに二日酔いが酷くとも、創造において、全てが正しい、と。

ありがとう。ありがとうみなさん、そしてYohamもありがとう。(聴衆、喝采)。

翻訳: Ito Satoshi


注記: どうぞ自由にこのテキストを配布してください。ただし、一部を抜粋するのではなくこの注記も含め完全な形で、非営利かつ無償で配布してください。それ以外の利用については、コロラド州ゴールデンに住むジェフリー・ホップの書面による許可が必要となります。
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