The Transhuman(トランスヒューマン)シリーズ シャウド3

The Transhuman(トランスヒューマン)シリーズ シャウド3

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トランスヒューマン シリーズ シャウド 3:
ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマンのチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈 2016年11月5日
http://www.crimsoncircle.com/

私は私であるもののすべて、アダマス・サンジェルマンです。

CCCC(クリムゾンサークル・コネクションセンター)で盟友と再び相まみえることができるというのは、いいものですね。はぁ。ため息が出ます。みなさんがここで、またオンライン上で、あらゆる場所で生み出しているエネルギーの壮麗さには、思わずため息が出てしまいます。はぁ。

みなさんは私にとっての盟友です。実際にそうです。平たく言うと友達です。私はこれまでに何年も、何世紀にも渡ってもの間、たくさんの人と関わり、多くのことを教えてきました。ミステリースクールで教えたことがあります。秘密結社でも同じことを行いました。場所、時代は変われど、私をチャネルする者の数だけ、それに紐づくグループが存在しました。が、みなさんのような集まりには、ついぞお目にかかったことがありません。シャーンブラのみなさん、あなた方は希少種です。興味深い種族です(笑う)。反逆者であり海賊ですね。そして私はそういうのが大好きです。今日、私たちはその手の反体制的な、エネルギーに入っていきます。

多分、まあそれが良いところなのだとは思いますが、こんな、バイク乗りのような恰好をしたチャネラーを見たことがありますか? いないですよね。分かりますか。往々にしてチャネラーといのは、僧侶のように法衣や袈裟をしていたり、ビジネススーツを着ていたりするのが相場ですよね。でも私は、ここのそういう滅茶苦茶なところが大好きです。嗚呼! そしてみなさんは、並外れて並はずれて桁外れにしぶといですね。最も暗く辛い時にあっても常にユーモアを忘れず粘り強く生きていますね。みなさんはたった今、最良ではあるけれど、最悪でもある時期を通り過ぎていながら、笑うことが出来ています。ここに顔を出してくれています。もしかしたら無料のコーヒーとスイーツが目当てかもしれませんが、ここに来てくれています。まあ、その場合には、ここへ来るためにここへ来ていると、上手く装ってくださいね。

コーヒーの話が出たところで思い出しましたが、えっと、私のコーヒーはどこかな(聴衆から「後ろ後ろ」の声)。え、背後に置いてあるって? これってサービス品質的にどうなんだろうね? リンダ、コーヒーを手渡してもらえるかな?(笑っている)

リンダ:大変失礼いたしました。丁度良さそうだったからそこに置いたの。

アダマス:おー、ありがとう。分かりますか? もう一度しっかり見てください。リンダ、もう一度頼むよ。いや、そうそう、、、エネルギーの交換がどんなふうに起こっているのかを見てください。与えることと受け取ること。愛と感謝について(リンダが顔をしかめると、会場から笑い)。もちろんこれは、、、(リンダが召使のように片膝を立てて座るとさらなる笑い)彼女は私を笑いものにしていますね。間違いありません。カウルダー談ではなく、アダマス談ですが、そんな感じです。ではもう一度お願いしようかな。(聴衆から驚きの声)。いや、ちょっと、、、

リンダ:そう何度も何度も同じことをやりたくないわ。

アダマス:いいですかみなさん。大事なところです。あなた方の一人一人にとって、とても重要なポイントです。リンダは奉仕するのを好まない、それを見てほしかったのではありません。私が見てほしいのはエネルギーの動き(リンダがコーヒーを渡すのを拒むと、また笑い)。

リンダ:もう少し礼儀正しくできるかしら?

アダマス:いや、ここにいる全員にとって大事なことを、ただただ要点を強調するためにお願いしてるんだ。

リンダ:マスターのみが奉仕(in service)できるのよ(コーヒーを彼に渡さないように遠ざけていると、笑いが起きる)。私はこんなサービスしないわよ。

アダマス:大切なことについて話をするから、それにどんどん味が落ちていくから(笑う)。オーケー。もう一度やろう。元に戻して。そこに。さあ。さあ、そこに置いて。オーケー。さて、コーヒーとお菓子の話が出たところで思い出しましたが、私のコーヒーはどこだい?

リンダ:まあアダマス! アダマス、そこよ。そこ。

アダマス:さあしっかり見ていてください。エネルギーの交換を(二人がデモンストレーションを終えると、聴衆から大きな笑い)。美しいエネルギーのやり取りでしたね。分かりますか? 単にコーヒーが置いてあって自ら手に取った場合には無い、エレガントで神聖なエネルギーの交換がありました。私は今の一芝居、、、

リンダ:またやってあげてもいいわよ(笑っている)。

アダマス:いえいえ滅相もない。そこに座っていてくれたら幸いです(笑う)。私はみなさんの一人一人に重要なことを分かってほしくて一芝居打ちました。今以降、あんなふうにして何かがあなたの手にやって来た時、もたらされた時には、エネルギーの動きに注意して、気付くようにしてください。

みなさんの多くが受け取ること、それを自らに許すことを、長い間ずっとブロックしています。本来であれば、必要なものは必要な時に、美しく且つ意外な方法であなたのところにやってきます。受け取ってください。エネルギーの動きに敏感になってください。常に気付いていてください。それが他人を通してなのか、愛を、賞賛を、尊敬を通してなのか、サービスを通してなのか、、、

リンダ:嗚呼。そんな意図があったなんて。ごめんなさいね。

アダマス:それがどう、あなたのもとにやってきたのかを感じるようにしてください。

リンダ:ごめんなさい。どうしてもその黒い皮のジャケットのせいで、、、

アダマス:そして罪悪感を抱くことなく、恥とも思わず、受け取ることを許してください。これはとても、とても重要なポイントです。何故ならそれは来るからです。常にあります。受け取ってください。ガレージや屋根裏、どこか向こう側に置いておくようなことにはせず、あなたのもとへ来させてください。エネルギーにサービスさせてください。自ら動いてマグカップを掴む、というのはエネルギーに真の意味でサービスさせているとは言えません。エネルギーにサービスさせてください。そうさせてください。

今日は古いパターンに取り組む予定にしていますが、とても美しい導入となりました。私たちは古いパターンの数々を破壊します。古いパターン、例えとして一つ挙げると、自ら動いてコーヒーを手にすることがそれになります。それは多くの人が毎朝していることだと思いますが、実際のところコーヒーは、エネルギーであり豊かさとも言えますが、そんなことをしなくとも、あなたのところへやってきます。単に感謝とともに受け取るだけでいいのです(最前列のリディアにカップを手渡す)。や、いや、ほら、受け取って。遠慮なく飲んで、ほら(笑う)。

リディア:(一口啜って)うーん。

アダマス:美味しくないかい?

サート:飲み干しちまえ!

リディア:とても美味しい。本当に。

アダマス:だよねえ(笑う)。何か飲みたいものがあるんじゃないかい? サンドラ、一杯頼むよ。ラテかな? ノンファットがいいかい? ココナッツミルクにしようか?

リディア:あなたと同じもので。

アダマス:私と同じか。サンドラ、同じものを。遠くて聞こえないかな(もっと笑う)

サンドラ:(スタジオの外から)オーケー!

アダマス:にしても、よく聞こえたね。

リンダ:今日も長くなりそうね。

アダマス:うーん、今日はそんなにかからないよ(笑う)。

先へ進む前に一つ、みなさんは私にとっての盟友です。本当に友達です。これまでずっと楽しかったですし、今の関係は、まだしばらくは続きます。みなさんと一緒にまだまだ取組みを行っていくことになるでしょう。少し失礼に響くかもしれませんが、この集まりにはユーモアがあります(笑う)。そこにここの美しさがあります。ただのストーリーではなく、真実の話ですが、マスターズクラブで聞かれることがよくあります。他のマスターたちもまた別の集まりを主催したり、教えたりワークをしたりしているので、興味があるのです。「シャーンブラの集まりはどうだい?」そして知りたがります。「彼らはやり遂げることが出来そうかい?」

各々の集まりで苦労しているアセンデッド・マスターは結構います。参加している人々が真の変化を恐れ嫌って、固定観念でガチガチになるのに非常に苦戦しています。私は鼻高々のパパのようにクラブへ行ってはみなさんのことを自慢します。ここまでやっていると。こんなことまでやっていると。(「ウー、フー!」と声が上がる)。ありがとう。ウーウー!(聴衆から「ウーーー!」と声が上がり、拍手が起きる)

A Reminder(リマインダー)

一つリマインドしておきます。思い出してほしいポイントを押さえておきます。私たちはここまででかなりたくさんのことを学んできたので、今回のシャウドではいつもより頻繁に、特にここ何週間かのうちに起こるであろう出来事に、特に関連したものについて、リマインドを行っていきたいと思います。もしかしたら何か、、、前にも言ったような些細なことまで再び持ち出すかもしれませんが、繰り返し言及したいと思います。今からしばらくの間で何か、そうする意味のあることが起こりそうな気がしているからです。まあ、それとは関係なく、思い出しておくだけの価値のある話でもありますから。

あなたの人生、生活の中で何か気に入らないことがある場合には、その良い面を見るようにしてください。例えどんなに気に入らなくって、意味がないと思っていても、そのことはまだあなたの役に立っています。これが基本です。重要です。

折に触れてあなた方は苦闘します。豊かさの欠如が気に入りません。健康に問題があるのにも不納得です。配偶者やパートナーと上手く行っていない、そういう問題もあるでしょう。いずれにせよ、たぶんですが、人生の不愉快さにちょっと嫌気がさしています。でも思い出し下さい。そういった不愉快な出来事は依然として、何らかの形で、あなたの役に立っています。そうでなければそれらは存在していません。もちろん私がこの話をすると腹を立てる人がいるのは知っています。「そんなこと言っても、病気は病気だよ」「家賃が払えなくって車上で暮らしているんだ。これが役に立ってるだって?」オーケーオーケー、よくよく考えてみてください。酷い状況かもしれませんが、あなたにとってアリだと思えるポイントがあるはずです。どこかのレベルであなたの役に立っているはずです。辛いですが、あなた自身の奥深くまで入って行って意識を広げて、気付いてください。あなたは自身の真の問題を、そういう状況のせいにして、すり替える方が楽なのではないでしょうか。例えば、豊かさの欠如の場合なら、こんなふうに使えますね。「うーん。お金がないから私は何も出来ないんだ」 そうじゃないです。分かりますよね。あなたはその状況が気に入っているのです。その状況が与えてくれる何かが気に入っています。

深く深く自分の中に潜っていってください。面白くないと言いつつ、何をそんなに気に入っているのでしょうか? 断っておきますが、全ての人に当てはまる話ではありません。みなさんの中の多くの人ですね。いいですか。豊さが無いおかけで、みなさんの多くは、本当の変化から免れていられるのです。豊かさの欠乏を言い訳にして、もっと多くの光を取り込むのを許さないことを自分自身に許しています。仮にそれが何であっても、空白が埋まればいいと思っています。例えば頭痛で、四六時中頭痛に悩まされているとして、言い訳には使えます。あなたの役に立っています。役に立たないのなら、それは絶対に存在しません。これが基本です。宇宙の法則、原理と呼びたければそうしてください。単純です。

病院。診療所。どこも人で溢れかえっています。行列、行列、行列。言い訳を求める人の行列です。彼らは答えを得るつもりでじっと列に並んでいます。でも彼らが本当に求めているのは答えではありません。絶対にそうではありません。彼らは言い訳を探しています。

もし人生の中に気に入らないことがあるのであれば、判断はしてほしくありませんが、何か気に入らないと感じることがあるのであれば、それがあなたにとって何の役に立っているのか見つけるようにしてください。自問するのです。マスターとなって自分に質問するのです。「一体全体、これが何の役に立っているんだろう?」と。いいですか。気に入らないこと全てに対してそうしてください。あ、リディア、来たよ(サンドラがコーヒーを運んできた)。はい、3ドル払ってね(笑う。聴衆から驚きの声)。冗談だよ。

サート:プリカを導入すればいいや(アダマス笑う)

アダマス:さあ、大きくゆっくり深呼吸をしましょう。

次の集まりまでの3-4週間、このことを覚えておいてください。何かが起こります。何か気に入らないことが起こって、それが何の役に立っているのかについて考える機会が出てきます。家族とか人間関係かもしれません。人それぞれです。トバイアスが何年も前に協調したことを覚えていますか? 健康の問題、豊かさの問題、人間関係の問題、そして自尊の問題。無論、自尊の問題が前3つの根っこにはありますが、それらがどれほどみなさんの役にたっているかをくどくどと言っていましたね。そしてそれはその通りです。私や自分に「分かんないなあ」なんて無責任なことは言わないでください。そんな言葉、受け入れられません。問題は理由がってそこにあります。うん。エネルギーがどうあなたに奉仕するかを語るにあたって素晴らしい導入となりました(コーヒーを一口飲む)。アアア!

Body Issues(身体の問題)

前回の集まり以降、みなさん身体の調子はどうですか? うーん。みなさんの多くに起こってるであろう最大のものは -全員ではありません- でもみなさんの多くはきっと、身体のどこかに不調が出ていると思います(「その通り」の声)。身体に痛みがあったり、痛み方が妙であったり、おかしくなっていると思います。夜中に心臓発作のようなことが起こって死ぬんじゃないかと思った人もいるようです。もしかしたら身体が重く、だるく、どうもシャキッとしないと感じている人も多いでしょう。私のせいでしょうか? もちろん(笑う)。ありがとう! もうみなさんは歳なんでしょうかね。でも20代の人でも同じことになっていますね。一見したところ、ここに20代はいないようですね。ああ25歳? うーん。なんと言うかみなさん「歳のせいだよ」って感じでいますが、違いますよ。いくつでも、若かろうとそうでなかろうと、年齢とは関係のない出来後です。なんでも歳のせいにするのは止めてください。これはたった今、みなさんが経験している変化の厳しさの現れです。変わることの厳しさです。

今、みなさんは身体を持ったままでマスターになろうとしています -可愛い人だね(エディスに)- この惑星で身体を持ったままマスターになるには大きく変わることが必要です。意識体、気付きのレベルでの変化です。無論身体も含んでいます。みなさんは全く新しいレベルの意識と光とエネルギーを身体に取り込んでいるただ中にいます。

みなさんのほとんどはすでに古い、先祖や過去から刻まれたエネルギーの多くを手放すことができています。全てとは言いませんが多くです。まだカルマ的なエネルギーも身体に残ってはいますが、あなたのご先祖様と比較すると、問題にならないレベルです。もしまだ ”Ancestral Freedom” を受講していないであればぜひ行ってください。もし費用が払えないなら -ちなみに受講費用はいくらだっけ? 600ドルだっけ? いくらだい?(「300じゃなかったっけ、違うかな」と聴衆から)300ドルか。

リンダ:違うわよ!

アダマス:じゃあ、いくらだい?

ジェーン:75ドル。

アダマス:75ドルだって! それっぽっちしか取ってないの? 古いカルマの解放に75ドルぽっち払えない人がいるなら、その人はまず豊かさの問題をなんとかしないといけないね(笑う)。カードで払えば済む話だとは思うけどね。いずれにせよ、あなたがあなたのために出来る最良の事の一つであることに間違いはありません。

みなさんは、みなさんのほとんどは、過去のしがらみを手放しています。ただあなたの身体はまだ、家系的に代々受け継いだ問題、DNA、組織、他のあらゆるものから形成されています。今まさに、みなさんの身体はそれらを解放しています。もっとたくさんの光と意識を取り込めるよう、そうすることを受け入れられるよう、変化を通り抜けています。

意識体としての統合が起こっている、そう言えなくもありません。”I Am” という美しいボールがあるのを想像してください。ボールは光を放っています。物理的な身体というボールはまだそこからは分離された状態にあって、家系的な過去やマインドの側にある意味属しているような感じですが、身体ボールはその故郷を分かっていて、全てが完全な、全体としての意識体として、統合されつつある状況です。かつて言ったことがありますが、統合された状態では、物理的な身体、マインド、気付き、意識、そのどれも区別はつきません。全てが統合されるというのは、全てが統合されるということです。

ここ3-4週間で身体に何かあったと思いますが、辛かったですね! 本当しんどかったと思います。常にどこかが痛んでいて、エネルギー切れの状態で、時に苦痛でさえあったと思います。身体がこれまでと同じような反応を示さないことにも気が付きましたね。もちろん見ていましたよ。調子が上がらないものだから、多くの人がサプリをどんどん口に放り込んでいました。それまでしなかったような治療法に手を出した方もたくさんいましたね。2-3週間でいいのでそういうのは止めてください。サプリを取らないようにしてください。身体に対して「身体さん、何か良くないことが起こってますね。だからビタミンとサボテンジュースとダイコンサプリ漬けにしてあげますね。いいですね」と言っているだけのことです。とにかく妙なサプリがたくさんあります。馬鹿げた健康食品だらけです。ぜひフェイスブックのようなソーシャルメディアのサイトで共有してほしいですね。「悟りの過程で私が取った意識高い系の妙な接種物」とでもタイトルに付けて発表してください。今の世の中には、もし私が身体を持っていたとしたら絶対に取りたくない、奇妙奇怪な健康食品がたくさんあります。みなさんは「天然由来です。自然食品です」と言って喜んで飲んでいますが違います。そんなものただのうんこです!(笑う)味も悪いし、そもそも妙なものは身体に妙な結果しか招きません。本当です。

みなさんは今、エレガントで優雅で、時に苦痛に満ちたプロセスを通り抜けている最中です。それを自ら台無しにするようなことはしないでくださいね。どうしても辛いなら寝てください。私に出来る有益なアドバイスがあるとするなら「寝てください」になります。みなさんは放っておいてもたくさん寝ていることは知っていますが、寝ている間であれば、あなたにもマインドにも邪魔をされずに、身体は自らに必要なことを実行することが可能になります。

みなさんが通り抜けているのは、身体が家系的に受け継いできた生物学的な要素の解放と、意識体への統合へのプロセスです。アセンデッド・マスターズクラブでこんな議論がありました。このプロセスを通り抜けるのに必要な時間は平均でどのぐらいか、と。179年だろうと私たちは試算しました(誰かが「うわ!」と声を上げた)。これでも元々考えていたよりかなり短い時間です。179年です。何度地球で生きればいいでしょうか? おおよそ3回ですかね。

無論、この179年というのは、気が狂ったり、爆発しないように負担無く、より自然にプロセスを進める典型的な場合の話です。みなさんはそれを何年で -20年ですか? もっと少ない人もいれば、もう少し時間をかけている人もいますね- 何年で行おうとしているのでしょう。いいですか。これは競争ではありませんよ。でも分かりますね。みなさんは途轍もないスピードで進んでいます。膝や腰、首に肩に、はらわた、便通、心臓から肝臓 -肝臓は特にそうですね- 腎臓まで、全てに負担のかかるスピードです。文字通り全ての全てに影響があります。古いパターンを放り捨てて、再調整させる必要があります。そういう意味において、みなさんの身体に起こっていることは当たり前のプロセスなのです。自然に、優美に、進められるプロセスです。

みなさん、死ぬことはないですからね。病気でもありません。どこも悪いところはありません。すでに行った人もいますが、医者に見てもらっても変わりませんよ。ただ、何らかの解決、治療を求めて受診したところで、医者は「うーん。エリザベスさん。あらゆる検査を行い、結果も全て確認しました。が、残念ながらと言いましょうか、幸いと言いましょうか、あなたが仰っているような悪いところはどこにも見つかりませんでした。それでも、と仰るのであれば処方箋はお出しします。そうして薬を飲んで様子を見るか、あるいは、、、ドクター・マインドフル(≒マインドでいっぱい)という精神科医を紹介しますので、一度そちらで見てもらってはいかがでしょうか」と言うでしょう。医者が何を言いたいかヒントです。ウー、ウー、ウー!(頭が狂っているジェスチャーをして笑う)

エリザベス:あら困ったわね。どうしようかしら?

アダマス:んまっ!(彼女に投げキッス)素晴らしい。ここへ来たら演じなきゃいけないことが分かってるね。

病院へ行って「うーん。特に問題はありません。しばらく様子を見て、続いたり酷くなるようだったらまた当院にお越しください」と、結局ゼロ回答で返された人がなかなかの数でいますね。理由は簡単です。身体に悪いところがないからです。無いものを見つけることは不可能です。免責事項が要りそうだね。

リンダ:今の話は講演者の個人的な見解であり、その内容に医学的な根拠はありません。

アダマス:ありがとう。今の内容はさておいて(笑う)、みなさんは身体にまつわる様々な変化を通り過ぎることになります。そして、みなさんがそうしている様子を見ている限りで分かるのは、全身の痛みが、その最もたるものであることです。全身。全体。上から下、右から左。全身の痛みです。分かりますか? 身体のある部分が痛むのとは異なります。例えば腰が痛むとすれば、全てのフォーカスは腰に行きます。でも、ぐわぁ、全身が痛むとしたら、どうしますかね? まつ毛まで痛んだらどうしますかね(笑う)。

リンダ:赤ワインでも飲むわ。

アダマス:鋭い刺すような痛みではなく、なんというか「うぐぐぐぐ」と言いながら耐えられるような痛みです。どうしますか?

ここで理解しておいてほしいのは、みなさんは今まさに地球に居ながらにして身体を含めた全体の変質・変態を行っているただ中にあるということです。メタモルフォーゼです。(手を上げた人に)ちょっと待っていてください。そしてそれが、ガス欠、エネルギーが全く無いという状態を引き起こしています。で、私はそれを愉快に思っています。とても愉快です。なぜならみなさんは「嗚呼、もう起き上がれない。ソファで横になって見ていよう、、、 何を見ているのか分からないけど(笑う)。うー、選挙やってるな。あー、起き上がれない。起き上がるエネルギーもない」こんなふうになるからです。面白いですね。そしてこれでいいのです。こうしてみなさんは古いエネルギーの哺乳瓶から卒業していきます。かつてエネルギーを得るためにあった、いつもの古い場所から離れていきます。

そういった状態にあって「もう燃えカスさえ残ってない」そうなったその時、ドアが開きます。エネルギーが流れ込み、これまでとは異なる方法で、あなたに仕え始めます。内からのもの外からのもの関係なく、物理的なエネルギーを得るにあたって、古い方法から足を洗う時が来ています。おそらくみなさんの多くが最近、食習慣に変化が出て且つそのことに罪悪感を抱いていますね。罪悪感を抱くというのはあまり良い事とは言えませんね。食べたいなら、馬鹿みたいに食べてください。本当にそうしてください。馬鹿みたいに食べるか、一部の人はそうなっていますが、気にしないでください。全く食べないで大丈夫です。でもみなさんのほとんどは最近太ったと思います。

その状況はもうしばらくは続くでしょう。でもそれが何のために起こっているかが理解できれば安心できると思います。あなたのためではありません。あなたが通り抜けているプロセスのために起こっています。光を身体に取り込み、ライトボディへと変容する、この美しいプロセスのため、あなたが自分で行っていることなのです。間もなくメラブを行いたいと思いますので -今日はメラブから始まりますよ- 起こっていることの真意を感じて、それでいいのだと、心配するのを止めてください。もちろん、古いエネルギーさえ全くない、重く気だるい日もあるでしょう。でも、すでに経験がある方もいますが、エネルギーの高い -高いというと正確さに欠けますね- 新しいエネルギーが膨張拡散するような、パッと明るい日がどんどんと増えることでしょう。では質問をどうぞ。

ヘンリエッタ:何が起こっているのか説明をお願いしたいことが、、、

アダマス:リンダ、マイクをよろしく。

リンダ:オーケー。

ヘンリエッタ:マインド、というか、頭蓋骨の中? では何が起こっているのか、話してもらうことはできますか? 別の言葉で言うと、私の経験は、、、今日の話題にはすごく感謝しています。

アダマス:そうみたいだね。

ヘンリエッタ:仕事では、マインドを使って調達計画を立てることをやっているので。

アダマス:なるほど。

ヘンリエッタ:そういうことについても話してほしいと(指をスナップ)

アダマス:そうだね。でもちょっと違うかな。

ヘンリエッタ:実は、、、

アダマス:分かるよ。分かるけど、少し話題が(大きな雑音がする)。今日は身体の問題(笑う)についてだね。

ヘンリエッタ:実は最近、普段の生活でもメラブをやっているような気分になるんです。一日に何回か。

アダマス:分かるよ。

ヘンリエッタ:それはそれでいいんです。例えば、本当のメラブをやっている時は、、、

アダマス:うーん、もう少し要約してみようか。

ヘンリエッタ:メラブをやっていると脳みそのマッサージを受けているような気になります。終わるとすっきり爽快で、リフレッシュできたような。それが何故私のような、それとは逆に思える仕事をしている最中にメラブのような感じがしてくるのかを、、、

アダマス:うーん。その話はしないよ。

ヘンリエッタ:どうしてですか?

アダマス:今日はマインドの話はしないと決めてるからね。今日は身体の日だよ。マインドについてはまた別の機会に、、、(アダマス笑って)うーん、だね、マインドは全く別の話だからね。身体の問題とマインドの問題、どっちが通り抜けるのが楽だと思う?

ヘンリエッタ:私にとっては、どっちも厳しい。

アダマス:もちろん。

ヘンリエッタ:どっちも苦しいですね。今日の話題には感謝しています。今起こっていることは起こるべきことで、再結合のプロセスの一部。ということは新しいエネルギーが入ってきている、ということの一部でもある。

アダマス:その通り。その通り。

ヘンリエッタ:ただ、身体はマインドの中にあると考えれば、身体は頭蓋骨の中にあると言っても良いと感じます。

アダマス:さきほどの2択に戻るけど、身体の問題の方が通り過ぎるのは大変なんだよ。仮にどこかが痛んでいて、真実が分からないままガンや糖尿病じゃないかと疑って、四六時中、自らにストレスをかけ始めた途端、全てが止まってしまうからね。人はすぐに止まってしまう。マインドについてはちゃんと後から扱うよ。話として性質が全く違うからね。今日は身体のことだけで良いはずだからね。

Merabh for the Body(身体のためのメラブ)

では短いメラブを行いましょう。今日予定している残りの議論に入る前に、あなたの物理的な身体のために行います。いいですね。マインドについては別の機会に改めて行います。一つ一つやっていきましょう。ね。

カウルダーが部屋の温度について聞いています。どうですかね?(聴衆から「寒い」の声)寒いですか。少し温度を上げてください。ここは死体安置所じゃないですよね?(笑う)私たちは身体の話をしていますが、スタッフがその身体を凍結させようとしています。オーケー。

(音楽が流れる)

カウルダーが座ってほしいと言っています。ただ私はそうしたくありません。が、座ってやるとしますか(笑う)。オーケー。

さあ、大きく深呼吸をしましょう。大きく、ゆっくり、行いましょう。

はい。身体は今、これまでにはない、途轍もないレベルの変化を通り抜けようとしています。あなたの身体に悪いところはありません。どこも悪くないのです。直線にして179年かかる変化を一気に通り抜けているだけのことです。

感じてください。その変化、途轍もない量の変化を許すことであなたが何を行っているのか、感じてください。私はその変化を「限界を押し広げる」変化と形容します。

感じてください。そこに痛みや苦痛があろうとも、エネルギーが切れていても、他のどのような症状に見舞われていても、あなたの身体を感じてください。身体に何が起こっているのかを感じてください。あなたが表層で起こっていると言っているもの –痛み- ではなく、あなたという生態系で今まさに何が起こっているかを感じてください。

たった1度の生涯で行うには、前代未聞のレベルでの解放が起こっています。

(間を取る)

古いパターンを解放しています。

(間を取る)

また、前代未聞の量の新しいエネルギー、あなたに仕えるエネルギーが取り込まれています。

(間を取る)

今日お見せしたコーヒーの例のように、エネルギーをあなたに仕えさせてください。コーヒーを持ってきてもらってください。あなたの身体まで運んでもらってください。そしてそのことを受け入れて、これまでずっとずっと蔓延ってきた古い生物学的なテンプレート、古びていて、古式騒然とした、そんなテンプレートを解き放ち、新しいエネルギーを受け入れたことによって行われる、コーヒーの例のようなエネルギーの交換を許してください。

そうです。新しいエネルギーに仕えさせてください。新しいエネルギーを探しに外へ出る必要はありません。ただあなたところへ来させてください。受け入れてください。あなたの生体として溶け込ませてください。

(間を取る)

「私はここにいる。私は私のライトボディの中にいる。私はもはや物質としてだけではなく、外の脅威に対して脆くもなく、古い生体のような危うさもない、新しい生命体としてここにいる」それは全てあなたのものです。「私はここにいる。私は私の意識体の中にいる」

(間を取る)

今語っているプロセスについてですが、ちょうど2-3ヵ月前ですかね、私は意図して今の流れを作りました。前回、前々回あたりの内容を思い出してもらえば分かると思いますが、私はいろいろとほのめかしをしています。そしてみなさんはその真意を深いところで理解しました。私は死は単なる幻想であると告げました。そしてそれは真実です。もちろん、変換、というか、移行ですね、そういうのは存在しますよ。しかし死は存在しません。あなたがこれ以上存在せず、どこかよく分からない場所へ行ってしまい、あなたがあなたではなくなる、そんなことはありません。ノーです。

私が死という幻想について話していた時、みなさんはよくよく考え、感じ、それに応えて、今の身体の反応が始まったのです。

死は古く、家系的な垢の付いた身体にしがみ付いている者にのみ訪れます。真の自分の身体、ライトボディをまとう者には訪れません。

(間を取る)

死は古い物理的な身体が保持しているパターンです。私たちはそんなものへは向かいません。私たちは身体をそんなものへは向かわせません。

(間を取る)

身体はあなたに応えています。あなたの意識、希望、情熱、全てに反応しています。しかしながら身体はまだパターンから抜け出せているわけではありません。1,000以上の生涯をこなしてきた勝手知ったる型に戻ろうとするでしょう。

そしてそれがもう機能しないのだ、そう分かった時、身体、生命としての意識体、に、そっと光が差し込みます。身体は再構築に向かいます。それが今あなたに起こっていることそのものです。

快適とはほど遠いことは理解しています。でも実際あなたに出来る美しいことと言えば、気付きと共にいることだけです。

(間を取る)

今日はマインドについてはあまり話したくありません。身体に何か問題が、痛みや苦痛があり、それに震え上がっていたのでは、マスターであるあなたを ”and” の中で認め受け入れることは難しいからです。

ゆっくりと大きく深呼吸をしてこの美しい空間と一体になってください。あなたという生態系の変化を感じてください。

(間を取る)

身体のことを心配したり、マインドや思考で戦ったり乗り越えようとするのではなく、ただ、シンプルに許してください。そうであることをただ受け入れてください。

身体に何が起こっているとしても、たとえどんな変化や動き、シフト、影響を感じているとしても、今回のこの人生で決めるのだ、あなたはそう思ってここへやってきて、今まさにそうしているのだという気付きの中で、許してください。

(間を取る)

身体に何が起こっていても許してください。それが進化というものです。マスターであることを認めた時に起こる、ごくごく自然な変容です。身体は変わります。

私たちアセンデッド・マスターも同じ経験をしています。愉快とはかけ離れた状況であることは分かっています。しかし、ある瞬間、苦しさはどこかへ飛んでいってしまいます。その時には、あなたと、物理的存在としてのあなたとの間には、新しい関係が出来ていることでしょう。完全に新しい関係です。端的に美しくに要約するなら「これが私だ! これが私だ!」思わずそう言ってしまう感じです。「これが私だ! これが私だ!」

ゆっくりと深呼吸をしましょう。

深く、大きくしてください。

(音楽、消える)

これがここ3-4週間で起こっていることです。うーん。人によってはもう少し長いかもしれませんが、身体です。身体が変容しているのです。はい。

Today’s Question(本日の質問)

ではさっそく次のことにとりかかりましょう。今日はどんどん進めて行きたい気分です。次は本日の質問です。リンダ、マイクを頼むよ。

リンダ:喜んで。

アダマス:ありがとう。

リンダ:奉仕よ。

アダマス:ありがとう。コーヒーも美味しかった。さあ質問です。リンダがマイクを持ってさまよっています。嗚呼、みなさんパニックですね。ここに来たらどうしよう。

では質問です。あなたがこの生涯で、自分について最も驚いたことは何ですか? 外の世界の何があなたを驚かせたか、ではないですよ。そんな議論に費やせる時間はありません。あなたはあなた自身の何に一番驚きましたか? 「ええ? ホントに? まさか自分が、、、」みたいなことを一つ。それを解決させてあげましょう。さあ始めましょう。あなたがこれまで生きてきて、自分の何が、どんなところがあなた自身を驚かせましたか?

気分はどうだい?

ジェーン:いいわ。

アダマス:いいね。身体の中に何かこう、迸るものを感じるかな?

ジェーン:ええ。感じるわ。

アダマス:いいね。

ジェーン:ええ。とてもいい気分だわ。

アダマス:良かった。個人的なことを話に上げてあれだけれど、君はたくさんの変化をくぐり抜けてきてるね。なかなか取れなかった刺と言おうか、家族や他の古くからの繋がりのことだけど。

ジェーン:そうね。

アダマス:とても上手に解放することが出来たね。その時は怖かっただろうけど。

ジェーン:とても。

アダマス:本当に怖かったと思うよ。

ジェーン:じっとリアミラーを覗いているわ。6年間ぐらいかしら。

アダマス:うん。怖いね。

ジェーン:とても恐ろしいわ。

アダマス:カウルダーが、彼らはもうみんなリアミラーの中に消えたと言っているよ。

ジェーン:そう願いたいわね。

アダマス:願いたいねえ。(ジェーン笑う)

ジェーン:で、質問に関して最初に思い浮かんだのは、層ね。皮。覆うもの。恐怖の皮があって、気付きの皮、喜びの皮、その下には怒りの層があって、、、とにかく皮がたくさんあって、それにキリがないところに驚かされるわね。

アダマス:そうだね。ちなみに、そういう皮を一枚一枚数えたとして、全部で何枚ぐらいあると思う?

ジェーン:ちょっと想像もつかないわね、、、

アダマス:いい加減でいいから。適当に。

ジェーン:私はかなり多くの生涯を送ったと思うから、それぞれでいくらか加算されて、どうかしら、2,000枚ぐらいかしらね。

アダマス:4枚だって? 本気かい?

ジェーン:違うわ。

アダマス:2,000回も生きたのかい(笑っている)。

ジェーン:違うわ。皮の枚数。

アダマス:それだとしたら、17,000枚ぐらいじゃないかな。でも特に悲観することはないよ。多いっちゃ多いけど。

ジェーン:そうね。多いっちゃ多いわね。

アダマス:これが179年の理由だね。1枚1枚丁寧にむいてるとそのぐらいかかるってことだね。実際、心折れるよね「いつ終わりがくるんだろう?」て。

ジェーン:まさに。

アダマス:「まだあるの? 次は何だ? 無理ゲーだよ。この鬼畜タマネギめ」妙な力が渦巻き始める。ちまちま1枚1枚やるのが嫌なのなら、バン! 一度に全部やってしまうか、まあ何回かに、でも大きな量をそれなりにやるか、しかないね。そんな気分になってくる。ただ、問題は、誰もその結果に耐えることができないことだね。

ジェーン:分かるわ。

アダマス:圧倒的だよ。誰にも耐えることはできないね。シャーンブラの中にも挑んだ人たちは多くいるけど、まあ、そうだね。まるで競争しているかのように急いで、慌てて、常軌を逸したスピードで皮をむくことを行って、結果、私のいるベールのこちら側にいらっしゃい、だね。質、量、スピード的に、物理的な身体には耐えることができないレベルの変化なんだ。まあそれはそれでオーケーだけどね。また戻って同じような人生を始めることになるだけ、そうすることができるわけだから。

ジェーン:うーん、なるほど。

アダマス:彼らは通常そうであるように、何百年もその領域でのんびりと過ごしたりはしない、というかできないんだね。すぐにでも戻ってやり直したくてたまらなくなる。そして実際にそうした時、何をするか分かるな? また同じ家族を選びます。

ジェーン:分かるわ。

アダマス:同じ家族を選んで生まれてくる。分かるよね。家族というのは「おいでおいで。仕方ないから君のために今夜誰かが妊娠するようにしておくよ(笑う)」基本ウェルカムだからね。彼らはそうやって矢のようにまっすぐに戻ってきて、古いパターンに入り込む。でも戻ったとは言え、20歩ほどの後退だね。皮むきにはそういう難しさがあります。みなさんは、もしかしたらもう少し早いペースで出来るかもしれませんが、心と身体のバランスが重要です。それが今日の全てです。心と身体のバランスが進んで行くためには重要です。

話を元に戻すと、皮の多さに驚いた、ということだね。

ジェーン:ええ。

アダマス:うん。上手くやれてると思うかい?

ジェーン:最近は特に。

アダマス:素晴らしい。

ジェーン:メラブの中で、身体が壊れている状態だとマスターへと向かうのは難しい、そう言ってたけど、真理ね。

アダマス:その通り。

ジェーン:身体のせいで私もう死ぬんだわって感覚があったけど、もっと楽に優雅に通り抜けることが出来るってことね。だとしたらそんなに怖くないわね。

アダマス:その身体の問題は、君の何に役立ってるか分かるかい?

ジェーン:うー!(ため息)信頼の問題かしらね。恐怖を手放してもっと自分を信頼しないと。いつもなんだかんだ、大丈夫だったものね。

アダマス:その通り。私はある種の妥協について話しているよ。一等賞にならなくてもいいと納得できる自分への言い訳にしてもらえればいいと思って喋ってるんだ。さっさと済ませないでいいと思ってもられば幸いだね。もちろん、君の中のある部分は、さっさと、どんどんと皮むきを進めて、済ませてしまいたいと思っている。「私はシャーンブラの中で先駆者として、道を拓いていくパイオニアになるんだ!」そんなふうに頭のどこかで思っている。君はそういうのが得意な性質の人間だからね。そこは理解しているよ。でもその気質が故に、過去に大きな失敗をしたね。したんだ。「一等賞になろうなんて馬鹿なことはもうしない」と固く強く心に決めている。分かるかな? 崖のふちに立った牛みたいなものだね(ジェーン、笑う)。君は先駆的牛として崖から一歩を踏み出したんだ。多くの牛が君に続いて足を踏み出し、それからそれからどうなった? 崖の下にたくさんの牛が積み上がりましたー。「嗚呼。私のせいだ。こんなことはもう二度と、、、」

ジェーン:ああ。

アダマス:だから君は意図的に自分を引き留めてるんだ。

ジェーン:よく分かったわ。

アダマス:だから君は自分を引き留めるために身体のもろもろを使ってる。お見事、としか言いようがないね。とは言え、我々は、さっきの牛のように崖から落ちることなく、足を踏み出すことにはなるけどね –あっと、オンラインでさっそく苦情が来てますね-「またアダマスが牛を引き合いに出してるよ」って。じゃあ聞きますけど、ここは動物愛護団体でしたっけ? ここはクリムゾンサークルですよ。牛について話したっていいと思いますけどね。それにさっきの話は、あくまでも想像上の話であって牛は一頭も死んでないのに! 何故それが分からないのか、あんな話をどうやって本気にするのか、ちょっと理解に苦しみますね。

とにかく我々は崖から落ちる代わりに、空へ舞い上がります。文字通り。だからもう、群れを率いることを恐れる必要はないよ。

ジェーン:ありがとう。

アダマス:では次の人。あなたの人生であなたの何があなたを最も驚かせたか? 何に一番、驚いたか?

ジム:あなたがその質問を口にした時、最初に思い浮かんだのが、自分の自己評価の低さについてでした。

アダマス:面白いね。ちなみにどのぐらい低いのかな? 何に対してどのぐらい低いか詳しく話してもらえるかな?

ジム:うーん。私は、詰まったものを解放したり、改善したり、私であることに結構な時間を費やすのですが、他方、ありのままの自分を許して受け入れることを忘れてしまいます。

アダマス:うん。でも、それはどうしてだろう?

ジム:(間を取って)分からないなあ。(皆笑い、ジムはため息)。答えになるかどうか分かりませんが、特別な存在になることが怖いのかもしれません。

アダマス:面白いね。

ジム:かと言って、人間性の海に飲み込まれてしまうのも怖いですね。黙ってじっとしているとどんどん水が流れ込んできます。

アダマス:教えてあげよう。あなたは特別な存在になるよ。ただしそれはあなたが考えるような、古い形での特別ではないけどね。全く違う意味での特別だね。そのことについて今は深入りしたくないけど、次のProGnostを聞くと理解できるに違いない。あなた個人にとっての次のステップがよく分かると思うよ。

ジム:ありがとう。

アダマス:いいね。素晴らしい。

ちなみに、みなさんにとって、そして多くの人にとっての問題の一つに「これは全てリアルだろうか? 本当の本当にリアルなのか?」という疑いがあります。とても良い疑いです。そこを疑っているのは人間としてのあなたです。「これはリアルなのか?」分かりますか? その疑問への返しとして私に言えるのは、トバイアスが何年も前に言っていたことと同じです。「あなたがそうと認めれば」です。頭がおかしくなったのでしょうか? 完全に完全にそうです。因習的で伝統的な人間の在り方から比較すると、おかしいです。狂っています。

ジム:私もその中の1人です。

アダマス:全くもってその通りだね。ちょっと試して様子を見てみる。マスターへ向かうに当たってそんなものはあり得ない。そう言いましたね。そういうことです。まだ古い人間のスタンスでいたいのであれば、また何回か先の人生まで待つように忠告したのはそういうことです。ま、それこそ地獄だと思いますがね。

ジム:悲惨ですね。

アダマス:悲惨、悲惨。そんなものは地獄だよ。

いいですか。マスターへ向かうということはもう希望でさえありません。それはそこにあるという気付きがあなたの中には既にあります。馬の前にぶら下がった人参でさえないからね。あなたはその味を既に知っています。リアルであると感じることができます。ここがフラストレーションの溜まるところです。味を知っているか、十分に感じられる状況にあるがゆえ「どんなものか分かった。全部くれ!」となっています。そして面白いことに、今日のこれまでの議論のように、あなたはそうでありながら、面白いバランスの取り方をしています。「どんなものか良く分かった。もう古い形には戻らない。今すぐ全てを叶えたい。なのに、私はいつまで時間をかけてるんだ!」とてもとても良いことです。ありがとう。

ジム:強烈な体験をしたことがあるのに、こんなに時間がかかっている理由が分かりました。今より早く進んでいたら、私は干上がって死んでいたわけですね。

アダマス:正しいね。とってもとっても正しいよ。そしてこのことはここにいる全員、これを聞き、読んでいる全員に当てはまります。あまりに速くことを運びすぎるとみなさん、ぶっ飛んでしまいますからね。私たちは燃え尽きて身体とマインドが灰になるのと、全てを許して身体を持ったままマスターになるのとの間で、絶妙のバランスを保って歩いています。本当に絶妙なラインを通っています。シャーンブラの中にはそのラインから大きく外れて、限界を超えてしまった人が存在します。ちょっと失礼な物言いになるかもしれませんが、そうやってこちらへ来てしまった人たちは、頑固で強情に過ぎ、許すことを忘れてしまうほどエゴイスティックでした。彼らもあなたたちのように取組みを行い、自らを焼き尽くしてしまいました。

ジム:分かります。

アダマス:無論、中には「嗚呼、彼らは美しく、愛らしい人で、単に向こう側へ行っただけだ」と言う人がいるのは理解しています。ただ、事実として、とは言え、彼らは自らを焼いてしまった、と述べているに過ぎません。彼らは皆、先を急ぎ過ぎました。

私は毎月みなさんと話しています。場合によっては毎日です。それに加えて、みなさんをアシストするための連盟のような組織があることもいい機会だから知らせておきます。その組織もみなさんをフォローしているんですよ。今のこの局面の背後では、何百も、何千もの存在がみなさんに協力をしています。私、アダマスはエンドロールで名前が出てしかるべき主役級の1人だとは思いますが、他にも多くの、本当に多くの存在がみなさんに協力しています。直接的に何かをするわけではありませんが、エネルギー的な意味で多大なるサポートを行っています。しかるべき時が来れば、みなさんは彼らと顔を合わせることになるでしょう。みなさんは途轍もなく大きなことを行っています。ハートの弱さが故に進みが遅いのではありません。

さあ、続けましょう。あなたにとってあなたの何が驚きですか?

ゲオルグ:思うに、一番大きなのは、過去の繋がりと決別したことかな。

アダマス:何と決別したって?

ゲオルグ:過去との繋がりだね。両親、祖父祖母、息子とも。

アダマス:ほほう。

ゲオルグ:自分には必要なことだったと思う。豊かさという意味で。お金のことだけじゃなく(笑う)、気持ちの面でも。

アダマス:人間関係を絶ったんだね。

ゲオルグ:そうなるね。でももちろん、必要とされればいつでも駆けつけるけどね。

アダマス:なるほど。

ゲオルグ:とは言え、こっちから行くことはっても、向こうから来ることはないね。

アダマス:あれ?

ゲオルグ:ん?

アダマス:あー!

ゲオルグ:どこかで聞いた話だね。彼らからすると私というエネルギーが来てるわけだ。

アダマス:そう。でも向こうからは来ないわけだ。

ゲオルグ:そう。こっちにはね。一方通行。

アダマス:こちらには来ない。

ゲオルグ:ミスマッチだね。エネルギーの。

アダマス:誰も君のところにコーヒーを持ってこないわけだね。

ゲオルグ:そう。こんなふうには(アダマスがコーヒーを差し出している)。

アダマス:どうぞ。

ゲオルグ:ありがとう。

アダマス:ここには和があるね。

ゲオルグ:和があるよ(笑う)

アダマス:さあ飲んで飲んで。そうそう(ゲオルグ、アダマスのコーヒーに口を付ける)。いいね。他に飲みたい人いますか? 欲しい人は自由に頼めばどうだい? サンドラ! またコーヒーを頼むよ!

ゲオルグ:オーケー!(彼の笑いに聴衆もつられて笑う)

サート:サンドラ!

アダマス:コーヒーマシンがあるからね。遠慮しなくていいよ。

ゲオルグ:そうだね。

アダマス:もしあれだった自分で入れたっていいよ。

ゲオルグ:もちろん。

アダマス:よし。で、話を元に戻すけど、過去の関係を断つことの何が君を驚かせたのかな?

ゲオルグ:エネルギーをとんでもなく消費したね。でも私はラッキーだったと思うな。人生が本当に変わったからね。もちろん、今の妻のリディアの人生も(笑う)。結構、歳を取ってからの出会いだったしね。過去生でも一緒だったんだろうね。

アダマス:なるほど。じゃあ今は第二章、いや、第三章かな、人生の。

ゲオルグ:そして我々は互いに自分の人生を生きてるね(笑う)。

アダマス:そうだね。

ゲオルグ:第三章だね。

アダマス:三人目の奥さん。第三章。そう言えるね。

ゲオルグ:お後がよろしいようで(二人、吹き出す)。

アダマス:人間関係での変化が多くあったわけだ。寂しいと感じたりはしなかったかい?

ゲオルグ:全く。

アダマス:なら良かった。

ゲオルグ:そういうのは全くなかったね。

アダマス:いいね。

ゲオルグ:私には私と言う友達がいるからね。日々関係は良くなってるよ。

アダマス:そりゃ良かった。ところで体調はどうだい?

ゲオルグ:これが驚くぐらい良いんだ。

アダマス:驚くぐらい良い。

ゲオルグ:力漲るって感じだね。パワフルだよ。

アダマス:ほほう。いいね。

ゲオルグ:パワフルだね。

アダマス:ありがとう。

ゲオルグ:こちらこそ。

アダマス:さあ、あと何人かやりましょう。何人か。一番驚いたこと。

リンダ:ミス・ブラジル!

アダマス:自分自身についてで最も驚いたこと。えっと、ブラジルが恋しい(miss)だって? そう聞こえたけど?

リジア(女性):違います。私がブラジル人だからそう言ったのかと。マイクに来ないでって思ってたのに。

アダマス:私のせいじゃないからね。文句を言うならあちらに(リンダを指す)。まあ仕方ない。さて、あなたのことについて、あなたは何に最も驚いていますか?

リジア:何をすべきかが分かってたり、分かっているような感覚はあるのに、結局そうはしないところです。

アダマス:うんうん。

リジア:こっちが良いと思ってるのに、土壇場で逆を選んでしまいます。

アダマス:何故そんなことをするんだろう? というか(笑って)何故そんなことが可能なのかな?

リジア:だから驚いているんです。こうすべきと分かっていて、そうしない。

アダマス:そうだね。

リジア:だから驚いてます。

アダマス:じゃあ君は、予めマイクが来ると分かっていて、、、マイクには来てほしくはなかったけれども、結局はマイクが来るようにしたと。そう言ってる? 望まないのと、望まないと感じないようにすることのダイナミクスだね。ちなみに、これは気付きに関係したことです。君は、気付きのレベルでは、どの道を行くべきかを分かっていて、現実には別の道を選択する。これは「安全性」の問題だね。気付きに従うよりも、別の選択の方が安全だと思えば自然、そうなる。気付きが導くその前方には未知の領域が広がっていて何があるか分からないからね。なので結局そうなるわけだ。「畜生、こっちへは行きたくないけど、やっぱりこっちだな。嫌だけどどのぐらい嫌なことがあるかは分かってる。限定されたリスクってやつだな。ひとまずはこの古い、いつもの道を選んでおいて、新しい道についてはゆっくり考えてみよう。気付きについて考えよう。そうしながら、マスターになったつもりで歩いてみよう。畜生。結局またこっちだよ。でも新しいところには何があるか分からないし、まだちょっと行けないな」

リジア:(少し間を取って)どうして分かるんです?

アダマス:どっちが安全に思えるか、それなんだ。ありがとう。では次の人。ありがとう。

リンダ:誰かいるかしら?

アダマス:いい答えだったよ。ありがとう。

リンダ:いたいた。

アダマス:最後の1人にしよう。自分自身について何が一番の驚きですか?

エイプリル:そうね。今の時点で言えることと言えば、自分が思ったほど忍耐強くなかったことかしらね。このところ特に、日に日に、物事に対して集中したり忍耐強くあったり我慢するのが出来なくなってる気がするわ。

アダマス:その通り。欲しいのが来た(彼女笑う)。本当だよ。ズバッと来た。アセンデッド・マスターズクラブでも話に出たけど、我々もみんなそういう時期を経ているよ。なんでそうなるかは見当もつかないけど、みんなそうなってるね。「マスターに近づけば近づくほどあなたは忍耐強くなり、何事にも心を乱されることはないでしょう」大嘘ですね! 前にも言いましたよね。マスターというのは偏狭で不作法なクズばかりだって(笑う)。

エイプリル:私は真正のクズよ。なかなかに偏屈者よ。

アダマス:私はみなさんがどんな人たちであるかについて言っているわけじゃないですよ(聴衆、笑う)。でも大切なことです。苦しさ原因の一部はここにあります。「私は神聖であって、イルカやユニコーンと仲良くしたり周囲の人と調和しなければいけない」そんなふうに思っています。でもね、言いますよ。マザー・テレサはアセンデッド・マスターではありません(「うおお」という声が上がる)。もう一度言いましょうか。マザー・テレサはアセンデッド・マスターじゃないですよ。彼女がそうなるにはまだ乗り越えるべきことがありますね。別に彼女のことは嫌いじゃないですよ。でも、そうかと言って取り立てて興味を掻き立てられるほど面白い女性だとも思えません(笑う)。酷いジョークに聞こえますが、分かりますか、彼女がマスターへなるにはまだやるべきことがたくさんあります。彼女は現代における受難者のシンボルでした。良い事もしたとは思いますが、基本的にやっていたことと言えば、ビシッ! ビシッ! ビシッ!(自らを鞭打つように)ですね。こんなものが誰かの役に立ちますかね?

ところで、何か新しい車のイメージが見えるけど、、、 新しい車が欲しいのかい?

エイプリル:スバルの新モデルが欲しいのよ。

アダマス:はあああ?(笑う)

エイプリル:それが欲しいの!

アダマス:君はボルダ―の人間かい?

エイプリル:違うわ!(会場は爆笑、喝采)。他には興味がないの。スバルが好きなの。

アダマス:いや、そういう意味じゃなく、もうちょっと面白いやつを、、、 誰かがテスラと言ったね。テスラということで話を進めよう。

エイプリル:別にいいわよ。

アダマス:飛び切り豪華なモデルで、普通の電気自動車とはちょっと違う。電気自動車でありながらブルン、ブルン、ブルンとエンジンが唸るような。

エイプリル:パワーもないとね。

アダマス:もちろん。でも大事なのはエンジン音だね。その豪華な車で美しいサウンドを響かせながらスラムや孤児院に乗り付けて、こんな恰好(カウルダーの恰好)じゃなく、もっと良い服を着て、颯爽と車から出てきてほしいな。こんな(自分に鞭打つ)、受難者染みたことをするぐらいなら、そうしてほしいよ。人々にとってよほど意味があると思うね。

みなさん、もう分かりますよね。孤児院にいるような子たちですが、彼らは理由があってそこにいます。魂にとってそうしたい理由があるのでしょう。彼らがそうしているのはそういうわけで、決して社会やシステム、その不備のせいではありません。その状況は、彼らにとって何らかの形で役に立っているのです。そうでなければ、彼らはそこにいないでしょう! それはさほど難しいことではありません。なんとなく理解できると思います。魂になのか、人間になのか、何にであれ、そうすべき理由がある、そうすべき理由があると少なくとも本人は思っている。だからそうしている、それだけです。であるからして、彼らに何か良いことをしたいと思って、似たような人、豊かさの無い、快活そうには見えない人生を送っている、そんなものを見せたとしても無意味です。正直、そうした場面で語られるような見えない神なんか、彼らにとっては本当にどうでもいいものです。彼らが見るべきは本物のマスターです。「私はここにいる。今にいる。私は常に豊かだし、永遠にそうだろう。そして君たちもそうなれる。ただね、そうするにはそうやって大事そうに抱えている、そんなつもりはないかもしれないけど、そうやって大事に抱えているクソを捨てなきならないな。いろいろと手放す必要があるね。例えばその身体に溜まった家系的なカスとかを」一応、小さな子供たちに話しているってことで理解してくださいね。言葉を選んでいますよ。「身体にある遺伝的な負債。目に見えないレベルまで含んだ家系的な繋がり。分かるかい? 両親がいないなんて君たちはラッキーだよ。一度も顔を見たことないなら尚良いね。関係に囚われないで済むよ」それを感じてもらう方がよほど良いね。ありがとう(サンドラがゲオルグのコーヒーを運んできた)。

サンドラ:ちゃんと聞こえてたから(笑っている)。

アダマス:ありがとう。とにかく、彼らの問題が何であれ、貧困であっても別のものでも、マスターに会うのが一番の解決策だと思います。少なくとも人類の苦難とゴミを全部背負ったつもりで今にも潰れそうな人間を会わせるべきではないですね。結局はただのゲームですから。嗚呼、今ProGnost の話が出来るなら、帰って悶々としないで済んだのに(笑う)。

エイプリル:うーん。私は物事を手放すのが下手だから止まってるんだろうと思うわ。

アダマス:まあまあ、できるよ。今日手放すことをするからね。

エイプリル:ありがたいわ。準備万端よ。

アダマス:本当に出来るかい?

エイプリル:覚悟はあるわ。

アダマス:素晴らしい。でも本当に?

エイプリル:ええ。

アダマス:覚悟のほど90%って感じだね。

エイプリル:あれ?(笑う)

アダマス:ははは。じゃあもう一度。

エイプリル:覚悟の上よ!

アダマス:いいね。素晴らしい。100%。みんなそうです。私たちはぶっ飛んだり、燃え尽きたりしないようにやっていきます。でも多少の飛躍は試みましょう。燃え尽きない程度に飛躍します。今日の目的はそれです。ありがとう。

エイプリル:ありがとう。

アダマス:答えてくれた人、みんな、ありがとう。

Adamus’ Answer(アダマスの回答)

みなさんに関して私が最も驚かされるのは、まだここにいること、それを実現させている決意と献身の姿です。それには本当に驚きです。この部屋にいる人、オンラインで見ている人、文章として読んでいる人、みんなそうです。まだ身体を保持してここにいます。大変な事です。これまでに何千人もの人がクリムゾンサークルを去りました。理由はそれぞれですが、何千もの人、と表現するに値する数の人が、ここから去っていきました。それが良い悪いという話をしているのではありませんよ。去る人は去り、みなさんはここに残ったということです。みなさんは自分自身のために残りました。にしても、みなさんの粘り強さ、決意、頑固さにはやはり本当に驚かされます。トバイアスが去ってここの引き継ぎを受けた時、正直どうなるか見当が付きませんでした。「どこまで進めていけるだろうか? どれだけの人が去るだろうか」とちょっと心配さえしていました。でも、先ほども上がった内容ですが、ある種の気付きがみなさんにはありました。非常に強い気付きでした。とは言え、気付きの先へ進むのは怖いことです。みなさんは気付きの先を夢想しつつも「もうちょっと安全なやり方で、上手いこと楽にできないかな」という道を、賢明にも模索することにしました。

最近、何か変わった「気付き」がありませんでしたか? ここ2-3ヵ月ぐらいの話です。突然超能力者になったような気がしたりしませんでしたか? 例えば何かが起こる前にそれが起こると分かっていたり、まあ、携帯電話が鳴る前に鳴るぞと分かるようなことですかね、そういうことがあったり、あるいは買い物をしていて誰かとぶつかりそうだと思っていて本当にぶつかったり、あったと思います。気付きに関して、成長が起こっています。少しずつですが景色がクリアになっていっています。でもまだまだ先は見づらく、怖い状況は相変わらずです。気付きに従うべきかどうか迷います。これまで馴染みの無かった道であるわけですから、怖いものは怖いです。今日、私がメンタルの話をしなかった理由がここにあります。その話は別の機会に行います。あなたは馴染みの無い、気の進まない新しい道を無理に選ぶ必要はありません。ただ、そういう道もある、そのことを知っておけば十分です。その時が来れば明かりに誘導されるがごとく、素直に気楽に進むことができるはずです。

とにかく、みなさんのしつこさは尊敬に値します。結果が見えようとそうでなかろうと、噛り付いたように離れません。タフです。本当にタフですね。何回かの生涯に分割すればもうちょっと楽になるのにそれをしません。先駆者になろうとしなければもっと楽なのにそうもしません。「もういいかい」「まあだだよ」うんざりしますがいつまでも止めませんね。そんなみなさんに祝福を(「イエイ!」と声が上がる)。イエイ!(聴衆、喝采)

では次の予定に移ります。ちょっとコーヒーでも飲みましょう。コーヒーが欲しい人いますか?(笑っている)。今日一日かけてみんなに回そうかな。

サート:サンドラー!(笑い起こる)

アダマス:彼女も本来はここでシャウドを聞いてるはずなんだけどね。コーヒー係になっちゃってるね。

Patterns(パターン)

続いて、今日の肝のとなる内容に入って行きたいと思います。みなさんは数多くの生涯を送っています。そこまで多くなかったり、もしかしたら数回というケースもあるかもしれませんが、それでさえ、人生というパターンは染みついています。であればなおのこと、1,000を超える生涯を送ったみなさんの多くには、完全なるパターン、完全なる身体のパターン、マインドの、あらゆる全てにおけるパターンが当たり前のように染みついています。

パターンという言葉が表すとおり、あなたは同じことを繰り返します。面白いことに、地球に来た初期の段階では、あなたはむしろパターンを作ることに苦心しました。身体、マインドにパターンがあれば「普通」でいることが可能になります。なのでパターンを構築しました。しかしながら、もうそのパターンはもはや機能していません。

例えば、加齢、エイジングについてのパターンがあります。誰しもが歳を取って死にます。しかしながら、歳を取るというのは、あなたが受け入れたパターンにしか過ぎません。あなたは「私は歳を取る」と無条件に考えます。1,000を超える回数、毎度毎度そうしてきたからです。歳を取ること自体にすごくすごく慣れています。生まれて少しずつ成熟し、身体的にも性的にもメンタル的にもある時点でピークを打ち、そこから少しずつ落ちていく、歳を取る、この一連の流れにすごく熟達しています。

催眠にかかっているようなものですね。あなたは単にパターンに嵌められているだけではなく、少なくない部分で「そういうものだよ。人っていうのは、生き物っていうのは歳を取って死ぬものなんだ」と自らもその催眠に加担しています。でもいいですか。違いますよ。間違ってますからね。私たちはそのパターンを破壊しますよ。パターンと呼ぶのか何と呼ぶのかそれはあなたにお任せしますが、さっさと手放してください。だってそんなんもの、リアルである必然性がありませんから。そういうものだよ、なんて言っていますが、何故無条件に、そういうものがそういうものなか、分からないですね。でもみなさんはそれを何度も何度も繰り返して経験するうちに、それを当然のこととして受け入れてしまっています。だから気付きが訪れて変化に臨むと、今日話した内容なので既に分かっていると思いますが、気付きが訪れて変わろうとした時「んあ、あー、ちょっと対処しきれないなあ。歳を取らないってどういうことだよ。うーん。えっと、身体の古いパターンに従わなくって良いって、どういう意味だい?」と反応します。怯みます。「よし。何をどうすべきか、明日まで考えてみよう。いや、来週ぐらいまで考えようかな」そして元のパターンに戻っていきます。

他にある醜いパターンと言えば「不満足さ」「不完全さ」のパターンです。人生を生きて、あれをしてこれをしてとしているうちに不完全で満足し切れないと思えるものが出てきます。人間は実際、不完全さのパターンを持っています。「私はこの人生でやるべきことをやれなかった」その思い込みが根っこにあります。そうしてこちら側へ来た時には、我々が出迎えをするのですが、すぐ「ああしておくべきだった」とか「これをしていればよかった。もっとやりたいことがあったのに」などと言い出します。常に不満があるパターンです。いいですか。完全に満足できるように全てをやり遂げる、そうできたと納得できる、そんなことはあり得ないことを受け入れてください。とは言え、みなさんはそれなりに受け入れているように見えますが、それでも「もっと芸術に携わりたかった」とか「スピリチュアル的にブレークスルーしたかった」「世界中を旅してまわりたかった」というようなことをシャーブラのみなさんから聞かされます。多大に不納得なことがあるようです。でも覚えておいてください。出来ていないことは常にあります。常に何かは、やりかけです。そんなもの探せば必ず、いくらでも見つかります。出来ていないこと、そういうのがあるのはオーケーなのです。

とは言え、私たちはこのパターンも壊します。今みなさんが行っていることについては、出来ていなくてオーケーとはなりませんよ。みなさんは理由があってここにいます。頑固に粘り強く、強い決意と意志でもってついにここまでやってきました。中途半端で終わってあの世へ行くなんて今更有り得ないです。したくないですよね。「おう聞いてくれよ。身体を持ったまま真の悟りに入るほんの手前まで行ったんだぜ。でも俺はチキンであと数歩が踏み出せなかったよ」もうこんな言葉は不要です。このパターンはもうみなさんのものではありません。が、もう少しこのパターンを利用することはあるでしょう。そうする理由があってそうするのですが、それについては少し後に説明します。

他にあるとするなら、家系的なパターンもありますね。これはみなさんのほとんどは既に超越していますね。他に何かパターンはありますかね?

ああ、もう一つありますね。休息と準備とでも呼びましょうか。身体やマインドが限界の限界を超えた時に起こります。「もう限界だ。疲れた。死んで別の領域で一休みしよう。牛がいて鳥や花で美しい草原のようなところで100年ほど寝転んでよう。寝て、しっかりと反省して、準備して、次の人生に入るとしよう」よくあるパターンです。「嗚呼、もっとしっかり生きれば良かった。やり残した。でもちょっとガス欠でエネルギーが足りないから100年ほど休憩だ。休憩して戻れば0の歳からやり直せるぞ」

覚えておいてください。ろくなことにはなりませんよ。分かりますよね。そんなふうに思ったところでこの世に戻った時には、反省したことも考えたプロセスもみんな綺麗に忘れています。そこでまた同じか近い家系の家族の元に、ライトボディではなく、やわな肉体で生れ落ちて、きっとまた同じ結果へ向かって転がるように落ちていきます。これもパターンです。

おっと、まだありました。「これは出来ない。無理だ。私に悟るのは無理だ」のパターンです。そのパターンにはまった人は、空白を埋めるように「不可能だ。挑戦はした。アダマス、たぶん私は何かを間違えてるんだ。だから出来ないんだ。何かがおかしい。分かるかな。私はきっと地球を離れてそっち側へ行ったほうがもっと明晰になれるタイプなんだ」とまくし立てます。

そういう人はどこへ来たって、無理ですね。ブー! 死んであの世へいった途端に気付きが訪れるだって? 気付くとしたら「しまった。ここじゃなく、向こうでやっておくべきだった。早くもう一度生まれなきゃ」ぐらいが関の山ですね。

他に何かパターンで思いつくものはありますか? はい、どうぞ。リンダがマイクを持っていくよ。

リンダ:走っていくわよ!

アダマス:何十億もの存在がオンラインを通して観ているね。

ジム:リンダ、また私ですね(笑っている)。あるとすれば、日常で考えると、今我々が理解しているレベルでの人間関係の在り方について、周りに分かっている人が誰もいないことですかね。

アダマス:オーケー。うん、うん。面白いけど、古いパターンとまでは言えないかな。「人間関係は清く正しくあるべきだ」と言う人は古いパターンに嵌ってるね。いずれにせよ、君に響くような要素を持った人間関係が無い、ということだね。

古いパターンというのは、例えば、小さな赤ん坊として物理的な肉体としてこの世に生まれることもそうですね。必ずしもそうする必要はないですよね。トバイアスがやって見せてくれました。彼は10歳から人生をスタートしています。自分でうんこも出来るし、身体の調子が悪くっても泣く以外にいろいろできますね。彼は身体がちょうどテストステロンと他の物質を融合させ取り込もうとしている時に入り込んだのです。

まだまだあります。必ずしもそうある必要はないのですが、多くの人が嵌っているパターンです。「教育を受けなければいけない。結婚をしなければいけない。そして二人で子供を育てていかなければならない」いろいろ混ぜ合わせてみましょうか。「離婚をしなければいけない。また離婚をしなければいけない(笑って)。また離婚をしなければいけない。そうやって私は歳を取って、お金はないし、キャリアには不満足だし。何故、こんなクソみたいな仕事につくため学校になんか行ったんだ? 死んだ方がマシだな」(もっと笑う)

本当にたくさんのパターンがあります。そして誰も疑問に思いません。誰も「ちょっと待って。本当にそうしたいのかい?」なんて聞いてくれません。でもそういうのを自分の子供に勧めたいと思いますか?(「ノー」の声)もしくは孫にパターンに従ってほしいと思いますか? トービンにそうさせるかい?

ケリー:嫌ね。絶対に嫌。

アダマス:マイクをよろしく。

リンダ:誰か叫んでない? ケリーじゃなく。ケリーは叫んだりしないわ(アダマス、笑う)

アダマス:ケリー、パターンに陥ったようだね。

ケリー:残念ながら(笑う)

アダマス:まあ、仕方ないよ。

ケリー:それは良かった。私は全然オッケーよ。

アダマス:君がオッケーならいいんだけど。

ケリー:分かるわよ。

アダマス:そうかい。それは良かった。

ケリー:自分に甘いのかな。

アダマス:今日はなんだか目が輝いてるね。

ケリー:そうでしょ!

アダマス:輝いてる。

ケリー:あなたのおかげよ。

アダマス:なるほど(笑う)。じゃあトービンには何を、どんなことを薦めるかな?

ケリー:トービンには「あなたは生きるためにここにいるんだ!(拳を突き上げる)そしてあなたが唯一やるべきなのは生きること」そう言ってるわ。ずっとそう言ってきたわ。そしたら2日前の夜、何て言ってきたと思う?

アダマス:その時もそんなふうに彼にパンチを食らわせたのかい?

ケリー:まさかまさか。一緒にベッドで横になってたの。

アダマス:ちょっと考えてみるかな(アダマス、笑う)

ケリー:私はちょうど彼を覆うように、、、

アダマス:分かった。「ブーン! ブーン!」て言った。

ケリー:違うわ。息子はこう言ったの「人生の意味が分かったよ。人は必ず最後には死ぬ。ベッドから出ることに意味なんかないよね」私は「生きるためよ! キャンプに行ったり花の香りを楽しんだりするの。それが生命よ」って返したけど。

アダマス:それからどうなった?

ケリー:まだ90年も残ってるからそんな心配はいらない。そうも伝えた。

アダマス:なるほど。彼はどんな様子だった?

ケリー:彼と言うか、お互い、ちょっとピリピリしてたわね。

アダマス:うんうん。分かる分かる。

ケリー:彼は生まれたくて生まれてきて、私を選んで、一緒にいるわけよね。

アダマス:そうだね。

ケリー:今更そんなこと言われて遅いわね(笑っている)

アダマス:で、彼には古いパターンは薦めないんだよね。

ケリー:そうよ。大学へ行って教養の学位取るために5万ドルって、意味が無いもの。

アダマス:そうだね。

ケリー:そうね。彼にはそうしてほしくないわね。

アダマス:彼には全ての肝として「自分のハートに従うこと」と伝えるべきだね。

ケリー:もちろん。

アダマス:オーケー。

ケリー:それから「好きなことを好きなようにやりなさい」そう言うわ。他の子なんか放っておいてと。

アダマス:いいね。

ケリー:どこぞのクソガキがやってきてイチャモンをつけるのなら、、、

アダマス:彼の前でもそんな言い方をするのかい?

ケリー:もっと柔らかく言うわ。どこかの悪戯っ子がやってきて(笑う)、あなたの楽しいことの邪魔をするなら、君が来たせいで台無しだよ、それまでは楽しかったのに、と言いなさい。で、どうかしら。彼にはエネルギーの奪い合いについても教えてるの。

アダマス:なるほど。でも古いパターンに陥ってほしくはないんだよね。

ケリー:それは嫌ね。自由でいてほしいわ。いつも楽しく輝いていてほしいわね。それが私の望みね。いつも彼に言っていることよ。「私たちは生きるために生まれてきた。他のことはどうでもいい」って。

アダマス:今から何を聞くか分かるかい?

ケリー:(ささやく)聞いてちょうだい。

アダマス:君はその良い模範なのだろうか? そう思うかい?

ケリー:いつもとは言えないわ。違うわね(笑う)。オフィスでいつも自分を擦り減らしてるわ。

アダマス:仕事は関係無いみたいだね。仕事のせいじゃないよ。

ケリー:あなたの忠告に従ってしっかり考えてみる必要がありそうね。

アダマス:仕事は実際、何かの役に立ってるはずだよ。

ケリー:そうね。それがあるには理由がある。彼を育ててるし、屋根の付いた家も必要ね。これまでやってきたことは誇りに思ってるわ。あなたも知ってのとおり、過去に何度か地球から去りかけたしね。

アダマス:個人的に答えをあげようとしたんだけど、カウルダーがあとから言うみたいだね。

ケリー:やった!

アダマス:個人的に過ぎる内容だからね。

ケリー:なんだろう。

アダマス:あと、いや、、、

ケリー:気にしないわ。言ってちょうだい。

アダマス:うーん。君は息子さんを言い訳に使ってるね。

ケリー:あー。気付いてたわ!

アダマス:そう。そうなんだよ。

ケリー:分かってたわ!

アダマス:実際に君がやっているのは話をすること通して、良くない、というか、悪いエネルギーを彼に投げつけてるだけに見えるね。彼を迫害しているだけかもしれない。彼はそのことに気付いてるよ。「僕に何かを強いるのを止めたら、ママはもうアセンデッド・マスターなのに」

ケリー:本当?

アダマス:本当も本当。

ケリー:そんな気はしてたけど、、、 彼を孤児院かどこかに送ろうかしら?(笑う)もしかしたら彼にとってはその方がいいかもしれない。

アダマス:そうまでする必要はないと思うけど(笑う)

ケリー:彼の父親には引き取るように言ったのよ。「やってみればいいじゃない」て。

アダマス:彼を言い訳に利用するのを止めれば、それでいいよ。

ケリー:分かったわ。そうする。

アダマス:それをやめてから、、、

ケリー:ずっと言い訳にしてたわね。

アダマス:「面倒を見なきゃいけない」そう思うね。でも、君の人生、君の進化の中でトービンが現れたタイミングについてもっとよく考えてみることをお薦めするよ。君は今にもポップコーンのように弾けそうになっていて、そこにトービンが現れた。そうだね。美しいタイミングだね。にもかかわらず、君は彼を人生の停滞の言い訳にしてる。彼はそういったエネルギーを、あるレベルでは感じられる。君がさっき言ってたように、彼がそんなふうに振る舞ったり発言したりするのは、そのエネルギーが原因だよ。彼を言い訳にするのを止めることだよ。

ケリー:分かった。真に理解できたと思う。

アダマス:来月までにレポート3枚宿題だよ。結果をみんなの前で発表してもらうからね。

ケリー:ダンスと歌で表現してもいいかしら? その方が楽しいわ。

アダマス:それはレポートを発表したあとだね。

ケリー:分かったわ。

アダマス:よろしい。

ケリー:本当にありがとう。いろいろしっかり理解できた。

アダマス:こちらこそありがとう。言い訳しないようにね。

ケリー:もうしない!

アダマス:よくあるパターンだよ。典型的なパターン。にしても、個人的なことを共有してくれてありがとう。

手短にもう一つ、紹介すべきパターンがありました。他人が自分をどう思うかを心配するのがそれになります。わー! 重たいのが残っていましたね。「みんなにどう思われるだろう?」そんなものはどうでもいいことです。切ないですよね。やり遂げられなかった後悔いっぱいで、こちらへ来て私に「いったい全体どうしたんだい? マスターになるまでに、もう一呼吸だったのに」なんて言われたら、切な過ぎますよね。

「分かってます。でも他人がどう思うかが怖くって」ですか? くだらないですね。それを聞いてアセンデッド・マスターたちは馬鹿にして笑うと思いますよ。「本気かい? それって他人に考えてもらってたってことだぜ。あんな古びた意識に自分を導いてもらえると本気で考えたのかい?」彼らはそれを笑うでしょうし、私もきっと笑います。でもあなたは囚われています。「みんなどう思うかな?」のパターンです。人と違うことに対してやってしまうパターンです。

でもみなさんはそもそも他の人とは違っています。そしてそれは良いことです。現時点に至っては特にそうで、一種の中間点に位置しています。完全に違っているのと、いわゆる「普通」の両方に足をかけている状態です。みなさんは他の人とは違っていますが、まだユニークには至っていません。みなさんは主流からは外れていますが、まだ馬鹿にされるレベルです。ユニークであると認められるところへはまだ至っていません。

何百年か前に偉大な画家をたくさん輩出した時代がありましたね。その時代のそういった画家たちは、他の、それまでの多くの画家と違っていました。彼らはまず、他の人たちと同じように絵を習い、まああなたたちと同じですね、人間として正しいとされる振る舞いや何かをまずは学んで、そこから徐々に変わり始めました。彼らは自らのスタイルと手法でメインストリームから外れはじめ、世間はそれを蔑み、馬鹿にしました。でもそういった嘲笑は、写実的でなくとも抽象的でも悪くない、芸術として成立している、ユニークである、立派にジャンルとして自立した、人々がそう認めた途端に消えてしまいました。むしろ、古びた伝統を打ち破った偉業に対して尊敬、崇拝さえされました。彼らは(「すでにあの世」と声が上がる)。んや、必ずしもそうではありません。生きているうちに認められた人も存在します。死んでからの人も無論います。多くはないですが、そういった画家の何人かに実際に会ったことがありますが、生きている間に認められた人もいるにはいます。ポイントは、彼らにもそうやって馬鹿にされた辛く苦しい時期があり、それ気にせず我を通したことがそれになります。みなさんも世間的には多分に異なってきていますが、ユニークで自立した存在になる、様々なパターンから自由になる、そこをまだ自分自身に許していません。でも本当のところ、そうすることが、みなさんがここにいる理由です。

何人か手を上げていたので、もう少しパターンについて話しましょう。リンダがマイクを持って走り回っています。ありがとう。コーヒーブレイクでも入れるかい?

リンダ:うーん。うーん。うーん。うーん。

アダマス:他に思いつくパターンはありますか?

シャーンブラ1(女性):自分自身の力で立っていることを怖がる。

アダマス:自分自身の力で立つ、か。少し言葉を変えましょう。自分自身の光で立つ。力は本当に幻想です。あなたの意味するところは分かりますが、真の I Am になるにあたって、「私はここにいる」状態へ向かうにあたっては、そこは明瞭且つ厳格でありたいと思います。「私はここにいる」というのは「自分についての考えにも想像にも縛られず、また、悟り、身体を持ったままマスターになることについても思い想像することさえなく、何もなく、私はただここにいる。私はマスターである」と分かっているということです。無論、人間としての部分は「ちょっとちょっと、何を言ってるんだい。まだ今みたいな感じだったらまだまだマスターとは、、、」と入ってきますが「まあまあ。分かってるよ。分かってるから。私はここにいるし、君もいる。一緒だよ」と落ち着くことになるでしょう。これが ”and” です。だから心配せず、光として在ってください。「私はここにいる」の状態で在ってください。その壮大さをあなたはよく理解しています。ある部分で感じています。「私はここにいる。あそにこはいないし、待ってもいない。今ここにいる」いいですね。気持ちが熱くなってきますね。

リンダ、もう一人手を上げてたね。さてなんだろう? 他にパターンはあるかな?

メアリー スー:終わりは必ずある。これが終われば、全てが良くなるに違いない。

アダマス:ほほう。いいね(笑う)。例をあげてもらえるかな。

メアリースー:うーん。例えば、どうしても集中してやらなければいけないことがあって、それが終わるまでは自分のしたいことができない、ってことからしら。

アダマス:だね。

メアリー スー:これさえ頑張って終わらせれば、楽しんでいいんだ、って。

アダマス:それが終わらせれば全てがハッピーになると。

メアリー スー:ええ。

アダマス:また別のそういうものが出てくるまではね。

メアリー スー:その通り!

アダマス:必ず次の何かが出てくるね。

メアリー スー:必ずね。もっと増えることもあるわね。

アダマス:素晴らしい。素晴らしい例だね。

メアリー スー:ありがとう。

アダマス:もう一つだけパターンについて。これで次の予定に移ります。もう一つだけ挙げるとするなら、、、

リンダ:ちょっと待って。

アダマス:おっと、まだいたんだね。いいね。

リンダ:有名人よ。パトリシア・アバディーン。

パトリシア:ええ。有名なパトリシア・アバディーンよ。まさにそのことに関係したことなんだけど。

アダマス:どうぞ。

パトリシア:ほんとくだらないと思うんだけど、全部リアルなのよね。あなたはすごいわ。自分がどんなにストレスにまみれた暮らしをしていたか気付かせてくれたわ。

アダマス:だね。

パトリシア:うがあああああ! でも全部組み込まれてるみたいなのよ! 自分そのものみたいに。

アダマス:何か例を上げてもらえるかな・

パトリシア:は! 私の人生よ!!(笑う)

アダマス:君にはいろいろとすごいことができそうに見えるけど、でも、、、

パトリシア:それがストレスだし、辛いのね。

アダマス:そうだね。

パトリシア:精神的にしんどいわ。

アダマス:違いない。

パトリシア:いつもそうね。

アダマス:頑張らなきゃいけないからね。

パトリシア:大きなことをしようとすると、常にストレスとの戦いになるわ。

アダマス:その理由はなんだと思う?

パトリシア:プッ! そういうパターンに嵌ってるのね。

アダマス:その通り。パターンだね。それが人生だっていう。君が尼僧やシスターをしてたって同じだとは思うけど。

パトリシア:尼僧やシスターにそんなストレスがあるようには思えないけど。

アダマス:どうだろう。

パトリシア:勝手にそう思ってるだけかしら。

アダマス:あるんだよ。神聖であることがゆえのストレスがね

パトリシア:神聖なるストレスね!(笑う)

アダマス:オンラインで見ている中にも尼僧がいるけど、ストレスは多いよね。何故ってゴールがないからね。常に何かが足りないと感じてる。それに、そもそも女性であることだけで損をする世界だしね。女性は、うーん、そもそも、女性である時点で、不適合だと見なされる傾向のある世界だよね。申し訳ないけど、女性の身体をまとっている以上、出世はどこかで頭打ちになるね。結構ストレスフルな社会だね。

パトリシア:おそらく、えっと、、、

アダマス:そうそう。

パトリシア:ナンセンス(nonsense)ね。

アダマス:そう。ナン(nun:尼僧)センスだよ(笑う)。今日はいろいろと面白ネタを出してくれるね(もっと笑う)。話を戻すと、そう。パターンだよ。「私は一生懸命頑張って、ストレスと感じて、そうやってやり遂げた難しいことには、価値がある」そうプログラミングされているね。「血と涙と汗を捧げてこそ、物事には価値がある」と。そして時にそれは非常に有意義に感じられる。君は君自身に対して自分の価値を証明できたように思えるからね。でも、何回も何回もそれを繰り返すのは苦痛だね。

パトリシア:それが楽しくないならいいんだけど。

アダマス:でも最初は最高に楽しいよね。

パトリシア:そうね。最初は楽しいのよね。

アダマス:最初は「よし。やったぞ! 逆風に耐えて乗り越えたんだ! もっと頑張るぞ。もう何があっても負けないぞ」みたいになるね。最初は往々にしてそうなるね。そしてパターンにどっぷり嵌り込む。古いパターンだよ。どうやってそれを打破しようか?

パトリシア:さあ。分からないわね。

アダマス:そのフレーズは無しにしよう。

リンダ:あら!(笑う)それ言っちゃったわね!

パトリシア:そりゃ言うわよ。(リンダ、吹き出す)

アダマス:何でもいいから言ってみよう。何でもいいよ。そうすればエネルギーが動き始める。何かでっち上げて。さあもう一度ゲーム開始。

リンダ:パトリシア、彼にガツンと言ってやって!

パトリシア:誰かが言ってたことけど、、、

アダマス:いいよ。そういうのでも。

パトリシア:ギブアップよ!

アダマス:さあ、、、さあどうする。そのパターンをどう乗り越えて行くか答えをどうぞ。

パトリシア:誰かが言ってたそれが、ギブアップよ。

アダマス:なるほど。ギブアップするわけだ! 悪い答えじゃないと思うけど、それもまたパターンだね。パターンの一部だね。そうしたところでまた別のものに引きつけられることになるだろうね。

パトリシア:そうかもしれない。

アダマス:何故パターンに戻ってしまうのか? そこを考えてみよう。分かるかい。何故って、パターンに嵌っていると居心地がいいからなんだ。慣れてよく知ってるからね。特に快適なパターンでなくとも、慣れてるってことは大きいね。

パトリシア:でもそのアドバイスで本当にギブアップして、それから何も起こっていないわ。

アダマス:そうかい。それは良かった。(客席から笑い声)

パトリシア:ギブアップしたの! 結果、何事も起こっていない。

アダマス:そうかい。ちなみに、ギブアップしたのはいつかな?(彼女は笑っている)いつギブアップしたんだい?

パトリシア:前の作品を書き終えてからよ。

アダマス:なるほど。うーん。

パトリシア:あー、私が本当にはギブアップしていないって言いたいのね? 実際のところどうなのかしら?(笑っている)

アダマス:うん。8.2パーセントだけギブアップしてるね。

パトリシア:8.2パーセント?

アダマス:もちろん100パーセント中だよ。少ししかギブアップしていないね。

パトリシア:え、100段階評価なの(アダマス笑う)。てっきり10段階だと思ったから、結構イケてると思ったのに!(もっと笑う)

アダマス:いや、いやいや。1,000段階評価じゃないかな? 冗談だけど、君は8.2パーセントしかギブアップしていないよ。とは言え、とっかかりとしては良い数字だよ。且つ、次の話題に移るにあたっての最高の序章になってるよ。

パトリシア:ありがとう。

アダマス:こちらこそ。感謝するよ。議論に参加してくれた他の人も、ありがとう。

ずっと言っていますが、私はシャーンブラのみなさんが大好きです。私たちはこうやって遊ぶことが出来ます。楽しむことができます。人生における痛烈な痛みについても、深く、話し合うことが可能です。みなさんはここに残りました。みなさんはここにいます。美しいです。そのことに感謝します。ありがとう。

さて、次に進みましょう。えーと、今日はパターンについて話してきました。身体のパターンについても話しました。低エネルギー状態で具合が悪く、痛みがあったりと、こと身体に関して、このところ楽しくない状況が続いてきました。

ところで、部屋の温度を1度上げませんか?(聴衆、同意する)うん。そうそう。メラブを行うにはちょっと冷えますね。リラックスできる状況にしたいですね。そして、、、

リンダ:みんな眠気に襲われて眠ってしまうわ。

アダマス:そう。眠気に襲われるぐらいにリラックスしてほしいですね。始める前にコーヒーを飲んでおきたい人はいますか?

リンダ:うがあああ!

アダマス:分かるよ。トイレが近くなってメラブの途中に離席されても困るしね。

Realization(気付きに至る)

今日のポイントです。パターンはいろいろな意味で、あなたの役に立っています。始めの方にお願いしましたね。「人生で何が起こっているかじっくり考えてみてください。あまり気に入らない出来事についても、よくよく考えてみてください」と。そういう出来事は、あなたの役に立っています。あなたに奉仕しています。よく考えてみてください。でもそれと戦おうとはしないでください。ただただ、気付きに至ってください。「嗚呼! 居心地がいいからパターンがあるだって? 確かに勝手知ったるなんとかだね。人と違っている必要もないし、ユニークにならなくてもいいから楽だね。少し変わった人、そのぐらいで手打ちにしよう」そうです。パターンは居心地がいいから存在します。楽です。言い換えましょう。パターンは、あなたがパターンに殺されることはない、そう思っているから、存在できます。でもパターンはあなたを殺します。あなたが記憶喪失でなければパターンは成立できません。あなたが催眠術にかかっていなければ、同じことは繰り返しません。あなたの真の気付きにはブランケットがかけられていて、にも関わらず、あなたはただただ行動します。パレードの大行進の中にいて、ただただ他のみんなと同じことをしています。「こんな馬鹿馬鹿しいパレードからは離れよう。行進なんかもう嫌だ」そんな気付きがありながらも、手を振り足を上げて、調和を乱さず歩いています。

そこをどうやって超越するのか? と思うかもしれませんが、そんなことは出来ません。はっきりと言いますが、戦って何とかなる相手ではありません。そもそも戦おうとした瞬間に「自分を乗り越える」という強迫観念に囚われたゲームの幕が上がります。自分と戦い、自分に自分を従わせようとする古臭い、カビだらけのゲームです。もちろん、そんなものに意味はありません。何の役にも立ちません。もっと己を知ることが必要です。

なら何ができるのか? そうですね。まずは何が本当に起こっているのか冷静に気付いていることができるはずです。パターンにただ囚われているとブレイクスルーもそう簡単には起きませんが、自分には、あるパターンがあると気付いていられれば、その最中にあっても、クオンタムな、量子的なシフトに繋がる、意識的で明確な選択が出来るはずです。そうして起こるのは小さなシフトではありません。カメのように(笑う)、少しずつ前進し、改善する、そういう古いパターンのシフトではありません。「どうだい。結構進んだんじゃないかな」そう自慢していながら、おお神よ、20年で20メートルしか進んでいないような(笑う)そういうのではありません。量子的に、クオンタムに飛躍しましょう。そうすることを許しましょう。何度でも何度でも、今後もずっとずっとこの話に戻りますが、許してください。それだけです。許しです。

許しとは、自分のやり方を止める、ということです。人間のやり方を止める、ということです。これは進化の自然な在り方です。一つ許せば、一つ新しいレベルの光が取り込まれます。文字どおり、あなたの身体に取り込まれます。それが進化の自然なサイクルです。光はあなたをパターンから解放します。人間の部分が例えそれを嫌がっても、あなたが許せば、そうなります。

私は光という言葉を使っていますが、太陽の光やスタジオで使っている照明の光といった、物理や科学で語られるような、光子が伝達される様のことではなく、私は私であるという情熱の動きのこととして使っています。それが光です。光はエネルギーを引き寄せます。エネルギーは実際に、外に見えるこの世界の、構造や仕組みを作り変えます。身体に取り込まれた光は身体のパターンを作り変えます。許しによってもたらせる光です。マインドに取り込めばマインドも変わります。

人間部分には理解不能なポイントです。間違いなくそうです。人間は、何よりまず、物理的な現象としての証拠を望みます。もし本当に古いパターンから自由になったのであれば、空中浮遊が出来るはずだと。非常に人間的です。

サム:でもそれが出来たらクールだろうね。

アダマス:もちろんクールだよ。ちなみにだけど、私は今、宙には浮いていないね。何故浮いていないと分かるのかな?

サム:うーん。そう聞くっていうことは、知覚の話をしたいんだな。私はアンタが浮いているとは知覚していないね。そこにいると知覚してる。

アダマス:そのとおり。知覚であり感覚だね。今の話に関して、君はどの感覚で判断してるのかな?

サム:ほとんどは視覚かな。あんたが浮いてないのは間違いないよ。

アダマス:人間の知覚のうちの60パーセントは視覚から来ていますが、他にもあります。そのつもりになれば、私は簡単に君の頭の上まで浮かんで行って、肩の上に座れます。しかしながら、視覚と若干の聴覚だけに頼っている今の場合、君はそのことに気付かない、私がそうしていることを察知できないと思います。

サム:なるほど。

アダマス:感覚をもっと解放して、そうですね、みなさんにとって未知の感覚はまだ20万ほどありますが、それが解放された途端、世界がわっと広がります。世界がわっと広がりますが、実際に広がっているのはみなさんです。

サム:なるほど。ということは、、、

リンダ:それだけ話すなら、マイクが必要ね。

アダマス:そうだね。彼にマイクを。

サム:オーケー。

アダマス:コーヒーはどうだい?(笑っている)

サム:いや、いいや。で、ということは、一つ許すと、つまり、一つパターンから抜け出すと、そこはもう新しい世界が、より自分が自分であるスペースになると考えてもいいのかな? そこに関連性はあるかな? まあ実践することだとは思うけど。それが一番難しいやね。

アダマス:関連性というと、何かな? 仕事のことかい? ガールフレンドのことかな?

サム:全部だよ。分かるかな。そういうもの、全部。我々はここにいて、えっと、、、

アダマス:人間的に考えるのを、一旦ストップした方がいいね。五感とマインドに頼って考え過ぎてるよ。

サム:まさに。

アダマス:今、君は「このことがもたらすメリットはなんだろう?」その観点で考えてしまってるね。ただ言えるのは、本当に許すまでは想像するのもほぼ不可能だし、人間部分は「よし。それをすればどんな得があるのかな。そうすることで何か恩恵は得られるかな」と言い続けるということだね。

サム:うーん。なんと言うか、態度が問題なんだね。自分的にはここに参加をして、新しい経験を根付かせて、許しをしたいだけなのに、どうしても人間の話にしてしまってる。

アダマス:そうだね。

サム:で、そここそが、自分が行き詰るポイントなんだな。

アダマス:そこにある関連性についてどう思う?

サム:少しはマシになったかな。パターンが分かった気がするよ。

アダマス:そう。でもそれだけじゃない。話を限定して話すけど –とは言え時間がないから手短に- 君は、白か黒かグレーの世界に生きていながら、世界にはもっと色があるのを知っている。

サム:そうだね。

アダマス:他にたくさんの色があるのを知っている。それは人間部分にも関係したことだよ。と言っても、より若くあることが可能とか、よりセクシーに、リッチに、とかそういう意味の、人間に関係ある、じゃないよ。それは古いパターンについての話だね。そうではなく、その他のたくさんの色は、人間には認知できないパターンになってしまっているということが言いたいんだ。他に色が無いんじゃない。人間にそれが認知できないだけ。でも結局のところ、それが障壁となってしまっている。でも、色がたくさんあるからと言って、グレーから他の色が増えるんじゃないんだよ。そもそも他にも色はあって見えてないだけ。知覚に関連した問題なんだよ。

サム:うーん。なるほど。

アダマス:私は、君の三次元での経験や、五感で分かるこの世界を、より良くする、グレーを別の色に近づける、そんなことのためにここにいるんじゃないんだよ。分かるかな。早かれ遅かれ、そんなものには飽きるだろうしね。

サム:うーむ。

アダマス:私は君の生活をマシにするためにこうしているわけじゃないからね。そうしたいなら、本屋へ行って自己啓発の本でも何でも買ってくれば済むんじゃないかな。そうじゃなく、我々は制限されない感覚的な経験に向かうためにここにいるんだ。人間部分を満足させることだけが目的じゃないよ。マスターもまたドアの外にいて「人間さんよ、開けてくれよ。入るのを許してくれよ」と言っている。ずっと呼びかけてるよ。でも人間としての君は依然として「ヘイ。君がオオカミじゃないって何故分かるんだい? そうじゃないとして、アンタを入れてどんな得があるんだい?」そう言って拒んでいるね。そのやり取りをしつこいぐらい続けているね。でも、我々はそんなもののためにここにいるのではないね。身体を持ったままマスターになるためであって、人間としての暮らしをマシにするためではないね。

サム:そうだねえ。

アダマス:筋は通ってるかい?

サム:通ってるね。自分が通して行けるかは分からないけど、筋は通ってる。

アダマス:よおし。

サム:でも別にオオカミが怖いわけじゃないんだよな。この現実の中で、なかなかそう出来る場面や場所がないっていうことなんだ。この物理的世界で我々は生きていて、例えばアンタはパターンから外れてるけど、やっぱり今はこの3Dの世界にいるわけだよな?

アダマス:そうだね。ではみなさんに質問です。みなさんは今のまま、この世界で生き続けたいですか? 微調整ぐらいは出来て、角を研磨して多少滑らかにはできるけれど、この世界で、今の知覚で認知できるこの世界に、ずっといたいと思いますか? もしそうなら、それはそれでいいでしょう。でも、一つ言えることは、もし今そうでないとしても、必ず嫌になる時が訪れます。みなさんには気付きがあります。みなさんは既にその味を、味わう前から知っています。「畜生! もっと味わいが豊かで、熟していてで、本当に有意義なものがあるってのに!」それを味わわずにはいられません。全てを味わいたいと思います。

はっきり言いますが、人間部分も恩恵を受けることにはなるでしょう。しかしながら人間の恩恵を意図してしまうと、ろくなことになりません。人間部分にとって良いことは間違いなく起こります。今これを見ている、聴いている人間のみなさんの身体の痛みはいつしか消え、他にも見かけが若返ったり、幸福感が高まったり、新しい情熱が出てきたりと、人間にはその手の良いことが起こるでしょうが、覚えておいてください。その恩恵を目的にした途端、我々は古いパターンにどっぷりと嵌り込みます。それ自体が既に古いパターンです。パターンの強化です。

その手の恩恵を追い求めたいのであれば、そこで行き詰っていたいのであれば、本屋へ行って、何と呼ぶのでしょう、オカルトですか? あるいは自己啓発や自己なんとかの本を買ってください。人間を良くするための本はゴマンとあります。そのタイトルを見てください。ずらっと並んでいますね。そしてそのほとんどは、稀な例外を除いて、人間としての恩恵を求めています。私たちは、そんなことは行いません。

マスターのみなさん、みなさんが現在行っていることは、人間としてのあなたに大きな恵みをもたらします。でもそれは単なる結果でありオマケです。目的にするとそれは古いパターンです。みなさんをここにずっと縛り続けるパターンです。私たちはパターンを作ったり強化するのではありません。壊すのです。

大きく、ゆっくりと深呼吸をしてください。メラブを行いましょう。照明を少し落としてください。

私はみなさんと一緒にいるのが大好きです! アセンデッド・マスターズクラブへ戻ってみなさんの話をするのが大好きです(笑いと喝采)。その時するのは作り話ではありませんよ。「ステージに立っていた私に、リンダが突然に襲い掛かり、コーヒーをぶちまけたんだ! 受講者はみんな私に向かって唾を吐いたて、リンゴまで投げつけてきた(笑う)。もうそうなったら殴り合いの喧嘩だよ。でもね、何らかのエネルギーの作用があって、気付いたら全員素っ裸で踊っていたね(笑う)」

リンダ:楽しそうな夢を見たわね(笑っている)。

アダマス:ストーリーを語るのは楽しいですね。無論、聞いているほとんどの存在は、それが嘘だと分かっています。彼らの多くはこの集まりに参加していますから。

Merabh Beyond Patterns(パターンを超越するメラブ)

音楽をお願いします。照明をもっと落としてください。

(音楽、流れる)

今、何時なのか分かりませんね。今日の時間の経ち方は妙でしたね。カウルダーもリンダも困惑していました。思っていたより相当に早く、彼らの発表は終わりました。私ですか? どこまで長くなるか分かりませんね。でも、ついさっき始まったばかりのような気がしませんか?(聴衆、同意)

時間にもパターンがあります。古いパターンです。そういった時間のパターンも、そろそろ終わりの時間です。

(間を取る)

良き友とコーヒーを飲みながら、良き音楽を聴いて語り合う。人間であったことを今でも懐かしく思います。でも、カウルダーやみなさんを通して、私は今でも人間の営みを感じ、経験することができています。そんなに良いものかって? もちろん。淹れたてのコーヒーは最高ですね。オートミールもナッツもハチミツも忘れられないですね。思い出すだけで涎が出てきます。

(間を取る)

実際のところ、最も懐かしく、無くて寂しいと感じるのは、笑いです。笑うことです。私はここ以外でも、多くのチャネラーを通し、多くのグループを前にしてセッションを行ってきました。でも笑いはほとんどありませんでした。私が笑いを取るために最上のジョークを披露すると、その多くは二度と来なくなりました(笑い)。ま、彼らは古いパターンに嵌っていました。スピリチュアルでよくあるパターンです。それはそれらしくあるべきだ。というものです。

さて、今日本当に、一番伝えたかった内容に入っていきます。全てのパターン、何がどうあるべきか、というのは予めセットされています。身体が成長して死ぬまでの流れ。マインドが何をどう考えるか。全ては予めセットされて決まっています。あたかも用意されたようなパターンです。が、その全てが変わっていきます。人は一生懸命働いてストレスを感じるべきだというのもパターンです。人間に深く深く刻み込まれています。チキショウメ! でも本当に刻み込まれています。そしてもっと悲惨ことに、人はそのパターンと戦います。一生懸命そのパターンと戦って、ストレスを感じます。馬鹿みたいだと思いませんか? 傷を消そうと傷を削ると普通、傷はもっと深く、大きくなります。パターンと戦えば戦うほどそのパターンは深く深く刻まれます。メンタルのエネルギーによってフォーカスされると強化されます。パターンは増幅を続けます。でも人はそうします。またパターンですね。パターンと戦うパターンです。

マインドでそういったパターンと戦う時、例えば加齢と戦い、アンチエイジングに走る時「もっと若くなる。もっと若くなる。とても良い気分である」と、そんなアファーメーションを行いますね。ちなみに言うと、私はアファーメーションが嫌いです。8年前にそう言い捨ててセドナから逃げるようにして出てきましたが、ようやく人々の理解が追い付いてきましたね。アファーメーションを通して行っているのはバランスの欠如、あなたが対処したいことの強化です。問題は解決されません。

ならどうすればいい? どうしようかしら? 今、我々が過ごしている時間がその答えです。話をして盛り上がり、笑って、コーヒーでも飲む。そうやってエネルギーに奉仕をさせる。

今日のシャウドがどんなふうに始まったか覚えていますか? 完全にアドリブで始まりました。リハーサルも事前の打合せもありませんでした。「私のコーヒーはどこだい?」と私は言いましたが、コーヒーが欲しいこと以外に他意も狙いもありませんでした。でも、みなさんはエネルギーに命じていました。あの一連の流れから何かを掴んだ人は多いと思います。エネルギーに何かをさせるのに抵抗はあるとは思いますが、そうすることを自分に許してください。

許しとは、今回のケースでは、量子的でクオンタムなシフトを意味しています。クオンタムという言葉を多用し過ぎだというのであれば、古いパターンを打ち破る、線的でなく、予測不能なシフトでも構いません。身体のパターン、ずっとあるクセのように続く様々なパターンがありますが、戦わないでください。許してください。許すことができるのみです。

分かりますか? 許しに効果があるのは、古いパターンが、歪んだエネルギーの流れだからです。エネルギーが不自然な状態にあるからです。

陶芸家の手によって粘土が壺や花瓶に姿を変えます。それはそれでオーケーです。美しいです。しかしながら、究極的には、その様相は永遠であるためには不自然で不適切な在り方です。であるからして、物は必ず壊れますし、質は時間と共に落ちていきます。より自然に状態に戻ろうとするのです。

パターンは陶器のようなものです。それにはそれなりの美しさや役割があります。しかしそれは一時的なものでしかありません。永遠とはなり得ません。パターンは、それがあなた自身によって作られたものにせよ、集合意識が生み出したものにせよ、1,000回の生涯をかけて形作られたにせよ、永遠には続きません。

マスターとしてのあなたは、そろそろエネルギーが自然に戻るのを許す時だと気付いています。

そろそろ古いやり方を止めて許す時だと。本当に本当に許すことだと。許しについて話すだけではなく、量子的に、クオンタムに許して「標準」を無効化すべきだと。

(間を取る)

1,000を超える生涯を共に過ごしたパターンが、今、変化をしています。

人間にとっては恐ろしいことかもしれません。でも、マスターにとってそれは天晴れな出来事です。天晴れです。

(間を取る)

1,000回の生涯で作り守ってきた花瓶ですが、もう興味も時間を費やす価値も感じません。

(間を取る)

その境地こそが許しであり、あなたに対してエネルギーを奉仕させることを許すことです。コーヒーがあなたの手元までデリバリーされてきます。

(間を取る)

生活の中にある、気に入らないことについてしっかりと考えてください。もう解き放つ準備が出来ているのに、まだ居座っているものはありませんか? いったいどういうわけでしょう? その答えが分かることを許してください。何故、そういうものがまだそこに存在していて、あなたはストレスを感じなければならないのか、まずい人間関係に巻き込まれるのか、明晰さが訪れないのか、答えがあなたに届くことを許してください。まだ何らかの意味があって、何らかの意味があると思っていて、依然、目の前にあるのだと思います。しかしあなたにはもう不要なはずです。準備は出来ています。許し、変わることを望んでいます。

(間を取る)

実際、許しは特に難しいことではありません。上手くやるための秘訣も秘策も何もありません。

(間を取る)

変化を促進して、パターンから抜け出さなければならない、あなたがずっとしてきたその考えに対する素晴らしきアンチテーゼです。本当に、本当に、必死に取り組むほど難しいものではないし、頭で必死になって解決すべき秘密も何もないのです。チクショウメ。ただただ自然でいることを許せばいいだけです。自然に、勝手に進化します。

エネルギーには、パターンから離れて、あなたの身体に、意識に、光を届ける動きがそもそもあります。それこそがエネルギーの自然な動きです。優美なるエネルギーの壮麗たる動きです。

その動きを感じてください。光が届けられ内へ内へと送り込まれる優美な動きをじっくりと感じてください。光が意識に統合されています。

(間を取る)

優美なエネルギーの動きを感じてください。エネルギーが果てしなく拡散、拡大し、自由に美しく動き回っています。

(間を取る)

それとは逆に、頭で知的に考えて、何かを起こしてやろう、こうしてやろうと、努力する時のことを考えてください。エネルギーの違いを感じてください。頭で知的にコントロールしようとすることと、、、

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許すこと。

(間を取る)

大きな違いがありますね。

今、みなさんの中に「よし、許しか。そのために自分がすべきことは何かな? どうやるのかな?」そう考え始めている人がいるのが分かります。違いますよ。そうじゃないです。だからメラブをしています。ただリラックスして呼吸をしていてください。

(間を取る)

「うーん。何か唱えたり、言い聞かせたりしなくっていいのだろうか?」そう考えている人もいますね。今我々にできること、するべきことは、今流れている音楽を聴くことです。寝てしまっても構いません。

意識の総体としてのあなたは「さあ1,000回も生きて積りに積もったパターンを綺麗に掃除しよう。許して元の自然な状態に復活しよう」そう言っていますよ。邪魔をしないで、そうさせてあげてください。

(間を取る)

そのぐらいシンプルなことなのです。それこそがマスターとしてのシンプルさであり、美しさです。突然に「私はここにいる。パターンの外にいる。私は私の光で自立している。ワオ! こんなに簡単なことだと何故分からなかったんだろう。うん。私は光、それは身体だ、私は私の身体として存在している」気付きがあなたに訪れます。勝手に訪れます。

(間を取る)

あなたの光はあなたの気付き。

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夜に夢にさえ光がある。

(間を取る)

あなたに分かる全ての刹那に、光が気付きとして訪れる。あなたは光と共にここにいる。

そしてその光は、あなたです。

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あなたが通り抜けようとしている変化は叙事詩です。身体、マインドにとっての壮大な物語です。その変化は、予想の付くような方法では起こりませんし、知的に意図して起こすことも不可能です。変化を起こそうとすることは出来ません。マインドにその能力はありません。マインドに可能と判断出来る領域を超えた話です。

しかし変化は起こります。変化はあらゆる形で起こります。知覚が変わるかもしれませんし、現実の認知の仕方自体に変化があるかもしれません。

知覚について話しましたね。知覚とは現実を認知するための手段です。しかし、それに限ったことではなく、もっと大きな何かが進行しています。知覚の変化だけに留まらない、もっと大きな何かです。

その大きな何かとは、あなたが現実を創造する方法です。どう現実を創造するか、刻み込まれたパターンが、大きく変化しています。

(間を取る)

あなたはこれまで限定された方法で、少しずつ現実を創造してきました。

しかしそれが変わります。全てが変わります。私は今日、今の瞬間までこの話をするのを取っていました。私たちは知覚について議論しました。現実の認知について話しました。でも、よくよく感じてみてください。あなたが現実を創造してきた今のパターン、あなたがあなたの世界を創るパターン、あなたがエネルギーに指示する方法、それら全てに変化が起こっています。

現実をどう創造するか。結局のところ、これが全てだと思いませんか? 他は全て、それに付随したものでしかありません。そうです。創造性の制限こそが、全てのパターンの親玉です。

(間を取る)

つまらないものを創造する。色褪せて不満足にしか思えないものを創造する。イライラする現実を作り出す。そういうのばかりですね。今の創造を壊すような創造が為されることは、まあ、ほとんどありません。

(間を取る)

私は創造主である。

(間を取る)

あなたの核、ハートでは、あなたは創造主です。あなたが嵌っているパターンの最たるものは、結局のところ、あたな自身の制限です。光としての存在、創造の光の源たる真のあなたは、制限されてしまっています。パターンです。行き詰ります。これが今日した全ての議論に対する答えです。

「創造主としての私はどうしてしまったのか?」

今日、気付き、許し、シフトさせたかったのはこの制限です。他はまあ、お遊びです。ここに到達するための余興でした。創造する方法を変えてください。クオンタムに、量子的に。

(間を取る)

いずれにせよ、あなたの今やっている古い創造は、そういつまでも機能しません。最近気付いてきたかもしれませんが、古いものはもう機能しなくなってきています。

シフトすることを許しましょう。

ただただ許しましょう。頭で考えるのは止めてください。許そうと自らにストレスをかけるのも止めましょう。許すことにフォーカスさえしないでください。ただ許してください。そういう状態であってください。クオンタムで、多元宇宙的で、拡がりのある変化が起こるでしょう。

(間を取る)

創造において古い方法を打破しましょう。

嗚呼、歳も取ったし退屈だしマスターにもなれそうにないし面白くないなあ。

大きく深呼吸をしてただ許してください。自由な絵描きたちがしたことです。

深呼吸をして許すこと以外、本当に何もしなくて構いません。そうやってあなたが開けば、意識に、光を取り込む隙間が生まれます。光はエネルギーを引きつけ、エネルギーは自由自在に変化します。

チクショウメ! お願いしますよ。創造主にならないことは不可能です。例え制限されていても、あなたは制限されたものを完璧に創造していますよ! 創造主なんですよ。

(音楽終わる)

盟友のみなさん、大きく、深呼吸をしてください。

(間を取る)

まだ身体は痛むかもしれません。精神的に苦しく感じることもあると思います。激しく混乱することもあるでしょう。時に、自分自身が土台からぐらついているような感じがするかもしれません。そういう時は一つ深呼吸をして、普通だと179年かかることを数年でやり遂げようとしていることを思い出してください。

みなさんは普通であることから離れ、主流派とは違う、完全にユニークな存在となります。そうなります!

その思いと共に、大きく深呼吸をしましょう。

それでも、もし苦しかったり泣きたくなるようなことがあった時には、深呼吸をして、思い出してください。

アダマスと聴衆:創造において全てが正しい。

アダマス:盟友のみなさん、楽しかったです。ありがとう。ありがとう(聴衆、喝采)。

翻訳: Ito Satoshi


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