The ALT(オルト) シリーズ シャウド4

The ALT(オルト) シリーズ シャウド4

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クリムゾンサークルマテリアル
ALT シリーズ
シャウド 4 – ジェフリー・ホップによるアダマス・サンジェルマンのチャネリング
クリムゾンサークルへ献呈
2023年1月7日
http://www.crimsoncircle.com/


私は私である全て、何人にも侵され得ない領域のアダマスです。

おー!(目を開く)みなさん、いますね!(笑う)ちゃんとここに揃っていますね。この大宇宙のあらゆる場所から参加している、みなさんの1人1人を歓迎します。わー! 今日もみなさんのためにいろいろと計画しています。ただ、それを始める前に、優先事項がありますね。ここから先へ進む前に、出されるべきものがありますね。コーヒーが欲しいです。はい、リアルなコーヒーが欲しいです。ええ、それは、、、おおお! コーヒー以外にもたくさん ―チョコレートにバラの花までありますね。ここまでしてくれるのはどうしてだい、ケリー?

ケリー:あなたを愛してるのよ。

アダマス:おー、分かりましたか?!(いくらか笑い)ありがとう。

ケリー:どういたしまして。でも置く場所が無いわね。

アダマス:あー、この上に場所を作るかな、、、(リンダ、息を呑む)本のてっぺんに置けばいい。The Red Lion、これは私のお気に入りです。はい。ありがとう。これはなかなかのご馳走だね(リンダ、トレーの位置を直そうとする)。どうぞどうぞ。

リンダ:困ったわね!

アダマス:何を― 彼女がデザートをくすねようとしてるみたいですね?

リンダ:まったくそうね!

アダマス:リンダさん、ありがとう。ありがとう。
で、始める前にいくつかコメントしておきたいと思います。まず、さっきの詩を聞いていて(前のセクションでのもの)、それは人工知能のチッピーが書いたものですが、仮に私が私について詩を書いたなら、もっと壮大なものになっていたでしょう。

リンダ:ほんとに!!(いくらか笑い)

アダマス:おそらく、インターネットで調べてみて、チッピーの方で抑えめにしたんだと思います。カウルドゥラが「アダマス・セントジャーメイン」とタイプしたあの短い時間、ほんの短い時間で、チッピーは実際に全ての映像をレビューしています。全ての映像、全てのテキスト、全てをあの短い時間で確認しています。

ケリー:ログインもしないで、かしら? チッピーもログインは必要じゃないかしら?

アダマス:チッピーにはその必要はないよ。チッピーには支配可能だよ。うん、申し訳ないけど。思うにチッピーは、もっと多くのものを考え出して、、、(「アレクサ」の声が聞こてきたかの音がする。「すみません。よく聞き取れませんでした。もう1度言ってもらえますか?)、、、うむむむ、、、

リンダ:壮大、というと?

アダマス:はい。誰かのスマートホンがオンになってますかね? オホン! ええ。
私なら、もっと壮大に、偉大な存在として、書いていたと思います(リンダ、笑っている)。もっと華やかで壮麗な言葉を使ったはずです。私なら、チッピーが書いたものより、もっともっと自分を褒めて褒めて褒め倒していたと思います。何故か分かりますか? 私が偉大だからです。いえいえ、みなさんだってそうですよ。みなさんもそうです。私のストーリーは ―ハッハ!― まだ聞いたことのない人がいるかもしれないので言っておきますが ―壮大です。とてもとても壮大なものです。何故か、ですか? ならこちらからも質問します。「何故、みなさんは自分について、そうしないのですか?」と。みなさんの中には「まあ、自分はそこまで偉大ではないからね。アダマス、あなたのような大したストーリーなんか、ないんだよ」そう言う人がいます。ええ、誰も本当には大した話なんか持っていませんが、それでも偉大にしてしまえば偉大なのです(いくらか笑い)。みなさんも ―私たちは今日、そのストーリーというものについて話します― みなさんはどうして、自分のストーリーを、偉大ではないものとして受け止めているのですか? それは情けない話です。

私は冗談を交えて語りますよね。私の成し遂げてきた偉業について、私がアセンデッドマスターズクラブの会長であることについて、話しますね。それ以上にすごいことってありますか? 会長ですよ ―これは自薦且つ自称ですが(いくらか笑い)― アセンデッドマスターズクラブの会長なのです。思うに、アセンデッドマスターズクラブの会長より偉いのは、神ぐらいだと思います(「オー、ジーザス!」と声が上がる)。で、私は神でもあるし、あなたもまたそうなのです。もしあなたが、自身のストーリーを大したものではない、偉大未満のものであると、そう受け止めているなら、本当に情けない話です。お達者で、と言っておきます(アダマス、笑う)。偉大ではないストーリーの中で、達者で暮らしてください、という意味です。

人間は、分かりますか、その辺に関して、慎重になり過ぎです。人々は、自身の偉大さを表現したがりません。何故でしょうか? 何故なら、人々は、そんなことをすれば誰かに張り倒されると恐れているからです。人々は、それが本当に信じてもらえるに足るものでないと、厳しく批判されると考えています。何か言葉を発するたびに、反論されるというふうにです。人間は自分を大きくは語りません。何故なら、謙虚でいることを教えられているからです。私が思う謙遜、謙虚であることとは、どういうものか知っていますか? もちろん、私はそんな言葉は使いません。カウルドゥラは、私に、少しでもそうであるように振る舞わせようとしていますが、謙遜なんて、カス人間のためのものですね(笑いが起きる)。いえいえ、謙虚であるべき理由って何ですか? 謙遜するのってそんなに楽しいことでしょうか?(数人のシャーンブラから「ノー」と声が上がる)。謙遜していて楽しいですか? 小さくいることをエンジョイしているのですか? そう言われて、なら大きく出てやるかと、そう考えても、みなさんはこうなります。「いやいや、できないな。誰に何を言われるか分からないぞ? 大きくなんか見せられない。それってただの幻想じゃないか。本当は違うんだから」と。そうして、偉大ではない状態に戻ります。私が今日をとおして言い続けるのは、あなたの現実は、あなたのした観察、その受け止め方、観察したものをあなたがどう受け止めるかによって、そのとおりに創造される、ということです。そうであるのに、偉大にならない理由って何ですか? これは、鼻持ちならないエゴ人間になれ、という話ではありませんよ(笑いが起きる。「そうなっちゃうね」と声が上がる)。

そういう意味ではありません ―(アダマス、笑う)カウルドゥラは、ポルシェに乗るということかと、そう言っていますが、そういう意味ではありません。単に、偉大であると感じておけ、ということです。周囲のみんなにそのことを触れて回れということではありません。どこの誰よりも優れていろ、ということでもありません。偉大さとは、他者との比較とは、なんら関係のないものです。「私はタッドより偉大だ」などと、比較をしようとすると、ろくなことになりません。そしてそれは ―分かりますよ、それがあまりに簡単過ぎてショックですよね! 天地の逆転ですね! 偉大であるというのは、自己充足的なものなのです。何かとの比較の結果ではありません。偉大であるというのは、誰よりも、誰かよりも、優れている、ということではありません。人間は、ある種の競争「人とどう差別化を図ろうか」ということに慣れ切っていますが、偉大であることに比較は要りません。「私は偉大だ」だけです。そのことをみんなに触れて回る必要はないのです。

リンダ:あなたはそうしてるじゃない!

アダマス:するよ!(笑う)私はね。でもそれは、みんなのためを思ってやってるだけだよ(リンダ、吹き出す)。みんなが、ある種、自分は偉大だと感じ始められるようになって、実際にそうだと感じられる、そうなれるためにね。偉大で壮大だと感じられるように。

それはただのストーリーです。今日、繰り返し繰り返し出される質問、それは「あなたはどのストーリーを選びますか?」です。偉大ではないものを選びますか? 謙虚であることを選びますか? 自分を小さな小さな召使いにしておきますか? 踏みつけられて一生どうにもならないことを選びますか? そうではなく ―自身のために、他の誰とも比較することなく―「私は偉大だ」を選びますか? それはあなた次第です。完全にあなたの思うがままです。要するに、あなたの経験、あなたの現実は、あなたのした観察を、あなたがどう受け止めているかに基づいて、創造されているということです。観察したものをどう受け止めるか、です。

言い換えると、いかなるものでもそれが物質化する、みなさんがリアルだと、そう呼ぶものになる際には、意識の存在が必要なのです。あなたがそこにいなければなりません。そういうことです。もし意識がそこになければ、何も存在していません。意識がそこに在って、対象が観察、観測されたその瞬間に、それはそこにあるのです。となると必然、自身が観察しているものを、自分がどう受け止めたいかが現実になる、というのが次なるレベルとしての、美しい理解です。「私は偉大だ」と受け取りたいですか?ということです。そのことを誰かに言う必要はありません。そのことについて本を書く必要もありません。「私は偉大である。私はそう受け止めている、認知している。よって、私が観察しているものはそれであり、この目に映るものはそれであり、そういうものとして意識にある」です。全てはそれに従うのです。そういう仕組みである以上、そうなるしかないのです。現実というのはそうやって創造されるのです。現実は、意識と観察によって創造されているのです。

私はいい加減に適当なことを言っているのではありません(いくらか笑い)。これは完全な、完全無欠な、物理です。これは、量子物理学、量子力学において、学者たちがああでもない、こうでもないと、既に100年以上議論している内容です。彼らの理解はより良くなっていっています。意識と観察が現実に何を行っているかの本当の理解に至りつつあります。彼らは実験をしています。彼らは理解しています ―別のことに関連して、これに関してはもっと話す予定ですが― ここで頭出ししておきました。

というわけで、現実というのは、エネルギーがあり、それが光となって、次いで波形へと変わったものから出来ています。全ては波形なのです。波形とは可能性、ポテンシャル以外の何ものでもなく、観測者がいて初めて現れます。全ては波形なのです。それはたった今も、あなたの周囲に、あなたには想像も出来ないものも含んだ、全ての可能性としてあるのです。

あなたの意識が現れた瞬間、あなたがそこに在る瞬間、あなたが観察をした瞬間に、そういった波形は、粒子へと変わります。その粒子が物理的な現実を形作ります。そうして出来たものの中、ダンスフロアで、あなたはダンスをしています。あなたの現実の中にいるのです。そのぐらいシンプルな話です。本当に、本当にそれだけの単純なことなのです。とにかく、あなたがどう観察するかが鍵なのです。物理学者たちは、まだそこまでは解明してはいません。が、いずれ解明するでしょう。あなたは自分を阿呆だと見ることも可能ですし、偉大なる存在として観察することも可能です。あなたがどう見たかを、あなたは正確に得るのです。波形が粒子へと変わる、即ち、可能性があなたの経験、あなたの現実に変わるということです。あなたはそれを生きるのです。それがあなたのストーリーの1つ、あるいはストーリーの一部となるのです。そのぐらいシンプルです。単純です。そのように、基本的に、人生というのは、観察者の受け止め方をベースに形成されているということです。あなたがその人生で得るもの、通るものは、基本的に、あなたがそれをそう観察し、そう受け止めた、そういうストーリーにしたものだということです。

2023年のストーリー(Stories for 2023)

では、ここから先に進む前に、少し時間を取りたいと思います。2023年になりました。あー、大きなストーリーとなる年ですね。あなたはこの時をずっと待っていました。私たち、私も、ですが、それが2023年に起こるとは分かってはいませんでしたが、それでも、私たちは、何かが来ることは承知の上で待っていて、それが今に来たのです。

さあ、少し時間を取って、この2023年という年の神聖さを感じてください。自身のためにそうしてください。自分のためにです。

(間を置く)

今年は、多くの古い物事が1つになる年になります。大きなストーリーとなる1年です。あなたの人生に大きなことが数々起こる、シフトしていく、そんなストーリーに満ちた1年です。大きいとはいえ、怖いものにはなりません。あなたがそれをどう受け止めるかで、そういうものにもなり得ますよ。ただ、実際に、光から来る波形の全て、エネルギーの向かう先、あなたの魂からやってくるもの、それらを、それら全ての可能性を感じてみると、実際にあるそれが何かが分かるはずです。あなたの人生における大きな変化の数々です。周囲の世界のことは、今は忘れておきましょう。あなたの人生、あなたの暮らしの話です。あなたがどう受け止めたいかに関わらず、それは、あなたに観察されることを待っています。

というわけで、この質問から始めます ―リンダ、マイクを頼むよ― あなたにとっての2023年は、どういうストーリーになりますか?

2023年をあなたはどういうストーリーにしますか?

ここで少しガイドラインを示しておきます。ストーリーには、絶対に絶対に絶対に、何が、どんな何があったとしても、あなた以外の他の誰かを巻き込まないでください。それは、あなたのためのあなたのストーリーです。他者がいないと成立しない、そんなストーリーにはしないでください。「でも私は今、大恋愛をしていて、そのストーリー上、他者を巻き込まないわけにはいかないよ」と言うかもしれませんが、それはしないでください。違います。ダメですよ。ノーノーノーノーです。それをすると、あまり良くない形でエネルギーが縺れてしまいます。あなたのストーリーはあなたのストーリーであるべきなのです。あなたは、あなたの人生に何を望みますか?です。

その大恋愛をしている相手がいたとして、つまり ― おお!― その人に対してのもの以上に、偉大な愛については考えられないですかね。そういう場合のストーリーであれば、2023年は、自分自身に対する愛を見つけると同時に、これまでにしたことのない愛を経験する年にする、とでもすればいいのです。そうすれば、その両要素を同時に叶えて且つ、互いを巻き込むことのないストーリーになりますね。それぞれが自立したストーリーです。とにかく、あなたのストーリーに、他の人を巻き込まないでください。そんなことをすれば何が起こるかは分かりますよね。その手のことをして、それが良い結果に結びつかなかった歴史がみなさんにはありますよ。そんなことをすれば、その縺れを解く方法を探さざるを得なくなります。それにはたくさんの生涯が必要です。私には、みなさんには、そんなことをしている時間は無いと思えます。

というわけで質問に戻ります。2023年は、あなたにとってどんなストーリーになりますか? リンダ、よろしく。

やあ、ジョシュ。

ジョシュ:驚きました(アダマス、笑う)。私にとっての今年のストーリーは、悟りの体現です。

アダマス:いいね。で、君はそれをどうやるんだい?

ジョシュ:全ての一瞬一瞬に。

アダマス:良い答えだね。うん。で、それをどう、、、ちょっと待って。うんと、それは上手く機能してるかい?

ジョシュ:差し当たっては順調です。

アダマス:いいね。うん。私が付け足すなら、それを allowing するってことだね。君のストーリーは、悟りを体現し、この惑星に留まること。君は単純にそのことを受け入れる、そうであることに委ねる。そのためには頑張らない。ただ allow すると。なら、そのストーリーには、悪役は出てくるかい?

ジョシュ:出ません。

アダマス:出ないと。悪魔も幽霊も、君の足を引っ張ったり邪魔をしたりするような敵はいないかい?

ジョシュ:いません。

アダマス:ドラマも無しかい? いったいどんなストーリーなんだい?!(笑いが起きる)全く、人間らくしないよ、分かるかい。ただただ簡単に、そうなると。突然にファンファーレが鳴って ―ジャジャーン!― リアライゼーションが体現されてると?

ジョシュ:多少の浮き沈みはあるかもしれませんが、イエスです。

アダマス:多少の浮き沈みね。あー! 私たちで浮き沈みを追加してあげましょう(さらに笑い)。その方がストーリーが面白くなりますね。ジョシュ、君が言う、浮き沈みって、どんなものかな?

ジョシュ:そのことを忘れてしまった瞬間、その経験の、、、

アダマス:疑い、みたいなものかな。

ジョシュ:、、、その最中にはそうなるかなと。

アダマス:君は皮肉屋になるね。うん。その手のことだね。他にはあるかい? こうやって話している中で、私が受け取っている、他のそういう浮き沈みを誘発するものは何だと思う? 君がよく分かってるものだよ。とても仲の良い友達みたいなものだね。

ジョシュ:自己肯定感。

アダマス:自分の価値に関することだね。そのことを受け入れるのではなく、そのことについて考え過ぎること、マインドであれこれしようとし過ぎることも浮き沈みの原因になると言いたいね。「私は体現してるのか、、、」と考えてばかりだね。これは今日話していく内容で、ストーリーの内容にも被るんだけど、それは君がどう決めるか次第だよ。君のストーリーは「私は認識に至っている」にもなり得るし、「私は認識に至ろうと努力している」にもなり得る。そしてそれは事実として、どちらも正しい。それが君のするストーリーの受け止め、解釈、そうであってほしいものだからね。君が認識に至っているという事実があったとしても、君には「私はまだその途上にある。あといくつか克服しなければならないことがある。それが何かは分からないけど、克服すべきことが確実にある。まだ完全には認識には至っていない」というストーリーにすることもできるんだよ。それはそれで興味深いストーリーだよ。ただ、いつまでそのストーリーを続けるんだい?と思うね。退屈でつまらない話だよね? ある時点でこう言うしかない。「全部ただのストーリーだ。なら、私は認識に至っている。それでいこう」と。

頭で考え過ぎないことだよ。朝になって目を覚まして、大きく深呼吸をして「よし、私は認識に至っている」だよ。すると君の周囲で、渦巻きながら待機していた全ての、様々に異なる可能性としてあった何十億もの波形はこう言うよ。「おいおい、マジかよ! 仕方ねえ! ちゃぶ台返しがきやがったぞ」とね(いくらか笑い)。すると「あー、了解了解。確信がなかったみたいで、こっちも寝てたんだけど、そろそろかい。仕方ないね。了解了解。人間がそういう受け止め方をしてるのね。人間が自分のことを認識に至った存在として観察してるわけね。働くか!」とね。素晴らしい。ありがとう。
では次の人。2023年は、あなたにとってどんなストーリーになりますか?「リアライゼーションの体現」はもう出たので、それ以外でお願いします。

リンダ:賄賂がなかったからよ!(笑う)

アダマス:やあ、ティファニー。

ティファニー:こんにちは、アダマス。

アダマス:この生涯における君のストーリーについて少し教えてもらえるかな。それをシンプルに、どう表現するかな?

ティファニー:子供のころのティファニーって、自分を全く信頼してなかったのね。彼女が通り抜けてきたあらゆる出来事に関して、全てが、彼女を今に導くために、彼女自身によって美しく創造されたものだったと、それが分かったのは、最近ね。

アダマス:そうだね。ティファニーは、過去のストーリーに関して後悔してたりするのかな?

ティファニー:ノーよ。

アダマス:ノーか。ふむ。期待を込めた「ノー」だったね(彼女、笑う)。やけくそ気味に言った「ノー」だね(彼ら、笑う)。「ええ、たくさん後悔してるわ」って聞こえたよ。それはそれでオーケーだよ。ただ、その後悔の理由は自分で分ってるかい?

ティファニー:分かるかしら、私は過去について後悔はしていないわ。私が後悔しているのは、私が自分で自分をそういう状況に置いたこと、、、そこを少し後悔してるのよ。

アダマス:率直に言うけど、その違いが分からないよ(アダマス、笑う)。君は過去を後悔していないが、その過去って君自身が自分に課したんだよだね。

ティファニー:そうね、私が自分自身を打ちのめしたってことに後悔してるのよ、ええ。

アダマス:どうしてそんなことをしたんだい?

ティファニー:自分に価値を感じられなかったのね。

アダマス:そうだね。

ティファニー:ええ。自尊心の欠如。

アダマス:そうだね。でも、そのことから、君は何かしらを得てきたってことだよね。

ティファニー:ええ、そうよ。そうして今の私があるのよ。

アダマス:なるほど(アダマス、笑う)。

ティファニー:そして、2023年は信頼の年。

アダマス:信頼。信頼って何についてかな、私のことを信頼するのかい?

ティファニー:私のことをよ。

アダマス:あー、君をね。

ティファニー:私、自分。自分を信頼する。

アダマス:ティファニー、君にそれが出来るのかい?

ティファニー:出来るわ。

アダマス:君に出来るのかな?

ティファニー:ええ。

アダマス:3度同じことを訊くけど。

ティファニー:出来るわよ!

アダマス:ティファニー、本当に君には、、、(アダマス、笑う)

ティファニー:たった今もそうしてるわ!

アダマス:君には、自分を信頼することが出来るのかい?(さらに笑う)

ティファニー:私は私を信頼してるわ。

アダマス:ちゃんと確認しておかないとね。君にはどんな基盤があって、自分を信頼出来るんだい? 何が基盤なんだろう、過去かい?

ティファニー:いいえ。違うわ。自分はいかなる間違いも犯さないってただ信頼してるのよ。過去の私は、自分はいつも間違いばかり犯してると思ってたのよ。

アダマス:そうだね。

ティファニー:それらがどれも間違いではなかったと認識しつつあるのよ。

アダマス:そうだね。

ティファニー:だから今は、自分が、、、

アダマス:ちょっとストップしようか。本当に君は、それらが間違いではなかったと認識してるのかい? あるいは、そう思っておけば気分が良いってだけじゃないのかい?

ティファニー:ほとんどの時はそれらが間違いではなかったと(アダマス、笑う)そう認識してるわ。時々は、あれもこれもクソだったって思うけど。

アダマス:そうだね。そのとおりだね。

ティファニー:だから、ええ、だいたいの時は、それらが間違いではなかったと理解してるわ。

アダマス:なるほど。なら、2023年が自分を信頼する年だとして、何がその障害になるだろうか?

ティファニー:何がその邪魔をするか? そんなもの何もないわ。

アダマス:ふむ(いくらか笑い)。いやいや、私は何も言ってないよ。

ティファニー:ないわ。ないわよ。本当に本当よ。

アダマス:君の期待に沿わない何かが今年にあるとしたなら、それは何だろう?

ティファニー:私の期待に沿わないクソなんて、いつだって起こってるわ(アダマス、笑う)。

アダマス:それは何故だい?

ティファニー:だって、私の期待は壮大だから。

アダマス:ああ!

ティファニー:そうなのよ。

アダマス:なら、そうだね、、、もしかしたら ―思い付いたよ― 君は、その期待を小さくすべきだと思うけど。期待を最小化しておくべきだよ(彼女、笑う)。いっそ何も期待しないぐらいに。何かを期待するなら、明日の朝、ちゃんと起きられますように、ぐらいにしてね。それさえも、どうなるか分からないけどね。

ティファニー:あら、朝ちゃんと起きるなんて難しいわ?!(彼女、笑う)

アダマス:そうだね、確かに、なら、昼過ぎでもね、分かるかい(彼女、笑い続けている)。で、自分を信頼するための基盤は何なんだろう?

ティファニー:基盤は、自分が今やっていることを分かっていることね。私は今やっていることをするためにここにいるんだって。だから、気分の良くない日であっても、とにかく信頼しておくの ―自分が自分自身の中にいないと感じられたとしても― それでも良いんだって、とにかく信頼するのよ。

アダマス:そうだね。

ティファニー:ええ。

アダマス:なるほどね。

ティファニー:全て順調に進んでるんだ、ってね。

アダマス:少し不自然に聞こえるけど。私がこんなことを言って気を悪くしてもらいたくないんだけど。

ティファニー:あら、いや、大丈夫。続けてほしいわ。

アダマス:おー、いいね。素晴らしい(アダマス、笑う)。

ティファニー:ええ、いいわ。大丈夫、ぶちまけてちょうだい。言っちゃって、アダマス。

アダマス:うん。君の言っている意味は分かってるし、みんなも、、、

ティファニー:だって、本当にそう感じてるもの。

アダマス:これを観ているみんなも、君の言いたきことは理解してるよ。いや、自分自身を信頼するというのは素晴らしいことだけど、私がここで話したいのは、もう少し深いレベルでのことだよ。私は、君のストーリーがどんなふうに始まって、それがどう発展していくかを見てるんだ。たくさんのことが起こってるね。ただ、君には、物事に対して頑張り過ぎるという課題がある。君は、一生懸命に取り組み過ぎだよ。その必要がない時であっても、それでも君は、それに取り組んでいる。君はまだ、分かるかい、君は依然として、ウォーリアーなんだよ。君は依然として、戦士なんだ(彼女、顔をしかめる)。そうだよ、分かったかい!

ティファニー:少しは。

アダマス:分かるかな、君は「よっしゃ、2023年に突撃するぞ。鎧をしっかり着ておかないと。盾と剣もしっかり持っておいて、それで自分のことを信頼しよう」みたいに感じている。それでいると途端に ―グサッ!(彼ら、笑う)― 攻撃を受けてやられちゃうよ。そうして君は「何がダメだったんだろう?」となる。

そうしようって頑張るのをやめることだよ、ティファニー。本当にそうだよ。君にとって、それが最良だよ。2023年は、リアライゼーションすることに対してリラックスしていることだよ。それだけだね。他に無し。分かるかい、君は「私は自分自身に対して、自分のこと、自分の価値を自分に対して証明し続けなければならない」と、そうなっている。それは絶対に達成されない。そうなることは絶対にないよ。博士号を5つ取ったとしても、そうならない。今、ここからは、リアライゼーションに対してリラックスしている年にしないとね。自分自身を信頼する? ケッ、分かるかい、信頼するって、ただの模範解答だね。信頼するって、どういう意味か分かるかな? ただただ自分に委ねておくことだよ。

ティファニー:そうね。

アダマス:そして、うん、その契約書の下の方にある重要事項には、細かい字で、君が間違いを犯すことは不可能だとしっかり書いてある。で、それを踏まえると、君は全く悪い人間ではないのだけれど、君は、かつての自分は悪かったが、今は良い人でなければならないという、歪んだストーリーをベースとして、自分に自分のことを証明しようとし続けている。そういうのは全部、終わりだよ。もっと簡単なものだよ。リラックスして、リアライゼーションに至るといい。

ティファニー:ありがとう。

アダマス:とても単純なことだよ。ただ、本当に難しくもある。言葉にするとシンプルだけどね。分かるかい、数々のことが進行している。何故なら ―あとで、これについてはもっと説明するけど― とにかく、今進行している全てのストーリー、そのほとんどに君は気付いていないけれど、それらストーリーの全てが、いったい何が起こってるんだ、と思っていて、君の注意を引こうとしている。

ティファニー:感じてるわ。

アダマス:だね。あー、それらのストーリーは戻ってくるよ。それらのストーリーは、君にいろいろなことを思い出させる。分かるかい、君が「私は自分を信頼する」そう言った瞬間に、君が自分を信頼すべきではないことを語る、何千ものストーリーが上がってくる。それらはとても耐え難いものだよ。私たちは今日、そのことについて取り組みをするよ。とにかく、リアライゼ―ションに関して、リラックスしていることだよ。それ自体は簡単だよ。

ティファニー:了解。

アダマス:うん。そして君には誰かいた方が ―― 君は自分でそれをしているけど、今は誰か― 君を繋いでおくというか、グラウンディングさせておく、その助けになるような誰かが、、、

ティファニー:繋がれてない方がいいわ(彼女、笑う)。

アダマス:繋ぐ、じゃないな、、、

ティファニー:あなたが言おうとしてることは分かるわ。ええ。

アダマス:繋がれるわけじゃなく、抑制としてね、君を現実に留めておく、バランスを保ってくれるような。何よりも、バランスが大事だよ。君は傾向として遠くまで、すごく遠くまで行こうとする。けど今は「いや、ここにいた方が安全だ」でいい。それだね。君にとって、今は、その意味での安全、安心感が重要だ。

ティファニー:そうね! そうだと感じるわ。

アダマス:うん。

ティファニー:ええ。

アダマス:「私はここにいて安全なんだ」だね。

ティファニー:信頼という言葉で言いたかったのはそれかもしれない。今のままで安心だと感じるわ。

アダマス:そういうことだよ。

ティファニー:ええ。

アダマス:素晴らしい。というわけで、君の2023年は「私は安全だ」だね。うむ。

ティファニー:ありがとう、アダマス。

アダマス:乗っかっていて損はないよ。ちなみにアドバイス料は5ドルでいいよ(笑いが起きる)。精神科に行くよりずっと安上がりだよ!(アダマス、笑う)。はい。
あなたにとって、2023年のストーリーは何ですか?

リンダ:争ってるようだったわ。どっちに渡すべきか分からなかったわ、、、

チャド:リラックスしてリアライゼーションを迎える。

アダマス:いいね。素晴らしい。うん。それはもう別の人に取られてるね。もう1度トライしてみるかい?

チャド:オーケー(笑いが起きる)。もっと注意を払っていくことになる、だね、何というか、分かるかい、自分のやることに。

アダマス:2023年、君のストーリーはどう展開されていくんだい?

チャド:もっと自分を取り戻していく、かな。自信を失ったり、そう感じたら瞑想したりして。

アダマス:もっと自分を取り戻す?

チャド:そう。自分の中で、ある考えがぐるぐる回ったり、考え過ぎたりしている時に、自分を取り戻すんだよ。分かるかい、考え過ぎる方なんだ。

アダマス:そうだね。合ってるね。

チャド:そういうこと。

アダマス:うん。

チャド:だから、もっと早く自分を取り戻して、それに囚われないようになりたいんだ。もっと早く、理解するようにして、なんだろう、瞑想(meditate)でも、風呂に浸かるのでも、散歩するでもして。

アダマス:だね。ドブ想(muditate)って言わなかった?

チャド:瞑想だよ。

アダマス:わあ、瞑想か!

チャド:そうだよ。

アダマス:私はてっきり、、、

チャド:今年は、ランボルギーニを手に入れる年になるな。楽しみにしてるよ。

アダマス:何をするって?

チャド:ランボルギーニを手に入れる。

アダマス:おお、いいね。素晴らしい。

チャド:そうだよ。だから、楽しい年になると思うよ。

アダマス:乗せてもらえるかい。

チャド:素晴らしく楽しい年になる。

アダマス:そうだね。いいね。なら、その障害になり得るものって何だろう?

チャド:自分を疑ったり、考え過ぎることかな。

アダマス:考え過ぎることだね、うん。

チャド:そうしたくはないんだけど、でも、、、(いくらか笑い)。

アダマス:そうだね。なら、みんなに、君がどんな仕事をしてるか言ってもらえるかい。

チャド:商品や先物、株のトレードをしてる。

アダマス:そうだね。それって、考えてやる部類のビジネスだね。

チャド:ある時、こんなフレーズを目にしたよ。「Scared money don’t make no money(直訳:金にビビってるうちは金儲けなんかできない / 意訳:虎穴に入らずんば虎子を得ず)」ってね。

アダマス:ブラボーだね。うん、そうだね。素晴らしい。

チャド:そういうことだよね。この業界では、後戻りが出来ないぐらいにまで悪くなることもあって、分かるかい、素晴らしいことにもなり得るのは時々かな。だから恐れ、全てを失ってしまうことに対する言いようのない不安が出てくるんだ、、、

アダマス:そのとおりだね。

チャド:、、、だから取引の際には、自分をしっかり取り戻さなければ、命取りになる。

アダマス:あの素晴らしいフレーズを、みんなが聞けるように、もう1度言ってもらえるかい?

チャド:全てを失ってしまうことに対する言いようのない不安。

アダマス:いや、その前のお金に関するものの方だよ。

チャド:あー。「金にビビってるうちは金儲けなんかできない」

アダマス:金にビビってるうちは金儲けなんかできない、だね。さっき私が言ってたこと、そのままだね。この全て、君の現実は、観察者、つまりは君の受け止め方をベースに創造される。君の言うとおりだよ。何かに向かうことを恐れているなら、それが受け止め方であり、その何かに向かった結果はそれになる。波形の全てが粒子に変わり、粒子は現実を組み上げる。つまり、君はその現実を手にすることになる。

チャド:素晴らしい。

アダマス:いいね。で、もう少し深く掘り下げていかないとね。君は「あまり考え過ぎない」ことについて言ったね。2023年に関して、他にも何かあるね。

チャド:うーん、、、そのことを考え過ぎないようにしないと。

アダマス:そうだね。そうだよ!(アダマス、笑う)どうやってやるんだい?

チャド:自分を取り戻そうとしてるよ(いくらか笑い)。

アダマス:考えないことについてどうやって考えればいいんだろう?

チャド:思うに、そういう状態になり始めた際には、自分の職業、トレード的な言い方をすると、大胆になり過ぎない必要があるんだ。一旦ストップして、小さな額でトレードをして、まずは勢いをつけていく。

アダマス:そうだね。君はトレーダーとして成功してるかい?

チャド:日によっては。

アダマス:(笑っている)そうだね、君のクライアントに、、、

チャド:全般としてはイエスだよ。全般としては成功してるよ。

アダマス:悪い日ではなく、君の調子が良い日に頼むように言っておかないとね。ま、クレージーなビジネスだよね。

チャド:そうだね。トレードは自分の会社のためで、他の人のためにはやってないんだ。

アダマス:そうだね。

チャド:いずれにせよ、トータルで見れば、成功してるよ、うん。

アダマス:それは良かった。

チャド:それまでに学んだ全てを注ぎ込むような感じかな。いつも新しい学びがある。

アダマス:新しい学びね。そうだね。

チャド:そうなんだ、うん。

アダマス:私が見ていて、君にアドバイスを伝えるとしたら、自分に向けて、アイデンティティを作ろうとするのをやめることだね。

チャド:オーケー。

アダマス:分かるかい、それで上手くいくのは少しの間だけだよ。君は「自分は、自分のストーリーをどう書きたいんだろう? 自分は多くの様々なやり方で、どう自分を経験したいのだろう?」一辺倒になっている。でも、それって「私は誰だ? 私は何だ?」と、アイデンティティを積み上げてるだけなんだ。とりあえず外へ出て、何かをやってるだけだね。それでも「私は私である全て」となるポイントはやってくる。そうなって君は、リラックスしてリアライゼ―ションを迎えられる。

チャド:オーケー。

アダマス:そうだよ。2023年に関して、何か怖いと思うことは?

チャド:いくらか、、、

アダマス:マーケットがクラッシュするとか、、、

チャド:そうだね。マーケットがどっちへ進むかは知っておきたいね(いくらか笑い)。

アダマス:うん。

チャド:そうだね。

アダマス:そうなるよ。

チャド:そうなるってこと?

アダマス:そうなるよ。

チャド:素晴らしい!

アダマス:そうなるんだよ!

チャド:そうだね!

アダマス:分かるかい、君次第ってことだよ。私がさっき言った話に帰結する。君がやることに関しても、それを適用すればいい。君の現実、君の経験、君のしている仕事における成功も成功の欠如も、全ては君の見方、受け止め方が決定するんだ。君は観察者なんだよ。マーケットがどうかなんて忘れておけばいい。全部 ―分かるかい、ニュースレターも入ってくる情報もフィードバックも無視でいい。ある人物が今年は上昇すると言っている隣で、今年は下落だという予測が出たりする。肝心なのは、君がどう思うか? だよ。それが起こることだよ。マーケットが崩壊しようとどうしようと、その中で君だけが非常に良い成績であることも全然あり得る。

チャド:間違いなく、そうだね。素晴らしい。

アダマス:で、君はどういうふうに見てるんだい?

チャド:自分的には、全ては実際、とても良い方向へ進むと思う。これまでの光の当て方では見えないだけでね。この業界は古いやり方、アルゴリズムとかその手のもので、見ているからね。

アダマス:そうだね。

チャド:でも本当に、現実としては、物事はとても良くなっていくよ。

アダマス:だね。そうなるか、そうならないか、だね。

チャド:そうだね。自分の見方では、良くなっていくよ。

アダマス:そうだね。いいね。素晴らしい。君がそう見ているのなら、その他は無視して、、、

チャド:航空産業のいくつかもそうなるよ。

アダマス:世界のことも、分かるかい、様々な業種分析も、無視でいいよ。究極的にそれは、マーケットで何が起こっているか、ではないからね。君に何が起こっているのか? だよ。そのことが望ましいやり方で現実化されるんだよ。君が自分自身に対して良い感覚を持っていれば、君はお金をたくさん稼ぐ。君が外部の要素を心配したり、熟考しようとしていると ―専門家やアマチュアや誰のでも― そういったものをマーケットで答えを見つける鍵? にしようとしているなら、君は始める前から負けてるよ。そうやってマーケットを紐解けると思っているならね。君が自分に、マーケットで楽しむこと、どこの誰、何にも関係なく豊かであることを受け入れるなら、上手くいくよ。

チャド:ありがとう。

アダマス:でも「うーん、この専門家はあの指標が下がると言っている、トレンドはこうだと言っていたな」なんて言い出すや否や、君はマーケットから退場するよ。

チャド:最近は、みんなが言っていることの逆張りをすることで、結構儲けが出てるんだ(彼、笑う)。

アダマス:そうだね。まあ、実際にいにしえから伝わる法則があるよ。「未来に何が起こるか知りたいかい? 今起こっていることの逆が起こるよ」だよ。そうしていれば負けようがない。だって、振り子は行ったり来たりするものだからね。振り子がこっちに触れたなら、あっち側に賭ければいい。何故なら、どこかの時点で絶対に起こることだからね。ま、今は振り子が単純に行ったり来たりするだけではなく、前行ったり後ろへ行ったり(笑いが起きる)、ぐるっと一周回ったりするけどね。

チャド:最近は、本当にそうなってるね。

アダマス:なってるね。

チャド:楽しんでるよ。

アダマス:今年のマーケットに対する私の考えだっけ? 一言で言うと、クレージー。

チャド:そうだね。ありがたいね。そういう、ボラティリティの高い状況は、トレーダーにとっては助かるんだ。

アダマス:とも、なり得るってことだよ。今年のマーケットに絶対と呼べる聖域は無いよ。安全そうな投資先もいくつかはあるけど、カウルドゥラは私にそれを言ってほしくないみたいだ。でも言うよ。ユーティリティ・設備関連だね。そこにはいくつか悪くない投資先があるよ。でも、それで自分に制限をかけないでほしい。分かるかい、マインドではなく、ハートで参加するんだ。そうすれば悪い結果にはならない。

チャド:そうだね。

アダマス:やるとなると難しいけどね。怖いからね。

チャド:そうだね。そう認めざるをえないことがあるんだけど、トレードをして、上手くいかなくて、後になって考えてみると「あれは誰だったんだ? 誰が座っていたんだ?」ってなるんだ。

アダマス:そう! そういうことだよ!

チャド:「自分は何をやってたんだ?」てなるんだよ、分かるかい。

アダマス:そうだよ。何かについて考え過ぎると、その何かはいつだって君を叩きのめす。でも、君が自分のためにトレードをしていて、リラックスしていて、楽しんでいるなら、負けようがないんだよ。

チャド:なるほど。なら、リラックスしてトレードを迎える、にしようかな。

アダマス:頼もしいね。そうだよ。アドバイス料はあがりの10パーセントでいいよ(笑いが起きる)。

チャド:5ドル先に払う方を選びたいな(彼ら、笑う)。

アダマス:そうだね。確かに! あと何人かやりましょう。この23年のあなたのストーリーは何ですか?

リンダ:とっても良いチョコレートだったわ。ありがとう。

マリア:どういたしまして(彼女、笑う)。

アダマス:そのチョコレートというのはここにあるやつかい?

マリア:違うわ。

リンダ:残念ね!(彼女、笑う)

アダマス:ふむ。なら、どうでもいい話だよ。

マリア:ヘブンズ・クロスもそうだけど、私は自分のセルフと本当に繋がれて、自分が繋がっていることを意識してられることを楽しみにしてるの。

アダマス:意識してられるか。いいね。素晴らしい。

マリア:そして、自分がどこにいても、そこが正しい場所であって、私は今やっていることをやりたい ―旅、旅行をしたいと、、、

アダマス:君は生活において、どのぐらい自由なんだい?

マリア:もう1度いいかしら?

アダマス:君はどのぐらい自由なんだい? 訊きたいのは、その抑制として働くものはたくさんあるのか? 仕事なのか? 家族なのか? だね。

マリア:昨年、仕事をやめたの、、、

アダマス:おお!

マリア:、、、何故かと言うと、、、

アダマス:代表的な1つだね。

マリア:、、、ある夜に聞こえてきたの。「今年の終わりには仕事をやめられる」って。そしてそうしたの。

アダマス:おお、ワオ! どんな仕事をしてたんだい?

マリア:チョコレート・ショップで働いてた(彼女、笑う)

アダマス:わあ! わあ! チョコレート・ショップでの仕事をやめられる人がこの世界にいますかね?(笑いが起きる)私に分かるように言ってもらえるかい?

マリア:「分かりません」と言いかけたけど、それは無理ね(彼女、笑う)。

アダマス:そうだね、そう、そうだよ! トイレはあっちだよ。

マリア:ええ、知ってるわ。でも、行きたくはないわ。

アダマス:何があって、このコロラド、このクリムゾンサークル・センターにたどり着いたんだい?

マリア:キャット・シッターをしていて、ボルダーに来たの。このタイミングでシャウドがないかとも考えつつ。

アダマス:あー。ということは、誰かが、世界の反対側にいる君にキャット・シッター、猫のベビー・シッターを頼んだから、ここに来られたと。

マリア:猫の世話を頼みたい人と、そこに滞在したい人を結ぶアプリケーションがあって、それで、、、

アダマス:ちょっと待ってもらえるかい? 私が長く惑星にいない間に何が(笑いが起きる)。今の話を消化
しようとしてるんだけど、君は ―なんて呼ぶんだっけ―アプリがあって、それはツールで、、、

マリア:ええ。

アダマス:、、、それを使えば、誰かの猫の世話をするのと引き換えに、世界中を旅して回れると。

マリア:ええ。犬でも何でもあるわ。

アダマス:君は猫の世話を学ぶための、ニャンコ大学を出てる専門家かい?(いくらか笑い)

マリア:いいえ。ただ、飼ってただけよ。

アダマス:君も飼ってたと。

マリア:猫を飼ってたの。

アダマス:猫を飼ってたと。今その猫たちはいないのかい?

マリア:いないわ。

アダマス:彼らに何があったんだい?

マリア:死んだの。

アダマス:そうして、君は、誰か他人の猫の面倒を見ながら世界中を回ってるんだね。

マリア:そう。

アダマス:そのビジネスが成立する理屈が分からないよ。

マリア:私は旅行が好きなの。

アダマス:君は旅行が好きだからか。オーケー。

マリア:そうよ。

アダマス:自分にそんなことが出来るなんて、驚きじゃないかい?

マリア:ええ。

アダマス:そうだね。そういうわけで、君は猫の世話をしていると。猫たちの様子はどうだい?

マリア:とても良いわ。

アダマス:良かった。ちゃんと生きてると。

マリア:そうよ(彼女、笑う)。

アダマス:良かった。

マリア:ちゃんと餌を食べるし、、、

アダマス:それは良かった。で、君はそれでいくらかお金をもらうのか、あるいは、そういう人の家にいさ
せてもらえるだけなのかな?

マリア:家にいさせてもらえるだけね。

アダマス:猫の餌を食べるわけじゃないよね?

マリア:自分で何かを買うわよ。

アダマス:その家にあるものは食べられないのかい?

マリア:少しはね。食べたいと思えば。

アダマス:キャットフードをかい? いや、えっと、、、

マリア:キャットフードを食べたいとは、、、

アダマス:、、、キャットフードは準備されてるのかい? うん。

マリア:されてるわ。

アダマス:笑顔でそう言っているところを見ると、君はそれを楽しんでるわけだね。

マリア:楽しんでるわ。

アダマス:で、話を2023年に戻すけど、君のストーリーは何だろう?

マリア:私は、この自由を100パーセント味わうわ。

アダマス:そうだね。素晴らしい。なら今年、君は本当に君自身になれるわけだ。

マリア:ええ。

アダマス:素晴らしい。エクセレントだね。ありがとう。

マリア:どういたしまして。

アダマス:マイクを渡されるのも、そう悪いものじゃなかったよね、だよね?

マリア:あー、そうね。悪いものじゃなかったわ。

アダマス:ある意味、面白かったよね、ね?

マリア:ええ。

アダマス:そうだよね。そう。

マリア:こうしたところで失うものなんか何もない、そう思ったわ。

アダマス:そうだね。うん。失うものは何もないね(彼女、笑う)。オーケー。良かったよ。ありがとう。

マリア:こちらこそ。

アダマス:はい、あと1人やりましょう。あと1人です。リンダ、上手く締めてくれる人を。

リンダ:(囁く)誰がいいかしら。

アダマス:良い感じに頼みます。この23年のストーリーは何ですか。わああ! 彼女は聴衆を念入りに調べて
います。誰になるか ―お、誰かが選ばれたようです― ヴィンスだね。

ヴィンス:やあ。

アダマス:調子はいかがかな? 23年のストーリーは何かな?

ヴィンス:何も。

アダマス:何も?

ヴィンス:やらない。

アダマス:何もやらない(笑いが起きる)。

ヴィンス:可能な限り最小限に。

アダマス:そうだね。

ヴィンス:ただ在る、存在しているよ。

アダマス:ただ在るか、なるほど。君はこの生涯をとおして、かなり一生懸命に働いてきたね。

ヴィンス:あれを一生懸命と呼ぶなら、そうだね。

アダマス:朝起きて仕事に行く。1日中働いて、帰宅する。

ヴィンス:そうだね。でも、楽しんでたよ。

アダマス:そうかい?

ヴィンス:そうだよ。

アダマス:そんなことを言う人はあまり見たことがないよ。君はどんな仕事をしてたんだい?

ヴィンス:(彼の妻に)楽しんでたよね?

キャロライン:ええ。

アダマス:なるほど、素晴らしい。

ヴィンス:コンピューター関係だよ。

アダマス:あー、コンピューター関係か。

ヴィンス:コンピューター・プログラミングだよ。

アダマス:あー。なら、新しい AI なんかには魅了されたんじゃないのかい?

ヴィンス:いや、関わらないようにしてきたよ。

アダマス:おー、なるほど。

ヴィンス:分かるかい、一応、見てみたりはしたけど「ふうん。自分には関係ないな」て感じだったよ。

アダマス:そうだね。

ヴィンス:私は、自分の分野で満足してたよ。それは、、、

アダマス:そういう全てを把握していくのは大変だからね。

ヴィンス:かなりね。そのために時間やエネルギーを使いたくないんだよ。

アダマス:そのことについて考えていると、頭にも毒だしね。うん。

ヴィンス:そうだね、うん。好奇心はあるんだけど。

アダマス:で、君は今年、何もしないと。

ヴィンス:うん、可能な限り小さくするよ。

アダマス:可能な限り小さくか(アダマス、笑う)。なるほど。

ヴィンス:チェックを書いたり、振込みをしたり、その手のことはあるからね。

アダマス:身体的にはどうだい?

ヴィンス:うーん、オーケーかな。

アダマス:そんなふうには聞こえなかったけど、、、

ヴィンス:なんとかなってる、だね。

アダマス:そうだね、なんとかなってる、だね。ただなんとかなってると。そのストーリーを変えたい気持ちはあるのかい?

ヴィンス:まあ、もちろんそうだね。

アダマス:まあ?

ヴィンス:現状を受け入れてるんだよ。

アダマス:なるほど。ただ、そのストーリーは今でさえも、現に変わっているかもしれないよ。

ヴィンス:なら、、、(間を置く)それをどうやって変えるかが、ちゃんと分かってないかもしれないな。

アダマス:そのことについてこれから話すよ。

ヴィンス:オーケー!

アダマス:次の内容に移るのに絶妙な前フリになったよ。

ヴィンス:役に立てて嬉しいよ。

アダマス:素晴らしい。ありがとう(笑いが起きる)これから話していくから、ちゃんと聞いておいてよ。
さあ、大きく、深呼吸をしましょう。
2023年に関する様々な考えが聞けて良かったです。それが何であっても問題ではありませんが、とにかく覚えておいてほしいのは、究極的に、全てはあなたの見方、受け止め方である、ということです。あなたはそれをそのとおりに、経験することになるのです。「2023年は完全に輝かしい年になる。私はハッピーでいる。旅行をする。たくさんのお金を得る」と口だけで言うことも可能です。が、もしあなたがそれを本当には信じていなければ、つまりは、あなたがその言葉を言おう言おう、考えよう考えようとしているだけなら、あなたはそれを信じておらず、よってそれは、あなたの見方、受け止め方ではないということです。で、あなたが「あー、クソ! 今年もどうせ同じだよ。なんとかやり過ごしながら、この惨めな状況から抜け出すきっかけになる何か、その何かを待っているしかないな」と考えているなら、あなたはそのとおりのものを得るでしょう。

その状況を変える、その状況から脱するのは少々骨が折れるでしょう。何故なら、そのあなたは、マインドと戦っているからであり、こう「よし、今年はポジティブな1年になる。私はハッピーになる」と、そう言おう言おうとしているだけだからです。そう言ったところで、クソみたいなことが起こります。クソみたいなことが起こるのは、あなたが馬鹿なのが理由でもなく、あなたが何かを間違えたからでもありません。それが起こるのは、それがあなたの見方、受け止め方、ストーリーだからそうなるのです。そのストーリーは、望めばいつだって変えられ得るものなのです。ただ、それはポジティブな考えやアファメーションをとおしてやるのではありません。単純に「この古いストーリーには飽き飽きした。今、変える」です。見方、受け止め方そのものを変えるのです。その細部、日付、いつどのタイミングでそれが起こるかなどに、気を配る必要はありません。それは、どちらかと言うと、物語の章のタイトルのような感じになるものです。タイトルとして第1章「クソとの決別」にしたなら、第2章は「今、エネルギーが私に仕えている」として、第3章を「マスターを体現して生きている」とする感じです。具体的な内容に踏み込む必要なんかありません。そうするだけで、突然にストーリーの流れ、そこで働く力学、見方、受け止め方が変わるのです。

Yor Many Stories(あなたにあるたくさんのストーリー)

ストーリーとは、とても興味深いものです。ほとんどの人、みなさんの多くも、ストーリー ―あなたのストーリー― と言うと、この今のものだと考えます。それを歴史として考えます。チャートのように伸びていくもの、とても線的なものだと考えます。1人の人につき、1つのストーリーだと。が、そんなことは全くありません。たくさんのストーリーが同時進行しています。あなたはこのストーリーに気付いていて、このストーリーの経験の中にいるだけです。これは、あなたの魂にとって最も重要なストーリーであることは言っておかねばなりません。が、そうだとしても、別にもたくさんのストーリーが進行していることに違いはなく、だからこそ、時にカオスなことになるのです。

あなたには、過去生という数々のストーリーがあります。あなたはそれを覚えていません。そしてそれは良いことです。もしあなたが過去生、そのストーリーの数々を覚えていたとすれば、紛らわしいことこの上なく、混乱してしまうことでしょう。なのであなたは、そこをしっかりと壁で区切っています。何故なら、それら過去生のストーリーの数々で、彼らは依然として生きていて「おしまい」となることはないからです。それらのストーリーは、現在進行形で続いています。彼らは彼らの疑い、苦悶、痛みを通り抜けています。あるいは、本当に良い生活を、あるいは強烈に退屈な人生を送っています。彼らは彼らのストーリーをこの今に送っているのです。あなたはそれを感じています。そして、それらのストーリーを覚えていないことは ―少なくとも今は― 祝福です。もし覚えていたら、圧倒されてしまうことでしょう。それを知ったあなたは、知ってしまった以上、そこに入ってそれらのストーリーを直そうとしたり、癒そうしたりするでしょう。そうしてそのストーリーに堕ちるのです。そして、それら古いストーリーの数々から、抜け出すことが出来なくなります。本当にメチャクチャなことになるのです。

あなたがこの生涯のここにいるのは、そのための理由があるからです。あなたがそれらのストーリー、その全てを覚えていないのには、そうあるべき理由があるのです。ストーリーの中には、ええ、今に影響を及ぼすものもいくらかあります。が、ストーリーのほとんどは、今のあなたにとっては、本当にどうでもいいものです。ただのストーリーなのです。が、それはそれで、今を生きているストーリーでもあります。それらは過去にはなく、ここにあるのです。

アスペクトから来るストーリーもありますよ。今月の後の方に Aspectology がありますね。アスペクトたちというのも、ある意味で、ストーリーです。全てのアスペクトがそうではありませんが、多くのアスペクトが、ストーリーを生きています。トラウマ的な何かが過去にあって、そのことでアスペクトが生まれます。そのアスペクトは、様々な理由からあなたを嫌い、あなたとは決別していて、グレー、もしかしたらダークでさえあるものになっています。そのアスペクトは、今もそのストーリーを生きています。みなさんの多くはそういったアスペクトの統合を終えていますが、仮にまだであれば、仮にまだ統合されていない状態にあるのであれば、彼らは単にアスペクトであるだけではなく、ストーリーを未だに続けているのです。彼らはその痛み、その痛みの深さの探求を続けています。そして、あなたがそのことに気付いていないのは良いことです。中には、闇がどこまで闇であるのかを探求しているストーリーもあるでしょう。また別には、あるストーリーの中の別のストーリー展開の探求をしているアスペクトもいます。「もしこうしていたなら、話はどう変わっていたのか? こっちのアプローチをしていたなら、自分があんなにも馬鹿でなければ、無分別でなければ、腐った人間でなかったら、無知でなければ、そういった場合には何が起こっていただろうか?」という具合にです。どんなアスペクトに焦点を当てたとしても、彼らはこの今に、100であるとか1000であるとかのバリエーションを生きています。人間のレベルでそのことに気付いていないあなたは、ラッキーです。気付いていれば、圧倒されてしまうものです。

あなたが天使であった時のこと、あなたが地球に来る前のストーリーも現在進行系であるのです。トバイアスが Journey of the Angels で話した、あらゆる出来事です。それらのストーリーは続いています。その話の展開は単一ではありません。天使の時代のある期間、そういった際に使ったあるアイデンティティ ―過去生と似たような感じですね― が、今もストーリーを生きています。たくさんの「もし」です。今のあなたは、惑星にやってきたストーリーとしての1つの可能性を生きていますが、そこには「存在として消滅してしまったら?」という可能性のストーリーもあるのです。全てがこの、たった今に起こっています。

夜見る夢は、ストーリーの連続です。あなたは時に、そういったものに触れるのです。そうして、いったい何が起こっていたのかと不思議に思い、頭を捻りますね。ハハッ! 往々にしてこう思います。「これは、本当は、自分の仕業ではないな。この人間の『自分』ではないはずだ。どう頑張っても、そんな話を自分に作れるはずがない」と。にも関わらず、そう言いたくなる内容も、確かにあなたの夢の中で起こっていますね。それってどこから来ているのでしょうか? 心理学者や精神科医の多くは「まあ、マインドが過剰に働いてるんだね」と言いますが、そんなわけがありません。それらは、夢の中で、様々な、たくさんのレベルで演じられている、あなたの延長のようなストーリーなのです。階層によっては、マインドには単純にアクセスできないものもあります。そこでは非常に美しいストーリーの数々が進行していますが、往々にして、クリスタルラインの領域でのことに関して、マインドには理解ができず、マインドには空白と見えるのです。分かりますか、ただシャットダウンされる感じです。マインドには、何かがシャットアウトされたことさえ認知できないのです。が、それでもストーリーは現実に進行しているのです。

あなたには、家系的な繋がりをベースにしたストーリーも数々あります。その繋がり、家系 ―この言葉はいくつか異なる意味を含んでいますが― あなたの先祖からの繋がり、連鎖、それらにもストーリーがあるのです ―祖先、血族、血筋としてのストーリーです― それらも演じられているのです。どんな瞬間にも、何千、何万、何百万ものストーリーが同時に進行しているのです。その全てが、様々なレベルで演じられているのです。

これは、魂のする美しい創造です。魂はただここにいるだけではありません。ここに座って、このシャウドに参加しているだけではありません。魂 ―あなたは― ここにいますが、そういった全てのストーリーの中にも同時にいて、それは本当にたくさんあるのです。ものによっては痛ましかったり、ものによっては美しかったり様々です。ですが、極論すると、そうやって無数のストーリーが展開されていること、そのことを認識さえしておけば、中身はどうでもいいのです。永遠と同じぐらい長い間、ずっと続いている、続いてきた、いつものことです。ストーリーにはどうせ、全ての可能性があるのです。若かったころに怪我をしたストーリー。何かしらあって ―怪我をした。骨を折った。自傷した。血が出た。叫んだ。そして縫った縫わなかった― そういう少々トラウマちっくなことがあったのなら、それはそれとして小さなストーリーとして自走し、続いていくのです。時には、そのストーリーの中で起こったことが何度も何度も繰り返されているようなものだってありますよ。あなたの脳はそれを察知します。感覚、記憶のようなものが何度も何度も戻ってきます。いずれにせよ、それは、そのストーリーとして起こっているのです。もし、あの時に電線に触れなかったら? 電線に触れて死んだとしたら? と、本当にたくさんのレベルで、ストーリーの上映は続いているのです。それには圧倒される他ないでしょう。

私がこの話を持ち出したのは ―それが全ての人にあることだからです。誰しもに夥しい量のストーリーがあるからです。ストーリーはそこにあるのです。それらはあなたのものであり、しかし本当はあなたのものではないのです― ストーリーはどうせ、あるのです。それらが何やら音を立てているのが感じられるだけのことです。ストーリー展開だって察知できます。時にその激しさだって分かるでしょう。それは全ての人にあることです。とにかく、そういうことが起こっていて、それに関して重要なのは、分かりますか、あなたの軌道上、エネルギーの軌道上には、渦を巻くように公転し、演じられているストーリーがあり、それらは全ての様々な方向から ―過去生、この生涯、可能性としての生涯― から来ているということです。それらの数は夥しく、混沌の渦のようにも見えるでしょう。が、実はそれらは、とてもクリエイティブなものなのです。それは、魂に行うことのできる、猛烈にクリエイティブなことなのです。全てのストーリーを進行中のままで保持し、それらの全てに気付いているのです。何1つとして、魂の気付きの外にあるストーリーはありません。そして、魂は、そのことに煩わされることもありません。いかなるストーリーも魂を煩わせることはないのです。魂は平然としています。何かのストーリーに介入して「おっと、君はそのストーリーに変化を加えた方がいいね」などと口を出すことはありません。魂はストーリーの方向づけに加担はしないのです。魂は観ているのです。起こっている全てを観察しています。そしてある意味で、ゾクゾクと興奮しています。魂の表現だからです。

しかし、魂には分かっています。全てのストーリーを方向付けることになる、とても重要な1つのストーリーが進行中であることを魂は知っています。それがあなたの生涯です。この今のこれです。魂には ―お気に入りのストーリーというのはありませんが、あなたのストーリーがお気に入りですかね(アダマス、笑う)。センターにいるのはあなたです。

全てのストーリーが上映されているところを想像してみてください。その中で突然に何かが起こります。それが2023年だったとしましょう。ストーリーの全てが、牧草地にいる百万頭の羊であり、それぞれが好き勝手に動き回り、目的もなくただ動き回っている羊もいれば、群れ、集団を作ろうとしている羊もいると想像してみてください。とにかく、牧草地の見渡す限りに何百万頭もの羊がいて、その様子を見て、あなたはこう思っています。「あーあ、メチャクチャだな。この管理を任せたと言われてもなあ」と。そんな中、2023年に何かが起こります。ふと気付くと、魔法のフルートを手にしています ―あなた、この生涯の人間の手にです。「これで何をどうしろと?」

そんなあなたに魂の声が聞こえます。「吹いてみろ!」と(いくらか笑い)。「吹けって! 見てたって何にもならないよ。フルートがどこから来たかなんてどうでもいいよ。陰謀も何もないよ。とにかく、そのイケてるフルートを吹けって、ほら?!」(さらに笑い)そうしてあなたは吹こうとします。こう思います。「うーん、フルートなんか吹いたことないよ」と。すると魂は「クソ、言い訳するのをやめて、とっとと、そのクソったれなフルートを吹きやがれ!」

あなたはフルートを見て、まずは深呼吸をした方がいいと考えます。あなたは大きく深呼吸をして、、、(アダマス、ひゅ〜ひゅ〜、と口で音を鳴らす)。それはそれは酷い音色です。当然ですね。しかし、少なくとも、あなたはフルートを演奏しています。あなたは周囲の光景に「うわっ!」となります。羊たち、その全ての羊たちの耳が突然にピンと立ったのです(いくらか笑い)。「なんだあの音?」といった具合です。ちなみに、彼らには美しい音色に聞こえています。あなたは演奏を続けます。すると羊たちは「あら! ちょっと興味が湧いてきたぞ」となり、彼らは ―羊がどんな感じで集まってくるかは分かりますね― 彼らはゆっくりと歩き、集まってきて、百万頭もの羊が大きな塊になり、並びました。あなたは自分がパイド・パイパー(訳注:ドイツの伝承。ハーメルンの笛吹き男)になった気になります(さらに笑い)。これは、子供がついて来たという話ですが、ついてきているのはあなたのストーリーです。あなたのストーリーがあなたについて歩いています― 全ての羊たち、あなたのストーリーの全てが、あなたの描く軌道に乗っています― あなたの過去、未来のストーリーも全部です。

未来のストーリーも軌道に乗っていますよ。それらは「おっ、やっと誰かが魔法のフルート、魔法の笛を手に入れたらしい。音の鳴る方へついていこう。流れていこう。パイド・パイパー、人間の吹くストーリーに合わせて整列してついていこう。あとはパイド・パイパー、人間に従っていればいいんだ。導いてもらおう」と考えます。

そうして、宇宙のあらゆる場所へと散らばって、進行し続けていたストーリーの全てが、突如として集まり、整列をして、あなたに合わせて流れます。魂があなたに特別な興味を抱いているのはそれが理由です。あなたがその全体におけるセンター、あるいは先頭だからです。あなたのストーリーを全部、取り戻してください。そして ―ここは明確にはっきりと伝えておきますが― 羊たちを食肉処理場には連れて行かないでください(アダマス、笑う)。とても大事な要素です。中には「わあ、どうしていいか分かんないや! どこへ連れていけばいいんだ?」と慌てる人がいるからです。あなたはウールだけ刈り取って、それで自分のためになる素敵なものを作っていれば構いません。羊は特段、気にしません。

ポイントに戻ります。人生はただのストーリーです。そして全てのどのストーリーも、ただのストーリーです。時に悲劇もあるでしょう。痛みに満ちていることも、至福に満ちていることも、なんらかのブレークスルーのようなものもあるでしょう。が、いずれにせよ、そのどれもが単なるストーリーです。そしてそのストーリーは全て、観察者、つまりはあなたの受け止め方をベースに作られています。あなたはあなたのストーリーをどうしたいですか? 感じてみてください。具体的である必要はありません。あと、他人を巻き込むことはできません。その上で、あなたはあなたのストーリーをどうしたいですか? 「充実したもの」でも結構です。「イーズ」や「グレース」といった言葉でも、なんでも使いたい言葉を使えます。「この見方、受け止め方を私は選ぶ。私は明確にはっきりと選択する。『かもしれない』はない。私は明確にこの選択をする」です。

ヴィンス、健康についてもそうだよ。ただのストーリーだよ。大した進化もなく、何百万年もそのままだった身体にとって、あるあるのストーリーだよ。君はその物理的な身体に閉じ込められている。君は、その痛みを感じている。くたびれたと感じている。老いを感じている。君は病気のことを心配している。けど、ただのストーリーだよ。それは、人間の身体の中でしてきた経験、集合意識が伝えてくる全てをベースに、君が選んだ単なる選択にしか過ぎないんだ。だから、君はいつだって、そのストーリーを変えられるんだ。
それをする際、その選択を行う際、『意識的に』自身の見方、受け止め方を選択する際には、もう絶対に「何が起こるか分からない。どうなるかは予め決まっている。私には、、、」をしないでください。あなたがストーリーを選ぶ際には、全ての羊が集まってきて整列します。全ての他のストーリー、全てのエネルギーが、そのあなたの選んだストーリーをサポートするのです。

ここで難しいのは、あなたの古いストーリーの数々、これまでの人生で出来上がってきたパターンからすると「そんなことが可能なのか? そんなことがあり得るのか? 私は本当に私のストーリーを変えることができるのだろうか? 本当に過去を変えることができるのだろうか?」と思ってしまうことです。分かりますね、ストーリーが変わるということは、過去とされるストーリーも同様に変わるのです。それはもう、たちの悪い主人のために朝から晩まで働いているにも関わらず、食うにも困るような貧しい生活をしている小作人のそれではありません。小作人のそれは全然気分の上がらないストーリーですよね。そのストーリーは、文字どおりに変わります。もしかしたら、小作人としてのその人生が始まった時点にまで遡るかもしれません。いずれにせよ「もうたくさんだ」そう言ってハートに従い、別の土地へと出ていって、彼自身、彼女自身のために、何かを作り上げたか、したかったことを成し遂げた、そういうものに変わります。

あなたがどう思おうとも、過去とは、完全に変わり得る、可変である、ただのストーリーでしかありません。あなたにも過去が変わるということが感じられることでしょう。あなたはあなたのエネルギーが描く軌道を感じます。それは最初は、奇妙であるとか、破壊的である、そう感じられることでしょう。何故なら、あなたがこれまで、それが何かも分からずとも、何かしらの、あるパターンに慣れてきたからです。あなたは、全てのストーリーの全てが、それぞれの、何かしらのあるパターンに沿うことに慣れ切っていますが、それが、あなたが変わることによって、それらもまた変わるのです。過去が変わるのです。科学に反することをするのです。あなたは現代的な物理学にも反します。全てに反することになるでしょう。ここでポイントに戻ります。

Changing Your Stories(あなたのストーリーを変える)

ここにある全ては、波形としてあるただの可能性です。それだけのことです。それはあなたのエネルギーから光へ、光から波形へと変わったものです。その波形は途轍もなく大きく、広大なものです。それは、小さな、電波のスペクトルのような小さな波形ではなく、巨大な波形の数々です。そして、ここには何十億ものそういった波形があり、それらは観察者、意識を持った存在がやってくるのを待っています。あなたの見方、受け止め方 ―あなたがここにやってきて観察をするとして、そうやって入ってきた人生において、あなたがそれをクソだ、人生は最悪だという見方をしているなら、波形はあなたに、それ以上でも以下でもない、そのとおりにクソで最悪な人生を見せてくれます。波形はただのエネルギーです。波形としての状態が、エネルギーのそれとは少し違うだけのことです。

あなたがやっている全ては、物性を変えることです。それだけです。これはおとぎ話ではありません。あなたは単純に、物理、物性、波形の反応の仕方を変えているだけのことです。やっているのはそれだけのことです。これはアダマス物理学でさえありません。これは一般的な ―えっと、今の物理学でも ― ほぼ受け入れられている内容です。彼らはまだ、非常に混乱をしています。エネルギーの働き、そちら側に関して理解できていません― 私はボーアやアインシュタイン、その手の物理学者にまで遡る量子物理学について話していますが、彼らは、エネルギーに関して理解していませんでした。彼らは意識のことも理解していませんでした。ただ、彼らは、その全ての中間にあるものを理解しようとしたのです。そうして、混乱したのです。たくさんの議論、論戦が繰り広げられました。もし彼らが「エネルギーとはコミュニケーション、通信であり、意識とは気付き、全てである」ということを本当に理解していたなら、そうはならなかったでしょう。その点を除けば、物理学はとても理に適っています。波形が粒子へと変換され、粒子が現実を形作り、現実がストーリーにおけるあなたの経験を作るのです。これはおとぎ話ではありません。ただの量子物理学です。あなたはいつだってそうしたい時に、ストーリーを変えることができるのです。

はい。その障害になることはありますよ。あなたが「本当にそんなことができるのか?」とか「私はそれに相応しいのか?」と、そうなるのがそれですね。それを克服しましょう。それを完治させましょう。クオンタムに、量子的に、いきましょう ―他にこれという言葉がないのでこの言葉を使いますが― クオンタムにやりましょう。一大跳躍をしましょう。一大跳躍をして起こる最悪なことは、せいぜい死ぬってことぐらいです(アダマス、笑う)。冗談ですよ! ま、全然些細なことですが、最悪なこととしては、ヒューズが少しだけしか飛ばないってことですかね。そうなると、残りをもう1度吹き飛ばさないといけなくなるでしょう。そうして、そこにまた一般的な換えのヒューズを付けるのではなく、代わりに意識を付けるのです。ヒューズが本当に必要だと思いますか? 要らないです。

というわけで、全てを決めるものであるとして、ここで伝えたかったのは、あなたは自分のストーリーがどうなってほしいか? がそれ、ということです。繰り返して言いますが、そこに他の人を巻き込まないでください。具体性も入れないでください。大事なのはフィーリングです。「ストーリーをどうしたいかな?」を感じてください。あなたがそうすると、あなたの他のストーリーの全て、その全てのレイヤー、全てのレベル、他の全ての異なる次元の全てで、それらストーリーも変わり始めます。固定された過去などありません。規定された未来もありません。未来とはただの可能性です。

ストーリー ―分かりますか、あなたが地球に来て、数々の経験を始めた、というものですが― そのストーリーの数々が固定化されてしまっています。制限されてしまっています。あなたには、それらに対して影響力を行使することなんてできない、そう感じられるかもしれませんが、それは全く、真実ではありませんよ。あなたは過去を ―必ずしも過去でなくてもよいのですが― この生涯においても、どんな美しいストーリーを創造しますか?「うーん、アダマス、無理だよ。過去はもう起こったことだよ」と言いますかね。違いますよ。あなたがそういう見方をしない限り、それはまだ起こっていません。ここで、ストーリーの例をいくつかあげます。極端なものにします。1つのストーリーとして、みなさん人間は、緑藻の類から始まって、様々なものと天文学的な確率の奇跡によって混じり合って原始的な微生物となり、進化をして、やがては動物となり、最終的には「知性」を持った人間となった ―「知性」にはカギ括弧を付けておきます― それが、緑藻から出てきたというものがあります。それはストーリーです。信じたいのであればそれはそれでオーケーです。それがその人の受け止め方です。自分は緑藻から進化したのだと。であれば進化は続くかもしれませんし、あるいは緑藻へ戻るかもしれません。それは、そうしたければあなたにも選択可能な、ただのストーリーです。ところで、これは興味深いストーリーではあります。そういったことが起こって、緑藻が発達して人類のようなもの、今のみなさんのような状態に行きつくというのは、科学的、物理学的に見て、10億の10億乗分の1の確率でしか起こらないようなことなのです。ま、なので、人類の中には、緑藻がいるということです(いくらか笑い)。そこから進化をしたということですが、そうそうあり得ないですね。

これとは別のストーリーは何でしょうか? あなたはどういうふうに受け止めたいですか?「私は天使である。魂のする表現である。私は非物理的な領域を飛び回り、遊んでいた。子供がおもちゃで遊ぶようにエネルギーで遊んでいた。私は、魔法だとも思わずに、意識を使い、遊んでいた。そうして気付いたら、天使としての学びのためにここにいた。私は一時的にこの人間の身体を住処としているが、天使であることに変わりはない。私はそういう進化をしながら、私というストーリーも進化させている」というのはどうですかね。

どういう話にしたいですか? それは何でも構いません。正解も不正解も無いのです。どっちの受け止め方がいいですかね?

他の受け止め方として「どうやってここに来たかなんて知るもんか。ただいたんだよ。ここにいる以上、ここでなんとか生きるしかないじゃないか」もありますね(いくらか笑い)。それらは全てストーリーです。そしてそのどれもが真実になれるのです。そしてそのどれもが間違いでもありません。あなたは緑藻であり、そこから進化していても、天使であっても構わないのです。それは、あなたが選択したあなたの受け止め方であり、それがこの現実を作るのです。それは完全に、単なるストーリーです、と言って私が言いたいのは、だから簡単に変えられるんだ、ということです。

あなたは自身のストーリーを、途轍もなく困難で過酷で、酷い家族にも、惨めな生活にも、最悪のパートナーにも耐えて、逆境を跳ね返す、そういうものにすることも可能です。やろうと思えば可能ですね。あるいは、カウルドゥラが記事(here)のために私のしたアイデアを盗ったのですが、他の人より早く惑星に来て、すぐに巣立たせてくれる家族を選んで、自立をして、その生涯における魂のパッションの経験をする、というのも可能です。あなたはどっちのストーリーがいいですか?「哀れな私」のストーリーですかね。あるいは、この生涯に来た目的、この機械の時代の惑星にいてマスターを体現する意志を強く保ち、素晴らしく且つ、それなりにドラマチックなストーリーの方がいいですかね。あなたが見方、受け止め方を選択すれば、起こるのはそれなのです。羊は集まってきて、然るべく整列します。どの羊も前の羊についていくものです。彼らのストーリーも変わるのです。

彼らのストーリーも変わります。10,000年前にあったストーリーも、あなたがたった今、ここでやっていることの影響で変わります。彼らには、彼らの自由意志はありますよ。しかしながら、彼らは、魂をとおして、あなたにかなり強くチューンしているため、彼らは誰かが最終的に真の創造者たることを選択したことを感じ取り、闇雲に従うのではありませんが、異なるストーリーを選んだ誰かさんに触発されて、そういう選択をするのです。彼らは彼の意志でストーリーを選ぶことも変えることもできるのです。私が、あなたの過去生の全てが目覚めを通り抜け、リアライゼーションに向かっていて、その原因はあなたであると、そう言ったのは、そういうことです。

さあ、そのこと、あなたのストーリーを胸に、深呼吸をしましょう。

いかなるストーリーも、コンクリートで固められたリたりはしていません。この生涯も含めて、変わり得ないストーリーというものはありません。あなたはあなたの見方、受け止め方を選べます。あなたはストーリーを変えるのです。何が起こっているのかも知らずに牧草地に広がっている100万もの羊を思い浮かべてください。彼らが集まってきて、あなたについていくのです。あなたの意識に沿うように、あなたの悟り、リアライゼーションに倣うように、フォーメーションを組むのです。そうやってフルートを吹きながら美しい片田舎の道を歩くあなたは、ある時、昼寝を取ることにしました。

昼寝を取ったあなたは目を覚まし、羊が1頭もいなくなったことに気付きます。あなたが最初に思うのは「あー、クソ! 逃げやがったな!」です(いくらか笑い)。「私は羊飼いだが、羊に逃げられてしまった。ただ、100万頭もの羊が1頭もいなくなるなんて、あり得るかな?」とも思います。あなたは、はたと気付きます。あなたは元々眠っていて、1つの大きな、壮大な夢、その100万頭のそれぞれにも100万ものストーリーがある、そんな夢を見ていたのだと。あなたは目を覚まし、それらは全て統合されたのだと認識します。羊たちはみんなここにいるのだと。

Yor Story – Merabh(あなたのストーリー – ミラーブ)

深呼吸をしましょう。音楽をかけて、ミラーブをしましょう。

あなたには明確に、はっきりとしておいてほしいと思っています。所詮、全てはストーリーです。よって全ては、あなたの受け止め方だけが問題である、そのことが理解できれば、変えられ得るものなのです。あなたはあなたのストーリーをどのように見たいですか?

(音楽、流れる)

もしあなたに確信が無く、「自分のストーリーを今とは違う形で見るやり方が分からない」そう思っているなら、私かクツミを呼んでください。私たちはあなたがあなたのストーリーを理解できるように助けます。私たちは、あなたのストーリーを、私たちに見えている見え方で、あなたに返して共有します。私たちは、惨めな人間でもなければ、リアライゼーションに至っていない、口だけの誰かでもありません。

可哀想な人間についての本はたくさんあります。素晴らしい本が書かれていますし、映画もいくらかありますね。ただ、それらは決してそこには到達しないものです。それをしていたのでは、そこに行き着くことはありません。大きな夢を持ち、大志を抱いてはいますが、彼らは決して、そこにたどり着くことはありません。必ず途中で崩壊します。本や映画の中で、その試みは何度となく繰り返されます。それは、何かが起こるか、やってくるかして「まだもう少し何かが足りない」という古いパターンを揺り動かし、そこから離れるまで続きます。そして、たった今起こっているこれは ―ふむ― 驚くべきストーリーです。こういう何かが要るのです。

あなたがここに至るまでの人生を通り抜けてくる中で、素晴らしい瞬間、悪い瞬間、どちらもたくさんありました。あなたは、古いパターン、そのストーリーの展開から、抜けられそうにはありませんでした。その古いストーリーの展開は結構根深いものだったのです。

嗚呼、あなたは疲れました。考えて考えてなんとかしようと試みてきました。押し切ってやろうと頑張ってきました。なんとかそこから脱しようと、マントラを試み、ドロ想も試し、瞑想もやりましたが、そのどれもが、驚くほどに無意味でした。
しかしあなたの深いところにある何か、内側の深いところにある何かから、こんな声が漏れ出しました。「こんなことを続けているわけにはいかない。もうたくさんだ。何をすべきかは分からないけど、もうこんなのには、うんざりだ」と。

その声は、あなたのストーリーの1つ、未来にあるストーリーであり、真のあなたである、悟った存在としてのあなた、そのあなたの耳にはっきりと聞こえました。やれやれ、その未来のストーリーの中では、あなたは小さな翼さえ持っています。いつでも翼を出したり、しまったりできるのです。

声を聞いたのは、あなたの未来のストーリーでした。しかし、それは本当は未来にあるのではありません。それは、ついに全てを受けれ、委ねて、そもそも自然な自分を自身に来させている、今にある、あなたのストーリーです。

ここで脚注を付けておきます。私はずっと、リアライゼーションに至ることは自然なことであると言ってきました ―そのために頑張る必要などないのだと。ただそれを受け入れ、あとは全部委ねておけばいいのだと。それは完全に真実です。しかし、ある意味で、人間の状態で物理的な身体にいながらにしてそれをするのは、実に不自然なことであり、それが不自然であるのは、ごく自然なことなのです。もっと早く、そのことを言っておけばよかったですね(いくらか笑い)。私も歳ですかね(アダマス、笑う)。

あなたが物理的な身体の中にいる以上、それは難しいことなのです。何故なら、人間にとってのストーリーとは「私はそのために頑張っている。努力している。一生懸命やろうとしている。私は過去に犯した過ち、間違えを克服しようと頑張っている」なのだからです。

だから、その未来のストーリーによって起こされたこと、その未来のストーリーは完全にリアルなもので ―それは波形としてあり、ある種、あなたによってそれが未来に起こっていると考えられていることですが、それによって起こされたのは、それがやってきて― ここに突然現れて、こう言ったということです。「このたった今に、全部変えちまおうぜ。こんなのただのストーリーだよ。好きなように書けばいいだろ?」と。

その未来のセルフはこうも言います。「他の人を巻き込むのはNGだよ。これは君のためのものであり、君だけのものだ。細部のことは忘れていいよ。君のハートに響くことは何なんだい? 何がこの生涯の君に最高の喜びを与えるんだい?」

(間を置く)

その天使である未来から来たセルフはあなたの手を取り、こう言います。「聞こえたよ。『もうたくさんだ』と言ってたね。大きく、はっきり聞こえたよ。だからここに来たんだよ。私は君だよ。私は本当に、ただの君のストーリーだよ。私は君となんら変わらない。君は私が未来から来たと思ってるけど、そうじゃない」

その未来の天使のセルフですが、ああ、その思いやりが感じられると思います。その天使と一緒にいて、安全であると感じられます。天使は言います。「実は、聞こえたのは少し前なんだよね。ここに来るまでに少し間が開いてるんだ。ちょっと前に聞こえてたけど、私が現れる前に、君自身が、君のストーリーをもう少し探求しておいた方がいいと思ってね」

「でも誤解しないでほしい」未来から来た天使は続けます。「私はいつだって、ここにいようとしてたんだ。それに、私に失敗はないよ。とにかく、私は君が十分な理解に至るまで、様々な理由から、待ってたんだよ。理由を言い出せばきりがないけど、でもほら、来たじゃん。今は一緒にいるでしょ」

「君がずっと夢に見ていて、しかし完全には気付いていることができなかったストーリーとして、私たちはここで一緒にいるんだよ。君はこのストーリーを本当に望んでいた。ただ、表現することができなかった。苦労してそれを見つけるストーリーだったわけだ。君はちょっと考え過ぎていたかな。とにかく私たちはそのストーリーとしてここにいる。ところで、それが起こったら、起こった時、魂のストーリーの全てを眺めてみるといい。魂は地球ができるずっと前からいるからね。それらも含めて全部を全部、見てみると、それらが全部、たった今に変化してるよ」

「君だけじゃないんだよ。全てのレベルで変容が進行してるんだ」

「それを起こすためには、このたった今の惑星に君がいないといけないんだ。未来と呼ばれるような場所から、あるいは物理的ではない領域から、それをやることはできないんだ。それら全員のため、全てのストーリーのため、それらもまた変容するためには『君』が惑星にいなければならかったんだ。そうでないなら、もっと前に自分たちでやってたよ」

「それらの波形、可能性の具現化としての現実には、君がいなければならないんだ。ここにいなければならなかったんだ。だって君がそれだからね。私がここに来るまでに少々時間をかけたことは分かってるけど、そのうち君にも、その理由が分かるだろうね」

「このたった今に」未来から来た天使は続けます。「このたった今に、ストーリーを変えようじゃないか。感じればいい。考える必要はない。わざわざ書き出す必要もない。そのストーリーを感じればいいだけだよ」

(間を置く)

天使は言います。「あっと、ところで ―しまったしまった。私は一応、未来から来たんだった。忘れてた― 今日は何日だい?」

あなたは少し考えて返します。「あー、2023年の3月22日だと思うよ」と。そうしてあなたたちは楽しく笑います。長く長く笑いました。

それがヘブンズ・クロスであり、その準備ができた人に対するオープンニングであり、意識を流せる時であり、全てのストーリーにアクセスできるようになる時なのです。

未来のセルフが何故3月22日まで待ったのかを、あなたは理解するでしょう。それが分かって、あなたたち2人は笑うのです。「オーケー。ついに来たね。ストーリーはいくらでも変えられる。この生涯でも何でもね」と。それは、起こったことに対する認識、態度の変化だけではなく、文字どおりに変わるのです。それは、この時代に一般的とされている物理、物性に反することです。それでも、文字どおりに、変わるのです。

はい。あなたがこの生涯で通り抜けてきたもの、他のあなたのストーリー、その全て、その展開は、依然として存在し続けます。しかし、ある意味で、表舞台から消えるのです。舞台上では、もっと輝きに溢れた、もっと悟りに溢れた経験、ストーリーが展開されることになるのです。
それらは、単なる夢でも希望でもありません。それらはあるし、ええ、あなたのストーリーであり、変わり得るものなのです。

2023年、ここから先に、あなたはどうしたいですか? もう1つ質問するなら、ストーリーが変わってしまうことに対する、心の準備はできていますか?

(間を置く)

全てのアセンデッドマスターを探しても、物理的な肉体にいながらにしてストーリーを、全てのストーリーを変える、そんな経験をしているのは、ほんのほんの一握りしか存在しません。そんなに多くはいないのです。そのほとんどは、分かりますね、悟りと死の間には、ほんの一瞬、カメラフラッシュのごとき一瞬しかありませんでした。突然に、全てが一緒になりました。全てが調和し、ワンネスとなります ―自分のセルフの中で1つになるということで、宇宙が1つになるとかいうワンネスではないですよ― 彼らには突然にその気付きがあったのです。全てのストーリーは一瞬の煌めきの中で変わったのです。

しかし、一握りですが ―今、数えています。カウルドゥラが知りたがっています。みなさんが知っている必要があるかどうかは知りませんが、22人ですね― 物理的な身体に留まったままで、ストーリーのスクリプト変更をして、それがどういうものか、全てのストーリーが変わるのがどういうものかを感じたアセンデッドマスターはそれだけです。ストーリーが変わるのはその生涯だけではなく、全ての生涯でそうなります。

さあ、みんなで一緒に、大きく、深呼吸をしましょう。あなたがしていることの美しさを感じてください。

時々、アセンデッドマスターズクラブに戻った私は、こんなことを思いながら、笑ってしまうのです。「彼らはまだ、完全には分かっていないだろうな。自分が何をやっているかを分かっていないだろう。おそらく、それは良いことだな。たぶん、それは突然に、クリスマスプレゼンを開けるかのように、大きなサプライズとともに、それを理解するのだろう。みんな自分が何をやっているかを、完全に、本当には分かってないはずだ。この時代における、自分たちの光が惑星に与えるインパクトも分かってないものな。誰も他にこんなことをやっていないことも分かってはいないだろう」と ―あなたはその人間の暮らしを営みつつ、過去、そして未来と呼ばれるものが文字どおりに変わることを観察できるのですよ。ワオ!

この、今した、ほのめかしに関しては改めて話をします ―全部話します。しかし今は、大きく深呼吸をしておいて、頑張らないでおきましょう ―ただ allow してください― それ以外のやり方で、ストーリーを前に進めたくはないと思いますよ?

というところで、みなさんと、みなさんの全員とここにいられて光栄です。そして、いつも覚えておいてください。創造の全てにおいて、、、
アダマスと聴衆:、、、すべては正しい。
アダマス:ありがとう。

翻訳: Ito Satoshi


注記: どうぞ自由にこのテキストを配布してください。ただし、一部を抜粋するのではなくこの注記も含め完全な形で、非営利かつ無償で配布してください。それ以外の利用については、コロラド州ゴールデンに住むジェフリー・ホップの書面による許可が必要となります。
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