Emergence(エマージェンス)シリーズ シャウド10

Emergence(エマージェンス)シリーズ シャウド10

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エマージェンス シリーズ
シャウド 10 – ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマン
クリムゾンサークルへ献呈 2019年6月1日
http://www.crimsoncircle.com/

私は私である全て、アダマス・サンジェルマンです。

今日を始めるにあたって、一緒に大きく深呼吸をしましょう。ふう。

今、これを聴いている多くのみなさん、ここ、コネクションセンターにいる多くのみなさんも、自分には何かが感じられる、そんなふうには思っていないことが、私には分かっています。ただ、何かは感じたんじゃないですかね。何かを感じたのではないでしょうか。それが何かは実際、重要ではありません。私は、それを言葉にしよう、それが何かを考え出そうとしないことを、みなさんにはお願いしたいと思います。

そのことを踏まえて、大きく、深呼吸をしましょう。

はい。何かが起こっています。そしてあなたはそのことに関して、いくらか心配しているかもしれません。それが何かははっきりと分かっていないかもしれません。人間は「アダマス、お願いだから、何が起こっているのかはっきり伝えておくれよ」そう言うかもしれません。まあ、シンプルに感じてみてください。あなたには何が起こっているのか分かっているはずです。今の人間にはそれを言葉にすることが出来ないかもしれませんが、あなたには何が起こっているのかが分かっています。はい。

ところで、ここに来る前、私はアセンデッドマスターズクラブにいました。私は(笑いが起きる)講義をしていました。えーと、人間のマインドにいるカウルダーには全く理解できないことですが、私は同時にたくさんのことを行えます。私はたった今も、講義をしていることが可能です(さらに笑い)。私は眠っていることもできますし、また同時に、パリで粋な食事も取っています。私はここで今、みなさんの会話を聞いていることだって出来ますよ(さらに笑い。アダマスは前のパートでリンダとジェフが述べた内容を参照している)。そしてこれはみなさんの全員にとって、留意しておくべき価値のあるものです ―クソ線的になるのをやめてください! みなさんはAndにいます。みなさんは同時にたくさんのことを行えます。

いずれにせよ、今朝、私は講義をしていました。人間のグループと取り組みを行っている別のアセンデッドマスターたちに呼ばれました。急に呼ばれたので私はこう言いました。「この2019年の6月1日は忙しいんだ。シャウドの日だよ。私が輝き、同時に無作法になれる、私にとってもひと月の中で大切な1日だよ」と。「私はこのために生きてるんだ。それが私だよ」と。彼らは「いやいや、違うんだ、アダマス。私たちは知っておかなければならないんだ。君があそこへ降りていく前に、君がどんなふうにしているかを聞いておきたいんだよ。私たちが君たちより、かなり後ろを進んでいるのは分かってるよ。私たちが未だに苦戦していることは理解している ―で、どうやってるんだい? 私たちのグループはさほど上手くいっていない。なのに君は、世界中のシャーンブラたちと上手くやってる。いったい何をどうやってるんだい?」そう言いました。

正直、私は、彼らにはそのことを話したくはありませんでした。私たちは別に競争しているわけではないのですが、ただ、、、(笑いが起きる)ただ、分かりますかね、私たちにもまた、人間であった経験があるので、そこには興味深い名残というか ―1等賞を取りたい、トップに立ちたい、という気持ちがあるのです。そういう意識が無いわけでもなかったので、私はこう、はぐらかしました。「さあ、どうだろう。そもそも今日はスケジュールがかなりタイトだからね。そんな話をする時間を取れるかどうか定かじゃないね。分かるかい。私はあそこへ降りていって、カウルダーがナーバスにならないよう、いろいろ相手をしなければならない。リンダが、私が何を言うかについて心配しないようにしておかなければならない。分かるかい、それなりに時間が必要なんだよ。私はただポンと現れているわけじゃないからね」と。「私は何時間も、時に何日も前からあそこへ行くんだ」と。しかし彼らは譲りませんでした。

私は言いました。「単純だよ。とても、極めて単純だよ。今から言うことが全てだよ。君たちのところにはマキョーに塗れたスピリチュアルの教師たちがいる。君たちのところには、とてもスピリチュアルな方々、人間がいて、彼らはブレークスルーしようと必死だよね。彼らはもっとスピリチュアルになろうとしている。彼らは悟りに至ろう、アセンドしようとしているか、あるいはほとんどがそうだろうけど、彼らはよりお金持ちになろう、健康になろうとしているね」と。「問題は、君たちが生徒たちとやっていること ―つまり彼らがやっていること― それはマインドの中で行われているということだよ。君たちは、アトランティスから今までにかけて得てきたものを超えようとしていて、しかしそれをマインドの中でやろうとしている。それは単純に機能しない。効果は無いよ。マインドは迷路を、パズルを作り出すだけだね。マインドは、どこかへ向かっていると思わせてくれるような、実際にはどこへもたどり着けないゲームを提供するだけだね。君たちはマインドを超えるようにさせなきゃいけない。マインドから出なきゃいけない」

その場は静まり返っていました。ちょうど今のここのように(アダマス、くすくす笑う)。「どうかしたかい?」と私。彼らはこう言いました。「どうやってマインドを超えるって言うんだい。マインドの外からどうやるって言うんだい。だって、人間というのが、そもそもマインドの中にいるんだよ。それをどうやるんだい?」

私はこう返しました。「まあ、簡単ではなかったよ。私がシャーンブラのところへ行くようになって、最も大変なのがそこだったね。私たちがどうそれを超えていくか? 全てがここに閉じ込められているとして、その外からどう、その内側を変えるのか?」と。「気逸らしだよ。多くの気逸らしが必要だよ。それに、この変容の中にいる全てのシャーンブラの途轍もなく大きなコミットも必要だね。笑いも要るし、メカニズム、ま、まさに今日その内容をする予定なんだけど、私たちを外へ出して中にあるものに対処するその方法、に対する理解も要る」と。

加えてこうも言いました。「私はここにいる君たち聖人の誰よりもそこを理解しておかなければならない。私は全部分かっていなければならない。何故って、私は、私たちをここに押しやったその当事者たちとやってるんだからね。それがどれだけ大変か分かるよね。そこには多くの罪悪感があって、ドラゴンがそれを浮かび上がらせようとしている。そして多くの拒絶、抵抗がある。強い否定 ―『嗚呼、あれは私じゃない。私はそんなことはやってない』とね」と。ね、そうでしたよね(いくらか笑い)。「途轍もない量の否定があったよ。頭の中で活発にね」と。みなさんがヘッドバンドの導入に関わった1人であるなら、それに関連する課題を抱えていて当然です。なのでこう続けました。「そこが特に大変だよ。ただ私たちはそのエネルギーを、そのマインドセットを、利用する。私たちは、その問題となっているそれ自体を利用して、超えていくんだよ」

再び沈黙がありました。彼らは沈黙を破り「それって、気を狂わせる人が出てもおかしくないよね?」そう言いました(さらに笑い)。私はこう返しました。「そのとおりだよ」と。「私のシャーンブラたちは、、、」私のシャーンブラですよ、、、(聴衆から「おおおお」と感嘆の声。アダマス、笑う)何か「おおおお! おおおお!」というサウンドトラックを用意しておくべきだね。

「私のシャーンブラたちは、まさにそれを通り抜けているところだよ」私はそう言いました。「私は彼らに前回、、、―私は先月、彼らにたくさんのもの提供したんだ― 先月にそうしたよ。45から60日の間にその手のことが起こるだろうと。彼らはパニックになってたよ。パニックだね。彼らの多くが『私は死ぬんじゃないだろうか? いったい何が起こるんだろう? こんなことをやってなければよかったかもしれない』と後悔してたよ」と。それからこうも言いました。「ただ、それこそが、今やっていることだからね。彼らが彼ら1人1人、その人なりに感じ、経験すべきことなんだ。物理的なことではないだろうとは思う。何かの残骸というか、何とも言えない、そういうものが浮かび上がってくるんだろうと思うよ」

「彼らは全てを忘れてしまうだろうね。彼らは、かつて出来ていたように、物事を繋ぎ合わせることが出来なくなると思う。彼らのロジックはもう、そう上手くは機能しなくなるだろうね」そう私は続けました。「そして、それこそが私たちがまさにやっていることなんだよ」加えてこうも言いました。「私がそれを整理してまとめるよ」と。リンダ、書いてもらえるかな。とても成熟した内容だからね。「私が、君たち全員のためにもまとめてあげるよ」―私の講義を聞いているアセンデッドマスターたちにもです―「私がそれをまとめるよ。とても単純なことなんだけどね」それというのは、みなさんもこれから長く考え続けることになるであろうものの1つです。「彼は何を言いたかったんだろう?」と。さて、まとめてみると、シンプルです。あなたが狂っていないなら、あなたは狂っていない(You’re crazy until you’re not)です。

Not Crazy(狂っていない)

あなたが狂っていなのであれば、あなたは狂っていない。それだけです! そしてそれが、みなさんの全員がたった今、通り抜けていることなのです。私が言いたいのは、あなたが、自分は気が狂う、狂っている、そう考えているのであれば、あなたはそうであるということです。あなたが自身と他者を比較して狂っていると考えるなら、過去の自分と比較をしておかしくなったと思うなら、科学や一般的な論理に反するような、定義するのが難しい、クレージーな思考をしているのだと見なすのなら、確かにあなたは狂っています。あなたがそれをしないなら、そうではありません。

あなたは狂っていない。それを受け入れた状態であればあなたは「そうではない」のです。あなたが経験し、感じているのは、あなたには定義することの出来ない気付きであり、内にある強烈な感覚です。みなさんの全員がそれを持っています。このブレークスルーの瞬間に、それがただ分かる時期があります。あなたは、まあ、それでもそれを閉じるでしょう。「嗚呼、意味不明だな。また脳みそででっち上げたな」などと考えます。しかし違います。あなたが狂っていないのであれば、あなたは狂っていないわけで、その感覚は正しいということです。「あ、これは狂った考えでもなんでもない。おかしくもない。実に自然だし、リアルだ。拡大されただけだ」と認識するなら、その時点で狂ってなどいないのです。あなたがあなた自身を制限された世界、青の世界に押し込んだ瞬間に、それは狂っているとなるのです。実際、そんなことをするのは狂っています。

あなたは他の青の人たちのところ、青の現実に戻り、それでマインドは平静を取り戻します。「ほらね。戻ってきた。私は狂っていないに違いない」と。しかし、まあ、それでも、マインドの中で小さな声が「いや、狂ってるよ。おかしいよ。どうして自分は普通に、一般的に出来ないのか、、、どうして頭にこんな言葉が浮かび続けるんだ? この圧倒されるような、落ち着かない感覚はなんだろう? 別の何かになりたいというこの思いはなんなんだろう? 嗚呼、やはり自分はどこかがおかしいに違いない。彼らは、私はただ私が私であることを受けるべきだと言ってるな」と。違いますよ。違います。これは、あなたを狂った世界で落ち着かせることではありません。

これは、壁を壊して自由になるということです。外に出るということです。そういうのから外に出るということです。あなたが狂っていないのであれば、あなたは狂っていない、というのは、あなたが深呼吸をして「ヘイヘイ、狂ってなんかいないよ。この方がもっとリアルでナチュラルさ。この方が他の何よりも自由だよ」と認識することです。それであれば、あなたは狂っていません。あなたは自分にラベルを貼り続けるのをやめられます。狂った人のように歩き、喋ることをやめられます。あなたの周囲にいる狂った人々が夢に出てくることもなくなります。今日はもう少し夢についても取り上げる予定ですが、あなたは狂った夢を見るのをやめて、リアルになります。今、あなたはリアルです。

長い長い歴史の中で、多くの偉大な人物が狂っていると見なされました。レオナルド・ダヴィンチは、その時代には、完全なる狂人だと見なされていました。彼は基本的に約束を守るということがなく、絵を完成させることも出来ませんでした。彼は人々との間に、真の人間関係というものを築くことが出来ませんでした。彼はエキセントリックで、いつも落書きか何かを描くことをしていました。彼は、彼は狂っていない、になるまで、狂っていました。彼は、彼は単に周囲にある何か、人の目では見ることのできない、五感では知覚することの出来ない何か、しかしそこにある、みなさんも知っているものにオープンでいて、コミューンしているのだと、そう認識するまで、狂っていました。

あなたのマインドが、本当はそこにあるものを否定し、打ち消しているのを見るたびに、私は悲しくなります。「おかしな男、狂った女だと思われるのは嫌だな。みんなと同じようになって調和しないと」と、そう思うので打ち消します。あなたはもう周囲と調和なんか出来ないですよ。単純です。あなたは遠くへ来過ぎました。他の人と同じようになんて出来ません。あなたは狂っていないのです。狂ってなんかないですよ。むしろよりリアルです。もっと感覚的です。あなたはより多くの次元にまたがっています。あなたは、あなたのことをおかしいと言ったどの誰よりも、まともです。ま、いつの日か彼らも認識して戻ってきて「君の方がまともだった」そう認めることになるでしょう。彼らはあなたのことを狂っていると言ったことに対して謝罪することになるでしょう。そしてあなたのことを狂っていると言った ―あなた自身のアスペクト― もまた、あなたに謝罪することになるでしょう。あなたがそうではないからです。あなたが狂っていないのであれば、あなたは狂っていないのです。乗り越えてくださいと言っています。

それだけで途端に、あなたは狂っていません。その途端にあなたは聡明です(いくらか笑い)。いや、本当ですよ。あなたは聡明です! 天才です! 彼らはそう言うでしょうし、少なくともあなたも「私って、本物の天才だ」と自覚するでしょう(笑いが起きる)。あなたは信じられないぐらいにクリエイティブです。複数次元にまたがる存在です。あなたが狂っていないのであれば、あなたは狂ってなどいないのです。ということですので、その狂っていると考えてしまうようなところを、今すぐ乗り越えてください。

さあ、大きく深呼吸をしましょう。あなたは狂っていません。私は狂っているということが何であるかを理解しています。そこを踏まえて、あなたは狂っていないのです。狂っている人、それを実際に定義するなら、何があるかは分からないながら、そこに何かがあると感じて、感じてもそこに向かって飛び立ち、上昇することが出来ない人のことですね。狂った人は上昇するために飛び立ちません。狂っている人は制限のある現実の中で答えを求めて、そこに、より深く深く潜り続けている人です。狂ってますよね。狂っている人は、別の結果を求めて、どの生涯でも同じパターンをリピートし続けている人です。狂ってますよね。

狂っている人は、精神剤のような薬に手を出します。それは彼ら自身を無の中で、より深く、青に組み込みます。狂っています。本当に狂っています。狂っているというのは、周囲との調和、周囲と一致しているために、自分ではなくなってしまっている状態のことです。全ての人と調和しているんだ、ですか。完全に狂ってますね。

あなたは狂ってはいません。ただ、牢に入れられた囚人であるだけです。あなたは別領域へと飛び出していく冒険者です。新しいものを手にする意欲を持つ者です。また後程この話には戻りますが、私がずっとI Amとは意識であり、気付きである ―「私は、私は在る、である」― そう言ってきたのは分かっていますね。マスターというのは経験の全てを叡智に変える、つまり、華やかなゾウのパレードが行われているその裏側で、掃除をし、片付けをしながら、いろいろと整頓して、全てを根本に戻す者です(アダマス、笑う)。それがマスターでした。

人間は、新しいことを経験する存在です。狂っているというのは、あなたが人間でありながら、自分を抑えて、新しい経験をしていないことです。新しいものに向かっていかないことです。古いパターンを繰り返し続けることです。それがあなたを狂わせます。

新しいこと、それが人間の全てです。ただ、様々な理由から、人間は長い間、そうしてきませんでした。古いパターンを踏襲するばかりになっています。あなたは新しいことに向かっていても、一方で「うーん、ちょっと、まずい方向へ進んでるな。大丈夫かな。それが何なのか、何処なのか、何の意味があるのか、そんなことも分からないのに、自分は何をやってるんだろうか? そんな新しいことを自分は本当に求めているのだろうか? これまでだって上手くいってないのに、新しいことを望んだってなおさらダメじゃないのかな(いくらか笑い)」そう思っているかもしれません。

新しいことに向かわないというのは、狂っています。何故って、それが人間の仕事 ―新しい経験をすること― であるわけで、あなたが経験を行わず、新しいものに向かっていないのであれば、狂っていると言わざるを得ません。それをしないことであなたは、そもそも人間というファセットがここに存在する理由を否定してしまっています。あなたは自分を窒息させています。魂を窒息させています。ほぼ、文字どおりにそうです。新しいこと、経験という日々の補給が為されていないという意味で、本当にそうです。それに加えて、あなたが新しいものへ向かわず、人間がそう造られたとおりに経験へ飛び出さないなら、マスターが片付けるべきフンがどこにも落ちていないことになります。まさに、いつもと同じさ(約注:it’s the same old crap / 直訳:同じ古いうんこ)ですね(さらに笑い)。

私たちは新しいものへ向かっています。様々な意味でそうですね。そして、はい、人間は時々、心配していますね。「何が起こるのか? どうなっていくんだろう?」と。ここでお願いしておきたい、強くお願いしたいのですが、そのことを感じてください。人間の一部は「どうなんだろうね」と言っていますが、あなたには分かっているはずです。あなたは既に知っています。私にはそのことが分かっています。あなたには次にどこへ向かうのかが分かっています。もちろん、言葉や思考として定義出来ないかもしれませんが、あなたのナストには分かっています。それを今日、目の前に来させてください。

さあ、大きく深呼吸をして、新しいものに向かいましょう。はい。私たちは古いパターンを続けません。それだけは確かです。

ちなみに私は、気に入っています。私がアセンデッドマスターたちに言ったことを結構気に入っています。私が言ったのは「人間はどこまで行っても、狂ってないのであれば、狂っていない」です。彼らはそれについて考えていました ―はい、彼らは、そうであろう程度には賢く聡明であり、人間であったこともあるので、そのことについてしばらく考えていました― アセンデッドマスターズクラブは沈黙に包まれていました。そして彼らはそれを飲み込みました ―「狂っていないのであれば、狂っていないということか」― そして1人、また1人と、9,000を超えるアセンデッドマスターたちが立ち上がり、喝采しました(笑いが起き、拍手喝采)。どういうことでしょうか?(アダマス、くすくすと笑っている)みなさんは立ち上がりませんですたね。ま、それでもいいですが、ただ、、、(アダマス、笑う)とにかくそれは、真に、その後の流れを決定づける瞬間でした。それはあなたの話です。あなたのことです。ここで私たちがやっていることについてです。大変ですね。時に困難なことがありますね。いろいろと荒れることもありますね。そして私たちが今やっていること、それが文字どおりにマインドを超えていくことなので、なおさらです。それはマインドの中では出来ません。そして、マインドの外に出ることは、あなたにあなたが狂ったと感じさせます。

さあ、先へ進む前に、大きく深呼吸をしましょう。音楽をかけて、短めの ―メラブというわけではないですが、経験をしましょう。わあ、今日は食べ物を置いてくれていますね。さあ、音楽をかけて、照明を少し落としてください。すみませんね(アダマス、食べる)、うん。

The House of Shaumbra(シャーンブラの場所)

美味しいです。では、ここから先に進む前に、私たち全員で、ある場所を訪問したいと思います。それは、物理的な惑星上には存在しない場所です。

(音楽、流れる)

そうである必要はありません。場所というのは、空間も時間も占めたりしません。そこは時間の無い、そして、みなさんの全員にとって、深い深い個人的な場所です。とても個人的な場所です。

今日、私たちでシャーンブラの場所を訪ねたいと思います。そこはみなさんが2,000年以上前から建て始めた場所です。

分かりますかね。無、空気の中にあるものです。あなたはそういう場所を創造することも可能でしょう。場所というのは、そうですね、次元と呼ばれるようなものですね。私はそれを意識の中の1地点、気付きの1地点と表現します。場所というのはある人物、存在、天使でもあり得ます。あるいはシャーンブラの場所というようなグループ全体でもあり得ます。

私たちには毎月2度はそこで会うことになっている、キーハックの場所があります。それは意識の1地点です。集結するための1地点です。そして私は今日みなさんに、シャーンブラの場所に、来てほしいと思っています。色や形、大きさといった人間のマインドが定義するようなやり方で定義しようとしないでください。私はみなさんにそこのエネルギーを感じてほしいと思っています。

そこがみなさんの場所なのです。

(間を取る)

ヨシュアの時代からどれだけ変わったかを感じてください。特にこの20年間で、シャーンブラの場所がどう変わったをです。

(間を取る)

そこはみなさんが創造した場所なのです。途轍もない量の叡智が込められています。エネルギーの図書館のようなものですね。そこに本はありませんが、みなさんが他のシャーンブラとともに、既にここ去った人、移行を果たした人たちのものも含めて、これまでに得た経験や洞察が収められています。

出来る限りの言い方で例えるなら、それは、とてもすごいクリスタルのようなものです。固い、物理的なクリスタルではありません。とてもすごいクリスタルです。それはあなたのエッセンスに、気付きに、叡智に、あなたの全てに染み込んでいました。

(間を取る)

シャーンブラの場所を自分に感じさせてください。あなたはその一部なのです。

それは、あなたの人生、生活を通して、日々成長を続けています。

(間を取る)

それは、私たちがこうして集まるたびに、拡大を続けています。

私が今日、みなさんをこのシャーンブラの場所へと誘ったのは、ここは頭の中にはないからです。ここには論理もありません。その必要性もありません。ヒエラルキーも順序もありません。その必要性もありません。

そこを少し感じてください。シャーンブラの場所にいる自分の一部を感じてください。

(間を取る)

これは、あなたが残していくギフトです。あなたが移行し、あるいは超越して、もう地球に戻ってくることがなくなる時、物理的な形式を取らない形であっても、地球との繋がりがなくなる時、そういう時がやってきます。しかしこの美しいクリスタルライン、エネルギーの結晶は、あなたが地球に残していくギフトです。あなたの全生涯の集大成です。それが本当の、認識の体現です。

分かりますか、それがどれだけ馬鹿げて、狂っているように聞こえても ―もちろん何も狂ってはいません。全く狂ってなどいません。が、えーと、狂っています。外の世界を見てみれば ―政治、ビジネス― 多くのことが馬鹿げているし、狂っています。しかし、もう何も狂ってなどいません。あなたはそのギフトを残していくことになるでしょう。分かりますが、地球の核は、馬鹿げて聞こえるかもしれませんが、溶岩の集まりではありません。科学者はそう考えたがりますが、私は、そこへ行ったことがある科学者を知りません。ないですよね。この惑星、地球の核というのはクリスタルです。巨大なクリスタルです。それを物理的なものだと言う人がいるかもしれませんが、どうでしょうかね。そうではないかもしれません。しかしそこには結晶としての構造があります。そのはずです。そうでなければ、この惑星はここに存在しなかったでしょう。地球の核には結晶としての構造があります。

私たちがともに歩むここから数年間、私たちはシャーンブラのエネルギー、シャーンブラの場所のエネルギーの結晶を取り入れます。そしてそれを繋げます ―今ではありませんよ。今は少し時期尚早です。しかし私たちはこのシャーンブラの場所を取り入れ― それを地球の核に直接繋ぎます。そうすることで、みなさんの後に続く人々が、日々の暮らしの中でそれに触れられるようになります。それがあなたが残そうとしているギフトです。美しいギフトです。

(間を取る)

シャーンブラの場所。あなたが残すギフトの大部分を占めるそれがぶち壊します ―制限をぶち壊します。青の世界をぶち壊します― それは一種の符号、その準備が出来た人のための符号になるでしょう。それはこう伝えます。「君は狂ってなどいない。君はまともだ。君は実際、他の人々より自分にもっと触れているだけだよ。無論、君は自分を疑ってるね。自分自身と戦うね。君は、ハートから来たもの、夢から来たもの、気付きから来るものを、論理的に整理しようとするね。それではそう上手くはいかないわけだけど、それでも君は狂ってなんかいない」と。

ある時期に私たちはシャーンブラの場所と地球の核とを繋ぐことを行いますが、それは、それを聞く準備が出来た人にとって、最も分かりやすいものの1つになります。

あなたが狂っていないのであれば、あなたは狂っていない。狂っていないのであれば、「わあ、私が狂っているわけじゃない。むしろこれまでの方が、、、」そう認識したのであれば ―言葉はそのとおりではないと思いますが ―「、、、私はここまでずっと正しい道を進んできた。ただ自分にそれを認識させなかっただけなんだ」となるでしょう。

このシャーンブラの場所で、大きく深呼吸をしましょう。

わあ! もう全ての質問が出尽くしまたね。「その繋げるというのはいつのことか?」ですか。でもそれより前にやらなければならないことがありますね、、、

(音楽、止まる)

、、、私が今から出す最初の質問もそうですね。ただ、そうする前に、少し時間を取って、先月の集まりのサマリーをしておきます。

繰り返しになりますが、この惑星で身体を保持したままのマスターとして本当に自由になるためには、マインドを超えられなければなりません。マインドはあなたを青の世界に押し込み続けます。あなたを制限し続けます。あなたを論理性の中に留めます。あなたを一種の支配下に置き続けます。マインドはこの部屋にたった今もあるエネルギー、存在たちの姿を見えなくさせます。辺りにたくさん来ていますよ。もしあなたが狂っていないのであれば、彼らが見えたり、感じられたりするはずです。必ずしも目をとおして見える必要はありませんが、しかし感じられます。彼らはその辺をうろうろしていますが、マインドがそれを見ることをブロックしています。先月に話をしたアトランティスのヘッドバンドとともに全てをブロックしています。

中にはこう思っている人もいるようです。「それはいわゆるストーリーなのかな? リアルな話なのか、一種の比喩か、どっちかな? 本当にアトランティスにヘッドバンドがあったということかな?」と。どちらでも構いません。それは問題ではありません。感じてください。あなたが受け入れたいことを受け入れてください。リアルにヘッドバンドがあっても構いません。標準化、経験、人間がより良い関係を持つため、社会に一種のワンネスをもたらすことを目的に、マインドに、強烈なエネルギーがそのようにして撃ち込まれたということです。いずれにせよ、そうなるようにアチューンされたクリスタルのエネルギーが、直接的に、撃ち込まれたのです ―これも繰り返しになりますが、悪意があったわけではありません。が、撃ち込まれました― 統一化、ワンネス、標準化を企図してそうされました。はい。

あるいは、その方が受け入れやすいのであれば、それは単純な比喩であり、深く深くマインドへ、どんどん頭の中へと入っていった、そういう時代であったと言うことも可能です。彼らは知性を崇拝するようになりました。そして気付きといったものを忘れたのです。彼らは、そうですね、ナストを忘れました。それは、教会、教育、現代であればドラッグや薬品、私の好かないSSRIのような薬ですが、そのようなものによって強化されたのです。ところで、その手の薬が現代のヘッドバンド ―最新のヘッドバンド― ですね。おそらく、今から100年か200年後には、とあるグループがいて、彼らは私たちが今こうやっているように「みなさんは、その薬を開発した科学者でした。もしくは製薬会社の役員で、その薬を必死に売りまくりました。あるいは薬剤師だった人は、それをキャンディでも売るかのように、医師が処方したのであれば、『あたた、指を怪我しました』と言っている人に対してさえ『いいのがありますよ。これで気分が良くなりますよ』と、そんなことを平気で言う医師の処方したものでさえ、売っていました」そう言われているかもしれません。今から150年もすれば「そういうわけで、みなさんがその薬を広めた当事者です。そして私たちはそこから出なければなりません」そんなことをしているグループがあるでしょうね。ポイントに戻りますが、ヘッドバンドはあったのか? ありました。ただ、それがしっくりこないのなら、長期間に及ぶ、マインドの発達と見ても何の問題もありません。

先月、そのようなヘッドバンド、そしてバンギングするような音について話しました。前回のシャウド以降で、その音を聞いた人はどのぐらいいますか? マインドのなかにある ―バンッ! バンッ!― という音です。それは常にそこにあります。ちなみにその音は、あなたがそうだと思おうと思わまいと、常にそこにあります。あるのです。あなたがただ、それにチューニングしていないだけです。それは常にそこにあります。が、まあ、それももうしばらくのことですね。私たちはそれを乗り越えます。

私たちは先月、この大きな、そして興味深い話題を取り上げて「そういうわけです。みなさんは、このヘッドバンドに関わることを始めた、当時のファッションとして『さあ標準化しよう。さあ、これを装着しようじゃないか』と流行らせた当事者であり、だからこそ、みなさんはそこから最初に出ていく一団なのだ」と。その内容には大きなインパクトがありました。非常に大きなインパクトです。さあ、思い出しましたかね(いくらか笑い)。というわけで。

はい、本日の質問、シャーンブラの叡智の質問です。私たちはマインドと脳について結構な量を話してきました。ただ、そこには多少の違いがあります。脳とは、あなたの頭にある入れ物ですね。電磁気的であり化学的な装置です。脳とはあなたの頭にあるものです。一方で、私は「マインド」という言葉を精神、メンタル的なものを表すものとして使います。ある種、人間のスピリットであり、ある意味で人間の知性でもあるものです。そしてマインドは実際、あなたが信じようと信じまいと、脳の中にはありません。私が「マインド」と言うと、人によっては、特にドイツ語圏の人たちには、理解が難しいと思います。何故なら「マインド」という言葉に、おそらく「ゴースト」や「スピリット」と近い意味があるからです。ただ、ここで言っているのは、人間の精神としてだけのスピリットです。

脳は単なるプロセッサーです。脳とは驚くべきプロセッサーであり、それがその全てです。脳は非常に有能です。脳は幅広い帯域のエネルギー、意識を取り入れて、それをここに合うように減衰させる方法を熟知しています。脳は高いところにあるものを受け取って、それを制限に持ち込めます。脳はそれが得意です。脳はプロセッサーであり、あなたの頭に位置しています。

マインドは、低い意識、より密閉されたとでも言いますかね、そこへの変化の結果として生まれたものです。それがマインドであり、それがマインドがすることです。その内容について入りますが、まずは本日の質問です。リンダ、マイクをよろしく。準備はいいですか?

First Question(最初の質問)

リンダ:それは質問次第よ(笑いが起きる)。

アダマス:(笑っている)さて、マイクを手にしたい人はいますか?(さらに笑う)質問です。マインド、人間のメンタル、精神についてです。さあ、早く。

リンダ:早くって、何を?!

アダマス:誰か見つけてもらえるかな(アダマスがリンダに手でシッシとやると「あーあ!」と声が上がり、笑いが起きる)。

準備はいいかな? よし! 考えるのではなく、感じてほしいと思っています。ナストしてほしいと思っています。マインドにある脆弱性とは何か、です。

マインドは箱に押し込まれています。非常に制限されています。そしてそのマインドから外に出ることがいかに困難であるかについて話しているところですが、考えるということしないで、それをどうやればいいと思いますかね。考えれば考えるほどより深みはまるのですが、、、まあ、卵には割れ目、ヒビがあります。マインドにはバックドアがいくつかあります。何がそれだと思う?

シャーンブラ1(女性):まず最初に思い付いた(comes to my mind)のは、、、(笑いが起きる)

アダマス:そうだね! そういうことだよ! そこが難しいところだよね。言葉でさえもマインドの味方をしているね。

シャーンブラ1:私が感じているのは、外に出るためのベストな方法は無に入ることだと思います。

アダマス:無に入ると。なるほど。

シャーンブラ1:無であればマインドの脆弱性を突けるかもしれません。

アダマス:なるほど。君は上手く無に入ることが出来るのかい?

シャーンブラ1:はい。ただ、そこに留まることが上手く出来ません。

アダマス:そこに留まることがね。なるほど。

シャーンブラ1:はい。

アダマス:無に入れば何があるのかな? 何故、そこに留まれないんだろう?

シャーンブラ1:何かを考え始めてしまいます。

アダマス:そうだね。

シャーンブラ1:考え始めたことにさえ気付いていません。そうなるととても腹が立ちます(彼女、笑う)。

アダマス:そうだね。マインドは無を埋めようとするからね。

シャーンブラ1:はい。

アダマス:それがマインドのすることだよ。無は埋めなければならない。マインドは無に耐えられない。

シャーンブラ1:まさにそうです。

アダマス:マインドには無というものが、何も無いことであることが理解できない。それもまた何かであって、無はマインドの理解を超えている。だから君が無に入ったとしても、それは無じゃない。それはマインドに理解出来ない、それでも何かだよ。マインドは水門を開けて、可能な限りその無を埋めようとするだろうね。

シャーンブラ1:はい。

アダマス:普段の3倍の勢いでその場所を埋めようとするよ。何が起こるか? 無にいたはずの君は、途端に、思考の洪水に見舞われる。それで君はどうするかな?

シャーンブラ1:自分が何かを考えていることに気付くと、腹が立ちます。それでも、また無に入ります(彼女、笑う)。

アダマス:そうだね。そうやって無に戻ったとして、次に何が起こるかな?

シャーンブラ1:また思考が戻ってきます。

アダマス:また戻ってくるね(彼女、笑う)。で、その一連の無に入ろうとする試みは、どうやって終わりを迎えるのかな?

シャーンブラ1:2通りあります。良いのは、しばらくでもそこにいられて、とても解放されていることです。今、私が気分良く感じるのは、そこにいる時だけです。そしてもう1つは、立ち上がって、マインドがやれと言っていることをやります(彼女、笑う)

アダマス:だね。そうだね。

シャーンブラ1:問題を生み出しながら、その問題を解決しようとし続けます。

アダマス:なるほど。ちなみに、最も長く無にいられたのは、どのぐらいの時間かな?

シャーンブラ1:数時間だと思います。

アダマス:数時間か、なるほど。で、今のは意地悪な質問だったんだけど、仮に君が無にいるなら、時間に対する気付きも何もなくって、そんなことはどうでもよくなるからね。それはとても、とても難しいことだよ。君は無の美しさを味わう瞬間を得られるかもしれないけど、実際にそれはそれじゃない。マインドがそれを埋めるからね。マインドは実際、それでしばらく遊んでくれるかもしれない。「オーケー。君はしばらく無にいるってことだね ―無にいるかのようにしてるんだね― 47分ぐらいはそうしてようか」

シャーンブラ1:(笑っている)はい。

アダマス:そうだよ。

シャーンブラ1:ええ。

アダマス:マインドはまた埋めに来る。で、それってすごくイライラすることで、君は「何がダメだったの? インドの山の頂上に座って、どうするか学ぶ必要があるのかしら?」となる。違うよ。そうじゃない。そういうのをやっている人たちのマインドも同じようにガラクタで埋まってる。彼らは単に山の上に座ってるだけだよ(彼女、笑う)。そうだよ。そう。いいね。ありがとう。はい、次の人。

リンダ:さてほかにいるかしら。

アダマス:マインドの脆弱性、開いた裏口、卵のヒビはどこにあるのか? それは何か?

リンダ:ウーリがマイクを欲しがってたわ。

アダマス:あー、そうだね。リンダ、私にもそう見えたよ。

ウーリ:まず浮かんできたのは、他者のエネルギーってこと。ただ、私は自分が質問を正確に理解出来てるか分からないわ、、、

アダマス:オーケー。君はマインドのトラップにかかっている。マインドの中には牢屋があって、マインドは君にその牢屋からは永久に出られないと信じておいてほしいわけだ。

ウーリ:なるほど。そうね。

アダマス:君はそこに囚われている。マインドの奴隷だね。

ウーリ:ええ。

アダマス:でも私は出る方法があると言っている。その方法とは何か? このメンタルのシステムに存在する不備って何だろうか? カウルダーが言ってるよ。「このマトリックスの欠陥とは何だろうか?」

ウーリ:(固まる)わあ、難しい質問ね。

アダマス:脳震盪を起こすほどかな?(アダマス、笑う)

ウーリ:うーん、、、(彼女、止まる)

アダマス:完全に見失ってるね。そのことについて考え過ぎだよ。

ウーリ:ええ。

アダマス:もっと伸び伸びと自由でいいよ。君は何かを言うとすると、別の君が「嗚呼、馬鹿げてるわ」そう言ってるね。うーん。君が狂っていないのであれば、君は狂っていないんだよ。

ウーリ:ええ。

アダマス:そうだよ。

ウーリ:思い浮かんだのは、外の何かが内側をクラッシュさせるってこと。

アダマス:なるほど。外側の何かがクラッシュさせる。なるほどね。君はそれを望むかい?

ウーリ:ええ、それはそうよ。

アダマス:それはそうか。なるほど。

ウーリ:それでも生きているわ。その何かに通り抜けさせるわ。ええ。

アダマス:ある意味で、確かに外から来る何かではあるね。ある意味で、だよ。君は正しい答えに向かっている。分かったかい。君が、最初に浮かんだ馬鹿げた発想に従ったからだよ(彼女、笑う)。そう。そうだよ。素晴らしいね。ありがとう。はい、もう何人かやりましょう。脆弱性はどこにあるか?

リンダ:狂ったシャーンブラの心理学者に訊いてみましょう。

アダマス:あー、いいね。素晴らしい。卵のヒビ、マトリックスの欠陥はどこにあるか?

ジュリー:気付きかしら。ただ分かっていると自分でただ分かっている。何を分かっているかも分からないけど、でも、分かっていると分かっている。ただそこにいればいい。

アダマス:なるほど。君はマインドの動物園に座っていて、自分には分かっていることが分かっていると。なるほど。なら、どうやってマインドを超えて外に出ていくんだい?

ジュリー:それが今日の質問よね。

アダマス:そうだね(彼ら、笑う)。君なら、君の患者にそれをどうやって説明する?

ジュリー:私であれば、感じていることについて、、、『そうだ』としか言いようがないこと、説明は出来ないけど分かっているという感覚だと。

アダマス:だね。そうだね。

ジュリー:だから、、、

アダマス:ただ、今してる話は、君の狂った患者たちにとっては、何の助けにもならないだろうね(彼ら笑う)

ジュリー:ならないわ!

アダマス:彼らは「彼女はいったい何の話をしてるんだろう」となるね。

ジュリー:ハートから話そうしたってそうなるのは分かってるわ ―とても思考的になる。

アダマス:まさに。マインドはハートもまた変えてしまう、、、そうだね。マインドはそうすることのプロだよ。

ジュリー:だから、私たちのナストである叡智なのよ。

アダマス:そうだね。

ジュリー:多くの人が、何かを分かっていてそれに従ったり、あるいは従わなかったりした経験はあるはずよ。

アダマス:そうだね。

ジュリー:その2つの経験がどう進んでいくか、明確に比較できるわ。

アダマス:そうだね。うん。多くの場合で、何らかの気付きがあって、それに従うのだけど、そこにマインドが割り込んでくる。マインドは笑いながら「オーケー、なら、その何かに従っているかのように装ってあげようかな。この先は行き止まりなんだけどね」そう言ってる。

ジュリー:なるほど。

アダマス:そこもイライラさせられるポイントだね。今朝、私がアセンデッドマスターたちにした講義の内容がまさにそれだよ。この惑星にはスピリチュアルの教師がたくさんいて、彼らはマインドの中からそうしていて、それでは外に出られない。理論的には「私たちはこの牢獄を下へ下へ掘り進めていって、そうやってマインドを超えるよ」と、言えなくもないけど、マインドはそれを聞いて笑うだろうね。「どうぞどうぞ。そのトンネルの通じる先は、それがどんな場所に見えても、依然として牢獄だよ」と。とても難しいことだよ。

ジュリー:ええ、そうね。

アダマス:でも大きいのが出たね。素晴らしい。さあ、まだ何人かやりましょう。リアルな叡智が出てきていますね、、、

リンダ:さあ、若い人にも訊いてみようかしら。

アダマス:浸透してきていますね。

リンダ:さあ、、、

エミリー:思うに、マインドには参照すべき過去だけがあるのね。だから、過去の経験をベースにしたパターンから抜け出た時に、マインドには可能だと思えなかった新しいものを創造できたと感じるの。マインドが降参することはないのだけど、私は自分のもっとすごいところを ―私は自分のもっと偉大な部分を信じてる。

アダマス:うん、そうだね。でもマインドは依然として君を惑わすよ。マインドは、なんていうのか ―実際、とても驚くべきものだよ。何故ってそれでも君を惑わせてくれるからね。マインドは君に道を見せてくれる。マインドは「スピリチュアルな道」にいる人にそれをしてあげるのが大好きなんだ。マインドは道を見せてくれる。「そうだよ。君はスピリチュアルな道にいるんだ。探求を続けよう。もっと何かを見つけよう」と。しかし、その全てはマインドの中であるものなので、君は外へ出られない。もう一度言いますが、今朝の講義の目的は ―コピーを取ってみなさんに送ってあげれば良かったですね(アダマス、くすくす笑う)。素晴らしい講義でした(いくらか笑い)。いずれにせよ、そうだね、マインドはゲームを続けるだろうね。で、君はマインドを超えられたことがあるのかい?

エミリー:出来たと、、、思うわ。

アダマス:私たちはこの手の質疑の際に「と思う」と言うのはやめるべきだろうね。それで全てが台無しになるよ。

エミリー:私の、自分が誰であるかに関する考えは変わったわ。

アダマス:なるほど。

エミリー:だから、そうだと、思う、、、(彼ら、笑う)。

アダマス:君にはマインドの輝きを見てほしいものだね。マインドは悪いものじゃない。ただ、自己完結的であるだけだよ。間違いなく自己完結的で自己充足型だね。だからマインドは、繰り返しになるけど、君に「よし、私は私のアイデンティティを変えられた。途轍もなく成長した」と考えさせる。マインドは「笑えるね。君がマインドの中にいるのは変わらないのに」と裏ではそう言ってるだろうね。「君と一緒にゲームをしてあげるよ。君が本当に進化して、成熟しているかのように装ってさ。君は冒険をして、アイデンティティを変えていく」ともね。でも、君は依然としてマインドの中にいる。巨大な組織、あるいは建物の中にいるのと同じだよ。それは巨大で広大で、君はマインドや脳の通路を抜けたと思っているかもしれないけど、単に建物、敷地の反対側にいるってだけのことだね(彼女、笑う)。イライラするね。間違いなく、イライラさせられるよ。

今、少し時間を取って「自分は進歩をしているという考え、そのもの」と ―みなさんそうしてください― そうではないのだけど「自分が自分は進歩していると考えていること」その違いを感じてみてください。 君は迷路の中にいるね。その迷路は一階層だけではなく、上にも下にも続いていることが分かるはずだ。君が「頑張ったから進歩している。ここまで必死にやってきた。私はもう1階の住人じゃない。私は5階にいるんだ」そう言っている時点で、君はまだ迷路の中にいるんだ。脳の5階にね。つまり、まだそこにいるわけだ。で、そこに相対するのが、気付き(knowingness)、ただ分かっていること、だね。

ここがみなさんの全員にとって、辛いところです。それは気付きと呼ばれるもので、あなたの気付きは「私は依然としてマインドの建物内にいる。まだ地上にいる。去ったわけではない。いくらか窓やドアは開けただろうけど」と囁いてきます。気付きはこう突きつけます。「君は外に出たわけじゃない。まだそこにいるよ。単に同じ建物の別の場所にいるだけだよ。君はより老いて、より疲れていて、よりイライラしてるね。クソ、もっと楽しんでるはずじゃなかったのかい、なんだこの有様は?」と(いくらか笑い)。いいですね。ちなみに、その有様はヘッドバンドの効能です。ええ! 自分で生み出したものを好きにはなれませんか?(アダマス、くすくす笑う)私は付けたことがありません。

もう1人だけやりましょう。それから次の質問へと移ります。おっと、途轍もない量の叡智が共有されました ―発言した人たちに感謝です。ありがとう― とても多くの叡智がありました。さあ、もう1人です。この卵のヒビはどこにあるかな?

メアリ― スー:そうね。ずっと貰ってたものかしら。気逸らしね。

アダマス:そうだね。

メアリ― スー:眠りに落ちることも、私には役立ってるわ。

アダマス:そうだね。秘密を教えてあげようか。眠りに落ちるというのは、、、うーん、やっぱり後で伝えるよ。

メアリ― スー:ダメよ。続けて。

アダマス:これは秘密にしておく。あー、なら今、言うよ。いいかい。君は夜に夢を見るよね? その夢の中では往々にして、君は走っているか、何かを探していて、とてもフラストレーションが溜まっている。夢の中で君はマインドの外に出ようとしている。しかし行きつく先はいつも行き止まりだ。つまり、依然として、君はマインドと脳の建物の中にいるってことだよ。

メアリ― スー:それを覚えてもいないのに?

アダマス:そういうイライラする夢を思い出すことはないかい? 何かを探していたり、森で道に迷っていたり。あるいは人ごみの中で服を着ていない状況であるとか(いくらか笑い)。いや、それは別のジャンルの夢だね(彼女、笑う)。私は君をチャネルしてるんだよ!

メアリ― スー:そういうのがあるとは自分でも思わなかったわ!(彼ら、笑う)

アダマス:あったみたいだね!

メアリ― スー:(笑っている)仕方ないわね。

アダマス:そう多くのみなさんがそういうイライラする「何かを探し出そうとする」夢、森で道に迷うようなものを見ているわけではありませんが、それらは全て、、、

メアリ― スー:そうね。私はそういう夢を見たことがあるわ。

アダマス:そうだね。君は迷子になっている。外国かどこかの街にいる。つまり、夢の中で君は、この建物、精神病院(アダマス、くすくす笑う)から、外に出ようとしている。

メアリ― スー:なるほど。だとしたら、他に取り得る道は、想像、イマジネーションかしら?

アダマス:イマジネーションか。あぁ! なるほどね。ところでマインドは本当に狡猾なS.O.B(訳注:サノバビッチ)だよ。マインドはこんなことを言うよ。「そうだね。確かにそれだ。さあ君のイマジネーションを働かせて。そう。そうやって、マインドの建物、その境界を超えていこう。さあ、外に出よう。脱獄だ。誰も見ていない時を見計らって、表門まで忍び寄って、そこから死ぬ気で走るんだ」と。

メアリ― スー:それってイマジネーションに何か、理路整然としたものを持ち込もうとした時の話よね。

アダマス:そう。そうだね。

メアリ― スー:なら、単にただ想像して、解釈しないようにすれば、それであれば、、、

アダマス:まあ、私の話にも目的や展開、そのための都合があってだね。

メアリ― スー:あら、そう、ごめんなさい。あなたの話を邪魔するつもりはなかったわ!(彼女、笑う)

アダマス:君は想像する。「よし、建物から出た。わぁーい、やった」と。しかしそこで、はたと分かる。「畜生! まだ建物の中じゃないか。景色とやることが変わっただけじゃないか。まだ建物の中だぞ。どうやって出ればいいんだ?」と。

メアリ― スー:他にもあるわよ。

アダマス:「外に出ようとすること自体が馬鹿げた、狂った所業なんじゃないのか。何故って、これはこれで悪くない人生だ。やるはずになってたことをやってるだけだ。この建物にある食事で満足してるべきなんじゃないか。全員絞め殺してやりたいとは思ってるけど、ここの囚人仲間で満足してるべきなんじゃないのか(いくらか笑い)。おかしいのは自分かもしれない。ここの全員を絞め殺してやりたいだなんて」(さらに笑い)全員をだよ。

メアリ― スー:そうね。

アダマス:「私は狂ってるに違いない。誰か、先生、薬をください、お願いします」

リンダ:わぁーい。

メアリ― スー:他のもので、、、

アダマス:どうぞ。

メアリ― スー:気逸らしに合うものがあるとするなら、抽象的であること、だと思うの。

アダマス:なるほど。

メアリ― スー:とても拡張性があると思うの。抽象的でなければ行けないであろう場所に行くわけよね。

アダマス:その建物の中には君がまだ訪れたことのない場所がいくつもあるよ(いくらか笑い)。私は、なんというか、敢えて酷い言い方をしているのだけど、そうなんだ。そうだよ。であれば、君は、本当にマインドを超越しているのか、あるいはマインドが奇妙なゲームをしているだけか、それをどうやって見分けるかな?

メアリ― スー:そうね。目を瞑った時に、いろんなもの、ことが見えるけれど、それが何かは分からない。でもそれが何かはどうでもいいって思ってるわ。

アダマス:なるほど。そうだね。ちなみに、目を瞑った時には何が起こってるんだい?

メアリ― スー:いろんなもの、こと、が見えるの。ただ見える ―すぐ何処かへ行ってしまうわ。

アダマス:なるほど。

メアリ― スー:それが何かは分からないわね、、、

アダマス:どんな種類のものだい? たとえばりんごが宙に浮いているとか? 馬が地平線を駆けているとか?

メアリ― スー:形が見えるわ。

アダマス:なるほど。

メアリ― スー:何処だか分からない場所も見るわ。

アダマス:なるほど。そうだね。そう。

メアリ― スー:そうね、、、

アダマス:私を見ることはあるかい?

メアリ― スー:ないわ。人は見ないわね。

アダマス:なるほど。であれば君はまだマインドの中にいるね(笑いが起きる)

メアリ― スー:人は見ないわね。

アダマス:人は見ないか。それはそれで悪いことばかりではないよ。

メアリ― スー:分かったわ。

アダマス:で、さっきの質問に戻るけど、でもこれって、マインドの外を探求するためにはとても良い質問だよ。

メアリ― スー:ええ、そうね。

アダマス:もう建物の中にいないと、どうやって分かるか? マインドがペイントやカーペットを変えたのではないとどう見抜くか?

メアリ― スー:そうね。もしまだそこにいるなら、学びの機会として感謝するわね。ただ、、、そうね。

アダマス:そうだね。でも、どうやってそうだと分かるのかな。君がその建物の中にいると、どうすれば分かるのかな?

メアリ― スー:物事が馴染みのあるものだったら、そうね。自分がどう見えるとか、他人が自分をどう思うかが気になってたら、間違いなく、建物の中にいると分かるわ。

アダマス:なるほど。

メアリ― スー:私が絵を見るように物事を探求している場合も、そうね。それが何であれ、私はそこから概念を抽出したり、抜き出すのが好きなの。もし何かを見ていたら、そうだと思う、、、(聴衆から「おおお」と声が上がり、笑いが起きる)言ってしまったわね。何か見たことがある類のものを見ているなら、私はマインドにいるのだと感じるわ。

アダマス:なるほど。

メアリ― スー:見たことがないもの、馴染みの無いものを見ているなら。

アダマス:そうだね、それでも君はまだマインドの中だと言っておくかな。

メアリ― スー:オーケー。受け入れるわ。

アダマス:何故って、それでディベートが出来るからね ―これは君だけじゃなく、全員がそうだよ。君は内側であれこれ語りながらディベート出来る。「そうかな? そうじゃないかな? 超えていけるほどパワフルだろうか? まだはまってるかな。ただ変わって見えるように創っただけで、同じ古い場所じゃないのかしら?」と。

メアリ― スー:そうね。

アダマス:それについては話すよ ―ありがとう― その違いについては説明するよ。もし君がそれについて考えたり「本当にマインドを超えたのだろうか」と迷ったりしているなら、君はまだマインドの中にいる。

もしあなたに、痛み、深い痛み、向こう側に何かがある、外側に何かがある、まだ経験をしたことのない何かがあるという気付きがあるなら、それはマインドの外にいるというゲームとは別物ですが、あなたはまだマインドの中にいます。「もっと別の何かがある」それに対する渇望、切望のようなものがある場合、それがまだあるということは、ですね、あなたはまだマインドの中にいることを意味しています。マインドから出ていればそこに対する切望も渇望もありません。その願い、みなさんの全員に願い、願うような感覚があるのは分かっています ―そうしたいと思う― 自分自身に戻りたいと。もう一度リアルになりたいと。自分のために願っています。あなたがマインドの中にいるからです。その願いが無くなった時、あなたはそこを超えたということです。そこには途轍もない認識、気付き、充足感、物事に対するナストがあります。

そのことを踏まえて、大きく深呼吸をしましょう。

卵のヒビ。バックドア。脱出口。分かりますか、マインドとは本当に驚くべきものです。本当にそうです。それがそうあるための設計に、あなたは関わりました。それは驚くべきものであり、それはきつくタイトです。よりきつく、タイトに絞められています。より支配的にされています。みなさんは500年前と比較して、文明、文化が、人々の知性が、より進んでいると思っていますが、本当はそうではありません。人々がよりマインドに、脳にはまっているだけなのです。

ただ、その卵にはヒビ、割れ目があり、私たちはそれについて探求してみます。願いがある限り、あなたはまだ中にいるのだと分かるようになります。それを超えた時、その願いが成就した時、純粋な気付きがあり、マインドに訊いたり確認することなく、あなたにはそうなったと分かります。「えーと、1時間ぐらい無にいたんだけど、その間はマインドを超えていたのかな?」そうしている内は、違いますね。

Second Question(2つ目の質問)

さて、さらに進めていく前に、別の質問をしたいと思います。全ては関連しています。

ヘッドバンドの話をしましたね。繰り返しになりますが、それが比喩でもリアルなものでも構いません。いずれにせよ、あなたはマインドの中にいるわけです。あなたはそこにいるのです。無論、悪いことではりません。ただ、あなたがその外に出ようとした際に、その方法、手段が無いように見えるのが、森に迷った夢をエンドレスに見続けることが、問題なのです。その夢は、シンプルに、外に出られないという夢です。「嗚呼、神様、もっと何かがあるはずなんです。私には確かにあると分かります。ただそれが何か、どうそこへ行くかが分からないのです」という深い願いがまだあります。

と、ここまで出た話を全て踏まえて、ヘッドバンド、マインドがもたらした利益、素晴らしいものとは何でしょうか? 何が素晴らしいのでしょうか? これは失敗ではありませんでした。過ちでもありません。時にそんなふうに感じられはしますが、失敗ではありませんでした。

さあ、リアルにシャーンブラの叡智ですね。今にまで続く、当時のアトランティスが生み出したもの、ヘッドバンド、マインド、制限の中にいるということの良いところとは何でしょうか? 何が神秘的で何が素晴らしいのでしょうか? これは中々の質問だよ。リンダ、慎重に人を選ぶように頼むよ。おっと、考え過ぎないようにしてください。あと、私がフルーツ盛りを食べ始めても気にしないでください。

キャロル:そうね。もしそういう点があるとするなら、、、

アダマス:今やっていること的に、私はナッツを食べた方がいいかもしれませんね。

キャロル:、、、深呼吸することと関係があるかしら?

アダマス:深呼吸。

キャロル:大きく深呼吸をすればマインドは何処かへいくとあなたがよく言ってるから。

アダマス:そうだね。ただ、今は、そのマインドの中に入っていること、深く深く潜っていくこと、監獄の奥へ奥へと進むことの素晴らしさとは何か、だよ。その何が素晴らしいんだろう?

キャロル:そうね。もっと社会的になった、、、人々がより社交的になったわね。

アダマス:君は、人々の会話をもっと弾ませるために、あれをしたと思うのかい?

キャロル:うーん、単純に愛とともにあって、、、感覚を、、、

アダマス:愛だって? 話を広げるわけにはいかないね。録画分を全部編集しなきゃいけなくなる(アダマス、くすくす笑う)。今のところ君は、君の言ってることは ―まあ、今のところ、ゴミだけだよ。悪いけど。

キャロル:ええ。

アダマス:その理由は簡単だよ。君は脳に入り過ぎてる。驚くほどに。君はマイクを受け取った途端に ―ギュギューッ!― と内側に萎むように。

キャロル:でも、ハートとは何かしらの関係はないかしら? 何故ってそこには、、、

アダマス:ないない。ハートはマインドに支配されてる。

キャロル:あら、そう。

アダマス:そうだよ。文字どおりね。マインドに支配されてる。ハート、君の感情 ―それらは完全にマインドの支配下だよ。うん。だからこそ人は ―「さあ、ハートに入ろう」― なんて、脳のソフトな部分に向かうんだ。それだけのことなんだよ(いくらか笑い)。真剣にそうですよ。本当です。広く行き渡ったインチキの1つです。最大の詐欺ですね(さらに笑い)。私はアセンデッドマスターです! 私の輝き、素晴らしさに対するアセンデッドマスターズクラブでの、彼らのスタンディングオベーションは、どうでしょうか、30分は続きました。そんな私がマイクを投げつけられることになりかねませんね?(いくらか笑い)

ハートに関わる云々は全て、マインドの仕掛けたインチキです。1日に10分、2日に10分でもいいですが、マインドがほんの少しだけ、良い気分にさせてくれているだけのことです。「わあ、素晴らしい気分だ。愛を感じているよ。幸せだよ」と。インチキです! 申し訳ないとは思いますが「わあ、すばらしい気分だ」となっていても、その翌日には真逆であった経験がない人なんていませんよね。ベッドで枕を濡らして私を呼びます!「嗚呼! もっと良い気分でいたい」と言います。私はもうその気分、感情云々には飽き飽きです。感情、気分はマインドのものです。リアルではありません。リアルではなく、作り上げられたものです。あなたを幸せでいさせるために作り上げられた嘘です。

リンダ:あなたはどうして感情と感覚を区別するのかしら? ちなみに喋ってるのは私よ。

アダマス:リンダからマイクを渡されたのかい?

リンダ:感情と感覚で、つまり、どうして ―あなたは今、それらを同じバケツに放り込んで扱ってるみたいだけど。

アダマス:違うよ。違う。感覚は全く別物だよ。感覚とは、真の感覚のことで、君たちが使っていない20万の感覚のことだよ。感情はマインドから来る人間のものだよ。マインドが作り出したね。コピーして ―コピーしようとして、安っぽいまがい物を作り出した― 真のセンシュアルな感覚というのは、君たちの誰も、長い間得ていない。君たちはずっと ―真の感覚を得ていない。君たちは時折、ある種の感覚を、ほんの少しだけ得ることもあるけど、君たちはそれをマインドから来る人工物の感情として扱っている。それというのは ―砂糖の代わりとして飲み物に入れるようなのがあったよね? そういう化学物質があると思うけど、それと同じことだよ。「砂糖は身体に良くないから、化学物質で立て替えておいたよ」とね。どっちが良くないかは分かるよね? それはリアルじゃない。

それが、今日、私がアセンデッドマスターたちに言っていたことです。「君たちがチャネラーや教師をしている人のところへ行って、何らかの取り組みをやって、みんな『ラブだピースだ。ジョイだワンネスだ』と嬉しそうにやってるけど ―ペペペペッ!」私は全員に腹を立ててほしいと思って、そう言いました。彼らをひっくり返したいと思っていました。ワンネスというのは感情と双璧を為す、マインドが作り出した大嘘です。ワンネスの話になると「さあ、ワンネスに戻ろう」などと言いますが、それは「ここまでやってきたことは綺麗に忘れて、アトランティスに戻ろう。またあの頃と同じように1つになろう」そう言っているのと同じです。違いますよ! みなさんはそれぞれが、誰にも侵されることのない、独立した存在です。あなたはあなたとして1つになります。ワンネスというのは詐欺であり、それを教えている輩というのは ―(アダマス、くすくす笑う)カウルダーが私を止めようとしています。でも私の方が上ですね!(笑いが起きる)私はアセンデッドマスターです。私は言います ―ワンネスを教えている輩というのは、マキョーまみれです!(さらに笑い)彼らはマインドの中にいます。彼らが教えているのは、この惑星にとってのゴミです。何をどう思えばこの惑星について、、、

リンダ:名前は出しちゃダメよ。

アダマス:いやー、頼むよ。少しぐらいは名前を出すよ(笑いが起きる)。いやいや、しない。しないよ。えっと、話はどこまで、、、

キャロル:ヘッドバンドの効能とは何か?

アダマス:なら、ヘッドバンドの効能は?

キャロル:愛、作り物の愛とか。

アダマス:感情かな。

キャロル:そうね。

アダマス:君はそれがバンドの良いところだと言うわけだね?

キャロル:うーん、多分。

アダマス:ワオ。君に車を売りたいね(さらに笑い)。素晴らしい。ちなみにこれは難しい質問だよ。難しいよ。そう簡単に答えられるものではないね。君がイライラしたのは分かるよ。私を絞め殺したいだろうね。

キャロル:いいえ、そんなことないわ。

アダマス:それもまた感情だよ。だから偽物だね。リアルではない(笑いが起きる)。君の真の感覚は、私とハグをしたがってるよ(彼女、首を振る)。そうでもないみたいだね(さらに笑い)。仕方ない。

はい、次。これは失敗でも過ちでもありません。ヘッドバンドは過ちではありません。そんなふうに見えることもありますが、それは素晴らしいものでした。私たちがやったことです。みなさんがやったことです。それは何か?

ゲーリー:共有された現実。

アダマス:共有された現実。それは正しいね。それも1つだね。そして、、、リンダはどこにいったかな?

リンダ:彼女はここにいるわよ!

アダマス:そこにいてもらわないと困るね(いくらか笑い)。共有された受け取り方。共通したもの。現実。当時の私たちは共通性は持っておらず、そのことが少々、いやかなり行き過ぎたワンネス云々に向かわせました。共通性ですね。私たちは経験を共有することが出来るようになりました。それは素晴らしいことです。はい。素晴らしいです。

その理由の一部には、これも繰り返しになるかもしれませんが、地球に来ることになるその前、天使たちが家族間で、多くの戦いを繰り広げていたこともあります。みなさんはここへ降りてきて、ヘッドバンドを使って、全てを均一にしたのです。つまり、みなさんは均一化されたのです。天使の領域での経験を理解しようとする意図もあったのです。あそこにいた!(笑いが起きる)。いい答えでした。リンダ、よろしく。

リンダ:うーんと。

アダマス:さあ、他に何がありますかね?

リンダ:マインドは知りたがってるわ。

アダマス:何が素晴らしかったのか。

リンダ:どうぞ。

デイビッド:(咳払い)うーん、、、(再び咳払いをする)

アダマス:考えてしまってるね。

デイビッド:はい。

アダマス:だね。

デイビッド:考えてしまっていました。

アダマス:そうだね。リンダに気逸らしをしてもらうかい? いいかもだね(彼ら、笑う)。ほら彼女を見て ―足につけてるのはいったいなんだろうね? ブーツなのかクツなのか、定かじゃないよね。

デイビッド:フーワッ!

アダマス:あんなのを目にするのは17世紀以来だよ(笑いが起きる)。はい、デイビッドのための気逸らしでした。

デイビッド:ええ。そうなりました。

アダマス:何が良かったことなんだろうね? 君が、アトランティス人たちが、このヘッドバンドに関わる全体に関して、認識し始めている叡智って、何だったんだろう?

デイビッド:制限に入ること。

アダマス:まあ、確かにそうだね。それは起こったことだね。ただ、何が ―その何がいいんだろう?

デイビッド:いえ、ただ、それは最終的には、ギフトで、ただそれがもう私たちにはフィットせず、且つそれを変えて、異なるものを選べること、そのことを認識出来るまで進んできた長い道のりが良かったと。

アダマス:そうだね。私は少し違う表現でそれを定義するよ。リンダに、ここへ走ってきてもらって、書いてもらうことになるかな。私はそれを、、、リンダ、マイクの回収を! でないと彼がずっと話すことになるからね(リンダが走って行ったり来たりするのを見て、笑いが起きる)。

サート:早く! 早く!

アダマス:何故、制限に入るのか?(「経験のため」と誰かが答える)

リンダ:何て言ったのかしら?

アダマス:経験だよ。経験。それだよね。I Amは何も気にしていません。I Amは「フーアッ! 他にも何かありそうだな。ヘイ、人間さん! ちょっとあそこへ降りていって、本当の意味で制限された状態になってきてよ。で、それがどんなだったか教えてもらっていいかな? 私はここで私の壮大さに包まれて待ってるよ。君が行くんだよ」みたいな感じです。何故って、それが出来るからです。人間は制限の中に入れます。みなさんはそのことを考えるのではなく、感じなければなりません。I Amは知りたいのです。感じたいのです。全てのポテンシャル、可能性を経験したいのです。快適な可能性、大きな可能性だけではなく、完全に分離する、分断される可能性も含めて、全ての可能性をです。完全、究極に、それをしたいのです。で、あなたはここにいます ―少し、あなたのそんなI Amの中に入ってみてください。さあ、あなたはあなたのI Amの中にいます。こう言っています。「フーアッ! 私を思い出せもしないぐらい深いポイントにまで行って、完全に分離する経験って、すごいと思わないかい? やってみようよ。ヘッドバンドみたいなものをつけて、やってみようよ」

分離です。何故ならそれが可能だからです。経験のための制限です。それも良いことの一部ですね。では、他には何かありますかね? それがもたらした良いことって他に何があるでしょうか? とても大きなものですね。この部屋にいる大きなゾウのような感じですね。すぐ目の前にありますよ。

シャーンブラ2(女性):身体として機能すること。

アダマス:機能する、、、なるほど。

シャーンブラ2:重力と上手く付き合うことが出来ること。

アダマス:でもそのために、マインドや脳にそこまでのことをする必要があったかな? 言いたいのは ―ドアを開けたままにしておいて、少なくとも戻れるような状態で、身体に入るのって出来なかったのかな?

シャーンブラ2:出来ません。

アダマス:出来ないと。

シャーンブラ2:ええ。

アダマス:なるほど。物理的な世界の中にいる助けになったと。

シャーンブラ2:はい。

アダマス:であれば、君はどうやれば外に出られるかな?

シャーンブラ2:うーん。まずはこうすることから始めて(彼女、くすくす笑い、ショールを脱ぎ始める)。

アダマス:死では、物理的な世界から出られないよ。今はね。かつてはそうだったけど、死のチケットを使っても、もうそれは出来ないね。すぐに戻ってくるよ。

シャーンブラ2:ええ。

アダマス:そうだよ(彼女、笑う)。それって酷くない? だよね。さあ、そんな中で、君はどうやって物理的な世界の外に出る?

シャーンブラ2:(止まる)マインドに過剰な負荷をかける。

アダマス:おお。

シャーンブラ2:これでもか、と。

アダマス:なるほど。

シャーンブラ2:私はその状態に近いところにいます。もしかしたら私も、、、

アダマス:実際、それはマインドが望むことだよ。

シャーンブラ2:なお良いですね。

アダマス:君はマインドに対していくらでも負荷をかけられるけど、それでもマインドは「もっと持ってきて。そうすればもっと大きくなれる。もっと拡大できるから」そう言うよ。

シャーンブラ2:ええ。マインドはそれが可能だと考えるかもしれません。ただ、マインドにも限界はあって、そこを超えてほんの少しでも負荷をかければ、爆発すると思うんです。

アダマス:説明の仕方を変えるかな。マインドは ―どう言おうかな― マインドは果てしのない制限だよ。限界の無い制限。つまり、マインドはいくらでも広がれる。その敷地、建物内にいくらでも階段を、別翼を、別棟を増築出来る。それはどこまでいってもマインドだよ。マインドは制限の中で、いくらでも大きくなる。

シャーンブラ2:(笑っている)あなたの言ったことを受け入れます。

アダマス:ありがとう(彼ら、笑う)。私がここで言っているのは、こと制限することにかけては、マインドには限界が無いということだよ。マインドはさらなる制限のために、ひたすら増築を続けていく。つまり、マインドはあらゆる種類の制限を提供できる。「いや、いいよ。もうお腹いっぱいだよ。十分だよ」と君が言えば、マインドは「それは困ったね。なら、そのためのスペースを確保しよう。限界を広げておくよ」と言うだろうね。素晴らしい。さて、ボードに何と書いてもらえばいいかな。うん。「物質界(physical)」とでも書いてもらうか。

リンダ:物質界?

アダマス:そう。さあ、また誰かを見つけて、それから「物質界」と書いてもらえるかな。で、またマイクを取りに走ると(いくらか笑い)。はい。このことで素晴らしいことって何でしょうか?

メリカ:集合意識に入ることかしら。

アダマス:集合意識に入ること。それって楽しいことかい?

メリカ:楽しいことではないわね。ただ、そういうものなりの機能はあるかもしれないわ。

アダマス:なるほど。デイビッドが言ったことの一種、共通性。

メリカ:ええ。

アダマス:能力、、、

メリカ:催眠。

アダマス:ワンネスの ―「その実験をしてみよう」― かな。少しヒントをあげるかな。もし私たちがワンネス、共通性の実験をしたのだとして ―みんなが同じような見かけで、同じような振る舞いをして、同じようなことを話す― そこから何が学べるのと思う? 大きなことだよ。「S」から始まる。

メリカ:「S」から始まる何か。

アダマス:「S」だね。でも「shit(クソ)」じゃないよ、、、(笑いが起きる)私がチャネルしたのはみなさんの中の誰かですよ。

メリカ:それはセルフ(self-)、何かしらのセルフ(彼女、くすくす笑う)。

アダマス:Sovereignty(訳注:主権がある。自立、独立している)だよ。Sovereignty。

メリカ:Sovereigntyね。

リンダ:おおおお!

アダマス:Sovereigntyだよ。

メリカ:ええ、そうね。

アダマス:このこと、ヘッドバンド、マインドの中にあること、共通性を持ち、集合意識ともにあること、「私たちは1つ」に向かうこと、そこから得た大きなギフト、それは ―それらは無理ということ― その全ては、私たちは結局のところ、自立していて、独立した存在であったことを認識するための偉大な道であったということです。ぶっ飛んでいて、狂ったやり方ではありました。「さあ、自立性を否定してみよう。個人の独立を取り去ってみよう。それで何かが理解出来るだろう」と、そうしたのです。何故なら、この旅というのは ―「私は誰?」という馬鹿な質問を自分に投げかけた瞬間から続いてきた― そういうものだからです。それは結局のところ、あなたが誰にも侵されることのない存在であること、そこに行きつくものなのです。それだけです。さあ、照明を少し落としてください。みんな暗くしてほしそうです。眠りに戻りたいみたいです。

つまり、ヘッドバンドの素晴らしさ、あのヘッドバンドが良かったのは、究極的には、おそらく、あれ以外の方法ではやれなかったことだと思いますが、ボーグの一部になること、集合意識の中にいること、マインドに幽閉されることがもたらしたこと、それは何が真に独立、自立しているということか、に対する理解です。それが素晴らしいところです。アトランティスから今までかかって、ようやくそれが分かり始めています。それがシャーンブラの場所に置かれたギフトです。多くのギフトの中の1つです。みなさんがこの惑星に持ち帰れるギフト ―何人にも侵され得ないこと、です。「私は私である全て。わあ、私はスペクトルの全く逆側、脳の中にロックされて、他の囚人たちが『これをすればもっと良くなるよ』などと口を出してくる施設の中で、何が自分かを理解したんだ。『私が私であるものの全て』だと」

そのことを少し感じてみてください。ヘッドバンドと集合意識、その手の全てのおかげで、あなたは、自身の唯一無二性とは何か、あなたとしてのワンネス、1つであること、独自性、魂であるとはどういうことか、について認識し始めています。そのことがもたらした全ての経験について考えてみてください。I Amが喜んでいる様を想像してみてください。I Amにも何かが分かったかもしれません。それまでは考えたこともなかった叡智を得ました ―自分とは唯一無二、完全に独立した存在なのだと。「私は在る。私は私が私としてだけ存在している。私もまた神である」と。

それは、どうやってそこから出るのかも分からないまま、ヘッドバンドを用いて、自らを脳に閉じ込めるという、非常に長い時間を要した、残酷なやり方のように見えるかもしれませんが、それは瞬く間、ほんの束の間の出来事です。それは本当に経験の地獄でした。そしてあなたは今、あなた自身に戻っています。

Brain vs. Mind(脳 対 マインド)

「どうやって外に出るのか、卵のヒビはどこにあるのか、このシステムの欠陥はどこにあるのか?」その質問に対して、まだ答えていませんでしたね。すぐその内容に入りますが、その前に、より詳しく少しだけ、脳について取り上げておきたいと思います。私は今朝、カウルダーにある写真を見つけて、スクリーンに出すように依頼しておきました。そして、その写真がスクリーンに出たところで、質問します。「この写真のどこが変ですか?」

(写真が表示され、間を取る)

この写真に変なところはありますか? 誰か分かった人はいますか?(「頭が無い」と声が上がる)頭の無いニワトリですね。ちなみに、これは本当の話です。私はこれを見つけてくるようカウルダーにお願いしていました。今日、一例として使いたかったからです。

この頭の無いニワトリの名前はマイクです。本当のニワトリです。マイクは1945年、ここコロラドの、とある農場で暮らしていました。農夫やそこ人々はその日のディナーのために、分かりますね、かつては冷凍庫のドアを開けたり、ドライブスルーで簡単に済ませるわけにはいかなかったので、彼らは外へ出て、マイクのようなニワトリを捕まえて、斧で頭を落としていました。

で、その農夫は、いくらか酒を飲んだ状態で、頭を落としたのですが、いつものように完全に絞めることが出来ませんでした。頭は落ちました― 次の写真を見れば分かると思います(落ちた頭の傍らでマイクは立っている。「おおお!」と声が上がり、アダマス、くすくす笑う)。

本当の話です。頭は落ち、農夫にはそれ以上、何もする必要はありません。ただ、彼はマイクがまだ走り回っていることに気付きました。彼はある種のサディスティックな感覚とともに「さて、どのぐらいの間、動いてるかな?」と思っていました。

翌日彼が様子を見ると、マイクは依然として歩き回っていました。その次の日もマイクは変わらないままでした。農夫は「うーん、マイクに餌を与えたらどうなるだろう? 目薬の要領で何か出来るかな、、、」そう考え ―私はニワトリに対して通常何を与えるものなのか、ミルクなのか、分かりませんが、農夫は、次の日も次の日もそれを続け、ついには1週間が過ぎようとしていました。マイクは少し怖くなりました。いや、マイクではなく、農夫は怖くなりました(いくらか笑い)。マイクは何も分かっていないとしか言えませんね(さらに笑い)。農夫は「これは悪魔なのでは。悪魔的な何かなのでは」と思っていました。何故なら、ニワトリは依然として元気に動き回り、通常のニワトリがするのと同じように、食べてはフンをして、また食べてはフンをしていたのです。そういうことです(いくらか笑い)。

農夫は知人にそのことを話しました。すると彼らは「それはひと財産得たようなものだね。マイクを利用すればそれなりにお金が稼げるよ。マイクに餌を与え続けて、いろいろな場所で頭の無いニワトリとしてマイクを見せて、25セント取ればいい」そう言いました。そして彼はそうしました。彼は、常識では測れない状態のマイクを道端で披露し、人々はマイクを見るために25セントを払い、彼は結局、1ヵ月で、今の価値に換算して ―当時のではありませんよ― 5万ドルほど、稼ぎました。

それが18ヵ月続きました ―本当の話です― それは18ヵ月続き、またマイクがそのタイミングで死んだ理由というのは、単に農夫が、彼をショーからショーへと連れ回っていたある日に、また飲み過ぎて、何故って、彼は今や大金を得て、ハイライフを送っていますからね。えっと、彼は、マイクが餌を食べられるように喉をきれいに掃除しておくための、道具を持っていたのですが、それを持ってくるのを忘れたのです。農夫はマイクにコーンを与えていましたが、馬鹿ですね、それでマイクは喉をつまらせ、且つ、その喉をきれいにする道具が無かったために、倒れて死んでしまいました。

ここから少しモラルに寄って、、、(アダマス、くすくす笑う)。私がこの話をしている理由は何だと思いますか?(「どうして?!」と声が上がる)どうしてこんな話をしているのでしょうか? アセンデッドマスターズクラブではみんな拍手をしてくれましたが、ここではブーイングですね。しかし何故、この話なのでしょうか? 何故なら、みなさんは脳ではないからです。みなさんはマイクと同じだからです ―シュパンッ!(頭を落とす)― それでもみなさんは引き続き機能するでしょう。みなさんはその頭の中にあるものを、自分と同一視していますが、実際、みなさんは ―おそらく― マイクと同じように生き続けることが可能です。私はその極端な例として、この話を用いました。

ここにあるこれ(頭を指さしている)をあなたは自分と同一視していますが、それはあなたではありません。それは単に広い帯域、スペクトル、様々な思考を取り入れ、それを減衰させ、制限し、箱に入れる能力を持ったプロセッサーです。脳はそれをするのが得意です。

脳、あなたの脳には、なんの記憶もありません。あなたの脳にはなんの記憶も無いのです。それが知識であれ何であれ、全くです。脳はいかなるエネルギーも生成しません。全くです。脳はエネルギーを使いますが、エネルギーの源ではありません。そしてあなたの脳には、知性もありません。これは別に悪口を言っているわけではなく、事実です。あたなの脳の中にはそれが何であれ、知性と呼べるものは入っていません。脳は単なる装置です。あなたはあなたの脳の一部が爬虫類のものであり、また別の部分が哺乳類であり、時間をかけて人間のものとして進化した部分もまたある、そう知っているかもしれませんが、それでも、脳は単なるプロセッサーです。脳には記憶も記録もありません。そんな脳が得意とすることの1つが、自分自身を馬鹿すことです ―つまり、あなたを馬鹿しています― そうして制限に、何かに依存している状態に誘います。本当にいい仕事をします。そして、それもまた、大きな全体を見れば、計画の一部だったのかもしれません。これこそが狙いだったのかもしれません。

いずれにせよ、あなたの脳は何も抱えていないと言っています。が、マインドとなると話は別です。マインドです。マインドは脳ではありません。混同しないようにしてください。頭を切り落とされても、マイクはまだ生きていました。マインドとは異なります。で、そのマインドというのは、どこにあると思いますか?

ちなみに、私はマインド(mind)という言葉の使われ方が気に入っています。マインドというのは単に精神、スピリチュアル的だったり、脳におけるスピリットの側面だけを表すのではなく、人々は「余計なお世話だ(Mind your own business)、先生の言うことを聞け(Mind the teacher)、礼儀に気をつけろ(Mind your manners)」というふうな形でも、使っています。この言葉は基本的に、コントロール、制限を意味しています。制限と支配です。

で、そのマインドというのはどこにあるのでしょうか? 私たちは頭を切り落とされても平気です。無論、そんな目には遭わないことはお約束します。しかし、私たちは頭無しでも、マイクのように、生きていることが可能です。なら、マインドはどこにあるのか? あなたのどこにマインドはあるのでしょうか? 誰か分かる人はいますか? 手を挙げてください。(「オーラの中」と声が上がる)。オーラの中ですか。しかしオーラというのはまあ、基本的には、エネルギーのフィールドです。あなたの領域からの放射です。マインドはオーラの中にはありません。さあ、誰か分かる人はいますか? マインドはどこにありますか?

はい。マイクを頼むよ。マインドはどこにあるかな? さあどうぞ。

タッド:うーん、最初に浮かんだのは、アイ・クラウド(I-Cloud)のようなところね。

アダマス:ハイ・クラウド?

タッド:アイ・クラ、、、分かるかしら。

アダマス:アイ・クラウドね。

タッド:アイ・クラウド。

アダマス:うーん。アイ・クラウドか。そうだね。

タッド:分かるかしら、それは、、、

アダマス:そのアイ・クラウドだね。なるほど。なるほど。

タッド:そのアイ・クラウドよ。

アダマス:で、そのアイ・クラウドはどこにあるのかな?

タッド:(考えて)どこにもないわ。

アダマス:どこにもないと。なるほど。そうだね。じゃあ、他に誰かいますか? マインドはどこにありますかね? そもそもマインドって何なのでしょうか? マインドとは何で、いったいどこにあるのか? それを超えていこうというのであれば、私たちはそれがどこにあるかぐらいは、多少なりとも理解しておかなければなりません。

シャーンブラ3(女性):うーん、マインドは身体のナビゲーターね。

アダマス:なんだって?

シャーンブラ3:マインドは身体にとってのナビゲーター。

アダマス:なるほど。そうだね。一種のね。

シャーンブラ3:物理的な世界にとってもそう。

アダマス:そうだね。で、それはどこにあるんだろう?

シャーンブラ3:どこにもないわ。

アダマス:足の中かな?

シャーンブラ3:いいえ。

アダマス:ハートの中かな?

シャーンブラ3:違います。

アダマス:違うか。なら脳の中かな?

シャーンブラ3:いいえ。

アダマス:ワオ。脳って興味深くないかい。それは物だけど ―脳とマインドは実際、コンビのようだね― 身体に痛みを生み出したりね。痛みは実際、リアルではないよ。

シャーンブラ3:幻想ね。ええ。

アダマス:脳とマインドから来る刺激だね。でも、脳もマインドも、とても狡賢いのは興味深いよね? 脳自体は痛みを感じられない。脳は ―後から脳の手術をやってあげるけど、君は何の痛みも感じないだろうね。脳には痛みに対するレセプターがありません。それってすごくないですか? そのことが脳やマインドについて、私たちに何を物語っているのでしょうか。無論、脳は、今みなさんが身体で感じているような痛みの感覚を送ることは出来ますよ。しかしリアルではありません。それは本物ではありません。

ところで、シャーンブラがライトボディについて取り上げて欲しがっているのは分かっています。しかし私たちは今の内容を先に済ませなければなりません。そうしなければ、あなたはただ、、、何が起こるかは分かりますね? あなたは「そうだね。他のことはとりあえず置いておいて、ライトボディについてやろうよ」と言っています。ただ、全ては人工的に製造された脳とマインドになっていきます。全てがそうなっていきます。そしてあなたはそこで、ゲームを、ライトボディゲームをやっていることになるでしょう。「わあ、私はライトボディを持ち込んでる」と。違います。それはマインドの施設の中で、単に別の場所にいるだけです。あなたは依然として狂った瓶に詰め込まれたままです。だからこそ、私たちは今やっていることを通り抜けなければならないのです。私たちはライトボディを持ち込むよりも先に、マインドを超えなければなりません。そして前にも言ったことがありますが、私は、マインドをまだ超えていないにも関わらず、ライトボディについて教えているふりをしている人たちに対して、時にイライラします(いくらか笑い)。そのままでは、ライトボディは、精神病院の別の病棟に行くだけです。そういうことです。

さて、どこまで話してたかな? あー、そうだ、君の身体、脳の話をしてたね。で、マインドはどこにあるのかな?

シャーンブラ3:物理的なものではありません。別の次元にあることもあり得ます。

アダマス:違うね。

シャーンブラ3:実際、物質界での単なるナビゲーターだと思います。だからこそ、ヘッドバンドはそれが意図されたように、、、

アダマス:マイクを口まで近付けた方がいいね。脳の近くまでね。

シャーンブラ3:身体の中に留まるためにあれをしたわけで、それで私たちは物質界を航行することが出来るのです。

アダマス:で、マインドはどこにあるんだろう? 精神とはどこにあるのかな?

シャーンブラ3:それは単なる化学物質、反応です。

アダマス:ここの(頭)?

シャーンブラ3:違います。

アダマス:違うね。ないね。そうじゃない。そこにはない。脳は記憶を抱えていないからね。脳はクリエイティブでもない。問題を解決することもない。脳は単なるプロセッサーだよ。それがその全てだよ。記憶の保管庫でさえないからね。

さて、マインドはどこにあるのか? リンダがマイクを持って走り回っています。マインドはどこにありますかね? マインドって何でしょうか?

みんなを勇気づけるために、もう一度、マイクの写真を出してもらえるかな(笑いが起きる。アダマス、笑う)。

ジャン:自分がマイクになったような気分ね(彼女、笑う)

アダマス:マインドはどこにあるかな? 全ての記憶、数々の生涯の記憶、感情、感じたこと、判断、気付き、経験、それはいったいどこにあるんだい?

ジャン:マインドの中にいる私に想像出来るわけないじゃないの。

アダマス:そう、そう、そう。そうだね。そうだよ(彼ら、笑う)そうだね。

ジャン:言いたいのは、それはずっとそこにあって、脳はその手の役目を担っていると考えているわけよ。あなたはそうじゃないと言っているけど。

アダマス:頭を落とせばいいよ!

ジャン:それで「フーワッ!」となるわね。

アダマス:それでも身体は機能し続けるよ。ま、それが一般的な受け取り方だね。記憶はここ(頭を指す)にある。

ジャン:そうよ。

アダマス:でもそうじゃない! もし志願してくれる人がいるなら、ここでその人を解剖をしてみて、そこには何も無いと見せてあげられるけどね。化学物質と電気とマインドとの繋がり以外に何もないよ。で、マインドはどこにあるかな?

(彼女、止まる)

さあ、もう1人やりましょう。もう1人です。はい。マインドはどこにありますか? 誰かバシッと、決着をつけてくれる人はいませんか?

クリスティーナ:それは意識の一部かしら。

アダマス:意識の一部だね。ありがとう。で、意識はどこにあるんだい?

クリスティーナ:あらゆるところ。

アダマス:違うね。あらゆるところには無いよ。意識はどこにあるかな?

クリスティーナ:I Amの中。私よ。

アダマス:カナダにあるって言ったのかい?(いくらか笑い。彼女も笑う)

それはあなたがいるところにあります。マインドとは断片的なものです。部分であり、あなたの意識にある、制限された部分です。そして意識は、それがどこでも、あなたいる場所にあるものです。それは物理的なものではありません。しかし気付きの中にあります。そしてマインドはその微かな断片です。それは時間も場所も他の何も占有しません。しかしそれでも、マインドは意識、つまり、あなたの意識の一部分なのです。ありがとう。君が正解だね(「ピンポン! ピンポン! ピンポン! ピンポン!」と声が上がる)。ピンポンピンポン、ピンポンだね。もうニワトリを消してもいいですね。もう十分ですね(いくらか笑い。写真が消える)。はい。そろそろ慣れてきたころだとは思いましたが。

私たちが先に進むにあたって、マインドを超えていくにあたって、大切なポイントです。マインドもまた意識の1地点です。それが全てです。それはここ(頭)にはありません。時空の中には存在しません。それはあなたの全意識、私は私であるものの全てにある、小さな小さなファセットです。

ヘッドバンドはあなたをその小さなファセットにフォーカスさせました。そしてあなたはそれこそがあなたなのだと信じました。それはあなたの一部分です。私たちはマインドを超えていくにあたって、マインドを破壊したりはしません。全くです。しかしあなたは思考がここにあると信じています。あなたは目を通して見る物をリアルであると信じています。しかしそうではありません。それは一部分です。現実の小さな一部分にしか過ぎません。あなたは、痛みや快感と呼ばれる、身体で感じるものをリアルであると信じました。しかしそうではありません。それは現実の小さな断片です。それが現実の全てではありません。そしてそれがリアルであると信じ始めた時、その現実の範囲 ―身体の痛み、マインドにある思考、その手の全てです― あなたがその範囲の現実にはまって、制限される時なのです。しかしあなたが、そこにはもっと何かがあることを受け入れたなら、それはそこにあるのです。それは外部にあるのではありません。ここ(頭)にあるのでもありません。それは常にここにあるのです。常にここにあったのです。

さあ、大きく、深呼吸をしましょう。音楽を流しましょう。今日、みなさんには、頭を痛めてもらいました。素晴らしいことです。おおお! 頭というのは、、、そうですね。とにかくマイクのようになってください。一瞬でも、頭を切り落としてください。

(音楽、流れる)

さあ、音楽に乗って、メラブへと移りましょう。

Merabh – Follow the Knowingness(メラブー気付きに従う)

私たちがやることになっている全てのことは、みなさんが身体を ―マインドも、脳ももちろん。他のもっとたくさんのものも― 保持したままのマスターとして、センシュアルで且つ自立した、確固たる存在として、この惑星に留まれるようにするためのものです。何人にも侵されることのない存在としてです。分かりますか。それが魂の夢でした。そして人間という経験を経て、魂の夢が実現します。

自身が真に孤高の存在であり、何人にも侵され得ないこと、そのことを本当に知り、理解することが魂の夢でした。あなたはそれをずっとやっていたのです ―脳、マインドの中にいること、ヘッドバンドにまつわる全ては― 誰にも侵すことの出来ないたった1人の自分、に至るためのものでした。

脳に関して何が面白いか分かりますか ―あなたは脳とマインドに心から感謝することになりますが― 脳、そしてマインドは自己完結型のユニットです。彼らは彼ら自身の中に留まります。そしてあなたが悟りに関して考えている限り、あなたがそれを超越することを思っている限りは、あなたは脳の中にいるのです。施設の中にいるのです。

みなさんは夜、多くの夢を見ている。前にそう言いましたね ―覚えていたり、覚えていなかったりだと思いますが ―何かを探している夢、迷子になった夢、とてもフラストレーションの溜まる夢、誰かに何かを奪われ、それを必死に取り返そう、見つけ出そうとしている夢、あるいは何かを奪った相手に対して腹を立てている夢、そういう夢です。それらは全て、自由になろう、出る方法を見つけようとしている夢なのです。

それがマインドによってそう変換されているのです ―もちろん、マインドは通訳でも変換機でもありませんが、マインドは忠実に ―あなたに理解出来るであろう人間の言葉を当てています― が、それらは外に出よう、その出口を見つけようとしている夢なのです。そしてそういった夢の中でさえ、あなたは出口の無い道を進みます。

最近こんなことを訊かれました。「どうして夢は面白かったり、楽しいものじゃないんだろう? 夜、雲の間に浮かんだりして、素晴らしい時間を過ごしたっていいわけだよね?」と。まあ、毎晩見ている外に出ようとその手の夢は、そういう階層のものであり、イライラして、覚えている夢だからでしょうね。とてもフラストレーションの溜まる夢です。

違う夢もあるにはあります。それらは、マインドの見る人間の夢を含む他の全てのせいで、目立たなくなっています。ただ、別の夢は確かにあるので、私は今、みなさんに、それを感じてほしいと思います。

それはマインドの見る夢ではありません。制限された場所の夢ではありません。それは気付きの中だけで見る夢です。

あなたはただの一度も一瞬も、マインドに収容されたことはないという気付きです。そこにはもっと多くのものがあるという気付きです。

わあ、もっとたくさんのものがありますよ。ただ、人間の感覚や受け取り方で考えないでください。より若くいられるとか、より賢くなるとか、その手の単なる言葉を考えないでください。ちなみに、脳には知性と呼ばれるものは全くもってありませんよ。ありません。人々は「まあね。私は頭脳明晰だからね。知性的な脳を持ってるから」などと言いますが、違います。脳には化学物質と電気信号、組織と血液にあと、ベタベタしたものがあるだけです。あなたの脳に、知性と呼ばれるものはありません。脱線ですね。夢の話に戻りましょう。

気付きに基づく夢があります。その気付きは、あなたにマインドの制限を通り抜けさせ、あなたをその外へと連れ出します。そこであなたがするべきこと、それは、あなたの手を取った気付きに、あなたを連れていかせることだけです。考えるのをやめてください。

さあ、気付きの夢に ―それは実際、あなたがこれまでに得た中で、本当に最高のガイドだと思いますが― それにマインドを超えるあなたをガイドさせ続けてください。

そのことについて考えないでください。それはあなたの気付き、既に知っていることです。それはあなたのナストです。ナストとは既に最初から知っていること、気付いていることです。

それにマインドの向こうまで連れていってもらってください。そうしてくれます。人間部分であるあなたがここにいる理由を思い出してください。それは新しいことのためです。新しい経験のためにいるのです。

マインドの中で、あなたはある種、そのことを忘れています。マインドの中で、あなたはパターン化します。ちなみに、そういったパターンの全て、制限の全ては、脳の中にはありません。それらは制限された意識の一部分です。

ここで今、そうするつもりがあるのであれば、気付きにただ、あなたの気付きにただ、あなたをヘッドバンドの外へと導かせてください。マインドを超えたところへと導かせてください。

(間を取る)

忘れないでください。あなたが何に入ったとしても、マインドや支配、ヘッドバンドを含む ―いかなるものに入っていたとしても― あなたは外に出られます。それは私のクリスタル、例のクリスタルの話と同じようなものです。私は自分でそこに入ったのです。入ってきたのであれば、出られるはずだ、そのことを認識するまでに随分な時間を要しました。私はその認識とともに、単純に足を踏み出しました。私は外にいました。

そして今、みなさん、友人のみなさん、その時が来ました。新しい、の時です。施設に長い間いた人間には少し怖いかもしれません。分かりますか。仮にあなたが囚人として刑務所に長い間、30年とか40年入れられていたとして、突然外に出されたら、怖いと思います。自由を夢見たのと同じぐらい、恐怖もまたあるものです。それに慣れていないのです。そして実際、多くの人、75%を超える人が、再び刑務所に戻ることになるのです。彼らが悪人だからではありません。新しいものに対処が出来ないからです。彼らは刑務所の中にいることに慣れてしまっているのです。それで彼らはそこに戻る道を探すのです。

私たちは新しいところに入っていっています。それは人間が最も得意とすることのはずです。

私たちはマインドも制限も超えていきます。人々が狂っていると考えるかもしれないところへと入っていきます。私たちは新しいところに突入しています。

(間を取る)

それは経験であり、気付きです。ナストはあなたがただそれを抱きしめることを願っています。

長期間、刑務所にいた人間は、私たちが出ようとしていることを知っても、そう素直には喜べないでしょう。人間は少し心配しています。「外はどんな場所なんだ? 随分と長い間ここにいたし、そもそも刑務官が、元に戻そうと追いかけてくるんじゃないか? 何が起こるんだろう? 気が狂ってしまうかもしれない」と。

しかし私は、あなたに、気付きの、ナストの手を取ることを勧めます ―トバイアスが言った、椅子の4本目の脚(訳注:人々は、3本脚の椅子でバランスを取って座ることに慣れ切ってしまっていてそれが当たり前だと信じ込んでしまっている)― と同じです。あなたの生活に来る新しいものを抱きしめてください。

そうですね。ライトボディにも入りますね。はい。私たちは、この惑星でマスターを体現した者として、楽しい、嬉しいと思えるあらゆる種類のものに入っていきます。しかし、今はただ、マインドの制限を超えましょう。

あっと、ところで、私が前のギャザリングで言った例の45から60日ぐらいにある経験ですが、それは、マインドを超えて外に行くあなたに、そのための準備をさせるのが目的です。その後でもマインドはそこにあるでしょう。存在します。ただ、あなたはマインドと、これまでとは全く異なる関係を築きます。外に出たあなたは、その存在にきっと感謝するでしょう。

あなたが外に出るにあたって、全てのエネルギーが調整されているところです。今起こっているのはそれであり、あなたはあと何週間か、あるいは1ヵ月か、マインドの落ち着かない期間を過ごすでしょう。ただ、全ては、外に出るためなのです。

ということで、そのつもりがあるのであれば、気付きにただ従って、マインドの制限の外に出てください。気付きにただ従って、あなたの真の意識に入ってください。

(間を取る)

マインドとは、あなたの意識にある、小さな小さなファセットです。

(間を取る)

気付きに従って、向こう側と呼ばれるところへ入っていってください。「向こう側(Beyond)」と言うと、そうですね、こことは別のどこかのように聞こえますが、そうではありません。それはここにあるのです。

他の何もしようとはしないでください。それについて考えないでください。奇妙な呪術や儀式を行わないでください。それをした途端に、あなたは戻っているのです。マインドに捕まっています。

ただ気付きを、ナストの手を取って、外に出てください。

(間を取る)

というわけで人間のみなさん、新しい何かに対する準備をお願いしますよ。みなさんの得意とする分野であり、ここがみなさんの腕の見せどころです。みなさんは新しいことします。経験します。マスターはそれをしません。マスターは新しいことを何もしません。マスターはみなさんがやったことを取り込んで、叡智へ変換するのみです。I Amは新しいことを夢見るしか出来ません。しかしみなさん、人間には、それが実際に出来るのです。

さあ、今日という美しさの中で、大きく深呼吸をしてください。

あとこれも覚えておいてください。ヘッドバンドが外れ始めていますが、その素晴らしさは忘れないようにしてください。本当に素晴らしいものでした。過ちなどではありません。身体を保持したマスターとしてこの惑星に残ったあなたは、このヘッドバンドに、深く感謝するようになるでしょう。それは、あなたが唯一無二、孤高であるためのものでした。

さあ、全員で一緒に、深呼吸をしましょう。

そして今日の冒頭で伝えた宣言に戻りましょう。あなたが狂っていないなら、あなたは狂っていないのです。

(音楽、終わる)

というわけで友人のみなさん、忘れないでください。創造の全てにおいて、全てが正しい。

ありがとう(聴衆、喝采)

翻訳: Ito Satoshi


注記: どうぞ自由にこのテキストを配布してください。ただし、一部を抜粋するのではなくこの注記も含め完全な形で、非営利かつ無償で配布してください。それ以外の利用については、コロラド州ゴールデンに住むジェフリー・ホップの書面による許可が必要となります。
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