東京チャネリング Ⅲ
トバイアス 「歌鳥の物語」
at 東京ビッグサイト 2002年11月30日(土) 午後
トバイアス: そしてこのように、親愛なる友たちよ、親愛なるシャーンブラよ、私達は、あなた方のエネルギーと、あなた方のハートと融合します。私達は、昨夜、私達の時間を始めた時以来、この部屋を去っていませんでした。私達は、あなた方が昨夜寝ていた時、あなた方から離れませんでした。私達はあなた方の横にいたのです。私達は、今日の間、あなた方のたくさんのディスカッションの間、あなた方から離れません。私達は、ここに完全に存在していきます。あなた方のエネルギーの中に、完全にいます。変容のこの貴重な時間を共有しながら、ここであなた方の旅のこの貴重な瞬間を共有しながら。
私達を、この空間へ、この部屋の中へ呼んだのは、あなた方です。私達があなた方を呼んだのではありません。あなた方が、トバイアスのエネルギー、ラファエル(ラフィエル)、ガブリエル(ゲイブリエル)、イェシュア、ブッダ、そしてクライオン、そして多くの存在達を、この部屋に、あなた方と一緒になるように呼んだのです。あなた方が私達に、あなた方がこの時において、あなた方の人生で変化の奇跡を通り抜けているとき、あなた方と一緒にいて欲しいと、あなた方と一緒に座って欲しいと訴えたのです。
あなた方は、あなた方が誕生日を祝うのを手伝うために、私達をここに呼んだのです。なぜなら、本当にあなた方は、座っている時に、あなた方の新しい自己を誕生させているからなのです。あなた方は、あなた方を引き止めていたものを解放することを自分自身に許しているところなのです。あなた方自身を、全く新しいあり方で見ることを自分自身に許しているところなのです。あなた方は、私達を、この変容のお祝い、あなた方の人生の中の変化のお祝いの中に加わるように呼んだのです。
おお、私達は、この時をカレンダーの上にマークします。なぜなら、これはあなた方が、「私は、私自身を自由にする準備ができています。全ての制限を解放する準備ができています。私は、神聖な人間の天使になる準備ができています。」と言った時だからです。あなた方が、あなた方の内側で、この変化が起こる時と機会を創り出したのです。私達は、その旅のこの部分を単に共有しているだけなのです。
私達は、あなた方がたくさんの疑問とたくさんの懸念を抱えていることを知っています。あなた方は、あなた方が明日、この部屋のエネルギーを去った時、何が起きるだろうかと思っています。あなた方は、同じ古い世界の中に、同じ古い問題と共に帰っていくのだろうかと思っています。私達は、それが起こるとは思っていません。
私達は、あなた方が再び新しくなって、蘇って、この部屋から歩き出て行くことを知っています。私達には、あなた方の神性がかつてなく明るく、かつてなく強く輝きながら、赤く燃えながら、あなた方が、この部屋から歩き出て行くのが見えます。私達には、あなた方は何者なのか、なぜこの時に地球上にいるのか、なぜ留まることを選んでいるのかの、新しい理解と共に、あなた方が、この部屋から歩き出て行くのが見えます。私達は、あなた方が明日、思いやり、生への思いやりと共に、この部屋から歩き出て行くのが見えます。
おお、細かなことについては、すぐにはわからないかもしれません。何をするのか、はっきりとはわからないかもしれません。しかし、あなた方は、情熱の炎を携えるようになるのです。そして、それはあなた方が創造したのです。トバイアスやカウルダー、リンダ、あるいは、この空間に集まっているどんな天使達に対しても、その功績を与えないでください。あなた方がそれを創造したのですから。あなた方がその椅子に座る許可を与えたのです。あなた方がスピリットを自由にする許可を与えたのです。あなた方が自分自身を再び新しくする許可を与えたのです。
私達は、あなた方と一緒に座っているこの時が好きです。今のエネルギーの中にある、昨日から、昨夜からこの時までの違いを感じてください。このエネルギーはソフトで温和です。このエネルギーは、新しい希望と新しい可能性に満ちています。このエネルギーは、新しい理解に満ちています。そして何よりも、この部屋の中のエネルギーは、ずっとまぶしくなっています。なぜなら、あなた方が今朝、そして昨夜、もはやあなた方に役に立たない非常にたくさんのものを解放したからです。あなた方は、過去からの古い契約を解放しました。あなた方は、抱えていた古い罪悪感や羞恥心、あなた方自身の古い認識を解放しました。
おお、親愛なる友たちよ、あなた方は、自分自身にとても多くのルールを創り出してきました。ルールや規制、ガイドラインです。あなた方は、すべきこと、せざるべきことの長いリストを創り出したのです。それらがあなた方を限定したのです。それらがあなた方を制限したのです。それらは、あなた方をほとんど窒息死させたのです。それらは、内なる生の力を裁断したのです。あなた方は、これらのすべきこと、せざるべきこと、ルール、規制の長いリストを、あなた方の生をガイドするのに必要と考えて創り出してきたのです。あなた方は、それらを、あなた方を統制しておくのに必要だと考えたのです。あなた方は、これらのルールや規制を、あなた方が持っている生来のパワーを乱用してしまうことから防ぐために、必要だと考えたのです。
あなた方が、自らの覚醒のプロセスを始めたとき、あなた方は恐怖で一杯になっていました。私達は今日、先に行われたディスカッションを聞きました。カウルダーとリンダが話した答えは、まあ正しかったのですが、真の答えというのは、あなた方は、あなた方のパワーを恐れているということなのです。あなた方は、あなた方が何者であるかを恐れています。あなた方は、あなた方の神聖な光を恐れています。
あなた方は、それを過去において乱用したと思ったように、再びまた乱用してしまうかもしれないと恐れています。あなた方は、この神聖な炎が、あなた方の内部で発火し、そしてあなた方の内部で強力になっているとき、あなた方はもう一度、他の人々を傷つけてしまうかもしれないと恐れているのです。他の人々を騙し、ひょっとすると何人かを殺すことをです。親愛なる友たちよ、それは起きません。あなた方は、5年前、5生涯前、500生涯前よりも、ずっと賢くなっているのです。あなた方は、あなた方の生の中で、非常に多くの智慧と理解とバランスを得ているのです。あなた方は、計り知れないほど賢いのですが、それをまだあなた方は、はっきりと理解していないのです。
おお、あなた方があなた方の覚醒のプロセスを始めたとき、あなた方の生の中で、恐怖がとても強く、とても存在感を持ってきたのです。あなた方は、岩の下を這い戻りたく感じたのです。あなた方は、あなた方自身を再び繭の中にくるみたく感じたのです。あなた方は、あなた方の部屋の中に、ドアに鍵をかけて、世界を締め出して隠れたく感じたのです。
おお、親愛なる友たちよ、私達には、あなた方が自分自身のパワーについて持っている恐怖が見えました。私達は、あなた方が、もし自分自身を隠したなら、より世界のためになるだろうと思っていることを知っていました。あなた方であるパワー、あなた方が持っているパワーを、あなた方が乱用することがないようにです。そのために、そのために、あなた方は自分自身を閉じ込めたのです。自分自身を限定したのです。
神になる恐怖、あなた方のハートが望むどんなことも創造する恐怖、あなた方のパワーが非常に強いので、それは他の人々を征服してしまうだろうという恐怖、あなた方のパワーが非常に強いので、もしあなた方が間違った選択を一つしてしまったらそれはたくさんの人々を傷つけてしまうかもしれないという恐怖です。
私達はここで、あなた方に、それはそうではないと言います。それは真実ではありません。あなた方が保持し、あなた方の内部で所持している智慧と啓発が、これらの種類のことを行うことから守ってくれるのです。あなた方は、人生を、他の人々を尊重し過ぎているのです。そして、神を尊重し過ぎているのです。
あなた方は、全てのものが繋がっていることを理解しています。もし、あなた方が一つを傷つければ、それは全てを傷つけるのです。これが不安や恐怖というものなのです。それで、あなた方は引き止められてきたのです。あるいは、それよりももっと悪い状態だったのです。あなた方自身から生気を取り除いていたのです。あなた方自身から生気を取り除いていたのです。
しかし、親愛なる友たちよ、親愛なるシャーンブラよ、あなた方はここに集められ、これらの椅子に座り、あなた方が創り出したこの神聖なエネルギーの中に座っています。あなた方も知っているように、これらの古い思考や古い瞑想を解放する時なのです。
数年前に、あなた方はそれぞれ、天使達のグループに個々に訪問されました。彼らは、あなた方の夢の中で、あるいは、目覚めている状態の中でやって来ました。そして、あなた方に一つの簡単な質問をしたのです。これは、ここにいる全員に当てはまります。天使達のグループが、どうにかしてあなた方のところにやって来て、あなた方に、「あなたは、留まることを選びますか?」と尋ねた時、瞬間があったのです。あなた方一人ひとりが、それぞれのやり方で尋ねられたのです。「あなたは、地球上に留まることを選びますか?」とです。
何人かの人はすぐに答えました。他の人達は、それについてしばらく考えました。あなた方一人ひとりが肯定的に答えたのです。あなた方は、天使達に、「はい、私は留まることを選びます。私は新しいエネルギーの一部になることを選びます。私は新しいエネルギーの中に歩み入る最初の人々の一人になることを選びます。」と答えたのです。そうです。あなた方は、天使達に、「私は、教師になることを選びます。私は、自分自身をスピリットへの奉仕に捧げます。私は、私の肉体と精神とハートをスピリットへの奉仕に捧げます。」と話したのです。
それで、あなた方の人生は続いたのです。でも、あなた方がそうなるだろうと思っていたものとは違っていました。違っていたのです。あなた方は、すぐに奉仕に呼ばれると思っていました。あなた方がすぐにするべきワークがあると思っていたのです。私達は、あなた方が、あなた方の新しい情熱や新しい仕事がすぐにやって来なかったことに、やや失望していたことを知っています。あなた方は、天使達に、「はい、私達は留まります。」と話して以来、待機状態にいました。でも、全くあなた方は待機状態にはいなかったのです。
あなた方は、内部の変容のプロセスを通り抜けていたのです。私達はそれをトレーニング・プログラムと呼びます。それは、あなた方を新しい理解に準備させる手助けをするものです。あなた方は、たくさんの内面の解放のプロセス、新しい理解に至るプロセスを通り抜けなければなりませんでした。あなた方は、あなた方の肉体を調整する、この内部のプロセスを、細胞レベルで、そしてさらに深いDNAレベルで、そしてさらに深いレベルで通り抜けてきたのです。あなた方は、あなた方の内側で、スピリットの真のエッセンスが存在している空間との間の空間の核心部で、ヴァイブレーショナルな変化をとても深く行ってきたのです。
あなた方が、天使達に「はい」と話して以来、ずっと、あなた方は、あなた方自身の内側でとてもたくさんのことを学んできていたのです。あなた方は、古い生涯を捨てるのはどのようなものか、古いものを捨てるのはどのようなものかを学んできていたのです。あなた方は、空白の期間に入ることはどのようなものかを学んだのです。それは、暗闇に過ぎないように見えるのです。あなた方は、この期間、喪失について、あなた方のアイデンティティの喪失について学んできていたのです。それは、まさにあなた方の上にある層を剥くようなものです。あなた方は、生涯から生涯に渡ってあなた方だと思ってきた者についての古い幻想の層を剥こうとしているのです。古いあり方を解放しているのです。
私達は、今日ここで、あなた方に、あなた方は、天使達に「はい」と話して以来、たくさんのことをしてきたということをお話します。あなた方は、激しい、パワフルな学習期間を通り抜けてきたのです。あなた方は、どうエネルギーがお互いに作用し合うかについて学んできました。あなた方は、あなた方の周りの感情により敏感になるために、どう心を開くかを学んできました。あなた方は、”アー”の言葉、ユニヴァーサルなコミュニケーション言語の使い方を学んでいるのです。あなた方は、興味深い方法で学んできました。
私達は、あなた方がこれについてそれほど学んでいないと思っていることを知っています。しかし、あなた方は、中核的な原理、中核的な概念を学んでいるので、あなた方が外側の生活の中で、これらの新しいエネルギーの新しいツールを本当に使い始めるなら、あなた方は内的な理解と、内的なバランスを持つようになるのです。
あなた方がこの数年の間に獲得してきたその内的な理解と内的なバランス、それがあなた方に、あなた方の新しいパワーと智慧を使うことを可能にしていくものなのです。それは、あなた方が、他の人々を助ける方法で、あなた方の新しいパワーと智慧を使うことを可能にさせていくのです。
でもそれは、彼らが助けを求めるときだけです。彼らがそれを欲しくないときは、決して、決してしないでください。あなた方は、これらのパワーを使うのがいつ適切なのか、そして、いつそうでないのかがわかる智慧を持つようになるのです。
もし、盲目の男性が、彼自身のカルマのために見えたくないなら、彼を治すのは適切ではないのです。もし、乞食の人が、自分の人生で豊かさを持ちたくないなら、お金や治療を与えるのは適切ではないのです。彼らがこの人生を選んでいるのです。彼らが、何かを体験できるように、この生き方を魂レベルで選んでいるのです。あなた方が、物事を体験できるようにあなた方の道を選んだのと同様なのです。
親愛なる友たちよ、親愛なるシャーンブラよ、あなた方は、あなた方のところにやって来た天使達に話しかけました。そして、彼らが、あなた方が生を選ぶか戻ってくることを選ぶか尋ねた時、あなた方は生を選んだのです。そしてそれから、激しいトレーニング・プログラムが始まったのです。
今、あなた方は、シャーンブラと共にいるために、スピリットと共にいるために、あなた方の次のレベルに進むために、もはやあなた方に役に立たないものを解放するために、この課題が何なのかを理解するのを助けるために、これらの椅子に座ることを選んでいます。
あなた方が携えてきたこの重荷が何かについて、私達は短い物語をお話することにします。私、トバイアスは、それが長いか短いかに関わらず、物語が好きだからです。
かつて、美しい日本の歌鳥、その心からさえずることができる美しい鳥がいました。彼は、昼夜に渡り、美しく歌っていたものでした。その歌は、言葉で出てくるのではなく、ヴァイブレーションと旋律で出てきました。そして、その歌鳥は、自分が歌う時、多くの人はその言葉が理解できないのですが、その言葉は重要ではないことを知っていました。彼らは、その歌鳥の内部からやって来て、口とくちばしを通って出てきた愛のヴァイブレーションを感じたのです。そしてそれは、彼らの耳に入り、彼らの全体のヴァイブレーションに入っていったのです。
そのため、その歌鳥は、歌うのが好きでした。そして、その歌鳥は、神であることの栄光と喜びを歌っていました。毎日毎日、歌鳥は、神の一部であることの喜びについて歌っていました。
その時、歌鳥は、他の人々がそれを選ぶなら、彼はその人々を癒すことができることを知っていました。彼は、1日に、木から木に飛び、それぞれの新しい枝で、歌い続けていました。するとその時、突然、彼は内なる呼びかけを感じました。歌鳥は、どこかで彼が必要とされていると感じたのです。癒しを選び、変容を選んだ人間達がいると感じたのです。行き詰まり、ガイダンスを必要としていた人間達がいたのです。彼らは光を必要としていました。彼らは、神を聞くことを必要としていました。歌鳥は、乗っていた枝を離れ、その翼を広げ、風に彼を運ばせました。彼を適切な場所まで風にガイドさせたのです。
本当にすぐに、歌鳥は、ある家の外側の木の枝の上にとまっているのに気がつきました。その家庭は、たくさんの混乱を通り抜けているところでした。それで歌鳥は、枝に座って、ただ歌を歌い始めました。神であることの喜びを歌い始めました。
そのとき、家の中には、家族が住んでいました。その家族には、母親や父親と2人の子どもがいました。そしてその家族は、多くの経済的な困難を経験しているところでした。そしてその父親は、仕事を維持するのに困難な時を過ごしていました。彼の怒りが、仕事仲間との関係の障害になりそうになり、解雇されそうでした。そこで、彼は新しい仕事を見つけたのです。それで、彼の家族はその日暮らしの生活でした。彼らは、食べ物と衣服と住まいのぎりぎりの必需品で暮らしていたのです。それで、その夫と妻は、互いに盛んに言い争っていました。
おお、彼らは、お互いに心から愛していました。実際、彼らは、その生涯で互いに一緒になることを魂レベルの契約を持っていたのです。でも彼らは、盛んに言い争っていたのです。家庭の中に多くの緊張があったからです。そしてその子ども達は、彼らが見るものについて悲しく思っていました。
彼らは、両親がお互いに愛し合うことができず、もっとオープンに愛を表現することができないのが悲しかったのです。彼らは、あなた方がハグし合うことを学んでいるようにハグし合うことを学んでいないのが悲しかったのです。その家族の中の子ども達の一人は、身体に障害がありました。生まれた時から障害があったのです。それで、多くの特別な注意と多くの特別な支援が必要でした。その障害者の子どもは、より多くの費用がかかる特別な治療が必要で、この全てが、この家族に大きな重荷になっていました。それで、この一家にはあまり喜びがなかったのです。あったのは悲しみでした。
かつては天使達だったこれらの全ての人達は、彼らが選んだ人生の中に、そしてその生涯で選んだ役柄の中に、とても深く浸っていたため、出口を見つけることができなかったのです。彼らは、教会に行くのさえもやめてしまいました。彼らの人生の困難を考えると、神などいるはずがないと感じたからです。愛に満ちた神なら、これらの全ての挑戦と問題を許さないだろうからです。でも、この家族のそれぞれのハートの内深くでは、彼らは助けを探し求めていました。彼らは、癒しと解決を探し求めていました。彼ら一人ひとりが、たとえ神がいるとは信じていなくても、夜、密かに、静かに祈っていたのです。彼らは、万が一を、万が一を考えたのです。
私達は、何かが私達のところにもたらされるように祈ります。愛があると、希望があると、そして、癒しがあると私達に見せてくれるようにもたらされるサインか何かをです。それで、その歌鳥は、風に運ばれて、彼らのドアに届けられたのです。
その時、その歌鳥は、何をするべきか知っていました。そして、彼は、歌うことを、彼の存在のまさにエッセンスから歌うことを始めたのです。大きく、美しい歌が、日ごとに、日の出から始まり、日没まで続きました。
そして、その家族はこれに気づきました。そして彼らは、毎日毎日戻ってくるこの鳥を愛しました。そして、彼らは、歌鳥が毎日歌う歌を愛しました。この家には音楽が、歌鳥の音楽がありました。彼らは、それを感じることができました。彼らは、この鳥に名前さえもつけました。彼らは、それを愛の鳥と呼びました。愛の鳥です。おお、彼らは、毎日毎日この愛の鳥が彼らの家の窓の外側の枝の上に現れ、歌い始めるのを待ったのです。
そしてある日、その家族は、一緒になって座って、この鳥の美しい歌を聴いていました。子ども達のうちの一人が、彼らの心配を表して言いました。「お父さん、お母さん、この愛の鳥が明日戻ってこなかったらどうなるの? もし、彼が別の家に行ってしまったら、私達は、この美しい音楽を耳で聞くことができなくなってしまうよ。私達は、この歌鳥の美しい存在を持てなくなってしまうよ。もし歌鳥が戻ってこなかったらどうなるの? 私達の生活は昔に戻ってしまうし、私達はまた悲しくなってしまうよ。私達には喜びが聞こえなくなってしまうよ。」
それで、両親は心配しました。彼らは、その子どもが言っていることを聞いて、彼らもまた、この鳥が去って戻ってこないことを恐れました。これがその鳥に起きたことがなかったのにです。それでその晩、日没の少し前に、父親は外に出て、網を持ってその歌鳥の後ろにゆっくり這い登り、それを捕まえたのです。でも、その鳥は抵抗しませんでした。その鳥は何が起きているかわかっていました。鳥は網の中で静かに横になり、父親は彼を家の中に運び、居間の鳥かごの中に入れて、扉を閉めたのです。
家族は、歌鳥が彼らだけのものになり、去ることができなくなって喜びました。家族は、歌鳥によく食べ物を与え、よく扱い、愛しました。それで、その鳥は、神であることの喜びを歌い続けたものでした。そしてその間中、歌鳥と、家族からの癒しを求める願いとの間のエネルギーは、実際に癒しを創り出しました。
家族は、ずっとずっと豊かになっているのに気がつきました。父親は仕事で怒らなくなり、勤め口を維持することができるようなりました。母親と父親は、あまり言い争わなくなりました。障害者の一人の子どもは、なお障害がありましたが、痛みは減り、人生の中での彼女の役割についてのより深い理解を得られるようになりました。おお、この家族の家から輝く、新しい光があったのです。
さて、この歌鳥は、かごの中に入れられていたことはありませんでした。歌鳥は、翼を広げて飛ぶのに慣れていました。また、歌鳥は、彼の仕事はやり終えたことを知っていました。風に、鳥を別の場所に運ばせ、その仕事をさせる時なのです。
その家族は、鳥をかごから出させる気は全くありませんでした。鳥は彼らにとって、幸運のお守りのようなものだったからです。それで何が起こったかというと、親愛なる友たちよ、その歌鳥はゆっくりと、日に日にゆっくりと、死に始めてしまったのです。鳥が歌う歌はあまり大きくなく、あまり強くありませんでした。歌鳥は弱っていき、その歌も弱くなっていきました。その歌い方も、前ほどはっきりせず、強くありませんでした。
しかし、その家族はこれに気づくことはありませんでした。彼らの生活が引き続きよかったからです。歌鳥は、自分が内なる生命力を失ってきていることを知っていました。鳥は解放される必要があったのです。鳥は、今度は、違う歌、怒りの歌、不安の歌、悲しみの歌を歌い始めました。鳥はその唇にいつもあった愛の歌ではなく、これを歌い始めたのです。
まもなく、家族は、その歌い方が変わったことに、何かが違うことに気づき始めました。鳥からやって来るヴァイブレーションの中には、もはや喜びや幸福はありませんでした。それは悲しみであり、アンバランスであり、もはや適切なものではありませんでした。
家族の豊かささえ変わり始め、彼らの健康さえ変わり始め、そしてついに、ある日、障害者の子どもが、何が起きているのか気づきました。障害者の子どもは、両親に話し始め、そして、歌鳥が自由になる必要があると、舞い上がることができるようにかごから出す必要があると言いました。
歌鳥は、生きるために自由になることを必要としているのです。私達は、それを外に出さなければならないのです。私達はそれを自由にしなければならないのです。
それで、その家族は、長い話し合いをしました。話し合いの中で、一時は彼らは鳥を手放したくなかったのですが、その後、彼らは、話し合いを通して、彼らはそうしなければならないことを、そしてさもないと鳥は生きていけないことをはっきりと理解したのです。それで、ある朝、彼らはかごを外に出し、そしてたくさんの愛とたくさんの悲しみとともに、かごの扉を開けて、その歌鳥を離したのです。
今、あなた方は、この歌鳥は、すぐに飛び去って、風の中に舞い戻っていっただろうと思っていることでしょう。鳥は、かごの中にとても長く入っていたため、その翼を広げることさえも難しくなっていました。自分の足で地面を歩くことも困難でした。そして、鳥は怖くなっていました。とても長く束縛されていたため、オープンな、自然状態の中で、自分のめんどうを見るのを忘れてしまっていたのです。鳥は、昔とまっていた木のところまでびっこを引いて行きました。鳥は、木の上に登っていくエネルギーさえもありませんでした。今や、鳥が再び舞い上がるためには、少し時間を必要としていていたのです。練習しなければなりませんでした。翼の中に力を築き戻さなければなりませんでした。からだの中に体力を築き戻さなければなりませんでした。
しかし、まもなく、その家族の養育と愛で、鳥は飛べるようになりました。そして、鳥はその翼を広げ、風の中に飛び去っていくことができるようになりました。そして、その愛に満ちた歌鳥の歌が戻ってきたのです。美しい歌が戻り、歌鳥はまた自由になったのです。もはやかごの中に拘束されることはなく、再びまた舞い上がれるように、再びまた他の人々のための癒しに出かけることができるようになったのです。
歌鳥は、この家族のところに何度も戻り、その家族が引き続き健康で強く、生き生きとしているか再確認しました。でも、他の多くの場所にも旅したのです。そうしてこの歌鳥の物語は終わるのです。
あなた方は、「おお、トバイアス、どのようにこれが私に当てはまるのでしょうか? これは興味深く、そして少し長い物語です。でも、どうこれが私に当てはまるのでしょうか?」と尋ねています。それが私達がこの週末に、あなた方とシェアしたかったことなのです。
あなた方は皆、歌鳥なのです。あなた方はたくさんの、たくさんの生涯を他の人々への奉仕に費やしてきました。あなた方は、この生涯の中に、特に、グループ、おそらく友たちのファミリーを助けるためにやって来たのです。あなた方は、この生涯の中に、他の人々への奉仕にやって来たのです。あなた方は行くべき家族を選びました。歌鳥が家族を選んだようにです。あなた方は、行って、癒すのを助ける状況を選びました。あなた方は、この生涯の中で、あなた方の愛をその状況の中に、それらの人々の中にもたらしました。そして、たくさんのたくさんの人々に、あなた方のエネルギーと神の喜びをもたらしたのです。
そして、彼らは、あなた方に去って欲しくないので、あなた方を離さないでいました。彼らは、あなた方に去って欲しくなかったのです。彼らは、あなた方をかごの中に閉じ込めておきたかったのです。彼らは、あなた方が彼らのためにいてくれて、彼らの生涯の中に癒しと愛をもたらして欲しかったのです。
あなた方は、彼らのためにそこで奉仕を続けてきました。しかし、今、あなた方は、これまで入っていたそのかごの扉を開け、あなた方自身を舞い上がらせ、あなた方自身を自由にする時なのです。あなた方には新しい仕事があるのです。あなた方を必要としている他の人々がいるのです。あなた方自身を自由にする時なのです。今一度、いとしい歌鳥が、風とともに舞い上がる時なのです。あなた方のハートの喜びを歌い、多くの多くの人々のためのヒーラーになり、教師になる時なのです。
そして、あなた方が、あなた方を外に出すためにその扉を最初に開ける時、それは少し難しいものになります。なぜなら、あなた方は、あなた方の翼を、とても長い間使っていなかったからです。そして、あなた方の足も、あなた方がそれらをあなた方”自身”の旅に使ってこなかったので弱まってしまっているのです。あなた方は、あなた方自身の道を歩いてこなかったのです。
そして、あなた方は、かごの制限なしでは、少し心地悪く思うのです。なぜなら、あなた方は、あなた方の回りにあって、あなた方を中に閉じ込めていたかごにとてもよく慣れていたからなのです。あなた方は、かなり長い間、スピリットの自然状態、開放性の中にいなかったのです。
これが、あなた方の問題なのです。これが、あなた方が書き、グレースのオーブンに入れた問題なのです。おお、あなた方は、それは何か他のことについてだと思っていました。しかし、さあ、見てみてください。それは本当な何のことなのかを見てみてください。表面に表れていない下を見てください。これは自由になることなのです。もう一度、飛んで、舞い上がる恐怖、あなた方自身のパワーを感じることの恐怖、そして、制限のなくなる恐怖についてのことなのです。それが問題だったのです。あなた方は、この物語の歌鳥なのです。
あなた方は、自由になる時なのです。、あなた方を古い重荷や古いやり方から解放する時なのです。あなた方が奉仕するためにこの生涯に入った人々については、あなた方は良く奉仕をしてきました。でも今は、あなた方自身に奉仕をする時、あなた方自身が新しい高みに行くことを許す時なのです。かごの扉を開けて、あなた方自身を外に出してください。それが今日のあなた方のメッセージです。
ふむ。。。私達は、あなた方が他の人々に大きな愛、大きな思いやり、そして、大きな奉仕を持っていることを知っています。あなた方は、その同じ愛と思いやりをあなた方自身にあげられますか?
親愛なる友たちよ、私達はこれについて、明日、もっとディスカッションします。私達は、この物語のエネルギーを今夜、あなた方と一緒に置いていきます。そうして、そうです。私達はまた、あなた方と今夜ワークします。
私達はあなた方を心から愛しています。あなた方は、あなた方自身をそのように十分惜しまず、分け与えてきたからです。この歌鳥を自由にさせる時なのです。
And so it is.(そしてそういうことなのです。)
translator / Kiyo
(2003/1/14修正)
Copyrightc2002, Crimson Circle Japan, All Rights Reserved.